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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    日経平均は5日続伸。2万2799円(前週末比197円高)引け。高値は2万2838円まであり、2万3000円が射程圏内に入った。
    為替は、ややアゲインストで、上海株は強く、米株先物は上昇。
    日経平均に対してTOPIXの上昇率が大きく、NT倍率の上昇が続く中で、リバランスの商いが中心だったとみられる。
    また、マザーズ指数は2.98%と3%近い上昇をみせていることも、出遅れ修正の流れといったところであろう。
    中小型のバイオ関連が終日堅調な値動きとなるなど、センチメントは改善傾向にあるとみられる。マザーズ指数は4営業日続伸で1000Ptを回復するとともに、上値抵抗の25日線を突破してきている。
     
     
    明日28日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
    外部環境の落ち着きとともに買い戻しの動きが継続するとの期待感が出る一方、日経平均株価は目先正念場となる2万3000円を控え、戻り売りへの警戒感も残る。
    終値ベースで1月23日に年初来高値2万4124円を付けて以降、2万3000円近辺では何度もハネ返された経緯があり、「そろそろ一服感が出るかもしれない」との声が聞かれる。
     
    商いの増加がなければもう一段の上昇は期待しづらいが、割安感が残っているうちは、そのことが買い材料になる。むしろ急に商いが増加するようだと、2万3000円あたりで当面のピークをつけてしまう懸念もある。
    現状は「閑散に売りなし」相場が期待できる局面で、買いの好機と考える。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
     
    23342.41  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23341.36  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23104.35  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23064.98  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22889.46  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22799.64  ★日経平均株価27日終値
     
    22798.83  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22788.59  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22674.57  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22512.21  13週移動平均線
    22467.33  75日移動平均線
    22459.67  25日移動平均線
    22432.25  6日移動平均線
    22407.19  200日移動平均線
    22354.88  均衡表転換線(日足)
    22344.69  均衡表基準線(日足)
    22276.46  均衡表雲上限(日足)
    22256.67  均衡表雲下限(日足)
    22255.26  26週移動平均線
    22244.78  ボリンジャー:-1σ(25日)
     

    [概況]

    27日東京時間の外国為替市場は、米ドル円は方向感に欠ける値動きとなっている。週明けの東京市場では朝方に一時的に円安へ振れる動きが見られたのち、円高へと方向転換する展開となっている。
    この値動きについて一部の市場関係者からは、輸出企業などの実需筋より円買い取引が持ち込まれたことが下落の一因となっているようだとの声が聞かれている。ただ、米ドル円も一時110.925円を示現したのちは小反発するなど、明確な方向感が出にくい値動きとなっている。
    このあとの時間については、英株式市場がサマーバンクホリデーのため休場となっていることから、ロンドン時間では通常よりも取引参加者の減少が見込まれそうか。そのため、当該時間中の取引は念の為、注意しておいたほうが良さそうか。
     
    ちなみに、連休明けとなるトルコについてトルコリラ円は18.59円付近にて取引が開始と落ち着いた出だしとなったものの、その後の取引で一時17.59まで本営業日の安値を更新、しかし、現在は18.05円付近を推移と、こちらも方向感に欠ける値動きとなっている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【大引け概況】
    27日の日経平均株価は5日続伸した。終値は前週末比197円87銭高の2万2799円64銭だった。およそ2カ月半ぶりの高値。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:08 容量:9.8M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を受けて前週末の米国株式が上昇した流れを好感し、買いが先行した。為替相場の落ち着きや時間外取引での米株価指数先物高も支えとなり、堅調展開となった。
     
    中国・上海総合指数の上昇も後押しし、上げ幅を広げ、後場後半には一時2万2838円06銭(前週末比236円29銭高)まで上昇する場面があった。
    先物の上昇が現物株市場での裁定買いを誘い、ファストリやファナックなど値がさ株が上昇した。両銘柄に東エレクを加えた3銘柄の上昇だけで日経平均を50円程度押し上げた
    その後も大引けにかけて高値圏で推移した。
     
    もっとも、日経平均は節目の2万3000円を目指す展開とはならなかった。市場では「米中摩擦やトルコなど新興国経済を巡る不透明感は根強く残り、休場明けのトルコ市場や週後半にかけての中国経済統計などを見極めたい」との声もあった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前週末比19.75ポイント高の1728.95で終えた。JPX日経インデックス400も続伸。終値は168.37ポイント高の1万5287.75だった。
     
