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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    日経平均株価は新値街道を走る展開が続いている。米中摩擦問題に対する警戒感の後退がリスクを取る動きを後押しした。
    日経平均は朝方に2万3000円大台を回復する場面があったが、ここまで連騰の反動もあって前場後半以降は利益確定売りに伸び悩んだ。しかし、押し目買いニーズも強く2万2900円台で売り物を吸収した。業種別にはここまで相場を牽引してきた半導体関連が上昇一服となる半面、保険や銀行、ノンバンクなどの金融株に買いが目立った。
     
     
    明日30日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
    主要企業の決算発表が相次ぐなか、個別株物色が中心とみられ、指数への影響は限定的とみられる。海外要因の安定化が続けば、売り方の買い戻しが期待されるものの、日経平均株価は直近7連騰で、一時は約1年ぶりにフシ目となる2万3000円を回復するなど短期的な過熱感がくすぶっている。
    市場では、「水準的にみて調整があっても不思議ではない」との声は根強く、外部要因に変調が起きれば、利益確定売りが出やすい状況とも言える。
    現地30日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を目前に控え、結果を見極めたいとの見方も多く、買い進みにくい面もあろう。
    ただ、マザーズやジャスダックなどの新興市場は日経平均にだいぶ遅れているだけに、上昇余力はまだかなり残されている。仮に東証1部の大型株の動きがとまっても、材料株は余熱でしばらくは走るだろう。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(29日現在)
     
    24071.22  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23576.99  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23375.34  ボリンジャー:+3σ(26週)
    23256.21  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23081.43  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22974.13  ★日経平均株価29日終値
     
    22761.02  6日移動平均線
    22750.60   新値三本足陰転値
    22732.72  ボリンジャー:+2σ(26週)
    22716.68  均衡表転換線(日足)
    22585.87  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22441.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22142.22  均衡表基準線(日足)
    22090.31  25日移動平均線
    22090.10  ボリンジャー:+1σ(26週)
    21781.30  均衡表転換線(週足)
    21698.33  均衡表雲上限(週足)
    21626.19  13週移動平均線
    21594.76  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21559.60  均衡表基準線(週足)
     
    ローソク足は2日連続でマドを空けて上昇し、ザラ場高値は昨年10月11日以来の23000円に乗せ、終値は7日連続で今年最高値を更新した。
    一目均衡表の基準線と転換線は上向きをキープし、ボリンジャーバンドでは終値が+2σ直下にとどまり、上値拡張局面の拡張を示唆している。
    RSI(14日ベース)は90.37%(昨日90.16%)と過熱圏にとどまったが、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は123.31%(同125.50%)に低下したほか、25日線との上方乖離率は4.00%と5%未満で推移しており、引き続き上値余地を残している。
     

    【大引け概況】
    29日の日経平均株価は7日続伸し、大引けは前日比106円86銭高の2万2974円13銭だった。7日連続で年初来高値を更新した。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:00 容量:17.86M

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    米中貿易交渉の進展期待や英国の欧州連合(EU)離脱期限の延長合意を受けて買い安心感が強まり、朝方から高い水準で推移した。取引時間中として2018年10月11日以来、約1年ぶりに2万3000円台に乗せる場面もあった。
     
    米株式市場でS&P500種株価指数は過去最高値を更新した。米中貿易交渉の進展を示唆するトランプ米大統領の発言が伝わり、投資家のリスク許容度が一段と高まった。外国為替市場で円相場は1ドル=109円近辺まで円安・ドル高が進行。東京株式市場では輸出企業の業績悪化懸念が後退したと受け止められ、自動車株などが買われた。米長期金利の上昇を受け利ざや改善期待が広がった銀行株などバリュー(割安)株も堅調だった。
     
    投資家心理の改善を示す一例が決算への株価の反応だろう。日東電工の9月中間決算は連結営業利益が前年同期比で2割減ったが、会社の予想値は上回ったとして株価は急伸した。ミスミグループ本社も減益決算の発表が「悪材料出尽くし」とみなされて株価は大幅に上昇しており、「投資家は何か良いところを探していた」という。
     
    ただ、連騰による過熱感があった上、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も出た。日経平均は2万3000円を超えると頭打ちとなり、上値の重さが目立つ一日だった。
     
    JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比126.94ポイント高の1万4874.20だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、14.25ポイント高の1662.68で終えた。
    業種別では非鉄金属や精密機器なども上昇。空運業や電気・ガス業などが下落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3278億円。売買高は13億2465万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1520と全体の約7割を占めた。値下がりは555、変わらずは80銘柄だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、その他金融業、非鉄金属、精密機器、鉄鋼が上昇率上位となった。下落は空運業、電気・ガス業など。
     
    個別では、売買代金トップのソフトバンクグループが久しぶりに反発に転じ、トヨタ自動車など自動車株も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが物色人気、任天堂も上昇した。ソニーも買い優勢、日東電、信越化学工業、HOYAも高い。神戸鋼や日立建機、安川電が堅調に推移。三櫻工業、モリテック スチールがストップ高に買われ、バリューコマース、日本航空電子工業、JSRなども値を飛ばした。
     
    半面、20年3月期の連結純利益予想を下方修正したファナックが冴えず、アドバンテストやSUMCO、エーザイも利食いに押された。ファーストリテイリングも値を下げた。エムスリーも安い。ユー・エム・シー・エレクトロニクスが急反落、enish、オルトプラスなどの下げも目立つ。日本ライフライン、ヤマトHD、東電HD、JR東海が軟調だった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比31.72ポイント高の6873.71ポイントと続伸した。
    出来高1億158万株。値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は181となった。
     
    個別では、ダイトーケミックス、テクノスマート、石井表記がストップ高。アサヒ衛陶は一時ストップ高と値を飛ばした。アヲハタ、サトウ食品工業、広栄化学工業、ユーピーアール、萬世電機など10銘柄は年初来高値を更新。花月園観光、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、ヒラノテクシード、カーチスホールディングス、ASTIは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、魚喜、ジー・スリーホールディングス、ワシントンホテル、高砂鐵工、小島鉄工所が年初来安値を更新。ショクブン、那須電機鉄工、C&Gシステムズ、サンテック、アイケイが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。終値は前日比6円19銭高い3508円80銭と、2018年12月7日以来およそ11カ月ぶりの高値だった。
    日経平均は新値街道を走る展開が続いている。米中摩擦問題に対する警戒感の後退がリスクを取る動きを後押しした。新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。投資余力の増した個人投資家が主力株や決算を発表した銘柄に買いを入れた。
    主力株中心に買いが先行した。また、半導体関連や量子コンピューターなどテーマ性のある中小型株にも買いが波及したほか、好決算などを発表した銘柄にも投資資金が向かった。ただ、ジャスダック平均は今日で8連騰となるだけに一本調子の上昇に対する警戒感もあり、戻り待ちの売りや目先の利益を確保しようとする売りも散見され、基本的には一日を通して狭いレンジ内での小動きに留まった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で449億円、売買高は6493万株だった。値上がり銘柄数は333、値下がり銘柄数は278となった。

    個別では、YKT、栄電子がストップ高。中央化学は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、暁飯島工業、幼児活動研究会、ドーン、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど24銘柄は年初来高値を更新。岡本硝子、こころネット、ミナトホールディングス、エヌジェイホールディングス、コンセックが買われた。
     
    一方、三洋堂ホールディングスが年初来安値を更新。アイエックス・ナレッジ、SHINWA Wise Holdings、東映アニメーション、川重冷熱工業、大伸化学が売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比9.82ポイント高の877.30ポイントと8日続伸。
    日経平均は一時心理的な節目となる23000円を超え、本日も年初来高値の更新を記録した。マザーズ市場においても目先の先高感が高まり、個人投資家心理の向上を通じてさらに上げ幅を拡げる展開となった。バイオ関連では、サンバイオやそーせい、アンジェスをはじめ、そのほか指数インパクトの大きいメルカリなども買われた。また、新規上場銘柄や好業績銘柄などに個人投資家の資金が集まり、にぎわった。
    市場からは「決算内容がさえなくても、よほど悪くない限り買われる相場」と強い投資家心理について指摘する声もあった。
    売買代金は概算で710.24億円。騰落数は、値上がり149銘柄、値下がり134銘柄、変わらず13銘柄となった。
     
    新規株式公開(IPO)銘柄はともに初値を上回って取引を終えた。28日新規上場した上場2日目のセルソースの終値は初値を1000円(16.6%)上回り、制限値幅の上限(ストップ高水準)である7020円だった。29日に新規上場したジェイックの終値は初値を2330円(22.6%)上回る1万2650円だった。
     
    個別では、ホットリンク、セルソース、中村超硬、ログリーがストップ高。ジェイックは一時ストップ高と値を飛ばした。グランディーズ、ブシロードなど3銘柄は年初来高値を更新。Lib Work、くふうカンパニー、ジャパンインベストメントアドバイザー、弁護士ドットコム、ASJが買われた。
     
    一方、Welby、HENNGE、BASE、インティメート・マージャーが年初来安値を更新。NATTY SWANKY、エル・ティー・エス、アプリックス、Chatwork、ツクルバが売られた。
     
     

     

    【後場寄り付き概況】

    29日後場寄り付きの日経平均株価はやや伸び悩み。前営業日比103円85銭高の2万2971円12銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.62ポイント高の1663.05で始まった。
    連日の上昇と年初来高値の更新、さらに心理的節目の2万3000円に一時到達したことで過熱感が意識され、目先の利益を確定する目的の売りが上値を抑えている。
     
    一方、業種別の東証株価指数(TOPIX)で銀行業は一段高となっており「割安株に対する海外投資家の買いが相場の支えとなっている」との声も出ていた。
    日米の金融政策に関するイベントも控えていることもあり、堅調ながらも心理的な節目である2万3000円を前に、引き続きこう着感の強い展開となっている。米長期金利の上昇を受けて、銀行株の強含みが目立っている。
     
    前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約179億円成立した。
     
    12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2705億円、売買高は7億7348万株だった。
     
    個別では、任天堂が後場に入り一段高。三菱UFJと三井住友FGが上げ幅を拡大した。大日本住友と第一三共が上昇。ソニー、村田製、信越化もしっかり。日東電工が大幅高。日本製鉄や東邦鉛、宇部興が高い。
     
    半面、SUMCO、アドバンテス、ファナック、キヤノンが軟調。東エレクは小幅安。ファーストリテが弱含み。エムスリーが値を下げている。東宝、コナミHD、日ハム、キッコマンが安い。
     
     


    29日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比107円86銭高の2万2975円13銭だった。取引時間中としては2018年10月11日以来、約1年ぶりに2万3000円台に乗せる場面があった。
     
    前日の米国市場ではS&P500指数が史上最高値を更新するなど、主要株価指数がそろって上昇。為替も1ドル=109円台に乗せるなどドル高・円安に振れたことから輸出関連を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
    欧州連合(EU)が英国の離脱期限を20年1月末まで延期することで合意したことも買い安心感につながった。
    ただ、日経平均が2万3000円台に乗せた後は一進一退の展開となり、上値の重さが目立った。
     
    円安進行による輸出採算の改善期待から自動車株が買われたほか、米長期金利の上昇を受けた利ざや改善期待から銀行株が堅調に推移した。業種別では鉄鋼、非鉄なども高い。半面、繊維や空運が下落した。
     
    2万3000円台を回復した後の上値の重さについては、「約1年ぶりの水準で、心理的な節目でもあったため、達成感が出やすかった」という。また、「米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合を見極めたい、という雰囲気もあるのだろう」との指摘もあった。日経平均は連騰し、テクニカル面では短期的な過熱感も出ている。後場も上値は重そうだ
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1325億円、売買高は6億6944万株だった。
     
    東証1部の値上がり銘柄数は1698と、全体の8割近くを占めた。値下がりは367、変わらずは90銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、その他金融業、銀行業、保険業、鉄鋼、ガラス・土石製品などが上昇。下落は空運業など2業種。
     
    個別では、日東電や信越化、安川電、キーエンスが上昇。T&DやSOMPOが堅調に推移し、ソフトバンクグループ(SBG)、任天堂が高い。ソニーも買い優勢。三櫻工業がストップ高、モリテック スチールも値を飛ばした。
     
    半面、20年3月期の連結純利益予想を下方修正したファナックと、19年12月期の連結純利益予想を下方修正したキヤノンは下落した。SUMCO、スクリンが軟調だったほか、東電HD、JR東海、ANAHDが安い。エーザイも売りに押された。ファーストリテイリングも冴えない。レーザーテック、エムスリーも安い。ユー・エム・シー・エレクトロニクスは大幅安となっている。
     
    東証2部株価指数は前日比22.62ポイント高の6864.61ポイントと続伸した。
    出来高5605万株。値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は149となった。
     
    個別では、アサヒ衛陶、石井表記が一時ストップ高と値を飛ばした。アヲハタ、サトウ食品工業、広栄化学工業、ユーピーアール、原弘産など8銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、花月園観光、ヒラノテクシード、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、ASTIが買われた。
     
    一方、ジー・スリーホールディングス、ワシントンホテル、高砂鐵工、小島鉄工所が年初来安値を更新。ショクブン、サンテック、那須電機鉄工、アイケイ、大和が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比6円75銭高い3509円36銭となった。一時3513円62銭まで上昇し、取引時間中では2018年12月10日以来およそ11カ月ぶりの高値を付ける場面があった。
     
    米中貿易協議の進展や企業業績の底入れ期待を背景に投資家心理が改善、投資家の関心が主力の東証1部市場銘柄に移るなか、新興市場でも主力株を中心に買われたほか、決算発表した銘柄への物色が目立った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で250億円、売買高は3476万株だった。値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は227となった。
     
    個別では、YKTが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、暁飯島工業、幼児活動研究会、ドーン、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど20銘柄は年初来高値を更新。栄電子、ミナトホールディングス、AKIBAホールディングス、エヌジェイホールディングス、こころネットが買われた。
     
    一方、三洋堂ホールディングスが年初来安値を更新。SHINWA Wise Holdings、アイエックス・ナレッジ、東映アニメーション、中央化学、大伸化学が売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比7.37ポイント高の874.85ポイントと8日続伸。
    米中貿易協議の進展期待が高まり、主要株価指数は続伸した。円相場も一時1ドル=109円台と約3カ月ぶりとなる安値水準まで下落したこともセンチメントの改善に寄与している。投資家の関心が主力の東証1部市場銘柄に移るなか、4〜9月期の単独売上高が大幅増だった弁護士COMが買われたほか、アンジェスやサンバイオなどバイオ関連が高い
    値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は114となった。
     
    東証マザーズ市場に上場2日目のセルソースは、買い気配で始まり、9時29分に公募・売り出し価格(公開価格、2280円)の2.6倍の6020円で初値を付けた。午前の終値は6780円だった。
     
    29日に東証マザーズ市場に新規上場したジェイックは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公募・売り出し(公開)価格を約70%上回る8110円まで上げた。
     
    個別では、ホットリンク、ログリーがストップ高。グランディーズ、ブシロードは年初来高値を更新。弁護士ドットコム、くふうカンパニー、ブランディングテクノロジー、ASJ、HANATOUR JAPANが買われた。
     
     一方、Welby、HENNGE、インティメート・マージャーが年初来安値を更新。NATTY SWANKY、ツクルバ、ギークス、Sansan、サイバー・バズが売られた。

    【寄り付き概況】

    29日の日経平均株価は、前日比83円52銭高の2万2950円79銭と7日続伸してスタート。
     
    連日で好地合いが続くなか、週米国株市場主導でリスクオンの流れが続いている。前日にNYダウなど主要株指数が揃って上昇しS&P500指数は過去最高値を更新、外国為替市場では一時1ドル=109円台に入るなど円安が進行していることもあって、ハイテクや自動車など輸出セクターに追い風が強い。
    特に米中摩擦問題に対する警戒感の後退から半導体関連株などへの買い意欲が強く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は最高値圏を走っており、東京市場でもこの流れに追随する展開。日経平均は2万3000円台をうかがう動きに。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、陸運、空運を除く31業種が高く、値上がり上位にその他金融、ガラス土石、銀行、鉄鋼、海運など。
     
    個別では、東エレク、村田製が堅調で、トヨタ、キーエンス、三菱商、日本製鉄は買われている。三菱UFJ、三井住友が値を上げ、オリックスは大幅反発している。ソフトバンクGが小幅安で始まった後に切り返し、ファーストリテ、パーク24はしっかり。任天堂も上昇している。

    半面、エーザイがさえず、神戸物産は小幅続落。アドバンテス、ファナックが売られ、キヤノンは安い。
     
     
    テクニカル的には、極洋(1301)、サイネックス(2376)、ぐるなび(2440)、カワチ薬(2664)、DVx(3079)、ココカラ(3098)、ディア・ライフ(3245)、AGS(3648)、Vキューブ(3681)、ガンホー(3765)、システムリ(3771)、ビーグリー(3981)、アミューズ(4301)、扶桑薬(4538)、TOW(4767)、オプトラン(6235)、アイチ(6345)、ユーシン(6482)、イーグル(6486)、日ピラー(6490)、船場(6540)、マブチ(6592)、フォスタ(6794)、新電元(6844)、富山第一(7184)、システムソ(7527)、白銅(7637)、クボテック(7709)、Vテク(7717)、HOYA(7741)、ツカモト(8025)、東エレ(8035)、阪和興(8078)、AOKI(8214)、りそな(8308)、地銀セクター、太平興(8835)、燦HD(9628)、ミスミ(9962)が動兆。
     



    29日の日経平均株価は続伸し、取引時間中では2018年10月11日以来、約1年ぶりとなる2万3000円台に乗せる場面がありそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2800円-2万3100円。
     
    28日のNYダウ工業株30種平均は前週末比132ドル高の2万7090ドルで終えた。
    米中貿易協議の進展や企業業績への期待感から米株式相場の上値追いが続く中、日本株にも運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが続くだろう。
    マイクロソフトやアップルが急伸するなど、ハイテクや半導体株の上昇が目立ったほか、米長期金利の上昇で金融株も買われた。
    29日の東京株式市場でも引き続き、半導体株などが相場全体を押し上げる展開が想定される。
     
    28日のシカゴ市場で日経平均先物12月物(円建て)の清算値は2万2960円と、同日の日経平均や大取終値を上回った。日経平均は前日まで6日続伸し、連日で年初来高値を更新と、短期的な過熱感は強い。2万3000円近辺では利益確定売りが上値を抑えそうで、終値での大台維持は難しそうだ。
     
     
    日程面では、野村や日清粉G、オムロン、NTTドコモなどが4〜9月期の決算発表を予定している。総務省は寄り付き前に10月の都区部消費者物価指数(CPI)を発表する。2年物国債の入札。また、新規株式公開(IPO)では人材紹介サービスなどを手掛けるジェイック<7073>がマザーズ市場に上場する。海外ではFOMCが30日までの日程で開催。このほか、9月の米中古住宅販売仮契約、10月の米消費者信頼感指数など。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■日本ドライケミカル <1909>
    上期経常を一転58%増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ。
     
    ■タカミヤ <2445>
    上期経常を一転58%増益に上方修正・5期ぶり最高益、通期も増額、配当も1円増額。
     
    ■セック <3741>
    上期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
     
    ■日本鋳鉄管 <5612>
    上期経常は黒字浮上・通期計画を超過。
     
    ■テクノスマート <6246>
    今期経常を一転18%増益に上方修正、配当も10円増額。
     
    ■カーチスホールディングス <7602>
    上期経常を67%上方修正。
     
    ■タカラレーベン <8897>
    上期経常が77%増益で着地・7-9月期も3.9倍増益。
     
    ■ワイヤレスゲート <9419>
    セキュリティ通信子会社のLTE-Xが協和エクシオ <1951> と資本業務提携。独自ネットワーク技術「LTE over IP(LTE仮想化技術)」を活用したセキュリティ・ソリューションの提供で協業。
     
    ■ピー・シー・エー <9629>
    今期経常を62%上方修正・14期ぶり最高益更新へ。
     
    ■コンセック <9895>
    上期経常を5.2倍上方修正、通期も増額。
     
    ■ヤマト <1967>
    上期経常を一転54%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■日本M&Aセンター <2127>
    上期経常を一転33%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■コア <2359>
    上期経常が22%増益で着地・7-9月期も39%増益。
     
