会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,274.05 -131.61 05/01
TOPIX
2,729.40 -13.77 05/01
マザーズ
646.25 -1.15 05/01
NYダウ平均
37,815.92 -570.17 05/01
ナスダック総合
15,657.82 -325.26 05/01


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント

12月03日 マーケットコメント

12月04日 マーケットコメント


    5日の日経平均株価は反発し、2万7820円(前週末比42円高)引けとなった。前週末2日の米国株式は高安まちまちながら、円高・ドル安が重しとなり、寄り付き直後に下げ幅は70円を超えた。その後すかさず切り返し、いったん上げに転じた。
    11月の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比3.8%減となったファーストリテが朝安後にプラス浮上し、指数を支えた面がある。午後は前週末終値近辺でもみ合う場面が目立ち、大引けにかけてやや強含んだが、上値は限定された。
    新規の手掛かり材料に乏しく、総じて様子見気分となった。テクニカル上では、25日移動平均線(2万7863円)に上値を抑えられた格好ながら、とりあえず75日線(2万7636円)が下値支持線として意識される。
     
    5日は、中小型株は結構荒れた。多くの投資家の関心が本日深夜の日本対クロアチア戦であったとしても、人気どころの銘柄がこれだけ崩れれば、普通はリバウンドを期待した買いが入るだろう。来週以降のIPOラッシュに備えた換金売りが早めに出たようにも見えるが、いずれにしてもきょうの人気銘柄の急落は印象が悪い。あすは買われるかもしれないが、短期的には個別のポテンシャルやテクニカル要因は度外視して、マネーゲームの様相が一段と強まる可能性が高い。中小型はかなりのハイリスク・ハイリターン市場とみておいた方が良いだろう。
     
    あす6日の日経平均株価はもみ合い展開か。
    6日に米11月ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況感指数や米10月貿易収支などの経済指標の発表を控え、様子見気分に傾く可能性がある。
    さらに、来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)や13−14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)まで手控え姿勢で臨む投資家も多い。一方、中国で新型コロナウイル感染症対策としての規制が緩和されつつあり、中国経済再開に向けた動きは下支え要因として意識されよう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
     
    29231.81  ボリンジャー:+3σ(13週)
    29111.60  ボリンジャー:+2σ(26週)
    28807.90  ボリンジャー:+3σ(25日)
    28618.79  ボリンジャー:+2σ(13週)
    28493.05  ボリンジャー:+2σ(25日)
    28280.38  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28178.19  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28082.21  均衡表転換線(日足)
    28005.77  ボリンジャー:+1σ(13週)
    27997.34  6日移動平均線
    27863.34  25日移動平均線
     
    27820.40  ★日経平均株価5日終値
     
    27741.69  均衡表基準線(日足)
    27738.76  均衡表雲上限(週足)
    27636.61  75日移動平均線
    27587.46   新値三本足陰転値
    27548.49  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27449.17  26週移動平均線
    27422.37  均衡表雲上限(日足)
    27392.75  13週移動平均線
    27371.50  均衡表基準線(週足)
    27369.86  均衡表転換線(週足)
    27233.64  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27210.00  200日移動平均線
     
    ローソク足は小陽線を引いたが、25日移動平均線を上回る場面はなく、上値は重かった。25日線割れは2営業日連続。反面、25日線は上向きをキープしたほか下値は先週末水準から切り上がり、一定の押し目買い需要も確認された形となった。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が102.80%と中立圏中央の100%近くに位置しており、足元の強弱感対立が窺える。
     
     

    【大引け概況】


    5日の日経平均株価は小幅に反発し、前週末比42円50銭(0.15%)高の2万7820円40銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:27 容量:8.49M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    きょうは主力株が高安まちまちの展開となり、日経平均株価は2万7000円台後半の狭いゾーンでもみ合う展開となった。前週末の米国株市場では11月の米雇用統計が市場予測を上回る強い内容であったことで、インフレ警戒感から一時大きく売られる場面があったものの、その後は持ち直し小幅プラス圏で引けた。米長期金利がいったん上昇したが、その後に水準を切り下げたことが買い安心感につながった。
     
