日経平均株価 | 38,274.05 | -131.61 | 05/01 |
TOPIX | 2,729.40 | -13.77 | 05/01 |
マザーズ | 646.25 | -1.15 | 05/01 |
NYダウ平均 | 37,815.92 | -570.17 | 05/01 |
ナスダック総合 | 15,657.82 | -325.26 | 05/01 |
15日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比764ドル13セント(2.2%)安の3万3202ドル22セントで終えた。下げ幅は9月中旬以来3カ月ぶりの大きさ。
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、2023年末の政策金利見通しを9月時点の予想から引き上げたほか、パウエルFRB議長も利上げを継続する姿勢を強調。市場では、予想よりも長期間の利上げで景気後退につながるとの懸念が広がった。
また、朝方発表された11月の小売売上高は前月比0.6%減少と、市場予想を下回ったほか、11月の鉱工業生産は市場予想に反して前月比0.2%低下。米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は前月から上昇したものの、市場予想を下回った。
FRBのタカ派姿勢に加え、足元の経済指標悪化が嫌気される中、ダウは朝方から急落し、終日軟調な展開が続いた。景気敏感株やハイテク株など幅広い銘柄に売りが強まった。ダウ平均の下げ幅は一時900ドルを超えた。
米機関投資家が運用の参考指標にするS&P500種株価指数が目先の下値支持線とされてきた3900を下回り、投資家心理を冷やしたとの見方もあった。
景気悪化で個人消費の冷え込みが懸念され、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが4%下げた。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株が総じて売られた。スマートフォンのアップルが4%強下落するなど、主力ハイテク株の下げも目立った。
ナスダック総合株価指数も続落し、前日比360.360ポイント(3.2%)安の1万0810.526で終えた。交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベット、半導体のエヌビディアなど主力銘柄が大幅安となった。
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