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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    今週は堅調となった。前の週に大幅高となったことで投資家心理が改善した。米国株の下落を受けても上昇する日もあるなど、しっかりとした動きが続いた。
    ハイテク株の一角にはやや伸び悩む動きも見られたが、新薬期待からエーザイ株が急伸してバイオ関連に資金が向かうなど、物色にも広がりが見られた。
    日経平均は今週負けなしの5連騰。週間では307円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
    米中貿易協議や英国のブレグジット問題は最悪の事態を回避したところで小休止状態。市場の撹乱要因が今は退いているので、業績のボトムアウトを前提とした緩やかな株高が日米欧で続いている。市場は7−9月期で景気・企業業績が底入れしたと見切り発車している感じだろう。
     
     
    来週は方向感に欠ける展開か。
    FOMC(10/29〜30)と日銀金融政策決定会合(10/30〜31)が注目イベントなる。
    市場では米国の利下げは濃厚とみられているが、S&P500が最高値圏にあるこのタイミングで利下げを実施してしまうと、先の打ち止めも強く意識されることから、ポジティブな反応が出てきたとしても一時的となる懸念がある。
    利下げ見送りならいったんは失望売りに押されるだろう。日銀はまだ消費増税後の需要動向を見極めるという段階で、追加緩和などには舵を切りづらい。
    国内では企業決算が本格化し、個別の売買活況が期待できる点は相場の下支えとなるだろう。東京株式市場は三連休を控えていることなどから、指数の動きとしては、一段と上値を追っていく流れとはならず、いったんクールダウンする可能性があるだろう。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(25日現在)
     
    23656.31  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23309.13  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23189.40  ボリンジャー:+3σ(26週)
    22931.22  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22878.37  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22799.81  ★日経平均株価25日終値
     
    22611.54  6日移動平均線
    22599.59  ボリンジャー:+2σ(26週)
    22548.90   新値三本足陰転値
    22447.62  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22239.10  均衡表転換線(日足)
    22206.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22047.97  均衡表基準線(日足)
    22016.87  25日移動平均線
    22009.78  ボリンジャー:+1σ(26週)
    21698.33  均衡表雲上限(週足)
    21586.11  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21496.84  均衡表転換線(週足)
    21481.04  13週移動平均線
    21465.34  均衡表基準線(週足)
     
    ローソク足は陽線を引いて上向きの5日線や25日線上をキープ。一目均衡表で転換線と基準線がともに上向いているほか、ボリンジャーバンドでは終値が上向きの+2σ直下にとどまっているため、短期的な上値追い継続を期待できよう。
     
    週足ベースでは13週線と26週線がゴールデンクロス(GC)を形成し、中長期的にも上昇トレンド継続を示唆。RSI(14日ベース)は72.54%(昨日68.72%)に上昇。9日の33.75%を直近ボトムとする上昇トレンドに乗っており、目先は過熱ゾーン入りの目安となる80%圏に向けたRSI上昇が株高をサポートする展開が予想される。
     

    [概況]

    東京外国為替市場の米ドル円は五・十日に伴い、仲値公示にかけて上昇し一時108.705円まで上値を伸ばした。その後、米ドル円は108円台後半付近の水準を維持するも伸び悩む展開となった。
    現在、欧州時間に入り米ドル円は108.640円付近で推移し、やや売りが優勢か。この後は10月米ミシガン大消費者信頼感指数(予想:96.0 前回:96.0)など米経済指標の発表が予定されている。
     
    テクニカル的には米ドル円は下方に一目均衡表の転換線(108.550円)などが控えており、同線がサポートとなるか注目したい。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    25日の日経平均株価は小幅に5日続伸し、終値は前日比49円21銭高の2万2799円81銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:45 容量:6.72M


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    5日連続で年初来高値を更新し、大引けはわずかに2万2800円には届かなかったとはいえ新値街道を走る展開が続き、昨年10月17日以来約1年ぶりの高値圏に浮上した。
     
    朝方は前日の米ナスダック総合指数の上昇を手掛かりに、電子部品株を中心に買いが先行した。中国株の軟調から当面の利益を確定する売りが厚みを増す場面もあったが、売りを急ぐ雰囲気はうかがえない一方、下値では押し目買いや買い戻しが入った。
    業績拡大への期待で医薬品株や半導体関連株が買われ、全体を押し上げた。週末とあって利益確定売りも出やすく、上値を追う展開にはならなかった。
     
