会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント

03月06日 マーケットコメント

03月07日 マーケットコメント

03月08日 マーケットコメント

03月09日 マーケットコメント

03月10日 マーケットコメント

03月11日 マーケットコメント

03月12日 マーケットコメント


    今週の新興市場は、日経平均とともにマザーズ指数、日経ジャスダック平均も上昇した。米国では追加経済対策が成立する一方、長期金利の上昇が落ち着いてきたことで、NYダウは連日で過去最高値を更新。東京株式市場でもこうした流れが好感されたが、週末にかけて特にグロース(成長)株が買われたことから、新興成長株中心のマザーズにとって追い風となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+3.0%であったのに対して、マザーズ指数は+3.4%、日経ジャスダック平均は+1.9%だった。マザーズ指数は1200pt台を回復して週末の取引を終えている。
    需給の逆回転もほぼ一巡。新興市場への資金の戻りにより、特にマザーズ市場は反騰相場入りが期待される情勢となってきている。
     
    来週の新興市場では、引き続き米長期金利や日米の主力グロース株の動向睨みの相場展開となりそうだ。今週末の米国市場では長期金利が再び1.6%台に上昇し、ナスダック総合指数は反落。こうした流れが続くようなら、新興成長株中心のマザーズも上値の重い展開を強いられるだろう。ただ、米追加経済対策の柱である個人向け現金給付が始まることで、米ハイテク株には個人マネーの再流入も期待できそうだ。
     


    12日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比293ドル05セント高の3万2778ドル64セントと3日続けて過去最高値を更新した。米政府の追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及による景気回復期待から、恩恵を受ける景気敏感株に買いが入った。
    バイデン大統領は11日、5月1日までに成人の希望者全員がワクチンを接種できる体制を整えると表明した。ワクチン普及が加速し、経済の正常化が進むとの見方も強まった。
     
    ダウ平均の週間の上げ幅は1282ドルと、昨年11月以来の大きさだった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も4日続伸し、前日比4.00ポイント(0.1%)高の3943.34と連日で最高値を更新した。
     
    1兆9000億ドル規模の米追加経済対策法が前日成立。新型コロナウイルス禍で打撃を受けた景気の回復が加速するとの期待が強まり、景気敏感株などに買いが入った。ただ、米長期金利の上昇が再び嫌気され、割高感からハイテク株が売られた。ナスダック総合指数の終値ベースの下落率は約0.6%だった。
     
    この日発表された米ミシガン大学の調査によると、3月の消費者景況感指数(暫定値)は83.0と、前月の76.8(確報値)から上昇。市場予想(ロイター通信調べ)の78.5も上回り、市場の地合いを強めた。
     
    航空機リースを手掛ける投資会社から「737MAX」24機を受注したと発表した航空機のボーイングが7%上昇した。建機のキャタピラーも4%高となるなど、景気敏感株への買いが目立った。ワクチン接種業務の拡大が収益増につながるとしてドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスも高い。個人消費の拡大を見込み、ホームセンターのホーム・デポや小売りのウォルマートなど消費関連銘柄も買われた。
     
    12日は米長期金利の指標である10年債利回りが一時1.64%と昨年2月以来の水準に上昇した。利ざや拡大観測からゴールドマン・サックスなどの金融株も上昇した。
     
    金利上昇による相対的な割高感への懸念から高PER(株価収益率)のハイテク株の一角には売りが優勢だった。顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムやスマートフォンのアップルなどが下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は反落し、前日比78.808ポイント安の1万3319.865で終えた。検索サイトのアルファベットや交流サイトのフェイスブック、ビデオ会議のズーム・ビデオ・コミュニケーションズなどの下げが目立った。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    32,778.64+293.05
    S&P500種
    3,943.34+4.00
    ナスダック13,319.865−78.808
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,719.80−2.80
    NY原油(ドル/バレル)
    65.56−0.46
    円・ドル
    109.00 - 109.02+0.34
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    12日のシカゴ日経平均先物は続伸した。
    6月物は前日比435円高の2万9540円で引け、12日の大取終値を50円下回った。
    1.9兆ドル規模の追加経済対策法案の成立後、バイデン大統領は11日夜の演説で5月1日までにワクチン接種の対象を全成人に拡大、独立記念日7月4日までには正常化を目指す方針を示した。追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及で景気回復が進むとの期待から買われた。12日のNYダウ工業株30種平均が3日続けて過去最高値を更新した。一方、長期金利の上昇を受けてナスダック総合株価指数は反落した。
     
    この日の6月物高値は2万9595円、安値は2万9030円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    29540 ( -50 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    29570 ( -20 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    12日のFTSE100種総合株価指数は続伸した。前日の終値に比べ24.51ポイント(0.4%)高の6761.47で引けた。上昇した銘柄数は半数を上回った。
     
    朝方に発表された1月の英実質国内総生産(GDP)が前月比で2.9%減少したことから、午前は売りが優勢だった。午後に米国のダウ平均が上がって始まると、英国株も上昇に転じた。欧米の長期金利の上昇で利ざやが拡大するとの見方から、バークレイズ銀行など銀行株が買われ、石油株の上昇とともに株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、ファッションのバーバリー・グループは7%近く上げた。21年1〜3月期の業績が市場予想を上回るとの見通しを示したことが好感された。アナリストが株価目標を引き上げた投資関連のM&Gの上昇も目立った。
    一方、住宅建設のバークリー・グループは、建設材料の入手が遅れていることなどが嫌けされ6%近く下げた。金の価格安で関連のフレスニージョも下落した。
    英不動産サイト大手ライトムーブは2.1%安、特殊化学品大手クローダ・インターナショナルは1.8%安だった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    12日のドイツ株式指数(DAX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べて67.0ポイント(0.5%)安の1万4502.39だった。
    欧米の長期金利の上昇で、企業の借り入れコストが膨らむとの懸念から売りが広がった。
     
    個別銘柄では、料理宅配大手のデリバリーヒーローは、アナリストによる株価目標引き下げが響いて大幅安だった。自動車のダイムラーの下げも目立った。仏同業のルノーが11日に、保有するダイムラー株の全てを売却すると発表したことが材料視された。一方、ドイツテレコムは買われた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)6,046.55 +12.79    
    フランス株価指数は、連日で約1年ぶりの高値水準で引けた。



     

03月13日 毎日コラム
認知症になりやすい職業、なりにくい職業は
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv