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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


03月01日 マーケットコメント


     
    日経平均は大幅安。255円33銭安の2万9408円17銭(出来高概算12億9267万株)で取引を終えた。米国株の強い上昇を受けて3万円乗せへの期待が高まったが、場中の動きが弱く、底打ちへの期待が後退した。失速の度合いが大きくなった背景には、米株先物の軟調があったと思われる。
     
    明日3日の日経平均株価は、様子見ムードか。
    引き続き米長期金利や海外株式動向にらみの展開ながら、現地3日に米2月ADP雇用統計、米2月ISM非製造業景況指数、4日にパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の講演、週末5日には米2月雇用統計の発表が予定されており、見極めたいとの空気から積極的な売買が手控えられる可能性がある。ただ、日経平均株価のボラティリティ(価格変動率)はなお高く、外部要因に振られやすい面もある。
     
    日経平均は安値(2万9314円)でも25日線(2万9247円、2日時点、以下同じ)は下回らなかったが、TOPIXは終値(1894p)で25日線(1896p)を若干ではあるが下回った。2月に日経平均が大きく水準を切り上げる局面では、TOPIXが上昇を先導するような動きも見られた。それだけに、TOPIXがここで踏みとどまって反転できるかが、あす以降の大きな注目点となるだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    31508.01  ボリンジャー:+3σ(13週)
    30911.57  ボリンジャー:+2σ(26週)
    30818.74  ボリンジャー:+2σ(25日)
    30467.75  新値三本足陽転値
    30419.73  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30033.26  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29763.25  均衡表転換線(日足)
    29672.28  6日移動平均線
     
    29408.17  ★日経平均株価2日終値
     
    29331.44  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29247.78  25日移動平均線
    29172.16  均衡表基準線(日足)
    28858.35  均衡表転換線(週足)
    28577.34  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28462.31  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28243.16  13週移動平均線
    28055.04  均衡表雲上限(日足)
    27679.72  75日移動平均線
    27676.83  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27154.88  ボリンジャー:-1σ(13週)
    26891.35  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26796.62  均衡表基準線(週足)
    26509.35  均衡表雲下限(日足)
    26243.11  26週移動平均線
    26066.60  ボリンジャー:-2σ(13週)
    24978.31  ボリンジャー:-3σ(13週)
    24572.38  200日移動平均線
     
     
    一目均衡表で転換線が下降したほか、パラボリックも売りサイン点灯中とあって短期的な売り圧力の強さが窺える。しかし、ザラ場安値は上向きの25日線上をキープして底堅さも示した。RSI(14日ベース)が50.20%と中立圏中央で引け、売るにも買うにも気迷いを感じざるを得ない株価水準とみられる。
     

    【大引け概況】
    2日の日経平均株価は反落し、前日比255円33銭安の2万9408円17銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:35 容量:22.8M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     前日の欧米株市場が揃って大きく上昇したことを受け、朝方はリスクオンムードが強かった。米国株市場では1兆9000億ドル規模の追加経済対策が成立したことや、ワクチン普及加速への期待感が追い風となる一方、米長期金利の上昇が一服したことを受け広範囲に買われ、東京株式市場もこれに追随する動きが期待された。
    しかし、日経平均は寄り付き早々に300円以上の上昇をみせたものの、その後は漸次値を消す展開。後場に入ると先物主導で一段安となった。
    中国・上海株式相場や日本時間同日午後の米株価指数先物が軟調となったことなどを受け、景気敏感株などに利益確定売りが出て指数を押し下げた。
     
    米長期金利が高止まりしていることの警戒感も強い。「米長期金利が急速に上昇したことは機関投資家に動揺を与えた。落ち着くまで株価が上昇したところで利益確定売りを出したい投資家は多い」と指摘した。
     
    市場からは「これまで一本調子で上がってきただけに当然の調整とみている。米追加経済対策法案が成立する見通しとなり、業績回復期待やコロナワクチンの話などが出ているが、材料出尽くしの面もあり、日柄調整に移るのではないか。
    ただ、基本的に過剰流動性は続いており、上昇トレンドに変わりはない」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比74.75ポイント安の1万7137.31だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、7.63ポイント安の1894.85で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆6132億円。売買高は12億9267万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1346と、全体の約6割を占めた。値上がりは745、変わらずは103だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業などが下落し、医薬品、建設業、その他金融業は上昇した。
     
    個別では、ソフトバンクGが売りに押され、ソニー、東エレクが安く、アドバンテス、ファストリ、NTTデータが安い。セブン&アイ、ZHD、中外薬、JAL、商船三井、JR東海、国際石開帝石も下落した。
    一方、マネックスGは大量の買いで急伸した。キーエンスが買われ、SUMCOは堅調だった。テルモ、武田、第一三共、ネクソン、スシローGHは高い。
     
    東証2部株価指数は前日比4.04ポイント安の7366.85ポイントと反落した。
    出来高2億1922万株。値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は255となった。
     
    個別では、相模ゴム工業が昨年来安値を更新。ラピーヌ、セキド、那須電機鉄工、加地テック、東亜石油が売られた。
     
    一方、ビットワングループ、フレンドリーがストップ高。ユニバンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ギグワークス、ヒラキ、堺商事など4銘柄は昨年来高値を更新。リミックスポイント、ヴィスコ・テクノロジーズ、NCS&A、オーナンバ、アライドテレシスホールディングスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円78銭安い3809円12銭だった。前日にナスダック総合株価指数など米株式相場が大幅上昇したことを背景に朝方は高く始まった。ただ同時間帯の米株価指数先物が軟調に推移したことでリスクを取る姿勢が後退。直近の新規株式公開(IPO)関連など足元まで値動きが軽かった銘柄への売りが優勢となり、下げに転じた。
    アピリッツや室町ケミカル、ワークマンなどが下落した。半面、出前館や高度紙、フェローテクなどは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で780億円、売買高は1億5351万株だった。値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は381となった。
     
    個別では、アピリッツが一時ストップ安と急落した。MITホールディングス、まぐまぐ、室町ケミカル、ジオコードは昨年来安値を更新。シーズメン、シンバイオ製薬、ヒビノ、ジェイエスエス、クルーズが売られた。
     
    一方、日本銀行がストップ高。コモ、夢真ホールディングス、バッファロー、ニッポン高度紙工業、アピリッツなど10銘柄は昨年来高値を更新。アクサスホールディングス、出前館、トレードワークス、ジオマテック、アンビスホールディングスが買われた。
     


    東証マザーズ指数は前日比4.98ポイント高の1222.43ポイントと続伸した。
    東京株式市場は先物主導で軟調な推移となったが、マザーズでは時価総額上位銘柄が買われて指数を下支えしたが、全体には戻り売りや利益確定売りに押され気味だった。
    メルカリ、BASE の上昇にけん引されて指数が逆行高となった。指数は一時、2%を超える上昇になったが、相場全体の地合いの悪さに引きずられて上げ幅は縮んだ。
    個人投資家中心の買いだった上、「短期調整への警戒感がくすぶっていた」とされ、資金の逃げ足は速かった。
    値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は205となった。
     
    個別ではエコモット、INCLUSIVEがストップ高。ライトアップなど2銘柄は昨年来高値を更新。ドラフト、プレイド、交換できるくん、カラダノート、Fast Fitness Japanが買われた。
     
    一方、ビートレンド、かっこ、WACULが昨年来安値を更新。和心、coly、G−FACTORY、ベストワンドットコム、ソレイジア・ファーマが売られた。


    2日午前の日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比108円75銭安の2万9554円75銭だった。
    朝方は前日の欧米株が軒並み高かったことを受け、広範囲にリスクを取る動きが優勢だったが、寄り後は上値の重さが意識され、先物を絡めた売りで次第に水準を切り下げる展開を強いられた。前場終盤に日経平均はマイナス圏に沈んだ。
    日経平均の下げ幅は一時130円を超えた。前日に大幅高となり朝方も一時300円超上昇し心理的節目の3万円に接近したことで高値警戒感が強まった。
    米株価指数先物が冴えない動きとなっていることや外国為替市場で円安が一服していることも買いを鈍らせた。値がさのハイテク株を中心に利益確定売りが出て、指数を押し下げた。
     
    業種別では海運、空運、鉱業などの下げが目立つ。「足元で上昇した銘柄に利益確定売りが出た。先高観は崩れていないが、目先は日経平均が3万円に接近すると売りが出やすい展開が続きそうだ」とみていた。
    市場では「乱高下相場を歓迎する一部の短期売買筋を除けば、大方の投資家にとって手を出しにくい」との指摘があった。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2574億円、売買高は6億6826万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1587と、全体の約7割を占めた。値上がりは533、変わらずは74だった。
     
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、銀行業、空運業などが下落し、医薬品、精密機器、その他金融業は上昇した。
     
    個別では、ソニーの売り物が厚く、ファストリ、リクルート、NTTデータが安い。みずほFGが下落し、三菱UFJ、東京海上も値下がり日立、任天堂、ZHD、JAL、商船三井、国際石開帝石も下落した。
    一方、マネックスGは大幅高。ソフトバンクGが小幅に値上がりした。テルモ、TDK、ネクソンなどは上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比7.13ポイント高の7378.02ポイントと続伸した。
    出来高1億2614万株。値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は217となった。
     
    個別ではビットワングループ、フレンドリーがストップ高。ユニバンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ギグワークス、ヒラキ、堺商事など4銘柄は昨年来高値を更新。リミックスポイント、NCS&A、ダイハツディーゼル、田岡化学工業、ヒラノテクシードが買われた。
     
     一方、相模ゴム工業が昨年来安値を更新。ラピーヌ、加地テック、東亜石油、那須電機鉄工、フュートレックが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比4円66銭安い3811円24銭だった。前日の米国市場でNYダウ工業株30種平均が大幅反発した流れを引き継いで高く始まったが、直近の新規株式公開(IPO)銘柄や値がさ株の一角への売りが膨らみ下げに転じた。
    直近IPOのアピリッツのほか、ワークマンやマクドナルドなどが下落した。半面、出前館やフェローテク、ハーモニックなどは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で491億円、売買高は1億1289万株。値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は347となった。
     
    個別ではMITホールディングス、まぐまぐ、室町ケミカル、ジオコードが昨年来安値を更新。ヒビノ、シーズメン、シンバイオ製薬、セレスポ、ABホテルが売られた。
     
     一方、日本銀行がストップ高。コモ、夢真ホールディングス、バッファロー、ニッポン高度紙工業、アピリッツなど10銘柄は昨年来高値を更新。平賀、出前館、コスモスイニシア、アンビスホールディングス、松本油脂製薬が買われた。
     


    東証マザーズ指数は前日比6.71ポイント高の1224.16ポイントと続伸した。
    個人投資家のリスクセンチメントが大幅に改善、NYダウ工業株30種平均が大幅反発した流れを引き継ぎ反発している。メルカリやBASE、ラクスなどが上昇した。半面、コリーやQDレーザなどの直近IPO銘柄、AIinsなどは下落した。
    値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は212となった。
     
    個別では、ライトアップ、INCLUSIVEが昨年来高値を更新。ドラフト、プレイド、カラダノート、ナノキャリア、メタップスが買われた。
     
    一方、ビートレンド、WACULが昨年来安値を更新。G−FACTORY、和心、ベストワンドットコム、QDレーザ、日本ホスピスホールディングスが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    2日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比276円25銭高の2万9939円75銭。一時3万円に再び迫った。
    前日の欧米株市場が揃って大きく上昇する展開となり、足もと東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善している。
    米国株市場ではワクチン普及加速による経済活動正常化への期待が高まる一方、米長期金利の上昇が一服していることで買い戻しを誘発。NYダウが600ドルあまり上昇し、ナスダック総合指数も400ポイント近い上昇で続伸した。
     
    外国為替市場で1ドル=106円台後半へとドル高・円安が進んでいることも輸出セクター中心に買いを誘導する材料となりやすい。日経平均は前日に700円弱水準を切り上げていたこともあって、その分上げ幅は限られそうだが、3万円大台回復も視野に入る状況にある。
     
    個別ではファーストリテ、東エレク、ファナックが高く、ソニー、トヨタは買われている。半面、エーザイ、オリンパスは軟調となっている。
     
     


    「多いか少ないか」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅上昇。
    S&P500は昨年6月以来の大幅高となった。
    債券市場の落ち着きと新型コロナウイルスワクチンや追加経済対策への期待感が台頭。
    FDAはJ&Jの新型コロナワクチンの緊急使用を許可し同社は出荷を開始。
    下院は1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策法案を可決。
    アップルは5%超の上昇。
    マイクロソフト、フェイスブック、アマゾンも上昇した。
    ボーイングが5.8%高。
    小型株中心のラッセル2000は3.37%高。
    年初来の上昇率は15%を超えた。
    ISM製造業景気指数は60.8。
    2018年2月以来、3年ぶりの高水準を付けた。
    市場予想は58.8だった。
    背景は新規受注の伸びが加速したとの解釈。
    10年国債利回りは1.425%。
    2年国債利回りは0.121%。
    ドル円は一時106.88円と昨年8月28日以来の安値を付けた場面もあった。
    ビットコインは7.55%高の4万8699ドル。
    原油先物は1%超下落しバレル60.64ドル。
    SKEW指数は141.33。
    恐怖と欲望指数は48→65。

    週明けのNYダウは603ドル高の31535ドルと3日ぶりに反発。
    高値は31668ドル。
    NASDAQは396ポイント高の13588ポイントと続伸。
    高値は13596ポイント。
    S&P500は90ポイント高の3901ポイントと3日ぶりに反発。
    ダウ輸送株指数は286ポイント高の13618ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は3.31%高の3169ポイントと続伸。
    VIX指数は23.41と低下。
    3市場の売買高は121億株(前日155.4億株。過去20日平均は151億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比320円高の29900円。
    ドル建ては大証比日中比325円高の29905円。
    ドル円は106.75円。
    10年国債利回りは1.425%。
    2年国債利回りは0.121%。

    週明けの日経平均は寄り付き453円高。
    終値は697円高の29663円と反発。
    日足は2日ぶりに陽線。
    TOPIXは反発。
    東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに反発。
    東証1部の売買代金は2兆4773億円(前日3兆6213億円)。
    28日連続で2兆円超。
    値上がり1931銘柄(前日172銘柄)。
    値下がり229銘柄(前日1985銘柄)。
    新高値29柄(前日16銘柄)。
    新安値3銘柄(前日21柄)と逆転。
    騰落レシオは107.34(前日102.58)。
    NTレシオは15.66倍(前日15.54倍)。
    43日連続で15倍台。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩上がりの25日線(29216円)からは▲1.53%。
    2日ぶりに上回った。
    右肩上がりの75日線は27618円。
    右肩上がりの200日線(24526円)からは△20.95%(前日△18.34%)。
    2日ぶりに△20%超。
    右下がりの5日線(29725円)から▲0.21%。
    3日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.529%(前日▲19.340%)。
    買い方▲5.613%(前日▲6.677%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.638%(前日▲4.522%)。
    買い方▲16.312%(前日▲16.628%)。
    空売り比率41.2%(2日連続で40%超:前日42.9%)。
    空売り規制なしの比率6.3%(前日9.8%)。
    日経VIは26.24と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日21.78倍)。
    前期基準では23.41倍。
    EPSは1336円(前日1329円)。
    225のPBRは1.29倍。
    BPSは22994円(前日22988円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.51%(前日4.59%)。
    配当利回りは1.63%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは24.16倍。
    前期基準では24.41倍。
    PBRは1.37倍。
    ドル建て日経平均は278.40(前日272.72)。
    東証1部単純平均株価は46円高の2392円。
    (2020年末2341円、2019年末2327円、
    2018年末2077円、2017年末2946円)。
    東証1部売買単価は1981円(前日2144円)
    東証1部時価総額は713兆円(前日697兆円)。
    2日ぶりに700兆円超。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比320円高の29900円。
    高値29930円、安値29285円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比270円高の29850円。
    気学では「押し目にある時は急伸することあり。波動に注意」。
    水曜は「一方に偏って動く日」。
    木曜は「変化注意日」。
    金曜は「一方に偏傾して動く日。波動につくべし」。
    ボリンジャーのプラス1σが30010円。
    プラス2σが30504円。
    マイナス1σが28422円。
    一目均衡の雲の上限が27977円。
    77日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は29300円。
    15日連続で勝手雲の上。
    今日は29733円。
    RSIが53.30(前日56.26)。
    RCIが58.43(前日62.09)。
    週末に空けたマドは30044円ー29760円。
    アノマリー的には「下げの特異日」だが今日はハズレ。
    NYダウの上昇率は1.95%。


    《今日のポイント3月2日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅上昇。
       ドル円は106円台後半。
       SKEW指数は141.33。
       恐怖と欲望指数は48→65。

    (2)ダウ輸送株指数は286ポイント高の13618ポイントと3日ぶりに反発。
       SOX指数は3.31%高の3169ポイントと続伸。
       VIX指数は23.41と低下。
       3市場の売買高は121億株(前日155.4億株。過去20日平均は151億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比320円高の29900円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆4773億円(前日3兆6213億円)。
       新高値29柄(前日16銘柄)。
       新安値3銘柄(前日21柄)と逆転。
       騰落レシオは107.34(前日102.58)。
       NTレシオは15.66倍(前日15.54倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)右肩上がりの25日線(29216円)からは▲1.53%。
       2日ぶりに上回った。
       右肩上がりの200日線(24526円)からは△20.95%(前日△18.34%)。
       2日ぶりに△20%超。
       右下がりの5日線(29725円)から▲0.21%。
       3日連続で下回った。

    (5)空売り比率41.2%(2日連続で40%超:前日42.9%)。
       空売り規制なしの比率6.3%(前日9.8%)。
       日経VIは26.24と低下。

    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.529%(前日▲19.340%)。
       買い方▲5.613%(前日▲6.677%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.638%(前日▲4.522%)。
       買い方▲16.312%(前日▲16.628%)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日21.78倍)。
       EPSは1336円(前日1329円)。
       BPSは22994円(前日22988円)。

    (8)ドル建て日経平均は278.40(前日272.72)。
       東証1部時価総額は713兆円(前日697兆円)。
       2日ぶりに700兆円超。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが30010円。
       プラス2σが30504円。
       RSIが53.30(前日56.26)。
       RCIが58.43(前日62.09)。
       週末に空けたマドは30044円ー29760円。
       アノマリー的には「下げの特異日」だが今日はハズレ。
       NYダウの上昇率は1.95%。

    今年の曜日別勝敗(3月1日まで)

    月曜6勝2敗
    火曜5勝2敗
    水曜4勝4敗
    木曜4勝3敗
    金曜2勝6敗

    3月1日時点で新型コロナウィルスの累計感染者数は433500人。
    退院治癒者数は411968人(前日比1588人増)。
    現在感染者数は13585人(前日比942人減)。
    昨年11月17日の水準まで低下した。
    このまま減れば週末には1万人割れのところまでは行けそうな気配だ。
    一方で今年のインフルエンザ患者数は2月第3週で49人。
    昨年同時期は30192人だった。
    今年の最大は2月第1週の98人。
    昨年のピークは1月第1週の90811人だった。
    コロナとインフルエンザ患者の数を合計すると2月第3週で概ね1万5000人。
    「でしかない」と見るか、中身が違うと見るかは別れるが・・・。

    ロイターが日銀出資証券(8301)のストップ高について報じている。
    「1980年代のバブル期には最安値から40倍以上の上昇を記録した経緯がある。
    直近の急騰は金融相場を象徴する動きとの見方も出ている。
    動意づいたのは先週の後半。
    日経平均が1202円安となった2月26日には逆行高。
    昨年6月17日以来、約8か月ぶりに3万円を一時回復した。
    年初1月5日に昨年来安値2万4610円を付けて80年代のバブル後最安値を更新。
    その後も日経平均が3万円を回復する中でも、チャート上ではどん底の水準に放置されていた。
    目立った材料は見当たらないものの、1つの見方は好業績の出遅れ銘柄。
    上期には株価上昇によるETF運用益の増加から、最終利益にあたる当期剰余金が9288億円。
    過去最高水準を記録するなど空前の好決算となった。
    ただ、日銀は、一般的な企業の評価とは異なり、業績を投資尺度とする株価判断の枠外にある存在ともいえる。
    バブル期には4年間で株価が40倍になった経緯がある。
    昔を知る投資家にとっては投機対象の1つ。
    同社株は84年の8月に付けた上場来安値1万8000円から88年12月の上場来高値75万5000円に上場来高値。
    約41倍に上昇した」。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    JTOWER(4485)・・・動兆

    JTOWERに注目する。
    同社は携帯キャリア各社の屋内通信設備を共用化する事業が中核。
    屋外共用電波タワーに期待。
    5Gは追い風。
    リバウンド期待。


    (兜町カタリスト櫻井)


    2日の日経平均株価は続伸後、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは2万9700円−3万円。
    良好な指標が長期金利を大きく動かすことなく、米国株は大幅上昇、NYダウ平均は603ドル高の31535ドルで取引を終えた。為替は円安というのは、日本株にはベストシナリオ。米国株の上昇を素直に好感した買いが入ると予想する。
    シカゴ日経平均先物は2万9900円近辺からのスタートを示唆しているが、きのうの大幅高や外部環境の好転を踏まえると、3万円台回復の可能性は高いだろう。
     
    ただ、買い手掛かり材料に欠けるなか、心理的なフシ目となる3万円近辺では、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値の重い展開となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(1日は106円59−61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円72−76銭)で小動き
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比320円高の2万9900円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■日本アジアグループ <3751>
    3月18日を基準日として1株あたり300円の特別配当を実施する。
     
    ■ゼネラルパッカー <6267>
    今期経常を15%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■アルチザネットワークス <6778>
    今期経常を64%上方修正。
     
    ■ヒマラヤ <7514>
    上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。
     
    ■NCS&A <9709>
    今期経常を26%上方修正、配当も3円増額。
     
    ■セキュアヴェイル <3042>
    今期は初配当5円実施へ。
     
    ■マーチャント・バンカーズ <3121>
    アジアの投資家向け不動産取引プラットフォーム「MBK Realty」をリリース。
     
    ■セレス <3696>
    ブロックチェーン技術のコンサルティングを手掛けるHashPortと資本業務提携。
     
    ■ペプチドリーム <4587>
    小野薬品工業 <4528> と創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」の自動化プラットフォームを用いた運用で非独占的ライセンス許諾契約を締結。
     
    ■オリバー <7959>
    11-1月期(1Q)経常は3.2倍増益で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    2(火)
    【国内】
    1月失業率(8:30)
    1月有効求人倍率(8:30)
    10-12月期法人企業統計(8:50)
    《決算発表》
    アインHD
     
    【海外】
    《米決算発表》
    ターゲット
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    1日のNYダウ工業株30種平均は大幅反発した。前週末比603ドル14セント(1.9%)高の3万1535ドル51セントで終えた。上げ幅は2020年11月9日以来、4カ月ぶりの大きさ。
    新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府の追加経済政策の早期成立で経済活動の正常化が進むとの見方から、幅広い銘柄に買いが入った。ダウ平均の上げ幅は700ドルを超える場面もあった。
    ここ最近の米長期金利の急上昇が前週末以降に一服し、株式市場では買い安心感が広がった。また、ダウ平均が前営業日までの2日間で計1000ドル超下落していたため、安値拾いの買いも入った。
     
    米食品医薬品局(FDA)は2月27日、日用品・製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した1回接種タイプのワクチンの緊急使用を承認した。早ければ2日にも接種が始まり、ワクチン普及が加速するとの期待が高まった。米下院は27日、1.9兆ドルの追加経済対策を可決した。上院では最低賃金引き上げなど一部を削除して1兆ドル台後半で3月中旬までに可決する見通しだ。
     
    米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した2月の製造業景況感指数は60.8で前月から2.1ポイント上昇した。ほぼ横ばいだった市場予想を上回り、18年2月以来の高水準だった。米製造業の拡大が続いていることも投資家心理の改善につながった。
     
    墜落事故を起こして運航停止していた主力小型機「737MAX」の受注が伝わった航空機のボーイングが6%高となり、ダウ平均を押し上げた。経済活動の正常化期待から、クレジットカードのビザや金融のゴールドマン・サックス、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、化学のダウも買われた。
     
    米長期金利は1.43%近辺と前週に付けた1年ぶり高水準(1.61%)から低下した。相対的な割高感から売られていたハイテク株も幅広く買われ、スマートフォンのアップルが5%と上昇が目立った。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比396.484ポイント(3.0%)高の1万3588.829で終えた。インテルやマイクロン・テクノロジーなど半導体株が上昇した。電気自動車のテスラも上げた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    31,535.51+603.14
    S&P500種
    3,901.82+90.67
    ナスダック
    13,588.829+396.484
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,723.00−5.80
    NY原油(ドル/バレル)
    60.20−1.30
    円・ドル
    106.73 - 106.78+0.14


     

    【シカゴ日本株先物概況】



    1日のシカゴ日経平均先物は大幅に反発した。
    3月物は前週末比615円高の2万9900円で引け、1日の大取終値を320円上回った。
    先週に1年ぶりの高水準をつけた米長期金利の上昇が一服し、買い安心感が広がった。
    製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン開発ワクチンが当局により緊急使用が許可されワクチン接種ペースが加速するとの期待が強まったほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策が速やかに成立する可能性が強まり回復期待から寄り付き後、大幅に上昇した。
    1日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)の2月の製造業景況感指数は3年ぶりの高水準だった。
     
    この日の3月物高値は2万9930円、安値は2万9285円。


     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    29900 ( +320 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    29905 ( +325 )
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6588.53(+105.10)
    1日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前週末の終値に比べ105.10ポイント(1.6%)高の6588.53で引けた。構成銘柄の約9割が上昇した。
    米長期金利の上昇が一服し、世界的に株高が進んだことで、英国株も買い戻された。前週後半の急落で値頃感も広がっていた。
     
    新型コロナウイルスワクチンの普及や、米下院による追加のコロナ対策法案の可決で、世界景気回復への期待が強まった。アングロ・アメリカンなど鉱業株と石油株が買われ、株価指数を押し上げた。
    スナク英財務相が3日発表予定の予算案で買い手を支援する住宅ローン関連計画を打ち出すと伝わり、住宅建設株が軒並み大幅高となった。
    個別銘柄では、テイラー・ウィンピーは5%超上昇した。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループも、複数のアナリストによる投資評価引き上げで大幅高だった。
     
    半面、アナリストが株価目標を引き下げた情報・出版のインフォーマは売られた。銀行のHSBCホールディングスの下げも目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 14012.82(+226.53)
    1日のドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末と比べて226.53ポイント(1.6%)高の1万4012.82だった。
     
    米長期金利の上昇に一服感が出たほか、米政府による追加経済対策の早期成立で景気が回復するとの見方から、欧州各国の株式市場は買いが優勢の展開だった。
     
    個別では、航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズと医薬・農薬大手のバイエルの上昇が目立った。半面、半導体のインフィニオンテクノロジーズは売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5792.79(+89.57)

    [株価材料]
     
     
    ■クオール<3034>やエムスリー<2413>など
    集団接種 企業が関連業務 
     
    ■Jフロント<3086>
    衣料品の定額課金サービス 月1.1万円
     
    ■東洋紡<3101>
    高耐熱PIフィルム スマホ・5Gなど用途開拓
     
    ■ブリヂストン<5108>
    配当性向40%固定へ 事業再編と両立狙う
     
    ■井関農機<6310>
    欧州に電動化商品 草刈り機など投入
     
    ■クボタ<6326>
    CO2を30年に3割減 電動トラクター23年量産
     
    ■堀場製作所<6856>
    水素提案を加速 新組織で技術横断
     
    ■リコー<7752>
    インクジェット使いリチウムイオン2次電池材料印刷
     
    ■野村HD<8604>
    部門再編 投資・運用 新組織に集約
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    グリーンシルに出資の15億ドル大半を減損処理へ
     

03月02日 毎日コラム
金利が株価に与える影響
・・・続き

03月03日 マーケットコメント

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