会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,274.05 -131.61 05/01
TOPIX
2,729.40 -13.77 05/01
マザーズ
646.25 -1.15 05/01
NYダウ平均
37,815.92 -570.17 05/01
ナスダック総合
15,657.82 -325.26 05/01


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント

12月03日 マーケットコメント

12月04日 マーケットコメント

12月05日 マーケットコメント

12月06日 マーケットコメント

12月07日 マーケットコメント

12月08日 マーケットコメント


     
    今週は堅調展開となった。前半の日経平均は、米国株安を受けても上昇する日があるなど、底堅く推移した。米国ではリセッション懸念が強まったことで長期金利の低下と株安が同時進行したことから、週半ばはこれらの動きを警戒して売りに押された。
    しかし、節目の2万7500円を割り込んだところでは買いが入り、下値は限られた。9日には米国株の上昇に強い反応を示して300円を超える大幅高。この日の上昇が貢献して、週間ではプラスで終えた。日経平均は週間では約123円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
     
     
    来週は波乱含みの展開か。
    13日から14日にかけてFOMCが開催され、開催中の13日に米11月消費者物価指数(CPI)が発表される。FOMCを通過した後には15日にECB理事会が控えている。これらに対する市場の反応は読みづらく、一気に楽観に傾く、一気に悲観に傾く、どちらもあり得るだけでなく、FOMCとECB理事会に対する反応が真逆となる展開も想定される。
    これらのイベントが終われば2022年は店じまいの感も出てくるため、それぞれで大きな動きが出てきた場合でも、その反応が一時的にとどまる可能性もあるだろう。日経平均は火曜までは様子見で、水曜以降は振れ幅が大きくなると思われる。
     
    なお、国内ではIPOラッシュがスタートする。これら海外のイベントとは距離を置いて、短期トレードは活況を呈することになるだろう。
     
    スケジュール面では、米11月CPIとFOMCのほかに、15日に中国で11月の工業生産、小売売上高などの経済統計が発表される。同日はECB(欧州中央銀行)理事会も予定されている。国内では12日に11月工作機械受注(速報値)と10−12月期法人企業景気予測調査、14日に日銀短観(12月調査)と10月機械受注が出る。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
     
    28634.36  ボリンジャー:+2σ(13週)
    28444.83  ボリンジャー:+2σ(25日)
    28383.09  新値三本足陽転値
    28285.01  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28174.34  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28016.66  ボリンジャー:+1σ(13週)
    27919.56  均衡表転換線(日足)
    27903.85  25日移動平均線
     
    27901.01  ★日経平均株価9日終値
     
    27774.34  6日移動平均線
    27767.16  均衡表基準線(日足)
    27738.76  均衡表雲上限(週足)
    27633.36  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27571.06  75日移動平均線
    27452.27  26週移動平均線
    27398.95  13週移動平均線
    27386.38  均衡表雲上限(日足)
    27371.50  均衡表基準線(週足)
    27369.86  均衡表転換線(週足)
    27362.87  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27219.13  200日移動平均線
     
    ローソク足は下ヒゲのない「陽の寄り付き坊主」を描いて強い押し目買い意欲を窺わせた。終値は25日移動平均線を2.84円下回ったが、25日線自体は5日線とともに上向きに転換。一目均衡表の強気シグナル発生による三役好転復帰と併せて、上昇トレンドへの復帰を示唆することとなった。
     
     

    【大引け概況】


    9日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日に比べ326円58銭(1.18%)高の2万7901円01銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:37 容量:8.24M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株式市場は、新規失業保険申請件数が増加し利上げペース減速に向けた期待が浮上したことを受け、NYダウが183ドル高と上昇した。中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。この流れを受けた、この日の東京株式市場も買い先行の動きとなった。半導体関連など値がさ株が上昇し、日経平均株価を押し上げた。ただ、今晩に米11月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されていることから、買い一巡後は様子見姿勢が強まり、高値圏での一進一退となった。
     
    日経平均は前日におよそ1カ月ぶりの安値水準を付けていたため、目先の反発を見込んだ買いが入りやすかった面もある。主要な半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日に上昇し、東京株式市場でも半導体関連の上昇が目立った。
     
    午後に入ると、高値圏での膠着が続いた。新規の取引材料に乏しかったうえ、9日の米株式相場の動向を見極めたいとの見方から積極的な売買は手控えられた。
     
    この日算出の日経平均先物・オプション12月限メジャーSQ(特別清算指数)値は2万7576円37銭。
     
    市場からは「前場は勢いよく上げたが、後場は静かで来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた重要イベント待ちの状態だ。米利上げペースの減速が観測されるが、一方で米景気後退がどの程度になるかが気になる」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、20.06ポイント(1.03%)高の1961.56で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で2兆9321億円、売買高は11億2588万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1387、値下がり銘柄数は372、変わらずは77銘柄だった。
     
     

     
    業種別株価指数(33業種)では電気・ガス業、精密機器、電気機器などが上昇。鉱業、空運業、石油・石炭製品などは下落した。
     
    個別銘柄では、武田が年初来高値を更新。アドテストが5%超上げた。レーザーテックや東京エレクトロンが高く、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリング、TDKもしっかり。ソニーグループや任天堂が堅調で、トヨタ自動車やダイキン工業が値を上げた。三菱商事、伊藤忠商事、三井物産など商社株が買われた。
     
    半面、エーザイや第一三共が軟調。原油価格の下落を受けINPEXや石油資源開発、ENEOSホールディングスが値を下げた。積水ハウスは、第3四半期の決算は増益だったものの材料出尽くし感から売りが膨らみ値を下げた。スズキも安い。

     


     
    9日午前の日経平均株価は反発し、前日比371円78銭(1.35%)高の2万7946円21銭で終えた。3日ぶりに反発し、2万7900円台へと値を上げた。
    前日の米株式市場は、米新規失業保険申請件数が増加したことから利上げペース減速に向けた期待が浮上しNYダウは上昇した。この流れのなか、東京株式市場も堅調な値動きとなった。半導体関連など主力ハイテク株が買われ、相場を押し上げた。
     
    防疫規制の緩和で香港株の上昇が続いていることも追い風となり、じりじりと上げ幅を拡大した。
    前日の主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.7%高となり、東京市場でも半導体関連株の上昇が目立った。日経平均は前日におよそ1カ月ぶりの安値水準を付けていたため、値ごろ感からの買いも入りやすかった。
     
    日本時間9日夜には、11月の米卸売物価指数(PPI)の発表を控える。来週13日には、11月の米消費者物価指数(CPI)の発表も予定されている。米インフレ動向を見極めたいと、買いに慎重なムードも残り、節目の2万8000円には届かなかった。
     
    この日算出の日経平均先物・オプション12月限メジャーSQ(特別清算指数)の市場推定値は2万7576円37銭。
     
    市場からは「SQ通過により需給面ですっきりし、米国株の堅調で買い戻しを誘ったようだ。ただ、日経平均は2万8000円に近づくと戻り売りへの警戒で上値が重くなるとみられる。後場は、来週に米11月CPIやFOMCなど重要イベントを控え、様子見ムードになるだろう」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)も上昇した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7106億円、売買高は6億2779万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1435、値下がりは320、変わらずは81銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では電気・ガス業、電気機器、精密機器などが上昇。鉱業、石油・石炭製品、水産・農林業は下落した。
     
    個別では、武田が年初来高値を更新。レーザーテック、東エレクトロン、アドバンテストの半導体関連、トヨタ自動車やソフトバンクG、ファーストリテイリング、ソニーG、キーエンス、ファナック、TDK、村田製、ロームなどが高い。住友鉱、信越化、三井物産、三菱重など景気敏感株も堅調。任天堂、コナミG、カプコン、コーエーテクモなどゲーム関連の上昇も目立つ。業績・配当予想を上方修正したRSテクノ、NTTとの連携に関するリリースが材料視されたイマジカG、決算があく抜け感につながったBガレジ、レーティング格上げが確認されたフジクラ、証券会社が目標株価を引き上げた東北電力などは大幅に上昇。NRIとの資本業務提携を発表したキューブシステムも大きく上昇した。
     
     一方、軟調な原油市況を受けてINPEX、石油資源開発が下落。ENEOSホールディングスが安く、地合いが良い中にもかかわらず、メルカリ、NRIは逆行安。市場予想は上回ったものの減益決算や内容が嫌気された積水ハウスは売り優勢。トミタ電機、アイモバイルも決算で売られた。ラウンドワンは既存店売上高動向の鈍化が引き続き重荷になったもよう。

     


     
    東証スタンダード市場は米国で利上げ長期化への過度な懸念が後退して株価が上昇したことが好感され幅広い銘柄が買われた。スタンダードTOP20は堅調。出来高1億6918万株。
    値上がり銘柄数791、値下がり銘柄数355と、値上がりが優勢だった。
    個別では、アビックスが一時ストップ高と値を飛ばした。カンロ、STIフードホールディングス、コーセーアールイー、エコミック、光ビジネスフォームなど14銘柄は年初来高値を更新。和弘食品、アサヒ衛陶、テセック、シキノハイテック、買取王国が買われた。
     
     一方、片倉工業、三洋堂ホールディングス、ケー・エフ・シー、エスイー、大村紙業など13銘柄が年初来安値を更新。トミタ電機、ナガホリ、ワイエスフード、クロップス、ジェイ・エスコムホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは反発。東証マザーズ指数の前引けは前日比9.70ポイント(1.25%)高い784.41だった。8日の米株式相場の上昇で投資家心理が上向き、国内の新興銘柄にも買いが入った。
    ただ、マザーズ指数の上値は抑えられた。
    市場では「13日以降に新規株式公開(IPO)が相次ぐことから、既上場銘柄には換金売りが出やすい」との指摘もあった。
    東証プライムに市場変更するAppierが買われた。サスメドも高い。一方、EDPやリプロセルは下落した。
    値上がり銘柄数311、値下がり銘柄数150と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではAimingが一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、勤次郎、くふうカンパニー、アクリート、I−neなど9銘柄は年初来高値を更新。ステラファーマ、マイクロアド、ウェルプレイド・ライゼスト、ギックス、和心が買われた。
     
     一方、ジェイグループホールディングス、アララ、Institution for a Global Society、サークレイス、SBIリーシングサービスなど7銘柄が年初来安値を更新。アイ・パートナーズフィナンシャル、ニューラルポケット、INCLUSIVE、日本動物高度医療センター、ニッソウが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    9日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比59円53銭高の2万7633円96銭だった。その後、上げ幅は100円を超えた。
    東証株価指数(TOPIX)は、6.50ポイント高の1948.00で始まった。

    前日の米株式市場は、NYダウが183ドル高と続伸した。米新規失業保険申請件数が増加したことを受け、利上げペース減速に向けた期待が浮上し値頃感からの買いが流入した。

    中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=136円60銭前後で推移している。

    主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%高となった。東エレクやアドテストといった半導体関連が上昇し、日経平均を押し上げている。

    株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出に絡む現物株売買もあった。QUICKの試算によるとSQ値は2万7576円37銭だった。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がりは電力・ガス、卸売り、非鉄、ゴム、電気機器など。値下がり上位に鉱業、繊維など。

    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、ファナックが高い。武田が年初来高値を更新した。一方、前日に2〜10月期の決算を発表した積ハウスが下落。第一三共も安い。

     



    「創造的事業創造」

    「S&P500は6日ぶりに反発」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。
    S&P500は6日ぶりに反発。
    新規失業保険申請件数が増加。
    積極的な利上げ継続観測が後退したとの解釈。
    アップル、エヌビディア、アマゾンなど大型テクノロジー・グロース株が幅広く買われた。
    週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は4000件増の23万件.
    市場予想に一致した。
    週間の継続受給件数は前週比6万2000件増の167万1000件.
    2月以降で最高となった。
    被保険失業率は前の週の1.1%から1.2%に上昇.
    3月以来の高水準となった。
    国債利回りは上昇。
    来週のFOMC待ちの格好。
    9日には卸売物価指数、13日には米消費者物価指数(CPI)が発表予定。
    FRBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)は来年5月に4.94%。
    2年国債と10年国債のイールドギャップはマイナス0.825%に縮小。
    10年国債利回りは3.489%。
    2年国債利回りは4.313%。
    ドル円は136円台半ば。
    WTI原油先物1月限は前日比0.55ドル(0.76%)安の1バレル=71.46ドル。
    連日の年初来安値更新。
    2021年12月下旬以来、約1年ぶりの安値水準。
    ビッドコインは460ドル高の17185ドル。
    SKEW指数は117.81→117.54。
    恐怖と欲望指数は57→57。

