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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント

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03月07日 マーケットコメント

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03月11日 マーケットコメント

03月12日 マーケットコメント

03月13日 マーケットコメント

03月14日 マーケットコメント


     
    週明けの日経平均は堅調で5日続伸。
    終値は前週末比49円高の2万9766円だった。
    米株高や1ドル=109円台の円安を好感してこの日も買いが先行。米長期金利の上昇を受けてPER高めのハイテク株はおとなしかったが、バリュー株中心に堅調に推移し、3万円台回復に向けて着々と下値を切り上げている。
    値上がり銘柄の多さの割に小幅な上昇となったが、過熱感が高まらなかったという点ではポジティブと言えなくもない。
    東証業種別指数では33業種のうち、上昇が31業種で、下落が情報通信と電機機器の2業種だった。情報通信ではソフバンGが、電機機器では東エレクが、それぞれ反落したことが、重しとなった。両銘柄は、日経平均株価への寄与度が高い銘柄でもあるため、引き続き値動きが注目されそう。
     
    16日の日経平均株価は、堅調な展開が期待される。
    15日の日経平均株価は、25日移動平均線(15日時点で2万9549円)を上回る位置をキープした。良好な地合いもあり、支えとなりそう。
     
    TOPIXは取引時間中の昨年来高値1974p(2/16)を超えて、2000pを目指しに行ってほしいところ。そういった動きが見られれば、日経平均がこの先、再度3万円台を超えてきたとしても天井感は高まらず、中期での上昇トレンドに変化なしとの見方が強まるだろう。
    なお、明日は2社が新規上場するが、3月末までの残り12営業日で13銘柄のIPOが予定されている。短期志向の投資家がこちらに流れやすくなることを鑑みると、マザーズの主力どころを敬遠する傾向はもうしばらく続く可能性がある。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    31063.10  ボリンジャー:+3σ(25日)
    30577.97  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30558.68  ボリンジャー:+2σ(25日)
    30054.26  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    29766.97  ★日経平均株価15日終値
     
    29623.07  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29549.84  25日移動平均線
    29511.55  均衡表基準線(日足)
    29250.70  6日移動平均線
    29172.16  均衡表転換線(週足)
    29096.65  均衡表転換線(日足)
    29045.43  ボリンジャー:-1σ(25日)
    29039.69  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29036.56   新値三本足陰転値
    28668.16  13週移動平均線
    28541.01  ボリンジャー:-2σ(25日)
    28118.17  75日移動平均線
     
     
    ザラ場の高値安値ともに前週末水準を上回り、上向きの25日線を下回ることなく推移。パラボリックが陽転したほか、25日線直下では上向きの5日線が距離を縮めて短期ゴールデンクロス(GC)の形成が迫るなど、チャート形状の改善が進んでいる。
     
    ただ、ローソク足は陰線の胴体に上下の短いヒゲを伴う「星」を示現し、短期的な強弱感の対立を窺わせた。一目均衡表で転換線が下降したこともあり、上値では一定の売り圧力が残っている模様だ。
     

    【大引け概況】
    15日の日経平均株価は5日続伸した。終値は前週末比49円14銭高の2万9766円97銭と2月25日以来、約2週半ぶりの高値を付けた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:01 容量:8.96M

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    前週末にNYダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、買いが優勢だった。1ドル=109円台の円安も株高要因となった。自動車など輸出関連の一角が買われた。半面、電子部品や設備投資関連株の売りが厚みを増した。日経平均株価は小幅高にとどまり、一時値下がりに転じる場面があった。持ち高調整目的の売りが出て上値は重かった。
     
    米国市場で業績が景気変動に影響を受けやすい銘柄が買われた流れを引き継ぎ、海運などが大幅高となった。新型コロナの新規感染者数の増加に歯止めが掛かるなか、政府が首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に発令中の緊急事態宣言について21日までで解除する方向だと一部で伝わり、経済活動の正常化期待も相場を支えた。
     
    金利上昇で株価指標面では、割高な成長株は調整しやすいとの見方もあり、半導体関連や電子部品株には売りが目立った。中国国家統計局が15日発表した1〜2月の工業生産高は前年同期比35.1%増と市場予想を上回ったが、前年に需要が急減した反動でプラスになるとの見方が多かったため材料視されなかった。
     
    市場では「米FOMC(米連邦公開市場委員会)が16−17日、日銀の金融政策決定会合が18−19日に開催されることから、外国人投資家や機関投資家は大きく動きづらく、模様眺めムードが強まったようだ」(との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は5日続伸した。終値は前週末比17.67ポイント高の1968.73と、1991年5月14日以来の高値を付けた。JPX日経インデックス400は5日続伸した。終値は前週末比141.95ポイント高の1万7763.78だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆9345億円。売買高は15億4166万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1800、値下がりは338、変わらずは57銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)はサービス業、銀行業、輸送用機器、海運業などが上昇し、情報・通信業と電気機器は下落した。
     
    個別では、日本郵政との資本業務提携を発表した楽天が買いを集めてストップ高で引け、日本郵政も上伸した。三菱UFJ、三井住友は大幅高。ホンダやトヨタ、日揮HDが上昇した。JAL、ANAHDや郵船の上げが目立った。
     
    半面、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、日本電産、ファナック、ダイキンは売られた。エムスリー、シャープ、コナミHD、ZHDが下落した。
     
    東証2部株価指数は前週末比43.36ポイント高の7486.54ポイントと5日続伸した。
    出来高1億9663万株。値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は150となった。
     
    個別では、日本アビオニクスがストップ高。フジ日本精糖、カワサキ、ミズホメディー、ベルテクスコーポレーション、高砂鐵工など12銘柄は昨年来高値を更新。エスティック、バイク王&カンパニー、デュアルタップ、リミックスポイント、千代田化工建設が買われた。
     
    一方、ストリーム、クロスプラス、築地魚市場、新内外綿、Abalanceが売られた。






     

     
    日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。終値は前週末比15円94銭高い3866円76銭だった。米国市場でNYダウが上昇したことから個人投資家のリスクセンチメントは堅調に推移し、ジャスダック平均は続伸でスタートした。
    日経平均株価の上昇ペースが鈍るなか、小型株に物色の矛先が向かった。半面、ハイテク関連株には売りが目立った。
    シンバイオや山王、Tホライゾンなどが上昇した。一方、フェローテクやハーモニック、東洋合成などは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で443億円、売買高は9755万株だった。値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は225となった。
     
    個別では、ニックスがストップ高。藤田エンジニアリング、ナカボーテック、石垣食品、東武住販、香陵住販など16銘柄は昨年来高値を更新。大塚家具、セルシード、ジャストプランニング、オーネックス、山王が買われた。
     
    一方、多摩川ホールディングスが昨年来安値を更新。ベクター、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、室町ケミカル、ソフィアホールディングス、ウエストホールディングスが売られた。

     
    東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比10.26ポイント(0.85%)安い1196.89だった。
    寄り付き直後にマイナスに転じると、その後は1200ポイントを挟んでの推移となった。日経平均同様に後場の寄り付き後には一時弱含む場面も見られたが、結局は終日狭いレンジ内での推移となり、こう着感の強さが意識される展開となった。
    フリーやメルカリ、マネフォなどの値がさ株の一角が下落した。半面、そーせいやウェルスナビ、スマレジなどは上昇した。
    売買代金は概算で1262.11億円。騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり163銘柄、変わらず11銘柄となった。
     
    個別ではsMedio、VALUENEX、QDレーザ、フロンティアインターナショナル、ココペリが売られた。
     
    一方、アマナ、Kudanが一時ストップ高と値を飛ばした。フォースタートアップス、エクストリーム、バリューゴルフ、イオレ、スマレジが買われた。
     


    15日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比97円79銭(0.33%)高の2万9815円62銭だった。
    前場の東京株式市場は、景気敏感株中心に買いが入り日経平均は続伸した。前週末の米国株市場では、大型追加経済対策が成立したことやワクチン普及加速を背景に景気回復期待が一段と強まり景気敏感株が買われたものの、米長期金利の上昇がグロース株売りにつながった。
    東京株式市場でもこの地合いを引き継ぐ形となりハイテク株には下げる銘柄も目立った。
    米金利の上昇でPBR(株価純資産倍率)が高い成長期待の高い銘柄には売りが目立った。前週末のフィラデルフィア半導体株指数の下落を受け、東エレクなど半導体関連株に売りが出た。もっとも下値では押し目買いが入り、日経平均の上げ幅は一時100円超えた。
    一方で海運、空運、鉄鋼などの市況関連株に買いが集まり全体相場を支えた。
     
    外国為替市場では、ドル・円相場が109円10銭台と、朝方の水準よりも円安方向にある。
     
    中国国家統計局が15日発表した1〜2月の工業生産高は前年同月比35.1%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(30.5%増)を上回ったが、中国景気が製造業を中心に好調との期待は高かったため現時点で相場への影響は限られている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。

    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4715億円、売買高は8億1728万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1608、値下がりは503、変わらずは81だった。
     
     
    業種別株価指数(全33業種)は銀行業、輸送用機器、その他製品、海運業などが上昇し、情報・通信業と電気機器は下落した。
     
    個別では、楽天が大量の買いで急騰し、日本郵政は堅調だった。三菱UFJ、三井住友は上伸した。郵船、トヨタ、ホンダ、SUBARUが値上がりし、デンソーもしっかり。任天堂、ソニーは小幅高。JAL、ANAが買われた。
     
    半面、ソフトバンクGが売り物に押された。東エレク、日本電産が値下がりし、シャープは急落。キーエンス、ファナック、スクリン、太陽誘電が下げ、オムロンや富士通、ダイキンが売られた。
     
    東証2部株価指数は前週末比34.24ポイント高の7477.42ポイントと5日続伸した。
    出来高1億1840万株。値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は145となった。
     
    個別では、フジ日本精糖、カワサキ、ベルテクスコーポレーション、川岸工業、サンコーなど9銘柄が昨年来高値を更新。バイク王&カンパニー、リミックスポイント、千代田化工建設、パシフィックネット、那須電機鉄工が買われた。
     
    一方、ストリーム、築地魚市場、クロスプラス、ヒラノテクシード、日建工学が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前の終値は同15円26銭高の3866円08銭だった。取引材料が乏しく日経平均株価の上昇に一服感が漂うなか、小型株に物色の矛先が向かった。ただ、12日の米国市場で長期金利の上昇を背景にナスダック総合株価指数が反落した流れを受け、ハイテク関連株には売りが目立った。
    マクドナルドや大塚家具、山王などが上昇した。半面、ハーモニックや東洋合成、出前館などは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で261億円、売買高は5843万株。値上がり銘柄数は374、値下がり銘柄数は225となった。
     
    個別では藤田エンジニアリング、ナカボーテック、石垣食品、香陵住販、エムケー精工など14銘柄が昨年来高値を更新。大塚家具、ジャストプランニング、ニックス、オーネックス、アルファが買われた。
     
    一方、多摩川ホールディングスが昨年来安値を更新。ベクター、オーエムツーネットワーク、メディシノバ・インク、新報国製鉄、ビジョナリーホールディングスが売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前週末比8.13ポイント安の1199.02ポイントと5日ぶり反落。
    長期金利が再び上昇したためハイテク株に売りが広がりナスダックは下落した。本日のマザーズ市場は、ナスダックが下落し、ナイトセッションが小安くなった流れを引き継ぎ、反落している。
    メルカリやフリー、BASEなどが下落した。半面、スマレジやそーせい、ウェルスナビなどは上昇した。
    値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は150となった。
     
    個別ではsMedio、VALUENEX、テックポイント・インク、メディア工房、ココペリが売られた。
     
     一方、アマナが一時ストップ高と値を飛ばした。フォースタートアップス、Kudan、スマレジ、エクストリーム、バリューゴルフが買われた。

    【寄り付き概況】

    15日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比86円67銭高の2万9804円50銭だった。
    米政府の追加経済対策などで米景気の回復期待が強まり、前週末のNYダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新した。東京株式市場でも景気敏感株への買いが優勢となった。もっとも成長期待の高い株価指標面で割高な銘柄には売りが出て、一時下げに転じた。
     
    米景気回復への期待が一段と高まる一方、米10年債利回りの上昇が顕著で、バリュー株が買われる一方、グロース株への売り圧力が強い。日経平均は前週末まで4日続伸し、特に週末は500円あまりの大幅高をみせていたことから、きょうはその反動も出やすいところだが、半導体関連などが売られている。
    金利上昇に伴い成長期待の高い銘柄の割高感が調整しやすいとの見方も多く、東エレクやアドテストなどの半導体関連や電子部品株には売りが先行。日経平均は寄り付き直後に一時下落に転じた。一方、景気敏感株が買われており全体相場を支えている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも上昇している。
     
    内閣府が15日発表した1月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比4.5%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(5.5%減)をやや上回ったが、大方の予想通りとの受け止めから現時点で材料視されていない。
     
    個別では、日本郵政との資本業務提携を発表した楽天が急伸している。ファーストリテイリング、ソニー、ホンダ、トヨタが上昇している。川重や川崎汽、商船三井も高い。
     
    半面、東エレク、アドバンテス、信越化、シャープやソフトバンクグループ(SBG)、スクリンが下落している。太陽誘電や富士通、ZHDも安い。
     
     



    「線の綾なす相場観」

    週末のNY株式市場でNYダウは6日続伸。
    5日連続で過去最高値を更新。
    S&P500も小幅続伸。
    1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法の成立を好感したとの解釈。
    一方でNASDAQは反落。
    米10年債利回りが1.6%台で昨年2月以来の水準に上昇。
    インフレ懸念が再燃し、ハイテクセクターが売られた。
    バリュー株は約0.8%高、グロース株は0.62%安。
    航空機大手ボーイングは6.82%上昇。
    一方フェイスブックやアップル、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット、テスラなどが下落。 
    3市場の売買高は116.4億株と減少。
    週間ではS&Pが2.6%上昇。
    NASDAQが3.1%上昇し、2月初旬以来の大幅高。
    NYダウは4.1%高と、昨年11月以来の大幅な伸び。 
    ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は83.0と、2月確報値の76.8から上昇。
    市場予想の78.5も上回り、昨年3月以来の高水準を付けた。
    卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇。
    前年同月比では2.8%上昇し、2018年10月以来、2年4カ月ぶりの大幅な伸び。
    ドル円は109円水準。
    ビットコインは1.1%安の5万7150.97ドル。
    ドル円は109円。
    10年国債利回りは1.624%。
    2年国債利回りは0.149%。
    SKEW指数は140.29。
    恐怖と欲望指数は56→59。

    週末のNYダウは293ドル高の32778ドルと5日続伸。
    高値は32793ドル、安値は32462ドル。
    5日連続で過去最高値を更新。
    上昇率は0.90%。
    サイコロは8勝4敗。
    NASDAQは78ポイント安の13319ポイントと反落。
    S&P500は4ポイント高の3943ポイントと4日続伸。
    高値は3944ポイントで上昇率は0.10%。
    ダウ輸送株指数は133ポイント高の14156ポイントと5日続伸。
    SOX指数は1.07%安の2965ポイントと反落。
    VIX指数は20.69と低下。
    3市場の売買高は116.4億株(前日130.2億株。過去20日平均は148.75億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比50円安の29540円。
    ドル建ては大証比日中比20安高の29570円。
    ドル円は109.00円。
    10年国債利回りは1.624%。
    2年国債利回りは0.149%。

    週間のNYダウは4.1%高、2週続伸(累計7,4%上昇)。
    昨年11月以来の大幅な伸び。
    NASDAQは3.1%高、4週ぶり反発。
    S&P500は2.6%高、2週続伸(累計3.5%上昇)。 

    木曜の日経平均は寄り付き76円高。
    一時マイナス場面もあったものの終値は506円高の29717円と4日続伸。
    日足は2日連続で陽線。
    4日連続で2万9000円台。
    メジャーSQ値は29282円だったので1勝。
    幻ではないことは変化と強さだ。
    日経平均は週間では約853円の上昇。
    週足は3週ぶりに陽線。
    TOPIXは4日続伸。
    東証マザーズ指数は4日続伸。
    日経ジャスダック平均は4日続伸。
    東証1部の売買代金は3兆6236億円(前日2兆3692億円)。
    37日連続で2兆円超。
    値上がり1243銘柄(前日1558銘柄)。
    値下がり844銘柄(前日570銘柄)。
    新高値84銘柄(前日120銘柄)。
    新安値1銘柄(前日2銘柄)。
    騰落レシオは114.40(前日117.35)。
    NTレシオは15.23倍(前日15.18倍)。
    52日連続で15倍台。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    右肩上がりの25日線(29492円)からは△0.76%。
    7日ぶりに上回ったことは大きな支え。
    右肩上がりの75日線は28061円。
    右肩上がりの200日線(24927円)からは△19.22%(前日△17.40%)。
    7日連続で△20%割れ。
    右下がりの5日線(29147円)から△1.96%。
    3日連続で上回りサポート。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.552%(前日▲18.402%)。
    買い方▲4.597%(前日▲6.006%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.164%(前日▲1.786%)。
    買い方▲17.278%(前日▲19.013%)。
    空売り比率は43.2%(2日ぶりに40%超:前日37.8%)。
    空売り規制なしの比率は16.2%(前日8.5%)。
    3月5日の11.0%以来だがどう考えても異常値。
    日経VIは21.01と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日22.49倍)。
    前期基準では24.04倍。
    EPSは1303円(前日1298円)。
    225のPBRは1.33倍。
    BPSは22344円(前日22298円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.39%(前日4.45%)。
    配当利回りは1.61%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは24.71倍。
    前期基準では25.01倍。
    PBRは1.40倍。
    ドル建て日経平均は273.07(前日268.56)。
    東証1部単純平均株価は24円高の2446円。
    (2020年末2341円、2019年末2327円、
    2018年末2077円、2017年末2946円)。
    東証1部売買単価は2289円(前日2082円)
    東証1部時価総額は730兆円(前日720兆円)。
    10日連続で700兆円超。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比50円安の29540円。
    高値29595円、安値29030円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の29510円。
    3月期末権利配当分が約190円だからほぼ変わらずの水準。
    落ち日前日の3月29日まで現物先物の大きな逆ザヤは続く。
    気学では月曜は「高下激しく初高後安」。
    火曜は「変化を起こす重要日。引け尻に注意肝要」。
    水曜は「ポイント日にして不時の高下を見せる日」。
    木曜は「前日来の波動について駆け引きせよ」。
    金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り迎え」。
    ボリンジャーのプラス1σが30047円。
    プラス2σが30602円。
    一目均衡の雲の上限が28015円。
    86日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は29660円。
    下限が29520円。
    6日ぶりに勝手雲の上。
    金曜の下限は29714円で10日ぶりに勝手雲の上に浮上。
    勝手雲は17日い黒くねじれる。
    RSIが47.12(前日39.60)。
    RCIが35.71(前日17.86)。
    4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
    その先のマドは2月25日の30044円。
    アノマリー的には「株高の日」。
    明日が「変化日」。

    《今日のポイント3月15日》

    (1)週末のNY株式市場でNYダウは6日続伸。
       5日連続過去最高値を更新。
       S&P500も小幅続伸。
       1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法の成立を好感したとの解釈。
       一方でNASDAQは反落。
       ドル円は109.00円。
       10年国債利回りは1.624%。
       2年国債利回りは0.149%。

    (2)ダウ輸送株指数は133ポイント高の14156ポイントと5日続伸。
       SOX指数は1.07%安の2965ポイントと反落。
       VIX指数は20.69と低下。
       3市場の売買高は116.4億株(前日130.2億株。過去20日平均は148.75億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比50円安の29540円。
       225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の29510円。
       3月期末権利配当分が約190円だからほぼ変わらずの水準。
       落ち日前日の3月29日まで現物先物の大きな逆ザヤは続く。

    (3)メジャーSQ値は29282円だったので1勝。
       幻ではないことは変化と強さだ。
       東証1部の売買代金は3兆6236億円(前日2兆3692億円)。
       新高値84銘柄(前日120銘柄)。
       新安値1銘柄(前日2銘柄)。
       騰落レシオは114.40(前日117.35)。
       NTレシオは15.23倍(前日15.18倍)。
       52日連続で15倍台。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)右肩上がりの25日線(29492円)からは△0.76%。
       7日ぶりに上回ったことは大きな支え。
       右肩上がりの200日線(24927円)からは△19.22%(前日△17.40%)。
       7日連続で△20%割れ。
       右下がりの5日線(29147円)から△1.96%。
       3日連続で上回りサポート。

    (5)空売り比率は43.2%(2日ぶりに40%超:前日37.8%)。
       空売り規制なしの比率は16.2%(前日8.5%)。
       3月5日の11.0%以来だがどう考えても異常値。
       日経VIは21.01と低下。

    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.552%(前日▲18.402%)。
       買い方▲4.597%(前日▲6.006%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.164%(前日▲1.786%)。
       買い方▲17.278%(前日▲19.013%)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日22.49倍)。
       EPSは1303円(前日1298円)。
       BPSは22344円(前日22298円)。

    (8)ドル建て日経平均は273.07(前日268.56)。
       東証1部時価総額は730兆円(前日720兆円)。
       10日連続で700兆円超。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが30047円。
       プラス2σが30602円。
       勝手雲の上限は29660円。
       下限が29520円。
       6日ぶりに勝手雲の上。
       金曜の下限は29714円で10日ぶりに勝手雲の上に浮上。
       勝手雲は17日い黒くねじれる。
       RSIが47.12(前日39.60)。
       RCIが35.71(前日17.86)。
       4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
       その先のマドは2月25日の30044円。
       アノマリー的には「株高の日」。
       明日が「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(3月12日まで)

    月曜6勝3敗
    火曜6勝3敗
    水曜6勝4敗
    木曜5勝4敗
    金曜3勝7敗

    3月第1週の海外投資家動向。
    現物417億円の買い越し(3週ぶりの買い越し)。
    先物3063億円の売り越し(3週連続売り越し)。
    合計2646億円の売り越し(3週連続の売り越し)。

    週間ベースで日経平均株価は3.0%高、3週ぶり反発。
    TOPIXは2.9%高、2週続伸(累計4.6%上昇)。
    東証マザーズ指数は3.4%高、4週ぶり反発。
    日経ジャスダック平均は1.9%高、4週ぶり反発。
    東証2部指数は2.0%高、2週ぶり反発。
    東証REIT指数は2.3%高、3週ぶりの反発。

    先週はこれまでの「週初高の週末安」のアノマリーに変化。
    日経平均株価は8日月曜に7週間ぶりの下落。
    しかし金曜は5週間ぶりに切り返しで何とか25日移動平均線上へ浮上。
    「今回はTOPIXががいち早く9日(火)から25日移動平均線を回復。
    4日連続でプラスかい離」と市場関係者。
    マザーズ指数は4日続伸。
    しかし25日移動平均から▲2.3%かい離。
    「何とか200日移動平均線で下げ止まった」と市場関係者。
    線の綾なす相場観だ。

    明るい材料は2つ。
    一つは法人企業統計での設備投資。
    2021年度に企業が見込む設備投資は全産業の合計で7.6%増。
    非製造業は7.4%増の見通し。
    低迷していた企業の設備投資に持ち直しの兆しが出ている。
    年度が始まる前に増額を見込むのは現行調査になった2004年度以降で初めて。
    「20年度はコロナウィルス禍で20年度に計画していた分の繰り越しが押し上げる」と。
    1−3月の業況判断指数は▲4.5。
    一方4−6月期は△5.2。
    そし土曜日経朝刊の「上場企業、純利益市場予想比35%増」の見出し。
    会社予想と比較すると59%増になるという。
    背景はコスト構造見直し効果。
    上場企業458社が対象だが時価総額の9割にあたる。
    自動車・部品、精密機器は中国や欧米の景気回復を背景に純利益は2.1倍の見通し。
    鉄道・バスは今期赤字予想だが、来期は黒字化。
    因みに・・・。
    上方修正企業から下方修正企業を差し引いた銘柄数の比率はプラス22.7%増。



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    LAHD(2986)・・・動兆

    LAHDHDに注目する。
    同社ラ・アトレ母体に20年7月持株会社に移行。
    分譲・ホテルなど新築不動産や再生不動産開発が中核。
    ホスピス住宅事業の開発が拡大基調。
    賃貸収入が増加基調。




    (兜町カタリスト櫻井)


    15日の日経平均株価は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは2万9600円−2万9900円。
    先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックが下落した。ダウ平均は293ドル高の32778ドルで取引を終えた。経済対策法案の成立やワクチン普及期待などを手掛かりに景気敏感株に買いが入った一方、長期金利の上昇が嫌気されてグロース株が売りに押された。
    米株動向を受けてハイテク株が売られる可能性が高い分、上値は重そう。日経平均は12日に500円を超える大幅高となっており、反動売りは出てきやすい。ただ、ダウ平均は非常に動きが良くなっており、下押し圧力も限られるだろう。
     
    シカゴ日経平均先物からは、2万9500円近辺からのスタートが見込まれ、これにサヤ寄せすると、序盤では3桁の下落も想定される。しかし、2万9500円近辺では押し目買いが入る可能性が高く、売りをこなした後にはプラス圏に浮上する展開も期待できる。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円前後(前週末12日は109円03−05銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円24−28銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同12日の大阪取引所清算値比50円安の2万9540円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■山王 <3441>
    今期経常を一転86%増益に上方修正。
     
    ■ユークス <4334>
    今期経常は黒字浮上へ。
     
    ■日本アビオニクス <6946>
    今期経常を79%上方修正。
     
    ■新光商事 <8141>
    今期経常を2.2倍上方修正。
     
    ■アジア航測 <9233>
    上期経常を一転8%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■ベステラ <1433>
    今期経常は2.4倍増で3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■コーセーアールイー <3246>
    前期経常が上振れ着地・今期は28%増益、8円増配へ。
     
    ■エイチーム <3662>
    上期経常は4%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.06%にあたる100万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■ジャストプランニング <4287>
    今期経常は86%増益へ。
     
    ■マナック <4364>
    今期配当を2.5円増額修正。
     
    ■水戸証券 <8622>
    未定だった今期配当は8円増配。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    15(月)
    【国内】
    1月機械受注(8:50)
    《決算発表》
    神戸物産、パーク24、三井ハイテ、トリケミカル、GA TECH、正栄食、Pアンチエイジ、セルソース、JMHD、ポールHD、シーアールイー、ACCESS、Hamee、稲葉製作、グッドコムA、ビジョナリー、MacbeeP、REVOLUTI、コナカ、システムディ、フロンティアI、イムラ封筒、ツクルバ、SKIYAKI、フィット、ジェネパ、HyAS&Co.、ジェイック
     
    【海外】
    中国2月鉱工業生産(11:00)
    中国2月小売売上高(11:00)
    中国2月固定資産投資(11:00)
    米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

     
    今週の外国為替市場において、各国の金融政策が注目となりそうか。今週は17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18日に英中銀金融政策、19日に日銀金融政策の発表が予定されており、為替相場は各国の金融政策の動向を窺いながらの値動きとなりそうだ。
     
    また、米追加の経済対策やワクチン接種普及の思惑などで米景気回復期待は高い。
    引き続き米長期金利の上昇などを手掛かりに米ドル円は上値を試す可能性も考えられそうだ。
    テクニカル的には米ドル円は再び5日移動平均線(108.705円)を上抜ける展開となっており、同線がサポートとして意識されるか注目したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■経産省 洋上風力向け海底送電網を検討
     
    ■日銀がETF購入柔軟に 年6兆円目安の削除案が浮上
     
    ■日東紡<3110>
    異形断面ガラス繊維を拡充
     
    ■大日住薬<4506>
    iPSでパーキンソン病の治験 米で22年度に
     
    ■東海カーボン<5301>
    半導体製造部材の生産能力5割増へ
     
    ■OKI<6703>
    OKIエンジ 全固体電池搭載の電子基板を故障解析
     
    ■三菱重工<7011>
    脱炭素技術 30年に3000億円事業に育成
     
    ■日産自<7201>
    EV電池再利用加速 供給力1.7倍 ビル・家庭の蓄電池に
     
    ■ニプロ<8086>
    7回接種注射器を開発へ 年内にも量産
     
    ■Jパワー<9513>
    藻類由来のジェット燃料事業に参入
     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》3月第3週

    【推移】
     
    8日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。序盤の下落から切り返して上昇した。2月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増で着地。市場予想の18万2000人増を上回る伸びとなった。失業率は6.2%と1月の6.3%から低下。これを受け、米10年債利回りは一時1.626%に上昇。1年ぶりの水準を更新した。ただ金利上昇は見えないふりでの株高。
     
    日経平均株価は121円安の28743円と3日続落。7週連続月曜高は達成できなかった。米景気回復への期待感で朝方は400円近く上昇した場面があったがアジア株の下落などからリスク回避の動きが次第に優勢となり2月4日以来、1カ月ぶりの安値となった。
    「金利高への懸念は目立ったが、経済回復への期待感もあり、総崩れにはなっていない。原油高を背景に鉱業が上昇したほか、鉄鋼や金融など景気に敏感な業種は上昇した」との見方。東証1部の売買代金は2兆9862億円。鉄、国際帝石が上昇。リコー、NECが下落。
     
    9日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はNYダウは過去最高値を更新し続伸。一方でNASDAQとS&P500は金利上昇を背景に反落。1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の最終的な議会採決待ち。経済再開による恩恵を受けるとみられる銘柄が上昇。一方、アップル、エヌビディア、テスラ、アルファベットなどが下落を主導。追加刺激策が導入され、景気回復ペースが加速するとの見方を背景にインフレ懸念が高まった。10年国債利回りは1.602%と1年ぶりの高水準。
     
    日経平均株価は284円高の29027円と4日ぶりの反発。中国の政府系ファンドの買いでの上昇との見方もある。東証一部の売買代金は3兆2706億円。テルモ、ホンダが上昇。ソニー、ファーストリテが下落。
     
    10日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。NYダウはザラバの過去最高値を更新し3日続伸。ただ終値は安値圏だった。NASDAQは3.69%上昇し前日の下落を取り戻した。「調整局面入りからの脱却」との声もある。テスラは約1年ぶりの大幅な上昇。アマゾンとマイクロソフトは過去数週間で最大の上昇となった。前日の警戒材料は1.613%と約13カ月ぶり高水準を付けた10年債利回り。1.5%台への低下を好感した格好だ。
     
    日経平均株価は8円高の29036円と小幅続伸。一時上昇幅は200円を超えたが上値は重かった。東証一部の売買代金は2兆8999億円。ファナック、ソニーが上昇。ファーストリテ、エムスリーが下落。
     
    11日(木):
    水曜のNY株式市場でNYダウが4日続伸で最高値を更新。S&P500も上昇したがNASDAQは小幅反落。コア消費者物価指数(CPI)のは前月比0.1%増で着地。市場予想の0.2%を下回った。
     
    また前年比でも1.3%と、1月の1.4%から鈍化。インフレ懸念が緩和したとの解釈。追加経済対策法案は下院で再び可決されたことも支援材料好感。アップル、アマゾン、フェイスブック、テスラ、マイクロソフトは下落。
    一方、S&P小型株指数は堅調。ゲームストップは複数回にわたって売買を停止し株価が乱高下した。
     
    大引けの日経平均株価は175円高の29211円と3日続伸。上昇幅は一時200円を超えたが、上値は限定的だった。TOPIXは3日続伸。25日線は5日連続で下回った。東証1部の売買代金は2兆8692億円。郵船、清水建が上昇。テルモ、オリンパスが下落。
     
     
    12日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。NASDAQは329ポイントと大幅反発となった。バイデン米大統領は1.9兆億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案に署名。現金給付は早ければ今週末から各世帯の銀行口座に振り込まれるという見通し。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は71万2000件.前週の75万4000件から減少した。市場予想は72万5000件だった。「経済部門の再開が拡大しており、労働市場の回復が軌道に乗り始めている」という解釈だ。
     
    日経平均株価は506円高の29717円と4日続伸。寄り付きはメジャーSQで売り買い交錯となったが暫定SQ値29282円は上回った。東証一部の売買代金は3兆6236億円。値上がり1243銘柄、値下がり844銘柄。東エレ、信越が上昇。東急不、宝が下落。
     
     
    (2) 欧米動向
     
    OECDは世界の経済成長率予測を今年5.6%、来年4.0%に上方修正した。
    昨年12月初旬時点の予測は、それぞれ4.2%、3.7%だった。
    コメントは「最優先課題は、必要な資源を総動員して、できる限り早急にワクチンを生産し、完全に配布することだ」。
    世界のGDPは、今年年央までに新型コロナ流行前の水準に回復するとみられる。
    しかし国によって大きな差が出るとしている。
    米国の経済成長率の予測は今年6.5%、来年4.0%。
    昨年12月時点の予測はそれぞれ3.2%、3.5%だった。
    米国の追加景気対策の効果は、主要貿易相手国の経済にも波及する見通し。
    カナダとメキシコの経済成長率は0.5─1%ポイント、ユーロ圏と中国は0.25─0.5%押し上げられる見通し。
    日本の成長率見通しは、今年が2.7%、来年が1.8%。
    従来予想からそれぞれ0.4%ポイント、0.3%ポイント引き上げた。
     
     
    (3)新興国動向
     
    1─2月の海外からの対中直接投資(FDI)は前年同期比31.5%増の1767億6000万元(272億1000万ドル)。前年同期のFDIは新型コロナウイルスの流行により8.6%減と低迷。
    中国の2月の新規人民元建て融資は1兆3600億元(2088億6000万ドル)で、前月比で減少。中国人民銀行は景気刺激策により昨年大幅に増加した債務水準を安定させる方向。
     
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    12日(金)法人企業統計、メジャーSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、変化日
    14日(日)米失業保険追加給付等の経済対策失効、夏時間入り
    15日(月)機械受注、第3次産業活動指数、米NY連銀製造業景況感、対米証券投資、中国各種経済指標、株高の日
    16日(火)米FOMC、鉱工業生産、小売売上高、輸出入物価、NAHC住宅価格指数、独ZEW景況感、
          変化日
    17日(水)貿易統計、米パウエルFRB議長会見、住宅着工件数
    18日(木)新銀金融政策決定会合、首都圏マンション新規販売
    19日(金)黒田日銀総裁会見、消費者物価
    20日(土)春分の日
    21日(日)千葉県知事選投開票
     
    火曜日経朝刊「一目均衡」。
    個人の存在感が高まったNY市場。
    全体の2割が個人投資家だという。
    そこで登場したのがウォーレン・バフェット氏の言葉。
    「投資家が支払った費用はウォール街の利益になる。
    彼らはわずかな利益のために働くことはない」。
    現在のその理由は「ロビンフッドが得るHFTなどからのリベート」。
    商いが増えれば増えるほどHFTの投資機会=利ザヤが稼げる機会は増加。
    ロビンフッドへのリベートも増加するという構図だ。
    これに則ってロビンフッドはゲーム感覚の捜査での取引を個人に促すという見方。
    最終投資家と企業の間に多数存在する仲介業者の利益の源泉は?
    というのがNY市場からの警告だ。
    一概に東京株式市場で論じられるものでもないが、少なくとも的外れな見方ではなかろう。
    だから「騒がず、踊らず」という姿勢が必要になってくる。
    「本質的な投資哲学はいつの時代も色褪せない」というバフェット氏の言葉は刻まれる。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

03月15日 毎日コラム
血液型がわかる投資スタイル
・・・続き



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