日経平均株価 | 38,274.05 | -131.61 | 05/01 |
TOPIX | 2,729.40 | -13.77 | 05/01 |
マザーズ | 646.25 | -1.15 | 05/01 |
NYダウ平均 | 37,815.92 | -570.17 | 05/01 |
ナスダック総合 | 15,657.82 | -325.26 | 05/01 |
19日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前週末比162ドル92セント(0.5%)安の3万2757ドル54セントで終えた。
パウエルFRB議長は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、インフレを抑制するため、今後も利上げを継続する必要性を強調した。同時に発表したFOMC参加者の経済見通しでは、2023年の政策金利の水準が市場の想定を上回った。市場では、「(利上げに積極的な)タカ派姿勢」と受け止められ、急速な利上げが景気を冷やすとの警戒感が強まっている。
米利上げの継続が景気を冷やすとの懸念から売りが続いた。米長期金利の上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られたことも相場の重荷となった。
インフレ抑制に向け、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測が強い。全米住宅建設業協会(NAHB)が19日に発表した12月の住宅市場指数が市場予想に反して低下し、景気悪化への警戒感が強まったとの見方もあった。消費関連株の下げが目立ち、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが5%安、スポーツ用品のナイキは3%安で終えた。
米長期金利は一時、前週末比0.11%高い(価格は安い)3.60%を付け、ハイテク株の売りにつながった。ソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが2%近く下げた。
ダウ平均は午前中は前週末終値を上回る場面があった。14〜16日の3日間に1100ドル超下げた後で、短期的な戻りを見込んだ買いも入った。買い一巡後は幅広い銘柄に売りが出て、下げ幅は一時300ドルを超えた。市場では「休暇を取る市場関係者が増えており、薄商いで値動きが大きくなりやすい」との声が聞かれた。
ナスダック総合株価指数も4日続落し、前週末比159.382ポイント(1.5%)安の1万0546.032で終えた。交流サイトのメタプラットフォームズが4%、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが3%下げた。半導体関連株も軒並み売られた。
【目標設定】半年後の未来予想図を描く |