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38,274.05 -131.61 05/01
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2,729.40 -13.77 05/01
マザーズ
646.25 -1.15 05/01
NYダウ平均
37,815.92 -570.17 05/01
ナスダック総合
15,657.82 -325.26 05/01


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     26日の日経平均株価は反発し、2万6405円(前週末比170円高)引けとなった。前週末の米国株高を受け、買い先行となり、上げ幅は一時200円を超えた。その後伸び悩む場面もあったが、後場に向けて持ち直しの動きとなった。15日以降ほぼ一本調子で下落(前週末終値時点で合計下げ幅は1920円)した割りには、戻りは鈍く、「当面は値固め優先だろう」との指摘があった。
    きょうは先週売られた銘柄に買いが入り、先週買われた銘柄が売られたが、値動きとしては中途半端。先週売られた中では半導体株は強かったが、自動車株やハイテク株は小幅高程度で、不動産株は下落しているものも多い。一方、先週買われた方の金融株では、みずほFGなど上昇が続いたものもある。金融株以外を買いづらい状況に大きな変化が出たわけではない。本日米国や欧州は休場のため、あすは手掛かり難となる。
     
    あす27日の日経平均株価は、様子見ムードか。
    26日の欧米市場はクリスマスの振替休日で休場となり、手掛かり材料に乏しく、積極的な売買は期待しにくい。ただ、市場では「年末に向けては個人投資家による中小型物色の色彩が強まってくる」とみられ、個別株の短期売買に傾斜する可能性があるだろう。
     
     一方、中国では新型コロナウイルス感染者数が急増しているが、26日の中国・上海総合指数は前週末比で反発。コロナとの共生を探る中、さほど悪材料視されていない。マーケットは消費が来年回復すると予想しているもようだが、感染爆発による景気への影響は引き続き注視する必要があろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    27738.76  均衡表雲上限(週足)
    27625.32  25日移動平均線
    27566.78  均衡表雲上限(日足)
    27520.64  26週移動平均線
    27425.67  75日移動平均線
    27422.37  均衡表基準線(週足)
    27361.22  13週移動平均線
    27304.34  均衡表転換線(週足)
    27304.34  均衡表基準線(日足)
    27243.68  200日移動平均線
    27237.64  新値三本足陽転値
    27151.04  均衡表転換線(日足)
    27140.86  均衡表雲下限(日足)
    26974.54  ボリンジャー:-1σ(25日)
    26851.51  均衡表雲下限(週足)
    26759.83  ボリンジャー:-1σ(26週)
    26736.52  ボリンジャー:-1σ(13週)
    26557.06  6日移動平均線
     
    26405.87  ★日経平均株価26日終値
     
    26323.77  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26111.81  ボリンジャー:-2σ(13週)
    25999.02  ボリンジャー:-2σ(26週)
    25672.99  ボリンジャー:-3σ(25日)
    25487.10  ボリンジャー:-3σ(13週)
    25238.21  ボリンジャー:-3σ(26週)
     



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    《マーケットストラテジーメモ》12月 第4週

    19日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続落。FRBによるインフレ抑制策が景気を後退させるとの懸念が継続。週間ベースでも2週連続安。週間でNYダウは1.66%、S&Pは2.09%、NASDAQは2.72%下落。「ようやく市場が『悪いニュースは悪いニュース』と理解し始めた」という声も聞こえる。
     
    日経平均株価は289円安の27237円と3日続落。11月4日以来約1ヶ月半ぶりの安値水準となった。200日移動平均を終値で下回った。東証プライムの売買代金は2兆3596億円。三菱UFJ、高島屋が上昇。ファーストリテ、トヨタが下落。
     
    20日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は4日続落。FRBの金融引き締めが景気後退を招くとの懸念が拡大したとの解釈。NASDAQ主導での続落となった。もっともNYダウは、午前中前週末終値を上回る場面があった。14ー16日の3日間に1100ドル超下落しており短期的な戻りを見込んだ買いも入った。ただ買い一巡後は幅広い銘柄に売りが出て下落幅は一時300ドルを超えた。主要3指数はいずれも12月に大きく下落。年間で2008年の金融危機以降最大の下げを記録する見通し。
     
    日経平均株価は669円安の26568円と4日続落。日銀金融政策決定会合での長期金利の許容変動幅拡大したことから一時800超下落した。東証プライムの売買代金は4兆561億円。三菱UFJ、第一生命が上昇。SBG、東エレが下落。
     
    21日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は5日ぶりに小幅反発。もっとも、年末商戦期を巡る懸念や日銀による予想外の金融政策調整を受けた米国債利回り上昇が懸念材料。上値は限定的だった。クリスマスや年末年始の休暇を前に多くのトレーダーが休暇に入る。今週の債券市場は閑散取引が予想されている。
     
