日経平均株価 | 38,274.05 | -131.61 | 05/01 |
TOPIX | 2,729.40 | -13.77 | 05/01 |
マザーズ | 646.25 | -1.15 | 05/01 |
NYダウ平均 | 37,815.92 | -570.17 | 05/01 |
ナスダック総合 | 15,657.82 | -325.26 | 05/01 |
5日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比482ドル78セント(1.4%)安の3万3947ドル10セントで終えた。
午前にサプライ管理協会(ISM)が発表した11月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は56.5と、前月からの低下を予想していた市場予想(53.3)に反し、上昇した。商務省発表の10月の米製造業受注も前月比1.0%増と、市場予想(0.7%増)を上回った。
米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が広がった。米長期金利の上昇も株式の相対的な割高感につながった。
米ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、13〜14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が縮小される一方、来年の政策金利見通しが9月から引き上げられる可能性があると報じた。FRBが一段と政策金利を引き上げ、米景気や企業業績の悪化を招くとの警戒も投資家心理の重荷だった。長期金利は前週末終値の3.49%から一時3.6%台に上昇した。
ダウ平均の下げ幅は一時、580ドルを超えた。長期金利上昇でソフトウエアのマイクロソフトなどPER(株価収益率)が高いハイテク株全般に売りが優勢だった。傘下のスラック・テクノロジーズの最高経営責任者(CEO)退任が伝わった顧客情報管理のセールスフォースが7%あまり下げ、ダウ平均を押し下げた。
原油安を受けて石油のシェブロンも安い。インフレが消費を抑えるとの見方から、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄も売られた。
ナスダック総合株価指数は続落し、前週末比221.560ポイント(1.9%)安の1万1239.937で終えた。中国・上海工場の生産縮小が報じられた電気自動車のテスラが大幅安だった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げも目立った。
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