日経平均株価 | 37,068.35 | -1011.35 | 04/19 |
TOPIX | 2,626.32 | -51.13 | 04/19 |
マザーズ | 638.74 | -21.13 | 04/19 |
NYダウ平均 | 37,775.38 | +22.07 | 04/19 |
ナスダック総合 | 15,601.50 | -81.87 | 04/19 |
2日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比34ドル87セント(0.1%)高の3万4429ドル88セントで終えた。
朝方発表された注目の11月の雇用統計によると、非農業部門就業者は市場予想を上回る増加数となったほか、平均時給は伸びが加速。米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げに対する警戒感が広がり、午前のダウは軟調に推移した。
ただ、米長期金利の上昇が一服すると、主力株を買い直す動きが入り、ダウ平均は午後に上げに転じた。
11月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比26万3000人増え、伸びは市場予想(20万人)を上回った。失業率は前月と同じ3.7%で、市場予想とも一致した。平均時給は前月比0.6%上昇し、市場予想(0.3%上昇)より強い内容だった。賃金インフレによる物価上昇圧力が解消しなければ、政策金利が高い水準にとどまり続けるとの懸念を誘った。ダウ平均は下げ幅を350ドル超に広げる場面があった。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開となった。雇用統計を受けても「米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの見方は変わらない」との声が聞かれ、下値では買いが入った。雇用統計の発表直後に一時は3.63%と前日終値(3.51%)から上昇した米長期金利が次第に上昇幅を縮め、米株の買い直しを誘った。
個別銘柄ではユナイテッド航空ホールディングスと数十機の中型機「787」の受注で合意が近いと伝わった航空機のボーイングが4%高となった。スポーツ用品のナイキや化学のダウも高い。一方、顧客情報管理のセールスフォースや金融のゴールドマン・サックスが安い。米原油先物相場が下落し、石油のシェブロンも売られた。
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比20.952ポイント(0.2%)安の1万1461.497で終えた。
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