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日経平均株価
38,460.08 +907.92 04/24
TOPIX
2,710.73 +44.50 04/24
マザーズ
655.60 +4.96 04/24
NYダウ平均
38,503.69 +263.71 04/24
ナスダック総合
15,696.64 +245.34 04/24


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    [概況]

    18日欧州時間にかけての外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。

    朝方、注目された米財務省による為替報告書の内容が公開されたが、懸念された中国の為替操作国への指定は見送られ、発表後には米ドル買いを仕掛ける向きが散見され、一時112.74円へと本日安値を更新する場面があった。

    しかし、先週末のムニューシン米財務長官の発言等からも、上値での高値警戒感は依然として強いようで、その後は戻り売りが優勢となり、欧州時間にかけて112.50円を割れこむ展開となっている。

    また、本日の欧米時間中には、Brexitの方向性を決めるEU首脳会談が予定されており、こちらを警戒する参加者も多いようだ。

    同イベントについて、17日の会議終了時点で、離脱合意署名のために11月に臨時会合を設けるほどには協議の進展は見られそうにないとの見解が報じられており、英ポンドや、ユーロにとってネガティブな材料となる可能性が高そう。

    英ポンド円は147円台後半から前半へとじりじりと水準を落とす展開となっているが、11月の臨時会合が正式に見送られることとなれば、下落が加速することが予想され、注意したい。

    その際は8月安値から9月高値の31.8%押しの水準(145.98円)付近でもある大台146.00円が短期的な下値目途として意識されそうか。
     
    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    明日(19日)の東京株式市場は、週末による持ち高調整の売りに加え、来週後半から本格化する4〜9月期決算発表に伴うガイダンスリスクを回避しようとする姿勢が強まるものと想定されることから、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。
     
    明日の11時に7-9月期GDPなど中国の経済指標が多く出てくるが、その前に中国影響の大きい銘柄が軒並み大幅安となっている。今日大きく動いた銘柄は、見切り売りにしろ、見直し買いにしろ、あすも指標結果を受けて大きく動く可能性が高い。必然的に全体も中国関連の動向に振らされる展開となるだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    23510.62  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23387.26  25日移動平均線
    23348.84  均衡表基準線(日足)
    23250.61  均衡表転換線(週足)
    23224.63  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23095.27  均衡表転換線(日足)
    22955.51  均衡表基準線(週足)
    22907.81  13週移動平均線
    22760.40  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22742.54  75日移動平均線
    22711.70  26週移動平均線
     
    22658.16  ★日経平均株価18日終値
     
    22600.89  6日移動平均線
    22522.14  均衡表雲上限(日足)
    22501.55  200日移動平均線
    22305.00  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22247.56  均衡表雲下限(日足)
    22198.77  ボリンジャー:-1σ(26週)
    22133.53  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21831.59  均衡表雲上限(週足)
    21702.18  ボリンジャー:-2σ(13週)
    21685.84  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21636.98  均衡表雲下限(週足)
    21506.67  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    今日も後場に下げ幅を拡大したものの、5日線は割り込まなかった。あすは仮に下げても22500円台を維持できれば、52週線(22529円、10/18時点、以下同じ)や200日線(22501円)がサポートとなりやすく、来週にかけては企業決算を材料に底堅い地合いが続くと予想する。
     
     
     
     

    【大引け概況】
    18日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比182円96銭安の2万2658円16銭で終えた。
    下げ幅は一時200円を超えた。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:13 容量:11.14M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は前日終値を上回って推移する場面もあったが、徐々に売りに押される展開で後場に入っても水準を切り下げた。前日の米国株市場でNYダウが一時300ドルを超える急な下げをみせるなど、不安定な動きをみせたことから再び警戒感が強まった。
     
    中国の李克強(リー・クォーチャン)首相が景気の下押し圧力の強まりを認めたと伝わり、18日の上海総合指数は取引時間中として約3年11カ月ぶりの安値圏に下落。
    韓国や香港など他のアジア株も総じて下げ、日本株にもリスク回避目的の売りが強まった。
    中国景気減速の悪影響を受けやすいとの見方からファナック、安川電といった電機株が売られ、機械株の下げも目立った。
     
    朝方発表の9月の貿易統計(速報、通関ベース)で輸出額は前年同月比で22カ月ぶりに減少。日銀は18日発表した10月の地域経済報告(さくらリポート)で全9地域のうち北海道と中国の2地域の景気判断を引き下げた。ともに地震や豪雨など自然災害の影響が出たが、国内経済の先行きに対する不安が株式への売りを促した面もある。
     
    JPX日経インデックス400も3日ぶりに反落し終値は前日比90.08ポイント安の1万5105.55。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりの反落で9.23ポイント安の1704.64で終えた。
     
    市場では「大きく下落した後の戻りを試す場面にあるが、中国の上海総合指数が反落したことや、19年3月期第2四半期(18年4-9月)の決算発表を控え、様子見気分が広がった」との声が聞かれた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2700億円と、9月11日以来およそ1カ月ぶりの低水準だった。売買高は12億2855万株。
    東証1部の値下がり銘柄数は1313、値上がりは709、変わらずは87だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、鉱業、化学の下落が目立った。上昇はパルプ・紙、電気・ガス業、不動産業など。
     
    個別では、ソフトバンクグループが軟調、ファーストリテイリングも安い。ファナック、キーエンスも値を下げた。安川電機、SMCや資生堂、コマツも下落した。も安い。KYBが急落で下値模索が続き、田淵電機も大きく利食われた。ブレインパッドが下落、JXTGや国際石開帝石が安い。出光興産、昭和シェル石油など石油株の下げも目立つ。スルガ銀行も売られた。
     
    半面、トヨタ自動車がプラス圏を維持し、武田薬品工業も堅調に推移。米長期金利の上昇で運用環境が改善するとの期待から三菱UFJやT&Dといった金融株の一角が上昇。JT、ユニファミマやKDDIも上げた。ネオスが急騰したほか、ソースネクストも値を飛ばした。セラクが買われ、ワコムも物色人気となった。ワールド、クラリオン、IDOMなども買いが優勢だった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比14.43ポイント高の7230.86ポイントと3日続伸した。
    出来高8427万株。値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は215となった。
     
    個別では、マックスバリュ東北、インテリジェント ウェイブ、トーヨーアサノ、富士ソフトサービスビューロ、D.A.コンソーシアムホールディングスなど6銘柄が年初来高値を更新した。
    パス、ウインテスト、アイケイ、森組、TBグループが買われた。
     
    一方、トーヨーアサノが一時ストップ安と急落した。ブルボン、日本食品化工、バナーズ、サイボー、ロンシール工業など15銘柄は年初来安値を更新した。
    ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、ピクセラ、キャピタル・アセット・プランニング、アウンコンサルティング、ビート・ホールディングス・リミテッドが売られた。
     


     
    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら3日続伸した。終値は前日比5円77銭高い3764円06銭。寄与度の高い値がさのマクドナルドやセリアなど一部の銘柄が上昇し、日経ジャスダック平均を押し上げた。
    財務省が朝方発表した9月の貿易統計速報で輸出額が前年同月比で22カ月ぶりに減少するなど、米中貿易摩擦の悪影響を懸念して外需関連銘柄は手掛けにくいとの見方が強まり、内需企業が多い新興企業株に個人投資家の買いが入ったようだ。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で1022億円、売買高は2億628万株だった。値上がり銘柄数は295、値下がり銘柄数は323となった。
    個別では、アイ・ピー・エス、高見沢サイバネティックス、ニチダイがストップ高。愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。
    ウエストホールディングス、明豊ファシリティワークス、地域新聞社、シンバイオ製薬、朝日工業など8銘柄は年初来高値を更新した。
    ガーラ、オプトエレクトロニクス、ブロッコリー、応用技術、アルファクス・フード・システムが買われた。
    一方、シノケングループが一時ストップ安と急落した。ホットマン、ポラテクノ、日本エス・エイチ・エル、ヨシコン、パウダーテックなど17銘柄は年初来安値を更新した。
    ブロードバンドタワー、夢みつけ隊、テクノホライゾン・ホールディングス、ヤマノホールディングス、エムティジェネックス売られた。
     
