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    [概況]

    16日日中の外国為替市場において、米ドル円は動意の薄い展開となっている。英国のEU離脱協議が佳境に入るなか、欧州時間序盤にEU当局者より交渉が行き詰まっているとのコメントが発せられた。昨日は離脱協定の草案策定に近づいているとポジティブなニュースが流れており、二転三転する観測報道に市場も警戒感を強めている模様。
     
    明日より始まるEU首脳会談で合意形成が成るか予断を許さない状況下、一方にポジションを傾ける向きも少なくなっているようで、米ドル円は108.50円〜108.80円程の狭いレンジ内での取引に留まっている。
     
    テクニカル的にも、心理的な節目として意識される109.00円の大台と、短期的なサポートとなっている5日移動平均線(109.48円)とに挟まれており、身動きのとりにくい状況。英離脱協議の行方を横目に、どちらへブレイクするか注視したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    16日の日経平均株価は4日続伸し、年初来高値を更新した。終値は前日比265円71銭高の2万2472円92銭だった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:09 容量:10.28M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    2018年12月3日以来およそ10カ月ぶりの高水準となり、令和に入り最高値を付けた。
     
    前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が上昇したことや外国為替市場で1ドル=108円台後半までドル高・円安が進んだことなどを受け、リスクオンの流れが強まった。先の米中協議で進展が見られたことを受け、両国間の貿易摩擦に対する警戒感が後退している。
    輸出関連株に採算改善を意識した買いが入った。
     
    日経平均の上げ幅は朝方に400円を超える場面があった。米株高を受け、海外ヘッジファンドなど短期筋が株価指数先物に買いを入れた。ファストリやファナックなどの値がさ株には裁定取引に絡む買いが入り、日経平均を押し上げた。「過熱感を意識して先物の売り持ち高を形成していた個人などは持ち高解消の買い戻しを迫られ、急速な相場上昇につながった」との声があった。
     
    ただ、午後は伸び悩んだ。「円安進行が一服し、様子見気分が強まった」ためとみられる。また、日経平均が4日間で1000円近く上昇したため、利益確定売りに押される銘柄が目立った。
    国内機関投資家を中心に利益確定目的の売りが出て上値を抑えた。一部報道で「米下院が香港人権・民主主義法案を可決したのに対し、中国が報復を示唆している」と伝わり、米中関係の先行き不透明感から散発的な売りを促した。
     
    市場関係者は「これまで値下がりを見込んで売っていた投資家の買い戻しが目立った」(中堅証券)と指摘した。「海外勢の買い姿勢が強まった」との声もあった。
     
    JPX日経インデックス400は4日続伸し、年初来高値を付けた。終値は前日比98.77ポイント高の1万4591.56だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、終値は11.31ポイント高の1631.51と年初来高値を更新した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆4997億円。売買高は14億2731株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1513と、全体の約70%を占めた。値下がりは561、変わらずは80だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、ガラス・土石製品、ゴム製品、電気機器の上昇が目立った。下落は鉱業、水産・農林業、電気・ガス業など。
     
    個別では、売買代金トップのファーストリテイリングが大幅高に買われたほか、トヨタ自動車も上昇した。アステラスやファナック、キーエンスなども高い。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連の物色人気も続いている。クボタや日電産、AGCが買われた。ヨシムラ・フード・ホールディングスがストップ高となったほか、アプラスフィナンシャル、明治海運などが一時値幅制限上限に買われる人気となった。日本アジア投資も高い。
     
    半面、村田製作所が冴えず、第一三共、東ガスや住友鉱、丸紅が下落した。JR東日本も軟調。オリンパス、川崎汽も売られた。ユー・エム・シー・エレクトロニクスがストップ安に売られ、TOKYO BASE、北の達人コーポレーション、マルマエなどが大幅安。コロプラが急落、スクウェア・エニックス・ホールディングスも安い
     
    東証2部株価指数は前日比6.59ポイント高の6743.93ポイントと8日続伸した。
    出来高は8467万株。値上がり銘柄数は214、値下がり銘柄数は201となった。
     
    個別では日本ケアサプライ、バナーズ、パシフィックネット、田岡化学工業、広栄化学工業など8銘柄が年初来高値を更新。東京衡機、ユーピーアール、セメダイン、タクミナ、サイバーステップが買われた。
     
    一方、日創プロニティ、ロンシール工業、アサヒ衛陶、ダイハツディーゼルが年初来安値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、イトーヨーギョー、技研ホールディングス、大日本コンサルタント、デュアルタップが売られた。