    日経平均株価は180円安の26384円と5日続落。一時300円近く下落した場面もあった。ただプラス圏に浮上した局面もあり不安定な展開。東証プライムの売買代金は3兆7191億円。川船、明治が上昇。三井不、フジクラが下落。下向きの25日線(27813円)からは▲5.13%乖離。
     
    22日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%の続伸。今月に入り最大の上昇率となった。スポーツ用品大手ナイキと宅配大手フェデックスの決算を好感。ナイキは12%高。フェデックス株は3.4%高。クルーズ船運航会社カーニバルが4.7%高。
     
    日経平均株価は120円高の26507円と6日ぶりに反発。過去5日で1700円ほど下落していたことからの自律反発との解釈。東証プライムの売買代金は2兆5626億円。川船、三井不動産が上昇。ニチレイ、東京海上が下落。
     
    23日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の反落。FRBの利上げが予想よりも長期化するとの懸念が高まりNASDAQ主導の下落との解釈。マイクロン・テクノロジーの厳しい見通しも警戒された。SOX指数は4%超下落。週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は2000件増の21万6000件。市場予想は22万2000件。予想ほど悪化せず労働市場がなお引き締まった状態にあることを示す水準。
     
    日経平均株価は272円安の26235円と反落。11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.7%上昇。相場への影響は限定的。東証プラシムの売買代金は2兆4922億円。三菱UFJ、メルカリが上昇。レーザーテック、東エレが下落。
     
    (2) 欧米動向
     
    主要金融機関によるS&P500種株価指数の2023年末目標(予想降順)
    ドイツ銀行:4500
    BMOキャピタル・マーケッツ:4300
    JPモルガン:4200
    エバコアISI:4150
    RBC:4100
    クレディ・スイス:4050
    BofA:4000
    ゴールドマン・サックス:4000
    UBS:3900
    モルガン・スタンレー:3900
    ソシエテ・ジェネラル:3800
    BNPパリバ:3400
     
    (3)新興国動向
     
    1─11月の同国への海外直接投資(FDI)は前年比9.9%増の1兆1560億9000万元(1655億9000万ドル)。
    非金融対外直接投資(ODI)は前年比7.4%増の6878億6000万元だった。
     
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると。
     
    【12月】7勝3敗、(勝率70%、3位)
        気学では「好材料なく下げに注意。目先に走らず見送りが良い」。
     
    12月26日(月)企業向けサービス価格指数、クリスマスでNY休場、ボクシングデー、上げの特異日
    12月27日(火)失業率、有効求人倍率、米FHFA住宅価格、CS住宅価格指数、 株高の日L
    12月28日(水)鉱工業生産、年内受け渡し最終日、米中古住宅販売仮契約、変化日
    12月29日(木)米シカゴ購買部協会景気指数、水星逆行(→1月18日)
    12月30日(金)大納会、中国広州モーターショー
    12月31日(金)中国製造業非製造業PMI
     
    「2023年」
     
    【1月】(5勝5敗:勝率50%:6位)
    新甫は買い。中旬以降急落す。月末まで安し。
     
    2日(月) 中国財新製造業PMI
    3日(火) 米連邦議会閉会
    4日(水) 大発会、自動車販売台数、車検証電子化、米ISM製造業、11月JOLT求人件数
    5日(木) マネタリーベース、消費動向調査、米ADP雇用レポート、貿易収支、JPモルガングローバルPMI
    6日(金) 毎月勤労調査、米雇用統計、ISM非製造業景況感、天赦日
    9日(月) 成人の日で東京休場、米消費者信用残高、ユーロ圏失業率
    10日(火)家計調査、東京都区部消費者物価、レバレッジ商品の保証金率見直し、マイクロソフトウィンドウズ8.1延長サポート終了、株高の日L、変化日
    11日(水)景気動向調査、TOPIX4−6月期決算企業浮動株比率見直し発表
    12日(木)都心オフィス空室率、景気ウォッチャー調査、米消費者物価、財政収支
    13日(金)マネーストック、オプションSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感
    16日(月)企業物価指数、キング牧師生誕記念日でNY休場、ダボス会議(→20日)、株安の日L
    17日(火)日銀金融政策決定会合(→18日)、第三次産業活動指数、NY連銀製造業景況感、独ZEW景況感、株高の日L
    18日(水)黒田日銀総裁会見、日銀展望レポート、機械受注、米小売売上高、鉱工業生産、生産者物価、ベージュブック、対米証券投資、NAHB住宅価格、水星逆行終了(←12月29日)
    19日(木)貿易統計、米住宅着工件数、建設許可件数、フィラデルフィア連銀製造業景況感、 株高の日L、変化日
    20日(金)消費者物価、米中古住宅販売件数、米ウィッチング、株安の日L
    21日(土)中国春節(→27日)
    23日(月)通常国会開会予定
    24日(火)株高の日L
    25日(水)独IFO景況感、株高の日L
    26日(木)企業向けサービス価格指数、首都圏マンション販売、米10−12月GDP速報値、耐久財受注、新築住宅販売、大幅安の日L、変化日
    27日(金)東京都区部消費者物価、米個人所得、中古住宅販売仮契約
    30日(月)TOPIXパッシブ売買インパクト株安の日L
    31日(火)失業率、鉱工業生産、商業動態統計、消費動向調査、羽田エアポートニューガーデン開業、東急百貨店本店営業終了、雇用助成金限度引き上げ特例措置終了 米FOMC(→2月1日)、FAHA住宅価格、S&P住宅価格、ユーロ圏GDP、中国製造業非製造業PMI
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【大引け概況】


    26日の日経平均株価は反発し、前週末比170円62銭(0.65%)高の2万6405円87銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:45 容量:10.42M

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    薄商いのなかも終始買いが優勢で、日経平均株価は2万6000円台前半で売り物をこなし頑強な値動きとなった。前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って堅調な値動きをみせていたことから、これを受けて東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善した。半導体関連の主力銘柄に買い戻しが入ったほか、原油市況上昇を背景に資源エネルギー関連株などが買われる展開となった。
     
    日経平均株価はここ最近急速に水準を切り下げていたこともあり、目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入り全体相場を押し上げる格好に。ただ、きょうは海外投資家の参戦が見込めず商い自体は記録的な低水準となった。全体売買代金は1兆8000億円弱で今年4月のプライム市場再編後としては最小だった。
     
    日経平均は前週に1200円超安と短期間で急速に下落したため、このところ下げが目立った自動車や半導体関連株に見直し買いが入った。資源高を背景とした前週末の米株高を受け、東京市場でも鉱業や商社などの関連銘柄に物色が向かった。一方、前週に大幅上昇した銀行や保険株には利益確定の売りが出た。
     
    26日は欧米や香港市場が休場。東京市場で海外勢の取引参加者が少なく、国内勢の持ち高調整や個人投資家による短期目線の売買が中心との見方があった。日経平均は朝方に一時200円超上昇したが、積極的に上値を追う材料は乏しかった。
     
    市場からは「前週の下げと比べると、戻りは鈍い。ただ、材料面から買い上がる状況にはなく、一方で再び売り急ぐ状況でもない。年末に向けては個人投資家による中小型物色の色彩が強まってくるとみている」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は前週末比4.58ポイント(0.24%)高の1902.52だった。銀行や保険株の下落が重荷となり、午前に下げに転じる場面もあった。
     
    東証プライムの売買代金は概算で1兆7793億円。売買高は8億2050万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1056と、全体の約6割を占めた。値下がりは691銘柄、変わらずは91銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では鉱業、非鉄金属、鉄鋼などが上昇。電気・ガス業、保険業、銀行業などは下落した。
     
    個別では、レーザーテック、日産自、ファーストリテ、東エレク、ディスコ、信越化、ダイキン、大阪チタが高く、フジクラ、マツダ、INPEX、双日、三井物、三菱重が上昇した。シャープや日揮HDの上げも大きかった。邦チタニウムなど航空機関連株が上げた。
     
    一方、HOYA、日本電産、F&LCが安く、HOYA、日本電産、F&LCが安く、東京海上HDなど保険株、三井住友など銀行株、東電力HDなど電気・ガス株、が下げた。個別の材料では、23年5月期業績予想を下方修正したニイタカ、11月の売上高が前年比2.6%増と10月の同8.0%増から伸び悩んだミスミGが軟調な展開となった。三菱UFJや三井住友など銀行株、東電力HDなど電気・ガス株が下げた。個別の材料では、23年5月期業績予想を下方修正したニイタカが軟調な展開となった。


     


     
    東証スタンダード市場は欧米市場がクリスマス休場で薄商いとなる中、前週末の米国株高も支援材料に値頃感をみた買いが優勢となった。その後は買い材料が乏しい中で手じまい売りなどに押される軟調な展開となった。スタンダードTOP20は小反発。出来高2億7879万株。値上がり銘柄数542、値下がり銘柄数737と、値下がりが優勢だった。
     
    26日に東証スタンダード市場に新規上場したAパーチェスは公開価格を下回る869円で初値を付けた。終値は730円だった。
     
    同じくスタンダード市場に上場したダイワ通信は公開価格を下回る1620円で初値を付けた。終値は1495円だった。
     
    個別ではラサ商事、クリエイト、IGポート、ユニリタ、山田債権回収管理総合事務所など11銘柄が年初来高値を更新。JALCOホールディングス、八千代工業、ヒラノテクシード、藤商事、アピリッツが買われた。
     
     一方、ナガホリが一時ストップ安と急落した。SDSホールディングス、大盛工業、中央ビルト工業、クックパッド、CAICA DIGITALなど129銘柄は年初来安値を更新。フルハシEPO、助川電気工業、高田工業所、イクヨ、エヌアイデイが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は、東証マザーズ指数は続落。グロースCoreは小幅高。東証マザーズ指数の終値は前週末比2.44ポイント(0.35%)安の704.79だった。8日続落するのは4月14〜25日以来となる。年末の新規株式公開(IPO)ラッシュに伴う需給悪化や、相場の先行きに対する慎重な見方から売りが優勢だった。もっとも、取引材料には乏しく、小幅な動きにとどまった。
    そーせい、サンバイオ、ビジョナルが下落した。一方、フリー、オキサイドが上昇した。
    値上がり銘柄数167、値下がり銘柄数324と、値下がりが優勢だった。
     
    マザーズ指数は10月以降の上昇をほとんど帳消しにしており、「個人も徐々に余力がなくなっているのだろう」とされる。
    この日は新規株式公開(IPO)銘柄も振るわず、市場のムードを冷やす一因となった。東証の小型株指数やTOPIX・Smallは上昇しており、小型株全体が弱いわけではなさそうだが、金利先高観が広がる中で「バリュエーションの高い新興企業銘柄には買いが入りにくいのかもしれない」との声が聞かれた。
     
    個別では、ネクストジェン、ホープが一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、triplaは年初来高値を更新。クリアル、プロパティデータバンク、オープンワーク、海帆、ラバブルマーケティンググループが買われた。
     
     一方、ルーデン・ホールディングス、フィット、ASJ、ベースフード、アールプランナーなど101銘柄が年初来安値を更新。アイズ、キャンバス、レントラックス、バリューゴルフ、サイフューズが売られた。
     


     
    26日午前の日経平均株価は反発し、前週末比134円52銭(0.51%)高の2万6369円77銭で終えた。
     
    前週末の米株高を受けて、半導体関連など主力ハイテク株などを中心に買い戻しの動きが優勢となった。ただ、上値を積極的に買い進む動きも見られない。きょうは香港などをはじめアジア株市場の一角や、米国や欧州株市場が休場となることで海外投資家の参戦も限られており、商いも盛り上がりを欠いている。日経平均は2万6000円台前半の狭いゾーンで売り買いを交錯させる状況にあるが、全体売買代金は1兆円を下回った。
     
    日経平均は前週に1200円超下落した。前週末には約2カ月半ぶりの安値水準に沈んでいたこともあり、下げのきつかった自動車や半導体関連株に見直し買いが入った。資源高を手がかりに関連株にも物色が向かった。朝方には上げ幅が一時200円超となった。半面、前週に大幅な上昇が目立った銀行株や保険株には利益確定の売りがかさんだ。
     
    26日は欧米や香港市場が休場となる。市場では「海外勢がクリスマス休暇中で、国内の個人投資家による循環物色が取引の中心となっている」との声が聞かれた。
     
    引き続き、雇用統計やインフレ指標、FRB高官の発言、地政学リスクの動向など、警戒する材料は多い。上記材料の中で、今後市場にとってネガティブな材料が出てくる可能性もあろう。また、何度も言うように、暗号資産業界に衝撃を与えた暗号資産取引所FTX破綻と似たことが、株式市場でもいきなり起きる可能性は0ではないだろう。
     


     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。午前終値は前週末比2.12ポイント(0.11%)高の1900.06だった。銀行や保険株の売りが重荷となり、下落に転じる場面もあった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で9829億円、売買高は4億5276万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は995、値下がりは733、変わらずは108だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などが上昇。保険業、電気・ガス業、銀行業などは下落した。
     
     
    個別では、INPEXやフジクラ、三菱商が上昇。マツダ、日揮HDも買われた。レーザーテックが高く、東京エレクトロンも買いが優勢だった。ファーストリテイリングも値を上げた。ニトリホールディングスもしっかり。日鉄物産が急騰、タツタ電線も大幅高に買われた。
     
    半面、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調、日本電産、HOYAなども冴えない。東京海上ホールディングスも売りに押された。ジェイテックコーポレーションが大幅安、ニイタカも急落。チェンジも大きく売り込まれた。東電HDや大ガス、味の素が下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は前週の下落基調で値頃感が出てきていた中、前週末の米国株高を好感した買いが入った。中国株高も投資家心理の後押しとなった。ただ、26日は米国のほか主要な株式市場がクリスマスの振替で休場となることから、海外勢のフローは限られ薄商いになると見込まれている。
    スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億7200万株。値上がり銘柄数549、値下がり銘柄数672と、値下がりが優勢だった。
     
    26日に東証スタンダード市場に上場したAパーチェスは、9時に公開価格の880円を11円(1.3%)下回る869円で初値を付けた。午前の終値は794円だった。
     
    同じくスタンダード市場に上場したダイワ通信は9時7分に公開価格の1700円を80円(4.7%)下回る1620円で初値を付けた。午前の終値は1500円だった。
    値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではラサ商事、クリエイト、IGポート、ユニリタ、山田債権回収管理総合事務所など10銘柄が年初来高値を更新。デイトナ、ヒラノテクシード、ユークス、アピリッツ、JALCOホールディングスが買われた。
     
    一方、ナガホリが一時ストップ安と急落した。SDSホールディングス、大盛工業、中央ビルト工業、クックパッド、CAICA DIGITALなど99銘柄は年初来安値を更新。コーチ・エィ、インスペック、助川電気工業、イクヨ、タカトリが売られた。


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは続落。東証マザーズ指数の前引けは前週末比2.45ポイント(0.35%)安の704.78だった。新規株式公開(IPO)ラッシュに伴う主力銘柄への換金売りがやや優勢だった。前週末の米株高を支えに小幅ながら上昇する場面もあったが、続かなかった。米長期金利は上昇しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株は手掛けにくい展開が続いている。
    ビジョナル、弁護士COM、そーせいが売られた。一方、アドベンチャ、フリーが買われた。
     
     個別ではネクストジェン、ホープが一時ストップ高と値を飛ばした。triplaは年初来高値を更新。クリアル、プロパティデータバンク、セルシード、オープンワーク、ジェイフロンティアが買われた。
     
     一方、ルーデン・ホールディングス、ベースフード、アールプランナー、ジェイグループホールディングス、ジェネレーションパスなど80銘柄が年初来安値を更新。INFORICH、和心、WASHハウス、レントラックス、キャンバスが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

    26日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比64円29銭高の2万6299円54銭。

    前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇に転じたことで、足もと過度な不安心理は後退している。日経平均株価は12月半ばを境に大きく水準を切り下げてきた反動もあり、目先は値ごろ感からの押し目買いが誘導されやすい状況にある。
    一方、今晩は米国株市場や欧州の主要国株式市場が休場となることで、海外投資家の参戦が限られる。東京株式市場は薄商いのなか日経平均も比較的狭いゾーンでのもみ合いが予想される。
    ただ、中小型株を中心とした個別株のテーマ買いの動きは継続しそうだ。


    前週に1200円超下落しており、23日には約2カ月半ぶりの安値となった。前週に下落が目立った自動車などの輸出関連株に見直し買いが入っている。

    また、前週末の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇。資源高を背景に恩恵を受けやすい銘柄に買いが入った。東京市場でも商社株や資源関連株が買われている。

    一方、日銀が長期金利の上限を引き上げ、貸出金利の上昇による利ざや改善期待で前週に物色が向かった銀行株は利益確定の売りに押されている。

    東証株価指数(TOPIX)は反発している。

    個別では、出光興産や双日が上昇。トヨタやマツダ、コマツも買われている。一方、三井住友FGやりそなHDが安い。HOYAやニチレイも下落している。
     


    「1週間の株式からの資金流出額419億ドルと過去最大」

    「薄商いの中反発」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に反発。
    原油高を受けエネルギー株が急伸したことは押し上げ要因。
    週間ではS&P500とNASDAQ総合が3週続落。
    NYダウは0.9%上昇。
    上昇は過去3週間で初めて。
    3連休を控え売買高は大幅に減少。
    3市場の合算売買高は77.5億株(過去20日平気なh114.1億株)。
    テスラが約2年ぶり高値を更新。
    ニューズ・コーポレーションは2.8%高。
    11月の個人所得は0.4%増。
    市場予想の0.3%増を上回った。
    11月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.1%上昇。
    10月の上昇率は0.3%から0.4%に上方修正された。
    11月の前年同月比伸び率は5.5%。
    10月の6.1%から鈍化した。
    11月のPCEは前月比0.1%増加と小幅な増加。
    10月分は0.8%増から0.9%増に上方修正された。
    ミシガン大学が23日発表した12月の1年先の期待インフレ率(確報値)は4.4%。
    速報値の4.6%から下方修正され2021年6月以来1年6カ月ぶりの低水準。
    11月の耐久財受注で間設備投資の先行指標とされるコア資本財の受注は前月より0.2%増。
    伸び率は10月の0.3%から鈍化した。
    コア資本財の出荷は11月に0.1%減。
    10月の1.4%増からマイナスに転じた。
    債券利回りは上昇。
    10年国債利回りは3.750%。
    2年国債利回りは4.327%。
    ドル円は132円台後半。
    WTI原油先物2月限は前日比2.07ドル(2.7%)高の79.56ドル。
    週間ベースでの上昇は10月以降で最大となった。
    SKEW指数は114.42→114.57。
    恐怖と欲望指数は35→39。

