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ナスダック総合
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08月01日 マーケットコメント

08月02日 マーケットコメント

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08月06日 マーケットコメント

08月07日 マーケットコメント


    [概況]

    8日の東京外国為替市場は、リスク回避的な円買いが優勢となっている。

    中国株が下落幅を拡大させたことや、日本時間の10日からはじまる日米通商協議を警戒しての動きかもしれない。

    日米通商協議では米国側が日本に対し、自動車への追加関税措置といった圧力をかけてくるのではとの懸念が強く、外国為替市場ではネガティブな材料として捉えられているようだ。

    米ドル円の値動きを見てみると、序盤から中盤にかけては111円の半ばを中心とした狭いレンジで推移。
    しかし、終盤に差し掛かると上記が要因となり弱含む展開で、一時本日の安値110.825円まで下落することとなっている。

    この後の米ドル円は、バーキン米リッチモンド地区連銀総裁の講演が注目されるか。

    仮に講演の内容が、先週のFOMCの声明のような米景気の先行きを楽観視するものであれば、米国の利上げ観測が強まり、米ドル円は東京時間の下落を帳消しにする可能性が高そうだ。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    8日の日経平均株価は小幅に反落し、前日比18円43銭安の2万2644円31銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:29 容量:12.58M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    米国が対中追加関税の発動を公表し、貿易摩擦の激化に対する懸念が重しとなって本日の日経平均は3円高からスタートした。
    日経平均は後場、2万2800円台に乗せる場面があった。日本時間の正午頃に中国が発表した7月の貿易統計が景気拡大を示唆する内容だったため、機械株などに買いが入った。ただ、「米中貿易摩擦の影響はまだ織り込んでいない」との見方も多く、買いは続かなかった。
     
    また、成長期待の高かった資生堂の2018年12月期の利益見通しが市場予想を下回り株価が急落。投資家心理を冷やした。短期志向の海外ヘッジファンドからは株価指数先物に売りが出たという。
     
    JPX日経インデックス400は小幅に反落した。終値は前日比18.08ポイント安の1万5442.46だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、1.34ポイント安の1744.71で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5466億円、売買高は14億4982万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は984、値上がりは1039、変わらずは81銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、ゴム製品、食料品、建設業などが下落。海運業、情報・通信業などが上昇。
     
     
    個別では、ソフトバンクグループはITバブル期以来の高値を付けた。キーエンスも大きく買われた。NTTが上昇、ファナック、ダイキン工業,ニコンや日東電も高いも値を上げた。ジャムコ、タカラトミーがストップ高となり、サンコールも一時値幅制限いっぱいに買われる人気となった。ライト工業、日本化学工業、プレサンスコーポレーションなどが値を飛ばし、ラクーンも大幅高だった。
     
    半面、資生堂が大幅安、東海カーボン、ソニーも安い。トヨタ自動車が売りに押され、スズキも利食われた。東レは連日で年初来安値を更新した。KLabが急落したほか、市光工業、明治ホールディングスや第一三共、エーザイも大幅安。ピーエス三菱が水準を切り下げ、安藤ハザマも大幅下落した。ベネッセホールディングスの下げも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比24.28ポイント高の7313.46ポイントと5日ぶり反発した。
    出来高1億1647万株。値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は182となった。
     
    個別では、キクカワエンタープライズ、D.A.コンソーシアムホールディングス、日本モーゲージサービスが年初来高値を更新。パス、チャーム・ケア・コーポレーション、コンテック、オーウイル、田岡化学工業が買われた。
     
    一方、ブルドックソース、エスビー食品、オーミケンシ、カネヨウ、オーベクスなど24銘柄が年初来安値を更新。ヒラノテクシード、高田工業所、アピックヤマダ、テクノスマート、フマキラーが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価が9営業日ぶりに反発した。
    終値は前日比17円00銭高の3763円87銭だった。好決算の発表を手掛かりにフルヤ金属やエスケーエレク、仙波糖化などに買いが入った。指数は前日までの続落で年初来安値に迫っていたため、値ごろ感からの買いも入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で439億円、売買高は6687万株だった。
    値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は247となった。
     
    個別では、山田コンサルティンググループ、フルヤ金属、エムティジェネックスがストップ高。和井田製作所など2銘柄は年初来高値を更新。
    仙波糖化工業、山陽百貨店、エスケーエレクトロニクス、フォーサイド、応用技術が買われた。
     
    一方、アクシーズ、テラ、東北新社、ケア21、オールアバウトなど27銘柄が年初来安値を更新。アスコット、大塚家具、ビジョナリーホールディングス、スターツ出版、南総通運が売られた。

     

    東証マザーズ指数は続伸した。
    終値は前日比17.65ポイント高の1027.61だった。
    米国株の上昇を背景に東京市場全般に朝方から買いが先行するなか、個人投資家のリスク回避ムードが改善したことでマザーズ市場にも自律反発狙いの買い戻しの動きがみられた。また、後場に発表された東証1部の資生堂決算を受けて、日経平均がマイナスに転じるなか、翌日以降に決算を控えるミクシィやPKSHAのほか、サンバイオなど時価総額上位銘柄に関心が向かった。マザーズ指数は引けにかけて上げ幅を拡大した。
     
    市場関係者は「株価はしっかりした銘柄が多かったが、ボリュームが乏しい」と指摘していた。なお、売買代金は概算で745.09億円。騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり63銘柄、変わらず8銘柄となった。
     
    個別では、エクストリーム、リンクバル、ソネット・メディア・ネットワークスがストップ高。JMC、ジャパンエレベーターサービスホールディングスなど3銘柄は年初来高値を更新。テモナ、モブキャストホールディングス、エンカレッジ・テクノロジ、弁護士ドットコム、ジーンテクノサイエンスが買われた。
     
    一方、ファンデリー、ゼネラル・オイスター、フォーライフ、アクセルマーク、ドリコムなど15銘柄が年初来安値を更新。データセクション、HANATOUR JAPAN、Mマート、ライフネット生命保険、MTGが売られた。


     

    【後場寄り付き概況】

     8日後場寄り付き日経平均株価は、前営業日比110円50銭高の2万2773円24銭、
    東証株価指数(TOPIX)は、7.10ポイント高の1753.15で始まった。

    好業績銘柄に積極的な買いが続いているほか、7月の中国貿易統計が良好な内容だったことから安心感が広がった。日経平均株価は上げ幅を拡大し、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調推移している。
     
    外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じてしっかりしているが、中国・上海株は軟調。
     
    個別では、NTTが上伸し、ソフトバンクGは大幅高。ファーストリテ、三菱UFJが買われ、オリックスはしっかり。キーエンス、SUMCOが値を上げ、ダイキンは高い。横河電、オークマが急伸し、ファナック、三菱商は堅調となっている。
     
    半面、任天堂、資生堂が緩み、キリンHD、NTTデータは大幅安。明治HDは急落。昭和電工が下押し、ソニー、トヨタ、スズキは軟調。東海カは安い。
     
    日足チャートで見ると狭いレンジでこう着感を強めており、今月1日の高値(2万2775.47円)に迫る場面では売りも出やすいと考えられる。
     
    明日9日には日米新貿易協議(FFR)の初会合が予定されており、米トランプ政権が追加関税を検討している自動車・自動車部品などでは警戒感が強まりそうだ。
    日経平均をけん引するソフトバンクGも昨年10月高値(10550円)に迫り、目先は上げ一服となる可能性があるだろう。


     

     銘柄アプローチというのはひとさまざま百人百様だろう。
    業績スクリーニング、テクニカル、需給、指標面などなど秘伝の秘宝は誰もが一つやふたつは持っているものだ。
    しかし、そこにあるのは銘柄であって企業ではないような気がする。
    先入観なく予断なくピュアな心で銘柄を眺め尽くすというのは単純だが意外と強いアプローチではなかろうか。
    フィルターを通して選別した銘柄はどうしても同じような傾向になる。
    株価が下落したり当期の業績が悪い銘柄は除外されがちだ。
    できるならば「その会社は誰が何をやっているのか。強みは何なのか」。
    そして「どこをめざしているのか」。
    ここをトコトン考え尽くしてから、初めて罫線を見るというような作業をするのも一考だろう。
    罫線を見て銘柄を選ぶのは、罫線が同じなら株価もそこから同じ動きをする訳ではない。
    しかし呪縛のように罫線の法則に捕らわれて良い企業を見逃しかねないという悪弊がある。
    企業はグラフではないし、銘柄は罫線ではない。
    罫線至上主義の根本的な呪縛は「同じ罫線は同じ値動きをする」ということが証明されていない点だ。
    2000年以降ビジュアル的ツールが蔓延したせいで罫線至上主義がはびこったが基本は「企業あるいは銘柄」。
    無機質な罫線もたまには浮かび上がって訴えることもあるが、それは滅多にあることではない。
    必要なのはピュアな視点と心眼だと思う。
     
    ☆買い需要上位10銘柄                 ★売り需要上位10銘柄              
    No  銘柄名       売買代金     No  銘柄名     売買代金    
                                (億円)                              (億円)    
     1  任天堂   (7974)       701       1  ソニー   (6758)      200
     2  リクルートHD  (6098)     700       2  トヨタ   (7203)      153
     3  JXTG (5020)      409       3  リコー   (7752)      111
     4  三菱UFJ  (8306)      234       4  キーエンス    (6861)      103
     5  電 通   (4324)       171       5  南海電   (9044)       58
     6  NTT   (9432)       171       6  山口FG (8418)       49
     7  ソフトバンクG (9984)      171       7  高島屋   (8233)       46
     8  出光興産 (5019)       133       8  群馬銀   (8334)       36
     9  昭電工   (4004)       105       9  三菱商   (8058)        35
    10  三井住友 (8316)        92      10  中国銀   (8382)      35


    (櫻井)。

     


    日経平均株価は前日比87円74銭高の2万2750円48銭、東証株価指数(TOPIX)は5.29ポイント高の1751.34と、ともに続伸した。
     
    前日の米国株上昇を受けて投資家心理が改善し、幅広い業種に買いが入った。
    米中貿易摩擦激化への懸念は残るものの、決算内容を評価した買いで株価指数を押し上げた。
    前場はソフトバンクGとダイキンの2銘柄で日経平均株価を60円前後押し上げており、「引き続き、決算を好感した動きも株価指数の上昇に寄与している」状況。
    前場後半には一時2万2768円27銭(前日比105円53銭高)まで上昇した。中国・上海総合指数は総じてさえない動きだったが、影響は薄く前引けにかけて高値圏で推移した。
    ただ、上海総合指数がマイナス圏で寄り付くと、日経平均も一時的に上げ幅を縮めるなど、中国発の材料には敏感に反応しており、米中貿易摩擦への懸念は消えてはいないようだ。
     
    市場からは「米通商代表部(USTR)が中国の知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾を23日に発動するとのニュースに大きな反応はなく、中国株安にも巻き込まれていない。為替相場は落ち着き、打たれ強さが出てきたようだ。
    一方、薄商いで週末SQ(特別清算指数)算出を控え、仕掛ける向きもあるとみられ、注意が必要だ」との声が聞かれた。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1354億円、売買高は7億68万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1251、値下がりは730、変わらずは118銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、海運業、情報・通信業、パルプ・紙、機械などが上昇。食料品、ゴム製品などが下落。
     
    個別では、ソフトバンクグループの物色人気継続、キーエンスも大きく上昇した。NTTや三菱UFJが買いを集め、郵船やファナック、ダイキンなど景気敏感株が高い。タカラトミーがストップ高となり、サンコールも一時値幅制限いっぱいに買われた。ライト工業、プレサンスコーポレーションなども値を飛ばした。
     
    半面、東海カーボンが安く、ソニーも軟調。キリンHDやエーザイ、トヨタ自動車も売りに押された。KLabが急落、4〜9月期の連結営業利益予想を下方修正した明治ホールディングスも大きく値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前日比87.79ポイント高の7376.97ポイントと5日ぶり反発した。
    出来高6680万株。値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は159となった。
     
    個別では、D.A.コンソーシアムホールディングス、日本モーゲージサービスが年初来高値を更新。パス、玉井商船、アイル、チャーム・ケア・コーポレーション、フライトホールディングスが買われた。
     
    一方、ブルドックソース、エスビー食品、オーミケンシ、カネヨウ、ダイナパックなど18銘柄が年初来安値を更新。ヒラノテクシード、高田工業所、アピックヤマダ、IJTテクノロジーホールディングス、ASTIが売られた。


     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比16円99銭高の3763円86銭だった。日経平均株価の上昇で、個人投資家の運用リスク回避の姿勢が後退し新興企業株にも買いが入った。好業績などを手掛かりとする個別物色が目立った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算252億円、売買高は4074万株だった。
    値上がり銘柄数は345、値下がり銘柄数は226となった。
     
    個別では、エムティジェネックスがストップ高。和井田製作所など2銘柄は年初来高値を更新。仙波糖化工業、山田コンサルティンググループ、山陽百貨店、やまねメディカル、フォーサイドが買われた。
     
    一方、テラ、東北新社、ケア21、オールアバウト、アズ企画設計など24銘柄が年初来安値を更新。五洋インテックス、ブロッコリー、大塚家具、アスコット、南総通運が売られた。


    東証マザーズ指数は、前日比15.06ポイント高の1025.02ポイントと続伸した。
    時価総額上位銘柄の一角に買い戻しや押し目買いが入った。週後半にミクシィやSOSEIといったマザーズ主力株が決算発表を予定しており、本日も買い戻しの動きが継続している。
    また、9日に開催される日米新貿易協議(FFR)の初会合を控え、市場全体に様子見ムードが広がるならマザーズ市場も上値の重い展開となりそうだ。
    値上がり銘柄数は195、値下がり銘柄数は63となった。
     
    個別では、ソネット・メディア・ネットワークスがストップ高。エクストリームは一時ストップ高と値を飛ばした。ジャパンエレベーターサービスホールディングスなど2銘柄は年初来高値を更新。リンクバル、エンカレッジ・テクノロジ、テモナ、エナリス、シルバーライフが買われた。
     
    一方、ファンデリー、ゼネラル・オイスター、アクセルマーク、ドリコム、コラボスなど14銘柄が年初来安値を更新。データセクション、MTG、HANATOUR JAPAN、エコモット、ライフネット生命保険が売られた。


     


    【寄り付き概況】

    8日の日経平均株価は、前日比3円82銭高の2万2666円56銭と小幅に続伸してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、1.60ポイント高の1747.65で始まった。
     
    現地7日の欧州主要株式が堅調に推移し、NYダウが3日続伸、ナスダック総合指数は6日続伸するなどの動きを受け、買いが優勢となったようだ。
     
    ただ、米中貿易摩擦問題に対する警戒感は根強く、積極的な買いは入りにくい環境で上値は重い。また、9日に予定される日米貿易協議を前に、この結果を見極めたいとのニーズもある。前日同様、取引時間中は中国・上海株市場の動向に左右される地合いとなりそうだ。
     
     寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に石油、その他金融、紙パルプ。一方、値下がりで目立つのは食料品、水産、ガラス土石など。
     
     
    個別では、トヨタが軟調で、スズキは反落。住友ゴム、ソニーが値を下げ、IHIは急落している。東海カも売られている。ファーストリテが続落し、NTTデータ、任天堂も下落している。
    半面、ソフトバンクGが続伸し、資生堂、7&iHDは堅調。三菱UFJは強含み。三菱商がにぎわい、JXTGは小幅続伸。ファナックが底堅く、キーエンスが値を上げ、ダイキン、ニコンは買われている。
     
    225先物はJP・パリバ・野村・SBI・メリルが買い越し。
    ドイツ・アムロ・大和・ソジェン・モルスタが売り越し。
    TOPIX先物はUBS・モルスタ・クレディ・野村が買い越し。
    HSBC・みずほ・JP・日興・アムロが売り越し。
     
    外資系等は、シップ(3360)、トレンド(4704)、エレコム(6750)、ニコン(7731)、ニフコ(7988)、商事(8058)、ソフトバンク(9984)、日東電工(6988)に注目。
     
     
    テクニカル的には、博報堂(2433)、JBR(2453)、アリアケ(2815)、コーエー(3635)、イーブック(3658)、アドソル(3837)、楽天(4755)、出光(5019)、JXTG(5020)、三星ベ(5192)、テクノプロ(6028)、ソラスト(6197)、サトー(6287)、ピラー(6490)、富士電(6504)、東芝テック(6588)、富士通(6702)、日光電(6849)、シマノ(7309)、スター精密(7718)、レック(7874)、兼松(8020)、ユアサ(8074)、丸井(8252)、イオン(8267)、小田急(9007)、京成(9009)、センコー(9069)、西尾レント(9699)、アイエスビー(9702)、セコム(9735)、いであ(9768)、トラストナカヤマ(9830)、ソフトバンク(9984)が動兆。
     
     
     

     NY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    NASDAQは6日続伸となった。
    アマゾンやグーグルの持ち株会社アルファベットなどが買われた。
    S&P500は2858.45ポイントで1月26日に付けた過去最高値の2872.87に接近。
    「最高値に達し、突き抜ける可能性がある。
    決算が好調で、悪材料が出なければ上昇が止まる理由はない。
    モメンタムは長く続く可能性がある」という楽観論に包まれた格好。
    VIX(恐怖)指数は10.93と1月以来の水準まで低下した。
    株式非公開を検討しているとの報道からテスラが大幅高。
    10年国債利回りは2.976%と上昇(価格は下落)。
    中国人民元相場が安定化したことを背景にドルは対ユーロで下落。
    ドル円は111円台前半で推移。
    今週の注目は10日発表予定の7月の米消費者物価指数(CPI)。
    市場予想ではコアCPIが0.2%上昇の見込み。
     
     
    日経平均は155円高とほぼ高値引けで反発。
    「大引け坊主に近い、強い足が現れた。
    常識的には、これで少し変わってくるかもしれない」という声が聞こえる。
    日経ジャスダック平均だけが4年8ヶ月ぶりの8日続落と情けない展開だった。
    上海株式は5日ぶりの上昇で2.74%高(日経平均は0.68%高)。
    彼我の差が情けない。
    「日経平均が23000円を超えてくればニューマネーの資金流入も期待できる。
    直近の戻り高値となる8月1日の22775円を上回ることが求められている」と声も間違ってはいない。
    東証1部の値上がり銘柄数1382(前日540)。
    値下がり銘柄数644(前日1486)と復活感はある。
    だが新高値銘柄数17(前日23)、新安値銘柄数131(前日125)では依然負け戦だ。
    騰落レシオは105.22(前日95.15)まで上昇。
    ソフトバンクが健闘し618円高で日経平均を68円押し上げた。
    「9か月ぶりで1万円台回復。
    大台替わりという意味で最近の米アップルが思い浮かぶ。
    あちらは時価総額1兆ドル。
    こちらは11兆円にすぎない」という声もある。
    NT倍率は12.98倍と少し低下。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.259%。
    買い方▲10.545%と拮抗。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.29%。
    買い方▲21.46%とその差は拡大。
    空売り比率は41.2%と7日連続の40%超。
    8月3日現在の信用買い残は293億円増の3兆142億円。
    同売り残は260億円減少の7726億円。
    2月14日の安値期日迎えの動きも多少あろうか。
    日経平均採用銘柄のPERは13.37倍でEPSは1695円。
    前日の1672円から一気に増加した。
    シカゴ225先物終値は大証日中比45円高の22675円。
    高値は22680円。
    7月26日に200日線(22366円)を下抜けた25日線(22385円)は昨日200日線を上抜けた。
    75日線(22471円)が当面のサポートラインだ。
    一目均衡の雲は今日黒くねじれているが勝手雲は白く厚い。
    上限は今日が22525円、明日が22632円だ。
    気学では「変化日注意。前日来の波動を究めて駆け引きせよ」となっている。
    SQ週の荒れる水曜日。
    明日の「案外高き日」に期待だろうか。
     
    昨日までに63.3%が通過した3月決算企業の集計状況。
    4〜6月期売上高は8.6%増、同経常利益は15.0%増、同純利益は11.9%増。
    通期売上高は2.9%増、同経常利益は1.7%増、同純利益は2.5%減。
    第1四半期と通期のギャップが目立つ。
    足元は好調だが、来年3月までは見通せないというのが正直なところなのだろう。
    しかし、既に立秋も過ぎ第2四半期も半分通過。
    米中貿易摩擦問題など難題はあるものの為替は111円台。
    想定為替レートの107円台など遥か下だ。
    第2四半期を締めてみればやっぱり2ケタ増益ということは容易に想定できようか。
     
    JPX日経400の構成銘柄の定期入替えが公表された。
    新規採用26銘柄、除外25銘柄。
    定期入替えの適用は8月31日に実施。
    8月30日終値でJPX日経400パッシブ連動資金のリバランスに伴う売買インパクトが見込まれる。
    JPX日経400に関してのパッシブ運用資金は約4兆円との推定。
    売買インパクト上位からの順番は以下の通り。

    リクルート(6098)、東プレ(5975)、ゼンショー(7550)、JXTG(5020)、九電(9508)、森永(2201)、電通(4324)、ニチアス(5393)、PALTAC(8283)、TIS(3626)、テクノプロ(6028)、西松建(1820)、丸井(8252)、マルハ(1333)、出光(5019)、コスモ(5021)、三井海洋(6269)、ポーラ(4927)、ユニシス(8056)、すかいらーく(3197)、古河電(5801)、NTT(9432)、カプコン(9697)、任天堂(7974)、昭和電工(4004)。
     
    元大証の代表みたいな存在の任天堂が採用されたことで日経平均への採用も期待されてこようか。
    大証信用東証現物だった頃から主役だった。
    NYダウは126ドル高の25628ドルと3日続伸。
    NASDAQは23ポイント高の7883ポイントと6日続伸。
    S&P500は8ポイント高の2858ポイントと4日続伸。
    ダウ輸送株指数は56ポイント高の11727ポイント。
    3市場の売買高は62億株。
    CME円建ては大証比45円高の22675円。
    ドル建ては大証55ポイント高の22685ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比80円安の22600円。
    ドル円は111.37円。
    10年国債利回りは2.976%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    JSR  (4185) ・・・動兆。
     
    JSRに注目する。
    同社は合成ゴム大手。
    自動車タイヤ用と半導体レジスト、液晶配向膜等の電子材料が中核。 
    合成樹脂は自動車の内外装向けが拡大基調。
    ライフサイエンス事業の強化に期待感。

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]

    中国株式市場が前日の下げから大きく反発し、欧州株式市場も上昇で始まるとユーロ買いが進み、対ユーロや対人民元で売られたドルは対円でも値下がりして、欧州市場序盤にそれまでの安値を下抜いた。
     
    そしてNY市場朝方に111円を割れて当日安値110.990円まで下落したが直ぐに大台を回復した。其の後NY株式市場が上昇で始まり、株価が上値を伸ばすとドルも買い戻しが進んで、NY市場終盤に当日高値111.495円まで上昇したが111円半ばは超えられず、最後は前日比-0.5銭の111.390円とほぼ変わらずで引けた。
     
    この日は中国国家外為管理局が「外貨準備は安定して推移。資本の流出入は全体的に安定」と述べた事も人民元買いに繋がった模様で、対人民元で売られたドルは対円でも小幅安となった。夏休み期間に入っている事もドルの上値を抑えている要因だろうが、好調な米経済によるNY株式市場の上昇を見ればドルは買いではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■CTC<4739>
    アジャイル開発支援を強化
     
    ■富士フイルム<4901>
    保育園向けにAIが園児の写真仕分けするシステム発売
     
    ■特殊陶<5334>
    愛知・小牧工場を全面改築へ
     
    ■東邦鉛<5707>
    62億円投じ豪州で鉱石の発掘拡大へ
     
    ■DMG森精<6141>
    顧客70社と工作機械の研究組織立ち上げ
     
    ■サムコ<6387>
    AIやビッグデータ使うMI用いた研究開発に着手
     
    ■イオン<8267>
    系列が中古iPhone取り扱い店舗拡大へ
     
    ■SGHD<9143>
    海外向け物流効率化サービスで検品仕分け追加


     

     
    8日の東京株式市場は、続伸後、上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2500円−2万2800円を想定する。
    S&P500が史上最高値に迫るなど米国株の動きは強い。朝方は、欧米株式が上昇した動きを受け、買いが先行するとみられる。
    ただ、朝方に米国が追加の対中関税を23日に発動すると報じられており、これは上値を抑える材料になるだろう。
    上海総合指数の動きをみたいとして、模様眺めムードが広がる可能性もある。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(7日終値111円35−36銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同128円91−95銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比45円高の2万2675円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■エスクリ <2196>
    4-6月期(1Q)経常は7.6倍増益で着地。
     
    ■今仙電機製作所 <7266>
    4-6月期(1Q)経常は72%増益で着地。
     
    ■島津製作所 <7701>
    4-6月期(1Q)経常は83%増益で着地。
     
    ■ニコン <7731>
    今期税引き前を9%上方修正、未定だった配当は18円増配。
     
    ■タカラトミー <7867>
    上期経常を53%上方修正。
     
    ■プレサンスコーポレーション <3254>
    4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地。
     
    ■サンコール <5985>
    上期経常を68%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
     
    ■アトラ <6029>
    株主優待を実施。18年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、鍼灸接骨院に対して販売しているヘルスケアグッズや健康食品の中から4000円相当の商品を贈呈する。上期経常が58%増益で着地。
     
    ■仙波糖化工業 <2916>
    上期経常を28%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■玉井商船 <9127>
    上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。
     
    ■エスケーエレクトロニクス <6677>
    10-6月期(3Q累計)経常が2.4倍増益で着地・4-6月期も4.3倍増益。
     
    ■エンカレッジ・テクノロジ <3682>
    4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
     
    ■CRI・ミドルウェア <3698>
    今期経常を5%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■テモナ <3985>
    9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。
    最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
    10-6月期(3Q累計)経常が68%増益で着地。
     
    ■ソネット・メディア・ネットワークス <6185>
    8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
    最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
    4-6月期(1Q)経常は91%増益で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    8(水)
    7月景気ウォッチャー調査
    日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(7/30〜31開催分)
    《決算発表》
    東芝、大塚HD、JXTG、東芝テック、DMG森精、IIJ、大王紙、千代建、東鉄工、パイオラックス、岩谷産、石油資源、安藤ハザマ、大和ハウス、日本紙、NIPPO、スシローGHD、昭電工、クレハ、応化工、KHネオケム、DNC、テルモ、ラウンドワン、リゾートトラス、資生堂、住友鉱、DOWA、ニッパツ、SMC、ハーモニック、ダイフク、JDI、三井E&S、九州FG、ヤマハ発、東急、福山運、富士ソフト、日ペイントH、カネカ、パイロット、MS&AD
     
    【海外】
    中国7月貿易収支
    《米決算発表》
    フローサーブ、オクシデンタル・ペトロリウム、21世紀フォックス
     
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

      
    7日のNYダウ工業株30種平均が米中間の「貿易戦争」に対する過度の懸念が後退し3日続伸した。前日比126ドル73セント高の2万5628ドル91セントと2月下旬以来、約5カ月半ぶりの高値で終えた。
     
    この日のダウは高寄りして開始。米中間の「貿易戦争」がエスカレートするとの懸念から、前日には中国での事業展開に積極的なボーイングやキャタピラーなどが売られたが、これらの銘柄に買い戻しが入った。
     
    ダウ平均は190ドル高まで上げ幅を広げる場面があった。S&P500種株価指数は4日続伸し2858.45で終え、1月下旬の過去最高値(2872.87)に近づいた。
     
    QUICK・ファクトセットによると2018年第2四半期の主要企業の増益率は24%と第1四半期を上回り、2010年以来の高い伸びとなる見通しだ。第3、第4四半期も高成長が続く見込みで、企業業績の良好さが改めて意識された。投資家の間では買い安心感が広がった。
     
    長期金利の指標である米10年債利回りが3%を下回る水準で推移しており、外国為替市場では対主要通貨でドル高が一服している。ハイテク関連や輸出企業に悪影響を与えるとされる金利上昇やドル高への懸念が後退したことも相場を支えた。
     
    一方、夏季休暇シーズンで商いが薄い中、米連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計といった注目イベントも通過し、材料出尽くし感から動意に乏しい展開でもあった。
     
    ナスダック総合株価指数は6日続伸し、同23.986ポイント高の7883.664で終えた。6日続伸は3月中旬以来ほぼ5カ月ぶり。
     
    セクター別では、各種金融や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で食品・飲料・タバコや消費者・サービスが下落した。
     
    個別では、電気自動車のテスラ(TSLA)は、サウジアラビアの政府系ファンドが同社株を約20億ドル取得している事が明らかとなったが、更にイーロン・マスクCEOが1株420ドルによる株式非公開化を検討していることを明らかにして大幅上昇となった。事務用品小売のオフィスデポ(ODP)は、決算内容が予想を上振れ大幅上昇した。
    一方で、食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、通期見通しを引き下げ大幅下落。高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)は、決算内容が嫌気され軟調推移となった。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,628.91+126.73
    S&P500種
    2,858.45+8.05
    ナスダック
    7,883.664+23.986
     
    米10年債利回り(%)
    2.9767 +0.039
    米2年債利回り(%)
    2.6738 +0.025
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,218.30+0.60   
    NY原油(ドル/バレル)
    69.12−0.05
    円・ドル
    111.38 - 111.39+0.03


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発し、この日の高値圏で終えた。
    9月物は前日比135円高の2万2675円で取引を終え、大阪取引所の終値を45円上回った。円安に加え、中国株高や米企業の好業績などを手がかりに米株式相場が上昇し、買われた。
    この日の9月物の高値は2万2680円、安値は2万2515円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22675 ( +45 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22685 ( +55 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7718.48(+54.70)
    FTSE100種総合株価指数は米欧の貿易摩擦をめぐる懸念の後退を背景に3日続伸した。前日6日の終値に比べ54.70ポイント高の7718.48で引けた。
    この日のFT指数はジリ高。7600台後半で寄りつくと、午前9時すぎに7700台に乗せ、7752.08まで上昇した。構成銘柄の約7割が上昇した。
    アジア株高の流れを引き継いで欧州株は軒並み上昇した。朝方から資源株が買われ、指数をけん引した。
     
    個別銘柄では、資産運用のスタンダード・ライフ・アバディーンが4%強上げ、上昇率の首位となった。上期決算は減益となったものの、早期の自社株買い計画の発表が好感され買われた。なかでも主力の鉱業株が午後に上げ幅を広げ、資源商社のグレンコアは3.9%高、アングロ・アメリカンも3.5%高と、大幅に上昇した。
     
    半面、品質試験サービスのインターテック・グループは午後にかけて売りが膨らみ、9.8%安と大幅下落。決算内容が市場の予想に届かなったことに加え、アナリストが同社の業績の伸びがやや減速していると指摘したことが嫌気された。同様に決算が市場予測を下回った金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンも安くなった。インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは3.0%安下げも目立った。アナリストが米国での今後の稼働率上昇に慎重な見方を示したことなどで売られた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12648.19(+49.98)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日6日と比べて49.98ポイント高の12648.19だった。
    中国・上海市場で株式相場が大幅上昇し、欧州市場にも買い安心感が広がった。
    ドイツポストが大幅高で引けた。ドイツ銀行や自動車株が買われた。前日大幅下落した工業用ガスのリンデは買い戻された。
    一方、コメルツ銀行や医療機器のフレゼニウスが安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5521.31(+44.13)



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