    新薬承認に向けた期待感からエーザイが商いを伴って大幅高となった。ほかの医薬品株にも買いが波及し、相場のけん引役となった。半導体関連では米半導体大手のインテルが24日に発表した2019年7〜9月期決算で売上高が市場予想を上回り、東エレクやアドテストなどに連想買いが入った。
     
    市場からは「過熱感は相当あるが、先高観を背景にした買い戻しが続き、需給はよい。指数の年初来高値をにらみ、個別銘柄が出遅れで買われる面もあろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比43.06ポイント高の1万4749.99だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、4.70ポイント高の1648.44で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆733億円。売買高は11億85万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1285と、全体の約6割を占めた。値下がりは735、変わらずは135銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は医薬品、電気機器、銀行業が上昇し、情報・通信業、その他製品、証券・商品先物取引業が下落した。
     
    個別では、エーザイが断トツの売買代金をこなし大幅高、中外薬、第一三共、塩野義の薬品株が買われた。東京エレクトロンなど半導体関連も高く、ディスコは値上がり率でも上位に食い込んだ。日本電産、キーエンス、安川電機も上昇した。サイバネットシステムが急騰、信越ポリマーも値を飛ばした。図研、東洋シヤッターが大幅高、オルトプラスも物色人気となった。
     
    半面、任天堂が売られ、ファーストリテイリングも軟調。ソフトバンクグループ(SBG)が冴えず、村田製作所が売り優勢。KDDI、NTT、クラレ、ソニーなども軟調。エイトレッド、レッグスが急落、CEホールディングスも大幅安。enish、ソースネクストなどの下げも目立つ。
     
    東証2部株価指数は前日比14.43ポイント安の6828.48ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高8400万株。値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は189となった。
     
    個別では日創プロニティ、花月園観光が年初来安値を更新。ヨネックス、レオクラン、ピーエイ、C&Gシステムズ、扶桑電通が売られた。
     
     一方、YE DIGITAL、サトウ食品工業、アルメタックス、アドテック プラズマ テクノロジー、ユーピーアールなど6銘柄が年初来高値を更新。パシフィックネット、ショクブン、PALTEK、セブン工業、ヴィスコ・テクノロジーズが買われた。
     


     
    日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比7円80銭高の3478円79銭だった。
    小高く寄り付いたのち狭いレンジながらじりじりと値を上げる展開となった。一時下げる場面もみられた日経平均が再度上昇に転じるなど底堅さを見せるにつれ、個人投資家心理もやや改善したとみられる。
    個人投資家の物色の矛先は、半導体や量子コンピューターなどテーマ性の強い銘柄を中心に買われ、指数を押し上げている。ただ、足元で上昇基調が続いていることから利益確定売りも多く出て、上げ幅は限定的だった
    ジャスダック市場の売買代金は概算で426億円、売買高は6458万株。
    値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は280となった。
     
    個別では、中央化学がストップ高。ユビキタス AIコーポレーション、エイアンドティー、栄電子は一時ストップ高と値を飛ばした。アルバイトタイムス、YKT、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、内外テック、昭栄薬品など13銘柄は年初来高値を更新。フェローテックホールディングス、ソフィアホールディングス、ネクストウェア、ムラキ、タカギセイコーが買われた。
     
    一方、ゲンダイエージェンシー、ナフコ、三洋堂ホールディングス、浜木綿が年初来安値を更新。プロパスト、精工技研、ウルトラファブリックス・ホールディングス、両毛システムズ、シンクレイヤが売られた。

     


    東証マザーズ指数は6日続伸した。2月18〜27日に8日続伸して以来の長さとなる。終値は前日比4.16ポイント高い865.68だった。
    新規材料難のなか週末の持ち高調整要因などもあり、下落する場面も見られた。
    ただ、一時下げに転じていた日経平均が再度上昇に転じるなど底堅さを見せるにつれ、投資家心理もやや改善したとみられ、再度にプラス圏に転じた後は徐々に上げ幅を拡げる展開となった。
    時価総額の大きいメルカリが5%超と大きく値を上げるなか、午後に入ってからは指数インパクトの大きいサンバイオやそーせいといったバイオ関連株も買われはじめマザーズ指数の押し上げに寄与した.

    東証1部市場の日経平均株価が連日で年初来高値を更新しており、個人を中心に投資家心理が積極化していた。
    売買代金は概算で647.52億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり177銘柄、変わらず15銘柄となった。

    上場2日目となるインテMは3420円で取引を終え、初値の4000円を580円下回った。25日に上場したBASEは1333円で取引を終え、初値(1210円)を123円(10.2%)上回った。公募価格を大幅に下回って寄り付いた後に切り返し、市場関係者からは「投資意欲は旺盛」との声が上がっていた。
    値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は178となった。
     
    個別では、グランディーズ、中村超硬が年初来高値を更新。チームスピリット、ACCESS、アイリッジ、リックソフト、HANATOUR JAPANが買われた。
     
    一方、はてな、インフォネット、みらいワークス、和心が年初来安値を更新。ツクルバ、アクトコール、エディア、イトクロ、霞ヶ関キャピタルが売られた。
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前日終値近辺で売り買いを交錯させている。
    手掛かり材料難の中、動意薄の展開が続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにこう着している。
    医薬品や半導体関連などが引き続き相場全体を支えている。一方、海外勢などによる利益確定売りが重荷だ。週末に加え、相場全体を大きく動かすような新規の材料はないため、様子見姿勢の投資家も多い。
    外国為替市場では、1ドル=108円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約754億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1274億円、売買高は6億3020万株だった。
     
    個別では、エーザイ、中外薬、第一三共は買われ、東エレク、SUMCO、日本電産は値を上げている。ディスコ、キーエンス、アドバンテスは堅調で、JAL、ANA、コロプラ、MonotaROは締まっている。
     
    半面、ソフトバンクGは売られ、ファーストリテは値を下げている。野村、大和証Gは軟調で、王子HDは緩んでいる。三菱UFJ、三井住友はさえない。
     


    25日午前の日経平均株価はわずかに反落し、前日比3円52銭安の2万2747円08銭で前場を終えた。
    朝方から東証1部全体で動意に乏しかった。日経平均株価は前場中盤に2万2819円92銭(前日比69円32銭)まで値上がりして取引時間中の今年最高値を付けた。
     
    24日の米ナスダック総合指数の上昇を受け、前場序盤は電子部品株の一部が買いを集めた。
    米半導体大手インテルが24日発表した2019年7〜9月期決算は売上高が市場予想を上回り、東エレクやアドテストなど半導体関連も買われた。
     
    また、医薬品株の上昇は相場全体の支えとなった。エーザイは新薬への期待感から7カ月ぶりの高値を付けた。好業績が評価された中外薬の上げも目立った。第一三共や塩野義など他の医薬品株にも買いが広がった。
     
    ただ、約1年ぶりの高値水準まで浮上した後の週末とあって、鉄鋼や自動車など割安株に利益確定売りが出やすかった。為替が円安・ドル高に振れなかったほか、中国・上海総合指数が軟調だったため、買いは続かなかった。
    海外ヘッジファンドなどが株価指数先物の売りに動き、現物株にも売り圧力がかかった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆43億円、売買高は5億2553万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1024、値上がりは991、変わらずは140銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、その他製品、輸送用機器が下落し、医薬品、電気機器、金属製品は上昇した。
     
    個別では、断トツの売買代金をこなしエーザイが大幅高、東京エレクトロン、ディスコなど半導体関連株も買われた。安川電機、キーエンス、テルモ、信越化、花王も上昇。サイバネットシステムが急騰、信越ポリマーも値を飛ばした。
     
    半面、ソフトバンクグループ(SBG)の下げが相場の重荷だった。財務に対する懸念に加え、傘下のビジョン・ファンドについて評価切り下げを計画しているとの報道が出て売りが優勢だった。任天堂お下落、ソニーも軟調。ファーストリテイリング、ファナック、も値を下げた。レッグス、エイトレッドが急落、クラレも大幅安。住友不、enish、CEホールディングスなども安い。日本ケミファも大きく利食われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比34.46ポイント安の6808.45ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高5161万株。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は177となった。
     
    個別では、花月園観光が年初来安値を更新。ピーエイ、ヨネックス、アイケイ、アップルインターナショナル、大興電子通信が売られた。
     
     一方、YE DIGITAL、サトウ食品工業、アドテック プラズマ テクノロジー、ユーピーアール、セブン工業が年初来高値を更新。ショクブン、パシフィックネット、PALTEK、ビート・ホールディングス・リミテッド、ヴィスコ・テクノロジーズが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅続伸した。前引けは前日比2円75銭高い3473円74銭だった。
    個別の材料が出た銘柄を中心に買われた。ただ、足元で上昇基調が続いており利益確定売りも出て、上げ幅は限定的だった。
    量子コンピューター関連とされるYKTやユビAIも高い。栄電子やワークマンが買われた。ジャスダック市場の売買代金は概算で249億円、売買高は3933万株。
    値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は279となった。
     
    個別では、ユビキタス AIコーポレーション、エイアンドティー、栄電子が一時ストップ高と値を飛ばした。アルバイトタイムス、YKT、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、昭栄薬品、東洋合成工業など10銘柄は年初来高値を更新。ネクストウェア、中央化学、カイノス、フィスコ、テリロジーが買われた。
     
    一方、三洋堂ホールディングス、浜木綿が年初来安値を更新。SEMITEC、プロパスト、バッファロー、小田原機器、ジェイテックが売られた。
     


    東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比2.34ポイント安い859.18だった
    前日の米国市場では、企業決算を睨みながら売り買いが交錯し、主要3指数は高安まちまちとなったことで手掛かり材料には乏しい状況。為替相場も1ドル=108円台後半で推移していることは個人投資家のマインドを下支えするとみられるが、足元のマザーズ指数も連続上昇に対する警戒感や、週末要因のポジション調整の動きとなっている。指数寄与度の高い銘柄のサンバイオやそーせい、TKPが下落した。
    値上がり銘柄数は95、値下がり銘柄数は183となった。
     
    24日に東証マザーズ市場に上場したインテMは上場2日目の25日、公募・売り出し価格(公開価格、1900円)の2.1倍で、2100円上回る4000円で初値をつけた。前場の終値は3650円。
     
    25日に東証マザーズ市場に上場したBASEの初値は1210円と、公開価格(1300円)を90円(6.9%)下回った。前場終値は1308円。
     
    個別ではインフォネット、みらいワークスが年初来安値を更新。エディア、アクトコール、霞ヶ関キャピタル、ツクルバ、エンバイオ・ホールディングスが売られた。
     
    一方、グランディーズ、中村超硬が年初来高値を更新。アイリッジ、チームスピリット、メルカリ、Chatwork、リックソフトが買われた。

    【寄り付き概況】

    25日の日経平均株価は小幅続伸して始まった。始値は前日比2円64銭高の2万2753円24銭。前日のNYダウが小幅反落したものの、ハイテク株などに買われるものが目立ちナスダック総合指数はプラスで引けた。
     
    米半導体大手インテルが24日発表した2019年7〜9月期決算は売上高が市場予想を上回った。外国為替市場ではドル安・円高が一服しているものの、日本の半導体関連企業にも業績底入れ期待が高まり、東エレクなどに買いが先行。相場を下支えしている。
    一方、ソフトバンクグループ(SBG)は一時4000円を割り込み、全体の重荷になっている。傘下のビジョン・ファンドについて、保有株式の価値低下で評価の切り下げを検討していると一部で伝わり、売りが出ている。
     
    本格化する企業決算を前にした週末ということもあって、全般上値は重いものの、ここ中小型株中心にテーマ買いの動きが活発であり個別株物色の流れは続きそうだ。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に医薬品、金属製品、繊維など。
     
    個別では、東エレク、ソニーが買われ、SUMCOも堅調。キーエンス、SMCOLCが締まり、7&iHDが高く、ZOZOも値上がりしている。
     
    半面、ソフトバンクGが大量の売りで4営業日連続安。任天堂が甘く、ファーストリテもさえない。KDDI、NTTが売られ、ソフトバンクは弱含んでいる。
     
    テクニカル的にはMISAWA(1722)、東亜道(1882)、WDB(2475)、Hamee(3134)、メディアス(3154)、ビーロット(3452)、サイバリンクス(3683)、サイバリンクス(3683)、SI(3826)、アドソル(3837)、PCI(3918)、大日精(4116)、みらか(4544)、トレンド(4704)、OATアグリ(4979)、ガイシ(5333)、MARUWA(5344)、住友鉱(5713)、DOWA(5714)、三和HD(5929)、日東精(5957)、OSG(6136)、パンチ(6165)、セラク(6199)、椿本チ(6371)、グローリー(6457)、富士通(6702)、沢藤電(6901)、デンソー(6902)、Casa(7196)、武蔵精密(7220)、タチエス(7239)、SHOEI(7839)、オークワ(8217)、ゼビオ(8281)、地銀セクター、アイザワ(8708)、スパークス(8739)、センコー(9069)、C&F(9099)、渋沢倉(9304)、クロップス(9428)、KDDI(9433)、NSW(9739)、イノテック(9880)、JBCC(9889)、サンドラッグ(9989)、グローセル(9995)が動兆。
     
     
     


     
    「量子」
     
     
    NY株式市場はダウは反落、S&P500とNASDAQが反発とマチマチの動き。
    クラウド部門の10─12月期売上高見通しが市場予想を上回ったマイクロソフトが2%上昇。
    通期利益見通しを上方修正したペイパルが8.6%上昇。
    これまでに発表を済ませたS&P500採用銘柄168社の80%超の利益が予想を上回った。
    一方、通期利益見通しを下方修正した3Mが4%下落しダウの足を引っ張った。
    第3四半期決算は売上高と利益が市場予想に届かなかったツイッターが20.8%急落。
    時間外取引ではインテルが8%高、アマゾンがは約9%安。
    「決算内容が明暗を分けた」という見方だ。
    耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.5%減。
    場予想の0.2%減を超える落ち込み。
    新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比0.7%減の70万1000戸。
    市場予想と一致した。
    前月比の価格下落率は5年ぶりの大きさだった。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件減の21万2000件と予想外に減少。
    市場予想は21万5000件。
    10年国債利回りは1.771%。
    2年国債利回りは1.581%。
    ECBは定例理事会で政策金利を据え置いた。
    また9月の決定通り11月から月200億ユーロのペースで資産買い入れを再開する。
    ジョンソン英首相は12月の総選挙を提案。
    ただ首相に議会解散権はなく、野党の同意が必要。
    総選挙が実現するかどうかは不透明
    。英ポンドは対ドルで下落。
    ドル円は108円台後半。
     
    木曜の日経平均は寄り付き100円高、大引け125円高と4日続伸で新値追い。
    昨年10月17日以来の水準を回復した。
    日足は3日連続陽線。
    午前中に開催された日本電産の4→9月期決算説明会。
    「EV向けモーターは一気に受注5倍。生産が間に合わない」というのが永守会長のコメント。
    「想定以上の減額修正に、もう少しネガティブな反応があるかと思った。
    だが市場は好意的に受け入れた格好。
    日本電産の動きが市場全体に安心感を与えた格好での楽観モード。
    受け入れやすいところだけをつまみ食いしているような市況だ」という声が聞こえる。
    一方で「場中にあまり動きがない分、過熱感も強まらず、静かに強い動き」という見方もある。
    過去3日間は2ケタの上昇幅だったが木曜は3ケタ。
    1929年10月24日の暗黒の木曜日の90周年記念日は無事通過した。
    TOPIXは3日続伸。
    マザーズ、ジャスダックともに5日続伸。
    東証1部の売買代金は1兆9309億円と減少。
    値上がり1112銘柄。値下がり936銘柄。
    新高値135銘柄。新安値5銘柄。
    騰落レシオは120.23に低下(前日124.28)。
    NTレシオは13.84倍。
    25日線(21984円)からは3.48%、200日線(21254円)からは7.04%のプラスかい離。
    サイコロは9勝3敗で75%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.626% 。
    買い方▲7.852%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.950%。
    買い方▲14.065%。
    空売り比率は41.7%。
    151日連続40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は4.7%。
    Quick調査の10月18日時点の信用評価損率は▲12.63%。
    10月18日時点の裁定り残は591億円減の1兆5388億円。
    当限は808億円減の1兆3823億円。
    翌限以降は216億円増の1564億円。
    同裁定買い残は375億円増の5157億円。
    当限は431億円増の4675億円。
    翌限以降は55億円減の481億円。
    日経HVは13.3、日経VIは15.18。
    日経平均採用銘柄のPERは12.88倍。
    EPSは1766円。
    PBRは1.12倍。
    BPSは20313円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比35円高の22815円。
    高値22865円、安値22725円。
    今週はボリンジャーのプラス2σが上値を抑えた格好。
    昨日段階では22784円だった。
    気学では「飛びつき買い警戒。急伸高値は利入れのこと」。
    月曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
    火曜は「前場安いと後場戻る日。押し目買い」。
    水曜は「変化注意日」。
    木曜は「押し目買いの時点にある時は買い方針。逆なら見送れ」。
    金曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」。
    11月は「上旬は買い方針。その後押したらなお買い、少々強気に」。
    週足陽線基準22548円をキープすれば3週連続の週足陽線だ。
    10月月足陽線基準は21885円。
    アノマリーは「10月高→翌年2月高」。
    22800円になかなか届かなかったがソロソロの感。
     
    昨日から日経紙面に「量子」の活字が久々に登場し始めた。
    ビルダーバーグ会議の議題になっていることから必要な技術だ。
    昨日の報道は「米グーグルは量子コンピューターを使い複雑な計算問題を最先端のスーパーコンピューターよりも極めて短い時間で解くことに成功した」。
    世界で初めて実験で証明。
    人工知能(AI)などに続く革新的技術として期待される量子コンピューターの実用化へ大きく前進という見方だ。
    昨日も一応1面だったが、今朝は1面トップ。
    「量子計算、世界が競う」。
    サブタイトルは「国の覇権も左右」だ。
    グーグルの量子コンピュータは現在のスパコンで1万年かかる乱数計算を3分20秒で解いた。
    計算性能は15億倍。
    「1903年のライト兄弟の有人初飛行に匹敵する」という見方だ。
    もっとも実用化までは20→30年かかるという。
    しかしこの時間軸はバブル崩壊から現在まで程度の時間軸。
    そんなに長くはない。
    実用化されればおそらく多くの課題が解決され世界は本当に進化する。
    もちろんその先の課題はまた登場するだろう。
    しかしモノが生き物の機能を凌駕する可能性があるということは否定できない。
    やはりビルダーバーグ会議はポイントを突いていた印象。
     
    4−9月の公募増資は前年同期比8割減の1397億円。
    バブル経済以降最低水準となった。
    バブル期には公募増資が約5兆円あったことを考えると隔世の感がある。
    代替された資金調達手段は「社債」。
    マイナス金利の影響もあって4−9月の社債発行額は過去最高の8.7兆円。
    公募が減って社債は増えた。
    資本市場は株ではなく債券が主役になって久しい。
    本来はコストのかかる債券がマイナス金利で超低コストになったから生じた事態。
    決して株式市場が資本調達の場という存在を捨てた訳ではないと信じたいところだ。
    この逆転が起これば日経平均の5万円程度にはお目にかかることができようか。
    「債券経済」が景気を冷やしてきたような気がしてならない。
     
    NYダウは28ドル安の26805ドルと反落。
    NASDAQは66ポイント高の8185ポイント。
    S&P500は5ポイント高の3010ポイント。
    ダウ輸送株指数は50ポイント安の10676ポイント。
    SOX指数は2.47%の上昇。
    VIX指数は13.67。
    3市場の売買高は64.7億株(直近20日平均は64.8億株)    
    225先物CME円建ては大証日中比35円高の22815円。
    ドル建ては大証比日中比45円高の22825円。
    大証夜間取引終値は日中比20円高の22800円。
    ドル円は108.61円。
    10年国債利回りは1.771%。
    2年国債利回りは1.581%。
     
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    25日(金):独IFO景況感
    週末:欧州冬時間入り、アルゼンチン大統領選本選
    28日(月):企業向けサービス価格指数、米シカゴ連銀全米活動指数
    29日(火):米FOMC、S&P住宅価格指数、中古住宅販売、CB消費者信頼感、サウジ「未来投資イニシアティブ」
    30日(水):日銀金融政策決定会合、米ADP雇用レポート、米GDP
    31日(木):黒田日銀総裁会見、日銀展望レポート、鉱工業生産、米個人所得、英国のEU離脱期限、中国製造業PMI、ユーロ圏GDP、ASEAN首脳会議
     1日(金):失業率、自動車販売台数、米雇用統計、ISM製造業景況感、建設支出、ECB総裁にラガルド氏就任
     
    2000年以降11月の平均騰落率は68.42%
    11月7日は天赦日。
     
    【11月】(9勝5敗で勝率64.3%、2位)
     
    1日(金)水星逆行、米雇用統計、ISM製造業景況感
    3日(日)米サマータイム終了
    4日(月)文化の日の振替で休場
    5日(火)「11月3連休明けは株高」の特異日、変化日
    7日(木)天赦日、下げの特異日
    8日(金)SQ
    11日(月)COP25(チリ)、中国大規模セール「独身の日」、変化日
    12日(火)満月、八專開始(〜21日)
    14日(木)大嘗祭
    15日(金)鬼宿日
    16日(金)APEC首脳会議(チリ)
    17日(土)ドバイ航空ショー
    20日(水)水星順行、安倍首相の通算在職日数が歴代1位に
    21日(木)大幅高の日
    22日(金)G20外相会議(名古屋)、上げの日、変化日
    23日(土)ローマ法王来日
    27日(水)新月、変化日
    28日(木)海王星順行、NY休場(感謝祭)
    29日(金)ブラックフライデーでNY市場短縮位取引
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ウェルビー(6556)・・・動兆
     
    ウェルビーに注目する。
    同社は就労希望障害者への職業訓練や求職活動・職場定着支援が柱。
    障害児の発達支援行う療育事業も拡大。
    障害者雇用コンサルに期待感。
    業績は絶好調。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    25日の日経平均株価は続伸しそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万2900円。
    24日のNYダウ工業株30種平均は前日比28ドル安の2万6805ドルだったが、ナスダック総合株価指数は66ポイント上昇した。決算を発表した個別銘柄の売買が中心で引き続き、中小型株を中心とした個別物色も継続するとみられる。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比35円高の2万2815円だった。
    企業業績の底入れ期待が引き続き支えとなり、2万3000円をうかがう展開が見込まれるだろう。
    ただ、20年3月期第2四半期(19年4-9月)決算の本格化を控え、積極的に買い進めづらいことや、週末に加え、直近の急ピッチな上昇で高値警戒感はくすぶり、上値では利益確定目的の売りも出そうだ。
     
