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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


10月01日 マーケットコメント

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10月08日 マーケットコメント

10月09日 マーケットコメント

10月10日 マーケットコメント

10月11日 マーケットコメント


    きょうは底堅い地合いになるとは予想していたが、後場にプラスに転じると、そのまま上昇で終える強い動きとなった。アジア株高が日本に波及した格好だが、これで世界株安には歯止めがかかった。
    日経平均は週間では大きく下げたが、その間も為替は比較的落ち着いていたと言え、これで米国株が持ち直してくるようなら、今回の下げは一時的な調整との見方が強まっている。
     
     
    今週は、大幅安となった。東京市場が三連休の間の海外市場が軟調となったことから、日経平均は週初から300円超の大幅下落。米国の良好な経済指標を受けて米長期金利の上昇ペースが加速したことが警戒材料となった。
    10日にはNYダウ平均が831ドル安と大幅安となり、これを受けた11日の日経平均も915円安と急落。アジア株や欧州株も値を崩した。ただ、値幅の調整が一気に進んだことで、週末にかけては米国株の反発を待たずして押し目を拾う動きも見られた。
    日経平均は週間では約1089円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
     
     
    来週(15-19日)の東京株式市場で、主要株価指数は値固めか。
    日経平均株価は終値ベースで2日に年初来高値2万4270円まで駆け上がった後、短期的な過熱感とともに米長期金利上昇などへの警戒感から急落し、9月以降の上昇分をほぼ吐き出した。ただ、12日は世界的な株安連鎖にいったん歯止めが掛かり、冷静さを取り戻しつつある。
     
    この日算出された日経平均先物ミニ・オプション10月限のSQ(特別清算指数)値は2万2313円と下値で決まり、200日移動平均線(2万2507円)や、日足一目均衡表の「雲」上に踏みとどまったことで、下値支持帯として意識されよう。
     
    米国では決算発表がスタートするほか、経済指標の発表も多い。また、17日には9月開催のFOMC議事要旨の公表もあり、各種材料に一喜一憂となる展開が想定される。ただ、材料が多い分、強気にしても弱気にしても、一方向には傾きづらいと考える。
     
    市場では、「来週は、米国の為替報告書などイベントを控え、打診買いの域は出ないとみられるが、今の水準から下では個人投資家の押し目買いが入るだろう」との声も聞かれた。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
     
    23975.62  新値三本足陽転値
    23739.97  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23512.51  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23385.75  均衡表転換線(日足)
    23364.42  25日移動平均線
    23336.72  6日移動平均線
    23310.49  均衡表基準線(日足)
    23216.30  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23149.70  均衡表転換線(週足)
    22955.51  均衡表基準線(週足)
    22910.87  13週移動平均線
    22727.45  75日移動平均線
    22710.58  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    22694.66  ★日経平均株価12日終値
     
    22692.62  26週移動平均線
    22573.39  均衡表雲上限(日足)
    22507.95  200日移動平均線
    22309.23  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22247.56  均衡表雲下限(日足)
    22168.95  ボリンジャー:-1σ(26週)
    22056.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21831.59  均衡表雲上限(週足)
    21707.59  ボリンジャー:-2σ(13週)
    21645.28  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21484.74  均衡表雲下限(週足)
    21402.88  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    寄付時点は200日線を下回ったが、その後は切り返してほぼ高値引けした。ローソク足は短い上ひげを伴う陽線を引いて「陽の丸坊主」に近い強気形状となり、週明け15日以降の上昇に期待をつないだ。本日抜けなかった75日線が目先の上値抵抗線となろう。
     
    ボリンジャーバンドでは、終値は-2σを超えており、来週は中心線に向けた反転の可能性が出てきた。
     
     
    ■東証主体別売買動向・10月第1週、外国人は現先合計4350億円強の買い越し
     
    東京証券取引所が12日発表した10月第1週(10月1〜5日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、現物の海外投資家が5757億4517万円と3週連続の買い越しとなった。買い越し金額は今年最大。前週は3770億7127万円の買い越しだった。
     
    なお、先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)で外国人は1404億円の売り越し。現物・先物の合計では4353億円と4週連続の買い越し(前週は1兆4702億円の買い越し)となった。
     
    現物では、個人投資家は210億2854万円と4週ぶりの買い越し。事業法人は17億7241万円と3週連続の売り越し。投資信託は1269億7659万円と3週連続の売り越しだった。
     

    [概況]

    12日の東京外国為替市場は、米ドル円が下値から反発する動きを見せた。このところの米ドル円は、世界同時株安を受けたリスク回避の動きが外国為替市場にも波及したことで、一時111円台へ下落するなど軟調基調だった。
     
    しかし、本日は下落に対する反動から買戻しが優勢で下値を切り上げるかたちに。詳しく値動きを見ると、米ドル円は序盤こそ111円台を試す動きだったが、中盤にかけ徐々に買戻しが入る展開で、欧州時間序盤に差し掛かる頃には高値を112.510円まで伸ばすに至った。
     
    この後は、10月米ミシガン大学消費者信頼感指数が注目で、予想を上回る結果であれば、米ドル円は上昇する可能性が高そうか。仮にそうなった場合は、昨日の高値112.550円を上抜けていく展開を期待したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    東証マザーズ指数は前日比34.98ポイント高の987.88ポイントと反発した。
     
    NYダウやナスダック総合指数がともに大幅に続落するなど、米国株安が続いていることから、朝方は売りが先行。突っ込み警戒感が台頭し、次第に押し目買いが優勢になり、切り返した。メルカリやそーせいなどの指数インパクトの大きい銘柄が揃って上昇した。
    新規上場のデルタフライがストップ高となるなど、バイオ関連を中心に買いが入ったという。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は27となった。
     
     
    個別では、リンクバル、Delta-Fly Pharma、エクストリームがストップ高となった。ロコンド、はてなが年初来高値を更新した。
    アンジェス、アドバンスト・メディア、アジャイルメディア・ネットワーク、エニグモが買われた。
     
    半面、イグニス、バリューゴルフ、ソーシャルワイヤー、レアジョブなど11銘柄が年初来安値を更新した。
    WASHハウス、エリアリンク、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、キャンディル、GA technologiesが売られた。
     
    本日新規上場した、
    創薬ベンチャーのデルタフライは公開価格4770円を385円下回る4385円で初値を付けた。その後の終値はストップ高となる5090円だった。
    組み込み機器向け基本ソフト開発のイーソルは買いが優勢で、買い気配のまま上場初日を終えた。公開価格1680円の2.3倍の3865円まで切り上げた。


     

    日経ジャスダック平均株価は前日比48円47銭高の3727円16銭と反発した。
    前日に大幅下落したことで、自律反発を狙った買いが出やすい地合いだったという。
    日経平均株価が上昇に転じたことで、個人投資家のリスクを取る姿勢が強まった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で784億円、売買高は1億6032万株。
    値上がり銘柄数は486、値下がり銘柄数は163となった。 
     
    個別では、テリロジー、ベクター、エムティジェネックス、愛光電気がストップ高となった。
    ブロードバンドセキュリティ、ヤマザキは一時ストップ高と値を飛ばした。オプトエレクトロニクスなど2銘柄は年初来高値を更新した。
    山陽百貨店、大村紙業、サカイホールディングスが買われた。

    半面、第一建設工業、東北新社、極楽湯ホールディングス、プラネットなど43銘柄が年初来安値を更新した。 
    マクドナルド、フィスコ、五洋インテックス、ODKソリューションズ、ケイブ、横浜丸魚が売られた。

    【大引け概況】
    12日の日経平均株価は反発。前日比103円80銭高の2万2694円66銭だった。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:00 容量:8.75M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は前日の米株安を受けた売りが先行した。
    また、株価指数オプション10月物などの特別清算指数(SQ)算出に絡んだ現物株売買が売り越しだったことも重荷となり、日経平均は267円安で寄り付いた。
     
    中国が発表した9月の貿易統計では、輸出額の前年同月比伸び率が14.5%と市場予想を大きく上回ると、中国景気の過度な減速懸念が後退し、コマツなど中国関連とされる銘柄に買いが入った。下値模索が続いていた機械、通信、電気機器、精密なども軒並み戻りを試す展開となった。昨日の下げ方に対し戻りはまだ鈍いが、相場は目先的な底打ち感を出し始めたようにも見受けられる。
     
    日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑などが下支えとなり、後場中ごろ過ぎから日経平均先物の売り方による断続的な買い戻しをきっかけに上げに転じた。
     
    オプションSQをこなし先物絡みの需給撹乱要因も後退。チャートは下値圏の200日移動平均線辺りで大きめの日足陽線を示現しており、目先的ながらも底打ちに適した形を作っている。
     
    東証1部の出来高は16億8884万株、売買代金は3兆3416億円。
    騰落銘柄数は値上がり1130銘柄、値下がり926銘柄、変わらず53銘柄だった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、終値は前日比0.59ポイント高の1702.45だった。
    JPX日経インデックス400も小幅に反発し、終値は2.70ポイント高の1万5083.48だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では、その他製品、機械、情報・通信など16業種が上昇、保険業、陸運業、電気・ガス業など17業種が下落した。

    個別では、任天堂が上伸。東エレク、ファナック、コマツが値を上げた。ソフトバンクが売買を伴って上昇し、トヨタは小幅高、トレンドマイクロ、ダイキン、資生堂が買われた。

    半面、前日に決算を発表したファーストリテイリングが売られたほか、ユニファミマ、セブン&アイなど小売株の一角が下げた。第一生命、東京海上が軟調。JR東日本、ヤマトHDや、東電力HD、関西電が値を下げた。ソニーは小幅安となり、武田、JTが売られた。

    東証2部株価指数は前日比49.20ポイント高の7145.26ポイントと反発した。 
    出来高は、1億2994万株。値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は120となった。 

    個別では、トーヨーアサノがストップ高。工藤建設は年初来高値を更新した。パス、省電舎ホールディングス、ピクセラ、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、イワキが買われた。 
    半面、南海辰村建設、アスモ、アイケイ、ビットワングループ、アゼアスなど39銘柄が年初来安値を更新した。セイヒョー、パーカーコーポレーション、萬世電機、ナガホリが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比57円24銭安の2万2533円62銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.00ポイント安の1695.86で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅安圏内で一進一退の値動き。米株安を受けた売りと押し目買いが交錯し、もみ合っている。
     
    ランチタイムの225先物は2万2450-2万2550円のレンジで推移したことから、こちらの水準にサヤ寄せする格好に。アジア株の下げ止まりのほか、円高一服や週末を控えた買い戻しの動きが、足元で年初来安値更新銘柄が多く散見されていたハイテク株に対してみられている。
    外国為替市場では、1ドル=112円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は中国を除き堅調。
     
    個別では、ファーストリテ、武田、JT、ニーが甘く、ホンダは弱含み。三菱UFJ、三井住友が値を下げ、第一生命、東京海上は下落している。ユニー・ファミマが大幅安となっている。
    半面、トヨタが小締まり、ソフトバンクGが高く、任天堂は堅調。東エレク、ファナック、キーエンスが買い優勢。資生堂はしっかり。ドンキホテHDが連日の大幅高となっている。
     
    ランチバスケットは33件、753.76億円、40億買い越し。

     

    日経ジャスダック平均株価は前日比48円47銭高の3727円16銭と反発した。
    前日までの下げを映して、目先の自律反発を狙った買いが優勢となっていた。また、朝方に267円安と大幅に続落して始まった日経平均が下げ幅を縮めたほか、円高も一服していることも買い安心感につながった。こうしたなか、個人投資家の資金は時価総額の大きい銘柄を中心に流入し、全般は底堅く推移していた。
    「前日に急落した銘柄を中心に個人投資家が買いを入れた」という。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で784億円、売買高は1億6032万株。
    値上がり銘柄数は484(スタンダード458、グロース26)、値下がり銘柄数は158(スタンダード151、グロース7)、変わらずは49(スタンダード45、グロース4)。  
     
    個別では、テリロジー、ベクター、エムティジェネックス、愛光電気がストップ高となった。
    ブロードバンドセキュリティ、ヤマザキは一時ストップ高と値を飛ばした。オプトエレクトロニクスなど2銘柄は年初来高値を更新した。
    山陽百貨店、大村紙業、サカイホールディングスが買われた。
    このほか、厚労省から「再生医療等製品製造業許可」を取得したセルシードや、開発した透明ヒーターフィルムを車載メーカーへと販売を開始することを明らかにしたシライ電子などにも関心が向かった。
     
    半面、第一建設工業、東北新社、極楽湯ホールディングス、プラネットなど43銘柄が年初来安値を更新した。 
    マクドナルド、フィスコ、五洋インテックス、ODKソリューションズ、ケイブ、横浜丸魚が売られた。






     


    東証マザーズ指数は前日比22.15ポイント高の975.05ポイントと反発した。
    日米ともに今後本格化する決算発表を控えた押し目買いの好機と捉える向きも多く、本格的な戻りには時間を要するものの、マザーズ先物にも下値を拾う動きが出ている。値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は65となった。
     
    個別では、リンクバルが一時ストップ高と値を飛ばした。はてなは年初来高値を更新。アドバンスト・メディア、メディアフラッグ、エヌ・ピー・シー、イーエムネットジャパン、エニグモが買われた。
     
    一方、イグニス、ソーシャルワイヤー、バリューゴルフ、PKSHA Technology、レアジョブなど11銘柄が年初来安値を更新。ラクスル、エリアリンク、WASHハウス、GA technologies、アズームが売られた。
     
    きょうは東証マザーズ市場に2銘柄が新規上場した。創薬ベンチャーのデルタフライは公募・売り出し価格(公開価格)4770円を385円(8%)下回る4385円で初値を付けた。
    自動車機器向けOS開発のイーソルは買い気配のまま取引が成立しなかった。午前の気配値は2856円。


     


    12日午前の日経平均株価は続落した。午前の終値は前日比102円00銭安の2万2488円86銭だった。
     
    前日にNYダウ工業株30種平均が545ドル安となった流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行した。景気減速懸念を背景とした世界的な株安連鎖への警戒が引き続き重荷となった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
     
    ファストリが11日に発表した2018年8月期決算で、19年8月期の連結純利益が過去最高を更新する見通しを発表したが、材料出尽くしの売りが優勢で、日経平均を押し下げた。18年3〜8月期の連結純利益が過去最高となったセブン&アイも売られるなど、主力の小売株の下落が投資心理を冷やした面がある。
     
    ただ、日経平均は朝安後急速に下げ渋る場面があった。日経平均先物ミニ・オプション10月限などの特別清算指数(SQ)算出に絡む売買が影響して、日経平均は267円安で寄り付いたが、その後は堅調な企業業績に着目した見直し買いや先物への売り方の買い戻しなどが目立った。
    市場関係者は「利益確定売りが出やすいタイミングだが、日経平均は他国の株価指数より底堅い」と指摘していた。
     
    今日算出の日経平均先物ミニ・オプション10月限の特別清算指数(SQ)推計値は2万2313円75銭。
     
    24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇していることや、外国為替市場での円相場の上昇一服もあって、市場では「午後は輸出株を中心に買いが膨らむ可能性がある」との声が聞かれた。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆6289億円、売買高は8億3093万株。東証1部の値下がり銘柄数は1050、値上がり銘柄数は969、変わらずは90だった。


    業種別株価指数(33業種)は、保険業、陸運業、電気・ガス業の下落が目立った。上昇は機械、電気機器、金属製品など。
     
    個別では、ファーストリテイリングが大きく下げたほか、ソニーも冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。アステラスやエーザイ、大塚HDなど医薬品株が下落した。ユニー・ファミリーマートホールディングス、ローソンも売られた。明光ネットワークジャパン、パーク24が大幅安。
     
    半面、SUMCOが買われ、東エレクやファナック、アドテストなどの半導体株が上昇した。コシダカホールディングスはストップ高、乃村工芸社、ディップも値を飛ばした。ソースネクストも高い。
     
    東証2部指数は前日比8.76ポイント高の7104.82ポイントと反発した。
    出来高8095万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は160となった。
     
    個別では、工藤建設が年初来高値を更新。ピクセラ、パス、トーヨーアサノ、アオイ電子、アルメディオが買われた。
     
    一方、南海辰村建設、ビットワングループ、アスモ、アイケイ、アゼアスなど33銘柄が年初来安値を更新。セイヒョー、東邦化学工業、ナガホリ、電響社、キャピタル・アセット・プランニングが売られた。



     


    【寄り付き概況】

    12日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前日比267円43銭安の2万2323円43銭と続落してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、12.36ポイント安の1689.50で始まった。
     
    前日のNYダウが500ドルを超える下げをみせ、2日間の下げ幅は1370ドルを上回った。リスクオフの流れが一段と強まるなか、東京市場でも主力株中心に売り圧力が強い。原油市況が続急落となったことやドル・円相場の円高進行なども投資家心理にネガティブに働いている。
    ただ、目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いも予想され、売り一巡後は先物主導で下げ渋る可能性もある。きょうはオプションSQ算出に絡み売買代金は膨らむ見通し。
     
    財務省が取引開始前に発表した9月30日−10月6日の対外対内証券売買契約状況によると、非居住者による株式取引が1兆5784億円の取得超で、2週連続で取得超となっている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは保険、医薬品、石油、精密機器、銀行、鉱業など。
     
    個別では、ソニー、ダイキン、京セラがさえない。東エレクは弱含み。武田、アステラス薬が値を下げている。三菱UFJが下押し、KDDIは小幅安となっている。
     
    半面、ファーストリテ、ソフトバンクGがしっかり。コマツが堅調、ファナックは小幅高。資生堂が強含み。ドンキホテHDは上伸している。
     
     
    225先物は、アムロ・ナティクス・岡三・日興・GMO・ソジェンが買い越し。
    野村・クレディ・ドイツ・バークレイズ・JP・パリバ・メリルが売り越し。
    TOPIX先物はソジェン・パリバ・バークレイズ・日興・アムロが買い越し。
    GS・みずほ・メリル・HSBC・野村・UBSが売り越し。
     
    テクニカル的には、ABC(2670)、パル(2726)、Hamee(3134)、技研製(6289)、トップカル(7640)、オオバ(9765)が動兆。
     
     
     

    「下げなきゃ株は上がれないという思考法もある」
     
    NY株式は連日の大幅安。
    NYダウは500ドル以上の下落。
    NASDAQは100ポイント近い下落。
    8月29日につけた終値の最高値を9.6%下回る水準。
    S&P500は6日続落で7月上旬の水準まで下落。
    「金利上昇を巡る懸念や企業決算への警戒感から売りが膨らんだ」との解釈だ。
    2月の「VIXショック再来」という声もある。
    VIX(恐怖)指数は一時28.84まで上昇。
    その後前日比2ポイント高の24.98と2月12日以来の高水準だ。
    ただブラックスワン(SKEW)指数は127.65と連日低下している。
    しかし10債利回りは2月時には短期間で0.5%ほどの上昇となったが、今回はまだ0.25%ほど。
    しかも3.1%台に低下しているから不可解な解釈にも聞こえる。
    米原油在庫が予想を上回る水準となったことから、原油価格は約2週間ぶりの安値。
    これを受けてエネルギー関連株が売られた。
    3市場の売買高が114億株まで増加したことは目先のセリングクライマックスと考えれなくもない。
    消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.1%上昇し、市場予想の0.2%上昇を下回った。
    10年債利回りは一時3.124%と前日の3.24%レベルから低下。
    トランプ米大統領はパウエルFRB議長について「解任する意向はなく、単に失望しているだけ」とコメントしている。
    「株式がこれだけ弱ければ、そこには見えないリスクがあるに違いない。
    株価が下落してもFRBは利上げを中断しないだろう」という見方もある。
    イタリア議会が財政均衡化目標の達成時期を2020年から21年以降に先送りする動議を可決したことは悪材料の減少になろう。
    ドル円は112円台前半で推移。
     
     
    木曜の日経平均は一時1047円の急落。
    2月6日の1074円安、3月23日の974円安に続く今年3番目の下落幅。
    225採用銘柄は大和ハウス以外が下落。
    下落率は日経平均が3.89%、TOPIXが3.52%。
    新興市場もマザーズ指数が4.8%、ジャスダックア平均が2.21%。
    「長期金利の上昇」「米中貿易戦争の激化」「ファンド筋による先物売り」。
    あれこれ材料は指摘されるものの「売りが売りを呼んだ」という解釈だ。
    ただ前引け914円安、大引け915円安。
    後場に売り崩すような展開ではなかった。
    東証1部の売買代金は3兆7587億円と増加。
    値上がり銘柄はわずかに56。値下がりは2050銘柄。
    新高値4銘柄、新安値362銘柄。
    騰落レシオは96.35と低下。
    NT倍率は13.27倍と低下。
    日経VIは26.46と上昇。
    25日線(23364円)からは3.3%のマイナスかい離。
    200日線(22508円)からは0.4%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.184%。買い方▲13.610%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.08%。買い方▲22.68%。
    10月5日現在のQuick調査の信用評価損率はマイナス10.25%と4週ぶりの反落。
    裁定買い残は2119億円減少の2兆3509億円。
    4週ぶりの減少となった。
    裁定売り残は937億円減少し2857億円。
    3週ぶりの減少となった。
    空売り比率は45.2%と8日連続の40%超。
    日経平均採用銘柄のPERは13.08倍でEPSは1727円。
    シカゴ225先物終値は日中比95円安の2248円。
    高値は22905円、安値は22240円だった。
    大証夜間取引終値は日中比130円安の22450円。
    200日線が昨日かすかに下向きに転じたのは気にかかるが200日線がサポ─トしてきてくれたのが今年の相場でもある。
    25日線からのマイナス4%かい離水準は22429円で第一次限界水準だ。
    これを下回って売りたたくようならマイナス5%かい離水準の22195円覚悟だが可能性は少ないと見る。
    一目均衡の雲の上限が22519円、下限が22427円。
    勝手雲の下限は23229円で下抜けた水準。
    ミニSQだがそれほど荒れないと考えたい週末。
    気学では「前日の足取りに反して動く日」。
    「下げなきゃ株は上がれない」という思考法もある。
    決算を無事通過したファーストリテがけん引するかどうかが課題だ。
    「世界同時株安」なんて活字に踊らされない方がよかろう。
    みずほの売買高がどこまで増えるかも注目点だ。
    株式の予想益回りは6.91%。
    10年国債利回りは0.14%。
    どちらが得か?はいうまでもなかろう。
     
    短い髪を切りとんかつとカキフライを夕食にした投資家さん。
    みずほFGの売買高5億株で相場の反転を願う投資家さん。
    それぞれの思いと願いと行動が凝縮されたのが株式市場。
    推定SQ値は22313.75円で通過。
    荒い値動きを見て「個人の方にはわかりにくい相場ですね」と解説者。
    「では機関投資家ならわかるのですか?
    あるいはあなたは完璧にわかるのですか」と聞きたくなる。
    個人は相場を理解できないだろうという予断と偏見に満ちた人は多い。
    所詮、推理推論に正解はなかなかないものである。
     
    NYダウは545ドル安の25052ドルと3日続落。
    NASDAQは92ポイント安の74329ポイントと続落。
    S&P500は57ポイント安の2728ポイントと6日続落。
    ダウ輸送株指数は153ポイント安の10397ポイント。
    SOX指数は1.03%の下落。
    3市場の売買高は114.4億株と増加。
    CME円建ては大証比95円安の22485円。
    ドル建ては大証比55ポイント安の22525ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比130円安の22450円。
    ドル円は112.16円。
    10年国債利回りは3.146%。
     
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    12日(金):マネーストック、第3次産業活動指数、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、中国貿易収支
    週末:ドイツバイエルン州議会選挙
    15日(月):米小売り売上高、NY連銀製造業景況感、
    16日(火):首都圏新規マンション発売、シーテックジャパン(〜19日)、訪日外客数、米鉱工業生産、独ZEW景況感、中国生産者物価・消費者物価
    17日(水):米住宅着工件数、EU首脳会議(オランダ)
    18日(木):貿易統計、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
    19日(金):消費者物価、中国各種経済指標
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    丸和運輸機関(9090)・・・動兆
     
    丸和運輸機関に注目する。
    同社は小売業に特化した3PL(物流一括請負)で低温物流に注力。
    業績は絶好調。
    アマゾン向けの配達エリア拡大。
    ラストワンマイルはいずれ海外にも羽ばたこう。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]
     
    NY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より増加し、9月消費者物価指数も予想を下回ってドルは若干売られたが揉み合いの範囲で、NY株式市場が続落して始まったあとダウがプラスを回復する上昇にドルも買われ、NY市場序盤に当日高値112.550円まで上昇した。
     
    しかし其の後株価が下げるとドルも売られて揉み合いに戻り、株価の下げ幅拡大にドル売りも進んでNY市場終盤に当日安値111.835円まで下落した。しかし112円割れでは買いが入り、最後は前日比-16銭の112.130円と112円台に乗せて引け、対ドルで買われたドル以外の主要通貨は対円でも買われ、上昇して引けた。
     
    NY株式市場の下落にドルも続落しているが、112円割れでは買われるなど、株式市場が落ち着きを取り戻せばドルは再び買われる可能性があると見ている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■日立<6501>
    スマホから鉄道運賃徴収する新システム開発
     
    ■エスペック<6859>
    温度変化に対する耐久性評価する試験器開発
     
    ■京セラ<6971>
    金属や水分付近でも電波強度維持できるアンテナ開発
     
    ■日ケミコン<6997>
    アルミ電解コンデンサーのラインアップ拡充
     
    ■ショーワ<7274>
    埼玉工場で生産効率化のモデルライン構築
     
     

     
     
    12日の東京株式市場は、続落スタート後、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2400円−2万2800円。
     
    11日の米国株の大幅安を受けて、売り優勢の展開が想定される。
    ただ、NYダウ平均の下げ度合いの割に為替は比較的落ち着いている。シカゴ日経平均先物も下落を示唆してはいるものの、大幅安とはなっていない。
    2万2400円〜2万2500円あたりからのスタートであれば、案外しっかりとの見方も強まりやすく、押し目を拾う動きも出てくるだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(11日の終値112円22−23銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円50−54銭)と円安に振れている。為替市場での円高一服の動きから、輸出関連銘柄は戻りを試す動きが出る可能性もある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比11円安の2万2485円。
     
    11日の日経平均は急反落して一時200日線を割り込み、終値は75日線を下回った。
    本日は200日線を再び下回り、9月10日高値と11日安値で形成する窓(22396.88-22457.10)を埋める展開が予想される。5、25、200日といった主要な移動平均線のほとんどが下降していることもあり、本日大引けで200日線を下回れば、来週15日以降の相場反転が難しくなる可能性もある。
     
    【好材料銘柄】 
    ■コシダカホールディングス <2157>
    今期経常は13%増で17期連続最高益、実質増配へ。
     
    ■ディップ <2379>
    今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。
     
    ■セイヒョー <2872>
    上期経常は一転2.1倍増益で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■カンセキ <9903>
    上期経常は34%増益で上振れ着地、今期配当を2円増額修正。
     
    ■セルシード <7776>
    「再生医療等製品製造業許可」を取得。再生医療等製品として細胞シートの製造販売承認取得に向けた開発を引き続き進める。
     
    ■SHIFT <3697>
    今期経常は9%増で2期連続最高益更新へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    12(金)
    9月マネーストック(8:50)
    8月第3次産業活動指数(13:30)
    オプションSQ
    《決算発表》
    島忠、UUUM、高島屋、タマホーム、S Foods、キャンドゥ、ブロッコリー、大黒天、JINS、SFP、ニッケ、フィルカンパニ、コスモス薬品、クリレスHD、ほぼ日、サインポスト、Gunosy、古野電、コーナン商事、IDOM、リテールPT、リンガハット、USENNEXT、東宝、歌舞伎
     
    【海外】
    中国9月貿易収支
    米9月輸出入物価指数(21:30)
    《米決算発表》
    シティグループ、JPモルガン・チェース、PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     


    11日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比545ドル91セント安の2万5052ドル83セントと7月23日以来ほぼ2カ月半ぶりの安値で終えた。
     
    米長期金利の上昇による企業業績の悪化懸念を背景にした前日の米株相場の急落を受け、この日はアジアや欧州でも軒並み株価が下落。世界的な株安連鎖となる中、ダウも軟調地合いを引き継ぎ、前日に続き全面安となった。
     
    朝方発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%上昇と市場予想を下回ると、インフレ高進や金利高に対する過度の懸念が後退した。前日に売り込まれたハイテク株などに買い戻しが入り、ダウは序盤にプラス圏に浮上した。しかし、原油先物価格の下落を眺めた売りなどに圧迫され、間もなくマイナス圏に沈んだ。
    シェブロンやエクソンモービルなど石油株が大幅に下げたのも相場の重荷だった。午後にダウ平均は長期の基調を示す200日移動平均を下回った。一段の下げを見込む売りが出て、一時は698ドル安の2万4899ドルと3カ月ぶりの安値まで下げた。
     
    また、トランプ米政権が、大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が11月末に会談する方向で検討中だと報じられた。米中摩擦が和らぐとの期待から、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなど「中国関連」とされる銘柄が買われる場面があった。だが、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「確証はない」と述べると中国関連銘柄も下げに転じた。
     
    米株の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は前日比8.8%上昇し24.98で終えた。2月中旬以来の高さ。20を上回ると市場の不安心理が高まった状態とされる。相場の値動きが荒くなり、投資家のリスク回避姿勢が強まっている。
     
    ナスダック総合株価指数は続落し、92.989ポイント安の7329.061と5月8日以来ほぼ5カ月ぶりの安値で終えた。アマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックス、半導体のエヌビディアなど今年の上昇率が大きかった銘柄の下げが目立った。
     
    セクター別では全面安となり、特に保険や医薬品・バイオテクノロジーの下落が目立った。
     
    個別では、OPEC(石油輸出機構)による19年度の需要見通し引き下げを受けて原油相場が下落し、サウスウエスタン・エナジー(SWN)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連会社が軟調推移した。金利の低下を受け、JPモルガンチェース(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)など大手行が売られた。また、バイオ医薬品のブリストル・マイヤーズ(BMY)は、遺伝子治療開発を手掛けるイスラエルのコンピュジェン(CGEN)に1200万ドル出資することを明らかにし下落した。
     
    一方で、航空大手のデルタ航空(DAL)は、決算内容が好感され、上昇した。プライバシー問題で株価が低迷していた交流サイトのフェイスブック(FB)も反発した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,052.83−545.91
    S&P500種
    2,728.37−57.31
    ナスダック
    7,329.061−92.989
     
    米10年債利回り(%)
    3.1517 -0.073
    米2年債利回り(%)
    2.8525 -0.028
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,227.60+34.20
    NY原油(ドル/バレル)
    71.05+0.08
    円・ドル
    112.10 - 112.11−0.12


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続落した。
    12月物は前日比315円安の2万2485円で引け、中心限月物終値ベースで約1カ月ぶりの安値を連日更新した。10日の大取終値を95円下回った。
    米中貿易摩擦への警戒感が根強く、米株とともに投資家のリスク回避の売りが続いた。
    この日の12月物安値は2万2240円、高値は2万2905円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22485 ( -95 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22525 ( -55 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7006.93(−138.81)
    FTSE100種総合株価指数は世界的な株安連鎖を受けて大幅に続落した。前日10日の終値に比べ138.81ポイント安の7006.93と、終値ベースで3月下旬以来、6カ月半ぶりの安値で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。
     
    10日の米国株の急落から始まった世界同時株安に連動した。この日の米国株の下げが広がるとともに、英国株も下げ幅が大きくなった。石油株と金融株の値下がりが株価指数の下落に大きく影響した。
     
    個別銘柄では、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルがともに大幅安。金融株も下がり、保険のプルーデンシャルの下げが目立った。金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンは5%下がった。第1四半期の資金流入が3%増加したものの、緩やかな伸びにとどまったと判断されたほか、世界的な株安も響いた。鉱業関連株は、午後に銅価格が上昇に転じたことから下げ幅が縮まった。
    配当権利落ちでそれぞれ住宅建設のバラット・ディベロップメンツは9%超、ガス供給・販売のセントリカは3%超、銀行のHSBCホールディングスも3%超下落した。
     
    半面、金価格の上げ幅が広がるとともに、関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズも上げが大きくなり、ともに8%超上昇した。前日大きく値を下げた高級衣料バーバリーも0.7%高と反発した。ネット専業スーパーのオカド・グループの値上がりも目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11539.35(−173.15)
    ドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前日10日と比べて173.15ポイント安の11539.35と、終値ベースで2017年2月上旬以来、1年8カ月ぶりの安値で引けた。
    10日の米国とこの日のアジア株の大幅安を受けて、欧州各国の株式相場が下落した。DAXでは4銘柄を除くすべての銘柄が下落した。
     
    個別では、医薬・化学大手の独メルクと保険のアリアンツ、鉄鋼のティッセン・クルップの下げが目立った。
    半面、医薬・農薬大手のバイエルは3%高。傘下の米モンサントの農薬に対する訴訟で賠償金を命じられたが、これに対する再審の申し立てが聞き入れられたことが好感された。オンライン決済サービスのワイヤーカードと電力のRWE、医療機器のフレゼニウスも買われた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5106.37(−99.85)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて2%近く下落した。
     
     

10月12日 毎日コラム
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