会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント

10月05日 マーケットコメント

10月06日 マーケットコメント

10月08日 マーケットコメント

10月09日 マーケットコメント

10月10日 マーケットコメント

10月11日 マーケットコメント

10月12日 マーケットコメント

10月13日 マーケットコメント

10月14日 マーケットコメント

10月15日 マーケットコメント

10月16日 マーケットコメント

10月17日 マーケットコメント

10月18日 マーケットコメント

10月19日 マーケットコメント

10月20日 マーケットコメント

10月22日 マーケットコメント

10月23日 マーケットコメント

10月24日 マーケットコメント

10月25日 マーケットコメント


    6日日経平均株価は、米国市場が急落の反動から買い戻しの動きを見せる中、自律反発の流れが先行し、寄り付き直後には2万1476円66銭まで上げ幅を広げる局面もみられた。
     
    しかし、米国の時間外ではアマゾン、アルファベット(グーグル)ともに決算内容が嫌気されるなど、FANG銘柄の弱さが目立つ中で上値追いの流れは限定的。週末の米国市場の下げが警戒される中、値を消す展開となり、後場寄り付き直後には2万0971円93銭と節目の2万1000円を割り込む局面もみられた。その後、2万1300円台に戻す動きもみられたが続かず、大引けにかけては再び下げに転じる荒い値動きとなった。
     
     
    今週は大幅安の展開となった。
    米国の企業決算への警戒や米国とサウジアラビアの緊張の高まりなど、漠然とした先行き不透明感が強まる中、23日の日経平均は600円を超える大幅下落。
    2万2000円を割り込んだ。
    その後も25日には800円を超える下げを記録した。TOPIXやマザーズ指数は年初来安値を更新。日経平均も7月の安値を下回り、ピークアウト感が強まった。
    地合いが急速に悪化する中では、米国株の大幅反発など好材料に対する反応も限定的で、週末にかけては一段安となり、2万1000円を割り込む場面もあった。
    日経平均は週間では約1347円の下落となり、週足では長い陰線を形成した。
     
     
    さて、来週は軟調展開か。
    週末には10月米雇用統計の発表が予定されている。前月の同指標が強かったことが米長期金利の上昇につながり世界株安を招いたため、警戒材料として意識されるだろう。
    さらに、次の週にはFOMCと米中間選挙を控えるスケジュール。これらのイベントを通過するまでは腰の入った買いは入りづらい。
     
    日米とも決算発表ラッシュとなるが、中でも米アップル決算(11/1)は注目される。ただ、これが失望決算となった場合には、ハイテク全般の売り材料にもなりうる。
    月末月初で日米とも経済指標が多く、国内では日銀金融政策決定会合も開催されるなど材料は多い。
    これらに一喜一憂となるだろうが、日本株は今週、非常に弱い動きとなったこともあり、ネガティブな材料に対する売り反応が強めに出る地合いを予想する。
    11月6日には米中間選挙も終わるため来週から再来週までの間にいったんボトムを形成することになりそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    22019.81  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21965.67  均衡表転換線(日足)
    21950.37  6日移動平均線
    21848.13  均衡表雲上限(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21476.49  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21303.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21259.05  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
    21184.60  ★日経平均株価26日終値
     
    20885.98  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20498.29  ボリンジャー:-3σ(13週)
    20393.49  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    日経平均は今年2番目の規模の週足大陰線を引いて52週移動平均線を下放れした。
    日経平均は2万1000円のフシ目から3月安値(2万347円)辺りまでが次なるボトムゾーンとなるが、レンジが一段切り下がっていることで上値は当面2万2000円がカベとなりそうだ。
     

    [概況]
     
    25日の東京外国為替市場は、米ドル円が軟調に推移した。昨日は米国時間におけるNYダウの上昇で、外国為替市場はリスク回避姿勢が後退。米ドル円は112.60円近辺まで水準を回復させた。
     
    しかし、東京時間では日経225の下落を受け、再びリスク回避性が強まり、112円台前半まで弱含む展開に。欧州時間に入っても下落の基調は変わらず、安値を112.00円まで切り下げている。
     
