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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
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2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


10月01日 マーケットコメント

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10月08日 マーケットコメント

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10月12日 マーケットコメント

10月13日 マーケットコメント

10月14日 マーケットコメント

10月15日 マーケットコメント

10月16日 マーケットコメント


     
    17日の日経平均が大幅続伸。終値は前日比291円高の2万2841円だった。取引時間中は400円を超える上げ幅で2万3000円の大台に急接近する場面もあった。
    リスクを取る動きが強まり、日経平均は寄り付きから大幅高でその後も水準を切り上げる展開となった。
     
    明日(18日)の東京株式市場は、世界的な株式相場の戻り歩調を追い風に、買い気優勢が継続し日経平均株価は堅調な推移となりそうだ。心理的なフシ目とされる日経平均2万3000円の攻防が焦点となりそうだ。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
     
    24018.28  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23783.72  新値三本足陽転値
    23745.53  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23520.83  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23375.86  25日移動平均線
    23310.49  均衡表基準線(日足)
    23254.87  均衡表転換線(日足)
    23250.61  均衡表転換線(週足)
    23232.13  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22955.51  均衡表基準線(週足)
    22921.89  13週移動平均線
     
    22841.12  ★日経平均株価17日終値
     
    22742.20  6日移動平均線
    22737.82  75日移動平均線
    22733.44  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22718.73  26週移動平均線
    22522.14  均衡表雲上限(日足)
    22502.95  200日移動平均線
    22322.94  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22247.56  均衡表雲下限(日足)
    22205.33  ボリンジャー:-1σ(26週)
    22091.01  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    日経平均は連日の大幅上昇。2万3000円に届かなかったことはやや物足りないが、日足では5日線や75日線を上回り、一目均衡表では雲の上に浮上。
    週足では26週線を上回るなど、テクニカル面では一段の好転が見られた。
    2万2500円を大きく上回ってきたことで、この先は同水準もサポートになると期待でき、下値が堅くなってくると考える。
     

    【大引け概況】
    17日の日経平均株価は前日比291円88銭高の2万2841円12銭と大幅続伸した。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:30 容量:13.59M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    全面高商状となり、75日移動平均線を5営業日ぶりに回復した。
     
    前日の米株式相場が主要企業の好決算を受けて大幅高となり、市場心理が改善。日本株には海外ヘッジファンドなど短期スタンスの投資家による買い戻しが広がった。
    為替が円安傾向にあったことや、中国株などアジア株が総じて上昇したことも投資家のセンチメント改善につながった。
     
    米半導体製造装置のラムリサーチが16日公表した18年10〜12月期の業績見通しが市場予想を上回り、半導体市況の悪化による業績の下振れへの警戒が和らいだ。東エレクやアドテスト、SUMCOといった半導体関連株の見直し買いが広がったことも相場上昇を後押しした。
     
    市場からは「朝方の買い戻しが一巡し、上値が重くなった。指数は大きく上昇したのにさほど円安に傾かず、違和感があった。きのう200日線を短期で回復したのはよいが、25日線は、遠く戻りは限られるのではないか」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比220.99ポイント高の1万5195.63だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、25.96ポイント高の1713.87で終えた。
     
    業種別株価指数(33業種)では、証券・商品先物取引業、その他金融業、精密機器、金属製品の上昇が目立った一方、海運業、鉄鋼が下落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5140億円、売買高は12億9068万株だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1950と、全体の約9割となった。値下がりは119、変わらずは40銘柄だった。
     
    個別では、ソフトバンクグループが売買代金トップで上値追い、ファーストリテイリングが買いを集め、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも水準を切り上げた。東京エレクトロン、テルモやソニーが高い。ダイキンやコマツなど機械株の一部も上昇した。
    田淵電機がストップ高となり、コムチュア、ノジマも値を飛ばした。
     
    一方、スズキやユニファミマが安い。共同設立したコンテナ船事業会社が赤字になるとの予想を発表し、川崎汽など海運3社がそろって大幅安となった。
    KYBはストップ安に売り込まれた。スズキが売りに押され、ジェイ エフ イー ホールディングスも下落した。ブロンコビリーが安く、コスモス薬品、コジマ、大平洋金属なども値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前日比94.33ポイント高の7216.43ポイントと続伸した。
    値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は125となった。
     