    木曜のNYダウは183ドル(0.55%)高の33781ドルと続伸。
    高値33899ドル、安値33642ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオ(25日)は133.02(前日120.35)。
    NASDAQは123ポイント(1.13%)高の11082ポイントと5日ぶり反発。
    高値11039ポイント、安値10910ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオ(25日)は98.87(前日93.87)。
    S&P500は29ポイント(0.75%)高の3963ポ゚イントと6日ぶりに反発。
    高値3974ポイント、安値3915ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    騰落レシオ(25日)は119.53(前日107.55)。
    ダウ輸送株指数は41ポイント(0.30%)高の13809ポイントと6日ぶりに反発。
    SOX指数は71ポイント(2.67%)高の2744ポイントと6日ぶりに反発。
    VIX指数は22.29と低下。
    3市場合算出来高は100.7億株(前日は102.9億株、直近20日平均は109億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比195円高の27685円。
    ドル建ては大証日中比220円高の27710円。
    ドル円は136.66円。
    10年国債利回りは3.489%。
    2年国債利回りは4.313%。

    「週足陽線基準は27820円」

    木曜の日経平均は寄り付き66円安。
    終値は111円(▲0.40%)安の27574円と続落。
    日足は4日ぶりに陰線。
    空いたマドは27686円→27643円。
    TOPIXは6.81ポイント(▲0.35%)安の1941ポイントと続落。
    プライム市場指数は3.49ポイント安の999.05と続落。
    東証マザーズ指数は4.36ポイント(▲0.56%)安の774.71と反落。
    プライム市場の売買代金は2兆6997億円(前日は2兆6362億円)。
    値上がり630銘柄(前日1049銘柄)。
    値下がり1096銘柄(前日686銘柄)。
    新高値23銘柄(前日18銘柄)。
    新安値33銘柄(前日31銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは98.46(前日100.28)。
    NTレシオは14.20倍(前日14.21倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    下向きの25日線(27894円)からは▲1.15%(前日▲0.76%)。
    5日連続で下回った。
    下向きの75日線は27584円。
    19日ぶりに下回った。
    上向きの200日線(27213円)からは△1.32%(前日△1.74%)。
    25日連続で上回った。
    下向きの5日線は27749円。
    5日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.383%(前日▲12.546%)
    買い方▲8.266%(前日▲8.005%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.990%(前日▲10.482%)。
    買い方▲23.351% (前日▲22.869)。
    空売り比率は47.7%(前日43.9%。15日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は13.5%(前日9.0%)。
    10%超えは反転サイン。
    日経VIは18.87(前日18.66)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.53倍(前日12.59倍)。
    前期基準では13.37倍。
    EPSは2200円(前日2199円)。
    11月15日の過去最高水準は2238円。
    225のPBRは1.13倍(前日1.14倍)。
    BPSは24402円(前日24286円)。
    10年国債利回りは5日以来の取引成立せず(前日0.250%)。
    日経平均の予想益回りは7.98%。
    予想配当り利回りは2.30%。
    プライム市場の予想PERは13.38。
    前期基準では14.17倍。
    PBRは1.14倍。
    プライム市場の予想益回りは7.47%。
    配当り利回り加重平均は2.54%。
    プライム市場の単純平均は7円安の2426円。
    プライム市場の売買単価は2474円(前日2520円)。
    プライム市場の時価総額は703兆円(前日705兆円)。
    ドル建て日経平均は201.30(前日201.49)と3日続落。
    11日連続で200ドル超。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比195円高の27685円。
    高値27700円、安値27340円。
    大証先物夜間取引終値は日中比190円高の27680円。
    気学では「吹き値売り良し」。
    月曜は「前場安いと後場戻る日。押し目買い」。
    火曜は「変化注意日」。
    水曜は「大波乱して結果安し」。
    木曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」。
    金曜は「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
    ボリンジャーのプラス1σが28168円。
    プラス2σが28443円。
    マイナス1σが27619円。
    マイナス2σが27345円。
    今年最後のメジャーSQ日。
    先月のSQ値は28225円。
    9月メジャーSQ値は28253円。
    週足陽線基準は27820円。


    《今日のポイント12月9日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。
       10年国債利回りは3.489%。
       2年国債利回りは4.313%。
       ドル円は136円台半ば。
       SKEW指数は117.81→117.54。
       恐怖と欲望指数は57→57。

    (2)ダウ輸送株指数は41ポイント(0.30%)高の13809ポイントと6日ぶりに反発。
       SOX指数は71ポイント(2.67%)高の2744ポイントと6日ぶりに反発。
       VIX指数は22.29と低下。
       3市場合算出来高は100.7億株(前日は102.9億株、直近20日平均は109億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比195円高の27685円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆6997億円(前日は2兆6362億円)。
       値上がり630銘柄(前日1049銘柄)。
       値下がり1096銘柄(前日686銘柄)。
       新高値23銘柄(前日18銘柄)。
       新安値33銘柄(前日31銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは98.46(前日100.28)。
       NTレシオは14.20倍(前日14.21倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)下向きの25日線(27894円)からは▲1.15%(前日▲0.76%)。
       5日連続で下回った。
       下向きの75日線は27584円。
       19日ぶりに下回った。
       上向きの200日線(27213円)からは△1.32%(前日△1.74%)。
       25日連続で上回った。
       下向きの5日線は27749円。
       5日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.383%(前日▲12.546%)
       買い方▲8.266%(前日▲8.005%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.990%(前日▲10.482%)。
       買い方▲23.351% (前日▲22.869)。

    (6)空売り比率は47.7%(前日43.9%。15日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は13.5%(前日9.0%)。
       10%超えは反転サイン。
       日経VIは18.87(前日18.66)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.53倍(前日12.59倍)。
       EPSは2200円(前日2199円)。
       11月15日の過去最高水準は2238円。
       225のPBRは1.13倍(前日1.14倍)。
       BPSは24402円(前日24286円)。
       10年国債利回りは5日以来の取引成立せず(前日0.250%)。

    (8)プライム市場の単純平均は7円安の2426円。
       プライム市場の時価総額は703兆円(前日705兆円)。
       ドル建て日経平均は201.30(前日201.49)と3日続落。
       11日連続で200ドル超。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28168円。
       プラス2σが28443円。
       マイナス1σが27619円。
       マイナス2σが27345円。
       今年最後のメジャーSQ日。
       先月のSQ値は28225円。
       9月メジャーSQ値は28253円。
       週足陽線基準は27820円。

    今年の曜日別勝敗(12月8日まで)

    月曜23勝20敗
    火曜29勝19敗
    水曜22勝24敗
    木曜24勝22敗
    金曜21勝23敗

    11月第5週(11月28日─12月2日)の週間海外投資家動向。
    現物101億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    先物7979億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
    合計8081億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    個人は現物5245億円買い越し。
    先物2322億円買いり越し。
    合計7567億円買いり越し。
    信託銀行は現物3628億円売り越し。
    先物680億円買い越し。
    合計2948億円の売り越し。

    11月第4週(11月21日─11月25日)の週間海外投資家動向。
    現物4029億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    先物5805億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計9895億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
    個人は現物5367億円売り越し。
    先物1240億円売り越し。
    合計6607億円売り越し。
    信託銀行は現物200億円売り越し。
    先物805億円売り越し。
    合計1006億円の売り越し。

    昨日、名古屋でご一緒したインフロニアHD(5076)。
    馴染みのない名前だが、前田建設と前田道路と前田工業の共同持ち株会社で2021年10月に発足した。
    売り上げは約7000億円。
    土木が21%、舗装が34%、建築が32%、機械が5%だ。
    だが影響利益では土木が41%、舗装が9%、機械が5%。
    興味深いのが売上高3%のインフラ運営が16%を占めている点。
    従来型の請負事業は変動収益、ここに安定且つ好採算、高収益の脱請負事業が伸びているということだ。
    社会はインフラ管理がしにくくなっている。
    だから官民連携で空港、道路、上下水道、港湾などの運営を受託している。
    それぞれの分野の専門パートナーと連携して空港は東急、展示場はGL、アリーナはドコモなど。
    しかも自らリスクを負ってインフラ整備に資金も投入しそのリターンを得ている。
    コンピュータ業界がハード中心からソフト中心に移行したような姿だ。
    そして運営収益はアップフロントだけでなくサブスクリプションの形。
    ある意味請負業界では革命的な動きに映る。
    「予算が少ない」とか「値上げに応じてくれない」なんて泣き言をいう企業は多いが、これは所詮他力本願の世界。
    自力で事業を想像すれば公共事業だって知恵を絞って創造することが可能だという証左だ。
    そしてインフラサービス事業を展開するということは、会社の存在自体が社会貢献。
    「何気なく当たり前の存在として思われているインフラを守ってくれている」。
    それも自立的事業創造で。
    これは新たな形に思えてならない。
    PPIとかPFIなんて3文字略語よりもはるかにわかりやすい。
    因みに証券コードは5076」。
    「これになろう」と読める。