    18日に新規上場した印刷サービスのプリントNは初値(2041円)を8%上回る2199円で終えた。初値は公募・売り出し価格(公開価格、1400円)を46%上回った。


     


     
    東証マザーズ指数は前日比4.95ポイント安の987.67ポイントと3日ぶり反落。
    好材料が出た銘柄などを個別に買う動きと、戻り待ちの売りが交錯し、方向感は定まらなかった。
    朝方は「東証1部の大型株の動きが鈍かったため、小型株に個人投資家などの買いが集まりやすかった」といい、新興市場は買いが優勢だった。しかし、上海などアジアの株価が下落基調となる中、買いの勢いは徐々に鈍り、マザーズ指数はマイナス圏で終わった。
    時価総額の大きいそーせいやメルカリが下落した。
    値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は160となった。
     
    個別では、アクトコールが年初来安値を更新。ソネット・メディア・ネットワークス、Delta−Fly Pharma、CRGホールディングス、ASJ、キャンディルが売られた。
     
    一方、and factoryが一時ストップ高と値を飛ばした。農業総合研究所、エニグモ、はてな、バリューデザイン、イーソルなど6銘柄は年初来高値を更新。RPAホールディングス、マネーフォワード、シンメンテホールディングス、エクスモーション、エディアが買われた。
     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比136円50銭安の2万2704円62銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.76ポイント安の1708.11で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。米国や中国の株価下落が嫌気された前場の流れを引き継いで、売りが優勢となっている。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、ソフトバンクGの売りが厚く、ファーストリテも下落し、任天堂は小幅安。KYBが急落し、スルガ銀も大幅安。ファナック、キーエンス、資生堂、花王も値下がりしている。
     
    半面、三菱UFJが値を保ち、三井住友は小幅高。トヨタが高く、キヤノンはしっかり。東海カがにぎわい、ユニー・ファミマ、7&iHDは値上がりしている。
     
    財務省が公表した為替報告書で、中国の為替操作国認定が見送られたことで、米中貿易戦争激化に対する過度な警戒感は和らいだとみられていたが、人民元が対ドルで下落するなか、上海総合指数は前日比1%を超える想定外の下落をみせている。
    中国関連銘柄は揃って弱含になり日経平均も軟調展開となっている。
     
    後場の取引では日銀によるETF買い観測が下支えになる展開は期待しにくいだろう。また、19日に債務問題に対する懸念のくすぶるイタリア銀行(中央銀行)が四半期経済報告を控えるほか、欧州連合(EU)からの英国の離脱協議は停滞していることから、外部環境としても積極的に上値を追いにくい状況にあるだろう。
     
     
    ランチバスケットは19件、24535億円、30億買い越し。
     
     


    18日午前の日経平均株価は反落し、前日比120円24銭安の2万2720円88銭で前場を終えた。
     
    きょう前場の東京株式市場は利益確定の売りが優勢だった。朝方は日経平均が前日終値を上回る場面もあったものの、買いは続かずに前場後半は漸次水準を切り下げる展開となった。
     
    中国・上海株式相場が景気の先行き警戒感から18日午前の上海総合指数が一時前日比2%あまり下落。年初来安値を下回った。下げ足を速めたのをきっかけに、海外ヘッジファンドなど短期投資家が日本株にも売りを出した。
    日本の輸出の減速懸念も重荷となった。安川電やファナックなど中国事業の規模が大きい輸出関連株が大きく下げた。
     
    朝方発表の9月の貿易統計(速報、通関ベース)で輸出額が前年同月比で22カ月ぶりに減少。中国向け輸出は7カ月ぶりのマイナスだった。
    これらを嫌気した売りが電機や機械株に出た面もある。原油価格急落を受け資源開発や石油関連株が売られ、全体相場を押し下げた。
     
    市場関係者は「心理的な節目である2万3000円が近づいたことで買い注文が減り、商いは低調になった」と指摘していた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆287億円、売買高は5億9295万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1021、値上がりは991、変わらずは97だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、鉱業、化学の下落が目立った。上昇はパルプ・紙、電気・ガス業、その他金融業など。

    個別では、ファナック、安川電の2銘柄で日経平均を40円近く押し下げた。ソフトバンクグループが軟調、ファストリ、キーエンスも安い。KYBは大幅安で下値模索が続いている。資生堂も軟調。コマツ、SMC、安川電機、オークマも大きく下落した。
     
    半面、米長期金利の上昇で三菱UFJやT&Dといった金融関連が高い。トヨタ自動車がしっかり、武田薬品工業も頑強な値動き。ネオスは急騰し値上がり率トップに買われた。アルヒ、タマホームが高く、デジタル・インフォメーション・テクノロジーも上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比22.36ポイント高の7238.79ポイントと3日続伸した。
    出来高5045万株。値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、マックスバリュ東北、インテリジェント ウェイブ、トーヨーアサノ、D.A.コンソーシアムホールディングス、南陽が年初来高値を更新。
    パス、ウインテスト、TBグループ、森組、アイケイが買われた。
     
    一方、日本食品化工、サイボー、ロンシール工業、西川ゴム工業、オーナンバなど8銘柄が年初来安値を更新。 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、キャピタル・アセット・プランニング、ピクセラ、アライドテレシスホールディングス、兼松エンジニアリングが売られた。


     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。
    前引けは前日比15円95銭高い3774円24銭。財務省が朝方発表した9月の貿易統計速報で輸出額が前年同月比で22カ月ぶりに減少するなど、米中貿易摩擦の悪影響を懸念して外需関連株には買いを入れにくいとの見方が多い。そのため内需企業が多い新興企業株には個人投資家の買いが優勢になったようだ。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は1億665万株。
    値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は258となった。
     
    個別では、高見沢サイバネティックスがストップ高。愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、明豊ファシリティワークス、地域新聞社、朝日工業、オプトエレクトロニクスなど6銘柄は年初来高値を更新。
    ガーラ、共同ピーアール、アイ・ピー・エス、ANAP、日本一ソフトウェアが買われた。
     
    一方、シノケングループが一時ストップ安と急落した。ホットマン、日本エス・エイチ・エル、ヨシコン、藤商事、大井電気など11銘柄は年初来安値を更新。
    ブロードバンドタワー、ブロードバンドセキュリティ、極東産機、ユビテック、小田原機器が売られた。
     
     
    18日にジャスダック市場に新規上場したプリントNは午前、公募・売り出し価格(公開価格)の1400円を46%上回る2041円で初値を付けた。初値後は堅調に推移し、2350円まで上昇する場面があった。前引けは初値比9%高の2229円。


     


    東証マザーズ指数は小反落した。前引けは前日比0.95ポイント安い991.67だった。
    前日の米国株の下落を眺めて、目先の利益を確保する動きが強まっている。
    時価総額の大きいそーせいやサイバダインが下げ、指数の重荷になった。
    ただ、為替相場が円安方向で推移するなか、売り込まれる流れにもなりにくく、個人投資家の下値拾いの動きは散見されている。
    値上がり銘柄数は119、値下がり銘柄数は131となった。
     
    個別では、アクトコールが年初来安値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、Delta-Fly Pharma、CRGホールディングス、ブリッジインターナショナル、ソネット・メディア・ネットワークスが売られた。
     
    一方、and factoryが一時ストップ高と値を飛ばした。農業総合研究所、エニグモ、はてな、バリューデザイン、イーソルなど6銘柄は年初来高値を更新。
    RPAホールディングス、エディア、エクストリーム、FRINGE81、夢展望が買われた。


     


    「綱渡り」
     
    NY株式市場は小幅反落。
    大幅高の翌日の反動という格好だ。
    FOMC議事要旨は「当局者が金利は今後も上昇することでおおむね一致した」との観測。
    金利上昇懸念がやや強まった。
    議事要旨の発表後、S&P500はプラス圏とマイナス圏の往来だったから解釈も割れたということだろう。
    9月の住宅着工件数が年率換算で前月比5.3%減の120.1万戸と予想の122万戸を下回ったことも悪材料視された。
    国債利回りは上昇トレンド。
    ただ株価の反落で債券が買われたことで結局は狭いレンジでの動き。
    10年国債利回りは3.20%台。
    利上げ継続方向を受けてドルは上昇。
    12月利上げの確率は78%。
    英国EU離脱交渉でEU側の責任者を務める欧州委員会のバルニエ首席交渉官は「交渉妥結にはもっと時間が必要」とコメント。
    ポンドは下落した。
    財務省は半期に一度の外国為替報告書を発表。
    ただ中国やその他の貿易パートナーを為替操作国に認定するのは見送り。
    中国、インド、日本、ドイツ、韓国、スイスを監視対象に引き続き指定した。
    ドル円は112円台後半での推移。
    中間選挙後に税制改革第2弾が決まる可能性が指摘されてきた。
    金利上昇と減税の綱引きという格好だ。
     
    水曜の日経平均は続伸。
    「株は安いぞ、水曜日」の認識は変化してきた印象。
    もっとも23000円で頭を抑えられたところが物足りなさ。
    「2日続伸での上昇幅は570円。
    2000円近い下落幅に対して戻りは28.5%。
    NYダウの戻り率39.5%よりも小さい」という見方だ。
    もっとも小幅とはいえ日足の陽線は悪くない。
    5日線や75日線を上回り、一目均衡表では雲の上に浮上。
    週足では26週線を上回ってきた。
    値上がり1950銘柄(前日1112銘柄)、値下がり119銘柄(前日910)と格好は付いてきた。
    新高値12銘柄、新安値22銘柄。新安値は前日の303銘柄から急減した。
    NT倍率は13.33倍。騰落レシオは109.42%まで上昇。
    25日線からは2.3%のマイナスかい離。
    200日線からは1.5%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.323%。買い方▲10.695%と買い方有利に転換。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.73%。買い方▲17.6%。
    空売り比率は43.1%と12日連続の40%超。
    Quick調査の10月12日現在の信用評価損率はマイナス10.60%と2週連続の悪化。
    同裁定買い残は5166億円減の1兆8343億円。
    SQ週だったとはいえ5000億円の減少は株安に拍車を掛けたことになる。
    同裁定売り残は612億円増の3469億円。
    日経VIは20.99に低下。
    日経平均採用銘柄のPERは13.16倍でEPSは1735円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比20円安の22870円。
    高値は22945円だった。
    9月以降下に窓開け2回、上に窓開け3回、そして下に2回。
    昨日が上に1回。
    「アレコレ言わずまずは節目の23000円台回復が急務」というところ。
    気学では「変化を起こす重要日」。
     
    「グーグル、アプリ有料化」との記事。
    これが欧米系企業のビジネスの本質という気がする。
    最初は無料、あるいは規制緩和等で自由な展開。
    しかし、それで弱いところが消えてきて高シェアになってくると変身してくる。
    世の中にタダほど怖いものはないということだ。
    EUは精神構造がアメリカと一緒だから、すでに脅威を感じて諸々の制裁を貸している。
    しかしこの国にそんな発想はない。
    位置情報もメールアドレスも裸のままで「データを見られている」なんで発想はない。
    しかし、この無料ビジネスによるデータ収集は世界では脅威となっているのが現実。
    1月に本格協議に入るという日米貿易交渉の中身は為替と農業。
    市場開放、関税引き下げを求められれば応じてくるのだろう。
    しかし、アップフロントでの安い農産物を許容すれば、いずれ、高い農産物や農薬などの副産物に移行するシナリオ。
    本丸は車と見せかけて実は農業や医薬品がターゲット。
    もしそうであるなら零細農家を守るということだけでなく消費者を守るという発想が必要だろう。
    そういう意味でTPPをやめたトランプ大統領は米各業界にとって「手に負えない」存在。
    一方でそれ以上の協定を締結してくれるならば、業界からは称賛の嵐。
    そういう綱渡りをしているのがトランプ政権という見方も必要かも知れない。
     
    NYダウは91ドル安の25706ドルと反落。
    NASDAQは2ポイント安の7642ポイント。
    S&P500は0.71ポイント安の2809ポイント。
    ダウ輸送株指数は61ポイント安の10683ポイント。
    SOX指数は0.44%の反落。
    3市場の売買高は70.8億株。
    CME円建ては大証比20円安の22870円。
    ドル建ては大証比10ポイント高の22900ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比10円安の22880円。
    ドル円は112.64円。
    10年国債利回りは3.206%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    アイリッジ(3917)・・・動兆
     
    アイリッジに注目する。
    同社は集客、販促でネット・実店舗連携の「OtoO」施策支援が中核。
    電子地域通貨が拡大基調。
    キャッスレスが政策となったことは追い風。
    スマートスピーカー向けアプリ作成の「NOID」の利用無制限版がスタート。
    フォーブスアジアの「優良上場企業200社2018」にも選ばれた。
     


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    [概況]

    NY市場に入り発表された9月鉱工業生産は予想を上回ったが、9月設備稼働率は予想を下回り、ドルは反応薄だったが、其の後発表されたNAHB住宅市場指数は予想を上回り、NY株式市場も大幅反発で始まるとドルは買われてそれまでの高値を上抜いた。
     
    其の後一旦売られる場面もあったが、株価の上昇によるリスク選好の円売りにドルも値を伸ばし、引け近くに当日高値112.350円まで上昇して、最後も前日比+50銭高の112.255円と112円を回復して引け、ドル以外の主要通貨も上昇した。
     
    また前日に8月13日安値15.30円からの戻り高値を付けたトルコリラは更に上値を伸ばして19.81円まで上昇し、最後も+42銭高の19.75円で引けた。トルコリラは20円が目前に迫っており、20円台に乗せる事が出来れば更に上値が期待出来るのではないかと見ている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【寄り付き概況】


    18日の日経平均株価は、前日比30円16銭高の2万2871円28銭と3日続伸してスタート。きのうまでの堅調な地合いを受け、買いが先行したようだ。
     
    前日のNYダウが91ドル安と反落、FOMC議事要旨の内容を受けて利上げペースに対する懸念が高まり一時300ドル以上下げる場面もあった。
    その後は戻り足に転じたが不安定な動きをみせたことで、東京市場でも目先利益確定売りを誘発しやすい環境にある。一方、為替は米長期金利上昇を反映して円安傾向にあり、全体相場の下支え要因として働く。好調な企業決算への期待もあり買い向かう動きも予想される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、医薬品、電力ガス、保険、サービスなど。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、機械など。
     
    個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、ソニー、日立、東エレク、ファナックもさえない。コマツが安い。ホンダは弱含み。資生堂が値を下げている。
     
    半面、みずほFG、三菱UFJ、三井住友、武田が堅調。任天堂、トヨタは強含み。富士フイルムが高い。東海カも買われている。

    225先物は、みずほ・野村・ナティクス・UBS・SBI・GSが買い越し。
    三菱・ソジェン・メリル・クレディ・バークレイズ・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はUBS・ナティクス・GS・みずほ・アムロが買い越し。
    バークレイズ・クレディ・大和・モルスタが売り越し。
     
    テクニカル的には、三井松島(1518)、グリコ(2206)、アルフレッサ(2784)、ALサービス(3085)、日清紡(3105)、セレス(3696)、ネクシィーズ(4346)、メディカルシス(4350)、BS(5108)、エスクロー(6093)、JUKI(6440)、東芝テック(6588)、IHI(7013)、タカラトミー(7867)、リコー(7753)、オリコ(8585)、野村(8603)が動兆。


     

    [株価材料]
     
     
    ■テルモ<4543>
    薬剤充填注射器の製造受託へ
     
    ■NTN<6472>
    焼き付き防ぐ軸受け開発
     
    ■三井E&S<7003>
    系列が原発廃炉作業ロボを商品化へ
     
    ■フランスベッド<7840>
    病院など向けにIoT活用ベッド拡販
     
    ■メタウォータ<9551>
    10億円の枠でベンチャー投資開始
     

    18日の東京株式市場は、方向感に乏しい展開を予想する。
    日経平均株価予想レンジは、2万2700円−2万3000円
    日経平均株価はきのう17日の上昇で、75日線(2万2737円)を上回った。先高期待が高まることが見込まれるものの、8月末までのボックス相場の上限だった2万3000円が視界に入り、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
    売り買いともに、どちらかに傾けばそれを修正する動きが出やすく、一進一退が続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(17日終値112円23−24銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円77−81銭)と小動き。円相場の落ち着きから、引き続き、輸出関連銘柄が堅調な動きを示す場面もありそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比20円安の2万2870円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ワールド <3612>
    上期税引き前を一転7%増益に上方修正。
     
    ■ガーラ <4777>
    韓国のフォックス・ゲームズが開発したスマートフォン向けゲーム「FOX-Flame Of Xenocide-」(フォックス)の事前登録を開始。
     
    ■イントランス <3237>
    合同会社インバウンドインベストメントがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は153円で買付期間は10月18日から11月20日まで。筆頭株主のASOと前代表取締役である麻生正紀氏の所有する全株を取得する。TOBが成立後も、同社株は上場を維持する。
     
    ■メディアフラッグ <6067>
    インソース <6200> と共同出資で短時間就業に特化した人材派遣・職業紹介業を展開する新会社設立。
     
    ■ソフトウェア・サービス <3733>
    9月受注高は前年同月比1.2%増と3ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
     
    ■アドソル日進 <3837>
    ソフト開発会社を傘下に持つヒューマンテクノシステムホールディングスと資本業務提携。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    18(木)
    黒田日銀総裁が挨拶(支店長会議)
    さくらレポート
    9月貿易収支(8:50)
    20年国債入札
    《決算発表》
    ゲンキードラ
     
    【海外】
    米10月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30)
    米9月景気先行指数(23:00)
    《米決算発表》
    フィリップモリス、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、スナップオン、テキストロン、PPGインダストリーズ、ニューコア、BB&T、トラベラーズ、PayPal、イー・トレード、ピープルズ・ユナイテッド・バンク、アメリカン・エキスプレス、インテュイティヴ・サージカル
    休場:インド
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    NYダウは91ドル安、FOMC議事録を嫌気
     
    17日の米株式相場は反落した。NYダウ工業株30種平均は前日比91ドル74セント安の2万5706ドル68セントで終えた。
     
    この日のNYダウは、金融大手など米主要企業の好決算を好感して急反発。547ドルも上昇しただけに、17日は取引開始から利益確定売りが広がった。ダウ構成銘柄ではIBMが大幅安となり、相場の下げを主導。前日夕に発表した7〜9月期決算が減収減益となったことが嫌気された。
    一方、17日朝に発表された9月の米住宅着工件数は3カ月ぶりのマイナス。金利上昇による住宅市場の冷え込みへの懸念が高まり、ダウ構成銘柄である住宅改装用品小売り大手ホーム・デポも売られた。IBM と2銘柄でダウを130ドルあまり押し下げた。
     
     
    午前は売りが先行し、ダウ平均は300ドルあまり下げる場面があった。売り一巡後は小幅高に転じる場面もあったが、午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて再び売りが優勢になった。
     
    議事要旨では複数の委員が政策金利を一時的に中立金利を上回る水準に引き上げることが必要になるとみていたことが明らかになった。当面は政策金利の引き上げが続くとして、株式市場では利上げ観測が強まったとの受け止めがあった。
    金融株などが相場を支え、ダウ平均は一時上げに転じた。決算発表シーズンが好調な滑り出しとなり、業績改善期待の買いもあった。
     
    15日に発表された2018会計年度(17年10月〜18年9月)の財政赤字が前年比17%増えたことを受け、トランプ米大統領が財政支出を減らす方針を明らかにしたが、相場の反応は限られた。
     
    セクター別では、銀行や保険が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数も反落し、同2.787ポイント安の7642.703で終えた。主要ハイテク株の一角に売りが出た。前日夕に好決算を発表した動画配信のネットフリックスは大幅高で終えた。
     
    個別では、自動車部品小売のアドバンス・オート・パーツ(AAP)は、昨日に小売最大手のウォルマート(WMT)とのオンライン販売での提携を発表したものの、粗利益率の低下が指摘され軟調推移。同業のオートゾーン(AZO)やオライリー・オートモーティブ(ORLY)も売られた。
    一方で、動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、契約者数の伸びが予想を上振れ上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,706.68−91.74
    S&P500種
    2,809.21−0.71
    ナスダック
    7,642.703−2.787             
     
    米10年債利回り(%)
    3.2069 +0.051
    米2年債利回り(%)
    2.8906 +0.025
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,227.40−3.60   
    NY原油(ドル/バレル)
    69.99+0.24
    円・ドル
    112.69 - 112.70+0.46
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅反落した。
    12月物は前日比5円安の2万2870円で引け、17日の大取終値を20円下回った。この日発表になった9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて利上げ継続見通しが広がり、米株とともに売りに押された。
    一方、円安進行を好感する買いも入り、下げ幅は限られた。

    この日の12月物安値は2万2635円、高値は2万2945円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22870 ( -20 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22900 ( +10 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7054.60(−4.80)
    FTSE100種総合株価指数は米株安を受けて3営業日ぶりに小反落した。前日16日の終値に比べ4.80ポイント安の7054.60で引けた。
    指数構成銘柄全体の6割弱が下落。英EU離脱交渉の難航を手掛かりに、空運に影響が及ぶとの懸念から旅行関連株の下げが目立った。
     
    午前中は高値圏でのもみ合いだったが、午後に入ってニューヨーク株式市場がオープンすると、米株安を眺めて値を消した。
    食品サービスのコンパス・グループと石油株の値下がりが株価指数を押し下げる一方で、たばこ株と医薬品株の値上がりが指数の下値を支えた。
     
    個別銘柄では格安航空大手イージージェットも5.0%の大幅安。コンパス・グループは、は証券会社の目標株価引き下げを受けて3.5%安と値を崩し、広告大手WPPも3.2%安と緩んだ。原油相場の一段安を受けて、午前に上がっていた石油株が下落に転じた。
     
    半面、医薬品株とたばこ株が上昇した。第3四半期に良好な業績を示した不動産投資信託(REIT)のセグロの値上がりも目立った。教育事業のピアソンは2.2%高と買われた。オンラインとバーチャルの教育部門の需要が伸びていることから、2018年通期には黒字転換する見通しを示した。金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンは、アナリストによる投資評価の引き上げが好感され上がった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11715.03(−61.52)
    ドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日16日と比べて61.52ポイント安の11715.03だった。上昇と下落の銘柄数は同じだった。
     
    個別では、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは16%安。北米市場での透析サービスの伸びが鈍化したことから、通期の利益目標を引き下げたことが響いた。同社の親会社である医療機器のフレゼニウスも9%近く下がった。素材メーカーのコベストロの下げも目立った。
    一方で、医薬・化学大手の独メルクと不動産のボノビアは値上がりが大きくなった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5144.95(−28.10)


     



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