    東証1部の売買代金は、1兆8434億円と7日連続で2兆円を割り込んだ。2兆円割れの連続記録としては2017年8月21日〜29日の7日連続に並ぶ。
    東証1部の売買高は10億4583万株で、値上がり銘柄数は1767、値下がりは273、変わらずは65銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、石油・石炭製品、電気機器、パルプ・紙などが上昇。下落は空運業、海運業など。
     
    個別では、任天堂、ソフトバンクG、トヨタ自、ファーストリテ、ソニーなど売買代金上位は全般堅調。村田製、太陽誘電といった電子部品株の上昇が目立ったほか、キーエンスなどその他ハイテク株も高い。
    トヨタ、ホンダ、値を上げ、資生堂も上昇。昭和シェルが上げた。JFE、住友鉱、コスモエネルギが買われ、三菱商、日本紙は堅調。不正融資問題に揺れるスルガ銀は短期資金が向かい7%超上昇した。また、オルトプラスは新作ゲームの好発進で3日連続のストップ高となった。
     
    一方、シャープが安い。KDDIやNTTといった通信大手の一角が逆行安。菅官房長官の発言を受けて携帯電話料金の引き下げ懸念が再燃したようだ。
    JTは軟調。エーザイ、JAL、商船三井は値を下げた。また、公募増資等の実施を発表した琉球銀などが東証1部下落率上位に顔を出した。
     
    東証2部株価指数は前週末比58.44ポイント高の7162.97ポイントと続伸した。
    出来高8365万株。値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は107となった。
     
    個別では、アルメディオ、大興電子通信がストップ高。プレミアムウォーターホールディングス、ICDAホールディングス、東洋刃物、明星電気、キョウデンなど8銘柄は年初来高値を更新。エスビー食品、ファステップス、アライドテレシスホールディングス、コーア商事ホールディングス、原田工業が買われた。
     
    一方、シノブフーズ、ダイサン、西川ゴム工業、大和重工、ダイハツディーゼルなど9銘柄が年初来安値を更新。ヨネックス、パス、キクカワエンタープライズ、フライトホールディングス、日本ハウズイングが売られた。


     

    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前週末比38円42銭高の3781円32銭と、3日以来およそ3週ぶりの高値を付けた。
    米国株や中国・上海株の上昇を手掛かりに投資家の心理が改善。バイオ関連や好業績銘柄を中心に買いが集まった。ジャスダック平均はこの日の高値圏で終えた。
    バイオ・医薬関連では、テラやラクオリアが商いを伴って上昇。プリント配線板の設計・製造を手掛けるメイコーは大幅高で年初来高値を更新した。
    このところ安値圏で推移していた銘柄に「短期的な戻りを期待した買いが入った」という。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で565億円、売買高は1億731万株だった。
    値上がり銘柄数は491、値下がり銘柄数は156となった。
     
    個別では、ヒップ、キタック、ビーイング、フューチャーベンチャーキャピタルが一時ストップ高と値を飛ばした。テリロジー、GMOペパボ、ブロードバンドタワー、インフォコム、メイコーなど9銘柄は年初来高値を更新。
    テラ、ソフィアホールディングス、セルシード、ストライダーズ、東武住販が買われた。
     
    一方、エスケー化研、靜甲、マツモトが年初来安値を更新。YKT、エフティグループ、スターツ出版、イハラサイエンス、日本エマージェンシーアシスタンスが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前週末比29.63ポイント高の1024.23ポイントと4日続伸。
    9日以来の高値。上昇率は2月19日以来、ほぼ半年ぶりの大きさだった。
    そーせいやサンバイオなど時価総額の大きいバイオ株が買われた。
    世界的な株高の流れに乗り、新興企業市場も買い優勢となった。海外投資家の一部が押し目を拾っていると観測されたバイオ関連株に、「個人が追随買いを活発化させた」という。
    この流れが他の銘柄にも波及する形で、マザーズ指数の上昇率が3%に迫るなど、「新興企業市場は力強い動きが戻ってきた」との声が上がっていた。
    10日以来となる1000ポイント回復を果たした。
    値上がり銘柄数は205、値下がり銘柄数は53となった。
     
    個別では、メドレックスがストップ高。オンコリスバイオファーマ、エクストリームは一時ストップ高と値を飛ばした。オイシックス・ラ・大地、ビリングシステム、リンクバル、メディアフラッグ、ウェルビーは年初来高値を更新。
    中村超硬、エコモット、ユーザベース、すららネットは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、キャンディルが年初来安値を更新。モブキャストホールディングス、Mマート、マネジメントソリューションズ、システムサポート、ナレッジスイートが売られた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比173円84銭高の2万2775円61銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.21ポイント高の1724.41で始まった。
     
    前週末の米国株高を受けて買いが優勢となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに高値もみ合い。米中通商摩擦への懸念後退を背景に、輸出関連株を買う動きが目立つ。
     
    外国為替市場では、1ドル=111円近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、任天堂が一段高。トヨタが堅調、スズキが切り返している。村田製、東エレク、ファナックが高い。ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJが強含み、スルガ銀は値を上げている。
    半面、KDDI、NTTがさえない。エーザイが軟調。JTは弱含み。カシオが安値もみ合い。
     
    日経平均は先週の地合いが継続し、8月8日以来の2万2800円を回復してきている。
    また、マザーズ指数は1000Ptを回復した他、センチメント悪化の一因となっていたメルカリも小幅ながら上昇していることで、安心感につながっている。
    また、サンバイオの上方修正を追い風に、そーせいや低位のバイオ関連へ物色が波及しており、これもセンチメントを明るくさせていると考えられる。
     
    新興市場の中小型株への買い安心感が高まってくるようだと、市場のセンチメントは相当明るくさせるだろう。引き続き中小型のバイオ関連の他、キャッシュレス、サイバーセキュリティなどのテーマ株物色に期待したいところである。
     

     


    東証マザーズ指数は前週末比20.03ポイント高の1014.63ポイントと4日続伸した。
    米株高など外部環境の追い風を受けて買い戻しや押し目買いが継続し、今月10日以来約2週間ぶりに1000.ポイントの大台を回復した。
    バイオ関連株の上昇が目立ったほか、マザーズ時価総額トップのメルカリも買われた。
    値上がり銘柄数は192、値下がり銘柄数は62となった。
     
    個別では、エクストリームが一時ストップ高と値を飛ばした。オイシックス・ラ・大地、ビリングシステム、リンクバル、メディアフラッグ、ウェルビーは年初来高値を更新した。
    ブティックス、中村超硬、GA technologies、ビープラッツ、リファインバースは買われた。
     
    一方、キャンディルが更新した。Mマート、ブランジスタ、テックポイント・インク、モブキャストホールディングス、レントラックスは売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。
    前引けは前週末比27円31銭高の3770円21銭だった。米国株や中国・上海株の上昇を受け、個人投資家の心理が改善。バイオ関連株や好業績銘柄に買いが入った。
    バイオ・医薬関連ではテラやラクオリアが商いを伴って上昇。プリント配線板の設計・製造を手がけるメイコーが大幅高で年初来高値を更新した。テリロジーやシライ電子も上昇。一方、ジェネックスやホロンが下げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で301億円、売買高は5775万株だった。
    値上がり銘柄数は459、値下がり銘柄数は153となった。
     
    個別では、ヒップ、キタック、ビーイングが一時ストップ高と値を飛ばした。テリロジー、GMOペパボ、ブロードバンドタワー、メイコー、クレステックなど7銘柄は年初来高値を更新した。
    テラ、ソフィアホールディングス、フューチャーベンチャーキャピタル、協和コンサルタンツ、ユークスは買われた。
    一方、エスケー化研、マツモトが更新した。ハリマビステム、YKT、愛光電気、スターツ出版、ホロンは売られた。


     

    27日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比157円76銭高の2万2759円53銭、東証株価指数(TOPIX)は13.99ポイント高の1723.19と、ともに続伸。
     
    朝方は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を受けて前週末の米国株式が上昇した流れを好感し、幅広い銘柄に買いが先行した。
     
    為替相場の落ち着きや時間外取引での米株価指数先物高も支えとなり、堅調展開。中国・上海総合指数の上昇もあって上げ幅を拡大し、前場終盤には一時2万2813円27銭(前週末比211円50銭高)まで上昇する場面があった。その後は、円が対ドルでやや強含んだこともあり、前引けにかけてやや上値が重くなった。
     
    株価指数先物に海外ヘッジファンドなどによる断続的な買いが入り、現物株にも買いが広がった。ファストリやファナック、東エレクなど値がさ株が上昇。この3社の上昇だけで、午前の日経平均を50円程度押し上げた。
     
    だだ、市場では「足元で見られるのはヘッジファンドなど海外投資家の先物買いが中心。日経平均で2万3000円を上抜けるには、中長期目線の投資家による現物買いが必要。中国関連の売上高が多い日本株にとっては、週後半の中国の経済統計などが注目される」との声があった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で8394億円と引き続き低水準。売買高は4億9585万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1648で、値下がりは367、変わらずは87銘柄だった。

    個別では、トヨタなどの自動車株や任天堂が高い。村田製、ソニー、キーエンスも上げた。東京エレクトロン、ファナックなども買い優勢だった。田淵電機が値上がり率トップに買われ、ダブル・スコープも値を飛ばした。

    一方、KDDIやNTTなど情報・通信株が安い。エーザイ、シャープも売られた。東京個別指導学院、大平洋金属なども安い。
     
    東証2部株価指数は前週末比41.22ポイント高の7145.75ポイントと続伸した。
    出来高5226万株。値上がり銘柄数は298、値下がり銘柄数は102となった。
    個別では、アルメディオがストップ高。ICDAホールディングス、東洋刃物、明星電気、キョウデン、岡山県貨物運送など7銘柄は年初来高値を更新した。
    大興電子通信、ビート・ホールディングス・リミテッド、エスビー食品、大和重工、コーア商事ホールディングスは買われた。
     
    一方、シノブフーズ、ダイサン、大和重工、ダイハツディーゼル、東京衡機など7銘柄が更新した。ヨネックス、三京化成、日本ハウズイング、エヌ・デーソフトウェア、キクカワエンタープライズは売られた。



     
    週末のNY株式は反発。
    S&P500は終値ベースの過去最高値を更新した。
    1月26日に終値ベースでの最高値を付けた後2月前半にかけて10%超下落。
    半年かけた最高値更新は「強気相場がなお続いている」との解釈につながる。
    NASDAQも過去高値水準。
    NYダウはあと30ドルほどだ。
    週間ベースではNYダウが0.47%、S&P500が0.87%、NASDAQは1.66%上昇。
    小型株で構成するラッセル2000指数も0.5%上昇し終値ベースで高値を更新した。
    夏休み終了のレイバ─デーまであと1週間。
    耐久財受注統計はコア資本財の受注が前月比1.4%増で着地。
    市場予想の0.4%増を上回った。
    ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムは通過。
    パウエルFRB議長は講演で「利上げを現状のペースで進める方針」を表明。
    トランプ大統領の「利上げは気に入らない」へのコメントはなかった。
    所詮避暑地でのバカンスなのだから材料視するには無理のあるイベントだ。
    10年国債利回りは2.81%台。
    ドル円は111円台前半での推移。
     
     
    ドル円の111円台を背景に週末の日経平均は22500円を超えて22600円台。
    4日続伸となった。
    日足では200日線と25日線を上に抜けた。
    週足では26週線にサポートされた格好で13週線を上に抜けている。
    下値模索が続いていたマザーズ指数も切り返し。
    週間では約331円の上昇。
    週足は2週連続陽線。
    23000円台へ4度目の挑戦への素地は固まったということころだ。
    TOPIXは1709ポイントで節目の1710ポイント目前。
    東証1部の売買代金は6日連続の2兆円割れ。
    値上がり銘柄数は1497。値下がり銘柄数は51.5。
    新高値36銘柄(前日21)、新安値35銘柄(前日39)。
    騰落レシオは92.34。
    8月第3週の個人投資家の買い越し2253億円。
    現物1650億円。信用603億円と現物買いが目立った。
    「個人の現物の買い越しらしい買い越しは7月第1週以来。
    あの時も7月5日のザラバ安値21462円を底に約2週間かけて23000円挑戦だった」という見方もあ
     
    る。
    NTレシオは13.22倍と上昇。
    25日線(22443円)からは0.7%、200日線(22405円)からは0.9%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.710%。買い方▲10.951%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.56%。買い方▲19.1%。
    空売り比率は41.4%と20日連続の40%超。
    日経VIは14.55と低下。
    日経平均採用銘柄のPERは13.08倍。
    EPSは1727.96円と前日の1723円を上回り過去最高を更新。
    シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の22610円。
    ボリンジャーのプラス1σが22647円。
    プラス2σは22850円。
    月足陽線基準22746円を捉えてこようか。
    今週は29日(水)が株高の特異日だ。
     
    株で儲ける秘訣は「実務に精通すること」だろうか。
    数字やチャートは見ることが多い。
    しかし、その企業の実務は意外と見られない。
    何をして、どこへ向かっているのか。
    「何がコア事業で、社会が必要とし、未来展望が明確で、強い技術・営業力・経営者がいるかどうか」。
    ココがポイントだ。
    世界が変わってきたのは企業がけん引してきたから。
    そして企業の変化は生活も変化・進化させる。
    だから実務に精通することが必要なのだと考える。
    もっとも実務に精通するためには企業の努力も必要だ。
    かつての名門企業も今ではアルファベットの企業名となってしまっていることは多い。
    週末のセミナーの出席者約300人に聞いてみた。
    「●●●(アルファベット3文字の社名)を知っている人?」。
    挙手はわずか5名。
    「○○○○○〇(旧社名)を知っている人?」。
    挙手は約40名。
    考えてみれば石川島だっていつの間にかIHI。
    だんだん企業が遠くなる気がする。
     
    その週末のセミナーでの投資家さんとの会話。
    最初の質問は「値上がりランキング上位に載る銘柄を事前にわかる方法はありませんか」?。
    意味がわからなかった。
    荒唐無稽すぎてこちらがビックリした。
    夢と現実は実社会も現実も違うことがわからないのかも知れない。
    あるいは「値上がりベストテン銘柄が事前にわかる」なんて投資顧問会社の謳い文句でもあったのかも知れな
     
    い。
    暑さのせいで白昼夢を見たような思いだった。
    「売ったり買ったりしていたら1000万円くらい損してしまいました。
    やっぱり売ったり買ったりでなくジックリ持つべきですか?」。
    「あなたには無理でしょう」と言ったら「そうなんです」。
    ほぼ株病の領域の感。
    「せいぜい5銘柄くらいを縦に追うのがいいと思いますが、これも無理でしょう」。
    「その通りです。やはり株価が安くなった買うべきなんですね」。
    「そんなことできますか?」
    「いえ、無理だと思います」。
    この投資家さんは何を求めて質問されてきたのか全くわからなかった。
    「株は売ったり買ったりして、日々の主役を追えばいいんですよ」。
    そんな答えが欲しかったのだろうか。
    最後に「名刺を頂戴」。
    さすがにご遠慮させていただいた。
    加えれば・・・。
    こういう投資家さんの出現はある意味危険な兆候でもある。
     
    相場は局面によって風景も思考も変わるもの。
    25日線や200日線を下回っている時は限界値を踏まえながら反発のタイミングを伺うもの。
    しかしこれら移動平均線を上回ったら今後は心理とシナリオは一転。
    限界値を踏まえながら反落のタイミングを伺うことになる。
    下落した途中に買いのタイミングを図り、上昇に転じたら売りのタイミングを図る。
    べクトルと逆の動きをしなければならないのは結構難しい。
    しかしこの心理は後になってから「やはり」となるケースが多いからややこしい。
     
    NYダウは133ドル高の25790ドルと反発。
    史上最高値まであと20ドルと迫った。
    NASDAQは67ポイント高の7945ポイントと反発。
    S&P500は17ポイント高の2874ポイント。
    終値ベースの過去最高値を更新した。
    ダウ輸送株指数は24ポイント高の11284ポイント。
    3市場の売買高は54.3億株と低調。
    CME円建ては大証比20円高の22610円。
    ドル建ては大証比25ポイント高の22615ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比10円高の22600円。
    ドル円は111.23円。
    10年国債利回りは2.813%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    アイリッジ(3917) ・・・動兆。
     
    アイリッジに注目する。
    同社は集客、販促でネット・実店舗連携の「OtoO」支援が中核。
    電子地域通貨の案件増加。
    デジタルガレージとの協業加速。
    音声AI向けのスキル開発に期待感。
    スマートフォン向けO2Oのユーザー数が7月末時点で8700万ユーザーを突破。
    ブックオフの公式アプリに導入。
    金融機関への導入も地方銀行から信用金庫に拡大。
     


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    27日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比91円92銭高の2万2693円69銭と続伸で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、7.60ポイント高の1716.80で始まった。
      
    前週末の欧米株市場が総じて堅調、NYダウが3日ぶりに反発したほか、ナスダック指数が過去最高値に買われ、S&P500指数も7カ月ぶりに最高値を更新するなど上げ足を強めており、東京株式市場でもこのリスクオンの流れを引き継いでいる。
    パウエルFRB議長の24日の講演では米経済好調もインフレや景気過熱のリスクは小さいとの見解を示し、利上げを急がない姿勢を示唆、これが投資家のセンチメントを強気に傾けている。
    一方、前週末まで日経平均は4日続伸しこの間に約400円の上昇をみせており、目先利益確定の売り圧力も予想されるところで、買い一巡後の動きが注目される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、精密機器、機械、石油など。
     
    個別では、ファーストリテ、イオン、ビックカメラが小高く、ソフトバンクGはしっかり。東宝は買われている。野村、第一生命、三井不新日鉄住、住友鉱は値を上げている。トヨタ、ソニーが続伸し、任天堂も上昇している。
    半面、SUBARU、JAL、JT、エーザイは値を下げている。富士フイルムが軟調で、シャープは大幅安。国際帝石はさえない。
     
    225先物は、クレディ・野村・GS・JP・メリル・UBSが買い越し。
    アムロ・大和・みずほ・モルスタが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・野村・クレディ・アムロ・みずほ・ソジェンが買い越し。
    JP・ドイツ・バークレイズ・GSが売り越し。
     
    外資系等は、アステラス(4503)、東海カ(5301)、QB(6571)、エフピコ(7947)、栗田工(6370)、伊藤忠テクノ(4739)、パーソル(2181)に注目。
     
    テクニカル的には、三機工(1961)、NSSOL(2327)、エムスリー(2413)、クオール(3034)、モノタロウ(3064)、グローバル社(3271)、帝人(3401)、オプティム(3694)、SI(3826)、マクロミル(3978)、花王(4453)、トレンド(4704)、ID(4709)、フィルム(4901)、デクセリ(4980)、富士石油(5017)、アンリツ(6754)、TDK(6762)、太平洋(7250)、ジャムコ(7408)、HOYA(7741)、ニプロ(8086)、CEC(9692)が動兆。

     


08月27日 毎日コラム
冷房病には気を付けて
・・・続き

    [株価材料]
     
    ■大和ハウス<1925>
    空調の気流や空間の温度むら少なくするシステム開発
     
    ■DIC<4631>
    3Dプリンター向け樹脂事業に参入
     
    ■富士電機<6504>
    300億円投資でEV向けパワー半導体増産
     
    ■ローム<6963>
    3年で2400億円投じEV・産ロボ向け半導体増産へ
     
    ■キヤノン<7751>
    画像解析技術活用で社会インフラ点検に参入
     
    ■伊藤忠<8001>
    会計・営業関連データ統合する次世代基盤導入


     

     
    27日の東京株式市場は上値の重さを意識しながらも堅調な展開になることが見込まれる。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2500円−2万2700円。
    前週末24日の米国株式が上昇したこともあり、買いが先行するとみられる。
    為替のドル高・円安が手掛かりとなり24日の日経平均は上昇し、5日、25日、75日の各移動平均線を上方にブレイクアウトし、テクニカル的には陽転の兆しを示した。
    マザーズ指数、ジャスダック平均が24日にかけて3日続伸と底打ち兆しを見せてきたことも好材料だ。
    ただ、手掛かり材料難のなか、東証1部の売買代金は2兆円を割り込み盛り上がりに欠けることから、戻り待ちの売りに上値を抑えられることも想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(前週末24日終値111円39−41銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同128円72−76銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比20円高の2万2610円だった。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22610 ( +20 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22615 ( +25 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
    【好材料銘柄】
    ■サイバーステップ <3810>
    株主優待制度を新設。毎年11月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、特設サイトで食品や電化製品などと交換できる株主優待ポイントを付与する。
    ポイントは保有株数と継続保有期間に応じて3000ポイント〜5万5000ポイント。
     
    ■キタック <4707>
    11-7月期(3Q累計)経常は78%増益・通期計画を超過。
     
    ■ブティックス <9272>
    中国に介護関連商材の販売事業を展開する合弁会社を設立。
    合弁会社への出資比率は25%で、同社の持分法適用関連会社となる。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    27(月)
    《決算発表》
    DyDo、タカショー
     
    【海外】
    独8月Ifo景況感指数(17:00)
    米7月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
    米2年国債入札
    休場:英、フィリピン

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     



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