    メジャーSQ値は27576円37銭。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ダイワボウ(3107)・・・動兆

    1949年5月に上場したア大和紡績が発展。
    ダイワボウ情報システム(DIS)が中核でIT関連分野強化。
    IT関連商品を取り扱う国内最大級のディストリビューター。
    法人利用のPC 3台に1台以上は同社が関与
    サブスクリプション管理ポータルiKAZUCHI(雷)が拡大。
    2011年にオーエム製作所と経営統合。
    航空宇宙分野などの重工業を中心に活用される工作機械「立旋盤」の国内製造で高いシェア
    繊維はファイバー・原糸・不織布など豊富なラインアップ。



    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]

    ■日立金属<5486>
    EVモーターの希土類削減磁石の中国依存回避

    ■ホンダ<7267>
    CATLから電池調達EV100万台分以上

    ■住友商事<8053>
    ニッケルなど非鉄金属の生産・加工履歴を追跡

    ■日産自動車<7201>
    ルノーの出資率下げ交渉越年も

    ■NXHD<9147>
    新興投資ファンド設立

    ■三井不動産<8801>
    植田取締役が社長昇格菰田社長は会長に

    ■バンナム<7832>
    インディーゲームから人材発掘資金を援助

    ■IHI<7013>3年で5000億円投資成長分野「脱炭素」柱に7割増

    ■エアウォーター<4088>
    来春にエレ事業再編半導体関連で中核2社設置

    ■朝日ラバー<5162>
    医療・衛生用ゴムを拡大

    ■送電線大手10社が国に値上げ申請

    ■マイクロソフトのアクティビジョン買収計画米FTCが阻止へ

     


    9日の東京株式市場は、反発後も堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7500円−2万7800円を想定。(8日終値2万7574円43銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は183ドル高の33781ドルで取引を終えた。米国株は伸び悩みながらも3指数がそろって上昇しており、これを好感した買いが入ると予想する。

    日経平均株価は、続落していた反動や、現地8日の米国株式が上昇した動きから、買い先行スタートとなりそう。週末要因から手控えムードが広がる可能性もあるが、現地8日の米国市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が6日ぶりに反発したこともあり、半導体関連株を中心に堅調な値動きが期待される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(7日は136円70−72銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同143円89−93銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の3月限円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比195円高の2万7685円だった。


    【好材料銘柄

    ■キューブシステム <2335> 
    野村総合研究所 <4307> と資本業務提携。野村総研を割当先とする125万株の第三者割当増資と38万株の自己株処分を実施する。発行価格は1010円。野村総研は筆頭株主となる予定。

    ■コーセーアールイー <3246> 
    今期経常を27%上方修正・5期ぶり最高益、配当も6円増額。

    ■Appier Group <4180> 
    東証が15日付で東証プライムに市場区分を変更する。

    ■NFKホールディングス <6494> 
    子会社日本ファーネスが国内大手自動車メーカーからアルミ部品熱処理炉の大型案件を受注。受注金額は2.4億円。23年3月期から24年3月期にかけて売上計上する予定。今期予想には織り込み済み。

    ■IMAGICA GROUP <6879> 
    NTT <9432> と次世代の情報通信基盤であるIOWN時代におけるリアル・サイバー融合空間の表現・演出技法に関する総合的な共同検討に着手。リアルとサイバーが融合、共生する空間を創出し、新たなメディア体験やコミュニケーションの実現を目指す。

    ■アースインフィニティ <7692> 
    Branding Engineer <7352> [東証G]とメタバース推進に関する事業開発パートナーシップに合意。