    日程では、25日はBASE(4477)が東証マザーズ市場に新規上場する。信越化が4〜9月期の決算を発表する。海外では10月の独Ifo企業景況感指数や、10月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ、確報値)などの公表を控えている。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ダイワボウホールディングス <3107>
    上期経常を66%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■マイネット <3928>
    ネクソン <3659> 子会社gloopsのブラウザゲーム事業を買収。「大戦乱!!三国志バトル」など複数のブラウザゲームタイトルを取得する。
     
    ■サイバネットシステム <4312>
    今期経常を一転24%増益に上方修正、配当も4.68円増額。
     
    ■東京製鐵 <5423>
    今期経常を8%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.06%にあたる685万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月25日から20年3月31日まで。
     
    ■東洋シヤッター <5936>
    上期経常を73%上方修正、通期も増額、配当も3円増額。
     
    ■MCJ <6670>
    上期経常を一転50%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■エイアンドティー <6722>
    1-9月期(3Q累計)経常が9.9倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
     
    ■東京産業 <8070>
    上期経常を43%上方修正、配当を24円に修正。
     
    ■両毛システムズ <9691>
    上期経常が5.7倍増益で着地・7-9月期も3.7倍増益。
     
    ■ミロク情報サービス <9928>
    上期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■グローセル <9995>
    上期経常を一転黒字に上方修正。
     
    ■明星工業 <1976>
    上期経常を14%上方修正。
     
    ■ディー・ディー・エス <3782>
    三菱電機インフォメーションシステムズと包括的販売契約を締結。
     
    ■ドリコム <3793>
    上期経常を48%上方修正。
     
    ■中外製薬 <4519>
    1-9月期(3Q累計)最終が67%増益で着地・7-9月期も2.2倍増益。
     
    ■リプロセル <4978>
    米メリーランド州で連結子会社REPROCELL社への補助金交付が決定。補助上限額は約3159万円。
     
    ■ダイハツディーゼル <6023>
    上期経常を一転13%増益に上方修正。
     
    ■ネットワンシステムズ <7518>
    上期経常が45%増益で着地・7-9月期も45%増益。
     
    ■CYBERDYNE <7779>
    日本医療研究開発機構(AMED)と委託研究開発契約を締結。脳性麻痺等患者向けの小型HALの治験を推進する。
     
    ■信越ポリマー <7970>
    7-9月期(2Q)経常は3%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.55%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施。ストック・オプション権利行使時に交付する株式として使用する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    25(金)
    《決算発表》
    信越化、エムスリー、NRI、杉本商、京阪神ビ、エスリード、アツギ、積水樹、サカイ引越、アクシーズ、カワチ薬品、コーエーテクモ、NTTDIM、栄研化、東映アニメ、BPカストロール、エスティック、東洋機械、イントラスト、SPK、幸楽苑HD、キヤノンMJ、リコーリース、だいこう、杉村倉、沖縄セルラー、未来工業、三谷産、日車輌、PI、富通ゼネ、千趣会、ブルボン、サーティワン、菱友システム、蝶理、岩井コスモ
     
    【海外】
    独10月Ifo景況感指数(17:00)
    《米決算発表》
    ベライゾン・コミュニケーションズ

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■電波の空き 5Gに転用 通信の遅延回避へ
    ■米カジノ大手 日本版IR 横浜を優先的に検討
    ■小泉環境相 窒化ガリウム採用の省エネ半導体EV「2025年に市場投入」
    ■インテル決算 売上高過去最高で予想も上回る 株価大幅高
     
    ■IBJ<6071>
    19年12月期 営業益4割増 開業支援が好調
     
    ■パナソニック<6752>
    香港企業と空調機で提携 東南ア開拓
     
    ■米サード・ポイント ソニー<6758>に不満表明 圧力継続へ
     
    ■日産<7201>
    欧州2工場の売却を検討
     
    ■メニコン<7780>
    新事業 試験薬成分をサプリに
     
    ■IR大手MGMとオリックス<8591>連合「大阪オンリー」強調
     
     

      
    24日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比28ドル42セント安の2万6805ドル53セントで終えた。
    米主要企業の決算がピークを迎えており、決算を材料とした個別売買が中心だった。
    24日は買い優勢でスタート。前日夕に発表されたマイクロソフトや米電気自動車(EV)メーカーのテスラ、オンライン決済サービス大手ペイパル・ホールディングスの7〜9月期決算がいずれも堅調だったことを好感した買いが入った。特にテスラは「赤字を予想していた市場予想に反して黒字を確保したことが大きなサプライズとなった」という。
     
    ただ、序盤の買いは続かずにダウはマイナス圏に沈んだ。相場の重しとなったのはダウ構成銘柄でもある工業・事務製品大手スリーエム。貿易摩擦のあおりで中国での販売が不振で、19年12月通期の利益見通しを下方修正した。
    3Mは発表資料でマクロ経済環境の厳しさに言及し、12月期通期見通しも引き下げた。株価は4%下げ、ダウ平均を1銘柄で46ドル押し下げた。
     
    広告収入の伸び悩みを背景に決算と見通しがともに市場予想に届かなかった短文投稿サービスのツイッターは急落。前日夕に中国市場の低迷などを理由に通期の営業利益見通しの下方修正を発表したフォード・モーターが大きく下げた。
     
    さらに朝方発表の9月の米耐久財受注額は前月比1.1%減と市場予想(0.8%減)を上回る落ち込みとなり、米景気の先行き懸念から投資家心理を慎重にさせた。
     
    一方、好決算銘柄が買われ、相場を支えた。好決算を受けてアナリストの目標株価引き上げが相次いだ半導体製造装置のラムリサーチが急伸し、半導体関連株に買いが波及した。
     
    セクター別では、ソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で自動車・自動車部品や電気通信サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、同66.003ポイント高の8185.796と9月17日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。マイクロソフトや半導体関連株が買われ、指数を押し上げた。
    S&P500種株価指数は続伸し、7月末以来の高値で終えた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,805.53−28.42
    S&P500種
    3,010.29+5.77
    ナスダック
    8,185.796+66.003
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,504.70+9.00
    NY原油(ドル/バレル)
    56.08−0.15
    円・ドル
    108.60 - 108.61−0.09
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅ながら続伸した。
    12月物は前日比20円高の2万2815円で引けた。ハイテク株比率の高い米ナスダック総合株価指数が約1カ月ぶりの高値をつけ、日経平均先物の買いを支えた。
    一方、ダウ工業株30種平均は米企業決算を手掛かりに反落したため、上値は重かった。
    この日の12月物高値は2万2865円、安値は2万2725円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22815 ( +35 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22825 ( +45 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7328.25(+67.51)
    FTSE100種総合株価指数は4日続伸した。前日の終値に比べ67.51ポイント高の7328.25で引けた。欧州中央銀行(ECB)は24日の定例理事会で政策金利を据え置いたが、主要中銀の金融緩和による景気浮揚に期待感が広がった。決算発表を踏まえ、好業績銘柄を物色する動きもあった。指数構成銘柄全体の約6割が上昇。製薬株などが堅調だった。
     
    個別銘柄では、医薬品のアストラゼネカは5%超上昇した。がん治療の新薬への堅調な需要増を背景に、通期の製品売上高の見通しを再度引き上げたことが好感された。前日に引き続き保険のM&Gは6.1%高とこの日も大幅高となった。1〜9月期の増収を発表した出版のRELXの上昇も大きくなった。産業用ソフトウエアのアヴィバグループも上期の増収を受けて買われた。
     
    半面、銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は大幅に下落した。支払保障保険(PPI)の不正販売問題をめぐる引当金の計上で第3四半期に赤字に転落したことが響いた。航空機エンジンのロールス・ロイスも売られた。航空機エンジン「トレント1000」のコスト増が今後の業績を圧迫する恐れがあるとして、アナリストが株価目標を引き下げたことが材料視された。ITVは配当権利落ちで下がった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12872.10(+73.91)
    ドイツ株式指数(DAX)は4日続伸した。終値は前日と比べて73.91ポイント高の12872.10と、終値ベースで2018年6月以来、約1年4カ月ぶりの高値で引けた。
     
    個別では、自動車のダイムラーは3%超上がった。メルセデス・ベンツなど乗用車部門の販売増が寄与して7〜9月期の売上高と利益が増加したことが好感された。半導体のインフィニオンテクノロジーズも大幅高となった。
    一方で、アナリストが投資判断を引き下げたドイツテレコムは売られた。不動産のボノビアも下落した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5684.33(+30.89)

10月25日 毎日コラム
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