    日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小幅反落した。終値は前日比3円23銭安い3410円89銭となった。
    日経平均株価の上昇を好感して午前は堅調に推移したが、後場に入ると利益確定売りに押され下げに転じた。ワークマンが大幅安となったほか、夢の街創造やUTも売られた。

    市場からは「大型株に比べ内需中心の中小型株は今後の業績が厳しいとの見方が根強く、内需銘柄が多いマザーズがジャスダックより下げ幅が大きくなった」との見方があった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で680億円と、今年2月28日以来の高水準だった。売買高は7454万株。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は288となった。
     
    個別では、夢の街創造委員会、ほぼ日、東邦レマック、五洋インテックス、川辺が年初来安値を更新。ズーム、ワークマン、幸和製作所、イメージ ワン、HAPiNSが売られた。
     
    一方、プロパスト、田中化学研究所がストップ高。ニッパンレンタル、日本興業は一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シンポ、小田原エンジニアリング、ハーモニック・ドライブ・システムズなど22銘柄は年初来高値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、アスコット、フォーバル・リアルストレート、ホロン、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が買われた。

     


    東証マザーズ指数は前日比8.48ポイント安の836.76ポイントと反落。
    米企業業績への期待を背景に前日の米株式相場が上昇し、投資家の運用リスクを取る姿勢が強まった。
    本日の東京株式市場は、先週末に引き続き、東証一部銘柄の値がさハイテク株や輸出関連銘柄が相場をけん引する展開、そのため、マザーズからは値動きの良さを好む資金が流出し軟調な推移となっている。バイオ関連をはじめとした内需系銘柄が大きな指数インパクトを持つマザーズ市場はこうした流れに置いていかれる形となっている。

    市場関係者は、「マザーズ銘柄に対し、きょうは利益確定の動きがかなり活発となっている」とみていた。

    値上がり銘柄数は98、値下がり銘柄数は182となった。

    個別では、ウォンテッドリー、ロゼッタがストップ安。ロコンド、アドバンスト・メディア、クラウドワークス、リックソフト、Welbyなど13銘柄は年初来安値を更新。And factory、Sansan、農業総合研究所、AI CROSS、アプリックスが売られた。
     
    一方、霞ヶ関キャピタル、エディア、SOUがストップ高。イノベーションなど3銘柄は年初来高値を更新。VALUENEX、シンメンテホールディングス、マネーフォワード、ピアラ、アクトコールが買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比280円30銭高の2万2487円51銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、12.89ポイント高の1633.09で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上げ一服。米国株高や円安に後押しされ前場に年初来高値を更新したことで目先的な目標達成感が台頭し、後場は戻り売りに上値を抑えられて始まった。
    外国為替市場では、1ドル=108円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、ファーストリテが高く、ソフトバンクGは底堅い。トヨタ、キーエンス、ファナック、東エレク、ソニーは堅調。三菱UFJ、三井住友は値を保ち、野村は強含み。武田は伸び悩んでいるが、プラス圏を維持している。
     
    半面、SUMCOが値を消し、村田製は軟調。第一三共、資生堂、NTT、リクルートHDがさえない。JR東日本は売られている。
     


    16日の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前日比338円53銭高の2万2545円74銭だった。4月25日に付けた年初来高値(2万2307円58銭)を上回った。
     
    NYダウ工業株30種平均は企業の好決算が相次ぎ、約1カ月ぶりに終値で2万7000ドル台を回復した。また、欧州連合(EU)関係者の発言を受け、英国のEUからの「合意なき離脱」に対する警戒感が和らぎ、円が主要通貨に対し下落した。日本株にとって好材料がそろい、幅広い銘柄が買われた。日経平均株価の前日終値からの上げ幅は、一時400円超まで広がった。
     
    ただ、米下院の「香港人権・民主主義法案」可決に対し中国政府が反対姿勢を表明すると、円安進行が一服。日経平均は利益確定売りに押され、伸び悩んだ。
     
    市場からは「海外勢の買い戻しが主体であり、ここまで持ち上げられると、さらに買い戻しを誘う可能性がある。米中問題は最悪期を脱した。7-9月期の業績悪は織り込みが進み、10-12月期からの回復を見据え、これから明るいストーリーが描けるのではないか」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇し、それぞれ年初来高値を上回った。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2306億円、売買高は7億1935万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1763と全体の82%だった。値下がりは319、変わらずは70だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では、ガラス・土石製品、ゴム製品、銀行業の上昇が目立った。下落は鉱業、水産・農林業の2業種だった。
     
    個別では、ファーストリテイリングが売買代金トップで大幅高。アドテスト、三菱電、日電産、ファナック、キーエンス、クボタ、アステラスなども高い。トヨタ自動車、マツダも上値を追った。三菱UFJやJR東海が上げた。低位のアプラスフィナンシャルがストップ高、ワコムも値を飛ばした。明治海運も一時値幅制限いっぱいに買われた。
     
    半面、村田製作所が冴えず、資生堂も売りに押された。丸紅や第一三共、国際石開帝石が下落した。カプコンやスクエニHD、ピジョンが下げた。北の達人コーポレーションが急落、コロプラ、TOKYO BASEも大きく売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比19.88ポイント高の6757.22ポイントと8日続伸した。
    出来高は5370万株。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、バナーズ、パシフィックネット、田岡化学工業、広栄化学工業、櫻護謨など7銘柄が年初来高値を更新。東京衡機、セメダイン、ユーピーアール、サイバーステップ、タクミナが買われた。
     
    一方、日創プロニティ、ロンシール工業、アサヒ衛陶が年初来安値を更新。イトーヨーギョー、フライトホールディングス、ビート・ホールディングス・リミテッド、大日本コンサルタント、大和重工が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円82銭高い3422円94銭だった。
    米中貿易摩擦への警戒感が後退し、日経平均株価が今年4月25日に付けた年初来高値(2万2307円)を上回ったことで個人投資家の心理が改善した。日本市場は、先週末に引き続き、半導体関連の電子部品セクターをはじめとした値がさハイテク株や輸出関連銘柄が相場をけん引する展開となった。ジャスダック市場では、好材料の出た銘柄を中心に買われた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で373億円、売買高は4459万株。
    値上がり銘柄数は331、値下がり銘柄数は232となった。
     
    個別ではプロパスト、日本興業がストップ高。ニッパンレンタルは一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シンポ、小田原エンジニアリング、ハーモニック・ドライブ・システムズなど19銘柄は年初来高値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、ホロン、アスコット、ANAP、エスエルディーが買われた。
     
    一方、夢の街創造委員会、ほぼ日、東邦レマック、五洋インテックス、川辺が年初来安値を更新。幸和製作所、ズーム、イメージ ワン、遠州トラック、リバーエレテックが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比2.61ポイント安の842.63ポイントと反落。
    米企業業績への期待を背景に前日の米株式相場が上昇し、投資家の運用リスクを取る姿勢が強まった。本日の東京株式市場は、先週末に引き続き、東証一部銘柄の値がさハイテク株や輸出関連銘柄が相場をけん引する展開、そのため、バイオ関連をはじめとした内需系銘柄が大きな指数インパクトを持つマザーズ市場はこうした流れに置いていかれる形となっている。
    市場関係者は、「マザーズ銘柄に対し、きょうは利益確定の動きがかなり活発となっている」とみていた。
    値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は141となった。
     
    個別では、ウォンテッドリー、ロゼッタがストップ安。ロコンド、アドバンスト・メディア、ヴィッツ、オンコセラピー・サイエンス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンなど8銘柄は年初来安値を更新。And factory、AI CROSS、農業総合研究所、Sansan、アプリックスが売られた。
     
    一方、霞ヶ関キャピタル、エディアがストップ高。マネーフォワード、イノベーション、アクトコール、VALUENEX、ピアラが買われた。

    【寄り付き概況】


    16日の寄り付きの日経平均株価は続伸している。始値は前日比272円36銭高の2万2479円57銭と、4月25日に付けた年初来高値(2万2307円)を上回って始まった。
     
    全体相場はリスクオンの流れが継続し前日の米国株市場では、大手金融株が好決算などを背景に買われ全体相場を牽引した。
    また、米中協議進展により景気への悪影響が薄れたとの思惑からエヌビディアが5%を超える上昇をみせるなど半導体関連も買われ全体を牽引、この流れが東京市場にも及んでいる。
    外国為替市場で1ドル=108円台後半までドル高・円安が進んでいることも主力輸出株などをはじめ、市場のセンチメントを強気に傾けている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に機械、銀行、ゴム製品、ガラス土石、海運など。
     
     
    個別では、トヨタが堅調。東エレク、キーエンス、ファナック、安川電が高く、SUMCO、信越化も値を上げている。任天堂、村田製は強含み。ファーストリテ、ソフトバンクGがしっかり。三菱UFJ、三井住友も買いを集めている。
    半面、積水ハウスが軟調。国際帝石、レナウンが売られている。東宝は弱含みとなっている。
     
    テクニカル的には、ダイセキソリュ(1712)、BRHD(1726)、巴コーポ(1921)、北電事(1930)、関電工(1942)、日電設(1950)、日揮(1950)、日清粉(2002)、タケエイ(2151)、丸大食(2288)、アウトソ(2427)、ファーマライズ(2796)、ヨコレイ(2874)、片倉(3001)、ヒューリック(3003)、アルコニクス(3036)、Jフロント(3086)、ココカラ(3098)、レスター(3156)、フュージャーズ(3284)、ツルハ(3391)、東レ(3402)、トーカロ(3433)、プロシップ(3763)、テイカ(4027)、石原産(4028)、日曹達(4041)、信越(4063)、三菱ガス(4182)、三菱ケミ(4188)、積化成(4228)、ダイキアク(4245)、日化薬(4272)、ハリマ化成(4410)、アルテリア(4423)、田辺三菱(4508)、ロート(4527)、テルモ(4543)、ゼリア(4559)、BML(4694)、荒川化(4968)、住友理工(5191)、石塚硝子(5204)、有沢(5208)、東洋炭素(5310)、ニチアアス(5393)、日立金(5486)、鋳鉄管(5612)、住友鉱(5713)、UACJ(5741)、OSJB(5012)、岡部(5959)、エイチワン(5989)、三浦工(6005)、Jマテ(6055)、アイダ(6118)、牧野フラ(6135)、ソディック(6143)、日進工具(6157)、LITARICO(6187)、日樹工(6293)、荏原実業(6328)、オルガノ(6368)、加藤製作(6390)、フジテック(6406)、ブラザー(6448)、マックス(6454)、NTN(6472)、不二越(6474)、東洋電(6505)、山洋電(6516)、JVCKW(6632)、帝通工(6763)、ユニデン(6815)、アイコム(6820)、堀場(6856)、日電子(6951)、カシオ(6952)、エンプラス(6961)、ローム(6963)、三井E&S(7003)、西日本FH(7189)、モーゲージ(7192)、日信工業(7230)、NOK(7240)、KYB(7242)、ケーヒン(7251)、アイシン(7259)、ホンダ(7267)、TBK(7277)、TSテック(7313)、第四北越(7327)、ナガイレ(7447)、信和(7607)、ダイトロン(7609)、スター精密(7718)、東京精密(7729)、スクリン(7735)、凸版(7911)、象印(7965)、リンテック(7966)、コクヨ(7984)、Fマート(8028)、椿本興業(8052)、ミツウロコ(8131)、ソーダニッカ(8158)、クレセゾン(8258)、フォーバル(8275)、ケーズ(8282)、地銀セクター、オリコ(8585)、日立キャピ(8586)、トモニ(8600)、岡三(8609)、だいこう(8692)、三井不(8801)、サンヨーナゴヤ(8904)、郵船(9101)、ユナイテッド(9110)、明治海(9115)、共栄タ(9130)、Wismetac(9260)、三井倉(9302)、内外トランス(9383)、カナモト(9678)、応用地質(9755)、イオンディ(9787)、Tナカヤマ(9830)が動兆。

     


    「輪廻転生」
     
    NY株式市場で主要3指数は大幅反発。
    S&P500とNASDAQは終値ベースで約3週間ぶりの高値水準を回復した。
    米中通商交渉一部合意で温まったところに好調な企業業績が重なった格好での買い物優勢展開。
    債券取引と引受事業の堅調さを受けて業績が予想を上回ったJPモルガンが3%上昇。
    過去最高値を更新。
    シティも利益が予想を上回り1.4%上昇。
    ウェルスファーゴやゴールドマンの業績は軟調だったが株価は上昇した。
    S&P500指数採用銘柄の2019年第3四半期利益は前年同期比3%減少する見通し。
    これまでに第3・四半期決算を発表した34社のうち、利益が市場予想を上回った企業の割合は88.2%。
    依然として商いは薄く3市場の売買高は62.7億株。
    英国とEUが離脱交渉で合意に近づいているとの報道を受け安全資産としての債券需要は後退。
    10年国債利回りは1.771%。
    2年国債利回りは1.624%と上昇(価格は下落)。
    英ポンドは5月中旬以来の高値に上昇。
    ドル円は108円台後半での推移。
     
     
    3連休明けの日経平均は寄り付き265円高、大引け408円高。
    日足は5日連続の陽線。
    12営業日ぶりで22000円台を回復。
    終値は9月24日の22098円を上抜いた。
    4月25日(22307円)以来、約5か月半ぶりの高値。
    「あと100円ちょっとで年初来米高値。
    米中通商交渉の部分合意を好感した動き。
    停戦で株高」という声が聞こえる。
    一方で「TOIXは9月高値を目前で伸びきれず。
    それほど迫力のある上げではない」という見方もある。
    東証1部の売買代金は2兆3126億円。
    値上がり1898銘柄。値下がり213銘柄。
    新高値144銘柄。新安値10銘柄。
    騰落レシオは133.11と微妙に低下。
    NTレシオは13.71倍。
    25日線からは2.1%、200日線からは4.7%のプラスかい離。
    サイコロは6勝6敗で50%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.240%。
    買い方▲8.903%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.508%。
    買い方▲16.374%。
    空売り比率は40.4%に低下。
    146日ぶりの40%以下に期待したい局面。
    日経HVは13.0、日経VIは15.70。
    日経平均採用銘柄のPERは12.64倍でEPSは1756円。
    PBRは1.10倍でBPSは20118円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比325円高の22525円。
    高値22565円、安値22005円。
    年初来高値は終値ベースで22307円、ザラ場で22362円。
    射程圏内というより上抜けてきた。
    昨年12月高値が22698円。
    残る高値は昨年10月2日の24448円。
    「ココを抜けると次は1991年高値23022円」という声も聞こえてきた。
    水曜のボリンジャーのプラス1σが22031円。
    プラス2σが22321円。プラス3σが22611円。
    週足の一目均衡の雲の上限(21698円)はクリア。
    日足の勝手雲の上限が21881円も上抜けた。
    24か月線(21924円)も回復。
    月足陽線基準は21885円。
    25日線(22741円)からプラス5%かい離で22828円。
    ここが今日時点の第一次限界点だろうか。
    気学では「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。
    木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて駆け引き」。
    金曜は「前場の足取りに反して動く日」。
    今年は「株は安いぞ水曜日」だが10月16日は「上げの特異日」だ。
     
    あるメルマガの指摘。
    「日経平均は大きく上昇。
    大型株、中型株、小型株も高値圏。
    逆に底値ゾーンにあるのは東証一部とマザーズだけ。
    底値圏の銘柄が一番多いのは、小型株採用銘柄・東証二部採用銘柄・JASDAQ採用銘柄・マザーズ採用銘柄。
    個人投資家が買っている銘柄の多くは依然として、底値圏のままで推移している」。
    これが実感だろう。
    「誰が一番儲かるのか。株式投資は連想ゲーム」と別の投資家さん。
    朝一番の電話は「9月10月高値と信じて持ち続けたことで新興市場での評価損が減ってきた」。
    多くの投資家像と相場観がある。
    別の投資家さんからのメール。
    「娘がタイのお土産に金ぴかの小さな象の置物を買ってきてくれました。
    金運」と。
    外堀は埋まりつつある印象。
    そして大和のレポート。
    「株価指数の戻り高値はTOPIXが4月17日、日経平均は4月25日。
    そろそろ半年の信用取引の期日が経過する。
    信用需給が軽くなることが期待できるタイミングだと言える」。
    ちなみに3月4日高値の日経JASDAQ平均は半年後の9月5日から14連騰。
    確かに株価は半年の輪廻転生でもある。
    「世の中の不安をその根底として上昇している金」とは違った世界だ。
     
     
    IMFは世界経済見通しで2019年の世界成長率を3.0%に0.2ポイント下方修正。
    背景は米中の貿易戦争を受けた世界的な貿易や投資の減速、
    金融危機直後だった09年以来10年ぶりの低い伸び率となる。
    下方修正は5四半期期連続。
    世界経済は3%成長が好不況の境目とされる。
    IMFは「世界全体の90%の国・地域で経済が減速している」と指摘。
    もっとも20年の実質経済成長率は3.4%に持ち直すと見込んでいる。
    しかし7月時点の予測と比べ0.1ポイント引き下げた。
    中国は20年の成長率が30年ぶりに6%台を割り込むと予測した。
    米国も19年の成長率見通しは2.4%と7月時点から0.2ポイント下方修正。
    興味深いのは日本、
    19年が0.9%、20年は0.5%。
    「予測をほとんど修正しなかった」。
    あるいは「日本は0.9%で横ばいだった」という表現ばかり。
    しかし「日本の来年の成長率は0.1ポイント上方修正され0.5%」というのが正しい表現。
    きっちり見ないと騙されそうだ。
     
     
    NYダウは237ドル高の27024ドルと反発。
    高値は27120ドル。
    NASDAQは100ポイント高の8148ポイント。
    高値は8166ポイント。
    S&P500は29ポイント高の2995ポイント。
    高値は3003ポイント。
    ダウ輸送株指数は130ポイント高の10386ポイント。
    SOX指数は2.22%の上昇。
    VIX指数は13.49。
    3市場の売買高は62.7億株(直近20日平均は約68.2億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比325円高の22525円。
    高値は22565円。
    ドル建ては大証比日中比340円高の22540円。
    大証夜間取引終値は日中比320円高の20520円。
    ドル円は108.84円。
    10年国債利回りは1.771%。
    2年国債利回りは1.624%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    三菱ケミカル(4188)・・・動兆
     
    三菱ケミカルに注目する。
    同社は総合化学首位。
    化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核。
    田辺三菱製薬、大陽日酸も傘下。 
    食品包装材の世界的な需要拡大に期待感。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

     
    16日の日経平均株価は続伸展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円
    15日のNY米ダウ工業株30種平均は前日比237ドル高の2万7024ドルだった。保険大手や銀行の好決算を受けてこれから本格化する企業決算への期待が高まった。ダウ平均は上げ幅を300ドル超に広げる場面もあった。英国の欧州連合(EU)離脱協議で「合意なき離脱」を回避できるとの観測も投資家心理の支えになった。
    日経平均株価は4月25日に付けた年初来高値(2万2307円)を更新し、2万2500円程度まで上値余地を広げ幅広い銘柄に買いが入ることで全体の底上げが進むだろう。
     
    米債券市場で長期金利が小幅ながら上昇したのも追い風に、日本の金融株にも見直し買いが入りそうだ。16日早朝の外国為替市場では円が1ドル=108円台後半と、15日の日銀公表値(108円35〜36銭)から円安・ドル高方向に振れている。輸出関連銘柄を中心に見直しの動きが続きそうだ、自動車株などに採算改善を期待した買いを誘うだろう。
     
    15日のシカゴ市場で日経平均先物12月物(円建て)の清算値は2万2525円と、同日の大取終値を325円上回った。
    日経平均が年初来高値を上回った後は達成感から利益確定売りも出やすく、上値がやや重くなる展開も想定される。市場では米中貿易協議の先行きに対して慎重な見方も根強いだろう。月末に向けては米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらんで経済指標や決算内容を見極めようとする投資家が次第に増えそうだ。
     
    国内では大引け後に9月の訪日外国人客数の発表がある。日韓関係悪化に加えて、台風の影響で訪日客数の伸び悩みが示されればあす以降、インバウンド(訪日外国人)関連銘柄の重荷になることも考えられる。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■パシフィックネッ<3021>
    6-8月期(1Q)経常は3.3倍増益で着地。
     
    ■プロパスト<3236>
    6-8月期(1Q)経常は4.1倍増益・通期計画を超過。
     
    ■TOKYO BASE <3415>
    上期経常が23%増益で着地・6-8月期も49%増益。
     
    ■田中化学研究所<4080>
    リチウムイオン電池の製造販売を手掛けるスウェーデン・ノースボルト社と、前駆体製造技術のライセンス及び技術支援、前駆体販売に関する契約を締結。契約の対価として、ノースボルト社から技術支援の進捗状況に応じたライセンス/技術支援料を受領する。
     
    ■ステラ ケミファ<4109>
    頭頸部がん患者を対象としたBNCT用ホウ素薬剤の製造販売承認を申請した。
     
    ■日本興業<5279>
    株価の回復により、20年3月期第2四半期に5956万円の投資有価証券評価損の戻入れが発生。
     
    ■Gunosy<6047>
    上期最終を一転黒字に上方修正。発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる43万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。また、サニーサイドアップ <2180> と、リサーチ事業とコンテンツ制作事業を行う合弁会社を設立する。
     
    ■アクトコール<6064>
    12-8月期(3Q累計)経常が7.6倍増益で着地・6-8月期も2.1倍増益。
     
    ■ワコム<6727>
    上期経常を57%上方修正。
     
    ■東京衡機<7719>
    上期経常が39%増益で着地・6-8月期は黒字浮上。
     
    ■SOU<9270>
    今期経常は15%増益へ。
     
    ■JESCOホールディングス<1434>
    今期経常は黒字浮上、1円増配へ。
     
    ■田辺工業<1828>
    NTT東日本とウェアラブルカメラの開発およびサービス提供で業務提携する。
     
    ■メディネット<2370>
    国立がん研究センターと新たながん免疫療法の実用化を目指し共同研究契約を締結。
     
    ■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
    上期経常は2.5倍増益で上振れ着地。
     
    ■DDホールディングス<3073>
    今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ。9月既存店売上高は前年同月比1.1%増と4ヵ月連続で増加した。
     
    ■メディアドゥホールディングス<3678>
    上期経常が59%増益で着地・6-8月期も14%増益。
     
    ■サイバーステップ<3810>
    6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■AI CROSS<4476>
    法人向けSMS配信プラットフォーム「AIX MessageSMS」が楽天モバイルに接続開始。国内全キャリアの電話番号宛にSMS配信が可能になる。
     
    ■ダブル・スコープ <6619>
    欧州EV向け高容量リチウムイオン電池に使用される新規製膜ラインの量産稼働を開始する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    【国内】 
    16(水)
    9月訪日外客数(16:00)
    《決算発表》
    フェスタリアHD
     
    【海外】
    米9月小売売上高(21:30)
    米10月NAHB住宅市場指数(23:00)
    ベージュブック
    米8月対米証券投資(10/17 5:00)
    《米決算発表》
    バンク・オブ・アメリカ、アボット・ラボラトリーズ、IBM、ネットフリックス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■政府が台風19号被災地の復旧・復興へ財政措置を講じる方針 堤防などの防災施設の復旧・強化や被災企業の資金繰り支援
     
    ■コシダカHD<2157.T>
    傘下でフィットネスジム運営のカーブスジャパンの国内店舗数が2000店を突破
     
    ■日立建<6305.T>
    豪州子会社の中国・徐州工場で鉱山向け超大型油圧ショベルの部品「シュー」を生産
     
    ■日立<6501.T>
    タイの有力財閥TCCグループと提携 オフィスビルや商業施設など都市開発のデジタル化で
     
    ■富士電機<6504.T>
    19年度内に三重工場で自動販売機の生産全体を可視化できる共通基盤を構築
     
    ■NEC<6701.T>
    NBA「ウィザーズ」とパートナーシップ契約 八村塁が所属
     
    ■OKI<6703.T>
    20年度にAIに携わる人材を現状比6割増の200人に
     
    ■日産自<7201.T>
    800億円超の減損損失計上を迫られる可能性 英国のEU離脱で
     
    ■島津製<7701.T>
    20年春にAI搭載のX線診断装置を世界展開 AIが画像のノイズを除去することで手術ミスを予防
     
    ■JAL<9201.T>とANA<9202.T>
    羽田〜北陸路線を増便・機材大型化 台風19号被害で北陸新幹線の不通の代替手段
     
    ■NTTドコモ<9437.T>
    携帯電話サービスに必要な機器の故障をAIで早期に検知・障害を未然に防ぐ取り組みを本格化
     

    [概況]

     
    16日の東京外国為替市場は、英ポンド円の上昇が目立った。上昇の理由は、英国のEU離脱問題に関する報道だ。詳しくは、英国とEUが離脱協定の草案で合意に近づいているという報道で、これにより合意なき離脱のリスクが後退し英ポンドの買いが活発になったというわけだ。値動きを見ると、報道が伝わった直後から英ポンド円の買いは活発で、短時間のうちに水準を136円台後半から昨日の高値である139.34円まで切り上げた。
     
    そして終盤でもしっかりと推移し、終値は139.18円である。さて、今後の英ポンド円は英国とEUの交渉の続報が気になるとことだが、日足チャートを見ると昨日の上昇で200日移動平均線(138.72円)を上抜けており、地合いは強いと判断してもよさそうか。その様なわけで、本日の英ポンド円は上昇と予想する。上値は節目である140.00円を想定したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

     
    15日のNYダウ工業株30種平均は前日比237ドル44セント高の2万7024ドル80セントと反発で終えた。ほぼ1カ月ぶりに2万7000ドルを回復した。
    主要企業の先陣を切って2019年7〜9月期決算を発表したヘルスケアや金融大手の業績が市場予想を上回り、好感した買いが優勢だった。
     
    米主要企業の2019年7〜9月期決算の発表シーズンが本格的に幕開けした。
    ダウ平均は330ドルあまり上げる場面があった。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは、7〜9月期決算が市場予想を上回ったうえ、業績予想を上方修正し大幅高となった。純営業収益や1株利益が市場予想以上に伸びたJPモルガン・チェースも一時、上場来高値を付けた。2銘柄でダウ平均を145ドル押し上げた。
     
    両社の好決算を受け、他の医療保険や銀行株にも買いが広がった。15日発表した7〜9月期決算で1株利益が市場予想を下回ったゴールドマン・サックスは売り先行後、小幅高に転じて終えた。
     
    調査会社リフィニティブによると、米主要企業500社の7〜9月期の純利益は前年同期比3%減となる見通し。ただ、市場では「エネルギー企業の減益幅が大きいため、それ以外の業種では業績予想を上方修正する企業も出てくる」との期待感が漂っている。
     
    ダウ平均は引けにかけてやや伸び悩んだ。前週末の米中貿易交渉の部分的合意について、米中政府で認識に温度差があると伝わっている。15日は米ブルームバーグ通信が「米国産農産物を購入する前に、中国は米国による対中制裁関税を元に戻すことを望んでいる」と報じ、貿易問題を取り巻く不透明感を強めた。
     
    S&P500種株価指数が節目の3000を一時上回り、上値が重くなった面もあった。
     
    ナスダック総合株価指数も反発し、同100.056ポイント高の8148.706で終えた。アナリストが目標株価を引き上げた半導体のエヌビディアが大幅高となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    27,024.80+237.44
    S&P500種
    2,995.68+29.53
    ナスダック
    8,148.706+100.056
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,483.50−14.10
    NY原油(ドル/バレル)
    52.97+0.16
    円・ドル
    108.82 - 108.83+0.47


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    12月物は前日比530円高の2万2525円で引け、同限月物終値ベースで18年12月3日以来、約10カ月ぶりの高値をつけた。
    15日大証終値を325円上回った。米企業の19年7〜9月期決算が好調な滑り出しをみせ、投資家心理が上向き米株とともに日経平均先物は買われた。
     
    この日の12月物高値は2万2565円、高値は2万1995円。
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22525 ( +325 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22540 ( +340 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7211.64(-1.81)
    FTSE100種総合株価指数は小幅に続落した。前日の終値に比べ1.81ポイント安の7211.64で引けた。ただ、構成銘柄の約6割は上昇した。
    米中貿易摩擦の先行き不透明感や英通貨ポンドの急伸に圧迫された。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる楽観論は支援材料となった。
     
    EUのバルニエ首席交渉官が15日午前に「今週合意にこぎつける可能性はまだある」と述べたと伝わったこともあり、ポンドは急伸した。通貨高を受けて、業績への悪影響が懸念される多国籍企業銘柄が売られ、株価指数を押し下げた。一方で、金融株の上昇が下値を支えた。
     
    個別銘柄では、医薬品のグラクソ・スミスクラインの下げが目立った。石油と銅、金の相場下落を背景に、資源株も売られた。金関連のフレスニージョは3.8%安とロシアの鉄鋼大手エブラズは3.3%安と下落が大きくなった。
     
    一方、不動産投資信託(REIT)のランド・セキュリティーズは6.1%高とブリティッシュ・ランドは5.5%高と大幅高となった。銀行株も買われた。アナリストが投資判断を引き上げたレジャー・外食のウィットブレッドも上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12629.79(+143.23)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて143.23ポイント(1.15%)高の12629.79と、終値ベースで7月上旬以来、約3カ月半ぶりの高値で引けた。
     
    英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、15日午前にEUのバルニエ首席交渉官の発言が伝わり合意期待が強まったことで、欧州各国株式相場は上昇した。その後、15日のEU総務理事会の閣僚間の議論で合意に近づいているとの一部報道を受けて、午後には各国とも一段高となった。
     
    個別では、ドイツ銀行と自動車のBMWの上昇が大きくなった。複数のアナリストが株価目標を引き上げた不動産のボノビアも買われた。
     
    一方、下落したのは3銘柄だけだった。オンライン決済サービスのワイヤーカードは12%安。一時は23%まで下落した。英紙フィナンシャル・タイムズが15日、ワイヤーカードは売り上げと利益を水増ししている可能性があると指摘したことが手掛かりとなった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5702.05(+58.97)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1.05%上昇し、終値ベースで2007年12月以来、11年10カ月ぶりの高値で引けた。
     

10月16日 毎日コラム
株価は動く、そのシナリオを探す
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