    週末のNYダウは176ドル(0.53%)高の33203ドルと反発。
    高値33226ドル、安値32814ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは104.66%(前日100.27%)
    NASDAQは21ポイント(0.21%)高の10497ポイントと反発。
    高値10514ポイント、安値10361ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは90.02%(前日87.61%)
    S&P500は22ポイント(0.59%)高の3844ポ゚イントと反発。
    高値3845ポイント、安値3797ポイント。
    サイイコロは6勝67敗。
    騰落レシオは103.66%(前日97.96%)
    ダウ輸送株指数は143ポイント(1.07%)高の13564ポイントと反発。
    SOX指数は2ポイント(0.09%)高の2535ポイントと反発。
    VIX指数は20.87と低下。
    3市場合算出来高は77.5億株(前日98.1億株、直近20日平均は114.1億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比65円高の26215円。
    ドル建ては大証日中比90円高26240円。
    ドル円は132.79円。
    10年国債利回りは3.750%。
    2年国債利回りは4.327%。

    週間ベースでNYダウは0.9%高、33週ぶり反発。
    NASDAQ総合指数は1.9%安、33週続落(累計8.4%下落)。
    S&P500指数は0.2%安 3週続落(同5.6%下落)。

    「週間では1291円下落」

    週末の日経平均は寄り付き300円安。
    終値は272円(▲1.03%)安の26235円と反落。
    日足は6日ぶりに陽線。
    26399円→26292円にマド。
    週間では1291円下落。
    週足は2週連続で陰線。
    TOPIXは10.23ポイント(▲0.54%)安の1897ポイントと反落。
    プライム市場指数は5.26ポイント安の976.57と反落。
    東証マザーズ指数は14.46ポイント(▲2.00%)安の707.23と安値引けで7日続落。
    グロース市場の騰落レシオは69.78。
    直近安値は5月16日の63.13。
    最安値は49.27(マザーズ 20年3月16日)
    プライム市場の売買代金は2兆4922億円(前日は2兆5626億円)。
    値上がり575銘柄(前日1431銘柄)。
    値下がり1192銘柄(前日337銘柄)。
    新高値31銘柄(前日13銘柄)。
    新安値105銘柄(前日54銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは87.04(前日92.79)。
    NTレシオは13.82倍(前日13.89倍)。
    4日連続で13倍台。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    下向きの25日線(27685円)からは▲5.24%(前日▲4.49%)。
    6日連続で下回った。
    3月安値の時は▲7.48%。
    9月安値の時は▲5.98%、
    下向きの75日線は27441円。
    6日連続で下回った。
    下向きの200日線(27244円)からは▲3.70%(前日▲2.71%)。
    4日連続で下回った。
    下向きの5日線は26587円。
    6日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.619%(前日▲10.564%%)
    買い方▲11.227%(前日▲10.333%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.751%(前日▲4.391%)。
    買い方▲29.683% (前日▲28.612%)。
    空売り比率は46.5%(前日44.8%。5日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は10.1%(前日11.0%)。
    5日連続で10%超。
    日経VIは20.20(前日19.56)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.23倍(前日12.30倍)。
    前期基準では13.05倍。
    EPSは2145円(前日2155円)。
    11月15日の過去最高水準は2238円。
    225のPBRは1.10倍(前日1.11倍)。
    BPSは23850円(前日23888円)。
    10年国債利回りは0.370%(前日0.385%)。
    日経平均の予想益回りは8.18%。
    予想配当り利回りは2.41%。
    プライム市場の予想PERは13.05倍。
    前期基準では13.80倍。
    PBRは1.12倍。
    プライム市場の予想益回りは7.66%。
    配当り利回り加重平均は2.61%。
    プライム市場の単純平均は16円安の2354円。
    プライム市場の売買単価は2142円(前日2226円)。
    プライム市場の時価総額は686兆円(前日690兆円)。
    ドル建て日経平均は197.76(前日201.02)と反落。
    2日ぶりに200ドル割れ。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円高の26215円。
    高値26290円、安値26025円。
    大証先物夜間取引終値は日中比70円高の26220円。
    気学では「人気に逆行して動く日」。
    火曜は「強く見せて押し目をつける日」。
    水曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
    木曜は「高下して結局安し」。
    金曜は「安納会」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27082円。
    マイナス2σが26479円。
    マイナス3σが25876円。

    《今日のポイント12月26日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%の続伸。
       10年国債利回りは3.673%。
       2年国債利回りは4.223%。
       ドル円は132円台前半。
       SKEW指数は117.09→115.57→114.25。
       恐怖と欲望指数は38→38。

    (2)ダウ輸送株指数は142ポイント(1.05%)安の13421ポイントと反落。
       SOX指数は11ポイント(4.10%)安の2533ポイントと反落。
       VIX指数は21.97と上昇。
       3市場合算出来高は108.8億株(前日98.1億株、直近20日平均は112.4億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比330円安の26110円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆5626億円(前日は3兆7191億円)。
       値上がり1431銘柄(前日400銘柄)。
       値下がり337銘柄(前日1387銘柄)。
       新高値13銘柄(前日39銘柄)。
       新安値54銘柄(前日120銘柄)。
       3日ぶりに2ケタ
       プライム市場の騰落レシオは92.79(前日88.77)。
       NTレシオは13.89倍(前日13.84倍)。
       3日連続で13倍台。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)下向きの25日線(27752円)からは▲4.49%(前日▲5.13%)。
       5日連続で下回った。
       3月安値の時は▲7.48%。
       9月安値の時は▲5.98%、
       下向きの75日線は27460円。
       5日連続で下回った。
       下向きの200日線(27245円)からは▲3.15%(前日▲2.710%)。
       3日連続で下回った。
       下向きの5日線は26845円。
       5日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.564%(前日▲10.474%%)
       買い方▲10.333%(前日▲10.887%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.391%(前日▲4.336%)。
       買い方▲28.612% (前日▲27.806%)。


    (6)空売り比率は44.8%(前日47.7%。5日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は10.1%(前日10.8%)。
       日経VIは19.56(前日20.40)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.30倍(前日12.21倍)。
       EPSは2155円(前日2161円)。
       11月15日の過去最高水準は2238円。
       225のPBRは1.11倍(前日1.10倍)。
       BPSは23888円(前日23988円)。
       10年国債利回りは0.385%(前日0.478%)。

    (8)プライム市場の単純平均は17円高の2371円。
       プライム市場の時価総額は690兆円(前日684兆円)。
       ドル建て日経平均は201.02(前日199.73)と反発。
       2日ぶりに200ドル超。
     
    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27226円。
       マイナス2σが26699円。
       マイナス3σが26173円。
       アノマリー的には「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(12月23日まで)

    月曜23勝22敗
    火曜30勝20敗
    水曜22勝25敗
    木曜24勝23敗
    金曜22勝25敗

    週間ベースで日経平均株価は4.7%安、2週続落(累計6.0%下落)。、
    TOPIXは2.7%安、2週続落(同3.2%下落)。
    東証プライム市場指数は2.7%安、2週続落(同3.3%下落)。
    東証マザーズ指数は8.7%安、4週続落(同11.6%下落)。
    東証スタンダード市場指数は2.5%安、3週ぶり反落。
    東証グロース指数は8.7%安、4週続落(同11.7%下落)。
    東証REIT指数は5.3%安、3週ぶり反落。

    日経ヴェリタスの特集は「コツコツ個人 守り勝ち」。
    ネット証券5社の22年の口座開設数は300万。
    「新型コロナウイルス後」の3年累計では900万に達する。
    日経ヴェリタスは楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券の協力を得て、
    20年1月から22年11月の個人投資家の動向を調査。
    見えてきたのは、長期・分散投資のセオリーを守り、積み立て投資を続ける個人投資家の姿。
    新規口座開設数では、22年11月時点で5社合計で300口座を超えた。
    2年連続で大台に達し、うち6割がこれまで投資経験をもたない初心者。
    年代別の内訳をみると、口座開設者の半数を20−30代の若年層が占めた。
    個人投資家の高齢化を指摘する声もあるなか、実際には多くの若年層が資産形成の一歩を踏み出している。

    BofAグローバルリサーチのリポート。

    21日までの1週間の株式からの資金流出額が419億ドルと過去最大になった。
    税制面での理由が背景という。
    米バリュー株ファンドやパッシブ株からもそれぞれ172億ドル、278億ドルが流出。
    ともに週間で過去最大を記録した。
    BofAによると、タックスロス・セリング(節税対策のための売り)が資金流出の要因という。
    現金保有高も595億ドル減少。
    減少額は2022年2月以降で最大となった。
    投資適格債や高利回り債の流出額も9週間ぶりの大きさとなった。
    一方、新興国債券は4月以降で初の流入となった。
    新興国株式には32億ドルが流入。
    流入は3週連続だった。
    債券ファンドからは100億ドルが流出。
    これにより、BofAの「ブル・ベア」指標は先週付けた3月15日以来の高水準の3.1からわずかに低下し3.0となった。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    セック(3741)・・・動兆

    リアルタイムソフトウェア技術で宇宙分野や車両自動走行含むロボットで開発受託。
    移動体通信向けXR開発が好調。
    非接触IC開発も拡大。
    メタバースの中核。

    (兜町カタリスト櫻井)

     



    26日の東京株式市場は、反発スタートか。
    日経平均株価の予想レンジは、2万6200円−2万6380円を想定。(23日終値2万6235円25銭)

    先週末の米国株は上昇。ダウ平均は176ドル高の33203ドルで取引を終えた。

    前週末23日に発表された米12月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)で1年先の期待インフレ率が下方修正されたことで米国株式が上昇。これを支えに買いが先行しそうだ。

    ただ、中国で新型コロナウイルス感染症が急拡大しており、懸念要因として意識される。また、26日の欧米市場はクリスマスの振替休日で休場となり、市場参加者が減り、上値は限定されそうだ。
    腰の入った買いも期待しづらい。下値は固いとみるものの、高くなったところでは戻り売りが上値を抑えるであろう。小幅高でもみ合う時間帯が多くなりそうだ。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台後半(前週末終値は132円52−54銭)と、ユーロ・円が1ユーロ=141円近辺(同140円81−85銭)。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比65円高の2万6215円だった。

     

    【好材料銘柄】

    ■YE DIGITAL <2354> 
    3-11月期(3Q累計)経常が12%増益で着地・9-11月期も15倍増益。

    ■ネクストジェン <3842> 
    NECネッツエスアイ <1973> 、岩崎通信機 <6704> と資本業務提携。NESICと岩崎通を割当先とする合計38万5000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は652円。

    ■AppBank <6177> 
    輸入菓子・オリジナル菓子などの販売店を展開するCANDY・A・GO・GOと資本業務提携。協業を通じて地域×IPコラボレーション事業の売上拡大を目指す。

    ■ホープ <6195> 
    チェンジ <3962> と資本業務提携し、自治体DXの推進で連携する。資本面ではチェンジを割当先とする258万5000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は226円。Aれにより23年3月期末時点で債務超過を解消する見込み。また、三菱商事 <8058> と地方創生に関する事業上の協業に係る協議・検討を実施。

    ■アシロ <7378> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の6.88%にあたる52万5000株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月26日から23年6月30日まで。

    ■イトーキ <7972> 
    今期最終を85%上方修正・7期ぶり最高益更新へ。


    【主な経済指標・スケジュール】

    26(月)
    【国内】
    《決算発表》
    しまむら、高島屋、壱番屋、象印、あさひ

    【海外】
    休場:米国、欧州、香港(クリスマス)、英国(ボクシングデー)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■中国・浙江省、1日100万人コロナ感染 アップルなど供給網懸念


    ■t経産相、サウジ・エネ相と会談


    ■住友林業<1911>
    海外で木造ビル 3年間で300億円投資


    ■日本精工<6471>
    EV軸受け増産 HV含め300億円設備投資


    ■ベルシステム24<6183>
    ベトナム大手コールセンター子会社化


    ■日野自<7205>
    本社工場敷地一部売却へ 財務の改善狙う


    ■三菱UFJ<8306>
    三菱UFJ銀、東南アで後払い決済企業に出資


    ■石化・鋼材、アジアで急落 今年ピーク比3〜6割安


    ■東電HD<9501>
    系 ベトナムの水力発電に46億円出資


    ■日揮HD<1963>
    マレーシアでLNG洋上プラント共同受注


    ■出光興産<5019>
    自社株買い再開へ 約3年ぶり 配当含め700億円追加


    ■JR東<9020>
    不動産売却を加速 年200〜300億円、再開発に充当


    ■コーセー<4922>
    南アルプス工場の建設計画再開 「柔軟体制」に変更


    ■大泉製作所<6618>
    温度センサーの生産増強 十和田工場をマザー化


    ■シミック<2309>
    日本進出やヘルスケア参入支援の組織設置


    ■エーザイ<4523>
    認知症新薬、アデュカヌマブより低価格にすべき、米団体

     

12月26日 毎日コラム
どうする?買った株が下がったら!
・・・続き



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