    ただ、日米金利差縮小思惑から外国為替市場では一段とドル安・円高に振れており、きょうの東京株式市場ではこれが上値を重くした。円高・ドル安が進んだことを嫌気しトヨタなど輸出株は軟調だった
     
    日経平均は前週末に大幅安となったことから割安感が強まり、ファストリなどの値がさ株を中心に押し目買いが入った。中国本土の新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあることで、中国・香港株や上海株が上昇したことも指数を支えた。
     
    市場からは「総じて動きがない。材料難だが、米利上げペース鈍化観測にしても先行して織り込んだといえ、よほど想定外のことが起こらないとトレンドは生まれてこないのではないか」との声が聞かれた。また、「2日発表の11月の米雇用統計は米国の景気や物価の先行きを見極めるには決め手に欠け、来週の11月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)まで動きたくないと考える投資家が多かった」と話した。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、前週末比6.08ポイント(0.31%)安の1947.90で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で2兆6402億円。売買高は10億6925万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は616と、全体の約3割だった。値下がりは1136、変わらずは84だった。
     

     

    業種別株価指数(33業種)では鉄鋼、鉱業、空運業などが上昇。海運業、電気・ガス業、輸送用機器などは下落した。
     
    個別では、きょうも圧倒的な売買代金をこなしたレーザーテックが続伸歩調となったほか、大商いで売買代金2位に入ったファーストリテイリングも大幅高。エーザイ、日本製鉄も上昇した。ファナック、SMC、安川電、オムロン、INPEXが高く、資生堂も値を上げた。ハークスレイが値上がり率トップとなり、日精エー・エス・ビー機械も大幅高、エニグモも急伸。ニーズウェルも高い。
     
    半面、トヨタ自動車が冴えず、東京エレクトロンは売りに押された。日本郵船、商船三井は売られた。オリンパスが売られ、キーエンス、日立製作所、メルカリも値を下げた。BEENOSは急落。日本電波工業が大幅安となり、アインホールディングス、テモナの下げも目立った。

     


     
    東証スタンダード市場は、材料難で積極的な取引が見送られる中、売買が交錯し方向感の乏しい展開となった。スタンダードTOP20は反発。出来高2億9032万株。
    値上がり銘柄数488、値下がり銘柄数761と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、ジェイ・エスコムホールディングス、プロルート丸光がストップ高。イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。住石ホールディングス、ヒップ、エヌアイデイ、イオン九州、カッシーナ・イクスシーなど17銘柄は年初来高値を更新。ユニバーサル園芸社、ワイエスフード、出前館、Mipox、東映アニメーションが買われた。
     
     一方、カネコ種苗、佐藤渡辺、錢高組、中央ビルト工業、北日本紡績など27銘柄が年初来安値を更新。Speee、新東、GFA、キタック、TONEが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは続落。東証マザーズ指数の終値は前週末比12.00ポイント(1.50%)安い786.98だった。前週末の米ハイテク株安を受け、国内の新興企業向け市場でも成長(グロース)株を中心に売りが出た。エニーカラーやビジョナルなど時価総額の大きい主力銘柄への売りがマザーズ指数の重荷となった。
     
    東証グロース市場では、ウェルライやカヤック、イーディーピーが下落した。一方、Aimingやプレイド、リプロセルは上昇した。値上がり銘柄数112、値下がり銘柄数362と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、ユニフォームネクストが一時ストップ高と値を飛ばした。勤次郎、ワンキャリア、Mマート、トライアイズ、ティムスなど11銘柄は年初来高値を更新。INCLUSIVE、TDSE、インティメート・マージャー、Aiming、プレイドが買われた。
     
     一方、ウェルプレイド・ライゼストが一時ストップ安と急落した。ベースフード、ベイシス、i−plug、Sharing Innovations、チームスピリットなど15銘柄は年初来安値を更新。ANYCOLOR、カヤック、サイフューズ、ジャパンワランティサポート、Birdmanが売られた。
     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


    coulumn_06.jpg
    《マーケットストラテジーメモ》12月第1週

    28日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウとS&P500は3日続伸。ナスダック総合は反落。感謝祭明けの短縮取引で薄商いの中でアップルが2%安。11月のiPhone生産台数が少なくとも30%減少する可能性があるとの報道を警戒。主要株価3指数は週間では軒並み上昇。
     
    日経平均株価は120円安の28162円と続落。ハイテクセクター中心に売り物優勢の展開。東証プライムの売買2兆5582億円。エーザイ、豊田織機が上昇。住友不動、トヨタが下落。
     
    29日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅下落。背景は「中国の主要都市での厳しい新型コロナウイルス対策に対する抗議活動」との解釈。iPhone生産への影響を巡る懸念からアップルが2.6%下落。アマゾンが0.6%高。「サイバーマンデー」での米国オンライン支出額が前年から最大8.5%増加。過去最高の112─116億ドルに達する見通しを好感。
     
    日経平均株価は134円安の28027円と3日続落。ただ中国のゼロコロナ策抗議行動への懸念は後退。下落幅は限定的だった。東証プライムの売買代金は2兆7236億円。ファーストリテ、資生堂が上昇。東電、ダイキンが下落。
     
    30日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは小幅反発したもののNASDAQとS&P500は3日続落。アップルが2.1%安。アマゾン、アルファベット、テスラがいずれも下落。コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は100.2と10月の102.2から低下。7月以来4カ月ぶりの低水準。市場予想は100.0だった。
     
    日経平均株価は58円安の27968円と4日続落。月足は陽線。東証プライムの売買代金は4兆1516億円。MSCIの指数構成銘柄の見直しに伴うりバランスで膨らんだ。重工、郵船が上昇。コナミ、カシオが下落。
     
    1日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅高。パウエルFRB議長が講演。「早ければ12月にも利上げペースを縮小する可能性がある」とコメント。この断片を好感し株価は上昇。「インフレとの戦いはまだ終わっていない。最終的にどの程度の利上げが必要か、いつまで続くのかなど、重要な疑問が残っている」。こちらは見えないフリ。講演を受けてNYダウは700ドル超の上昇。S&P500は朝方の安値から切り返し4000ポイント台回復。NASDAQは4%超上昇。
     
    日経平均株価は257円高の28226円と5日ぶりに反発。ただ後場は様子見姿勢が強まり小動き。東証プライムの売買代金は3兆1404億円。ファストリテ、東エレが上昇。任天堂、三菱UFJが下落。
     
    2日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウはセールスフォースが8%超下落し反落。S&P500は前日3%超上昇し今年4月以来初めて200日移動平均線を上回ったが反落。エヌビディアやメタ・プラットフォームズが1%超上昇しNASDAQは続伸。ISM製造業総合指数(NMI)は49.0。2020年5月以来初めて50を下回り、約2年半ぶりの低水準。週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万6000件減の22万5000件。市場予想は23万5000件だった。
     
    日経平均株価は448円安の27777円と大幅反落。一時500円以上下落した場面もあった。前日に急伸した反動との解釈。東証プライムの売買代金は3兆1716億円。サイバー、資生堂が上昇。第一三共、三菱自が下落。前場のTOPIXの下落率は2.04%。日銀は6月17日以来113日ぶりにETFを701億円買った。
     
    (2) 欧米動向
     
    11月月間ベースでNYダウは5.7%、NASDAQ総合指数は4.4%、S&P500指数は5.4%上昇。年初来ではS&Pが14%安、NASDAQは27%。
     
    (3)新興国動向
     
    中国・香港株式市場の課題は不動産部門の低迷が長期化懸念。
    ただコロナ規制の緩和期待もある。
    上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数は週間で2.5%上昇。1カ月ぶりの大幅上昇となった。
    ハンセン指数も週間で6.3%上昇。
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    【12月】7勝3敗、(勝率70%、3位)
        気学では「好材料なく下げに注意。目先に走らず見送りが良い」。
     
    12月5日(月)米ISM非製造業景況感、製造業受注
    12月6日(火)家計調査、米中間選挙ジョージア州決戦投票、米貿易収支、変化日
    12月7日(水)景気動向指数、米消費者信用残高、中国貿易収支
    12月8日(木)景気ウォッチャー調査、GDP確定値、都市オフィス空室率、
    12月9日(金)マネーストック、メジャーSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、中国生産者・消費者物価
    12月12日(月)変化日
    12月13日(火)FOMC(→14日)、米消費者物価指数
    12月14日(水)米FOMC政策金利、FRB議長会見、株安の日L
    12月15日(木)米小売り売上高、NY連銀製造業景況感、フィラデルフィア連銀製造業景況感、鉱工業生産、ECB理事会、ECB総裁会見、株安の日L
    12月16日(金)米クワドラブルウィッチィング、MSCI日本株指数パッシブ売買インパクト
    12月19日(月)日銀金融政策決定会合(→20日)、
    12月20日(火)米住宅着工
    12月22日(木)上げの特異日
    12月23日(金)米耐久財受注、個人所得、新築住宅販売、ミシガン大学消費者信頼感、変化日
    12月26日(月)クリスマスでNY休場、上げの特異日
    12月27日(火)米消費者信用残高、 株高の日L
    12月28日(水)変化日
    12月29日(木)米シカゴ購買部協会景気指数、水星逆行(→1月18日)
    12月30日(金)大納会
     
    仮説→実証→検証。
    優しく言い換えれば・・・。
    計画─実行―反省。
    この繰り返しが市場であり、広い意味では学問でもある。
    問題は仮説の設定。
    森羅万象を織り込むことは不可能であり、一部をデフォルメして仮説を立てる。
    全部ではないから間違うことも多い。
    なぜか検証ばかりは流行しているのも事実。
    大切なのは独自の仮説なのだが、市場はみんな「この指とまれ」の状態。
    自ら考えようとする求道者の姿ではなく、他人を真似れば多数意見になるからそれで満足。
    検証も他人がやってくれるから楽。
    だからこそ「少数意見に真実がある」と思う。
    「この指とまれ」では斬新にはなり得ないだろう。
     
    大納会の東証ゲストは脚本家の三谷幸喜さん。
    大証はプロゴルファーの山下美夢有さんと西村優菜さん。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)


     
    5日午前の日経平均株価は小幅に反発し、前引けは前週末比30円84銭(0.11%)高の2万7808円74銭だった。東証株価指数(TOPIX)は9.77ポイント安の1944.21と小幅続落。
     
    きょう前場は前週末終値近辺で強弱観を対立させ、2万7000円台後半の狭いゾーンでもみ合う展開となった。前週末の米国株市場では、注目された11月の米雇用統計が市場コンセンサスを上回る強い内容となり、インフレ懸念からいったんは下値を探る展開となったが、その後は持ち直しNYダウは小幅ながら上昇した。ただし、外国為替市場では円高が急速に進んだことで、きょうの東京株式市場ではこれが輸出セクター中心に上値を重くする材料となっている。
    中国・香港株や上海株が上昇したことも指数を支えた。ただ、足元の円高・ドル安進行に対する警戒感は強く、上値は重かった。
     
    前週末の日経平均は448円安となったことで、主力銘柄を中心に押し目買いが入った。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」が協調減産を維持すると再確認したことや、ロシア産原油の輸出停止の思惑などから石油関連株も上昇した。
     
    ただ、上値は重い。外国為替市場で前週末に円相場が一時1ドル=133円台後半まで円高・ドル安が進んだことで輸出企業の業績改善の期待が縮小しトヨタなどの輸出株には売りが出た。
     
    市場からは「手掛かり材料に乏しい。円高が輸出関連の重しとなったが、指数面ではファーストリテがサポートした面が強い。同社の月次は悪いが、寒くなってきたことで冬場の売上回復が期待されているようだ。一方、上昇する中国・上海総合指数や香港ハンセン指数に対する反応は薄く、新規材料待ちのニュアンスだ」との声が聞かれた。

     
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆3438億円、売買高は5億4217万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は462と、全体の約25%だった。値下がりは1302、変わらずは72だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では鉄鋼、鉱業、空運業などが上昇。電気・ガス業、海運業、精密機器などは下落。
     
     
    個別では、きょうも売買代金で群を抜くレーザーテックが堅調、大商いのファーストリテイリングも大幅高。エーザイ、日本製鉄、INPEX、安川電も値を上げた。ファナックが高く、資生堂も買われた。ハークスレイが値上がり率トップとなり、テモナは商いを伴い急伸。
     
    半面、トヨタ自動車、スズキ、デンソーが冴えず、日本郵船、商船三井は売られた。オリンパス、日立製作所も下落した。BEENOSが急落、日本電波工業も大幅安。アインホールディングスの下げも目立つ。
     


     
    東証スタンダード市場は、手掛かり材料難で売り買いが交錯する中、押し目買いが入って指数を押し上げた。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億7451万株。
    値上がり銘柄数452、値下がり銘柄数723と、値下がりが優勢だった。
    個別では、プロルート丸光がストップ高。イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。住石ホールディングス、ヒップ、エヌアイデイ、イオン九州、カッシーナ・イクスシーなど15銘柄は年初来高値を更新。ウインテスト、ワイエスフード、東映アニメーション、アドテック プラズマ テクノロジー、タクミナが買われた。
     
    一方、佐藤渡辺、中央ビルト工業、北日本紡績、ケー・エフ・シー、ジー・スリーホールディングスなど15銘柄が年初来安値を更新。Speee、新東、FCE Holdings、キタック、アースインフィニティが売られた。


     
    東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数の前引けは前週末比11.05ポイント(1.38%)安い787.93だった。エニーカラーやビジョナルなど時価総額の大きい主力銘柄への売りが指数の重荷となった。市場では「月内の新規株式公開(IPO)ラッシュを控え、新規資金を捻出するための換金売りが出やすい」との指摘もあった。
    エニーカラーは上場後の一定期間、大株主の株式売却を制限する「ロックアップ」が5日に解除されたのをきっかけに売りが膨らんだ。東証グロース市場では、バンクオブイやイーディーピーも売られた。一方、ティムスやプレイド、Aimingは上昇した。
    値上がり銘柄数120、値下がり銘柄数342と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では、ユニフォームネクストが一時ストップ高と値を飛ばした。ワンキャリア、Mマート、トライアイズ、ティムス、サイフューズなど8銘柄は年初来高値を更新。ウェッジホールディングス、プレイド、JDSC、インティメート・マージャー、Aimingが買われた。
     
     一方、ウェルプレイド・ライゼストが一時ストップ安と急落した。ベイシス、i−plug、Sharing Innovations、チームスピリット、アンジェスなど13銘柄は年初来安値を更新。ANYCOLOR、カヤック、Waqoo、Birdman、ビジネスコーチが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    5日の日経平均株価は小幅に続落して始まった。始値は前週末比24円91銭安の2万7752円99銭。
    東証株価指数(TOPIX)は、0.98ポイント安の1953.00で始まった。

    主力株中心に売り買い交錯で始まった。前週末2日の米国株市場では、注目された11月の米雇用統計が市場コンセンサスを上回る強い内容で、NYダウが一時350ドルあまりの大幅安に売られる場面があったものの、その後は持ち直し小幅上昇して引けた。
    しかし、ナスダック総合株価指数はマイナス圏で着地している。きょうの東京市場では、米インフレ警戒感の再燃を背景とした冴えない米国株の動きに追随する動きが予想され、外国為替市場での円高進行も逆風材料となる。

    業績改善の期待が縮小したことで自動車など輸出株の一角も安い。

    しかし、日経平均は前週末に450円近い下げをみせていたこともあり、下値では押し目買いも入りやすく、比較的狭いゾーンでのもみ合いとなる可能性があるだろう。


    個別では、ファストリやファナック、京セラ、資生堂、日産化、ソニーG、住友鉱などが高い。半面、オリンパスやソフトバンクグループ(SBG)、トヨタは売られている。



     


    [株価材料]
     
    ■原油減産、現状を維持OPECプラス、対ロ制裁見極め

    ■富士ソフト<9749>
    社外取締役5人を選任株主推薦の2人は否決

    ■ガス火力の建設支援7〜8基、電力逼迫に対応経産省、事業者募集へ

    ■三井住友<8316>
    企業再生投資2000億円、事業承継後押し

    ■2次補正成立28.9兆円エネ価格抑制に6兆円超

    ■バフェット氏米投資会社、円建て債で1150億円調達日本株へ追加投資観測

    ■パナソニック<6752>
    楠見社長、水素生成装置を事業化

    ■クボタ<6326>
    DXに500億円超、24年までに週単位で生産計画見直し

    ■関西電力<9503>と川崎重工<7012>
    姫路に水素の輸入拠点を検討

    ■関西ペイント<4613>
    国内生産拠点を縮小老朽化設備一新で効率化

    ■伊藤忠<8001>
    医療新興に出資AIで心不全の再発検知

    ■サイバーエージ<4751>
    ABEMA日本代表W杯クロアチア戦で視聴制限の可能性

    ■ルノーと日産自<7201>のアライアンス協議継続内田CEOが渡仏

    ■日産自<7201>
    ルノー、7日発表見送り交渉で合意に至らず関係筋

    ■ソフトバンクG<9984>
    出資のオヨ、従業員600人削減

    ■岩谷産業<8088>
    脱炭素へ水素バーナー中外炉工業<1964>も開発拠点



     

    5日の東京株式市場は、小動きの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万8000円を想定。(2日終値2万7777円90銭)
    NYダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は34ドル高の34429ドルで取引を終えた。3指数とも序盤に大きく売られた後は持ち直す展開だった。

    前週末2日に大幅安となったことや、現地2日の米国株式が不安定な値動きとなったことなどから、売り優勢となりそう。手がかり材料にも乏しいなか、様子見姿勢が強まるとみられる。ただ、中国で、北京や上海などの主要都市において、「ゼロコロナ」政策の一部が緩和されていると報じられており、上海総合指数の反応に影響を受ける場面も想定される。

    テクニカル的には先週、週末値(2万7777円)で25日線(2万7844円、2日時点、以下同じ)を割り込んだが、下には75日線(2万7650円)が控えている。75日線近辺では押し目買いが入り、25日線近辺では上値が重くなると予想する。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の半ば(前週末2日は134円64−66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同141円77−81銭)とやや円高方向に振れている。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同2日の大阪取引所清算値比50円安の2万7710円だった。


    【好材料銘柄】 

    ■ジェイ・エスコムホールディングス <3779> 
    BSPアセットマネジメントと投資事業で業務提携。また、KJCインターなど8先を割当先とする109万5000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は102円。

    ■カイオム・バイオサイエンス <4583> 
    抗体作製技術ADLibシステムに関連する米国特許査定を受領。

    ■クミアイ化学工業 <4996> 
    前期経常を43%上方修正・最高益予想を上乗せ。



    【主な経済指標・スケジュール】

    5(月)
    【国内】
    《決算発表》
    ファーマフーズ

    【海外】
    米11月ISM非製造業指数(12/6 0:00)
    米10月製造業受注(12/6 0:00)
    G7がロシア産原油の上限価格導入予定


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    「作業とトレーニング」

    「雇用統計通過」

    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    主要株価指数は日中に少なくとも1%下落しその後下げ渋り。
    NYダウは小幅反発。
    S&P500とNASDAQは小幅続落。
    11月の雇用統計で非農業部門雇用者数は26万3000人増。
    市場予想を上回った。
    失業率は3.7%で横ばい。
    時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇、前年比5.1%上昇。
    10月は前月比0.5%上昇、前年比4.9%上昇だった。
    賃金の伸びは3月に前年比5.6%上昇したのがピーク。
    アップルが0.34%、アマゾンが1.43%下落。
    フォードが1.56%安。
    ドアダッシュが3.38%下落。
    主要株価指数は週間で2週連続上昇。
    S&P500が1.13%、NYダウが0.24%、NASDAQが2.1%上昇。
    来年5月のターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想は前日から0.07%上昇し4.93%。
    FOMCで5回連続の0.75%利上げ確率は20.6%に上昇。
    ただ0.5%利上げを市場は見ている。
    10年国債利回りは3.491%。
    2年国債利回りは4.284%。
    ドル円は134円台前半。
    一時133.62円と8月16日以来の安値を付けた
    WTI原油先物1月限は前日比1.24ドル(1.53%)安の1バレル=79.98ドル。
    SKEW指数は117.79→118.11。
    恐怖と欲望指数は69→63。

    週末のNYダウは34ドル(0.10%)高の34429ドルと小幅反発。
    高値34483ドル、安値34039ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオ(25日)は137.58(前日138.66)。
    NASDAQは20ポイント(0.18%)安の11461ポイントと反落。
    高値11546ポイント、安値11378ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオ(25日)は105.22(前日103.54)。
    S&P500は4ポイント(0.12%)安の4071ポ゚イントと続落。
    高値4090ポイント、安値3938ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    騰落レシオ(25日)は127.58(前日128.99)。
    ダウ輸送株指数は19ポイント(0.14%)安の14520ポイントと続落。
    SOX指数は33ポイント(1.19%)安の2771ポイントと続落。
    VIX指数は19.06と低下。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比50円安の27710円。
    ドル建ては大証日中比55円安の27705円。
    ドル円は134.30円。
    10年国債利回りは3.491%。
    2年国債利回りは4.284%。

    「5か月半ぶりの日銀ETF買い」

    週末の日経平均は寄り付き243円安。
    終値は448円(▲1.59%)安の27777円と反落。
    日足は2日連続で陰線。
    木曜に空けたマドは27972円→28226円。
    金曜に空けたマドは28226円→27983円。
    日経平均は週間で505円下落。
    週足は陰線。
    TOPIXは32.48ポイント(▲1.64%)安の1953ポイントと反落。
    前場のTOPIXの下落率は2.04%。
    日銀は6月17日以来113日ぶりにETFを701億円買った。
    プライム市場指数は16.72ポイント安の1005.46と反落。
    東証マザーズ指数は7.46ポイント(▲0.93%)安の798.98と反落。
    プライム市場の売買代金は3兆1717億円(前日は3兆1405億円)。
    値上がり167銘柄(前日620銘柄)。
    値下がり1637銘柄(前日1150銘柄)。
    新高値9銘柄(前日40銘柄)。
    新安値は25銘柄(前日12銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは101.56(前日111.90)。
    NTレシオは14.22倍(前日14.21倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    上向きの25日線(27844円)からは▲0.24%(前日△1.42%)。
    32日ぶりに下上回った。
    下向きの75日線は27650円。
    15日連続で上回った。
    上向きの200日線(27207円)からは△2.10%(前日△3.75%)。
    21日連続で上回った。
    下向きの5日線は28032円。
    2日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.941%(前日▲13.286%)
    買い方▲7.419%(前日▲6.608%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.314%(前日▲11.334%)。
    買い方▲21.802% (前日▲21.244%)。
    空売り比率は45.5%(前日41.2%。12日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は10.5%(前日8.3%)。
    日経VIは19.89(前日18.84)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.62倍(前日12.84倍)。
    前期基準では13.47倍。
    EPSは2201円(前日2198円)。
    11月15日の過去最高水準は2238円。
    225のPBRは1.14倍(前日1.16倍)。
    BPSは24366円(前日24332円)。
    10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。
    日経平均の予想益回りは7.92%。
    予想配当り利回りは2.29%。
    プライム市場の予想PERは13.45倍。
    前期基準では14.27倍。
    PBRは1.15倍。
    プライム市場の予想益回りは7.43%。
    配当り利回り加重平均は2.53%。
    プライム市場の単純平均は38円安の2444円。
    プライム市場の売買単価は2378円(前日2522円)。
    プライム市場の時価総額は707兆円(前日719兆円)。
    ドル建て日経平均は205.55(前日206.85)と反落。
    7日連続で200ドル超。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比50円安の27710円。
    高値28050円、安値27500円。
    大証先物夜間取引終値は日中比60円安の27700円。
    気学では月曜は「戻り売り方針の日なれど後場の突っ込みは買い狙え」。
    火曜は「逆転日。注意」。
    水曜は「戻り売り方針良し」。
    木曜は「新安値を付けると大戻りが入る」。
    金曜は「吹き値売り良し」。
    ボリンジャーのプラス1σが28175円。
    プラス2σが28505円。
    マイナス1σが27618円。
    マイナス2σが27182円。

    《今日のポイント12月5日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       10年国債利回りは3.491%。
       2年国債利回りは4.284%。
       ドル円は134円台前半。
       SKEW指数は117.79→118.11。
       恐怖と欲望指数は69→63。

    (2)ダウ輸送株指数は19ポイント(0.14%)安の14520ポイントと続落。
       SOX指数は33ポイント(1.19%)安の2771ポイントと続落。
       VIX指数は19.06と低下。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比50円安の27710円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆1717億円(前日は3兆1405億円)。
       値上がり167銘柄(前日620銘柄)。
       値下がり1637銘柄(前日1150銘柄)。
       新高値9銘柄(前日40銘柄)。
       新安値は25銘柄(前日12銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは101.56(前日111.90)。
       NTレシオは14.22倍(前日14.21倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)上向きの25日線(27844円)からは▲0.24%(前日△1.42%)。
       32日ぶりに下上回った。
       下向きの75日線は27650円。
       15日連続で上回った。
       上向きの200日線(27207円)からは△2.10%(前日△3.75%)。
       21日連続で上回った。
       下向きの5日線は28032円。
       2日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.941%(前日▲13.286%)
       買い方▲7.419%(前日▲6.608%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.314%(前日▲11.334%)。
       買い方▲21.802% (前日▲21.244%)。

    (6)空売り比率は45.5%(前日41.2%。12日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は10.5%(前日8.3%)。
       日経VIは19.89(前日18.84)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.62倍(前日12.84倍)。
       EPSは2201円(前日2198円)。
       11月15日の過去最高水準は2238円。
       225のPBRは1.14倍(前日1.16倍)。
       BPSは24366円(前日24332円)。
       10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。

    (8)プライム市場の単純平均は38円安の2444円。
       プライム市場の時価総額は707兆円(前日719兆円)。
       ドル建て日経平均は205.55(前日206.85)と反落。
       7日連続で200ドル超。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28175円。
       プラス2σが28505円。
       マイナス1σが27618円。
       マイナス2σが27182円。

    今年の曜日別勝敗(12月2日まで)

    月曜22勝20敗
    火曜28勝19敗
    水曜22勝23敗
    木曜24勝21敗
    金曜21勝23敗


    リフィニティブIBESのデータ。
    米S&P500種指数採用企業の第3四半期利益は前年同期比4.4%増加する見通し。
    エネルギーセクターを除くと同3.4%の減少が見込まれている。
    これまでに第3・四半期決算を発表した494社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は71.1%。
    長期平均は66.2%、過去4四半期の平均は78.1%。
    第3四半期の売上高は前年同期比11.7%増加する見通し。
    エネルギーセクターを除くと、8.4%の増収となる見込み。
    これまでに第3・四半期決算を発表した企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は70.2%。
    長期平均は61.9%、過去4四半期の平均は74.1%。
    22年第4四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は53社。
    改善もしくは市場見通しを上回る予測を出した企業は32社。
    悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(53/32)は1.7。
    S&P500企業の今後4四半期(22年第4─23年第3・四半期)の予想株価収益率(PER)は18.1倍。

    投資は勉強ではなく、学問でもたぶんない。
    必要なのは作業とあるいはトレーニングと言った方が良いだろう。
    お題目ではなく実務こそが大切ということ。
    どんな企業があって、どんな業務をしていて業績はどうなのか。
    これはある意味調べる作業。
    どんな株価でどんな指標でどんな推移なのか。
    これも訓練の一環。
    そして企業と接して仮説を証明する。
    これはイールドワークにあたろうか。
    野球やサッカーの選手が日々必ずボールに接するのと同じことが投資でも求められる。
    しかしこれは決して学問ではない。
    作業とトレーニングだ。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    H.U.グループ(4544)・・・動兆

    臨床検査薬大手の富士レビオと受託臨床検査首位のSRLが統合して2005年にみらかHD。
    2020年にH.U.グループに社名変更。
    治験、滅菌事業も行う。
    検査・関連サービス事業(LTS)と臨床検査薬事業(IVD)を併せ持つという強みを有するグループ企業。
    そこにヘルスケア関連サービス事業(HS)を加えた3つの事業を展開。
    21年に原因物質を脳脊髄液から調べる試薬を実用化。


    (兜町カタリスト櫻井)

12月05日 毎日コラム
血液型でわかる!女性の性格チェック【O型】
・・・続き

12月06日 マーケットコメント

12月07日 マーケットコメント



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv