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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


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    10日の日経平均は反発となった。前日の米国株式市場では、米中閣僚級協議への期待から主要3指数が揃って反発したものの、米中貿易問題を巡る次官級協議に関して、「2日間の議論では主要な問題点について進展がなかった」と日本時間朝方に伝わると、本日の日経平均は売り先行でのスタートになった。
    その後、中国の劉鶴副首相が両国閣僚級協議のために11日までワシントンに滞在するとの報道や、米国側が中国との部分的合意に通貨協定を含めることを検討しているといったヘッドラインが伝わり、為替市場では1ドル=107円70銭台まで円安が進行した。これを受け、短期筋などによる指数先物に対する買い戻しの動きが強まり、上げに転じた
     
    結局は下値75日移動平均線(2万1293円)、上値25日移動平均線(2万1650円)に挟まれた300円強の範囲で上下する方向性のない動き。
    マザーズ指数とジャスダック平均は安値引けと、日経平均だけが強かったとも言える1日ではあった。
     
     
    11日の東京株式市場は、様子見ムードが続きそうだ。
    米中貿易協議の先行きが読みづらいことや、体育の日の祝日で3連休となることもあり、積極的な売買も限られるとみられる。市場では「米中貿易協議の報道で、やや荒っぽい動きとなったが、2万1300円近辺では13週線や26週線が推移しており、下値ゾーンとして意識されたようだ」との見方があった。
    20年3月期第2四半期(19年4-9月)決算の発表が本格化するが「8月期決算を含め、下方修正する銘柄への株価の反応は限定的で、株価に織り込まれつつある」との声も聞かれた。
     
    米中貿易協議の結果が東京株式市場に反映されるのは、3連休明け後の15日となる(事前に結果が判明するケースもゼロではない)。明日はオプションSQ算出日でもあるが、引き続き材料株主導の地合いとなりそうだ。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(10日現在)
     
    22079.09  新値三本足陽転値
    22013.92  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21867.08  ボリンジャー:+1σ(26週)
    21818.59  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21698.33  均衡表雲上限(週足)
    21650.62  25日移動平均線
    21607.39  均衡表転換線(日足)
     
    21551.98  ★日経平均株価10日終値
     
    21453.89  6日移動平均線
    21404.86  均衡表基準線(日足)
    21363.50  26週移動平均線
    21295.33  13週移動平均線
    21293.01  75日移動平均線
    21287.33  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21236.84  均衡表基準線(週足)
    21214.66  均衡表転換線(週足)
    21207.64  200日移動平均線
    21059.28  均衡表雲下限(週足)
    20966.92  均衡表雲上限(日足)
     
     
    ローソク足は陽線を引き、9月26日を直近ピークに下降してきた5日線が上向きに転じた、終値は5日線上に復帰した。
    東証1部の騰落レシオ(25日)が125.94%(昨日135.11%)と買われ過ぎを示す130%超ゾーンを脱したこともあり、明日以降は短期的な調整圧力の軽減が期待できよう。しかし、25日線を上回る場面はなく上値の重さも再確認された。
    一目均衡表では、下降する転換線が上値抵抗線となり、上値での根強い売り圧力を示した。ボリンジャーバンドでは、-1σ付近まで押された後に値上がりに転じたが、ザラ場高値は中心線下にとどまった。
     

    [概況]

    10日、東京外国為替市場の米ドル円は早朝に一時107.030円まで下落するも、その後は反発し、米ドル円は本日の高値107.760円まで上昇した。早朝に香港紙サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は米中閣僚級協議にむけて訪米している中国代表団が貿易協議の進展が見込めないことなどから、11日ではなく10日にはワシントンを立つ予定との内容を報道した。これらの内容を受け、米ドル円は早朝から下落。
     
    しかしその後、中国の劉鶴副首相がこれらの報道を否定した。一方で、トランプ米政権は中国の通信機器メーカー大手のファーウェイに対して、機密性の低い製品については供給を一部の米企業に認めるとの内容が報じられた。
    これらの報道が伝わると、米ドル円は一転して反発する格好となった。現在、欧州時間に入り米ドル円は107.400円付近で推移。この後も引き続き、米中閣僚級協議に関する報道などには注意が必要だろう。その他、主な米経済指標では9月消費者物価指数(予想:前年比1.7% 前回:前年比1.7%)などの発表が予定されている。
     
    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲(上限:106.885円)などが下方に控えており、雲がサポートとなる可能性も考えられそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    10日の日経平均株価は反発し、前日比95円60銭高の2万1551円98銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:50 容量:7.5M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は10日から始まる米中閣僚級協議の先行きを懸念した売りに押されたが、その後は協議の進展を期待させる報道が出たことを好感し短期筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ現物株指数を押し上げた。ファストリなど値がさ株に買いが入ったことも相場を押し上げた。
     
    米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は日本時間10日午前、「米トランプ政権が米国企業に中国通信大手である華為技術(ファーウェイ)に機密上重要ではない製品の供給を近く認可する」と報道した。米中協議進展の思惑が強まり、電気機器や半導体関連株の一角が上昇。一時145円まで上げ幅を広げた。
     
    後場に入り、手掛かり難から模様眺めムードが広がり、動意に欠ける動きとなったものの、しっかりした展開だった。為替市場は、ドル・円相場が1ドル=107円50銭前後(9日終値は107円21-22銭)で、朝方から円安方向に振れた後は、小動きだった。米中協議の結果を見極めたいとの様子見姿勢が広がった模様だ。
     
    大型株が買われる一方、中小型株は売り物が目立ち、東証1部全体では値上がりする銘柄より値下がりする銘柄が多かった。「買値を上回っている銘柄を売って様子見に入る投資家が多かった」という。
    このため、市場関係者からは「日経平均は上昇したが、雰囲気は弱気相場だった」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発し、終値は前日比10.88ポイント高の1万4138.80だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落し、0.28ポイント安の1581.42で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆8158億円。売買高は10億6911万株だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は595と全体の28%だった。値下がりは1458と全体の68%を占め、変わらずは100だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、小売業、化学が上昇し、その他製品、銀行業、保険業は下落した。
     
    個別では、旭化成の吉野彰名誉フェローが、ノーベル化学賞を受賞したことを受けリチウムイオン電池関連株が物色された。旭化成は商いを伴い上昇したほか、古河電池、戸田工業が買われた。ソフトバンクグループやファーストリテイリング、信越化やアドテスト、村田製作所、東京エレクトロン、ファミマ、KDDI、花王も買われた。また、大型で猛烈な台風19号が接近していることから電線地中化や復興関連株が物色された。
     
    半面、任天堂やトヨタ自動車、ソニーが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなどが軟調。ファナックや安川電機が値を下げた。バンナムHDやコナミHDのゲーム株が安い。第一三共、資生堂も売られた。

     
    東証2部株価指数は前日比4.92ポイント高の6692.05ポイントと5日続伸した。
    出来高7672万株。値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は212となった。
     
    個別ではイトーヨーギョーがストップ高。バナーズは一時ストップ高と値を飛ばした。日本ケアサプライ、広栄化学工業、旭コンクリート工業、ベルテクスコーポレーション、レオクランなど9銘柄は年初来高値を更新。黒田精工、西芝電機、ビート・ホールディングス・リミテッド、アドテック プラズマ テクノロジー、マナックが買われた。
     
    一方、魚喜、ダイハツディーゼル、リヒトラブ、アジア航測、花月園観光が年初来安値を更新。アイケイ、JMACS、サイバーステップ、天昇電気工業、ハイパーが売られた。
     







     

    日経ジャスダック平均株価は米中通商協議の先行き不透明感から上下に振らされるかたちになり、大引けにかけては下げ幅を広げる展開となり続落した。
    終値は前日比10円19銭安い3388円75銭とこの日の安値だった。
    米中の閣僚級貿易協議の開催を10日に控え、交渉を巡る先行き不透明感から外需関連銘柄に売りが出た。マクドナルドやセリア、アエリアが下落した。
    半面、ワークマンは上場来高値を更新し、時価総額が7000億円を超える場面があった。リチウムイオン関連の田中化研が買われた午前に米政権が中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)への一部製品の供給を認める見通しだと伝わった。円安・ドル高が進んで新興株の支えになったが、円安の勢いが弱まると再び売りに押し戻された。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で423億円、売買高は7484万株だった。
    値上がり銘柄数は253、値下がり銘柄数は337となった。

     
    個別では、テラ、フィスコ、ラック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、綜研化学など7銘柄が年初来安値を更新。プロルート丸光、アマガサ、リバーエレテック、クリエイト、フジタコーポレーションが売られた。
     
    一方、創通、日本興業がストップ高。エスイー、ソフトウェア・サービス、レイ、トライアイズ、FCホールディングスなど12銘柄は年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、協和コンサルタンツ、ストライダーズ、OSGコーポレーション、田中化学研究所が買われた。

     


    東証マザーズ指数は前日比13.67ポイント安の852.61ポイントと続落。
    東京株式市場全般は不安定な値動きとなり、投資家心理が弱気に傾くなか、東証マザーズ市場では価格変動が大きいそーせいグループなどのバイオ関連株に売りが膨らみ相場全体を下押した。
    時価総額上位銘柄を中心として後場に一段安となるなか、UUUM、ティーケーピーなどが売られて指数を押し下げた。
    また、直近に新規株式公開(IPO)した一部の銘柄にも売りが出て、マザーズ指数は安値で終えた。
    売買代金は概算で686.99億円。騰落数は、値上がり74銘柄、値下がり208銘柄、変わらず14銘柄となった。
     
    個別では、アドバンスト・メディア、Welby、Chatwork、ギフティ、HENNGEなど7銘柄が年初来安値を更新。スタジオアタオ、チームスピリット、サーバーワークス、カオナビ、リボミックが売られた。
     
    一方、トランザスがストップ高。レアジョブは一時ストップ高と値を飛ばした。くふうカンパニー、エヌ・ピー・シー、FRINGE81など4銘柄は年初来高値を更新。ライトアップ、イノベーション、メディア工房、ホープ、サイジニアが買われた。
     

    【後場寄り付き概況】
     
    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比78円96銭高の2万1535円34銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、2.32ポイント安の1579.38で始まった。
     
    米中貿易交渉の進展を期待して上昇した前場の地合いを引き継ぎ、日経平均株価は堅調を持続している。ただ、ワシントンで10日から再開する閣僚級協議の行方を見守ろうとの雰囲気も強く、積極的に上値を追う勢いはない。東証株価指数(TOPIX)は弱含んでいる。
     
    外国為替市場では、1ドル=107円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、村田製、東エレク、アドバンテスは堅調。リクルートHDが値を上げ、イオンは大幅高、旭化成は値を保っている。
     
    半面、任天堂が安く、トヨタ、ソニー、ファナックは売り物がちとなっている。OLCが下落し、資生堂はさえない。三菱UFJ、三井住友が軟調。カカクコムは下押している。

    米中貿易摩擦に関連したニュースフローに振らされる場面が目立っており、前場の日経平均の上げ幅は一時100円を超えたが、その後一段の上値追いの動きには至っていない。
    本日から始まる米中閣僚級協議を前に強弱感が対立するなかで売買ポジションを傾けにくい状況となっていることに加え、大引け後にはファーストリテの期末決算や安川電機の上半期決算も控えている。


     


    10日午前の日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比99円29銭高の2万1555円67銭だった。
    朝方から相場全体の方向感が定まらなかった。米国と中国の貿易交渉の先行きをめぐって慎重な見方と楽観論が交錯。
    しかし、その後は同協議の進展に対する期待感から為替が円安・ドル高方向に動くと、株価指数先物や電子部品株などにまとまった注文が出て、日経平均は短時間のうちにプラス圏へ浮上した。米中協議進展の思惑が強まり、電気機器や半導体関連株の一角が上昇した。
     
    市場では「米中貿易協議に関し、朝方は香港紙の報道で下落した後、米ブルームバーグ通信社によって、両国が部分協定の一環として通貨協定を検討していると報じられ、上げに転じた。ニュースフローに振り回される展開が続きそう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は小幅反発、東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9265億円、売買高は5億5927万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は622と全体の29%にとどまった。値下がりは1428と全体の66%を占め、変わらずは103だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、小売業、鉄鋼が上昇し、その他製品、銀行業、サービス業は下落した。

    個別では、値がさ株のファストリやソフトバンクグループ(SBG)が高い。東京エレクトロン、アドバンテストなども高い。信越化やアドテスト、吉野彰名誉フェローのノーベル化学賞授賞が決まった旭化成も買われた。花王も上値を追った。ミサワが急騰、イオンも物色人気。ウエルシアホールディングスも上昇した。
     
    半面、任天堂が軟調、オリエンタルランドも値を下げた。第一三共やバンナムHD、資生堂が安く、東京海上ホールディングスも売りに押された。すてきナイスグループが急落、日本エンタープライズ、IBJなども大幅安となった。
     
    東証2部株価指数は前日比1.15ポイント高の6688.28ポイントと5日続伸した。
    出来高4262万株。値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は174となった。
     
    個別ではバナーズ、イトーヨーギョーが一時ストップ高と値を飛ばした。日本ケアサプライ、広栄化学工業、旭コンクリート工業、ベルテクスコーポレーション、レオクランなど8銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、アドテック プラズマ テクノロジー、図研エルミック、サイオス、小池酸素工業が買われた。
     
    一方、ダイハツディーゼル、リヒトラブ、花月園観光が年初来安値を更新。アイケイ、インタートレード、天昇電気工業、田岡化学工業、JMACSが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比3円04銭安の3395円90銭だった。
    米中協議を巡る報道で上下に振られる展開を強いられた。外国為替市場でもドル円相場が大きく振れ、ハーモニックなど外需関連銘柄を中心に売りが出た。半面、ワークマンなど業績が好調な内需株に資金が向かい相場を支えた。
    また、2019年のノーベル化学賞に旭化成の吉野彰・名誉フェローらの受賞が決まり、リチウムイオン電池の正極材を手掛ける田中化研が関連銘柄として買われた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で234億円、売買高は3770万株。
    値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は268となった。
     
    個別ではフィスコ、ラック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、サカイホールディングスが年初来安値を更新。リバーエレテック、アマガサ、プロルート丸光、クリエイト、クラスターテクノロジーが売られた。
     
    一方、日本興業がストップ高。エスイー、ソフトウェア・サービス、レイ、トライアイズ、ワークマンなど9銘柄は年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、ストライダーズ、スペースシャワーネットワーク、OSGコーポレーション、オーテックが買われた。
     


    東証マザーズ指数は前日比6.94ポイント安の859.34ポイントと続落した。
    朝方から相場全体の方向感が定まらなかった。米国と中国の貿易交渉の先行きをめぐって慎重な見方と楽観論が交錯。日経平均株価は前日終値を挟んで上下した。マザーズ市場でも、物色に方向感がなく、朝方から売り優勢の展開だった。主力級銘柄に対する積極的な押し目買いの動きも限られ、米中閣僚級による通商協議を前に、関連報道に一喜一憂する動きが続いている。
    市場では「協議の結果を見極めたいとの見方に変化はなく、積極的に上値を買い上がっていくには力不足」との指摘もあり、模様眺めムードが強まりそうだ。
    値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、アドバンスト・メディア、Welby、Chatwork、ギフティ、HENNGEなど7銘柄が年初来安値を更新。スタジオアタオ、リンクバル、リボミック、ピアラ、チームスピリットが売られた。
     
     一方、くふうカンパニー、エヌ・ピー・シー、Fringe81が年初来高値を更新。イノベーション、ホープ、メディア工房、サイジニア、GA technologiesが買われた。

    【寄り付き概況】
     
    日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比11銭安の2万1456円27銭。 
    前日のNYダウなど主要株価指数が反発したものの、米中協議を前に思惑が錯綜しており、東京市場も強弱感が対立している。
     
    香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト電子版が日本時間10日早朝、貿易問題を巡る米中次官級協議に関し「2日間の議論では主要な問題点について進展がなかった」と報道。嫌気した売りが先行した。ただ、米中貿易協議の開始を前に中国が部分合意を提示したとの報道もあり、一方向に傾ける動きは限定的で上昇に転じる場面もある。
     
    外国為替市場などが荒い動きとなっている。日経平均も不安定な展開を強いられそうだ。
     
    一方、旭化成の吉野彰名誉フェローがリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞したことに伴い、関連銘柄は幅広く物色されそうだ。
     
    内閣府が発表した8月の機械受注統計によると、主要指標は前月比2.4%減。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1.8%減)を下回った。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、ガラス土石、化学など。値下がりで目立つのは保険、不動産、銀行など。
     
     
    個別では、トヨタ、ファナックは軟調。三菱UFJ、みずほFGが甘く、三井住友も値下がりしている。三菱商、伊藤忠が下落し、三井物もさえない。
     
    半面、任天堂が小高く、ソフトバンクGが締まり、ファーストリテもしっかり。東エレクは強含み、キーエンスは堅調。旭化成、イオンが買われている。
     
     
     
