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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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10月11日 マーケットコメント


    新興市場は、日経平均株価が再上昇指向を強めてきたことで、短期資金が新興市場から抜けている側面もあるようだ。バイオ株物色が一巡したことでやや勢いを失ってきている。
    ただ、IPO(新規上場)銘柄など値動きの良い銘柄への物色意欲は旺盛で、指数の先行きに対して地合い自体はそこまで悪化していないと考える。
     
    ここにきて市場変更銘柄が増加している。マザーズ銘柄への投資の基本中の基本だが、東証1部市場への昇格が期待されるような優良銘柄への投資が見直されそう。
    上場から1年が経過する家系ラーメンのギフト<9279>、マネジメントソリューションズ<7033>と同時期に上場した経営コンサルのプロレド・パートナーズ(=プロレドP)<7034>、上場申請済みのラクス<3923> などが有力候補になるだろう。


     


    11日のNYダウ工業株30種平均は米中貿易協議の進展期待に支えられ大幅に3日続伸した。前日比319ドル92セント高の2万6816ドル59セントとで終えた。
     
    米中両政府はワシントンで、この日最終日となる閣僚級貿易協議を実施。トランプ米大統領も協議に合わせて訪米中の中国の劉鶴副首相と会談した。トランプ氏は前日夕、協議が「非常に順調だった」と発言し、この日もツイッターに「かつてよりも好感触だ」と肯定的な発言を投稿。
    協議進展への期待で株価は終日大幅高となり、ダウ平均は一時517ドル高まで上昇した。化学のダウや建機のキャタピラー、スリーエム(3M)など中国関連とされる銘柄の上昇が目立った。半導体関連なども買われた。
     
    JPモルガン・チェースなど金融株の上昇も目立った。世界経済の不透明要因となっている米中貿易摩擦が和らぐとの期待から米長期金利が上昇した。一方、11日に米連邦準備理事会(FRB)が短期金融市場の資金不足を解消するために短期国債の購入を始めると発表し、短期金利が水準を切り下げる場面があった。銀行の貸し出し利ざやが拡大するとの見方から買いが膨らんだ。
     
    ダウ平均は引けにかけては伸び悩んだ。貿易交渉の前進を見込んで上げており、材料出尽くし感から利益確定売りが出た。
     
    市場関係者からは「選挙対策などの事情から、米中は部分的にでも合意しなければならない状況に置かれていた」との指摘が聞かれた。
     
    この日米ミシガン大が発表した10月の消費者景況感指数(暫定値)は96.0と、前月や市場予想を上回った。さらに、英国が欧州連合(EU)離脱案の見直しでEUと本格交渉に入ることで一致し、「合意なき離脱」を回避できる可能性が浮上したことも地合いを強めた。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や公益事業が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は同106.257ポイント高の8057.039で終えた。動画配信事業への期待などを背景にアナリストが目標株価を引き上げたアップルが約1年ぶりに上場来高値を更新した。米中貿易協議の進展を受け、主要ハイテク株全般が買われた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,816.59+319.92
    S&P500種
    2,970.27+32.14
    ナスダック
    8,057.039+106.257
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,488.70−12.2011日 終値
    NY原油(ドル/バレル)
    54.91+1.36
    円・ドル
    108.39 - 108.40+0.99

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    12月物は前日比365円高の2万2040円で引け、同限月物終値ベースで約2週間ぶりの高値をつけた。11日の大取終値を240円上回った。
     
    米中貿易協議の部分合意への期待から日経平均先物は買われた。引けにかけて米メディア報道が農産物など複数の分野で合意したと伝えた。
    景気下押し要因となる米中貿易摩擦の解決が近づくとの思惑から投資家心理が上向いた。
     
    この日の12月物高値は2万2240円、安値は2万1670円。



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる楽観的な見通しの広がりなどを受けて投資家のリスク選好が強まり3日続伸した。前日の終値に比べ60.72ポイント高の7247.08で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
     
    小動きで始まった後、米中貿易協議が進展するとの期待から買いが強まり、日中を通して徐々に上げ幅が広がった。景気に敏感な銀行株が急伸し、株価指数の上昇に大きく影響した。英国の欧州連合(EU)離脱に対する期待が高まり、ポンドが主要通貨に対して大幅に上昇した。通貨高が業績の重荷になる医薬品株など多国籍企業銘柄は売られた。
     
    個別銘柄では、銀行のロイズ・バンキング・グループは12%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は11%、それぞれ急伸した。保険株も高くなった。住宅建設株も急伸し、バラット・ディベロップメンツは11%上がった。
     
    一方、たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコと酒類のディアジオもそれぞれ大幅安となった。広告のWPPグループは3%超の下落。仏同業のピュブリシスグループが通期売上高の目標を引き下げたことが響いた。ファッションのバーバリー・グループは、独同業のヒューゴ・ボスが10日に通期の利益見通しを下方修正したことを受けて売られた。金価格の下落を背景に、関連のフレスニージョも大幅安だった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸した。終値は前日と比べて347.45ポイント高の12511.65と、終値ベースで7月下旬以来、約2カ月半ぶりの高値で引けた。
     
    米中貿易協議の進展と、英国の欧州連合(EU)離脱への期待から買われ、欧州各国株式相場がそろって上昇した。
     
    個別では、IT(情報技術)のSAPが堅調な第3四半期の業績と最高経営責任者(CEO)の辞任を発表したことを手掛かりに、10%急伸した。ドイツ銀行と自動車のフォルクスワーゲンの上昇も目立った。
    一方で、下落したのは、日用品のバイヤースドルフと不動産のボノビア、電力のRWEの3銘柄だけだった。
     


    ■フランス・パリ株価指数
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1.73%と上昇した。


     

10月12日 毎日コラム
長年の社会経験が相場を見抜く
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