    米ドル円は、この後の欧米時間に発表される第3四半期米GDPの結果でその動向が左右されそうか。仮に結果が予想を下回れば、米景気の先行きを楽観視する見方が後退し、米ドル円は売られる可能性が高そうだ。その場合の一端の下値目処としては、10/15安値111.615円が予想される。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    26日の日経平均株価は続落した。前日比84円13銭安の2万1184円60銭で終えた。後場は取引時間中で3月29日以来となる2万1000円割れの場面があった。
     
    本日のマーケット動画

    時間:00:00:41 容量:6.22M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    取引開始直後は25日の米国株高に好感し日経平均が前日比200円超上昇した。

    しかし、通常取引終了後の米株価指数先物価格が大幅に値下がりしたほか、中国・上海株も下落した。また、午後の取引では、信用取引で追加証拠金(追い証)の差し入れ義務が生じた個人投資家による損失覚悟の売りが出て、前日に比べ300円近く下げた。
    その後、いったんプラス圏に浮上したが、再び押し戻される乱高下となった。
     
    上海などアジア株式相場の下落を受けて投資家心理が悪化し、建設機械など中国関連銘柄を中心に売りが優勢だった。
    アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)といった米IT大手が25日発表した18年7〜9月期売上高が市場予想を下回り、米株の先行き不透明感が強まったことも買い手控え要因になった。
     
    市場からは「時間外の米株先物や中国株の動きが日本株に増幅されて反映されている。国内は決算以外に材料はなく、外部要因に振らされている。ボラティリティ(価格変動率)は高く、下への警戒は消えておらず、市場心理は急には改善しないだろう」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。前日比4.91ポイント安の1596.01で終えた。JPX日経インデックス400も続落し、終値は39.87ポイント安の1万4139.90だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆1857億円。売買高は16億9900万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1502、値上がりは554、変わらずは54銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では、サービス業、精密機器、その他製品の下落が目立った。上昇はパルプ・紙、輸送用機器、ゴム製品など。

     


    個別では、キヤノンが下げた。任天堂、ソニー、キーエンスなどが軟調。ファナックや安川電、日立建機、コマツなど中国関連銘柄が安い。ソフトバンクやKDDIなど通信株も下落した。
    業績下方修正のキヤノンが5%超下落したほか、売買代金上位では東海カーボやリクルートHDの下げも目立った。エムスリーは主力事業の収益伸び悩みがマイナス視されて10%近く下落し、前期が営業減益となったサイバーは7%超下落した。
     
    一方でファストリは高い。トヨタやホンダ、スズキなどの自動車株やアステラス、武田などの医薬品株が上昇した。三菱UFJや三井住友などのメガバンク株は小じっかり。また、堅調な決算や大幅増配が好感されたアサヒHDはストップ高水準まで買われ、業績上方修正の日本トリムなども東証1部上昇率上位に顔を出した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比71.02ポイント安の6876.97ポイントと4日続落した。
    出来高8993万株。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は344となった。
     
    個別では、JESCOホールディングス、大盛工業、南海辰村建設、高田工業所、中央ビルト工業など151銘柄が年初来安値を更新。KIホールディングス、アイスタディ、コーア商事ホールディングス、パス、寺岡製作所が売られた。
     
    一方、京進が年初来高値を更新。大丸エナウィン、富士通フロンテック、FDK、フォーシーズホールディングス、中北製作所が買われた。

     


    経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比57円09銭安い3533円35銭となり、連日で年初来安値を更新した。上海などアジア株式相場の下落を受けて投資家心理が悪化し、新興市場でも時価総額が大きい銘柄を中心に売りが優勢だった。
    株安連鎖が続くことへの懸念も加わり、次第に買い見送りムードが強まった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で769億円、売買高は1億5428万株だった。
    値上がり銘柄数は146(スタンダード141、グロース5)、値下がり銘柄数は500(スタンダード470、グロース30)、変わらずは49(スタンダード47、グロース2)。
     
    個別では、先安懸念が増幅したブロッコリー、前日にストップ安まで売られた流れを引き継いだエムティジェネックスがストップ安。アクシーズ、安江工務店、美樹工業、常磐開発、ETSホールディングスなど188銘柄は年初来安値を更新。アイレックス、幸和製作所、ワイエスフード、助川電気工業、ラックが売られた。
     
    一方、地域新聞社がストップ高。愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングスなど2銘柄は年初来高値を更新。スターツ出版、ピクセルカンパニーズ、やまねメディカル、カイノス、ジェイ・エスコムホールディングスは値上がり率上位に買われた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比26.74ポイント安の873.42ポイントと4日続落した。
    終値ベースで2016年12月8日以来の900ポイント割れとなった。東京株式市場全般が下値模索となり、新興市場の2016年12月8主力株には投げ売りが出ている。
    値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は224となった。
     
    個別では、マネーフォワードが一時ストップ安と急落した。キャンディル、ミクシィ、トライステージ、総医研ホールディングス、ユナイテッドなど84銘柄は年初来安値を更新。ファイズ、ブリッジインターナショナル、フロンティア・マネジメント、アイ・ピー・エス、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
     
    一方、ジェネレーションパスがストップ高。イーソルは年初来高値を更新。シリコンスタジオ、リンクバル、Delta-Fly Pharma、オイシックス・ラ・大地、サインポストが買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比162円54銭安の2万1106円19銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、10.63ポイント安の1590.29で始まった
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)がともに下げ幅を拡大している。日経平均は一時、2万1000円を下回った。米国株式先物の大幅安から幅広い銘柄に売りが出ている。
    外国為替市場では、1ドル=112円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、ソフトバンクGが大量の売りに押され、任天堂は一段安。ソニー、キヤノンが売られ、キーエンス、ファナックも下押している。三菱UFJ、三井住友は小安く、日本郵政は弱含み。コマツが値下がりし、三菱商も軟調となっている。
     
    半面、ファーストリテは値上がりしている。武田が締まり、アステラス薬は買われている。スズキが大幅高で、トヨタ、ホンダも上昇している。
     
    ランチバスケットは36件、593.02億円、40億買い越し。

     

    26日午前の日経平均株価は前日比47円23銭安の2万1221円50銭と続落した。
    25日の米国株式の大幅反発や、昨日の日経平均大幅安(822円)の反動で一時2万1476円66銭(前日比207円93銭高)まで上昇した。
    上げ一巡後は、上海総合指数が軟化したことや米株価指数先物安が重なり、下げに転じた。一時は70円程度下げる場面もあった。
    NYダウは400ドルを超える上昇をみせたが、アマゾンドットコムが引け後発表した7〜9月期決算が市場予測に届かず、時間外取引で大きく売られるなどでリスク選好ムードとはなりにくかった。

    米国でハイテクセクターへの売り圧力が強いことを受けて、東京株式市場でも主力の電機や機械株など輸出株中心に軟調な銘柄が目立った。

    26日の中国・上海や香港などアジア各国・地域の株式相場は総じてさえない値動きで推移している。
    安川電、ファナック、コマツ、資生堂などの下げが大きかった。

    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落した。

    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2740億円、売買高は6億7090万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1270、値上がりは743、変わらずは97だった。

    業種別株価指数は、サービス業、その他製品、精密機器など17業種が下落。パルプ・紙、輸送用機器、非鉄金属の16業種が上昇した。
    個別では、ソフトバンク、ファナックが大きく下げた。テルモが売られ、25日に18年12月期の連結純利益予想を下方修正したキヤノンも安い。ユニーファミマも下落し、リクルートも売り優勢だった。

    半面、ファストリは大幅に上昇した。1銘柄で+42円日経平均寄与している。トヨタやホンダ、スズキなど自動車株やアステラスや武田など医薬品株も高い。
    アサヒホールディングスはストップ高に買われ、JBCCホールディングスが急伸、日立ハイテクノロジーズも大幅高となった。

    東証2部株価指数は前日比37.89ポイント安の6910.10ポイントと4日続落した。
    値上がり銘柄数は163、値下がり銘柄数は252となった。 

    個別では、中央ビルト工業、ビットワングループ、フルスピード、日本ケアサプライなど78銘柄が年初来安値を更新した。
    相模ゴム工業、ファーマフーズ、インテリジェント ウェイブ、川金ホールディングスが売られた。 
    半面、京進が年初来高値を更新。技研ホールディングス、富士通フロンテック、西菱電機、電業社機械製作所、中北製作所が買われた。 


    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比26円53銭安い3563円91銭となり、25日に付けた年初来安値を下回った。
    米ハイテク株の下落や軟調なアジアの株式市場への警戒感から、新興市場でも時価総額が大きい銘柄を中心に売りが優勢になった。
    朝方こそ高かったものの、力なく失速して前場を折り返した。

    値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は382となった。 
     
    個別では、ブロッコリー、エムティジェネックスがストップ安。佐藤渡辺、アクシーズ、美樹工業など108銘柄は年初来安値を更新した。ナガオカ、幸和製作所、サカイホールディングス、応用技術が売られた。 

    半面、地域新聞社がストップ高。前日に第2四半期累計の単独決算を発表し、営業利益は1億4600万円(前年同期比42.2%増)となった愛光電気が一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、地域新聞社が年初来高値を更新した。ピクセルカンパニーズ、スターツ出版、三東工業社、やまねメディカル、ユタカ技研が買われた。 

    東証マザーズ指数は前日比20.39ポイント安の879.77ポイントと4日続落した。
    前日に付けた年初来安値をさらに更新した。

    朝方こそ買い先行でスタートしたものの主力株の下落でマザーズ市場も売りが先行し力なく失速して前場を折り返した。
    株式市場では「先行きの不透明感から、信用取引を含め、これ以上の損失拡大を避ける投資家の処分売りが続いている」との声もあった。

    値上がり銘柄数は55、値下がり銘柄数は207となった。 
     
    個別では、ユナイテッド、トライステージ、総医研ホールディングス、ファンデリーなど55銘柄が年初来安値を更新した。UUUM、ファイズ、エクストリム、ブリッジインターナショナル、アイ・ピー・エスが売られた。 

    半面、イーソルが年初来高値を更新。サインポスト、リンクバル、オイシックス・ラ・大地、ジェネレーションパス、シリコンスタジオが買われた。

     


    [概況]

     
    NY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想通りで、9月耐久財儒集は予想を上回ったがドルは反応薄だった。
    一方ECB理事会後に行われたドラギ総裁の会見ではこれまでの姿勢に変化が無かった事が確認され、直前に当日高値128.420円まで上昇していたユーロは一気に128円を割り込む急落となった。
     
    其の後発表された9月耐久財受注も予想を上回り、良好な経済指標に加え、取引開始前に発表されたマイクロソフトやテスラ、ツィッターなどのIT・ハイテク企業の決算も予想を上回る結果となった事を好感してNY株式市場は大きく反発してドルも一段高となった。株価の上昇にドルも買われて終盤に当日高値112.680円まで上昇し、最後は前日比+21.5銭高の112.450円と112円半ば近くまで戻して引けた。
     
    株価の大幅反発にリスク回避後退の円売りが優勢だったが、EU離脱交渉の難航を嫌気してポンドは売られた(-42銭)。NY株式市場は大きく反発してドルも買われたが、株価が底を打ったかどうかは不明で、また本日は週末でもある事から、ドルの上値ままだ重いのではないかと予想している。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    「曖昧模糊では待ってくれない」
     
    NY株式市場は反発。
    フランス・ドイツの株価は7日ぶりに反発。
    好決算のマイクロソフトが買われ、ハイテクセクターの上昇に貢献。
    NASDAQは3月以来の大幅高となった。
    売上高と利益が市場予想を上回ったマイクロソフトは5.8%高。
    前日に年初来マイナスとなったNYダウとS&P500は年初来プラスに転じた。
    ただ前日の下落幅を取り戻すまでには至らず。
    「市場が上昇した日の出来高が下落した日の出来高を下回っており最近の下落局面が終わっていない可能性もある。
    3市場の合算出来高は約92億株。
    急落した前日は約96億株。
    10月11日の急落時は114.4億株だった」という難癖も聞こえる。
    耐久財受注は前月比プラス0.8%(市場予想はマイナス1.0%)で着地。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比5000件増の21.5万件だった。
    市場予想は21.4万件。
    失業保険受給者総数は1973年8月以来、約45年ぶりの低水準に改善した。
    債券市場は小動き。
    26日発表予定の第3四半期の国内総生産(GDP)速報値待ちという格好。
    ドラギECB総裁は先行きの「多大な不透明感」に言及。
    景気の下支えを目的とした量的緩和を予定通り年内に終了する方針を確認。
    来年の夏場以降の利上げにも含みを残したがユーロは下落。
    ドル円は112円台前半での推移。
    引け後に増収増益の決算を発表したアマゾンは市場予想を下回ったことから時間外取引で9%程度の下落。
    アルファベットは利益が市場予想を上回って着地したが時間外取引で下落。
    インテルの決算は市場予想を上回って着地した。
    VIX(恐怖)指数は24.22%に低下。
    SKEW指数は128.91。
     
    NYダウが2.4%下げたのに対して日経平均は3.7%の急落。
    マドを空けて始まり、寄りは414円安でほぼ高値、大引けが822円安でほぼ安値。
    弱々しい展開が終日続いた。
    値上がり34銘柄、値下がり2072銘柄。
    18日、23日と1日置きの値下がり2000銘柄超。
    圧倒的な売り優勢だった。
    225採用銘柄のうちパナソニック、東ガスを除く223銘柄が下落した。
    新高値3銘柄、新安値802銘柄。
    新安値が1000を越えれば反発というアノマリーもあるが中途半端だった。
    日経平均の25日移動平均線とのかい離率はマイナス8.42%。
    2月13日の8.51%までは届かなかった。
    ただTOPIXの25日線かい離率は2月の7.67%を上回る8.37%。
    第2次限界水準ではある。
    かろうじて1600ポイントを維持したのが救いだった。
    騰落レシオは81.37。
    6月安値時の75.13より上の水準で「下げ足りない」という声まで聞こえた。
    相場の下落もそろそろ末期的という感じだ。
    NT倍率は13.37倍。200日線からは5.4%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.210%(前日▲8.506%)。
    買い方▲16.649%(前日▲13.396%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方5.07%。
    (過去最大。8月17日がプラス2.16%。前日▲0.6%)。
    買い方▲25.58%(過去最低。7月5日が▲25.53%)。
    買い方土砂降り、売り方晴天の数字だが売り方のプラス5%は限界だ。
    日経VIは29.17%まで上昇。
    日経平均のPERは12.37倍でEPSは1719円。
    株式益回りは7.32%に上昇。
    日経平均採用銘柄の配当利回りは2.11%まで上昇。
    東証1部でも1.89%だ。
    海外投資家は2週連続で現物先物合わせ1兆円の売り越し。
    裁定買い残1.3兆円のところに今週の下落でもう悪さも出来ない水準だ。
    シカゴ225先物終値は大証日中比295円高の21565円。
    安値は21195円。高値は21785円。
    大証夜間取引終値は日中比300円高の21570円。
    前日空けたマド(21911円→21703円)を埋めるほどではない。
    ボリンジャーのマイナス2σが21574円。マイナス3σが20749円。
    反発は反発だが物足りないという週末になろうか。
    アマゾンの決算発表後の急落。
    そしての通常取引では3〜7%上昇していたFANG銘柄銘柄の時間外の下落。
    これを最初に受け止める東京市場という試練もある。
    少し長い目で見れば東証時価総額の700兆円という絶対限界水準を今回も敗れなかったということ。
    GDPの1.5倍以上には買えなかったということ。
    ここは課題だ。
     
    昨日引け後の市場関係者のコメント。
    「基本的に調整局面は半年以上、長ければ来年後半あたりまで続く。
    1月高値から3月までの下落幅が3500円。
    新高値を付けた後の最初の下落幅は通常前回の下落幅の中に納まるので20760円は強いサポート。
    しかし短期リバウンドの可能性もあり7月安値(21546円)を下回らなければ年内23000円もある」。
    結論はどっち?というのが正直な感想。
    「Aかも知れないしBかも知れない」なんて曖昧模糊では市場は待ってくれない。
    「Aかも知れないしBかも知れない。Cという可能性もある。
    警戒しましょう、注意しましょう」よりはマシではあるが・・・。
    下落では「やっぱり」、上昇では「申し上げた通り」。
    こんなコメントが横行しているようでは市場感覚は30年前と変わらない旧態依然。
     
    NYダウは401ドル高の24984ドルと4日ぶりの反発。
    NASDAQは209ポイント高の7318ポイントと3日ぶりの反発。
    S&P500は49ポイント高の2705ポイントと7日ぶりの反発。
    ダウ輸送株指数は186ポイント高の10091ポイント。
    SOX指数は2.34%の反発。
    3市場の売買高は92億株。
    CME円建ては大証比295円高の21565円。
    ドル建ては大証比320ポイント高の21590ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比300円高の21700円。
    ドル円は112.40円。
    10年国債利回りは3.126%。
     
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    26日(金):日中首脳会談、米7〜9月期GDP
    週末:インドのモディ首相来日、欧州冬時間入り
    29日(月):日印首脳会談、米個人所得、変化日
    30日(火):日銀金融政策決定会合(〜31日)、失業率、米CB消費者信頼感、株高の日
    31日(水):日銀展望レポート、黒田日銀総裁会見、鉱工業生産、消費動向調査、米ADP雇用レポート、シカゴ購買部協会景気指数、中国PMI
    1日(木):新車販売、米ISM製造業景況感、英金融政策発表、株安の日
    2日(金):マネタリーベース、GPIFの7〜9月運用報告、米貿易収支、雇用統計製造業受注
     
    11月4日上げの特異日は土曜、12月1日上げの特異日は土曜、
    12月22日上げの特異日は土曜。
    となると上げの特異日は12月26日までない。
    「株高の日」は11月30日(水)、11月14日(水)、21日(水)、22日(木)、28日(水)。
    11月は「株は高いぞ水曜日」という並びだ。
    11月26日(火)は「11月3連休明けは株高」の日だが・・・。
    因みに・・・。
    11月7日(水)は下げの特異日。
    株安の日は8日(木)、13日(火)。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    日医工(4541)・・・動兆
     
    日医工に注目する。
    同社グループは後発医薬品大手。
    2019年3月までの第7次中期経営計画「Obelisk」の3つの戦略。
    地域包括ケアシステムにも対応した「シェアUP力」、
    世界市場への供給も見据えた210億錠供給体制の確立を目指す「供給能力」、
    バイオシミラー(先行バイオ医薬品と同等・同質の品質、安全性、有効性をもつ医薬品)
    そして米国市場への参入を見据えた「開拓力」。
    「ジェネリックメーカー世界TOP10」が目標だ。
    今年3月にエーザイと戦略提携契約を締結。
    「付加価値型ジェネリック医薬品」でのシナジー最大化が目的だ。
    売上高国内最大規模の地位を確固たるものにする戦略の一つだ。
    今年8月に発行した新株予約権の当初行使価格は1875円。
    事業規模拡大のためには自己資本の充実が必要だし強固な財務体質が当然求められよう。
    9月中間期の営業利益は25億円→30億円に上方修正。
    継続的コスト削減策による原価低減効果が当初予想を上回ったのが背景だ。
    2年前に3000円台だった株価は直近1500円水準で底練り2年。

    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    26日の日経平均株価は、前日比172円11銭高の2万1440円84銭と反発してスタート。昨日25日に大幅安の反動や、現地25日のNYダウ・ナスダックがともに大幅反発したことなどから、押し目買いや買い戻す動きが先行した。
     
    ただ、外国為替市場では足もと円高含みで推移しており、引き続き中国をはじめとするアジア株安なども警戒されるなか上値は重い。アマゾンドットコムが引け後発表した7~9月期決算が市場予測に届かなかったことで、時間外取引で大きく売られており、これが重荷となっている。
    企業の決算発表を横にらみに神経質な展開が続くと思われる。
     
    総務省が取引開始前に発表した10月都区部のCPI(消費者物価指数)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.0%増で市場予想の平均と一致した。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に石油、非鉄、繊維、その他製品、電気機器など。
     
    個別では、ソフトバンクGが上伸し、任天堂はしっかり。ソニーが大幅高で、富士電機は買い気配を切り上げ、東エレク、信越化も堅調でトヨタ、スズキも高い。ファーストリテは買い優勢。三菱UFJ、三井住友は小高く、東京海上が強含みとなっている。
     
    半面、キヤノンは売られている。JT、テルモが軟調。東北電、関西電が値を下げ、パーク24は下押している。クラリオンはさえない。
     
     
    225先物はドイツ・UBS・野村・SBI・パリバ・アムロ・GSが買い越し。
    日興・モルスタ・クレディ・ソジェン・メリル・大和が売り越し。
    TOPIX先物はソジェン・メリル・GS・ドイツ・UBS・三菱が買い越し。
    野村・バークレイズ・モルスタ・みずほ・シティ・大和が売り越し。
     
    テクニカル的にはベリサーブ(3724)が動兆。


     

    [株価材料]
     
     
    ■NESIC<1973>
    シンガポール地下鉄のシステム改修を受注
     
    ■博報堂DY<2433>
    自社データと消費者データ融合するサービス開始
     
    ■リョービ<5851>
    車部品生産ラインに自動外観検査の仕組み導入
     
    ■NTN<6472>
    耐荷重性能高めた工作機械向け軸受け開発
     
    ■富士通<6702>
    機械設計向け3次元CAD最新版投入へ


     

    26日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1200円−2万1600円。
    欧米市場はそろって上昇。米国株が前日とは一転してハイテク株に買いが入って全面高となっており、日本株にも好影響が見込まれる。
    昨日25日に大幅安となっていた反動もあり、朝方は買いが先行するとみられる。
     
    ただ、前週末19日終値(2万2532円08銭)から25日(2万1268円73銭)まで、約1263円の下落となっていることもあり、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
    また、今晩米国では7-9月期GDP速報値の発表もあり、様子見姿勢も強まりやすいだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(25日終値は112円30−32銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円02−06銭)と円高に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比295円高の2万1565円。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アサヒホールディングス <5857>
    上期税引き前は4%増益で着地、今期配当を46円増額修正。
     
    ■JBCCホールディングス <9889>
    今期経常を18%上方修正。
     
    ■FDK <6955>
    上期経常は158倍増益・通期計画を超過。
     
    ■アジアゲートホールディングス <1783>
    東北地方を中心に事業展開する東日本不動産の株式を取得し子会社化する。
     
    ■日本M&Aセンター <2127>
    上期経常を11%上方修正。
     
    ■日立金属 <5486>
    上期税引き前は33%増益で着地、今期配当を8円増額修正。
     
    ■日本トリム <6788>
    今期経常を16%上方修正。
     
    ■ネットワンシステムズ <7518>
    上期経常が2.1倍増益で着地・7-9月期も78%増益。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    26(金)
    日中首脳会談
    10月都区部消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    松井証、東海東京、帝国ホテル、木曽路、九電工、MonotaRO、グリー、信越化、四国化、東映アニメ、ミルボン、マックス、日立、明電舎、航空電、新電工、ショーワ、リコー、JSP、PALTAC、八十二、オリックス、大京、日立物、沖縄セルラー、関西電、トーエネク、Vコマース、富通ゼネ、小糸製、中部電、ブルボン
     
    【海外】
    米7-9月期GDP速報値(21:30)
    《米決算発表》
    ムーディーズ、エーオン、ウェアーハウザー、コルゲート・パーモリーブ、フィリップス66
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

    25日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発した。前日比401ドル13セント高の2万4984ドル55セントで終えた。
     
    NYダウは前日、米企業業績の先行き不安を背景に600ドル超の大幅安となったが、この日は序盤から買いが先行した。前日の引け以降、構成銘柄のマイクロソフトやビザがともに大幅に上昇し、ダウ平均を押し上げた。注目を集めていたテスラやツイッターなど主要企業から相次ぎ良好な決算が発表されたため、業績見通しに対する過度の警戒感が和らいだ。
     
    電気自動車のテスラは24日夕に発表した決算で、8四半期ぶりに最終黒字に転じた。25日には短文投稿サイトのツイッターや通信・メディアのコムキャストなど、主要企業の市場予想を上回る決算発表が相次いだ。投資家心理が上向き、ダウ平均の上げ幅は一時500ドルを超えた。
     
    中国の上海総合指数が小幅に上げた。欧州の主要株価指数が上昇したこともあり、世界的な景気減速への過度な警戒感が和らいだことも相場を支えた。投資家心理を映す米株の変動性指数(VIX)は前日比で低下した。ただ、不安心理が高まった状態とされる20は上回り、投資家のリスク回避姿勢は続いている。
     
    業績見通しに慎重な見方を示す企業が増えるなか、2桁増が続いてきた企業収益がピークに近づいているとの懸念はくすぶる。米中貿易摩擦の悪影響も引き続き意識されており、相場の上値は重い。
    市場関係者からは「前日の売られ過ぎの水準からは買い戻されたが、高値を更新するほどの投資マインドの改善にはなっていない」との声が聞かれた。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品やソフトウェア・サービスが上昇する一方で公益事業や電気通信サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比209.935ポイント高の7318.336で終了した。アルファベット(グーグル)やアマゾン・ドット・コムが大きく上昇した。前日に大幅に下げた半導体株にも買いが入り、指数を押し上げた。
     
    個別では、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、決算内容が予想を上振れ急騰。電気自動車のテスラ(TSLA)は、予想大きく上回る黒字決算を発表し大幅上昇。自動車大手のフォード(F)やソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)も、決算内容が好感され上昇した。ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)は、インターネット契約者数が前年同期比で大幅増となり堅調推移。
    一方で、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、弱気な売上高見通しが嫌気され大幅下落となった。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,984.55+401.13
    S&P500種
    2,705.57+49.47
    ナスダック
    7,318.336+209.935
     
    米10年債利回り(%)
    3.1224 -0.002
    米2年債利回り(%)
    2.8507 -0.004
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,232.40+1.30   
    NY原油(ドル/バレル
    66.99−0.34
    円・ドル
    112.35 - 112.36+0.05

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物(円建て)は反発した。
    12月物は前日比160円高の2万1565円で取引を終え、大阪取引所の終値を295円上回った。前日に急落した米株式相場がこの日は急反発し、投資家のリスク選好が回復して日経平均先物も買われた
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21565 ( +295 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21590 ( +320 )
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7004.10(+41.12)
    FTSE100種総合株価指数は続伸。前日24日の終値に比べ41.12ポイント高の7004.10で引けた。
    外為相場のポンド安が追い風となったほか、米株高も市場心理を好転させた。
    指数構成銘柄全体の7割以上が上昇した。幅広い業種が買われた一方、業績不振の広告大手WPPの暴落が目立った。
    個別銘柄では、ポンド安の恩恵を受けやすい航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスが4.4%高としっかり。航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループが3.8%高、格安航空大手イージージェットも2.5%高と航空株が買われた。自動車・航空部品のスミス・グループの上げも目立った。
    また、終日、金融株に買いが先行した。通貨安の恩恵を受けやすい銘柄とされるたばこ株や食品・日用品のユニリーバなどが上昇した。
     
    半面、通信関連株が下落した。WPPグループの売りが波及した。WPPは約14%安で引けた。一時は20%あまり下落する局面があった。金価格の下げを背景に関連のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョが安くなった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11307.12(+115.49)
    ドイツ株式指数(DAX)は7営業日ぶりに大幅反発した。終値は前日24日と比べて115.49ポイント高の11307.12だった。
    米株高が波及した。構成銘柄の約8割が上昇した。タイヤのコンチネンタルが大幅上昇した。
    一方で医薬・農薬大手のバイエルが安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5032.30(+79.21)

10月26日 毎日コラム
野菜の価格高騰が止まらない。
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv