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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28



    [概況]

    1日東京時間の米ドル円は確りとした動きとなった。

    昨日のNY時間に、米中が貿易摩擦解消に向けた協議を開くとの一部関係者の話が報じられて以降上昇基調に転じ、現在もその流れが継続している格好。

    ただ、東京時間中には、トランプ大統領が追加関税の検討を指示している、2000億米ドル相当の産品について、関税の額を当初の10%ではなく25%にする可能性があるとの観測報道が流れていた上、本邦10年債利回りが一時0.127%まで上昇している中で、日銀は指値オペを見送る等、円高へ転じるきっかけとなってもおかしくない材料も散見されており、地合い反転の可能性も視野に入れる必要はある。

    テクニカル的にも、本日の高値となった112.16円付近は7/19高値から7/26安値の下落分の61.8%戻しに該当し、一段の上昇につながるかを見極める上では、同水準における攻防の行方がポイントとなりそう。

    突破できれば、7/19高値113.18円のトライが見えてくるが、跳ね返されるようであれば、再度7/26安値110.59円を試す動きとなることも考えられる。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    1日の日経平均株価は続伸し、2万2746円(前日比192円高)引け。先月19日以来、約2週間ぶりの水準まで回復した。
    朝方は、米中貿易摩擦への警戒感が後退し、前日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。
    為替市場では円相場が1ドル112円台と円安ドル高方向での推移をみせるなか、日経平均は後場半ばには2万2775円47銭まで上げ幅を広げる局面もみられた。その後も日中高値圏での相場展開が続いた。
     
    明日(2日)の東京株式市場は、4〜6月期決算発表の好業績銘柄を物色する勢いが継続するのに加え、外国為替市場での円安・ドル高傾向も支援材料となり、日経平均株価は続伸となりそうだ。
    好決算を手掛かりにハイテク関連の一角を買い進む動きが広がりをみせそうだ。
     
    チャート上では、取引時間中で7月26日の2万2717円を上抜けたことで、7月18日の直近戻り高値2万2949円や、その上の2万3000円台の上値抵抗線が意識され出している。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
     
    23312.37  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23159.07  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23068.83  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22857.28  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    22746.70  ★日経平均株価1日終値
     
    22715.14  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22696.09  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22626.52  6日移動平均線
    22605.93  均衡表転換線(日足)
    22555.49  13週移動平均線
    22491.46  均衡表雲上限(日足)
    22437.21  75日移動平均線
    22334.16  200日移動平均線
    22323.34  25日移動平均線
    22320.89  均衡表雲下限(日足)
    22253.70  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22237.26  均衡表転換線(週足)
    22206.14  均衡表基準線(日足)
     
     
     
    【信用規制・解除】
     (1日大引け後 発表分)
    ■データセク <3905> [東証M]
    東証が2日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。
    日証金も増担保金徴収措置を解除。


     

    【大引け概況】
    1日の日経平均株価は続伸し、前日比192円98銭高の2万2746円70銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:48 容量:6.81M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株高や、為替相場の円安・ドル高進行を受けて、朝方から買いが先行した。
    米国市場では、下落していたハイテク株が買い戻された上、4〜6月期の決算を発表した米アップル株が時間外で大幅高。日本でも関連の電機機器や半導体株などへの買いにつながり、相場全体の支えとなった。
    午後に入ると、銀行株の上昇に伴い、日経平均株価が上げ幅を拡大した。200円近く上昇する場面もあり、終値で2万2700円台を回復した。
     
    市場からは「後場は、きのうの日銀の金融緩和継続・強化を評価し、外国人投資家が買いを入れているのだろう。決算発表の最中で外国人が買い続けるかは不透明だが、チャート上では日経平均2万3000円近辺が意識されてくる」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比141.27ポイント高の1万5641.05だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、終値は同16.47ポイント高の1769.76だった。
     
    東証1部の出来高は17億6725万株、売買代金は2兆9652億円。騰落銘柄数は値上がり1144銘柄、値下がり888銘柄、変わらず71銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、非鉄金属、その他製品の上昇が目立った一方、空運業、金属製品、その他金融業などが下落した。
     
     
    個別では、前日に決算発表した任天堂が売買代金トップで6%を超える上昇となり、ソニーは4%超上昇した。決算発表銘柄では日東電やJFEも急伸。ソフトバンク、トヨタも買われた。中国当局による景気対策への期待からコマツやファナックが高い。
    三菱UFJ、みずほ、三井住友といった銀行株は長期金利の上昇を受けて買われ、保険株も第一生命HDなどの上げが目立った。
    また、元気寿司とスクロールは買い気配のままストップ高比例配分となった。
     
    一方、前日に決算を発表したパナソニックが年初来安値を付けたほか、ファーストリテ、スタートトゥや村田製が売られた。また、イマジカロボはストップ安比例配分となった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比24.20ポイント高の7387.87ポイントと4日ぶり反発した。
    出来高9138万株。値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は203となった。
     
    個別では、アイ・アールジャパンホールディングス、エスティックが年初来高値を更新。堀田丸正、昭和化学工業、アサヒ衛陶、エルナー、東亜石油が買われた。
     
    一方、サイオスがストップ安。エスビー食品、スーパーバッグ、ダイナパック、西芝電機、戸上電機製作所など9銘柄は年初来安値を更新。日本和装ホールディングス、ビート・ホールディングス・リミテッド、ケミプロ化成、スターフライヤー、セーラー万年筆が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比1円72銭安の3818円85銭だった。
    日銀の金融政策決定会合が無事に通過し、買い戻しへの期待感は高まったが、個別物色にとどまった。
    東証1部市場で好決算銘柄や任天堂やソニーなどに投資家の関心が向かい、個人投資家の新興株に対する物色意欲が後退し、商いは低調だった。
    2018年4〜6月期の減益決算を発表したセリアなどに売りが出た。
    ジャスダックの売買代金は概算で381億円と17年4月以来、1年4カ月ぶりの少なさだった。売買高は7319万株だった。
    値上がり銘柄数は275(スタンダード254、グロース21)、値下がり銘柄数は309(スタンダード296、グロース13)、変わらずは85(スタンダード82、グロース3)。
     
    個別では、テクノホライゾン・ホールディングスがストップ安。柿安本店、東京日産コンピュータシステム、アズ企画設計、セプテーニ・ホールディングス、レイなど17銘柄は年初来安値を更新。日本テレホン、インヴァスト証券、ジャストプランニング、トシン・グループ、JFLAホールディングスが売られた。
     
    一方、業務提携を発表したジェイホールディングスがストップ高。ブロッコリー、アクサスホールディングス、GMOペパボ、インフォコム、デイトナなど7銘柄は年初来高値を更新。好決算だったテセック第三者割当で新株予約権などを発行すると発表したウェッジホールディングス、1対2の株式分割を発表したNo.1、市進ホールディングス、ジェーソンが買われた。


     


    東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比6.59ポイント安の1032.70だった。
    日銀金融政策決定会合が波乱なく通過したことから買い先行で始まったものの、東京株式市場全般は米国株高に恩恵を受けて堅調な推移となった。
    買いの勢いは続かず、小口売りに押される銘柄が目立った。
    マザーズの主力銘柄は値を消し個人投資家の関心が主力の東証1部銘柄にシフトしていることも買い見送りムードを強める形になったようだ。ミクシィやメルカリ、マネーフォワードが安く指数を押し下げた。
    市場関係者は「買われたのは好決算銘柄や新規公開株の一角に限られた」と指摘していた。
    値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、ユナイテッド、ファンデリー、モブキャストホールディングス、アプリックス、ドリコムなど12銘柄が年初来安値を更新。メディアフラッグ、プロレド・パートナーズ、駅探、ベガコーポレーション、UMNファーマが売られた。
     
    一方、アドウェイズ、GA technologiesがストップ高。エクスモーション、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンなど3銘柄は年初来高値を更新。アイティメディア、アイペット損害保険、ハイアス・アンド・カンパニー、ジーンテクノサイエンス、キャンディルが買われた。

     
     

    【後場寄り付き概況】

    1日後場寄付きの日経平均株価は、前営業日比127円32銭高の2万2681円04銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、10.15ポイント高の1763.44で始まった。
     
    円安や米株高が投資意欲を刺激した午前の好地合いを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。好決算を発表した銘柄への買いも目立っている。
     
    前場は、円安進行が一服したことに加え、日米・米中の通商協議の先行きを見極めたいなどとの思惑もあって、買い一巡後は高値もみ合いが続いた。
     
    米国では1日に公開市場委員会(FOMC)結果発表、3日に7月雇用統計発表といった重要イベントがあり日経平均株価も2万3000円に迫る場面では上値追いの動きが鈍りそうだ。
    週明け9日には日米通商協議の初会合が開かれることになり、日本もいよいよ貿易戦争に突入する可能性がある。
     
    また、新興市場ではマザーズ指数が逆行安となっているが、任天堂やソニーが値を飛ばしているだけに中小型株には関心が向かいづらいだろう。
     
     
    個別では、任天堂、ソニーが、京セラ、東エレク、ファナック、日東電工、三菱UFJ、みずほFGが値を上げ、第一生命は堅調。トヨタ、ホンダが底堅い。JFEが大幅高で、東海カはしっかり。ソフトバンクGが強含みとなっている。
    半面、村田製、パナソニック、ルネサスが安い。ファーストリテは軟調で、スタートトゥは下押している。


     

    1日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比120円60銭高の2万2674円32銭だった。
     
    前場の東京市場はリスクを取る動きが強まり、日経平均は一時2万2700円台まで上昇する場面があった。
    前日の欧米株市場で主要株指数がいずれも高かったことや日銀が前日まで開いた金融政策決定会合の結果が緩和路線の継続と受け止められ、外国為替市場では1ドル=111円台後半に円安が進んだことも追い風となり投資家心理が上向いた。
     
    前日に好決算を発表した個別銘柄への物色が目立った。
    銀行と保険株も高い。債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時0.105%まで上昇した。利ざやの縮小に歯止めがかかり、業績改善につながるとの見方から買いが入った。
     
    日銀会合結果を受けた株式市場の反応について、市場では「事前の観測ほど東証株価指数(TOPIX)に連動した上場投資信託(ETF)の購入が増えないと受け止めた投資家が、日経平均先物を買い戻している」との指摘が聞かれた。
     
    朝高後の上値は重かった。米中貿易摩擦や日米貿易協議への思惑など買い手控え材料はあるものの、総じて買い意欲の強い展開だった。
     
    JPX日経インデックス400とTOPIXは反発した。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆4246億円、売買高は8億6021万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1015と、全体の5割程度だった。
    値下がりは992、変わらずは92だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、非鉄金属、その他製品の上昇が目立った一方、空運業、倉庫運輸関連業、金属製品などが下落した。
     
    個別では、任天堂が大幅高、前日に決算を発表した銘柄のうち、19年3月期の連結純利益(米国会計基準)が一転増益になるとの見通しを示したソニーが年初来高値を付けた。
    東京エレクトロンなどが買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。ジェイ エフ イー ホールディングス、コーセーなども買われた。旭有機材が値上がり率トップに買われ、昭和電線ホールディングスや京セラも高い。
     
    半面、パナソニックが年初来安値を付けたほか、ファーストリテイリングが軟調、スタートトゥデイも値を下げた。ルネサスエレクトロニクスが大幅安となり、FPGも急落した。宝ホールディングスも安い。
     
    東証2部株価指数は前日比21.86ポイント高の7385.53ポイントと4日ぶり反発した。
    出来高5605万株。値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は175となった。
     
    個別では、アイ・アールジャパンホールディングス、エスティックが年初来高値を更新。堀田丸正、昭和化学工業、パス、東亜石油、アイケイが買われた。
     
    一方、エスビー食品、スーパーバッグ、ダイナパック、西芝電機、戸上電機製作所など9銘柄が年初来安値を更新。日本和装ホールディングス、ビート・ホールディングス・リミテッド、スターフライヤー、セーラー万年筆、カンダホールディングスが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。午前終値は前日比91銭高の3821円48銭だった。2018年4〜6月期の増益決算を発表したテセックなどに買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算198億円、売買高は3494万株だった。
    日銀の金融政策決定会合を無事に通過したことから買い安心感が広がり東証1部の一部の好業績銘柄に買いが集まったため、新興企業株の商いは低調だった。
    値上がり銘柄数は281、値下がり銘柄数は292となった。
     
     
    個別では、ジェイホールディングスがストップ高。ブロッコリー、アクサスホールディングス、GMOペパボ、インフォコム、シノケングループなど6銘柄は年初来高値を更新。テセック、ラ・アトレ、No.1、プロトコーポレーション、大木ヘルスケアホールディングスが買われた。
     
    一方、テクノホライゾン・ホールディングスが一時ストップ安と急落した。柿安本店、東京日産コンピュータシステム、アズ企画設計、セプテーニ・ホールディングス、レイなど17銘柄は年初来安値を更新。インヴァスト証券、協和日成、日本テレホン、三ッ星、大塚家具が売られた。

     


    東証マザーズ指数は反落した。
    午前終値は前日比5.81ポイント安の1033.48だった。
    個人投資家の関心もソニーや任天堂といった主力大型株に向かいやすい。引き続きマザーズ市場の売買は盛り上がらず、マザーズ市場も戻りの鈍い展開だった。
    値上がり銘柄数は118、値下がり銘柄数は136となった。
     
    個別ではユナイテッド、ファンデリー、モブキャストホールディングス、アプリックス、ドリコムなど11銘柄が年初来安値を更新。ソーシャルワイヤー、ベガコーポレーション、駅探、メディアフラッグ、UMNファーマが売られた。
     
    一方、GA technologiesがストップ高。エクスモーション、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンなど3銘柄は年初来高値を更新。アイティメディア、ジーンテクノサイエンス、バンク・オブ・イノベーション、キャンディル、アイペット損害保険が買われた。





     


    【寄り付き概況】

    8月1日の日経平均株価は、前日比88円46銭高の2万2642円18銭と続伸してスタートした。
     
    前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇したほか、外国為替市場では1ドル=111円台後半の円安に振れており、これを受けて主力株中心にリスク選好ムードが強まっている。
     
    注目の日銀の金融政策決定会合では、0.2%程度までの長期金利上昇容認など政策を微修正したものの、緩和姿勢の継続が示されたことで足もとのマーケットにはプラスに働いている。個別には決算発表に絡み好決算銘柄が物色の中心軸となる地合いが続きそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、輸送用機器、その他製品、ゴム製品など。一方、値下がりで目立つのは金属製品、空運、その他金融など。
     
     
    個別では、トヨタ、ブリヂストンが買われ、ホンダはしっかり。東エレク、ファナックが値を上げ、ソニー、日東電工、JFE、住友化は大幅高。コーセーが急伸し、武田は堅調。ソフトバンクG、任天堂は高い。三井住友が反発し、東京海上は強含みとなっている。
     
    半面、パナソニックが下押し、村田製は軟調。ファーストリテ、マネックスGが値を下げ、スタートトゥ、日ハム、京成は大幅安になっている。



     

    [概況]

    日銀金融政策決定会合後に長期金利が低下して円は売られ、欧州市場序盤にドルは111円半ばを超え、ユーロは130円台半ばを超える上昇となった。
     
    其の後NY市場に入り発表された6月個人所得・個人支出は予想通りの結果だったが、続いて発表された7月シカゴ購買部協会景気指数と7月コンファレンスボード消費者信頼感指数は共に予想を上回る結果となってドルは一段高となり、NY株式市場も反発して始まるとドルはNY市場序盤に当日高値111.965円まで上昇した。
     
    また米中は貿易戦争の緊張緩和を目指して協議の再開を検討しているなどと報道された事を好感してNY株式市場は上昇を続け、ドルも111円台後半を維持する揉み合いとなり、最後は前日比+78銭高の111.840円と111円台後半に乗せて引けた。米経済指標は良好で、日銀が金融政策決定会合で低金利を維持する姿勢を示した事を比較すれば、ドル高・円安と見るのが自然で、ドルは買いで良いのではないか。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     


    「株時代」

    夏祭り、株かがり
    株価のたかまりにあわせて
    八月は夢花火 私の心は株模様

    目が覚めて夢のあと
    長いヒゲが上に伸びて
    チャートの空に
    夢はつまり思い出のあとさき

    夏が過ぎ 風あざみ
    株の憧れにさまよう
    八月は夢花火 私の心は株模様


    「ああ栄冠は株に輝く」

    買い物湧き材料溢れて
    天高く純白のチャート今日ぞ飛ぶ
    マーケットよいざ
    値動きは歓呼にこたえ
    いさぎよし微笑む希望
    ああ栄冠は株に輝く

    懐疑を打ち悲観を蹴りて
    悔ゆるなき銘柄の力ぞ技ぞ
    マーケットよいざ
    一瞬に気配に賭けて
    相場の讃歌を綴れ
    ああ栄冠は株に輝く

    マドが空く株の動きに
    通うもの美しく匂える未来
    マーケットよいざ
    買い物でストップ高の
    感激をまぶたに描け
    ああ栄冠は株に輝く


    「未来へ」

    ほら足元をみてごらん
    これが株価の歩む道
    ほら前を見てごらん
    あれが株価の未来

    相場がくれたたくさんのやさしさ
    愛を抱いて歩めと繰り返した
    あのときはまだ
    初心者で意味など知らない
    いつも株価を見続けて
    一緒に歩んできた

    夢はいつも空高くあるから
    届かなくて怖いね
    だけど追い続けるの
    自分のストーリーだからこそ諦めたくない
    不安になると画面眺め
    一緒に歩んできた

    その気だるさを時には嫌がり
    放れた株へ素直になれず

    ほら足元をみてごらん
    これが株価の歩む道
    ほら前を見てごらん
    あれが株価の未来
    新値へ向かって
    ゆっくりと歩いて行こう

    数年前に「株病の兆し」というのを数例挙げたことがある。
    (1)仕事中でも必ず株価のチェックを行う。
    (2)売買ができないとイライラする。
    (3)値動きの少ない銘柄はつまらないと感じる。
    (4)企業名を目にすると証券コードが脳裏に浮かぶ。
    (5)ゴルフのハーフを終えて「前場は46でした」と言ってしまう。
    (6)相撲の番付を格付けと間違えてしまう。
    (7)「クジラ」は極洋、「マッチ」は兼松日産と思って何の疑問も抱かない。
    (8)ニュースで「今日のトピックス」と聞くとつい「いくら?」と言う。
    (9)嘘の話を「風説」と言ってしまう。
    (10)寝言で「ストップ高」と呟く。
    このうち半分以上該当すれば「株病の資格アリ」とされていた。

    「宿屋の富」

    馬喰町の、ある流行らない宿屋。

    そこに飛び込んできた客が、
    会社の社員は500人。
    あちこちの企業に2万両、
    3万両と貸している。
    漬物に千両箱を10箱乗せて沢庵石にしている。
    泥棒が入ったので好きなだけやると言ったのに、
    千両箱80くらいしか持っていかなかった。
    と、好き放題に吹きまくる。

    人のいい宿屋の主人、
    これは大変な大金持ちだとすっかり感心。
    「実は私どもは宿屋だけではやっていけないので、
    株の予想をしている。
    いい株のオプションがあるので買ってくれないか」
    と持ちかける。
    「値はたった一分で、当たれば五百両、千両も夢じゃありません」。

    千両ぽっち当たっても邪魔でしょうがないから嫌だ
    というのを主人が無理に説得。
    買ってもらった上に
    万一当たったら半分もらうという約束を取り付けた。

    男は一人になると、
    なけなしの一分取られちゃったと、
    ぼやくことしきり。

    「あれだけ大きなことを吹いたから、
    当分宿賃の催促はねえだろう。
    飲むだけ飲んで食うだけ食って逃げちゃおう」
    と開き直る。

    翌朝、
    なんとなく兜町の方に足が向く。

    店頭では一攫千金を夢見る輩が、
    ああだこうだと勝手な熱を吹いている。

    騒いでいるうち、
    海の向こうの国の値動きやら経済指標の発表が相次いでいる。

    ふと株価のボードをみていると
    宿の主人から買ったオプションの原資産の株価が妙にピカピカと点滅している。

    オプションを見栄で買って一文無しになった宿の客、
    株価を見ながら
    「オレの奴は妙にピカピカしているな。
    株なんざやったことがねえからわからないけど、動きはありそうだ。
    おいお嬢さん、この株のこのオプションってどれくらいの値になるんだい。
    え?レバレッジが100倍だから今のところ500倍?
    このまんまいくと午後には1000倍くらいだって?
    うーん、ウーン」

    ショックで寒気がし、そのまま宿へ帰ると、
    二階で蒲団かぶってブルブル震えている。

    旅籠のおやじも、
    部屋にこもってパソコンの画面を眺めていると、
    「え?500倍、1000倍・・・アリャリャリャリャー、ウワーッ」

    ブルブル震えて、飛ぶように家を飛び出すと
    二階へすっとんで行き
    「あたあた、ああたのオプション、千両、当たりましたッ」
    「うるせえなあ、貧乏人は。
    千両ばかりで、こんなにガタガタ。
    おまえ、座敷ィ下駄履いて上がってきやがったな。
    情けないやつだね」
    「えー、お客さま、
    下で祝いの支度ができております。一杯おあがんなさい」
    「いいよォ、千両っぱかりで」
    「そんなこと言わずに」
    と、ぱっと蒲団をめくると、客も草履をはいたまま。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

     
    8月1日の東京株式市場は、続伸後、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2500円−2万2800円。
    8月相場に入り月初高への期待もある中、良好な地合いが続くと予想する。
    注目された日銀の金融政策決定会合では、事前の観測報道に沿った内容となり、大きな波乱はなく通過。
    短期的な不透明感が払しょくされている上に、ソニーや任天堂、村田製作所など注目度の高い銘柄が決算を発表しており、商いの増加が期待できる。好業績銘柄への物色が中心になるとみられるだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(7月31日終値111円39−41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同130円50−54銭)とやや円安に振れている。
    決算発表が続くなか、為替動向に神経質な動きをみせる場面もありそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比125円高の2万2625円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■エディオン <2730>
    4-6月期(1Q)経常は4.4倍増益で着地。
     
    ■トーカロ <3433>
    上期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
     
    ■インフォメーション・ディベロプメント <4709>
    4-6月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。
     
    ■タカラバイオ <4974>
    4-6月期(1Q)経常は5.4倍増益で着地。
     
    ■昭和電線ホールディングス <5805>
    上期経常を2.4倍上方修正、通期も増額。
     
    ■牧野フライス製作所 <6135>
    上期経常を67%上方修正・11期ぶり最高益、通期も増額。
     
    ■東亜ディーケーケー <6848>
    4-6月期(1Q)経常は95%増益で着地。
     
    ■スクロール <8005>
    4-6月期(1Q)経常は59%増益で着地。
    6月売上高は前年同月比29.9%増。
     
    ■東武ストア <8274>
    東武鉄道 <9001> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。
    TOB価格は1株3939円で買い付け期間は8月1日から9月11日まで。
     
    ■日本エスコン <8892>
    上期経常を32%上方修正。
     
    ■元気寿司 <9828>
    上期経常を一転73%増益に上方修正・最高益、通期も増額。
     
    ■No.1 <3562>
    8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
    最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■日本コンピュータ・ダイナミクス <4783>
    4-6月期(1Q)経常は94%増益で着地。
     
    ■テセック <6337>
    4-6月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
     
    ■LCホールディングス <8938>
    4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。
     
    ■アドウェイズ <2489>
    4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】 
    1(水)
    7月新車販売台数(14:00)
    7月軽自動車新車販売台数(14:00)
    《決算発表》
    帝人、双日、エーザイ、小野薬、大正薬HD、王子HD、東ソー、CTC、ALSOK、京王、JT、TIS、参天薬、大塚商、コニカミノルタ、神戸鋼、日精工、カシオ、NOK、マツダ、ヤマハ、新生銀、京急、阪急阪神、KDDI、洋缶HD、キーエンス
     
    【海外】
    米7月ADP全米雇用レポート(21:15)
    米6月建設支出(23:00)
    米7月ISM製造業景気指数(23:00)
    《米決算発表》
    ガートナー、ガーミン、メットライフ、プルデンシャル・ファイナンシャル、ウィン・リゾーツ、FMC、トリップアドバイザー、パーキンエルマー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

    [株価材料]
     
    ■清水建<1803>
    再エネ取引仲介のデジタルグリッドに出資
     
    ■サンデンHD<6444>
    系列が車向け熱関連システム事業で海外開拓へ
     
    ■NTN<6472>
    軸受けの再生サービス開始
     
    ■シャープ<6753>
    無人搬送機など活用倉庫管理システムの受注開始
     
    ■トヨタ<7203>
    21年に愛知で補修部品の大型物流施設稼働へ
     
    ■NTT<9432>
    系列が映像配信事業から4K・VR事業に軸足シフト
     
     

    7月31日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比108ドル36セント高の2万5415ドル19セントで終えた。
     
    この日のダウは買い優勢で始まった。前日の下げをけん引したハイテク株に買い戻しが入ったほか、米国と中国が貿易摩擦の緩和に向けた協議の再開を模索しているとの報道を受け、2大経済大国による「貿易戦争」をめぐる懸念が後退。中国での事業展開に積極的なボーイングやキャタピラー、スリーエム(3M)といった銘柄に買いが集まり、相場を押し上げた。
     
    また、朝方発表した4〜6月期決算が好感された構成銘柄のファイザーとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)にも買いが入った。
    好調な四半期決算と併せて、1株利益見通しの引き上げを発表した製薬のファイザーも3%あまり上げた。
     
    市場関係者からは「今日は買い戻しが中心で、自律反発に過ぎないだろう。米国は追加の対中制裁関税を明日にも発動する可能性があり、貿易摩擦への懸念が完全に払拭されたわけではない」との声が聞かれた。
     
    一方、注目イベントだった日銀の金融政策決定会合は、日銀が緩和の枠組みを強化することを決め、主要国の長期金利が低下した。安定した配当が見込め、金利低下局面で投資妙味が増すとされる「不動産」や「公益事業」が上げた。一方、利ざや縮小で収益改善期待が低下した金融株には売りが出た。
    また、原油先物価格の下落を嫌気したエネルギー株の下落で、ダウの上値は重かった。
     
    ダウ平均は7月月間では1143ドル(4.7%)上げた。上げ幅と上昇率はともに1月以来の大きさだった。
     
    ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、同41.784ポイント高の7671.789で終えた。アナリストが投資判断を引き上げたツイッターが上げ、このところ下げが目立っていたフェイスブックも買われた。
     
     
    セクター別では、資本財や不動産が上昇する一方で銀行や電気通信サービスが下落した。
     
    個別では、製薬のファイザー(PFE)とケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)は、決算内容が好感され上昇。半導体のクアルコム(QCOM)は、最大100億ドル規模の自社株買い計画を発表し堅調推移した。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。
     
    一方で、オハイオ州の店舗で複数の利用客が体調不良となり、食中毒の疑いからファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)が下落した。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,415.19+108.36
    S&P500種
    2,816.29+13.69
    ナスダック
    7,671.789+41.784
     
    米10年債利回り(%)
    2.9617 -0.013
    米2年債利回り(%)
    2.6735 +0.005
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,233.60+2.10   
    NY原油(ドル/バレル)
    68.43−0.33
    円・ドル
    111.87 - 111.88+0.48
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比160円高の2万2625円で引け、同日の大取終値を125円上回った。「米中が貿易交渉の再開を検討」と伝わり、投資家心理が上向いて米株とともに買われた。
    日銀が31日まで開いた金融政策決定会合で金融緩和策の維持を決め、円安が進んだことも支援材料になった。
    この日の9月物高値は2万2690円、安値は2万2335円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22625 ( +125 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22640 ( +140 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7748.76(+47.91)
    FTSE100種総合株価指数は反発した。前日30日の終値に比べ47.91ポイント高の7748.76で引けた。
    指数構成銘柄全体の約6割が上昇。朝方はもみ合いで始まり、その後上げ幅を広げた。米中両国が貿易摩擦の緩和に向けて交渉を再開しようとしていると米ブルームバーグ通信が報じたことで、リスク選好機運が高まった
     
    石油株と鉱業株の値上がりが株価指数の上昇に貢献した。上げ幅は徐々に拡大した後、引け前にやや伸び悩んだ。決算シーズンが続くなか、石油のBPなど好決算の銘柄に買いが集まった。
     
    個別銘柄では、英石油大手BPは、原油価格の上昇と生産増が後押しとなり第2四半期の利益が前年同期比で約4倍となったことが好感され1.4%高と買われた。
    鉱業株も上昇した。フレスニージョは4.2%高と上がった。銀生産の増加を追い風に上期の売上高が拡大した。上期の銅生産の増加を発表した資源商社のグレンコアは2.9%高と買われた。
    上期の税引き前利益が増加した住宅建設のテイラー・ウィンピーの上げも目立った。前日に大幅高となったギャンブル事業のGVCホールディングスはこの日も上昇した。
     
    半面、オンライン食品デリバリー大手のジャスト・イートは6%超下落した。通期の売上高見通しを引き上げたものの、投資拡大の計画が嫌気された。
    英ホームセンター大手キングフィッシャーも4.0%安と売られた。
    ガス供給・販売のセントリカの下げも大きくなった。上期の営業利益が減少したことが響いた。害虫駆除のレントキル・イニシャルは上期の減収と減益を発表したことを受けて売られた。上期決算を発表したスタンダードチャータード銀行も下がった。
     
     
    ドイツ・フランクフルト株価指数
    ■DAX 12805.50(+7.30)
    ドイツ株式指数(DAX)は小反発した。終値は前日30日と比べて7.30ポイント高の12805.50だった。
     
    個別では、航空のルフトハンザは8%超上昇した。第2四半期の営業利益が市場予想を上回ったことが好感された。アナリストが投資判断を引き上げたことも買いにつながった。ドイツ銀行とコメルツ銀行の上げも目立った。
    一方で、医療機器のフレゼニウスと透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5511.30(+20.08


     

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