    ■FRONTEO <2158> 
    経済安全保障におけるサプライチェーン解析AIソリューションの新指標算出技術で特許査定を取得。


    【主な経済指標・スケジュール】

    9(金)
    【国内】
    メジャーSQ
    11月マネーストック(8:50)
    《決算発表》
    三井ハイテ、日駐、カナモト、シーイーシー、ソフトウェアサー、ハイレックス、ポールHD、丸善CHI、鎌倉新書、サムコ、フリービット、鳥貴族HD、gumi、稲葉製作、HEROZ、アスカネット、シルバーライフ、エイチーム、Eインフィニティ、日本スキー、トビラシステム、ケア21、エッジテクノ、ユークス、イトクロ、ギグワークス

    【海外】
    中国11月消費者物価指数(10:30)
    中国11月生産者物価指数(10:30)
    米11月生産者物価指数(22:30)
    米12月ミシガン大学消費者信頼感指数(12/10 0:00)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    8日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比183ドル56セント(0.5%)高の3万3781ドル48セントで終えた。

    ダウ平均は今週に入ってから830ドルほど下げ「短期間で売られすぎ」との見方があった。8日発表の週間の米新規失業保険申請件数が小幅ながら前週比で増加した。失業者の増加を受け、米連邦準備理事会(FRB)が一段の利上げに動くとの懸念が和らいだことも株式相場を支えた。

    景気懸念からこのところ相場が下げていた反動で押し目買いが優勢だった。ただ、9日に発表される11月の米卸売物価指数(PPI)を見極めたい投資家が多く、買い一巡後は上値が重かった。

    米労働省が朝方発表した週間新規失業保険申請件数は、前週比4000件増の23万件となり、2週ぶりに悪化した。市場では「今後数カ月、雇用の伸びが鈍化する可能性を示している」と受け止められた。賃金上昇によるインフレ圧力が緩むとの見方から、FRBによる利上げ長期化への過度な懸念が和らぎ、買いが先行して取引が始まった。

    ダウ平均の上げ幅は300ドルを上回る場面があったが、次第に伸び悩んだ。米景気を巡る先行き不透明感は根強い。13〜14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、委員らの来年の政策金利見通しに注目が高まっている。9日に発表されるPPIや13日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見て今後の金融政策のヒントを得たい投資家が多く、積極的な買いは見送られた。

    アナリストが目標株価を引き上げた航空機のボーイングが買われた。スポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポなど消費関連株の一角も高い。前日まで下げが目立ったハイテク株も買い直され、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが反発した。

    ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前日比123.450ポイント(1.1%)高の1万1082.003で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズが高い。半導体関連株の上昇が目立ち、エヌビディアは7%高で終えた。




    【シカゴ日本株先物概況】


    8日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比170円高の2万7685円で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化への過度な懸念が和らぎ、続伸した。米株式相場が上昇し、日経平均先物にも買いが及んだ。

    シカゴ日経225先物 3月限 (円建て)
    27685 ( +195 )
    シカゴ日経225先物 3月限 (ドル建て)
    27710 ( +220 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7472.17(−17.02)
    8日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日に比べ17.02ポイント(0.23%)安の7472.17で引けた。高インフレと金融引き締めの継続で、英国の消費が落ち込むとの警戒感が強い。飲食料品・たばこ株や小売り株など消費関連株に売りが出た。

    個別では、指数構成銘柄の6割超が下落。小売大手フレイザーズ・グループ(9.0%安)や同JDスポーツファッション(2.3%安)、オンライン食品販売オカド・グループ(1.5%安)など消費関連株が多く売られた。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 14264.56(+3.37)
    8日のドイツ株価指数(DAX)は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、前日に比べ3.37ポイント(0.02%)高の1万4264.56で終えた。8日の米株式相場の上昇が投資家心理の支えとなり、引けにかけて持ち直した。ただ、欧米中銀の金融引き締め長期化への警戒感は根強く上値は重かった。
    個別では、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズ(2.0%高)や航空機大手エアバス(1.7%高)が堅調だった。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6647.31(−13.28)
    フランスCAC40種指数は0.20%安だった。欧米の主要中央銀行の政策決定会合を翌週に控え、方向感の乏しい取引となった。
     

12月09日 毎日コラム
[えっ!] セクシー美脚が好きな男性は5割越え
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv