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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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10月29日 マーケットコメント

10月30日 マーケットコメント


    [概況]

    31日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.350円まで上昇し、その後は上値が重い展開となった。

    月末の米ドル買い需要などが意識され、仲値公示にかけて米ドル円は113.340円付近まで強含んだ。

    その後、再度上昇に転じると米ドル円は一時113.350円まで本日の高値を更新。現在、欧州時間では米ドル円は113.120円付近でやや上値が重い。

    この後、10月米ADP雇用統計(予想:19万人 前回:23万人)など米経済指標の発表が予定されている。

    テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の基準線(112.965円)などが控えており、下値サポートとなるか注目したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     
    10月30日の日経平均株価は大幅続伸し、2万1920円(前日比463円高)と高値で引けた。この日は、米国株の大幅反発に円安・ドル高、中国株高と外部環境に恵まれた。
    株式の配当などの金融所得への課税について、政府・与党は来年度の税制改正での増税を見送る方針を固めたと伝わると、後場一段高となり、2万1900円を回復して本日の高値で取引を終えた。
     
    明日11月1日の東京株式市場は、神経質な展開か。
    11月1日には米アップル決算、2日には米雇用統計を控える中で、大きな売りに押されることなく戻り基調が続くかが、週後半のポイントとなる。明日はアップル決算を前に、電子部品株の動向が注目される。
    指数は直近の「マド」(24日安値2万1911円−25日高値2万1703円)埋めで、リバウンド継続への期待感はあるものの、あくまでも外部要因次第の側面は否めず、反動への警戒感は消えていない。
    明日以降、節目の2万2000円を捉えてくるようだと、米中間選挙を前に、ショート筋の買い戻しが強まる可能性があるだろう。
    連日の大幅上昇で一先ず個人主体の需給懸念も和らぐ格好となっており、中小型株についても、イレギュラー的に売られた水準訂正へと意識が向かいやすいだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(31日現在)
     
    23113.27  均衡表雲上限(日足)
    22857.83  均衡表雲下限(日足)
    22845.91  25日移動平均線
    22734.05  13週移動平均線
    22732.01  75日移動平均線
    22710.00  均衡表転換線(週足)
    22710.00  均衡表基準線(週足)
    22710.00  均衡表基準線(日足)
    22636.25  26週移動平均線
    22433.09  200日移動平均線
    22029.76  ボリンジャー:-1σ(26週)
    22010.78  新値三本足陽転値
    21941.28  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    21920.46  ★日経平均株価31日終値
     
    21898.37  均衡表雲上限(週足)
    21838.38  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21822.09  均衡表転換線(日足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21512.01  6日移動平均線
    21423.28  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21148.52  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20830.85  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20816.79  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20355.75  ボリンジャー:-3σ(13週)
    19823.33  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
     
    【信用規制・解除】
     (31日大引け後 発表分)
     
    ○シンバイオ <4582> [JQG]
    東証が1日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。


     

    【大引け概況】
    31日の日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比463円17銭高の2万1920円46銭だった。
    本日のマーケット動画
     
    時間:00:01:09 容量:10.41M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株高や為替の円安・ドル高進行を背景に朝方から買いが先行した。中国株の上昇も重なり、日経平均株価の上げ幅は400円を超えた。
    直近の「マド」(24日安値2万1911円42銭−25日高値2万1703円21銭)を埋めた。
     
    中国・上海などアジアの株式相場の上昇が目立ち、東京株式市場でも中国関連株を中心に買い安心感が強まっているという。好業績銘柄への個別物色のほか、株価指数先物に短期目線の海外投資家などから買いが続いていた。
     
    市場からは「売られ過ぎの反動だが、月末のドレッシング(お化粧)買いが入った可能性はある。ただ、週末に米10月雇用統計、来週には米中間選挙を控え、引き続き主要企業の決算を見極める必要もあり、このまま上に行くとは言いにくい」との声が聞かれた。
     
    米中通商摩擦に対する過度な懸念は30日の米株高で後退したとはいえ、11月6日の米中間選挙までは予断を許さない。一時的な反発との見方が強いが、ある市場関係者は「業績に対する今までの悲観論が後退し、相場の流れが変わった可能性がある」と話していた。
     
    日経平均は10月に2199円(9.1%)下げた。下落幅はリーマン・ショック直後の08年10月以来10年ぶり、下落率は16年6月以来2年4カ月ぶりの大きさだった。
     
    JPX日経インデックス400も続伸し、終値は前日比306.35ポイント高の1万4584.09。東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント高の1646.12で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆4851億円。売買高は18億1191万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1654、値下がりは419、変わらずは38だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では、電気機器、精密機器、サービス業の上昇が目立った一方、鉄鋼、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業は下落した。
     
    個別では、ソフトバンクグループが大幅高、ソニーも物色人気、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも高い。アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体関連株も買い人気を集めた。トヨタ自動車が堅調、ファナック、村田製作所なども高い。コマツや安川電、日立建機など中国関連銘柄も買われた。
    豆蔵ホールディングス、MARUWA、ソフトブレーン、デジタルアーツなどストップ高も続出した。
     
    半面、大商いの任天堂、ファーストリテイリングが小幅ながらマイナス圏で引けたほか、ジェイ エフ イー ホールディングスが売られた。千代田化工建設はストップ安、マキタも一時値幅制限いっぱいに売られた。スクロールも大幅安、本多通信工業、KIMOTOも大きく値を下げた。ユニファミマやジェイテクト、AGCの下げも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比184.50ポイント高の7024.98ポイントと続伸した。
    出来高7962万株。値上がり銘柄数は359、値下がり銘柄数は88となった。
     
    個別では、アイスタディがストップ高。スリーエフは年初来高値を更新。大興電子通信、セントラル総合開発、アドテック プラズマ テクノロジー、日本抵抗器製作所、システム情報が買われた。
     
    一方、アスモ、三光マーケティングフーズ、倉庫精練、スーパーバッグ、川上塗料など25銘柄が年初来安値を更新。ショクブン、図研エルミック、明星電気、阪神内燃機工業、トーヨーアサノが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比63円28銭高い3563円17銭だった。日経平均株価の大幅高が追い風となり投資家心理が改善し、新興株市場でも時価総額の大きい銘柄を中心に買われた。市場からは「ソニーなどの好決算を見て、個人投資家の雰囲気が変わった」との見方があった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で595億円、売買高は8345万株。
    値上がり銘柄数は540、値下がり銘柄数は110となった。
     
    個別では、fonfun、セプテーニ・ホールディングス、アイ・ピー・エスがストップ高。テセック、菊水電子工業、ダイヤ通商、エムティジェネックスは一時ストップ高と値を飛ばした。三ツ知、インフォコム、ナカニシは年初来高値を更新。SIG、エヌエフ回路設計ブロック、GMOペパボ、中央化学、インフォメーションクリエーティブが買われた。
     
    一方、エムケイシステムがストップ安。LCホールディングスは一時ストップ安と急落した。常磐開発、大本組、テノックス、岩塚製菓、東北新社など23銘柄は年初来安値を更新。鈴茂器工、ディ・アイ・システム、燦キャピタルマネージメント、大木ヘルスケアホールディングス、高見澤が売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比37.46ポイント高の907.56ポイントと続伸した。
    マザーズ指数が続伸して900ポイントを回復。追証に絡んだ機械的な売り需要の一巡が期待されて自律反発が継続。下落幅の大きかった銘柄などに買いが先行した。
     
    米国や東証1部をはじめとした世界的な株価上昇の流れに乗り、新興企業市場も戻り足を速めた。ただ、最近の株安局面で損失を被った投資家は少なくないとされ、投資意欲が回復した感はない。市場関係者は、「買いの勢いが持続できるかどうかは不透明」とし、先行きには警戒的だった。
     
    値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は24となった。
     
    個別では、アクセルマーク、VALUENEXがストップ高。ジェネレーションパス、農業総合研究所、イーソルは年初来高値を更新。イオレ、ティーケーピー、ログリー、オイシックス・ラ・大地、プロレド・パートナーズが買われた。
     
    一方、イーソルがストップ安。G−FACTORY、PKSHA Technology、ナレッジスイート、プロパティデータバンクは年初来安値を更新。リボミック、クックビズ、ギフト、ユナイテッド&コレクティブ、弁護士ドットコムが売られた。
     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比314円06銭高の2万1771円35銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、21.25ポイント高の1632.71で始まった。
    円安や中国株高を背景に大幅高となった前場の流れを引き継ぎ、買いが優勢している。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏でもみ合っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=113円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
     
    個別では、アドバンテスが大幅高。ソニー、東エレク、ロームも高い。トヨタ、ホンダが買われている。ソフトバンクGは後場に入り一段高。三菱UFJ、三井住友が堅調。リクルートHDもしっかり。半面、任天堂、キヤノンがさえない。JFEは大幅安。ファーストリテが値を消している。
     
    日経平均は、前日とあわせ600円を超える上昇となっており、強いリバウンドを見せている。外部環境の不透明感を背景に10月2日高値2万4448円07銭(取引時間中)から26日安値2万0971円93銭(同)まで急ピッチの調整を強いられたが、予想PERが12倍程度、騰落レシオが70%程度まで低下し、下げ過ぎを意識する向きもあった。
     
    ランチバスケットは30件、690.68億円、40億買い越し。

     

    「現場主義」
     
    昨夕、取材したメディシノバ(4875)の岩城裕一代表取締役CEO。
    札幌医科大学大学院終了後、ピッツバーグ大学医学部教授、南カリフォルニア大学医学部教授などを経ている。
    名言データベースでもたくさん発言が登場している。
    「我々の強みは、テクノロジーから考えるのではなく、現場では何が必要か、下流から考えることができること。
    だから必ずマーケットがある」。
    「当社は有効な治療法や医薬品がない、いわゆる難病に焦点を絞っていることも特徴のひとつです。
    ただし新薬の開発というものは「難病ありき」ではありません。
    薬の適応を調べているうちに新たな適応が発見されるといったことも多く、結果的に難病に適応した薬も生まれます。
    ただ、現場の医師たちも難病には頭を悩ませているので、治験を含めて極めて協力的です」。
    開発パイプラインのお話も興味深かったが一番印象に残ったのは日本の医学。
    「日本の医学はもともとドイツに倣ったから原因追求型。
    しかも黎明期の病気といえば、細菌や病原菌などが原因。
    例えば結核などです」。
    つまり医療とは原因を調べて治療するというスタンスだった。
    だから野口英世や北里柴三郎が優れた業績を残したのも頷ける。
    しかし、岩城先生が渡米して研究して驚いたのは、米国型医療は治療ありき。
    原因究明ではなく、治療をしていくうちに治すという姿勢だったという。
    そして今はこれが主流。
    ある意味、現場主義ともいえる。
    とてもバイオベンチャーを率いているとは思えない物静かな姿勢だった。
     
     
    アメリカで新債券王の異名を持つダブルラインキャピタルのJ・ガンドラックCEOのコメント。
    「私が注視するのは、データが変化しないのに、解釈が変わる魔法の瞬間だ」。
    不吉な予言の一部だ。
    しかし吉が凶か別にして「解釈が変わる瞬間」というのは市場ではよくあること。
    「間違ってはいなかった」しかし「変わった」のである。
    特に自己保身に務める人にはこの傾向は強い。
    「知らない」ことを隠す専門家。
    難しい質問には答えない専門家。
    相場は、一寸先は闇であり、正解は結果論。
    それでも「コンプラ」とか「リーガル」といって個別には振れない専門家。
    225だけでは物足りないのでFXとか、仮想通貨にコメントする専門家。
    そうではなくて、市場が求めているのは「見通し」だと思うのだが・・・。
    「ほら上がったでしょう」「ほら下がったでしょう」では動物園と変わらない。
     
     
    ・・・・・・・・・・
     
    《兜町ポエム》
     
    「M」
     
    いつも一緒にいたかった
    となりで笑ってたかった
    季節はまた変わるのに
    株価だけ立ち止まったまま
     
    あなたの下がったチャートに
    少しは慣れたつもりでいたのに
    どうしてこんなに涙が出るの
    もう叶わない想いなら
    あなたを忘れる勇気だけ
    欲しいよ
    今でも覚えているあなたの値動き
    肩の向こうに見えた高値さえも
     
    So Once Again
    星が森へ帰るように
    自然に消えて小さな動きも
    はしゃいだあの時の私もOH
     
    いつも一緒にいたかった
    となりで笑ってたかった
    相場はまた変わるのに
    株価だけ立ち止まったまま
     
    出会った頃のチャートには
    はにかんだ値動きただ嬉しくて
    こんな日がくると思わなかった
    AH瞬きもしないで
    あなたを胸に焼き付けてた
    恋しくて
    あなたの高値見たくて
    消せない四季報Mのページを
    指でたどってるだけ
     
    So Once Again
    夢見て目が覚めた
    ストップ安に沈む姿が
    225と見えなくなっていく
    So Once Again
     
    星が森へ帰るように
    自然に消えて小さな動きも
    いつまでもあなたしか見えない
    私も
     



    (櫻井)。


    31日午前の日経平均株価は続伸した。午前終値は前日比332円71銭高の2万1790円00銭だった。
    前日の米国株が大幅反発した流れを受けて、朝方から買いが先行した。寄り後も売り物を吸収し次第に水準を切り上げる展開となった。
     
    円相場は1ドル=113円台で取引時間中も円安・ドル高が進行。中国・上海総合指数の上昇を確認すると日経平均株価は上げ幅を拡大した。
    前日に続き半導体関連が高く、輸出株で業績上方修正をした銘柄などが軸となって、全体相場を押し上げている。
     
    中国国家統計局が31日発表した10月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.6ポイント低下の50.2と2年3カ月ぶり低水準だったが、減速はある程度織り込み済みとの受け止めから相場の反応は限られた。
     
    主要企業の9月中間決算発表も相次いでおり、個別銘柄への売り買いは活発。ファナックなどの業績予想を下方修正した銘柄にも買いが続いた。「業績の悪い銘柄にも底値感が出ており、少し地合いの変化を感じる」と目先の底打ちを予想する市場関係者もいた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆4947億円、売買高は7億6973万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1507、値下がりは558、変わらずは45だった。
     
     

    個別では、ソフトバンクグループ、ソニーが高く、米フィラデルフィア半導体株指数の上昇を受け、アドバンテスト、東京エレクトロンやSUMCOなど半導体関連も買われた。ファナック、ローム、キーエンスなども高い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも上昇した。ファンケルは大幅高。フォスター電機、スミダコーポレーションが急騰、タダノも値を飛ばした。
     
    半面、任天堂が軟調、ジェイ エフ イー ホールディングスが大きく値を下げた。千代田化工建設、マキタが急落。神戸鋼が売られ、第一三共やユニファミマ、キヤノンは下落した。ポーラ・オルビスホールディングスも大幅安となっている。
     
    東証2部株価指数は前日比112.74ポイント高の6953.22ポイントと続伸した。
    出来高5256万株。値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は95となった。
     
    個別では、スリーエフが年初来高値を更新した。日本抵抗器製作所、セントラル総合開発、アイスタディ、オプティマスグループ、高松機械工業が買われた。
    一方、アスモ、三光マーケティングフーズ、倉庫精練、川上塗料、ロックペイントなど19銘柄が年初来安値を更新した。図研エルミック、ショクブン、明星電気、ぷらっとホーム、ツインバード工業が売られた。


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比45円99銭高い3545円88銭だった。
    日経平均株価が大幅高となったことで個人投資家の心理が改善。新興株市場でも時価総額の大きい銘柄を中心に幅広く買われた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で344億円、売買高は5067万株。
    値上がり銘柄数は480、値下がり銘柄数は114となった。
     
    個別では、fonfunがストップ高。テセック、菊水電子工業、エムティジェネックスは一時ストップ高と値を飛ばした。三ツ知、インフォコムは年初来高値を更新した。GMOペパボ、SIG、エヌエフ回路設計ブロック、パピレス、ジャストプランニングが買われた。

    一方、LCホールディングスが一時ストップ安と急落した。常磐開発、大本組、岩塚製菓、東北新社、プラネットなど14銘柄は年初来安値を更新した。鈴茂器工、サカイホールディングス、ニチリョク、燦キャピタルマネージメント、MICS化学が売られた。


    東証マザーズ指数は前日比21.21ポイント高の891.31ポイントと続伸した。
    前日の米国株が大幅反発した流れを受けて、朝方から買いが先行した。円相場は1ドル=113円台で取引時間中も円安・ドル高が進行。中国・上海総合指数の上昇を確認すると日経平均株価は上げ幅を拡大した。マザーズ市場でも投資家心理が改善し買いが先行した。
    値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は45となった。
     
    個別では、VALUENEXが一時ストップ高と値を飛ばした。農業総合研究所、イーソルは年初来高値を更新した。JMC、オイシックス・ラ・大地、チームスピリット、ロードスターキャピタル、ライトアップが買われた。
    一方、G−FACTORY、PKSHA Technology、ナレッジスイートが年初来安値を更新した。リボミック、エリアリンク、クックビズ、ユナイテッド&コレクティブ、SERIOホールディングスが売られた。
     
     


    「撫でる」
     
    NY株式市場で主要3指数は1%強の上昇で反発。
    また「安値拾い」という声が聞こえる。
    下落し全体の足を引っ張っていた半導体セクターが反発。
    SOX指数は4.2%高で3月以来の大幅な上昇率となった。
    インテルは5.2%高。
    投資判断の引き上げを手掛かりにエヌビディアが9.4%急伸。
    原油価格の下落を背景にダウ輸送株指数も2.8%高と約1年ぶりの大幅な上昇率。
    1万ポイント台に復活した。
    「中国への追加関税」の問題はどこへ行ったのかと不思議な展開だ。
    トランプ大統領の「中国と貿易に関して素晴らしい取引ができる」のコメントが奏功したとの解釈。
    債券市場は薄商いで動意薄。
    31日発表の米ADP雇用レポート、11月1日のマークイット製造業購買PMI、ISM製造業指数、2日の雇用統計を控えて動きにくい状況だ。
    CB消費者信頼感指数は137.9と市場予想の136.0を上回り2000年9月以来の高水準。
    「短期的に力強い経済成長が続く」という見方だ。
    対ドルでユーロは軟調継続。
    ポンドは下落。
    日銀金融政策決定会合中のドル円は113円台前半。
     
     
    100円安で寄り付いて418円高まであっての307円高。
    日経平均は今月最大の上昇幅となった。
    値上がり1840銘柄、値下がり239銘柄。
    新高値6銘柄、新安値549銘柄。
    騰落レシオは72.52と前日の71.36とほぼ変わらず。
    日足は6日ぶりの陽線となった。
    5日線(21430円)も上回っての動き。
    東証1部売買代金は4兆406億円は5月31日(4兆4300億円)以来の大商い。
    もっとも背景はTOPIXの浮動株比率の見直しによる入れ替えがあったので微妙なところ。
    「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が動き出したらしい」という声も聞こえる。
    売買代金が前日比2.7倍に膨らんだトヨタ。
    「5月31日以来の大商い。
    6月の日経平均23000円挑戦場面のスタートが5月31日だったことを考えると、なかなか意味深長」という見方もある。
    25日線(22926円)からは6.4%のマイナスかい離。
    200日線(22442円)からは4.4%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.584%(前日▲4.816%)。
    買い方▲16.705%(前日▲18.565%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△5.16%(前日△10.13%)。
    買い方▲27.69%(前日▲30.29%)。
    買い方がやや改善した。
    空売り比率は49.9%。
    規制なし銘柄比率は4.8%。
    10月26日時点の信用買い残は240億円減の3兆1460億円。
    信用売残は326億円減の7203億円。
    日経平均HVは25.3、日経VIは26.65と低下。
    日経平均採用銘柄のPERは12.48倍でEPSは1719円と伸びない。
    株式益回りは7.26%に低下した。
    シカゴ225先物終値は大証日中比145円高の21625円。
    高値は21640円。
    ボリンジャのマイナス2σが20904円、マイナス1σが21915円。
    24か月移動平均21046円は死守。
    気学では「下落含みの日。戻り売り方針」と物騒だ。
    まだ病み上がり。
    月足は5ヶ月ぶりの陰線だ。
    下落幅10傑を逃れるには最低129円高の21586円が必要な月末。
     
    月足陽線基準24245円など夢の世界。
    10月SQ値22313円はその後1週間は5勝1敗で「幻」でなかったが今は「幻」。
    年足陽線基準23506円も怪しくなってきた。
    昨年末終値22764円も下回っての推移。
    5日線の次に届きそうなのは12ヶ月線(22506円)。
    それでもまだ1000円ある。
    日足5陰連のあとの連続陽線がささやかな希望。
     
    29日時点のGPIFの国内株式比率は23.9%。
    6月末時点は25.5%だった。
    25%に戻すには「1兆8300億円の日本株買い需要」という声もある。
    「前場に買うクジラ、後場に買う日銀」という棲み分けも興味深い。
    ちなみに今月の日銀は既に12回8436億円のETFを買った。
    3月が11回8081億円だったから過去最高。
    年初からの累計は4兆9446億円。
    年6兆円ペースからは2490億円ほど買い過ぎのペースだ。
     
    ユーロ圏のGDPは年率換算0.6%成長に減速。
    メルケル政権の行方は不透明。
    ブレグジッドもどうなるか。
    欧州に霧はかかり始めた。
    とはいえ、一番の霧はトランプ氏の行方。
    来週の中間選挙を通過することがまず必要なのだろう。
    米中貿易摩擦は技術摩擦。
    背景の「中国製造2015」は無理筋ながら中国が突き進んでいるのが強硬トランプの背景だ。
    イギリスのデジタル課税も影を落とす。
    闇を探れば限りない。
    しかし、経済産業省や財務相が目論んでいる「中小企業の設備投資促進の税優遇延長」。
    消費増税の見返りとしては悪くはない。
    そして輝きそうなのはCCCとSBIのポイント活用投資の方向。
    Tポイントという疑似マネーを利用した投信・株式の少額投資。
    少しは業界も知恵を絞ってきた印象だ。
    「徹底的に若者を取り込む」という方向は利益は薄いだろうが悪くはない。
    でも財布に溢れんばかりのポイントカードを持っている主婦層を取り込むのだとしたら結構な影響は出てこよう。
    とにかく形式上は元手のないマネーで投資ができるのだから、これは乗ってくる向きは多いハズ。
    このあたりの知恵の差が仮想通貨に向かった証券会社との差別化につながるのだろう。
    現場を乖離した経営では証券会社も遊離する。
    すばらしいエントランスだ。
     
    奇異感があるのは「弁当が痛手に」という歌舞伎座常務の決算コメント。
    このところの節約志向で歌舞伎座に弁当持参の顧客が増えているという。
    本当に節約志向なのかどうかは不明だが食堂の利用が少ないという。
    歌舞伎なんて富裕層がいくものという志向からすると弁当って何?という印象。
    食堂のせいなのかどうかの精査は欲しいところだ。
     
     
    NYダウは431ドル高の24874ドルと3日ぶりの反発。
    NASDAQは111ポイント高の7161ポイント。
    S&P500は41ポイント高の2682ポイント。
    ダウ輸送株指数は279ポイント高の10175ポイント。
    SOX指数は4.16%の上昇。
    3市場の売買高は96億株。
    CME円建ては大証比145円高の21625円。
    ドル建ては大証比175ポイント高の21655ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比160円高の21640円。
    ドル円は113.08円。
    10年国債利回りは3.118%。
     
     
    昨日の朝。
    実況にスタジオに行く前に日証館1階の渋沢栄一翁の赤石を相方と撫でた。
    ご利益としてのマイナス展開からのプラ転換。
    考えてみると、このおまじないをスタートしたのは17日。
    それ以降日経平均は4勝6敗だが、4勝のうち3回は赤石を撫でた日。
    撫でた日は全勝だ。
    タイミングもあるのだろうが・・・。
    恐るべし赤石。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    エスクローAJ(6093)・・・動兆
     
    エスクローAJ(6093)に注目する。
    同社は金融機関からのBPO(業務受託)と不動産関連業務のエスクロー(第三者寄託)が中核。
    不動産取引の安全を保証する日本版エスクローを業態として確立することを目指している。
    米国のエスクロー制度を参考にした日本における不動産取引決済までのワンストップサービスは今後必要不可欠な存在だ。
    業績は堅調。
    今2月期売上高は前期比26.3%増の37.33億円。
    営業利益は同14.2%増の8.28億円の見通し。
    大手銀行の非対面ローンサポートの本格稼働、相続手続きサービス「ZOOK」は日本郵便などとのトライアル開始。
    建設業者向けワンパッケージサービスや「不動産取引スマート化キャンペーン(仮称)」などに期待感大。
    AI活用で将来需給を予想するという構想もある。
     
     
    (兜町カタリスト櫻井)

     

    【寄り付き概況】

    31日の日経平均株価は、前日比112円27銭高の2万1569円56銭と続伸してスタートした。
     
    前日のNYダウが400ドル超の上昇をみせたほか、ナスダック指数も100ポイントを超える上げ足でリスク選好ムードが強い。
    東京株式市場では前日に4日ぶりに急反発して目先底入れの動きをみせたが、きょうも米株高を受け買い優勢の流れが継続している。
    米中貿易摩擦に対する懸念がやや後退しており、投資家のセンチメントが改善、外国為替市場では1ドル=113円台までドル高・円安が進行しており、企業の決算発表が本格化するなか主力株中心に追い風となっている。
     
    ただ、買い一巡後は目先の利益確定を急ぐ動きが出る可能性があり、取引時間中は中国・上海株市場の動向にも注目が集まりそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、33業種が高く、値上がり上位に精密機器、保険、紙パルプ、電気機器、空運など。
     
     
    個別では、ソフトバンクG、リクルートHDが値を上げ、三菱UFJ、日本郵政は小幅高。ホンダが上伸し、トヨタ、東エレク、ファナック、キーエンス、ローム、村田製、丸紅が買われ、ソニーは急伸。コマツ、東海カは大幅高となっている。
     
    半面、任天堂、ユニー・ファミマが下押し、ファーストリテは弱含み。東京ガス、日ハムは安い。キヤノンが値を下げ、JXTGはさえない。
     
    225先物は、野村・GS・三菱・日興・SBIが買い越し。
    ソジェン・アムロ・JP・大和・メリルが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・みすほ・SBI・ナティクス・アムロが買い越し。
    バークレイズ・GS・野村・クレディが売り越し。
     
    テクニカル的には、ローソン(2651)、ネクステージ(3186)、
    メディカルシス(4350)、リソー教育(4714)、幸楽苑(7554)、
    正栄食(8079)、オオバ(9765)が動兆。


     

    [概況]


    NY市場に入り発表された8月S&Pケースシラー住宅価格は予想を下回ってドルは売られたが、其の後発表された10月コンファレンスボード消費者信頼感指数の予想を上回る結果にドルは買い戻された。
     
    しかしNY株式市場はマチマチで始まり、ダウのマイナス圏落ちにドルも上値重く推移したが下値は堅く、其の後終盤に掛けて株価が上値を伸ばすとドル買いも進み、引け間際に10日以来、20日ぶりとなる113円台に乗せて当日高値113.050円まで上昇し、最後も前日比+67銭高の113.030円と113円を維持して引けた。
     
    株価上昇によるリスク選好の円売りに主要通貨は上昇したが、EU離脱交渉が長引く英ポンドは売られ、-9銭で引けた。NY株式市場の下落にもドルは底堅く推移し、株価が反発すると買われるところを見ると、ドルは上値が重いが上昇の流れは続いていると見られる。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     


    31日の東京株式市場は、堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円−2万1700円。
    NYダウ平均が431ドル高と大きく上昇した。シカゴ日経平均先物からはスタートから節目の2万1500円を大きく上回る展開が見込まれる。きのうの日経平均が強い反発を見せた直後だけに、目先の底打ち感が強まりやすいだろう。
    テクニカル的にもきのう5日線水準を回復したところからの一段高となれば押し目買いも入りやすい。2万1000円台後半には特段強い抵抗もなく、高く寄った後も強い動きが続くと予想する。
     
    ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りが控えているとみられるほか、日本時間の午前10時には中国で10月製造業PMIが発表される見込みで、発表後の上海市場の動きをみたいとして、様子見気分が広がる可能性もあるだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半(30日終値は112円80−81銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円18−22銭)と小動き。対ドルでの円安も下支えするとみられる。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所終値比145円高の2万1625円。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アイロムグループ <2372>
    子会社IDファーマが英国のCenso Biotechnologies社とiPS細胞作製技術に関するライセンス契約を締結。これにより、IDファーマはCenso Biotechnologiesから契約一時金とロイヤリティを受け取る。
     
    ■グリー <3632>
    中国最大級の若者向けエンターテインメントプラットフォームやコミュニティを運営するbilibiliと業務提携。スマートフォン向けゲームやVTuber事業で協業する。
     
    ■豆蔵ホールディングス <3756>
    上期経常を一転5%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■アドバンテスト <6857>
    今期税引き前を57%上方修正、未定だった配当は43円増配。
     
    ■ベルーナ <9997>
    上期経常を一転20%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■GMOペパボ <3633>
    今期経常を45%上方修正、配当も30円増額。
     
    ■セプテーニ・ホールディングス <4293>
    電通 <4324> と資本業務提携。電通がTOB(株式公開買い付け)を実施し、持分法適用関連会社化を目指す。TOB価格は1株260円で前日終値を83%上回る水準。買い付け期間は10月31日から12月11日まで。前期最終が上振れ着地・今期は53%増益へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    31(水)
    日銀が経済・物価情勢の展望(展望レポート)公表
    黒田日銀総裁会見
    9月鉱工業生産指数(8:50)
    9月住宅着工統計(14:00)
    10月消費動向調査(14:00)
    《決算発表》
    NTTドコモ、東エレク、野村HD、村田製、JAL、ALSOK、デンソー、豊田織機、東洋水産、アステラス薬、第一三共、郵船、商船三井、日本ハム、LIXIL G、三菱重、アイシン精、HOYA、小田急、日通、ジェイテクト、トヨタ紡織、東武、京成、南海電、東ガス、豊田合、きんでん、カゴメ、JT、TIS、住友化、大陽日酸、武田、ヤフー、大塚商、コーセー、住友重、ルネサス、パナソニック、アンリツ、TDK、マツダ、ヤマハ発、メディパル、ヤマトHD、中国電、九州電、コナミHD、洋缶HD、日東電、豊通商、サンリオ、Jパワー、グリコ、ZOZO、NTN
     
    【海外】
    中国10月中国国家統計局製造業PMI(10:00)
    米10月ADP全米雇用リポート(21:15)
    米10月シカゴ購買部協会指数(22:45)
    《米決算発表》
    バクスター、クロロックス、ヘス、ADP、ケロッグ、ガーミン、TEコネクティビティ、アメリカン・インターナショナル・グループ、アメリカン・ウォーター・ワークス、パーキンエルマー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

    [株価材料]
     
     
    ■三菱電<6503>
    貿易戦争受け工作機械・部品の生産体制見直しへ
     
    ■村田製<6981>
    無線タグの試作機開発
     
    ■三菱重<7011>
    系列が英ロールスロイスにエンジン部品修理での連携打診
     
    ■新明和<7224>
    工具向けダイヤモンド皮膜形成装置開発
     
     

     
    30日のNYダウ工業株30種平均は前日比431ドル72セント高の2万4874ドル64セントと3営業日ぶりに反発した。
     
    トランプ大統領は29日夜のFOXニュースとのインタビューで「(中国との交渉では)素晴らしい合意に至ると思う」と指摘。話し合いによる決着の可能性を示したことで投資家の過度な警戒は和らぎ、30日の相場は半導体関連株を中心に押し目買いが入り、ダウを押し上げた。
    米中摩擦を巡る警戒感がやや後退し、中国事業の比率が高い銘柄を中心に値ごろ感に着目した買いが優勢となった。
    航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど、中国事業の比率が高い銘柄が買われた。
     
    好決算を発表した銘柄の上昇も相場を押し上げた。四半期決算が大幅増益だった飲料のコカ・コーラが上げ、市場予想を上回る増収増益決算を発表したスポーツ用品のアンダーアーマーやネット配信インフラのアカマイ・テクノロジーズが急伸した。主な株価指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
     
    30日夕にフェイスブック、11月1日にアップルが発表する決算を見極めたいとのムードも強く、相場は伸び悩む場面もあった。決算で売上高が伸び悩んだ製薬のファイザーが下げ、大幅な赤字決算と減配を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)は急落した。
     
    セクター別では全面高となり、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルの上昇が目立った。
     
    ナスダック総合株価指数は同111.358ポイント高の7161.650で終えた。アナリストが投資判断を引き上げた半導体のエヌビディアなどが買われ、指数を押し上げた。
     
     
    個別では、半導体のエヌビディア(NVDA)は、JPモルガンによる投資判断引き上げを受け上昇。マイクロン・テクノロジー(MU)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)など半導体関連株も連れ高した。携帯端末のアップル(AAPL)は、新型の「MacBook Air」、「Mac mini」、「iPad Pro」の3製品を発表し買われた。
     
    一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、一株当たり1セントへの大幅減配を発表したほか、電力設備部門の損失計上を巡ってSEC(米証券取引委員会)による調査拡大が明らかとなり、2009年以来の株価水準まで下落した。ITサービスのIBM(IBM)は、40億ドルの自社株買い計画や四半期配当継続を発表したものの、昨日発表したレッドハット(RHT)買収による財務負担を懸念した売りが広がった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,874.64+431.72
    S&P500種
    2,682.63+41.38
    ナスダック
    7,161.650+111.358
     
    米10年債利回り(%)
    3.1264 +0.039
    米2年債利回り(%)
    2.8547 +0.037
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,225.30−2.30
    NY原油(ドル/バレル)
    66.50+0.32
    円・ドル
    113.08 - 113.09+0.28
     

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は3営業日ぶりに反発した。
    12月物は前日比595円高の2万1625円で引けた。トランプ米大統領が米中貿易交渉について前向きな発言をしたと伝わり、米株とともに買われた。円安進行も支援材料だったほか、前日まで下げ進んだ反動から値ごろ感の買いも入った。

    12月物高値は2万1640円、安値は2万0965円。
     


    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21625 ( +145 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21655 ( +175 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7035.85(+9.53)
    FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンド安を背景に小幅続伸し前日29日の終値に比べ9.53ポイント高の7035.85で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。
    午後に下げに転じる場面もあったが、米国株の上昇を背景に再び買い戻された。石油株と医薬品株の値上がりが株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、石油のBPは、原油高などを受けて第3四半期の利益が市場予想を上回り、5年ぶりの高水準に達したことが買い材料となった。ネット専業スーパーのオカド・グループは約5%上がった。5月に発表した米食品スーパー大手のクローガーとの提携に関連し、サービスと運営の条件について合意した。
    29日に発表された2019年度の英予算案で、住宅購入を後押しする政策が発表されたことで、テイラー・ウィンピーは3.5%高など住宅建設株も軒並み大幅上昇した。
     
    半面、日用品のレキットベンキーザーは4%超下がった。欧州の一部工場で製造が一時的に停止したことが響いて第3四半期の売上高の伸びが市場予想を下回った。鉱業関連株も安くなった。金関連のフレスニージョは3.1%安、ランドゴールド・リソーシズは2.5%安ともに大幅安だった。時価総額の大きいたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコは2.8%安と下げも目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11287.39(−48.09)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日29日と比べて48.09ポイント安の11287.39だった。欧州各国の株式相場の下落に連動した。
     
    個別では、航空のルフトハンザは8%下落した。第3四半期の利益が市場予想を下回ったことが嫌気された。通年の業績見通しを据え置いた日用品のバイヤースドルフの下げも目立った。一方、第3四半期の利益が市場予想を上回った自動車のフォルクスワーゲンは3%超上がった。アナリストが株価目標を引き上げた医薬・化学大手の独メルクも上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4978.53(−10.82)
     
     


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