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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント


    新興市場が調整基調を強めてきている。東証1部市場で日経平均株価が調整色を強めており、投資家心理の悪化、リスク許容度の低下から新興市場にも売りが先行している。
    マザーズ指数は今週末にかけて3日続落し、100ポイント近くも下落した。主力株を中心に売りがかさんでいる。マザーズは時価が高値圏にある主力株が多く、かつ割高な銘柄が多いため、地合いの変調で売りが出やすい。今回も同様に需給の逆回転で調整が加速している。
    需給状況が悪化しており、今週末にかけては投資家が売り急ぐような動きも出始めている。来週も需給の落ち着きを待つような相場展開が続く可能性がある。
     
    当面は需給状況の落ち着きを待つ必要があり、新規参戦前へのリスクを考慮しておく必要がある。これまでの強過ぎる値動きへの慣れもあって下落途中での買い参戦が多いとの指摘もある。ただ、米国株式市場や東証1部市場主導の値動きであり、新興市場上場銘柄の先行きなどに不安が高まったわけではない。調整が長引く可能性はそこまで高くないとみており、新興市場では個別ベースで物色対象を絞っておきたい。

     
    5日のNYダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比572ドル16セント(1.9%)高の3万1496ドル30セントで終えた。取引開始前に発表された2月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増え、米労働市況が改善しているとの見方が広がった。ただ、米長期金利の上昇が高PER(株価収益率)株の重荷となり、午前中にダウ平均は150ドルあまり下げる場面もあり、値動きは荒かった。日中の高値と安値の差である日中値幅は813ドルに達し、相場の不安定さも感じさせた。
     
    2月の米雇用統計が好内容だったことを受けて米長期金利が上昇したため、株価は序盤、不安定な値動きを見せた。雇用統計では、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月比37万9000人増と、市場予想(18万2000人増)や好調の目安とされる20万人増を上回った。
    景気回復観測やインフレ加速懸念から債券が売られ、長期金利の指標である10年債利回りが一時1.63%と、昨年2月中旬以来の高水準に上昇。低金利を背景に買われてきた成長株を中心に、株価の重しとなった。
     
    市場では「ワクチン普及や追加経済対策が後押しし、年後半には一段の強い雇用回復を見込む」との見方があった。
     
    景気敏感株が買われ、建機のキャタピラーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、化学のダウが上昇した。米原油先物相場が一時ほぼ2年ぶりの高値を付け、石油のシェブロンが4%高。前日まで下げが続いた半導体のインテルと、アナリストが投資判断を引き上げたネットワーク機器のシスコシステムズもともに4%上昇した。
     
    金利低下でハイテク株の一角に次第に押し目買いが入った。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムは3%高、スマートフォンのアップルは1%高で終えた。
     
    ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発し、前日比196.676ポイント(1.5%)高の1万2920.148で終えた。検索サイトのアルファベットや交流サイトのフェイスブックは3%高となった。ナスダック指数も午前中は前日比2.6%安となる場面があったが、長期金利の低下に伴って切り返した。
     
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    31,496.30+572.16
    S&P500種
    3,841.94+73.47
    ナスダック
    12,920.148+196.676
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,698.50−2.20
    NY原油(ドル/バレル)
    66.28+2.45
    円・ドル
    108.28 - 108.30+1.13


     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    5日のシカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比280円高の2万9180円で引け、5日の大取終値を420円上回った。
    5日朝発表の2月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場の予想以上に伸び、景気回復への期待が広がった。雇用統計を受けて米長期金利は一時、昨年2月以来の高水準を付けた。このため日経平均先物が米株とともに売られる場面もあった。いくつかの州が来週からパンデミック対策の規制緩和を計画していることから経済活動の再開を期待した買いが支えた。行き過ぎ感から利回りも低下に転じると、再び主要株式指数は上昇。引けにかけて上げ幅を拡大した。
     
    この日の3月物高値は2万9195円、安値は2万8300円。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
     29180 ( +420 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    29175 ( +415 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    5日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ20.36ポイント(0.3%)安の6630.52で引けた。構成銘柄の7割が下落した。
    午前は時価総額の大きい石油株がけん引し上昇していた。午後に入り、英ロンドン証券取引所(LSE)グループの急落や、主力の鉱業株が下落し相場を押し下げた。
     
    LSEは14%超安となった。5日に発表した決算内容は悪くなかったが、金融情報会社リフィニティブの買収コストが予想以上にかかるとの見方からアナリストが投資判断を引き下げたことが響いた。
    石油株に連れ高していた鉱業株は、週末を控えた利益確定などで売りに転じた。
     
    個別銘柄では、投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストと航空大手のインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も安かった。
    半面、原油高を追い風に石油株は上昇した。スタンダードチャータード銀行など銀行株も上げた。長期金利上昇を背景に利ざや改善を見込んだ買いが入った。アナリストが目標株価を引き上げた通信のBTグループも高かった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    5日のドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前日と比べて135.65ポイント(1.0%)安の1万3920.69だった。
    日中に上昇する局面もあったが、終盤にかけて米国の長期金利の上昇を警戒した売りがふたたび強まった。週末を控えて利益確定の売りも出やすかった。
    前日上昇して引けた航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズと医薬・化学大手のメルクの下げが目立った。アディダスは続落した。
     
    個別では、自動車のフォルクスワーゲンが高かった。同社が5日に発表した電気自動車(EV)の販売増のための意欲的な経営計画を好感した。長期金利の上昇を背景にドイツ銀行も上げた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)5,782.65 -48.00


     

03月06日 毎日コラム
チャートはローソク足で十分!
・・・続き

03月07日 マーケットコメント



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