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【市況一覧】
日経平均株価
38,460.08 +907.92 04/24
TOPIX
2,710.73 +44.50 04/24
マザーズ
655.60 +4.96 04/24
NYダウ平均
38,503.69 +263.71 04/24
ナスダック総合
15,696.64 +245.34 04/24


08月01日 マーケットコメント

08月02日 マーケットコメント

08月03日 マーケットコメント

08月04日 マーケットコメント

08月06日 マーケットコメント


    [概況]

    7日の外国為替市場は、東京時間では全体的に方向感に欠けたが、欧州時間に入るとリスク選好姿勢が強まっている。中国株が終盤にかけて堅調だったことや、続く欧州株も上昇して始まっていることが背景のようだ。
     
    こうしたなか、特に上昇が目立っているのが、豪ドル円だ。豪ドル円は、東京時間で安値82.190円まで弱含むも、欧州時間には買いが優勢となり、本日の高値82.720円まで上昇することとなっている。豪ドル円の上昇が顕著だった理由は、リスク選好姿勢が強まったことに加え、本日の豪中銀理事会でインフレ率の上昇が示されたことだろうか。この後の豪ドル円は、一目均衡表の雲の上限(82.600円)を終値で維持できるかがポイントとなりそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    日経平均株価終値は、前日比155円42銭高の2万2662円74銭と反発した。
    米中貿易摩擦への警戒や決算ピークの中で積極的な売買が手控えられるなか、前日に好決算を発表したソフトバンクGが日経平均をけん引する格好となった。
     
    マザーズ指数は1000Pt割れ目前で踏ん張りをみせており、ダブルボトム形成が意識されるものの、東証2部指数、JASDAQ平均はマイナス圏での推移であり、個人主体の需給状況は思わしくないだろう。
    まずは、マザーズ指数のボトム形成を見極めたいところである。
     
    明日(8日)の東京株式市場は、引き続き4〜6月期決算発表の内容を評価しながらの個別銘柄物色が全体相場を支えるかたちで、堅調な推移となりそうだ。
    ただ、海外投資家の手控え姿勢が続いており、東証1部の売買代金は低水準が続きそうだ。
     
    2万2500円近辺のもみ合いを明確に上に抜けてくれば、テクニカル面からは買いが入りやすくなり、2万3000円を超えてくればニューマネーの資金流入も期待できるだろう。明日は直近の戻り高値となる2万2775円(8/1)を上回り、上昇気流に乗ることができるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)

     
    23115.86  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23115.74  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22823.41  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22750.59  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22738.99  ボリンジャー:+1σ(26週)
     
    22662.74  ★日経平均株価7日終値
     
    22584.70  6日移動平均線
    22563.84  均衡表転換線(日足)
    22531.09  13週移動平均線
    22471.71  75日移動平均線
    22411.41  均衡表雲上限(日足)
    22385.31  25日移動平均線
    22366.12  200日移動平均線
    22340.64  均衡表雲下限(日足)
    22238.76  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22237.26  均衡表転換線(週足)
    22206.14  均衡表基準線(日足)
    22196.89  新値三本足陰転値
     
     
     

    【大引け概況】
    7日の経平均株価は反発した。前日比155円42銭高の2万2662円74銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:07 容量:9.66M

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    東証株価指数(TOPIX)も13.15ポイント高の1746.05と4営業日ぶりに値上がりした。
     
    朝方は、6日の米国株高を受け、買いが先行した。小幅安に転じる場面もあったが、すかさず持ち直した。中国人民元の対ドル基準値が元高・ドル安に設定され、その後の上海総合指数の上昇を支えに一段高し、後場前半には一時2万2666円68銭(前日比159円36銭高)まで値を上げた。一巡後は高値圏でもみ合い商状が続いた。
     
    日経平均の終値の上昇幅(155円)のうち、2018年4〜6月期決算を手掛かりにソフトバンクが大幅高となり、1銘柄で日経平均を70円近く押し上げた。
     
    米中貿易摩擦問題はくすぶり続けているため、「上海株は、下げ基調での一時的な反発にすぎすぎずあや戻しの可能性がある」と、市場関係者は警戒姿勢を崩していない。
    9-10日開催のFFR(日米新通商協議)に備えるとともに、SQ(特別清算指数)算出を控えていることもあり、動きにくいところだ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比120.41ポイント高の1万5460.54だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1525億円、売買高は13億2412万株にとどまるなど商いは低調。東証1部の値上がり銘柄数は1382と全体の6割強となった。値下がりは644、変わらずは77だった。
     
    決算発表を受けて日製鋼や楽天などが大幅高となり個別銘柄の物色は活発だった。
     
    個別では、ソフトバンクグループが突出した売買代金で大幅高に買われた。スズキやSUBARUが高く、楽天も値を上げた。KDDIやNTTデータの上げも目立った。日本電子材料、日本製鋼所がストップ高に買われ、山一電機も値を飛ばした。不動テトラが物色人気、あすか製薬、リョービなどの上げも目立った。三浦工業、サイバネットシステムも大きく水準を切り上げた。
     
    半面、資生堂、ファーストリテイリングやファナックが軟調、スタートトゥデイも売られた。資生堂も売りが優勢だった。パイオニアが急落、ムゲンエステート、ワコムはストップ安に売り込まれた。ヤマシンフィルタ、プレス工業も急落した。森永乳業が値を下げ、日本ケミコン、高砂熱学工業も下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比0.47ポイント安の7289.18ポイントと4日続落した。
    出来高7804万株。値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は217となった。
     
    個別では、省電舎ホールディングスが一時ストップ安と急落した。田辺工業、金下建設、安川情報システム、アスモ、エスビー食品など36銘柄は年初来安値を更新。明治機械<6334>、サンテック、アイケイ、小池酸素工業、毎日コムネットが売られた。
     
    一方、D.A.コンソーシアムホールディングスがストップ高。パス、日本モーゲージサービス、ジョリーパスタは年初来高値を更新。チャーム・ケア・コーポレーション、岡本工作機械製作所、パーカーコーポレーション、石井表記、テクノ菱和が買われた。


     


    日経ジャスダック平均株価は8日続落した。終値は前日比20円80銭安の3746円87銭で安値引け。7月6日以来およそ1カ月ぶりの安値水準を付けた。
    好決算を発表した東証1部の主力株に個人投資家の資金が流れ、利益確定売りが優勢だった。新興株への買いは限られた。中国・上海株式相場の反発を受けて日経平均株価が上昇するにつれ、ジャスダック平均はじりじりと下げ幅を広げた。

     
     
    「夏枯れ相場と呼ばれる8月は中小型株に目が向かいやすいが、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ方法の変更などを受けて東証1部の中小型株が投資家の関心を引いている」と説明。同じ中小型株でも新興市場の銘柄に資金が入りにくい環境にあるとみていた。
    9日から始まる日米の新貿易協議の行方も気掛かりで、積極的な売買を手控える投資家が増えていたことも響いたとみられる。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で440億円、売買高は7378万株だった。
    値上がり銘柄数は248(スタンダード235、グロース13)、値下がり銘柄数は352(スタンダード330、グロース22)、変わらずは62(スタンダード60、グロース2)
     
    個別では、第1四半期決算が低調だった札幌臨床検査センターが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、テラ、東北新社、ケア21、ヒビノなど48銘柄は年初来安値を更新。
    業績悪化が引き続き売り材料になった山田コンサルティンググループ、フライングガーデン。また、第1四半期の営業利益が2ケタ減益となった遠州トラック、アクサスホールディングス、ジャストプランニングが売られた。
     
    一方、第1四半期の営業損益が黒字に転換したやまねメディカル、業績予想の上方修正を発表した和井田製作所、第1四半期が大幅な増益となった山陽百貨店がストップ高。ラック、環境管理センター、TOB価格にさや寄せする動きとなった朝日工業、ムラキ、スターツ出版など6銘柄は年初来高値を更新。大塚家具悪材料出尽くし感から買われ、ヒップ、ネクストウェア、新日本建物が買われた。
     


     


    東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比3.15ポイント高の1009.96だった。
    足元の一本調子の下落を受けた自律反発狙いの買い戻しが入った。ただ、個人投資家の関心が主力の大型株に向かうなか、自律反発の域を脱しなかった。
    値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回ったが、メルカリやそーせい、パークシャといった時価総額上位の銘柄の上昇が指数を支えた。
    値上がり銘柄数は101、値下がり銘柄数は153となった。
     
    個別では、エクストリームが一時ストップ高と値を飛ばした。日本ファルコム、アクリート、アイペット損害保険など4銘柄は年初来高値を更新。手間いらず、ジーニー、ALBERT、エクスモーション、エナリスが買われた。
     
    一方、ジーエヌアイグループ、ファンデリー、ゼネラル・オイスター、ジェイテックコーポレーション、ピーバンドットコムなど30銘柄が年初来安値を更新。
    ジェネレーションパス、オンコリスバイオファーマ、ソレイジア・ファーマ、Mマート、ファイズが売られた。


     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比97円78銭高の2万2605円10銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.72ポイント高の1738.62で始まった。
    日経平均株価は前営業日比100円高前後と前場終値と比較して上げ幅を拡大している。
    中国株の上昇を好感し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。好業績株が買われた前場の流れが続いている。
    外国為替市場では、1ドル=111円30銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    前場では、ソフトバンクGのプラス寄与分(約71円)がなければ日経平均はマイナスとなる格好。東証1部市場では値下がり銘柄数が全体の半数を占め、株式市場全体への好影響は限定的と言わざるを得ない。
     
    新興市場ではマザーズ指数が小動きにとどまり、日経ジャスダック平均は8日続落しており、個人投資家の慎重姿勢も根強いことが窺える。
    当面は好決算銘柄の循環物色中心の相場展開が続きそうだ。
     
    個別では、ソフトバンクG、楽天が大幅高。NTTドコモも堅調。スズキ、SUBARUが高値もみ合い。ソニーがしっかり、任天堂は強含み。キーエンスが後場に入り一段高となっている。
    半面、三菱UFJ、三井住友、陽誘電、ファナック、トヨタが軟調。資生堂が安い。
     
     
    ランチバスケットは18件、185.91億円、売り買いほぼ同金額。

     

    7日午前の日経平均株価は反発した。前日比54円78銭高の2万2562円10銭で前場を終えた。
    米株高を受けてリスクを取る動きが勝り、前場の日経平均は反発して引けている。上海株市場は上値が重いものの下げ止まる動きを見せていることから、投資家の不安心理がやや後退した。
    6日発表した2018年4〜6月期決算を手掛かりにソフトバンクが6%強上昇。1銘柄で日経平均を70円あまり押し上げ、相場上昇をけん引した
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆57億円、売買高は6億3732万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は927、変わらずは118だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、情報・通信業、保険業、鉱業の上昇が目立ち、下落は水産・農林業、パルプ・紙、銀行業など。
     

    個別では、ソフトバンクグループが群を抜く売買代金をこなし大幅上昇、スズキやSUBARUが活況高となった。楽天が買われ、ソニーも堅調。19年3月期通期の純利益見通しを上方修正した日本製鋼所が値を飛ばしたほか、日本電子材料、不動テトラも物色人気となった。
    半面、4〜6月期決算が減益となったマルハニチロは大幅に下落した。トヨタ自動車が下落、ファーストリテイリングも安い。ファナックも軟調。ムゲンエステートがストップ安となり、パイオニアも急落した。ワコム、ヤマシンフィルタも大幅安だった。
     
    東証2部指数は前日比15.52ポイント安の7274.13ポイントと4日続落した。
    出来高4531万株。値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は211となった。
     
    個別では、省電舎ホールディングスが一時ストップ安と急落した。田辺工業、金下建設、安川情報システム、アスモ、カネヨウなど26銘柄は年初来安値を更新。サンテック、小池酸素工業、朝日印刷、毎日コムネット、朝日インテックが売られた。
     
    一方、パス、日本モーゲージサービス、ジョリーパスタが年初来高値を更新。チャーム・ケア・コーポレーション、パーカーコーポレーション、ネポン、岡本工作機械製作所、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比17円91銭安の3749円76銭だった。
    国内企業の決算発表が続く中で個人投資家の物色が東証1部の主力銘柄に向かい、新興株への資金流入が細る状況が続いている。
    7月の月次業績の発表を受けてマクドナルドやセリアが下落した。2日上場のイボキンも下げた。
    市場では証券アナリストのカバーが少ない新興銘柄は決算内容を織り込んで株価が反応するまでに時間がかかるとの指摘も聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で245億円、売買高は4273万株。値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は337となった。
     
    個別では、札幌臨床検査センターが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、テラ、東北新社、ケア21、ヒビノなど38銘柄は年初来安値を更新。山田コンサルティンググループ、フライングガーデン、デジタルアドベンチャー、アクサスホールディングス、ジャストプランニングが売られた。
     
    一方、山陽百貨店がストップ高。ラック、環境管理センター、朝日工業、スターツ出版、エムティジェネックスは年初来高値を更新。ネクストウェア、石垣食品、大塚家具、ニチダイ、愛光電気が買われた。


     


    東証マザーズ指数は小反発した。前引けは前日比0.20ポイント高の1007.01だった。
    個人投資家の関心が東証1部市場の好業績銘柄などに集中している。
    前引け時点では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回ったが、指数への影響度が大きい時価総額上位のメルカリなどの上昇が支えとなった。
    また、手間いらずが値を飛ばしており、決算を手掛かりとした個別物色は比較的活発である。
    値上がり銘柄数は101、値下がり銘柄数は147となった。
     
    個別では、エクストリームが一時ストップ高と値を飛ばした。日本ファルコム、アクリート、アイペット損害保険など4銘柄は年初来高値を更新。ALBERT、エクスモーション、駅探、エナリスが買われた。
     
    一方、ジーエヌアイグループ、ファンデリー、ゼネラル・オイスター、ジェイテックコーポレーション、ピーバンドットコムなど23銘柄が年初来安値を更新。ジェネレーションパス、フリークアウト・ホールディングス、エイトレッド、ファイズ、Mマートが売られた。


     


    [概況]

    欧州市場朝方に発表された独6月製造業受注の予想を下回る結果にユーロは売られて序盤に当日安値128.500円まで値下がりする一方、対ユーロで買われたドルは対円でも上昇してそれまでの高値を上抜いた。

    そして欧州市場中盤に当日高値111.535円まで上昇したが其の後は経済指標発表やイベントなどの材料が無い中でドルは小幅揉み合いとなり、最後は前週末比+15.5銭高の111.395円と小幅高で引けた。

    またユーロ(-2.5銭)やポンド(-44銭)、NZドル(-2銭)南アランド(-7銭)は下げ、豪ドル(+1銭)やカナダドル(+2銭)は上昇するなどマチマチな動きとなり、終盤にトルコ中銀が預金準備率の上限を引き下げて流動性供給を図ったものの市場には不十分と受け取られ、トルコリラは大幅下落(-1.02円)して21円を割り込んだ。

    米中貿易摩擦を上回る良好な企業決算にNY株式市場は続伸し、ドルも小幅上昇したが111円台後半は維持出来ず、目先は揉み合い継続か。

    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【寄り付き概況】

    7日、寄り付きの日経平均株価は、前日比6円99銭高の2万2514円31銭と小幅に反発してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、0.32ポイント高の1733.22で始まった。
     
    前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇、ナスダック指数は5日続伸と上げ足を強めており、これが東京市場にもプラスに働いている。
     
    一方、米中貿易摩擦が激化することへの警戒感と中国景気減速の懸念もくすぶるなか、上海株市場の動向に引き続き神経質な展開となることが予想され、取引時間中はこれに為替の動きなども絡め、日経平均は不安定な動きをみせる可能性もある。
    個別には日経平均寄与度の高いソフトバンクが好決算を発表しており、市場の視線が集まりそうだ。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=111円台の前半(6日終値は1ドル=111円26−27銭)、1ユーロ=128円台の半ば(同128円66−70銭)で取引されている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に鉱業、保険、情報通信など。一方、値下がりで目立つのは電力ガス、水産、化学など。
     
    個別では、任天堂が値を上げ、ソニー、HOYA、東エレク、キーエンス、スズキが上伸し、SUBARUは締まり、ホンダも小幅高。NTTデータは続伸歩調。ソフトバンクGが大量の買い注文を集め、楽天も買い気配となっている。
    半面、トヨタが値を消し、ファナックは軟調。三菱UFJ、三井住友が小甘く、太陽誘電は下押している。ファーストリテ、資生堂が下落し、武田は安い。
     
    225先物は、メリル・UBS・アムロ・ソジェンが買い越し。
    日興・SBI・パリバ・みずほが売り越し。
    TOPIX先物はモルスタ・メリル・JPが買い越し。
    日興・ドイツ・大和・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、ダイワボウ(3107)、アバント(3836)、CTC(4739)、ノリタケ(5331)、酉島製(6363)、金銭機(6418)、セガサミー(6460)が動兆。
     
     


    週明けのNYダウは続伸。
    「好業績を手掛かりとした個別物色だが上値は重かった」との見方だ。
    一時下落に転じた場面もあり「米中貿易摩擦の激化への警戒感が根強い」との声も聞こえる。
    航空機のボーイングなど中国事業の比率が高い一部の銘柄は下落。
    ただフェイスブックが上昇するなどハイテクセクターは堅調展開。
    S&P500採用銘柄の8割以上が決算発表を通過。
    多くが予想を上回る決算となったことが株価指数堅調の背景だ。
    アマゾンやアップルが買われナスダック総合株価指数は5日続伸。
    8月までの自社株買い承認額は7540億ドル。
    「このペースでいけば今年は前年比46%増の1兆ドルになる」との声もある。
    アップルの時価総額1兆ドルと一緒だ。
    4〜6月期のGDP速報値は前期比年率換算で4.1%増。
    7月の米雇用統計で失業率は再び3.9%に低下。
    「S&P500は11月の中間選挙前にも3040ポイント(昨日2850ポイント)を付けておかしくない」.
    そんな強気論が登場してきた。
    原油先物価格は上昇。金は続落。
    10年国債利回りは小幅に低下し2.943%。
    ドル円は111円台半ばでの推移。
    VIX(恐怖)指数は11.26%まで低下。
    ブラックスワン(SKEW)指数は142.01と高原状態。
     
    「微妙」
     
    週明けの日経平均は10円高→110円高→17円安。
    上海任せの自立性のない展開。
    マザーズ指数は続落。
    ジャスダック平均は7日続落。
    「日経平均は上ヒゲ長く3日の下ヒゲ足とは逆だが、いずれにしても方向感の欠如が鮮明」との見方だ。
    新高値23(前日23)。新安値125(前日77)と明らかに負け戦だった。
    かろうじて2兆円を超えた東証1部の売買代金。
    「7月31日のピーク3.2兆円からは35%減」との嘆きもあった。
    騰落レシオが95%台まで低下したのはご愛敬だろうか。
    NT倍率は12,99倍に上昇。
    25日線、200日線からはどちらも0.7%のプラスかい離。
    騰落レシオは95.18%に低下した。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.834%(前日▲10.334%)。
    買い方▲10.921%(前日▲10.305%)と拮抗。
    だがマザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率では売り方▲7.99%(前日▲12.33%)。
    買い方▲21.72%(前日▲20.95%)と差がついてきた。
    空売り比率は45.2%と6日連続40%越え。
    裁定買い残は1.75兆円で邪魔はしない水準だ。
    シカゴ225先物終値は大証日中比50円高の22540円。
    ソフトバンクの決算を受けてNT倍率が高まるかどうかが視点だろう。
    気学では「前日が高かりし時は反落する」と微妙。
     
     
    (兜町カタリスト櫻井)


     

    7日の東京株式市場は、堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2400円−2万2650円。
    貿易摩擦への警戒はくすぶるが、米国株がしっかりした動きとなっており、東京株式も買い優勢の展開を予想する。
    ソフトバンクの値動きに指数が連動するような地合いとなる可能性もあるだろう。先週の動きでも2万2500円より下では買いが入っている。下値が堅いと想定される。
     
    日経平均株価は、直近3営業日続けて日足チャート上で陰線を形成。上値の重さが意識されるが、好業績銘柄への個別物色が中心になるとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(6日終値は111円26−27銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円66−70銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比50円高の2万2540円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■不動テトラ <1813>
    4-6月期(1Q)経常は79%増益で着地。
     
    ■北の達人コーポレーション <2930>
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.50%にあたる70万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。
    買い付け期間は8月13日から19年2月28日まで。
     
    ■あすか製薬 <4514>
    上期経常を4倍上方修正。
     
    ■シグマクシス <6088>
    4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
     
    ■豊和工業 <6203>
    4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.19%にあたる15万株(金額で1億4055万円)を上限に、7日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■日本電子材料 <6855>
    4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
    ■パス <3840>
    19年3月期第1四半期(4-6月)の業績速報値を発表。経常損益は700万円の黒字(前年同期は1700万円の赤字)に浮上する見通しとなった。
     
    ■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
    今期経常は31%増で3期連続最高益、2.5円増配へ。
     
    ■D.A.コンソーシアムホールディングス <6534>
    博報堂DYホールディングス <2433> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。
    TOB価格は1株3700円で6日終値を40.7%上回る水準。
    買付期間は8月7日から9月18日まで。
     
    ■やまねメディカル <2144>
    4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■東洋ドライルーブ <4976>
    前期経常を23%上方修正・11期ぶり最高益更新へ。
     
    ■和井田製作所 <6158>
    今期経常を68%上方修正・12期ぶり最高益、配当も8円増額。
     
    ■新日本建物 <8893>
    4-6月期(1Q)経常は69%増益で着地。
     
    ■手間いらず <2477>
    今期経常は17%増で5期連続最高益、前期配当を4.5円増額・今期も14.5円継続へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    7(火)
    6月家計調査(8:30)
    6月毎月勤労統計調査(9:00)
    6月景気動向指数(14:00)
    10年物価連動国債入札
    JPX日経400銘柄入れ替え発表
    《決算発表》
    大林組、鹿島、三菱マ、島津製、NTT、日清紡HD、デンカ、日清食HD、クラボウ、紙パル商、森永乳、不二製油、日精機、稲畑産、日本粉、明治HD、博報堂DY、キリンHD、TOKAI HD、プレサンス、シップHD、マクロミル、日本新薬、トレンド、住友ゴム、住阪セメ、東海カ、SANKYO、JESHD、エレコム、横河電、IHI、ノジマ、ゼンショーHD、ワークマン、コロワイド、ニコン、オリンパス、バンナムHD、NISSHA、ケーズHD、京阪HD、ベネッセHD、ダイキン、東急建設、福島工業、KYB、市光工、ホシザキ、スクエニHD
     
    【海外】
    米6月消費者信用残高(8/8 4:00)
    米イラン制裁再開
    《米決算発表》
    AES、PPL、エマソン・エレクトリック、DXCテクノロジー、ウォルト・ディズニー、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス、アルベマール
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■博報堂DY<2433>
    系列がスマートTV向けターゲティング広告配信
     
    ■ローソン<2651>
    ファストフード在庫を画像認証で管理へ
     
    ■日本紙<3863>
    紙需要発掘に向けMA導入の新サイト設立へ
     
    ■アンジェス<4563>
    ペプチド医薬品開発へ
     
    ■住友理工<5191>
    車向けに防音材適用する技術開発
     
    ■ザイン<6769>
    VR機器で4K動画を両目で見れるLSI開発
     
    ■東陽テク<8151>
    日米中で車向けDMTS拡販
     
    ■KDDI<9433>
    auホームに小型家電回収機能を追加へ


     

    6日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比39ドル60セント高の2万5502ドル18セントで終えた。
     
    米政府が対中貿易制裁の強化方針を示したことを受け、中国政府は前週末3日、600億ドル相当の米国産品に最大25%の関税を上乗せする対抗措置を発表。世界1、2位の経済大国による「貿易戦争」の影響に警戒感が強まり、この日のダウは売り優勢で始まった。
     
    航空機のボーイングなど中国事業の比率が高い一部の銘柄が下落した。アナリストが投資判断を引き下げた半導体インテルに売りが優勢だったのも指数の重荷で、ダウ平均は一時81ドルあまり下げた。
     
    終盤に入った米企業の決算発表シーズンで、好業績を手掛かりとした個別物色が相場を支えた。ただ、米中貿易摩擦を巡る不透明感は根強く上値は重かった。
     
    バークシャー・ハザウェイや食肉のタイソン・フーズなど市場予想を上回る四半期決算を材料視した個別物色が続いた。ダウ平均の構成銘柄では7日夕に決算発表を控える映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーに好業績を期待した先回り買いが入った。
     
    フェイスブックは利用者が銀行関連情報にアクセスできるサービスを拡充するため、銀行に利用者の金融情報の提供を求めて交渉にあたっていると伝わり、4%強上げた。主力ハイテク株が上昇し、投資家心理を強気に傾けた面もあった。
     
    市場関係者からは「決算シーズンが一段落し、小売り大手の決算までも少し時間がある。米議会は夏休み入りし、しばらくは材料難で動きづらい展開となりそうだ」との声が聞かれた。
     
    ナスダック総合株価指数は5日続伸し、前週末比47.663ポイント高の7859.678で終えた。フェイスブックのほか、アマゾン・ドット・コムやアップルも買われた。
     
    セクター別では、各種金融や小売が上昇する一方で自動車・自動車部品や不動産が下落した。
     
    個別では、エンターテイメントのシーワールド・エンターテイメント(SEAS)は、売上高が予想を上振れ、大幅上昇した。食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)も、決算内容が好感され、堅調推移した。飲料メーカーのペプシコ(PEP)は、CEOの退任を発表し買われた。
    一方で、家具・事務機器のニューウェル・ブランズ(NWL)は、決算内容が嫌気され、大幅下落となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,502.18+39.60             
    S&P500種
    2,850.40+10.05
    ナスダック
    7,859.678+47.663
     
    米10年債利回り(%)
    2.9432 -0.009
    米2年債利回り(%)
    2.6493 +0.004
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,217.70−5.50
    NY原油(ドル/バレル)
    68.93−0.08
    円・ドル
    111.38 - 111.39    +0.12

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅に続落した。
    9月物は前週末比15円安の2万2540円で終え、大阪取引所の終値を50円上回った。米中貿易摩擦の激化懸念が相場を下押しした。
    9月物の安値は2万2435円で、高値は2万2605円だった。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22540 ( +50 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22545 ( +55 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7663.78(+4.68)
    FTSE100種総合株価指数は動意に乏しい展開となった。前週末3日の終値に比べ4.68ポイント高の7663.78で小幅に続伸で引けた。構成銘柄の6割近くが上昇した。
    の日のFT指数は、7600台前半から後半にかけての狭いレンジで方向感のない取引が続いた。
     
    個別銘柄では、住宅大手バラット・デベロップメンツと英石油大手のBP、会計ソフト大手セージはそれぞれ1.1%高だった。ロイヤル・ダッチ・シェルが買われた。医薬品株も上昇し、グラクソ・スミスクラインは1.6%高と値上がりが目立った。金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンが2.0%高と通信のBTグループは1.7%高と上昇が大きくなった。
     
    半面、銅価格の下落を背景に鉱業株が軒並み売られた。フレスニージョは午後に下げ幅を拡大し、3%超の下げとなった。銀行株も軟調だった。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は2.3%安、アナリストによる株価目標の引き下げが響いた。上期決算を発表したHSBCホールディングスは、新たな成長戦略による投資の負担増が売り材料となった。ソフトウエア開発のマイクロフォーカスも3.1%安と売られた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12598.21(−17.55)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前週末3日と比べて17.55ポイント安の12598.21だった。午前に上昇に転じる場面もあったが、午後には再び売られた。
     
    個別銘柄では、機械のリンデは7%超下がった。米同業のプラクスエアとの合併をめぐり、米規制当局がさらなる資産売却を求めていることが明らかとなり、合併に対する懸念が広がった。アディダスはアナリストが投資判断と株価目標をともに引き下げたことなどが響いて下落した。鉄鋼のティッセン・クルップの下げも目立った。
    一方で、ハイデルベルクセメントと自動車のBMWは上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5477.18(−1.80)

     

08月08日 マーケットコメント



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