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08月01日 マーケットコメント

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08月21日 マーケットコメント


    [概況]

    22日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.020円まで弱含むも、その後反発し一時110.515円まで上昇した。トランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン氏が選挙資金を巡る違反行為や銀行詐欺、脱税の罪を認め、ニューヨークの連邦検察当局と司法取引で合意したとの内容が報道されており、米ドル円は一時弱含む展開となるも反発している。
     
    現在、欧州時間に入り米ドル円は110.410円付近で推移している。この後は米FOMC議事録の公表などが予定されている。テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(110.438)付近を推移しており、上値抵抗となる可能性も考えられそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    22日の日経平均株価は続伸し、前日比142円82銭高の2万2362円55銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:46 容量:14.94M時間:00:01:46 容量:14.94M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    きょうの東京株式市場は広範囲にリスクを取る動きが強まった。前日の米株市場では、米経済の強さを映しNYダウなど主要指数がいずれも4日続伸と上昇歩調を鮮明とするなか、この動きに追随した。
    米半導体株の上昇を手掛かりに、東エレクなど関連株への物色も目立った。
    円安・ドル高基調を支えに、自動車など輸出関連株を中心に買いが優勢だった。
     
    米中両政府は22日からワシントンで貿易問題を巡る事務レベルの協議を開く。22日の中国・上海株式相場は底堅く推移しており、米中貿易摩擦の激化懸念がひとまず和らいだとして、コマツなど中国関連とされる機械株も買われた。
     
    朝方の日経平均は小幅に下げる場面もあった。トランプ米大統領の元個人弁護士が選挙資金法違反などの罪を認めたうえでトランプ氏の関与を明言し、米政治情勢の不透明感を嫌気した売りが出た。もっとも、米株価指数先物が底堅く推移したため売りは続かず、午後は円安進行に歩調を合わせて日経平均は上げ幅を170円まで拡大した。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比101.73ポイント高の1万5043.97だった。
    東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、12.95ポイント高の1698.37で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆9848億円。売買高は11億2133万株だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1564と、全体の約7割を占めた。値下がりは475、変わらずは65だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、ガラス・土石製品、輸送用機器、鉄鋼などが上昇。パルプ・紙、陸運業などが下落。
     
     
    個別では、トヨタ自動車やスズキ、ホンダが買われ、ソフトバンクグループもしっかり。任天堂も上値追い、東京エレクトロン、SUMCOなど半導体関連も高い。新日鉄住金など鉄鋼株が買われた、コマツも値を上げた。マネックスグループが物色人気となり、昭和電工も買い優勢だった。双信電機がストップ高、モリテック スチールも値を飛ばした。日本農薬は値幅制限上限でカイ気配のまま引けた。
     
    半面、ファストリやKDDIが下落。NTTが軟調、スタートトゥデイ、ヤマトホールディングスも売りに押された。スルガ銀行はストップ安に売り込まれ、レオパレス21、シークスなども大きく値を下げた。ヤマトHDやエーザイ、ブレインパッド、ウィルグループも安い。
     
    東証2部株価指数は前日比53.44ポイント高の7062.36ポイントと3日ぶり反発した。値上がり銘柄数は289、値下がり銘柄数は142となった。
     
    個別では、さくらケーシーエス、中央魚類が年初来高値を更新。岡本工作機械製作所、アイスタディ、ショーエイコーポレーション、天昇電気工業、コーア商事ホールディングスが買われた。
     
    一方、森組、中央ビルト工業、アスモ、ジー・スリーホールディングス、サイバーステップなど27銘柄が年初来安値を更新。イワキ、ケー・エフ・シー、ロックペイント、鉄人化計画、ビート・ホールディングス・リミテッドが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比23円37銭高の3694円45銭だった。米中両政府の事務レベル貿易協議を前に大型株の上値がやや重いなか、値動きの軽い新興企業株に個人投資家の資金が向かった。
    朝方は売り買いが交錯し、相場全体の方向感が定まらなかったが、午後に入ると買いがやや優勢となった。「東証1部で日経平均株価が上昇し、個人投資家が強気になった」という。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で449億円、売買高は8533万株だった。値上がり銘柄数は413、値下がり銘柄数は205となった。
     
    個別ではユークス、インフォメーションクリエーティブ、シライ電子工業、日本テレホン、ハリマビステムがストップ高。ジオマテックは一時ストップ高と値を飛ばした。ブロードバンドタワー、インフォコム、JALCOホールディングスなど5銘柄は年初来高値を更新。メイコー、岡藤ホールディングス、オプトエレクトロニクス、栄電子、共同ピーアールが買われた。
     
    一方、アクシーズ、安江工務店、燦キャピタルマネージメント、柿安本店、ケア21など58銘柄が年初来安値を更新。キャピタル・アセット・プランニング、クリエアナブキ、ダイヤ通商、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、太洋物産が売られた。


     


    東証マザーズ指数は前日比20.24ポイント高の968.76ポイントと3日ぶり反発した。
    東京市場全般の堅調地合いや為替の落ち着きを好感して新興市場も堅調な値動きとなった。
    値上がり銘柄数は204、値下がり銘柄数は55となった。
     
    個別ではアンジェスがストップ高。リボミックは一時ストップ高と値を飛ばした。リネットジャパングループ、JMCは年初来高値を更新。Aiming、データセクション、ソウルドアウト、イオレ、ジーエヌアイグループが買われた。
     
    一方、チームスピリットがストップ安。キャンディル、アマナ、ファンデリー、バルニバービ、ソケッツなど22銘柄は年初来安値を更新。エクストリーム、ダブルスタンダード、日本リビング保証、和心、グレイステクノロジーが売られた。
     
    22日に東証マザーズ市場に上場したチムスピの初値は公開価格(1200円)の2.0倍となる2417円だった。終値は1917円と初値比で20.7%下げ、制限値幅の下限だった。


     


    東証マザーズ指数は前日比20.24ポイント高の968.76ポイントと3日ぶり反発した。
    東京市場全般の堅調地合いや為替の落ち着きを好感して新興市場も堅調な値動きとなった。
    値上がり銘柄数は204、値下がり銘柄数は55となった。
     
    個別ではアンジェスがストップ高。リボミックは一時ストップ高と値を飛ばした。リネットジャパングループ、JMCは年初来高値を更新。Aiming、データセクション、ソウルドアウト、イオレ、ジーエヌアイグループが買われた。
     
    一方、チームスピリットがストップ安。キャンディル、アマナ、ファンデリー、バルニバービ、ソケッツなど22銘柄は年初来安値を更新。エクストリーム、ダブルスタンダード、日本リビング保証、和心、グレイステクノロジーが売られた。

     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比113円30銭高の2万2333円03銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、11.53ポイント高の1696.95で始まった。
    円相場の下落を好感し、自動車や電気機器など輸出関連銘柄を中心に買いが広がっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上げ幅拡大。
     
    外国為替市場では、1ドル=110円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は中国を除き総じて高い。
    米中協議やFOMC議事録の公表、さらに23日から始まる米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)といった重要イベントを控え、これらの内容を見極めたいとのムードは依然強い。
    日経平均も25日、75日、200日移動平均線が集中する2万2400円水準手前で一進一退の展開が続きそうだ。
    また、マザーズ市場では、アンジェス<4563>やリボミック<4591>といったバイオ株の一角などが値を飛ばしているが、資金の逃げ足の速さには注意したい。
     
    個別では、ソフトバンクGが反発し、任天堂は堅調。マネックスGが急伸し、三菱UFJは強含み。トヨタ、スズキが値を上げ、東海カ、新日鉄住は高い。ソニー、東エレク、SUMCOなどが買われている。
    半面、KDDI、NTTが続落し、ヤマトHDは安い。スタートトゥが下押し、ファーストリテは軟調。スルガ銀が急落し、コンコルディア、住友不はさえない。第一三共が売られている。
     
    ランチバスケットは24件、416.69億円、10億売り越し。

    「似ている」

    市場関係者からのメール。
    こんな歴史もあるが繰り返して欲しいもの。
    ちなみにヒジュラ暦の新年は9月11日だ。

    メールを頂きました。
    <日経平均の日足。昨年8月の足と双子のように似ていますね>
    確かに、見てみると、そっくり。
    去年の8月は下落相場。
    9月1日にかけて戻したけど、結局、25日線は上向き転換できず。
    9月8日に向けて大きく突っ込みましたが、そこから上昇相場に転換しました。

    ちなみにちょうど1年前に書いていたこと。

    NY株式市場は反落。
    「メキシコ国境沿いに壁を建設するための予算を確保できなければ政府機関閉鎖も辞さない」。
    このトランプ大統領のコメントを嫌気したとの解釈。
    ライアン下院議長は「閉鎖は必要ない」とコメントし下落幅は縮小した。
    10月半ばまでに引き上げる必要がある連邦債務上限引き上げの問題がクローズアップされた格好。
    それにしても市場マインドの低いコメント翻弄されたという印象だ。
    VIX(恐怖)指数は4日ぶりに上昇した。
    3市場の売買高は約50億株と低調。
    米国債は安全資産としての側面から買われ10年国債利回りは前日の2.22%から2.17%に低下。
    トランプ発言を受けてドルは下落。
    「カナダ、メキシコによるNAFTA再交渉では深い溝が埋まらず、同協定を破棄する可能性がある」。
    このトランプコメントも効いた格好。
    ユーロは、ドイツとフランスの8月総合購買担当者景気指数が強い数字となったことから上昇。


    後場に下値を試したものの19400円割れ手前で下げ止まりだった水曜。
    一応日経平均の6日続落は免れた格好。
    「ドラギ・イエレン両氏が出席するジャクソンホール会合での発言が欧米株の急落を招くとは考えにくい」。
    そんな声も聞こえる。
    それにしても200ドル近いNYダウの急上昇を受けた割には尻すぼみ。
    寄りが高値でじり貧の展開は「典型的な寄り天」という声が聞こえる。
    前日比50円高はこの間5日間の下落幅170円に対して13.5%の戻り。
    「戻りと呼べるほど力強いものではない。中途半端な反発」だ。
    それでもサイコロは3勝9敗で25%と上昇したのは皮肉だろうか。
    裁定買い残は2週連続で減少。
    前週比699億円減の1兆5170億円は4月21日時点以来ほぼ4カ月ぶりの水準。
    売り残は4週連続で増加。
    前週比637億円増の3410億円。
    1月27日時点以来ほぼ7カ月ぶりの高水準となった。
    225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の19345円。
    25日線からの乖離はマイナス2.1%。
    騰落レシオは100.66%まで上昇。
    NTレシオは火曜に12.14まで低下し今年の最低水準を更新したが昨日は12.15。
    空売り比率は41.8%と日経平均が反転しても依然40%台。
    結構な重症だ。
    26週移動平均(19569円〉の奪還が重くのしかかる。
    日経平均は一目均衡の雲を下抜け、雲の下限は19731円とはるか上。
    ボリンジャーのマイナス2σは19372円。
    マイナス3σの19135円までの覚悟は必要ないだろう。


    マーケットが気にするジャクソンホール。
    所詮北米の晩夏の金融マフィアの避暑地の謝肉祭と思えないところが市場の貧しさ。
    今は経済シンポジウムだが1978年にスタートした時は農業問題を議論する場。
    1982年から今の「ジャクソン・レイク・ロッジ」で開かれている。
    興味深いのは逸話。
    カンザスシティ連銀が選んだジャクソンホールは渓流釣りで有名な場所。
    当時のFRB議長ボルカ─氏は大のフライフィッシング好き。
    だからこの会議に呼ぶためにあえてカンザスシティ連銀はこの場所を選んだという。
    所詮その程度の動機でスタートした集まりをいちいち材料視する市場も変な感覚だ。
    東京ではこのあたりの感覚が麻痺というか、去勢されているので何でもありがたがる傾向がある。
    この舶来主義からの脱却は夏目漱石でさえ悩んだところだが、もういい加減にいいだろう。

    伸びる企業の条件の一つとして最近感じているのは「自由さ」と「こだわり」。
    自由さと風通しの良さは少し違うかも知れないが社内部門という組織を超えた活動の自由さ。
    あるいは、「やってみなはれ」的なトップの寛容さ。
    以前の対面営業数字至上主義ベッタリの証券会社のような真逆の存在の企業が伸び伸びと成長しているように見える。
    細かい数字にこだわるようでは毎年数%の成長はできるのだろうが、2倍3倍の成長というのはおそらくフロック。
    アミーバのような拡張のために必要なのは自由だ。
    例えば、会議のない世界というのはバッジをつけている限り逃れられない現実。
    でも会議の参加者の多くは主催者を除いてその会議に意義を見つけているのかどうかは疑問。
    もしも日本の企業社会から会議という名の時間の束縛と全体主義が消えると、企業の生産性は桁違いに増えるような気がする。
    もう一つは「こだわり」あるいは「プロ意識」。
    そもそも企業の人間はアマチュアではない。
    しかも外から見れば誰もがプロである。
    だったら仕事に責任を持つプロ意識というこだわりは決して捨てて良いものではない。
    プロとして、その仕事が顧客に対して恥ずかしくないかどうか。
    これを自問する企業風土というのも成長企業の条件だ。
    こだわりの上で満足できるものでなければ提供しない勇気なんてものは滅多にお目にかからない。
    でも「100%満足できる仕上がり」のものを「絶対に失敗しない」というプロ意識。
    「こだわり」の商品・サービスを提供している企業が追求しているのは、目先の利益ではなく永続的なブランドと信用。
    だからこそ長期的なく成長が可能になる筈。

    前場取材に行った化学セクターの225採用銘柄。
    中期計画での2018年度の営業利益目標を今期でクリアできそうなほど業績は好調。
    グループスローガンは「具体化。」。
    化学の企業は大抵がBtoBで最終製品が消費者の目に触れることは滅多にない。
    しかしその製品は社会にとって必要不可欠。
    日常性のなかに埋没しているが便利さの代名詞は「化学」ということができる。
    興味深かったのは取材中のコメント。
    「そもそも産業は自動車・電気・化学と言われます。
    GDPへの寄与でも設備投資でもこの3業種はメインです。
    自動車も電気も目に見えるのですが化学は目に見えません。
    でも生活を支えているというのが歴然とした現実です。
    例えば東南アジアなどで中間層が増え始めました。
    食品分野ではラップ包装や食品トレーなどは一度使ったらその便利さを捨てることはできません。
    あるいは、ビッグデータやIoTが進むことも化学にとっては追い風。
    データを保存するハードディスクはクラウドの進展でまさに需要が拡大。
    データというのは面白いもので、なかなか捨てられませんし消されません。
    ここも化学の分野です。
    産業としての化学の未来って相当広がっています」。
    リチウムイオン電池、パワー半導体、黒鉛電極・・・。
    原料がなければ何も進まない世界で市場は実は目に見えそうなものばかりを対象にして動いている。
    ここにまだ隙間があるように思えてならない。
    この化学会社の広告は「化学小説、人生は方程式」。
    「化学のチカラで夢を具体化。」
    そして昨今話題の「ESG」。
    GPIFがターゲットとしたのは「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、
    「FTSEブロッサムジャパン」、「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ」。
    この企業は3指数ともに採用されている。
    相当面白い取材だった。



    (櫻井)

     


    22日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比101円41銭高の2万2321円14銭だった。
    きょう前場の東京株式市場は米株高を受けてリスク選好ムードが高まった。
    日経平均は続伸歩調となった。寄り後にいったん軟化したが、その後は再び買いが厚くなり、前引けは100円強の上昇でほぼ高値に近い水準で着地している。
     
    米半導体株の上昇を受けて東京エレクトロンなど半導体株に買いが入り相場をけん引した。
    中国・上海株は冴えない動きとなっているが、ドル・円相場は取引時間中に円安方向に振れ、ことなどが投資家のセンチメント改善につながった。
    ただ、トランプ米大統領の元個人弁護士に関する報道が投資家心理を冷やし、上値はやや重かった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で9372億円、売買高は5億5607万株だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1521と、全体の7割を占めた。値下がりは502、変わらずは77だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、輸送用機器、ガラス・土石製品、非鉄金属などが上昇。パルプ・紙、空運業などが下落。
     
    個別では、菅義偉官房長官が通信料金の引き下げ余地に言及したことが引き続き嫌気されてKDDIが売られたが、ソフトバンクは朝安後上昇に転じた。
    任天堂も上値指向を継続。トヨタ自動車、東京エレクトロンなども高い。新日鉄住金など鉄鋼株が高い。新日鉄住金が買い優勢、マネックスグループも上昇した。双信電機は一時ストップ高に買われ、日本電子も値を飛ばした。
     
    半面、ファーストリテイリングが軟調、NTTも値を下げた。スルガ銀行はストップ安となった。エーザイや第一三共といった医薬品株もさえない。ウィルグループ、TATERUが売られ、レオパレス21も下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比36.96ポイント高の7045.88ポイントと3日ぶり反発した。出来高4423万株。値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は135となった。
     
    個別では、岡本工作機械製作所、堀田丸正、省電舎ホールディングス、ショーエイコーポレーション、タツモが買われた。
     
    一方、森組、中央ビルト工業、アスモ、ジー・スリーホールディングス、サイバーステップなど20銘柄が年初来安値を更新。コメ兵、上村工業、ロックペイント、太平製作所、日本モーゲージサービスが売られた。


     

    日経ジャスダック平均株価は反発し、午前の終値は同13円83銭高の3684円91銭だった。日経平均株価が午前中ごろまで上値の重い展開だったため、投資家の間に値動きの軽い新興企業株へ資金を振り向ける動きがじわりと広がった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で259億円、売買高は4826万株。
    値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は222となった。
     
    個別では、ユークス、ハリマビステムがストップ高。ジオマテックは一時ストップ高と値を飛ばした。JALCOホールディングス、日本テレホンなど3銘柄は年初来高値を更新。
    インフォメーションクリエーティブ、メイコー、ケイブ、やまみ、放電精密加工研究所が買われた。
     
    一方、アクシーズ、安江工務店、燦キャピタルマネージメント、柿安本店、ケア21など54銘柄が年初来安値を更新。シノケングループ、キャピタル・アセット・プランニング、クリエアナブキ、ダイヤ通商、SEMITECが売られた。


     

    東証マザーズ指数は前日比14.75ポイント高の963.27ポイントと3日ぶり反発。
    マザーズ市場では米特許査定を発表したバイオ株のリボミックやアンジェスなど個別材料株を物色している。値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は81となった。
     
    個別では、アンジェスがストップ高。JMCは年初来高値を更新。リボミック、データセクション、メディアシーク、AppBank、JIG−SAWが買われた。
     
    一方、アマナ、ファンデリー、バルニバービ、ソケッツ、ディー・ディー・エスなど21銘柄が年初来安値を更新。エクストリーム、ダブルスタンダード、日本リビング保証、ユナイテッド&コレクティブ、和心が売られた。
     
    東証マザーズ市場に22日上場したチムスピは買い注文が売り注文を大きく上回り、午前は買い気配のまま取引が成立しなかった。午前の取引終了時点での気配値は2040円で、公開価格(1200円)と比べ7割高い水準だった。


     


      
    NY株式市場は主要3指数ともに4日続伸。
    S&P500一時2873.23ポイントと1月26日の過去最高値を7ヶ月ぶりに更新した。
    「SP500の強気相場は3452日。
    過去最長記録(1990年11月〜2000年3月)に並んだ。
    22日には過去最長記録を更新する可能性がある」という声が聞こえる。
    上昇の背景は「米中通商協議への期待感と好調な企業決算」との解釈だ。
    ディスカウント小売り大手TJXや住宅建設大手トール・ブラザーズが上昇した。
    「株価上昇を受け『リスクオン』相場」という声もある。
    もっとも商いは薄く3市場の売買高は60億株を割れている。
    今週は24日のジャクソンホールでのパウエル議長の講演が最大のイベント。
    9月利上げ確率は96%と前日の94%から上昇。
    一方12月追加利上げ確率は63%と64%から低下した。
    10年国債利回りは2.84%台に上昇(価格は低下)。
    「FRBがトランプ氏の発言に耳を貸すかどうかの判断は時期尚早。
    だがドルに強気な向きが利食い売りを出している」ということもありドル円は一時109円台。
    早朝は110円台前半での推移。
     
     
    「なんだかなあ」という印象の火曜日。
    日経平均は88円安→145円安→107円高→20円高。
    TOPIXは続落。
    値上がり銘柄数563(前日482)、値下がり銘柄数1455(前日1550)。
    新高値銘柄数4(前日9)、新安値銘柄数307(前日158)。
    「調整地合いが引き継がれた」との見方だ。
    売買代金は前日比でやや膨らんだが連日の2兆円割れ。
    こちらは昨年8月も7日連続2兆円割れ。
    一昨年も4日連続2兆円割れだったから年中行事のようなものだ。
    上海総合指数は2日続伸して高値圏での引け。
    「当局動く」との観測だという。
    「22500円が遠くなりつつある。
    TOPIXやジャスダック平均、マザーズ指数などは下落。
    踏ん張りどころだ。
    日経平均は26週線(22178円)がサポートになるかが課題」という声が聞こえる。
    騰落レシオは83.11%まで低下してきた。
    NT倍率は13.18倍と今年最高。
    本来は株高サインのはずだ。
    8月SQ値22655円は遥か上。
    25日線(22478円)からは1.2%のマイナスかい離。
    200日線(22401円)からは0.8%のマイナスかい離。
    200日線はまだかすかに右肩上がりだ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.542%。
    買い方▲13.191%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△1.41%。
    プラスは4日連続と驚異的強さだ。
    買い方は▲23.93%。
    空売り比率は42.9%で17日連続40%超。
    日経VIは15.87%まで低下。
    8月17日時点の信用買残は147億減の3兆118億円。
    同信用売り残は390億円減の7691億円。
    日経平均採用銘柄のPERは12.93倍。
    EPSは1718.46円まで伸びてきて5月9日の1722円は捉えた。
    シカゴ225先物終値は大証日中比90円高の22310円。
    一目均衡の雲の上限22256円を抜けてきた。
    気学では「戻り売り方針の日」。
    ということはプラス見通し。
    8月22日は大幅高の特異日。
    今年10勝21敗の水曜に明かりが灯りそうな気配だ。
    気になるのは日経朝刊「愉楽にて」がまた中途半端なシーンになったことだろうか。
     
    その「愉楽にて」。
    昨日は多少株高を予感させてくれるものだった。
    しかし最後はPETの診断が主人公の脳裏を掠めており、せいぜい小幅高見通し。
    実は、昨日早朝自宅の庭を横切る動物がいた。
    自宅の庭を横切るのはハクビシンだったら株高というのが個人的アノマリー。
    過去3回は遭遇している。
    ところがこの動物は白と黒のネコ。
    どこか中途半端だった。
    今朝の「愉楽にて」もなんだか中途半端。
    そういう作家なのだと割り切ればよいのだろう。
    連載から1年になるが、いまだに作者の意図がわからない。
    NHKの朝ドラは「半分、青い」。
    こちらも「半分」という表現通り中途半端だ。
    自然の世界ではモズが鳴き始めた。
    今年の冬の訪れは早いのかも・・・。
     
    《兜町ポエム》
     
    「半分高い」
     
    おはよう寄り付き
    夢を連れて繰り返した
    板には欲望のメロディ
     
    カイの歌声も
    ウリの嵐、驚きも
    全てはモノラルのメロディ
     
    涙こぼれる株価
    咲いた高値はじく雨音
    悲しみに新高値
     
    続く日々の板の先を
    塞ぐ影に
    アイデアを
     
    カイの音で歌を歌おう
    すべて超えて響け
     
    続く株価奏でる人へ
    すべて超えて響け
     
    「ヘッジファンド保有株軟調」というのが日経マーケット面の見出し。
    ヘッジファンド保有株の苦戦が目立っているという。
    アクティビストやロング・ショートファンドなどの保有119銘柄の昨年末比の下落率は単純平均で7%。
    ヘッジファンド全体ではマイナス1.8%。
    日経平均のマイナス0.9%より悪い。
    理由は「中小型株買いと大型株売りのロング・ショート」の不振。
    相場が逆に動いたから不振は拡大し、不振を嫌気して解約が進む。
    4〜6月には約1300億円が流出したという。
    ヘッジファンドは万能の打出の小槌ではないということ。
    脇役を主役と思い込んできた歴史はアメリカン・スタンダードをグローバル・スタンダードと錯覚したのと一緒。
    だから「見えない陰に怯える必要はない」のである。
    株価の急落とかのイベントでも発生しない限り彼らの相場観が優れているケースは少ないと見たほうが良かろう。
    他人の資金を運用していることこそ、実は運用に対する真摯さが欠けるという側面も否定はできなかろう。
    「オウンマネーこそ強い」なのだ。
     
    NYダウは63ドル高の25822ドル4日と続伸。
    NASDAQは38ポイント高の7859ポイント。
    S&P500は5ポイント高の2862ポイント。
    過去最高値を更新した。
    ダウ輸送株指数は74ポイント高の11436ポイント。
    3市場の売買高は58.6億株。
    CME円建ては大証比90ポイント高の22310円。
    ドル建ては大証比95ポイント高の22315ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比100円高の22320円。
    ドル円は110.29円。
    10年国債利回りは2.842%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    プレミアグループ(7199) ・・・動兆。
     
    プレミアグループに注目する。
    同社は中古車オートクレジットとワランティ(自動車保証)が中核。
    整備・板金等を東南アジアに展開。
    タイで中古車修理保証事業開始。
    8月からパーク24が展開するキャッシュレスクレジット決済サービス「タイムズペイ」で営業連携。
    「世界中の人たちに最高のファイナンスとサービスを届けること」がテーマだ。
     

    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    22日の日経平均株価は、前日比50円31銭高の50円31銭と続伸してスタート。現地21日のNYダウとナスダック総合指数は4日続伸し、為替市場で対ドル相場が落ち着いた動きとなっていることから、買いが優勢となったようだ。
    ただ、外国為替市場では1ドル=110円近辺まで円高に振れており、米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑を背景に積極的な買いは入りにくいとの見方もある。中国・上海株市場の動向も横目に取引時間中は神経質な展開が予想される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に精密機器、鉄鋼、石油など。一方、値下がりで目立つのは情報通信、紙パルプ、鉱業など。
     
    個別では、トヨタ、キーエンス、コマツがしっかりで、東エレク、アドバンテス、日立は堅調。新日鉄住が値を上げ、東海カは続伸。第一生命、東京海上など保険株が全般に高く、ファーストリテ、資生堂、みずほFGも上昇している。
    半面、KDDI、ソフトバンクG、NTTドコモが売られ、7&iHD、花王は安い。スタートトゥはさえない。三井住友、三菱UFJは弱含み。デンソー、TDKは値を下げている。
     
    225先物は、JP・GS・パリバ・ソジェン・UBS・メリルが買い越し。
    ドイツ・HSBC・ナティクス・クレディ・みずほ・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はクレディ・ナティクス・ドイツ・パリバ・シティが買い越し。
    GS・UBS・メリル・みずほが売り越し。
     
    外資系等は、スシロー(3563)、昭和シェル(5002)、出光(5019)、JXTG(5020)、物語(3097)、いすゞ(7202)、ルクルート(6093)、キッコーマン(2801)、日電子(6951)、オリンパ(7733)に注目。
     
    テクニカル的には、日水(1332)、JSR(4185)が動兆。


     

    [株価材料]
     
     
    ■極洋<1301>
    東南アでの冷食展開で20年度売上高3000億円狙う
     
    ■SBS<2384 >
    法人向け宅配を関西・中部で提供へ
     
    ■エアウォータ<4088>
    系列が中国・大連工場を移転・拡張 生産効率3割向上
     
    ■シンフォニア<6507>
    豊橋に半導体製造装置向け搬送機器の新工場建設
     
    ■シャープ<6753>
    400人規模の有機ELディスプレー専門組織立ち上げ
     
    ■日本精密<7771>
    認知症り患者向けペンダントの受託加工に参入


     

    22日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2200円−2万2400円。
    21日の米国株式が4日続伸し、為替市場で対ドルが落ち着いた動きとなっていることから、買いが先行しそうだ。
    ただ、売買材料に乏しく、東証1部の売買代金が3日続けて2兆円を割り込むなど低調で、一本調子での上昇は考えづらく、株価指数先物への仕掛け的な売買には注意したい。
    また、米国では、トランプ大統領の元顧問弁護士が選挙法に違反したことを認めたことを受けて終盤にかけては失速している。
    基本的にはイベント前で動きづらい中、こう着感の強い地合いが続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(21日終値110円16−17銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同126円84−88銭)と円安に振れている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比90円高の2万2310円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■日本農薬 <4997>
    ADEKA <4401> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。
    TOB価格は1株900円で21日終値を34.9%上回る水準。
    買い付け期間は8月22日から9月19日まで。また、ADEKAを引受先とする2089万5600株の第三者割当増資も実施する。
     
    ■マネックスグループ <8698>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.86%にあたる500万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月22日から8月31日まで。
     
    ■やまや <9994>
    株主優待制度を新設。毎年3月末時点と9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、自社店舗「やまや」で利用できる株主優待商品券3000円分をそれぞれ贈呈する。
     
    ■インフォメーションクリエーティブ <4769>
    9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■シライ電子工業 <6658>
    配線を目で見ることができない透明フレキシブル基板「SPET-MM」の販売を開始。
     
    ■ジオマテック <6907>
    東京理科大学と共同で、微細なナノ突起を表面に形成したモスアイ構造を持つ高機能フィルムの大型化や量産加工に適したグラッシーカーボン転写版の製造技術を開発。
    また、同転写版を使用したモスアイ構造フィルムの量産化に成功。
     
    ■リボミック <4591>
    新規疼痛薬の開発を目的とした「RBM004」(抗NGFアプタマー)について、米国で物質特許査定を受けた。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    22(水)
    6月全産業活動指数(13:30)
     
    【海外】
    米7月中古住宅販売件数(23:00)
    7/31・8/1開催のFOMC議事録
    《米決算発表》
    アナログデバイセズ、ダラー・ツリー、ロウズ・カンパニーズ、ターゲット、Lブランズ、シノプシス
    休場:シンガポール、マレーシア、インドネシア、インド
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    21日の米株式相場は4日続伸した。NYダウ工業株30種平均は前日比63ドル60セント高の2万5822ドル29セントと2月1日以来ほぼ6カ月半ぶりの高値で終えた。
     
    主要な米経済指標などの手掛かりを欠く中、序盤から買いが先行した。
    高級住宅のトール・ブラザーズが発表した四半期決算が市場予想を上回る増収増益となり、株価は急伸した。好決算とともに業績見通しを引き上げたディスカウントストアのTJXのほか、収益が市場予想以上となったアイルランドの医療機器大手メドトロニックも大幅高となった。企業業績の好調さが改めて意識された。
     
    原油高や米長期金利の上昇を受けて、収益拡大期待から石油株や金融株が買われ、相場を押し上げた。外国為替市場でユーロなどに対するドル高が一服した。ドル高が米景気や企業業績の重荷になるとの警戒感が和らいだのも相場を支えた。
     
    S&P500種株価指数など、複数の株価指数が取引時間中の最高値を一時上回った。投資家心理が強気に傾いているとして、買い安心感を誘ったとの指摘があった。
     
    米中両国は貿易問題をめぐる協議の再開を決めており、米報道によると、22、23両日にも米国で実務レベル協議が行われる見通し。11月の米中首脳会談も検討中とも報じられ、市場では前週から二大経済大国による「貿易戦争」が終息に向かうのではないかとの観測が広がっている。ただ、利上げペースや貿易問題の行方を見極めたいという市場関係者が多く取引終了にかけてやや伸び悩んだ。
     
    ナスダック総合株価指数は同38.167ポイント高の7859.173で終えた。ネットフリックスや画像処理半導体(GPU)のエヌビディアなど主力株の一角が買われた。
     
    セクター別では、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で食品・飲料・タバコや不動産が下落した。
     
    個別では、住宅建設のトール・ブラザーズ(TOL)は、決算内容が好感され大幅上昇。レナー(LEN)やDRホートン(DHI)など住宅建設関連銘柄に買いが広がった。医療機器のメドトロニック(MDT)は、通期見通しを上方修正し堅調推移。小売のコールズ(KSS)は、決算内容が予想を上振れ買われた。電気自動車のテスラ(TSLA)は、モルガン・スタンレーが同社をリサーチ対象から外し、財務アドバイザーに起用されたとの思惑で上昇。
    一方で、化粧品メーカーのコティ(COTY)は決算内容が嫌気され、軟調推移となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,822.29+63.60
    S&P500種2,862.96+5.91
    ナスダック
    7,859.173+38.167
     
    米10年債利回り(%)
    2.8316 +0.009
    米2年債利回り(%)
    2.5996 +0.009
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,200.00+5.40
    NY原油(ドル/バレル)
    66.07+0.23
    円・ドル
    110.16 - 110.17±0.00


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    9月物は前日比135円高の2万2310円で取引を終え、大阪取引所の終値を90円上回った。米株高を好感した買いが入った。S&P500種株価指数が一時過去最高値を上回り、投資家のリスク選好姿勢が強まった。円相場の下落も支援材料になった。
    市場は22日に公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨と、国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で24日に講演するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に注目している。
    9月物の高値は2万2365円、安値は2万2040円だった。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22310 ( +90 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22315 ( +95 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7565.70(−25.56)
    FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンドの上昇を嫌気して4営業日ぶりに反落した。
    前日20日の終値に比べ25.56ポイント安の7565.70で引けた。
     
    朝方は前日終値付近でもみ合った。そのあと午後にかけて時価総額の大きい多国籍企業銘柄や主力の鉱業株に売りが広がり、株価指数を押し下げた。もっとも夏季休暇シーズンで市場参加者が少ないなか、米中貿易協議など22日以降から重要イベントが続くこともあり、終日取引は低調だった。上昇・下落銘柄数はほぼ拮抗した。
    株価指数に寄与度の大きい鉱業株が値下げ幅を広げたことも株価指数に響いた。
     
    個別銘柄では、英たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコが2.4%安。同業のインペリアル・ブランズと英・豪系資源大手BHPビリトンは各2.1%安、市場予想を下回る決算を発表し下げが目立った。
    食品サービスのコンパス・グループは1.6%安。とファイナンシャル・サービスのハーグリーブス・ランズダウンは1.9%と安く引けた。
     
    半面、ネット専業スーパーのオカドの1.9%高をはじめ、スーパーマーケット株が堅調だった。小売りのキングフィッシャーは2.5%と高かった。前日大幅安となったソフトウエア開発のセージ・グループは1.6%高と買い戻され、上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12384.49(+53.19)
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日20日と比べて53.19ポイント(0.43%)高の12384.49だった。
     
    個別では、コメルツ銀行の上げが目立った。ドイツ銀行も上昇。ドイツの長期金利上昇を背景に利ざや改善を見込んだ買いが入った。医薬・農薬大手のバイエルも高かった。
    一方で工業用ガスのリンデや電力のエーオンが下げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5408.60(+28.95)



     



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