    テクニカル的には、ホクリョウ(1384)、タマホーム(1419)、TATERU(1435)、東急建(1720)、ヤマウラ(1780)、不動テトラ(1813)、NIPPO(1881)、東京エネ(1945)、ヤマト(1967)、明星工(1976)、ダイダン(1980)、甜菜糖(2108)、ITM(2148)、学情(2301)、ディップ(2379)、伊藤園(2593)、ロックフィール(2910)、北の達人(2930)、ニッケ(3201)、サムティ(3244)、コスモス薬(3349)、サンマルク(3395)、グッドコム(3475)、ダイニック(3551)、テクノスJP(3666)、テクマト(3762)、アイル(3854)、タイガポリ(4231)、FIG(4392)、一工薬(4461)、大塚商(4768)、アース(4985)、ニチレキ(5011)、日コン(5269)、ヨータイ(5357)、虹技(5603)、一蔵(6186)、日阪製(6247)、マース(6419)、トレセン(6616)、日新電(6641)、コーセル(3905)、千代田イン(6915)、山一電(6941)、日CMK(6958)、イントラスト(7191)、アルゴグラフ(7595)、フランスベ(7840)、三光合成(7888)、藤森工(7917)、菱鉛筆(7976)、第一実(8059)、菱洋エレ(8068)、三谷産業(8285)、地銀セクター、日神不動(8881)、トーセイ(8923)、京成(9009)、サカイ(9039)、日コンセ(9386)、オオバ(9765)、アークス(9948)が動兆。


     



     
    「どこまでも行こう」
     
     
    MY株式は反発。
    背景は中国が部分的な合意を依然として受け入れる用意があるとのブルームバーグ報道。
    フィナンシャル・タイムズも、中国が米農産物の年間購入拡大を提案すると報道。
    これを好感してNYダウは一時250ドル超上昇した。た
    だ中国政府高官らは「米政府が今週、中国の28団体・企業を事実上の禁輸リストに追加したことで信頼感が損なわれた。
    協議での大きな進展に対する期待値は下がっている」とコメント。
    上昇幅は引けにかけてやや縮小した。
    S&P500主要11セクターはすべてプラス。
    特に情報技術、エネルギーセクタが好調。
    通商問題に敏感な半導体が買われフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は1.7%高。
    個別銘柄ではマイクロソフトが1.9%高。
    ジョンソン・エンド・ジョンソンは2%安。
    商いは低調で3市場の売買高は53.3億株(直近20日平均は70.5億株)。
    10年国債利回りは1.587%。
    2年国債利回りは1.469%。
    ドル円は107円台半ばでの推移。
    恐怖と欲望指数は29→30に上昇。
     
     
    SQ週の荒れる水曜の日経平均は寄り付き228円安、大引け131円高。
    「前場9時00分が安値、後場15時00分が高値という明確な戻り歩調」という声が聞こえる。
    日足は陽線。
    終値(21456円)は5日線(21434円)を上回った。
    東証1部の売買代金は1兆8036億円。
    値上がり1070銘柄。値下がり982銘柄。
    新高値54銘柄。新安値11銘柄。
    騰落レシオは135.11と前日の129.11から上昇。
    NTレシオは13.57倍。
    サイコロは5勝7敗で41.7%。
    25日線からは0.8%のマイナスかい離。
    200日線からは1.2%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.763%。
    買い方▲9.611%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.611%。
    再びプラス圏に浮上。
    買い方▲14.980%。
    10月4日時点のQuick調査の信用評価損率は▲14.05%。
    5週ぶりに悪化。
    10月4日時点の裁定買い残は714億円減の5067億円。
    3週間ぶりの減少。
    当限は511億円減の4584億円、翌限以降は203億円減の482億円。
    同裁定売り残は720億円減の1兆6576億円。
    4週連続の減少。
    当限は645億円減の1兆5296億円、翌限以降は75億円減の1279億円。
    空売り比率は43,9%で142日連続の40%超。
    日経HVは11.3、日経VIは18.02。
    日経平均採用銘柄のPERは12.24倍でEPSは1752円。
    PBRは1.07倍でBPSは10052円。
    一目均衡の雲の上限は20966円で23日に白いねじれ。
    勝手雲の下限は21404円。
    上限は21976円。
    勝手雲は17日に黒くねじれている。
    課題は木曜のマド埋め(21725円⇔21437円)。
    月足陽線基準は21885円。
    9月メジャーSQ値は21981円。
    明日のSQでの奪還は難しそうだ。
    2019年9月月中平均21585円、トピ1579ポイント
    2019年3月月中平均21414.円、トピ1602ポイント。
    週足陽線基準は21375円。
    気学では「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送り」。
    金曜は「安値を極めて急伸することあり」。
    窓開けの多い木曜日は今年17勝20敗。
     
    NYダウは181ドル高の26346ドルと3日ぶりの反発。
    NASDAQは79ポイント高の7903ポイント。
    S&P500は26ポイント高の2919ポイント。
    ダウ輸送株指数は114ポイント高の9943ポイント。
    SOX指数は1.74%の上昇。
    VIX指数は18.68。
    3市場の売買高は53.3億株と減少(直近20日平均は70.5億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比130円高の21570円。
    ドル建ては大証比日中比155円高の21595円。
    大証夜間取引終値は日中比130円高の21570円。
    ドル円は107.46円。
    10年国債利回りは1.587%。
    2年国債利回りは1.469%。
     
    「9日の化学賞ではスマホや自動車など幅広く利用されているリチウムイオン電池はここ数年有力候補。
    10日文学賞は昨年と合わせて2年分受賞者が発表される」。
    これが市場の観測だった。
    医学生理学賞と物理学賞は予想がハズレたが本命の化学賞は日本に来た。
    関連銘柄は旭化成。
    オールドファッションの日本の化学産業に光臨した格好だ。
    日本の部材と技術がないと、世界は動かない。
    このことは半導体のフッ化水素などで夏に実証されたことだが、また確認できたことになる。
     
    「1か月2か月と仕込みをしながら待っている期間は正直楽しいものではない。
    しかし花が咲くと嬉しいものである。
    櫻井さんが毎年夏から来年の干支銘柄を探すように先をみて投資をする。
    旭化成、読みは的中。
    金曜日、早めに札幌移動ですね。
    キタムク アノマリー
    月曜日は満月です」と投資家さん。
    相場は車の運転のように、後ろに3割、前に7割の気配りで対応するもの。
    重要なのは時間軸とリズムだろう。
    値幅とタイミングを推し計るのは難しい。
    しかし誰にでも平等に与えられている条件は過去の推移。
    ただ、この観測と解釈は自分だけのものだ。
    何を捨て、何と採用するのかが未来を左右する。
    一方で、フロントガラスの向こう側は完全に自分の世界。
    航海図がないから、風を読むことが必要になる。
    時折訳の判らない指示を出すカーナビの言いなりになることは避けたほうが良いだろう。
    カーナビは枝葉末節にこだわりやかましいだけの市場関係者のようなものだ。
    自分の知っている裏道を行くのも良いだろう。
    未体験の道を行くのも良いだろう。
    ハンドルを握っているのはカーナビではなく自分なのである。
    風景の変化、周囲の変化。
    そこはかとなく訪れる変化で方向を知ることも大切だ。
    夜に向かっているのか、朝に向かっているのか。
    北向きなのか南向きなのか。
    そして、一番大切な材料は何なのか。
    決して経済指標などの発表スケジュールではない。
    海の向こうの訳のわからない道を走っている訳ではないのだ。
    日本国内の道を走っているのだから、自分の方向性を見失うことだけは避けたいもの。
    「どこまでも行こう、道は険しくとも、口笛を吹きながら走っていこう」だ。
     
    10月10日は1964年の東京オリンピックの開会式が行われた日。
    10月10日は「晴れる確率が高い日」なので開会式を行うことを決めたという。
    (晴天確率は70%だった)。
    実際、前日は台風の接近で東京は雨94降ったが当日は抜けるような秋晴れ。
    天気に特異日があるのなら、株にあっても悪くない筈。
     
    「リチウムイオン電池関連では、日立化成 (4217)、日本カーボン(5302)、ダブル・スコープ(6619)、ニッポン高度紙工業(3891)、GSユアサ(6674)、田中化研(4080)、古河電池(6907)など」と市場関係者。
    そして・・・。
    「鶴弥(5386)新東(5380)は三州瓦大手」とも。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    サーバーワークス(4434)・・・動兆
     
    サーバーワークスに注目する。
    同社はアマゾン傘下のクラウド「AWS(アマゾンウェブサービス)」導入支援・保守代行が中核。
    顧客のクラウド活用増は追い風。
    740社、6900プロジェクトを超えるAWS導入実績で「プレミアコンサルティングパートナー」に継続認定。
    東京2020大会開催期間中に10日の特別休暇を社員に付与。


    (兜町カタリスト櫻井)


    10日の日経平均株価は反発しそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1650円想定する。
    9日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比181ドル高の2万6346ドルで終えた。米中貿易協議を前に中国が部分合意を提案していると相次いで報じられ、協議が進展するとの期待が高まった。
     
    きょうから始まる米中貿易協議への警戒感が後退し、投資家心理が改善するだろう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比130円高の2万1570円だった。朝方は前日の米株高を手掛かりに、運用リスクをとる動きが優勢となり、買いが先行して始まる可能性が高い。
     
    また、外国為替市場では円相場が1ドル=107円台半ばと、前日17時時点に比べ円安・ドル高方向に振れた。輸出関連株の支えとなるだろう。
    ただ、これから本格化する決算発表に対する不安も残り上値は限られる。
    市場では25日移動平均線(9日時点で2万1613円)近辺では売りが出やすいとの声もあった。
     
    個別銘柄では旭化成に注目だ。同社の吉野彰名誉フェローが9日にリチウムイオン電池の開発で2019年のノーベル化学賞を受賞し、好感する買いが入るだろう。パナソニックや三菱ケミHDなど関連銘柄にも物色の矛先が向かいそうだ。
     
    寄り付き前には8月の機械受注統計が公表される。安川電やセブン&アイが3〜8月期決算、ファストリが8月期決算を発表する。日銀の雨宮正佳副総裁が都内で講演する。
     
     
    【好材料銘柄】  
     
    ■旭化成 <3407>
    ノーベル化学賞に同社名誉フェローの吉野彰氏が選出。リチウムイオン2次電池を開発した実績が評価された。リチウムイオン電池関連には、日立化成 <4217> や日本カーボン <5302> 、ダブル・スコープ <6619> 、ニッポン高度紙工業 <3891> [JQ]、田中化学研究所 <4080> [JQ]、古河電池 <6937> 、FDK <6955> [東証2]などが挙げられる。
     
    ■アプリックス <3727>
    ネスレのコーヒーマシン新モデルのスマートフォン向けアプリとバックエンドシステムを開発。
     
    ■リソー教育 <4714>
    上期経常が19%増益で着地・6-8月期も11%増益。
     
    ■エヌ・ピー・シー <6255>
    今期経常は19%増益、前期配当を1円増額・今期も3.5円継続へ。発行済み株式数(自社株を除く)の0.68%にあたる15万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月10日から11月22日まで。
     
    ■イオン北海道 <7512>
    20年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.0%増の32.1億円に伸び、従来の0.3%減益予想から一転して増益で着地。通期計画の82億円に対する進捗率は39.2%となり、5年平均の40.1%とほぼ同水準だった。
     
    ■イントランス <3237>
    インバウンドをターゲットに差別化された宿泊施設を運営する子会社を設立する。
     
    ■AI CROSS <4476>
    チェンジ <3962> とAI アナリティクスサービスを共同開発する。社員のパフォーマンスを可視化し、高業績社員の発掘、離職防止に役立てる。
     
    ■ソレイジア・ファーマ <4597>
    がん化学療法に伴う副作用を対象にした「SP-04」について対象を拡大する。それに伴い権利導入元のPledPharmaと契約を更新する。
     
    ■ヤマウ <5284>
    ヤマックス <5285> [JQ]との業務提携が正式決定。
     
    ■サイゼリヤ <7581>
    今期経常は7%増益へ。
     
    ■夢真ホールディングス <2362>
    9月稼働人数は前年同月比26.4%増の8883人。
     
     

    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    10(水)
    9月企業物価指数(8:50)
    8月機械受注(8:50)
    9月都心オフィス空室率(11:00)
    30年国債入札
    《決算発表》
    ファーストリテイ、竹内製作、タマホーム、コシダカHD、柿安本店、スタジオアリス、いちご、夢の街、大黒天、ビックカメラ、キリン堂HD、7&I−HD、アレンザHD、SHIFT、久光薬、明光ネット、エスクローAJ、OSG、津田駒、マルマエ、技研製、ローツェ、安川電、良品計画、マニー、松屋、リベレステ、ナルミヤ、USENNEXT、歌舞伎、乃村工、CSP、オオバ、カンセキ、プレナス
     
    【海外】
    米中閣僚級通商協議(〜10/11、ワシントン)
    ノーベル文学賞発表
    米9月消費者物価指数(21:30)
    米30年国債入札
    休場:台湾(〜10/11)
    《米決算発表》
    デルタ航空

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■グルメサイト「口コミ評価」 公取委が実態調査

    ■バイオ関連でアジア最大級の展示会 横浜で開幕

    ■中小用IT 使いやすさ改善し普及へ 経産省がツール間連携に補助金
     
    ■リゾートトラスト<4681>
    熊本に新ホテル 複合商業施設内で
     
    ■デンカ<4061>
    営業利益横ばい 4〜9月 EV部材好調
     
    ■オービック<4684>
    営業益14%増と最高 4〜9月 クラウド好調
     
    ■ZHD<4689>
    SBI<8473>と金融分野で提携 商品・サービスを供給
     
    ■TBSHD<9401>
    ブロックチェーンで劇場の電気を再エネに
     
    ■USENHD<9418>
    電力事業 20年8月期に営業黒字へ
     
    ■進学会HD<9760>
    エドテックで「刺さる」指導
     
     


    9日の米株式相場は米中貿易協議の進展期待が盛り返し3営業日ぶりに反発した。NYダウ工業株30種平均は前日比181ドル97セント高の2万6346ドル01セントで終えた。
     
    10日から開催される米中の閣僚級貿易協議を控え、市場は協議の先行きをめぐる報道に一喜一憂する展開が続いている。ブルームバーグ通信は9日、関係筋の話として中国は一段の関税発動が先送りされるならば、米国との部分的な合意に依然として前向きな姿勢だと報道。また、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)も消息筋の話として、中国は閣僚級協議で大豆など米国産農産物の購入拡大を提案すると伝えた。米中が何らかの合意に達するとの期待を誘い、投資家心理が上向いた。
     
    建機のキャタピラーなど中国売上高比率の高い銘柄や、インテルなど中国市場が大きい半導体株の上昇が目立った。投資家のリスク回避姿勢が弱まり、マイクロソフトやアップルなど大幅のハイテク株も総じて上げた。
    ダウ平均の上げ幅は一時260ドルに達した。業種別S&P500種株価指数は全11種が上げた。特に半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスの上昇が目立った。
     
    米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者が貿易摩擦などによる米景気の下押しを懸念していたことが明らかになった。ただ、新味に乏しいとして、株式相場の反応は目立たなかった。
     
    ナスダック総合株価指数は同79.965ポイント高の7903.743で終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,346.01+181.97
    S&P500種
    2,919.40+26.34
    ナスダック
    7,903.743+79.965
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,512.80+8.90
    NY原油(ドル/バレル)
    52.69+0.109日 18:02
    円・ドル
    107.45 - 107.46+0.24


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比235円高の2万1570円で引け、9日の大取終値を130円上回った。

    10日からワシントンで始まる米中貿易協議が部分合意に向けて進展するとの期待が広がり、日経平均先物は買われた。
    英フィナンシャル・タイムズ(FT)が9日「中国が大豆など米国産農産物の購入拡大と引き換えに、米国に制裁関税の一部を撤回する部分合意を求めている」と報じた。米メディアも中国の部分合意に前向きな姿勢を報じ、投資家心理が上向いた。
     
    この日の12月物高値は2万1615円、安値は2万1320円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21570 ( +130 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21595 ( +155 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7166.50(+23.35)
    FTSE100種総合株価指数は反発した。前日の終値に比べ23.35ポイント高の7166.50で引けた。構成銘柄の半数以上は上昇した。
     
    10〜11日に予定される米中貿易協議を控え、様子見姿勢から朝方は小動きで推移した。その後は中国が米国と「部分合意」に前向きとの報道もあり、同協議の進展が期待されて買いが優勢だった。医薬品と銀行株の上昇が株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、アナリストが買い推奨を始めたロンドン証券取引所(LSE)グループと金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンの上昇が目立った。外食デリバリーサービスのジャスト・イートも買われた。オランダの同業テイクアウェー・ドットコムの四半期の注文数が大幅増となったことが材料視された。
    半面、不動産サイト大手ライトムーブは3.5%安と軟調。流通大手セインズベリーは2.2%安、同テスコは1.1%安など小売株もさえなかった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12094.26(+124.06)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて124.06ポイント高の12094.26だった。中国が米国との貿易協議で「部分合意」に前向きとの報道を受けて、欧州各国の株式相場が上昇した。
     
    銘柄では、アディダスとオンライン決済サービスのワイヤーカードの上昇が目立った。一方、下落したのは、電力のエーオンとRWE、ドイツ銀行の3銘柄だけだった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5499.14(+42.52)
     

10月10日 毎日コラム
株式投資で重要なこと
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