日経平均株価 | 38,274.05 | -131.61 | 05/01 |
TOPIX | 2,729.40 | -13.77 | 05/01 |
マザーズ | 646.25 | -1.15 | 05/01 |
NYダウ平均 | 37,815.92 | -570.17 | 05/01 |
ナスダック総合 | 15,657.82 | -325.26 | 05/01 |
27日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前営業日の23日に比べ37ドル63セント(0.1%)高の3万3241ドル56セントで終えた。中国政府が新型コロナウイルスの防疫措置を緩和する方針を示し、同国経済への不安が和らいだことが一定の支えとなった。半面、米景気を巡る先行き不安は根強く、上値は限られた。
中国政府は26日、新型コロナウイルス対策として行っている入国時の隔離措置を来年1月8日から撤廃すると発表した。これを好感し、中国経済への依存度が比較的大きい一部の銘柄が買われた。ダウ平均構成銘柄では、キャタピラーやナイキなど、資本財株や一部の消費関連株の上昇が目立った。また、米原油先物が一時1バレル=81ドル台と、約3週間ぶりの高値を付けたことを受けて、エネルギー株も買われた。
建機のキャタピラーや化学のダウ、スポーツ用品のナイキが上昇した。
ディフェンシブ銘柄の上昇もダウ平均を支えた。通信のベライゾン・コミュニケーションズや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の上げが目立った。
一方、米長期金利が上昇するなか、金利上昇局面で売られやすいハイテクなど高PER(株価収益率)の銘柄は下げた。スマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが安い。市場では、年末を控え、節税目的の損出しの売りも出やすかったとの見方がある。
ナスダック総合株価指数は反落した。前営業日比144.637ポイント(1.4%)安の1万0353.226で終えた。中国での減産継続が伝わった電気自動車のテスラが7日続落し、11%安で終えた。半導体のエヌビディアも大幅安だった。
《シン・投資八策》 |