    ■アイティフォー <4743>
    上期経常を29%上方修正・12期ぶり最高益更新へ。
     
    ■こころネット <6060>
    上期経常を一転44%増益に上方修正。
     
    ■フィンテック グローバル <8789>
    セキュリティトークンを用いた不動産証券化の実証実験を開始。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    29(火)
    10月都区部消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    NTTドコモ、HOYA、オムロン、NEC、野村HD、ANA、NESIC、邦ガス、山崎パン、カルビー、NSSOL、四国化、協和キリン、ミンカブ、SBテクノロジ、マンダム、デクセリアルス、日電硝、日立金、アサヒHD、日本トリム、新電工、GMOFHD、シマノ、昭和飛、JSP、日立ハイテク、コメリ、PALTAC、NECキャピ、コネクシオ、大ガス、メタウォーター、カプコン、日清粉G、ゼンリン、西ガス、ユニゾHD、セプテーニHD
     
    【海外】
    FOMC(〜10/30)
    米8月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
    米10月消費者信頼感指数(23:00)
    米9月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
    《米決算発表》
    ゼネラル・モーターズ、ファイザー、メルク、マスターカード、アムジェン、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■男性国家公務員 育休を原則に 1カ月以上促す
     
    ■国土強じん化で追加策検討 官房長官
     
    ■大東建託<1878>
    営業利益2割減 4〜9月 受注低迷で
     
    ■ルネサンス<2378>
    4〜9月営業益3%増 若年層の利用伸びる
     
    ■ヒューリック<3003>
    1〜9月営業益1割増 賃貸収入好調
     
    ■豊田自動織機<6201>
    高浜工場 11月上旬再開へ復旧活動
     
    ■東芝テック<6588>
    飲食店で店員呼ばずにスマホ決済
     
    ■富士通<6702>
    新薬申請データ作成 中小向け コスト削減
     
    ■アズワン<7476>
    7期連続最高益 4〜9月 EC事業好調
     
    ■ANA<9202>
    4〜9月営業益2割減 ビジネス席貨物不振
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    SVF 英金融に700億円追加出資
     


    「火曜日10週連続高へ」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。
    NYダウは132ドル高の27090ドルとほぼ1カ月ぶりの高値。
    米中貿易交渉の進展期待から投資家心理は強気優勢。
    マイクロソフトやアップルなどハイテク株を中心に上昇した。
    NASDAQは4日続伸。
    一時8335ポイントまで上昇。
    7月26日に付けた過去最高値(8330ポイント)を上回る場面があった。
    アマゾンやフェイスブックなどの上昇が寄与した格好。
    S&P500は16ポイント高の3029ポイントと3カ月ぶりに終値ベースの過去最高値を更新。
    終値ベースでNASDAQは最高値まで5ポイント弱、NYダウは1%未満の水準まで迫っている。
    トランプ大統領が寄り前に「米中貿易協議は予定より早く進んでいる」とコメント。
    先週末に米国防総省が超大型の共同防衛インフラ事業のクラウド・サービス契約をマイクロソフトと締結。
    同社株の2%超の大幅高が目立った。
    LVMHによるティファニーへの買収報道も好感。
    同社株は30%超の上昇となった。
    また英FTが大幅高となったことも主要株価指数を押し上げた。
    トランプ大統領は「S&P500は史上最高値を達成。
    これは雇用、401K、率直に言って皆さんに大きな勝利です」とツイート。
    10年国債利回りは1.84%水準。
    2年国債利回りは1.64%水準。
    ドル円は109円台に接近。
    恐怖と欲望指数は62→68に上昇。


    週明けの日経平均は寄り付き55円高、終値67円高。
    6日続伸で6日連続の新値追い。
    日足は5日連続陽線。
    東京エレク、ファナック、アドテスト、TDKの4銘柄で上昇寄与度65円。
    「67円高はそれで説明がついてしまう」という見方だ。
    「FOMC、日銀金融政策決定会合、ECB緩和再開、雇用統計と重要イベントが多く上値はなかなか追えない」。
    この声がシックリくる動きだった。
    TOPIXは反落。
    東証1部の売買代金は1兆8180億円。
    値上がり1096銘柄、値下がり958銘柄。
    新高値165銘柄と増加。新安値2銘柄と減少。
    騰落レシオは125.50。
    NTレシオは13.87倍と10月18日の市場最高値に並んだ。
    25日線からは3.7%、200日線からは7.4%のプラスかい離。
    サイコロは10勝2敗で83.3%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.287% 。
    買い方▲7.642%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.547%。
    買い方▲13.836%。
    空売り比率は40.9%。
    153日連続40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は5.0%。
    日経HVは13.3、日経VIは14.98。
    日経平均採用銘柄のPERは12.87倍。
    EPSは1776円。
    PBRは1.12倍。 
    BPSは20417円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比110円高の22960円。
    高値22980円、安値22820円。
    気学では「前場安いと後場戻る日。押し目買い」。
    水曜は「変化注意日」。
    木曜は「押し目買いの時点にある時は買い方針。逆なら見送れ」。
    金曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」。
    「冴えない決算で底打ち感。好決算で天井感」がこのところの流れ。
    ファナックの小幅下方修正をどう捉えるかが課題の火曜日。
    先週まで火曜日は9週続伸している。
    10週連続に期待だ。


    週明けのNYダウは132ドル高の27090ドルと続伸。
    サイコロは8勝4敗。
    NASDAQは82ポイント高の8325ポイントと4日続伸。
    サイコロは9勝3敗。
    S&P500は16ポイント高の3039ポイントと4日続伸。
    サイコロは9勝3敗。
    ダウ輸送株指数は3ポイント安の10853ポイント。
    SOX指数は1.75%の上昇。
    VIX指数は13.13。
    225先物CME円建ては大証日中比110円高の22960円。
    ドル建ては大証比日中比125円高の22975円。
    大証夜間取引終値は日中比110円高の22960円。
    ドル円は108.64円。
    10年国債利回りは1.844%。
    2年国債利回りは1.647%。

    テクニカル的には、極洋(1301)、サイネックス(2376)、ぐるなび(2440)、カワチ薬(2664)、DVx(3079)、ココカラ(3098)、ディア・ライフ(3245)、AGS(3648)、Vキューブ(3681)、ガンホー(3765)、システムリ(3771)、ビーグリー(3981)、アミューズ(4301)、扶桑薬(4538)、TOW(4767)、オプトラン(6235)、アイチ(6345)、ユーシン(6482)、イーグル(6486)、日ピラー(6490)、船場(6540)、マブチ(6592)、フォスタ(6794)、新電元(6844)、富山第一(7184)、システムソ(7527)、白銅(7637)、クボテック(7709)、Vテク(7717)、HOYA(7741)、ツカモト(8025)、東エレ(8035)、阪和興(8078)、AOKI(8214)、りそな(8308)、地銀セクター、太平興(8835)、燦HD(9628)、ミスミ(9962)が動兆。

    (兜町カタリスト櫻井)

     

     
    28日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前週末比132ドル66セント高の2万7090ドル72セントとほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。
    また、S&P500種株価指数は16.87ポイント高の3039.42と、3カ月ぶりに過去最高値を更新した。
     
    米通商代表部(USTR)は25日、ライトハイザー代表と中国の劉鶴副首相が電話会談したと明らかにした上で、両国の貿易協議が「最終決着に近づいている」と表明。28日にはトランプ大統領がホワイトハウスで記者団に、協議の第1段階について「極めて大きな部分合意に予定より早く署名する」ことに期待を示した。協議進展に楽観的なムードが広がる中、ダウは午前中に一時209ドル高まで値を上げた
     
    米長期金利が上昇し、利ざや拡大の思惑からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が買われた。
    さらに、業績期待の買いを集めたハイテク株の上げも目立った。マイクロソフトが一時は4%近く上げ、上場来高値を付けた。米国防総省が25日、最大100億ドル規模のクラウドサービスの契約を交わしたと発表し、好感された。新型スマートフォン「iPhone11」の販売好調が伝わっているアップルも上場来高値を更新した。
     
    セクター別では、電気通信サービスやソフトウェア・サービスが上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は4日続伸し、前週末比82.867ポイント高の8325.986で終えた。一時は8335.564と、7月26日に付けた過去最高値(8330.211)を上回る場面があった。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど主力株が総じて上げ、指数を押し上げた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    27,090.72+132.66
    S&P500種
    3,039.42+16.87
    ナスダック
    8,325.986+82.867
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,495.80−9.50
    NY原油(ドル/バレル)
    55.83+0.02
    円・ドル
    108.97 - 108.98+0.24


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は4営業日続伸した。
    12月物は前週末比135円高の2万2960円で引けた。28日の大取終値を110円上回った。米中貿易交渉の進展期待から投資家心理が上向き、日経平均先物は米株とともに買われた。
    米メディアは28日、トランプ米大統領が米中貿易協議の「第一段階」合意に向けた調整が「予定より早く進んでいる。(合意は)大きな内容になる」と述べたと伝えた。
    S&P500種株価指数が過去最高値を更新した。
     
    この日の12月物高値は2万2980円、安値は2万2820円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
     22960 ( +110 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22975 ( +125 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7331.28(+6.81)
    FTSE100種総合株価指数は小反発した。前週末の終値に比べ6.81ポイント高の7331.28で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
     
    銀行株が重荷となり続落して始まったが、午後に米中貿易協議が進展するとの観測から米国市場が株高で始まると上昇に転じた。もっとも28日夕に、英議会でジョンソン首相が提案した12月12日総選挙の是非を問う採決を控え、様子見姿勢から積極的な取引は手控えられた。
     
    個別銘柄では、高級ファッションのバーバリー・グループも上げた。医薬品株や建築関連株にも買いが入った。産銅大手アントファガスタが4.0%高。英プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループとロンドン証券取引所グループは各3.0%高と買われた。
     
    一方、HSBCホールディングスを筆頭に銀行株は下落した。HSBCは欧米での収益環境悪化などで2020年の利益目標を引き下げたことを材料に大幅に下落した。保険のM&Gの下げも目立った。アナリストが投資判断や目標株価を引き下げた、たばこのインペリアル・ブランズと情報・出版のインフォーマにも売りが出た。金相場安を背景に関連のフレスニージョは下げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12941.71(+47.20)
    ドイツ株式指数(DAX)は6日続伸した。終値は前週末と比べて47.20ポイント高の12941.71と、前週末に付けた1年4カ月ぶりの高値(終値)を更新した。
    米中貿易協議が進展するとの観測が投資家心理の改善につながり、欧州各国の株式市場に買いが広がった。通商問題に敏感な自動車株が上昇した。
    個別銘柄では中国関連の半導体のインフィニオンテクノロジーズが高かった。一方、四半期決算が軟調だったことで素材メーカーのコベストロは安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5730.57(+8.42)
    欧州の主要株式市場も総じて前週末に付けた高値(終値)を上回った。フランスの株価指数CAC40は年初来高値となった。米宝飾品大手ティファニーに買収提案を提案した仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは一時1%超上昇したが、小幅安で引けた。スペインのIBEX35は半年ぶりの高値水準で引けた。

    [概況]

    28日の欧米為替市場は、米ドル円が上昇した。上昇の理由は、米中貿易対立のリスク後退である。具体的にはトランプ米大統領による「中国との合意署名が予定より早く進んでいる」、「11月に開催されるAPEC首脳会議で中国と第1段階での署名を期待している」といった発言だ。米ドル円の動きを見ると、東京時間中は108円台後半で上値が重かったが、欧州時間に上記の報道が伝わると買いが優勢となり、高値109.050円まで急上昇する展開だった。
     
    ただ、節目109.00円では勢いが鈍り、終値は108.975円である。さて、29日の東京市場の米ドル円は。109.00円抵抗となり上値の重い展開が予想される。なぜなら、週中にFOMCというビックイベントが控えているからで、結果を見極めたいとする様子見ムードが広がると思われるからだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

10月29日 毎日コラム
身近な会社から銘柄選択
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