    個別では、トーヨーアサノ、ダイヤモンドエレクトリックホールディングスがストップ高。マックスバリュ東北、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、さくらケーシーエス、インテリジェント ウェイブ、櫻護謨など7銘柄は年初来高値を更新。アイル、ニーズウェル、アライドテレシスホールディングス、ファーマフーズ、省電舎ホールディングスが買われた。
     
    一方、森組、三光マーケティングフーズ、サイバーステップ、アクロディア、ソフト99コーポレーションなど9銘柄が年初来安値を更新。あじかん、東京衡機、鉄人化計画、ハリマ共和物産、グローバルダイニングが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比36円35銭高の3758円29銭だった。日経平均株価が上昇したため、個人投資家の買いが新興市場にも広がった。
    市場では「今年上場した新規株式公開(IPO)銘柄で割安感がある銘柄を中心に買われていた」との声もあった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で856億円、売買高は2億4604万株だった。
    値上がり銘柄数は451、値下がり銘柄数は169となった。
     
    個別では、SIG、愛光電気がストップ高。小田原機器は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ブロッコリー、パピレス、シンバイオ製薬、朝日工業など6銘柄は年初来高値を更新。夢みつけ隊、倉元製作所、国際チャート、平山ホールディングス、フィスコが買われた。
     
    一方、スーパーバリュー、白鳩、日本パレットプール、ヨシコン、KVKなど13銘柄が年初来安値を更新。INEST、燦キャピタルマネージメント、エイジス、フェスタリアホールディングス、ポエックが売られた。


     

    東証マザーズ指数も続伸した。終値は前日比20.48ポイント高い992.62だった
    東京市場全般が堅調に推移しており、新興市場も投資家心理の改善に恩恵を受けた。
    値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は38となった。
     
    個別では、イーソルがストップ高。バリューデザイン、ブリッジインターナショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。ロコンド、エニグモ、CRI・ミドルウェア、はてな<3930>、シェアリングテクノロジーなど8銘柄は年初来高値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、キャンディル、ASJ、テモナ、イーエムネットジャパンが買われた。
     
    一方、アクトコールがストップ安。SERIOホールディングスなど2銘柄は年初来安値を更新。RPAホールディングス、アズーム、クックビズ、リンクバル、テラスカイが売られた。
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比332円72銭高の2万2881円96銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、26.39ポイント高の1714.30で始まった
    前日の米国株上昇を受けて幅広い銘柄が買われた前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏で推移している。輸出関連株や金融株の一角に買いが入っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。
     
    個別では、ソフトバンクG、ファーストリテが上伸。NTT都市が高く、三菱UFJ、三井住友もじりじり値を上げている。ソニー、東エレク、トヨタ、ホンダが買われている。
    半面、川崎船、商船三井、郵船の海運株が軒並み安。スズキが軟調。ユニー・ファミマ、伊藤忠もさえない。
     
    今月下旬からの7-9月期決算発表を控え、通商問題などが企業業績に与える影響を見極めたいとの思惑も強まるだろう。目先のリバウンドに乗る場合にもこうした点に注意しておきたい。
     
    ランチバスケットは21件、404.78億円、差し引き100億円の買い越しとの観測。
     
     
     

     
    「比率」
     
     
    先日、あるFXの専門家氏からの質問。
    「櫻井さんも黄金比率は使われますよね」。
    「いえ、まったく」とお答えしたら・・・。
    「え?」と絶句され「どうしてですか」。
    「原理原則がいまいち理解出来ないので」。
    「でも自然界でアチコチにありますよ」。
    それでも「でも使わないと思います」。
    日頃使っている人にとっては異常な返事だったのだろうか。
    そもそも・・・。
    黄金比率はデザインの世界からきた比率。
    「ものを美しく見せるため」というのが大義名分である。
    結果的にピラミッド、ミロのヴィーナス、パルテノン神殿などがその比率。
    モナ・リザ、サクラダ・ファミリア、凱旋門、アップルのロゴ、ツイッターの鳥などもそうだとされている。
    美しさと言う点では比類はないのかも知れない。
    では罫線が美しく見えると株が上がるという訳でもないと思う。
    しかし、価格の「支持帯」と「抵抗帯」を予測するテクニカル分析ツールとなり信奉者は多い。
    ちなみにこの黄金比率というのはフィボナッチとも呼ばれている。
    1:1.618の比率だ。
    だから61.8%とか38.2%とかいう数値で上昇下落の極地を罫線で表現している。
    自分が納得して信用するならそれはそれでいいだろう。
    面白いのは第二黄金比率があること。
    近似値は1:2.618だが話題になることはない。
     
    市場関係者は黄金比率しか言及しないが実は「白銀比率」というにも存在する。
    数値では・1:1.414だ。
    これはA版やB判など用紙のサイズ、風呂敷、法隆寺、菱川師宣「見返り美人図」などがそうだという。
    別名「大和比」ともいう。
    法隆寺、キティちゃん、ドラえもん、グーグルのロゴなどが該当する。
    そして第二白銀比率は1:2.141だがこれも注目はされない。
    欧米は螺旋から発生した「黄金比率」、日本は正方形から発生した「白銀比率」が好まれるというのが定説。
    ちなみに「青銅比率」は1:2.303。
    「白金比率」は1:1.732。
    どうして黄金比だけが突出して登場するのかは不思議なことだ。
    自分の好みのものを使えば良いだろう。
    原因から結果があると錯覚するから手品も成立する。
    逆に結果から原因を類推するのはテクニカルの求めるところとすれば、スケールは多いほどいい筈だ。
     
    ちなみに黄金比は「装飾」、白銀比は「実用」。
    同様に「華美」と「簡素」。
    「動」と「静」。
    「拡大」と「相似」。
    これは西洋と東洋の違いかも知れない。


    (櫻井)。


    東証マザーズ指数は前日比18.70ポイント高の990.84ポイントと続伸した。
    米16日の米国株の大幅上昇や為替相場の落ち着きを背景に短期的にリバウンド期待が高まった。
    値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は24となった。
     
    個別では、イーソルがストップ高。バリューデザインは一時ストップ高と値を飛ばした。ロコンド、CRI・ミドルウェア、はてな、シェアリングテクノロジーなど6銘柄は年初来高値を更新。キャンディル、ブリッジインターナショナル、エリアリンク、バーチャレクス・ホールディングス、サインポストが買われた。
     
    一方、SERIOホールディングスが年初来安値を更新。ソウルドアウト、マネーフォワード、GMOリサーチ、WASHハウス、ファイバーゲートが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比39円51銭高の3761円45銭となった。日経平均株価が大幅高となったことで、個人投資家の心理が改善し新興企業株にも買いが広がった。業績の上方修正を発表した個別企業を中心に買いが優勢だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で519億円、売買高は1億5401万株。値上がり銘柄数は463、値下がり銘柄数は128となった。
     
    個別では、SIG、小田原機器がストップ高。ウエストホールディングス、ブロッコリー、パピレス、シンバイオ製薬、朝日工業など6銘柄は年初来高値を更新。倉元製作所、イボキン、国際チャート、レカム、ソフトフロントホールディングスが買われた。
     
    一方、白鳩、日本パレットプール、ヨシコン、桜井製作所、八千代工業など7銘柄が年初来安値を更新。INEST、地域新聞社、キタック、ポエック、ODKソリューションズが売られた。
     

    17日午前の日経平均株価は大幅に続伸した。午前の終値は前日比358円49銭高の2万2907円73銭。上昇幅は一時400円を超えた。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
     
    きょう前場の東京株式市場は前日に続き大きくリスク選好ムードに傾いた。
    前日の米株高や為替のドル高・円安基調を受け、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、全体の9割以上の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。日経平均は一時400円を超える上昇をみせる場面もあった。
     
    東証1部は引き続き指数寄与度の高い主力株の上昇が目立ち、日経225先物を中心とした買い戻しの動きがみられた。
     
    米半導体製造装置のラムリサーチが16日公表した2018年10〜12月期の業績見通しが市場予想を上回り、株価が時間外取引で大きく上昇。市況悪化に伴う半導体メーカーの投資減速への警戒感が和らぎ、東エレクやSUMCOといった関連株に見直し買いが入ったことも相場を押し上げた。
     
    市場関係者は、「ようやくリバウンドらしいリバウンドになったが、商いは膨らまず、力強い押し目買いという印象ではない」と話していた。
     
    東証1部の出来高は6億1452万株、売買代金は1兆1674億円。騰落銘柄数は値上がり1952銘柄、値下がり116銘柄、変わらず40銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)では、電気機器、機械、証券・商品先物取引業、不動産業の上昇が目立つ一方、海運業、鉄鋼が下落した。


    個別では、ソフトバンクグループが大商いで上昇、ファーストリテイリングといった値がさ株も買いを集めた。住友不など不動産株も高い。ソニー、トヨタ自動車なども堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも買い優勢となった。田淵電機がストップ高に買われ、ノジマも値を飛ばした。Gunosy、TOKYO BASEも大幅高。
     
    半面、共同で設立したコンテナ船事業会社の業績が下振れする見通しとなった川崎汽や日本郵船など海運大手3銘柄が急落、ここ人気化していたエスケイジャパンが利食いに押され、島忠も値を下げた。ユニファミマのほか、JFEなど鉄鋼株の一部には売りが優勢だった。
     
    東証2部株価指数は前日比103.37ポイント高の7225.47ポイントと続伸した。
    出来高5483万株。値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は90となった。
     
    個別では、ダイヤモンドエレクトリックホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、さくらケーシーエス、インテリジェント ウェイブ、櫻護謨など5銘柄は年初来高値を更新。アイル、川金ホールディングス、アウンコンサルティング、アライドテレシスホールディングス、ニーズウェルが買われた。
     
    一方、森組、三光マーケティングフーズ、サイバーステップ、梅の花、帝国ホテルが年初来安値を更新。萬世電機、鉄人化計画<、グローバルダイニング、松尾電機、ビットワングループが売られた。

     


    【寄り付き概況】

    17日の東京株式市場は大きく買いが先行、寄り付きの日経平均株価は、前日比257円35銭高の2万2806円59銭と続伸してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、20.83ポイント高の1708.74で始まった。
     
    前日の米国株市場では企業の好決算発表を背景にリスクを取る動きが優勢となり、NYダウが550ドル近い上昇をみせたほか、ナスダック指数も200ポイント超の急伸となり、これを受けて東京市場も広範囲に投資資金が流入する展開となった。
     
    外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移と円安に振れており、これも主力株中心にポジティブに作用している。また、米国株市場では半導体関連が幅広く買いを集め、この流れが東京市場の地合いにも好影響をもたらす可能性がある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に証券、金属製品、化学、電気機器、銀行など。
     
    個別では、ソフトバンクG、NTT都市開発が急伸し、ファーストリテ、任天堂はしっかり。武田、資生堂が値を上げ、JTは強含み。トヨタ、ホンダが買われている。TDKが上伸し、村田製、キーエンス、東エレクは高い。
     
    半面、ユニー・ファミマが値を下げ、キッコーマンはさえない。KYBは売り気配で始まった。スズキが売られ、伊藤忠は軟調。東邦鉛が緩み、郵船、商船三井は大幅安となっている。
     
    225先物は、野村・パリバ・三菱・ドイツ・みずほ・SBIが買い越し。
    アムロ・ソジェン・クレディ・モルスタ・メリル・UBSが売り越し。
    TOPIX先物は三菱・日興・JP・野村・GSが買い越し。
    バークレイズ・大和・クレディ・メリル・アムロが売り越し。
     
    テクニカル的には、コメダ(3548)、東邦鉛(5707)が動兆。


     

    「サクラサク」
     
    NY株式市場は大幅反発で主要株価3指数が軒並み2%超の急伸。
    3指数の上昇率はいずれも1日としては3月以来の大きさ。
    小型株中心のラッセル2000も約2年ぶりの大幅な上昇率となった。
    ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルス・グループなどの主要企業の決算を好感。
    9月の鉱工業生産指数が0.3%上昇し4カ月連続での上昇。
    8月の求人件数(季節調整済み)は713.6万件で2000年の統計開始以来の最高水準を更新。
    好決算と堅調な経済指標が背景との解釈だ。
    「株は下げなきゃ上がれない」が現実化したと考えるべきだろう。
    「材料は後から付いて来る」だ。
    引け後に決算発表したネットフリックスは時間外取引で急伸。
    「NASDAQの8月下旬の最高値からの下落率が9.6%で止まった。
    10%を越えなかったことは調整相場入りではない証左」という見方もある。
    10年国債利回りは3.16%台と小幅な動き。
    「リスクオン相場入りしたように見える。
    世界的に株価は再び上向いており、前週に見られたパニックは収まった」と言う声が聞こえる。
    こうなってくると英国のEU離脱交渉、イタリア予算案、サウジアラビアの記者殺害疑惑などは材料視されない。
    市場の不思議さだ。
    「今日はマイナスのニュースがなかったという点でこれまでと異なる」という見方は実に面白い。
    ドル円は112円台前半で推移。
     
     
    自律反発的な上昇。
    寄り付き26円高でザラ場マイナス圏もありながら日中値幅280円で高値引け。
    月曜が423円安で火曜が277円高。
    前日高値を上抜き200日移動平均線(22503円)を回復。
    52週線(22527円)も上回った。
    物足りないのは新高値9銘柄、新安値303銘柄だったこと。
    ただソニーが11日ぶりでプラス。
    「10連敗の過程で日足は陽線が多く、逆張り買いの対象になっていた。
    安川電は減額修正の翌日には急落したが、その翌日から反発し3日続伸。
    決算発表を前にそろそろ個別銘柄の足取り変化をチェックしておいた方がいい」という声も聞こえる。
    騰落レシオは99.19。
    NT倍率は13.36倍。
    25日線(23354円)からのかい離はマイナス3.5%。
    200日線からのかい離はプラス0.2%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.620%。買い方▲11.891%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.61%。買い方▲19.41%。
    空売り比率は45.%で11日連続の40%超。
    月曜の48.2%が頂点。
    空売り規制なし銘柄の比率は月曜の8.8%から7.0%に低下。
    10月12日現在の信用買残は1657億円増の3兆595億円。
    週間増加額としては3月2日時点の1699億円以来の大きさとなった。
    信用売残は1170億円減の7844億円。
    日経VIは24.32。
    日経平均採用銘柄のPERが12.99倍でEPSが1735円。
    東証1部の株式益回りは月曜の7.03%から6.98%に低下。
    シカゴ225先物終値は大証日中比455円高の22875円。
    26週線(22707円)、5日線(22722円)、75日線(22730円)など。
    22700円どころの節目を全部取っ払った格好だ。
    一目均衡の雲の上限(22592円)も上抜いてきた。
    もっとも勝手雲の加減は23310円、上限は23989円でまだ上にいる。
    黒くねじれるのは24日の予定。
    ボリンジャのマイナス1σが22686円。
    やはり25日線奪還が欲しいところ。
    気学では「前後場仕成を異にする。但し後場大引け安は買い」とややこしい。
    明日は「変化を起こす重要日」。
    「株高の日」そして「変化日」の水曜日。
    ダメ押しから反転というモードは現実化した。
    壮大な課題は年足陽線基準(23506円)の回復だ。
    その前に9月月中平均23188円がある。
     
    結局「売りたい人が多かったから安かった。買いたい人が増えたから戻した」というところだろうか。
    原理原則を考えれば「ナニワのことは夢のまた夢」。
    現実に即して市場のことは考えるべきであって決して夢ではない。
    「魔物が棲む10月」なんてことに騙されてはいけない。
    ちなみに・・・。
    1950年以降、NYダウの11月から翌年4月までの平均上昇率は7%超。
    4月から10月までの上昇率は0.5%未満というのが歴史。
    バイロンウォーン氏は下落の最中に「今回の動きは強気相場の調整。
    年末にS&P500は3000ポイントに向かおう」とコメントしていた。
    GSは「S&P500の強いファンダメンタルズは、市場の売りが限定的であることを示している。
    S&Pの調整は通常5%程度。
    1928年以降、71営業日に1回は5%下落の調整があった。
    10月11日時点で5%下落していたが既に69日経過していた。
    日柄と値幅を考えればそれ以上の下落の可能性は低かった」。
    とはいえS&P500の年末予想の1850ポイントというのはショボイが・・・。
     
    「双子の赤字」という懐かしい言葉が登場してきた。
    米国の財政赤字と貿易赤字の2つの共存のことだ。
    17年のモノの貿易赤字は1962億ドルと9年ぶりの悪化水準。
    18年の財政赤字は減税の影響もあり1兆ドル超の赤字見通し。
    「双子の赤字は米経済のバランスが欠けていることを示している。
    市場にゆがみをもたらす」は教科書的解釈。
    1980年代のレーガン政権時代に起こった「双子の赤字」。
    もたらしたのは85年の「プラザ合意」での円高。
    それに伴うカネあまりでのバブル。
    うなだれた米国と胸を張る日本という構図が甦って来る気がしてならない。
     
    「季節外れの桜開花相次ぐと・・・全国で350件。
    何年前の出来事かは忘れましたが、相場が悪くもたもたしているとき。
    確か茅場町の霊岸橋のたもとの桜が、狂い咲き。
    相場がそれから反転したような記憶。
    今回も吉兆と見たいところです」と市場関係者。
    なんでも株に結びつける人は多いがそれこそ「サクラサク」の気持ちも味わいたいもの。
    「鎧橋のたもとでは 季節外れの向日葵も咲いていた。相場の転換期では しばしば見られる現象」。
    そういう兜町人の声も紹介されていた。
     
     
    NYダウは547ドル高の25798ドと反発。
    NASDAQは214ポイント高の7645ポイント。
    S&P500は59ポイント高の2809ポイント。
    ダウ輸送株指数は190ポイント高の10744ポイント。
    SOX指数は3.31%の上昇。
    3市場の売買高は75億株。
    CME円建ては大証比455円高の22875円と高値引け。
    ドル建ては大証比490ポイント高の22910ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比450円高の22870円。
    ドル円は112.30円。
    10年国債利回りは3.163%。
     

    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ロコンド(3558)・・・動兆
     
    ロコンドに注目する。
    同社は靴中心の通販サイト運営が中核。
    ECサイト支援などBtoBサービス育成 
    テレビCM効果で新規会員数の拡大継続。
    「3年間で取扱高を3倍(300億円)、営業利益を10倍(30億円4)にする」中期計画スタート。
    EC×物流×ITの総合プラットフォーマー。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]

    NY市場に入り発表された9月鉱工業生産は予想を上回ったが、9月設備稼働率は予想を下回り、ドルは反応薄だったが、其の後発表されたNAHB住宅市場指数は予想を上回り、NY株式市場も大幅反発で始まるとドルは買われてそれまでの高値を上抜いた。
     
    其の後一旦売られる場面もあったが、株価の上昇によるリスク選好の円売りにドルも値を伸ばし、引け近くに当日高値112.350円まで上昇して、最後も前日比+50銭高の112.255円と112円を回復して引け、ドル以外の主要通貨も上昇した。
     
    また前日に8月13日安値15.30円からの戻り高値を付けたトルコリラは更に上値を伸ばして19.81円まで上昇し、最後も+42銭高の19.75円で引けた。トルコリラは20円が目前に迫っており、20円台に乗せる事が出来れば更に上値が期待出来るのではないかと見ている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    17日の東京株式市場は、続伸後、堅調な展開か。
    16日の米国株式が大幅反発したことから、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比455円高の2万2875円だった。朝方は、同清算値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2600円−2万3000円。
     
    日経平均はテクニカルの節目が集中する2万2700円どころをスタートから大きく上回りそうで、きのう2万2500円台をしっかり回復したことと併せて、目先の底打ち感が強まりやすい。
    買い一巡後は、16日に大幅反発した後の米国株動向をみたいとして、時間外取引での米株価指数先物の動きに注目が集まりそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(16日終値は112円09−11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円95−99銭)と小動き。対ドルでの円高一服感もあり、引き続き、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■ユーグレナ <2931>
    加水分解ユーグレナエキスが皮膚の表皮細胞の増殖を促進し、皮膚のバリア機能を強化する可能性を確認。
     
    ■田淵電機 <6624>
    ダイヤモンド電機を引受先とする第三者割当増資を実施する。19年1月25日までに30億円を調達する予定。
     
    ■ノジマ <7419>
    上期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■ベクター <2656>
    年内サービス開始予定のPCブラウザ用ゲーム「DRAGON REVENGE」の事前登録を開始。
     
    ■SIG <4386>
    上期経常を47%上方修正。
     
    ■ラクス <3923>
    上期経常を30%上方修正。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    17(水)
    《決算発表》
    平山
     
    【海外】
    EU首脳会議(〜10/18)
    米9月住宅着工件数(21:30)
    米9月建設許可件数(21:30)
    9/25〜26開催のFOMC議事録
    《米決算発表》
    M&Tバンク、アボット・ラボラトリーズ、ノーザン・トラスト、USバンコープ
    休場:香港(重陽節)
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■ダイキン<6367>
    京大と連携し空調開発に「アート思考」導入
     
    ■日立<6501>
    系列が工場制御システム用リスク評価の提供開始
     
    ■ファナック<6954>
    A4サイズナノ加工機発売へ
     
    ■京セラ<6971>
    鹿児島国分工場にMLCC生産棟建設へ
     
    ■エフテック<7212>
    AI活用などで自動車足回り部品の開発体制拡充
     
    ■MS&AD<8725>
    中国で日系企業向けに環境規制対応診断開始
     
     

    16日のNYダウ工業株30種平均は大幅に反発し、前日比547ドル87セント高の2万5798ドル42セントで終えた。
    上げ幅は3月下旬以来の大きさだった。
     
    この日のNYダウは序盤から買いが先行した。ユナイテッドヘルス・グループやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、ゴールドマン・サックスなど、ダウ構成銘柄が朝方発表した2018年7〜9月期決算が軒並み市場予想を上回る良好な結果となり、来週から本格化する決算シーズンへの期待感が高まった。
     
    米株の変動性指数(VIX)の低下も追い風となった。
    市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は17.62と、前日比17%低下した。不安心理が高まった状態とされる20を下回った。
     
    米長期金利の上昇が一服したのも買い安心感につながった。16日夕に決算発表を控えていた動画配信のネットフリックスを含む主力ハイテク株が総じて上昇し、投資家心理の改善につながった。ハイテク株に並ぶ成長株であるバイオ医薬や医療機器などヘルスケア株の上昇も目立った。ダウは中盤以降も上昇基調をたどり、上げ幅は一時、567ドルまで拡大した。
     
    16日発表の良好な米経済指標の発表も相場を支えた。9月の鉱工業生産指数や、10月の全米住宅建設業協会の住宅市場指数が市場予想を上回り、8月の米求人数が2カ月連続で過去最高となった。
     
    ナスダック総合株価指数も大幅に反発し、前日比214.746ポイント高の7645.490で終えた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、マイクロソフトといった主力株が3%台の上昇だった。半導体のインテルやエヌビディアも大幅高だった。
     
    セクター別では全面高となり、ソフトウェア・サービスやヘルスケア機器・サービスの上昇が目立った。
     
    個別では、グラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)は、来年度の大幅な増収予想を発表し急騰。投資銀行のゴールドマンサックス(GS)とモルガン・スタンレー(MS)は、好決算を発表し堅調推移。医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)と、医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、通期見通しを引き上げ上昇した。
    電気自動車のテスラ(TSLA)は、SEC(米証券取引委員会)との和解が裁判所に承認され6.6%高と堅調推移となった。
     
    一方で、スナップは2.1%安、クローガーは1.1%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)は0.4%安だった。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,798.42+547.87
    S&P500種2,809.92+59.13
    ナスダック
    7,645.490+214.746
     
    米10年債利回り(%)
    3.1633 +0
    米2年債利回り(%)
    2.8697 +0.009
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,231.00+0.70   
    NY原油(ドル/バレル)
    72.22+0.30
    円・ドル
    112.30 - 112.31+0.21


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は大幅反発した。
    12月物は前日比610円高の2万2875円で引け、16日の大取終値を455円上回った。
    米企業の好決算を受け投資家心理が改善し、米株とともに買われた。
     
    この日の12月物高値は2万2875円、安値は2万2150円。

     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22875 ( +455 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22910 ( +490 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7059.40(+30.18)
    FTSE100種総合株価指数は米欧の株高を眺めて続伸した。前日15日の終値に比べ30.18ポイント高の7059.40で引けた。
    午前は売りが先行していたが、イタリア株をはじめとした大陸の欧州株と米国株の上昇が波及し、上げに転じた。ネット専業スーパーのオカドの大幅な上昇や資源株の下げ幅が縮小したことも奏功した。幅広い銘柄に買いが広がり、構成銘柄の約8割が上昇した。
     
    個別銘柄では、オカドは5%超高で引けた。アナリストが投資判断を2段階引き上げ、「買い」推奨したことが買い手がかりになった。
    午前は全面安で推移していた鉱業株の一角が買いに転じ、石油株は全面高となった。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ、ブックメーカー(賭け屋)のパディパワー・ベットフェアは各4.5%高。信用調査のエクスペリアンは4.3%高と高かった。
     
    半面、たばこ株が売られた。ブリティッシュ・アメリカン・タバコは4.6%安と大幅に下落した。電子や加熱式タバコの通期収益の見通しを下方修正したことが売り材料視された。日本での売り上げが低迷していることや米国でのリコールが響いた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11776.55(+162.39)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅続伸した。終値は前日15日と比べて162.39ポイント高の11776.55となり、全銘柄が上昇した。
    イタリア株の大幅な上昇を受けて欧州株は総じて上昇した。
    半導体のインフィニオンテクノロジーズの上げが目立った。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5173.05(+77.98)
    フランスの株価指数CAC40は、1%以上上昇した。
     



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