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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント


    [概況]

    3日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.520円付近まで下落するも、その後反発しており一時113.915円まで上昇する動きとなった。

    また、クロス円でも同様の動きが確認でき、ユーロ円では一時130.965円まで下落し、その後上昇に転じて一時132.00円まで強含んだ。

    背景には、イタリア紙コリエレが、イタリア政府の予算案計画について、2021年に財政赤字の対GDP比で2%を目指すと報じており、2019年予算である2.4%見通しから削減する計画であることが伝わったことで、イタリア財政赤字に対する過度な警戒感が弱まり、円売りとなったようだ。

    現在、欧州時間に入り米ドル円は113.810円付近、クロス円ではユーロ円が131.590円付近で推移している。この後は9月米ADP雇用統計(予想:18.5万人 前回:16.3万人)などが予定されており、週末行われる米雇用統計の前哨戦として注目したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    3日の日経平均が4日ぶりに反落。終値は前日比159円安の2万4110円だった。
    取引時間中の下げ幅は一時240円に達する場面もあった。
     
    前日の米国株は続伸したが、円安一服や相場が27年ぶり高値圏にあることなどから利食い売りが優勢となった。一部にはイタリアの財政不安を売り材料視する向きも。ただ、市場の待機資金は豊富で一段と下落する雰囲気は感じられない。
     
    明日は,外部環境の後押しがなければ上値は重いと予想する。きょうの終値は2万4110円で、5日線(2万4108円、10/3時点、以下同じ)が意識されている。
    あすも同水準がサポートになるかが注目点となる。5日線を明確に割り込んだ場合、2万4000円割れも想定され、その場合の下値のメドは25日線(2万3235円)となる。

    距離があるため値幅で調整するのではなく、2万4000円近辺でもみ合いながら25日線の切り上がりを待つ展開になるだろうが、どちらにしても短期的には調整色が強まるだろう。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(3日現在)
     
    24867.69  ボリンジャー:+3σ(13週)
    24537.16  ボリンジャー:+2σ(25日)
    24412.64  ボリンジャー:+3σ(26週)
    24221.31  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    24110.96  ★日経平均株価3日終値
     
    24096.32  6日移動平均線
    24033.79  新値三本足陰転値
    24015.11  均衡表転換線(日足)
    23886.40  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23831.75  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23574.93  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23310.49  均衡表基準線(日足)
    23250.87  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23235.64  25日移動平均線
    23149.70  均衡表転換線(週足)
    22955.51  均衡表基準線(週足)
    22928.55  13週移動平均線
    22669.98  26週移動平均線
    22661.35  75日移動平均線
    22584.87  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22491.06  200日移動平均線
     
     
    明日の【信用規制・解除】
     (3日大引け後 発表分)
     
    ○夢みつけ隊 <2673> [JQ]
    東証が4日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     
    ○テラ <2191> [JQ]
    東証と日証金が4日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
    東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     

    【大引け概況】
    3日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比159円66銭安の2万4110円96銭で終えた。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:37 容量:14.41M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、短期的な過熱感への警戒や円安・ドル高一服で利益確定売りが先行した。その後、円相場が伸び悩むとともに下げ幅を縮小する場面もあったが、後場入り後は利益確定売り優勢で再度軟化した。株価指数先物にまとまった売り物が出たのをきっかけに一段安の展開となり、一時2万4030円59銭(前日比240円03銭安)まで下落する場面があった。
     
    市場からは「懸念材料はあるが、目先売りに結び付くのは過熱感ぐらいだ。下げても日経平均2万4000円台維持は上々であり、仮に大台を割り込んでも限定的だろう。上は売りが出てくるが、下がれば中・長期的な買いが入ってくる」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は4日ぶりに反落し、終値は前日比179.19ポイント安の1万5985.47だった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落。終値は21.30ポイント安の1802.73だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆6993億円。売買高は14億6369万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1714と全体の約8割を占めた。値上がりは331、変わらずは65だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は情報通信業、電気機器、輸送用機器、銀行業が下落し、医薬品とパルプ・紙は上昇した。
     
    個別では、KDDIとソフトバンクが下げ、ソニー、任天堂が安く、トヨタ自動車も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。キーエンス、ファナックも下値を試す展開。ダイキン工業が安く、オリエンタルランドの下げも目立った。ネクステージが急落したほか、ハウスドゥ、イー・ガーディアンなども大幅安となっている。
     
    半面、スルガ銀行が断トツの売買代金をこなし大幅高、小野薬品工業は利益確定売りをこなし続伸。塩野義製薬も堅調。アステラスとセコム、大東建託が大きく買われ、キッコマン、資生堂も上昇した。電通も値を上げた。アダストリア、レンゴーが急伸、ヤーマンも物色人気となった。ブレインパッド、ローソンが上値を伸ばし、ソースネクストも高い。
     
    東証2部指数は前日比65.77ポイント安の7351.60ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高7652万株。値上がり銘柄数は119、値下がり銘柄数は305となった。
     
    個別では、児玉化学工業、日東化工、西川ゴム工業、ベルテクスコーポレーション、FDKなど8銘柄が年初来安値を更新。アウンコンサルティング、ファーマフーズ、大興電子通信、トーヨーアサノ、SECカーボンが売られた。
     
    一方、理研コランダム、東洋刃物、TONE、野崎印刷紙業、堺商事が年初来高値を更新。アイル、エムジーホーム、川本産業、スマートバリュー、ダイハツディーゼルが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。
    終値は前日比13円17銭安い3827円61銭だった。直近で上昇していた銘柄を中心に利益確定売りが膨らんだ。
    市場では「日経平均株価が下げ幅を広げるにつれ、新興市場にも海外投資家の売りが出た」との声が聞かれた。売り先行も、直近の新規上場銘柄を中心に買いが入り下値は限られた。ただ、個人投資家の信用評価損率は改善しておらず、「投資意欲はあるが、なかなか手を出せずにいる投資家は多い」との指摘が出ていた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で758億円と、約3カ月ぶりの高水準を記録した2日に迫る大商いだった。売買高は1億1608万株だった。
    値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は412となった。
     
    個別では、岩塚製菓、ホットマン、サンエー化研、タカギセイコー、スパンクリートコーポレーションなど14銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、ラクオリア創薬、ソレキア、ビジョナリーホールディングス、ACKグループが売られた。
     
    一方、大村紙業、日本テレホンがストップ高。明豊ファシリティワークス、テリロジー、アトムリビンテック、イボキン、極東産機は年初来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、APAMAN、日本精密、テクノホライゾン・ホールディングス、アズ企画設計が買われた。


     

    東証マザーズ指数は前日比0.57ポイント高の1054.04ポイントと3日ぶり反発した。
    東証1部市場は利益確定売りに押される展開となったが、マザーズは前日の下落も反発基調となっている。値下がり銘柄が過半数を占めたものの、新規上場銘柄には買いが入るなど底堅く推移した。
    成長期待が高く個人の資金が集まったというメルカリの上昇がけん引した
    値上がり銘柄数は81、値下がり銘柄数は173となった。
     
    個別では、ITbookホールディングス、テンポイノベーション、アズームがストップ高。ピクスタ、ビリングシステム、くふうカンパニー、アイリックコーポレーションなど6銘柄は年初来高値を更新。エルテス、シェアリングテクノロジー、エクスモーション、ラクスル、リネットジャパングループが買われた。
     
    一方、トライステージ、フォーライフ、WASHハウス、プレシジョン・システム・サイエンスが年初来安値を更新。串カツ田中ホールディングス、カイオム・バイオサイエンス、リンクバル、シルバーライフ、アイ・ピー・エスが売られた。
     
    東証マザーズ市場に3日上場したブリッジは買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募・売り出し価格(公開価格、2310円)の2.3倍にあたる5320円に切り上げた。


     

    「壁」
     
    電子端末では「1年前との類似パターン」。
     
    【2017年9月SQ後のTOPIX先物建玉】
     
    《モルガン》         《GS》       《UBS》
    SQ当日3.3万枚     4.3万枚        −1.6万枚
     ↓            ↓            ↓ 
    12月29日4.7万枚   11月10日8.6万枚  11月24日3.3万枚
     ↓            ↓            ↓
    18年2月VIXショック  
    2.8万枚まで減少     6.3万枚まで減少    マイナス1.4万枚まで減少
     
    現在、モルガンはお腹一杯の感触。
    しかしGSとUBSはわずかな建玉。
    「外国人はまだお腹を空かしている」という声が聞こえる。
    ちなみに・・・。
    昨年9月SQ時点は19200円水準。
    11月に22800円、1月に24000円台。
    上昇率は25%、上昇幅は5000円だった。
    今年9月14日は23094円。
    昨年と同じペースなら28000円だ。
    そういう計算を志というのかも知れない。
     
    一方で為替の世界では「10円の壁」の指摘。
    今年の円の高値は3月に付けた1ドル=104円56銭。
    ココまで下げれば年間値幅が10円に達する。
    しかしなかなか破れない現実。
    円が変動相場制に移った1973年以降、年間値幅が明確に10円を下回った年はないというのが歴史。
     
     (櫻井)

     

    【後場寄り付き概況】

    3日後場の日経平均株価は前日比58円72銭安の2万4211円90銭で寄り付いた。
    東証株価指数(TOPIX)は、5.92ポイント安の1818.11で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。連日の上昇による過熱感がくすぶっており、利益確定売りに押され気味だ。
    外国為替市場では、1ドル=113円70円台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、トヨタ、ホンダの自動車株や、デンソー、ソニー、ダイキンが売られている。東海カ、昭和電工が大きく値を下げ、JXTGは反落。三菱UFJが軟調で、ソフトバンクGは続落。任天堂、キリンHDも下落している。
     
    半面、ファーストリテ、資生堂は反発。武田は堅調。スルガ銀、大東建託はにぎわっている。三井物は続伸。コマツ、村田製、オリンパスが買われ、京セラはしっかりとなっている。
     
     
    日経平均は利益確定の売りが先行して一時3ケタの下落となったものの、前場中ごろを過ぎると急速に下げ幅を縮める展開となった。
     
    イタリア政府が単年度財政赤字の国内総生産(GDP)比率について、2021年に2%に低下させる方針を19年予算案に盛り込む方向だと海外メディアで報じられており、同国の財政不安が後退したことが円相場の反落に弾みを付けたようだ。
     
    外部環境の改善を支えに後場の日経平均は底堅く推移しそうだ。
    来週にかけて小売大手の決算発表が予定されているほか、今月下旬からは7-9月期決算発表も本格化する。
    為替の円安進行で輸出企業を中心に業績期待が高まっているが、貿易摩擦などの影響を見極めたいところだ。
     
    ランチバスケットは14件、190.53億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
     
     

    3日午前の日経平均株価は小幅に反落した。午前の終値は前日比13円41銭安の2万4257円21銭だった。
     
    きょう前場の東京株式市場は、幅広い銘柄に売り先行で始まり、日経平均は最近の一方的な相場上昇に対する警戒感から、一時150円以上下げる場面があった。
    前場中ごろ過ぎから円相場が対ドルで伸び悩んだのにつれて、日経平均も急速に下げ渋った。
    外国為替市場で取引時間中にドルが買い直され1ドル=113円80銭前後まで急速に円安に押し戻されたことに連動して、全体指数も戻り足となった。紙パルプや電力株などのディフェンシブストックが頑強で全体相場を支えていた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落した。
     
    市場からは「イタリアの財政問題やインドネシア・ルピアの下げを背景に円高に向かったが、急激なものでない。その後、円安方向に戻していることで日経平均も下げ幅を縮小している。週末の米9月雇用統計を通過すれば、市場の目はマクロからミクロに移り、業績を見極めつつ相場は上に向かっていくのではないか」との声が聞かれた。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2458億円、売買高は7億231万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1049、値上がりは949、変わらずは110だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、輸送用機器、銀行業が下落し、小売業、卸売業、医薬品は上昇した。
     
    個別では、任天堂が軟調、ソニー、トヨタ自動車も売りに押される展開。ソフトバンクグループ、KDDIも冴えない。ファナックとダイキン、オリエンタルランドも値を下げた。ネクステージが急落、カチタス、スシローグローバルホールディングスなども安い。
     
    半面、スルガ銀行が売買代金トップで急伸、大東建託も買い優勢。ファストリと資生堂は上昇した。アダストリアが大幅高、レンゴー、田淵電機なども値を飛ばした。電通、セコム、テルモと日立建機、ローソン、アカツキも上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比18.89ポイント安の7398.48ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高5465万株。値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は263となった。
     
    個別では、児玉化学工業、日東化工、西川ゴム工業、ベルテクスコーポレーション、FDKなど7銘柄が年初来安値を更新。アウンコンサルティング、新内外綿、ファーマフーズ、トーヨーアサノ、平和紙業が売られた。
     
    一方、理研コランダ、東洋刃物、TONE、野崎印刷紙業が年初来高値を更新。川本産業、日本リーテック、光陽社、コメ兵、那須電機鉄工が買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続落した。
    前引けは前日比6円63銭安い3834円15銭となった。直近で上昇傾向を強めていた銘柄を中心に利益確定の売りが優勢になった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円、売買高は7284万株。値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は379となった。
     
    個別では、岩塚製菓、ホットマン、サンエー化研、スパンクリートコーポレーション、パウダーテックなど11銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、倉元製作所、ソレキア、協和コンサルタンツ、ラクオリア創薬が売られた。
     
    一方、明豊ファシリティワークス、アトムリビンテック、極東産機が年初来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、APAMAN、大村紙業、テクノホライゾン・ホールディングス、ブロードバンドセキュリティが買われた。

     


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比2.87ポイント高い1056.34だった。
    時価総額の大きいメルカリの上昇がけん引した。
    値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は162となった。
     
    個別では、テンポイノベーションがストップ高。ITbookホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。アズーム、ビリングシステム、くふうカンパニー、アイリックコーポレーションなど5銘柄は年初来高値を更新。ライフネット生命保険、シェアリングテクノロジー、エクスモーション、エルテス、Aimingが買われた。
     
    一方、トライステージ、WASHハウス、プレシジョン・システム・サイエンスが年初来安値を更新。シルバーライフ、フロンティア・マネジメント、カイオム・バイオサイエンス、モブキャストホールディングス、インターネットインフィニティーが売られた。
     
    3日上場したブリッジは買い気配のまま取引が成立しなかった。午前の取引終了時点での気配値は3970円で、公開価格(2310円)と比べ約7割高い水準だった。

     


    「志が低すぎて」
     
    NY株式市場でNYダウは終値ベースで9月21日以来の史上最高値更新。
    4日続伸となった。
    高配当の公益セクターや消費財セクターが上昇を牽引。
    ボーイングやキャタピラの上昇が目立った。
    「米国とカナダ、メキシコの新たな貿易協定を受けて投資家は貿易に敏感な銘柄に対して強気のスタンスを維持している」という解釈だ。
    一方NASDAQはセキュリティ上の欠陥が見つかったフェイスブックの下落を受けて大幅続落。
    ネットフリックス、アマゾンも下落。
    「ユーロ圏を離脱すればイタリアの経済情勢は改善する」というイタリア与党有力議員の発言を受けてイタリアの銀行株が下落。
    一時金融株も売られる場面があったが持ち直した。
    パウエル議長の講演内容がタカ派的だったことを受け短期債利回りは上昇。
    パウエル議長の講演は「米経済見通しについては際立って良好」。
    「低水準の失業率に伴う物価上昇に備え、段階的な利上げの継続が適切。
    失業率が4%を下回り、賃金が上昇。
    しかしインフレが小幅な伸びにとどまっている状況は歴史的に見ても異例な局面」との指摘した。
    10年国債利回り3.06%台。
    ユーロは6週ぶりの安値。
    ポンドは3週間ぶりの安値。
    ドル円は113円台後半で推移。
     
     
    シーソーゲームの結果の火曜日は3日続伸。
    新興市場の反落は気にかかるところだった。
    東証1部の売買代金は3兆653億円と拡大。
    午前11時少し前、午後の大引け少し前に日経平均24127円の同値で安値。
    その間、上下に振幅が大きくなったのは気にかかるところ。
    「日経平均は8連騰のあと1日休み3連騰。サイコロジカルラインは11勝1敗(91.7%)。
    相場もお休みしたそうな感覚」という見方もある
    値上がり1061銘柄、値下がり957銘柄とほぼ拮抗。
    新高値は107に増加、新安値は18まで減少したからまあ強い相場だろう。
    5日線(24093円)のサポートが課題だ。
    NT倍率は13.31倍。
    25日線からは4.7%、200日線からは7.9%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.212%。
    買い方▲7.249%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.54%(前日▲13.12%)。
    買い方▲14.03%(前日▲12.36%)と逆転。
    9月28日現在の信用買残は158億円減の2兆7815億円。
    信用売残は1382億円減の9291億円。
    先週はもちろんつなぎ売りの解消もあっただろうが踏み上げも結構あった印象だ。
    空売り比率は44.5%と上昇。
    2日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は8.5%と転換水準だから売りもソロソロ限界という気もする。
    日経平均採用銘柄のPERは13.95倍。
    EPSは1739円。シカゴ225終値は大証日中比50円安の24230円。
    大証夜間取引終値は24220円。
    昨日も頭を抑えられたボリンジャーのプラス2σは24444円。
    プラス3σは25075円まで拡大。。
    気学では「戻り売りの日」。
    明日は投資の日で上げの特異日だ。
     
     
    火曜日経朝刊の見出しは「日経平均27年ぶり高値」。
    そして「日本株、マネーの受け皿」。
    そんなに言っている割に昨日の東証アローズの寄り付きにTVクルーはゼロ。
    株価が上昇しても、歴史的水準でも全く興味がないのがマスコミだ。
    まさに面目躍如だった。
    興味深いのは市場関係者の見通し。
    「一段の円安に支えられた株高を見込む声が多いが原油高には注意が必要だ」。
    一見マトモな意見だが「どう注意が必要なのだろう」。
    注意しましょう、警戒しましょうで損を避けられるなら株式投資ほど楽なものはない。
    「買い戻しが進むにつれ日本株の持たざるリスクが意識され一段の買いを招く」という声。
    しかし「年末までの日経平均の見通しは23000円〜25000円」。
    あと500円〜800円程度しか上がらないのが一段の買いの結果なのだろうか。
    25000円でも25500円でも志の低さは感じる数字だ。
    そもそも安値の22000円とか高値の25500円の根拠というのは何なのだろう。
    多分に気分であるような気がする。
    しかも「持たざるリスク」を感じるのは誰?
    個人投資家にとって持つリスクはあっても持たざるリスクは少ない。
    仮想の利益を万が一取りそこねてもそれをリスクと感じるものだろうか。
    それはリスクではなく参加機会を失った失敗だ。
    機関投資家であれば他人のマネーの運用だから失敗責任を問われる可能性がある。
    だから「持たざるリスク」とは機関投資家中心主義の相場観でしかない。
    この視点しかないから相場がより無機質になっていくような気がする。
    1989年以降の相場に必要だったのは「熱さ」でもある。
     
    もう一つ興味深かったのは水曜朝刊の「第4次安倍内閣専門家の見方」。
    エコノミストのコメントは「2019年10月に予定する消費税率10%への引き上げは実施すべきだ。
    政府は飲食料品に軽減税率など準備しており景気の腰折れリスクは小さい。
    国民の心理的不安を取り除き、10%超の展望を示すべきだ」。
    迎合ではなく本気でそう考えているのだろうか。
    そしてどうすれば「国民の心理的不安が除去できる」のだろうか。
    お題目ではなく具体論を示して欲しいものだ。
    それに法人税収などが増加しているのに敢えて消費税を上げる意味がわかる国民は多いのだろうか。
    不思議なコメントだった。
     
    経済産業省のHPから伺えるバイオ相場の未来。
    「Healthcare Innovation Weeks Asia-Japan 2018」を10月9日から19日に行います
    経済産業省は、国内外の投資家や企業等からのヘルスケアビジネス投資の活性化を目的とする国際会議として、10月9日に「1st Well Aging Society Summit Asia-Japan」を開催します。
     
    同じ時期に、日本において、ヘルスケアに関するイベントが多数開催されることから、相互に連携し、対外的に効果的なPRを行うために、10月9日から19日に「Healthcare Innovation Weeks Asia-Japan2018」を行います。「Healthcare Innovation Weeks Asia-Japan2018」という統一ブランドで、ヘルスケア関連イベントを情報発信し、ヘルスケア分野における日本のプレゼンスを対外的に示すことを目指します。
     
     
    いよいよバイオの10月がやって来た印象だ。
     
    NYダウは122ドル高の26773ドルと4日続伸。
    終値ベースの過去最高値を更新。
    ザラ場高値は26824ドルまであった。
    NASDAQは37ポイント安の7999ポイントと続落。
    S&P500は1ポイント安の2923ポイントと反落。
    ダウ輸送株指数は128ポイント安の11281ポイント。
    SOX指数は0.03%上昇。
    3市場の売買高は71.9億株。
    CME円建ては大証比50円安の24230円。
    ドル建ては大証比25ポイント安の24255ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比60円安の24220円。
    ドル円は113.66円。
    10年国債利回りは3.061%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    シルバーライフ(9262)・・・動兆
     
    シルバーライフに注目する。
    同社は高齢者向け配食サービスのFC本部運営が中核。
    高齢者施設への食材販売、冷凍弁当のOEMも行っている。 
    業績は絶好調。 
    自社生産比率引き上げも視野に。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    【寄り付き概況】

    3日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比51円43銭安の2万4219円19銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、37ポイント安の18206で始まった
     
    前日のNYダウが4日続伸し過去最高値を更新したが、ナスダック指数はフェイスブックの下げが足を引っ張り続落、外国為替市場では1ドル=113円50銭台と円高含みで推移しており、東京株式市場では目先利益確定の動きが優勢となった。
     
    米国ではメキシコに続き、カナダとの間で北米自由貿易協定(NAFTA)見直し交渉が妥結したことが、リスク選好の流れにつながっている一方、イタリアの財政赤字に対する先行き不透明感が上値の重石として意識される。ここ小型株が調整ムードにある点も投資家心理にマイナスに働いている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がり上位に電力ガス、倉庫、医薬品、建設、情報通信など。一方、値下がりで目立つのは海運、輸送用機器、保険など。
     
    個別では、トヨタの売りが厚く、ホンダ、日産自は軟調。小野薬が利益確定売りに押され、ソフトバンクG、ファーストリテも下落。ソニー、任天堂、三菱UFJ、三井住友もさえない。
    半面、JT、日本郵政が小高く、村田製はしっかり。アステラス薬、塩野義、花王は堅調。キユーピーは大幅高となっている。

     
    225先物は、野村・UBS・三菱・大和・パリバ・クレディ・メリルが買い越し。
    みずほ・バークレイズ・モルスタ・ドイツ・ソジェン・日興・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はGS・日興・バークレイズ・モルスタ・アムロが買い越し。
    みずほ・クレディ・ソジェン・三菱が売り越し。
     
    テクニカル的には、カネカ(4118)、電通(4324)、C&R(4763)、OSG(6136)、日進工具(6157)、平田機工(6258)、日東電工(6988)、アサヒイン(7747)、物産(8031)、平和堂(8276)、東テク(9960)が動兆。




     

    [概況]

    欧州市場に入り、イタリア下院予算委員会委員長が「イタリアは独自通貨を用いれば債務問題を解決出来るだろう」と発言した事を受けてユーロは売られ、序盤に当日安値130.730円まで下落し、ドルも連れ安となったが其の後は下げ止まりから値を戻した。
     
    其の後NY株式市場が売られて始まるとドルは序盤に当日安値113.530円まで下げたが、株価が上昇に転じた事でドルも買い戻され、パウエルFRB議長が講演で「経済見通しは際立ってポジティブ」と述べ、「稀な経済には漸進的利上げ継続を支持」と述べた事を受けてドルも買い戻された。最後は前日比-27.5銭の113.705円と反落して引けたが、114円を付けた達成感もあったと見られ、大きな流れはまだ上だと見ている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■旭化成<3407>
    来夏から独自動車メーカーへ電池部材供給
     
    ■日本紙<3863>
    果肉も充填しやすい飲料容器製造設備投入へ
     
    ■OKI<6703>
    系が車載機器の硫黄ガス劣化試験サービス開始
     
    ■邦ガス<9533>
    調理性能高めたオーブンを他社と共同開発


     

    3日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万4000円−2万4300円。
    NYダウ平均は最高値を更新しているが、他の指数は弱く、為替のサポートもない。きのうの日経平均が荒い動きとなったこともあり、全体的には方向感に欠ける展開を予想する。
     
    昨日2日の日経平均株価は、朝方から買いが先行したものの、下げに転じる場面がみられるなど、やや不安定な動きとなった。
    地合いに大きな変化はみられないようだが、9月7日の直近安値(2万2172円90銭)から、きのうの高値(2万4448円07銭)まで約10.3%の上昇を演じているだけに、短期的な過熱感を警戒する動きが強まる場面もありそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(2日終値は113円81−83銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円37−41銭)とやや円高に振れている。対ドルで円安方向への動きが一服したもようで、目先的には輸出関連銘柄の動きが鈍くなる場面も想定される。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比50円安の2万4230円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
    ■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
    総合不動産サービスを展開する三好不動産と業務提携。遠隔地不動産取引に同社の対面決済サービス「H'OURS」を提供する。
     
    ■エービーシー・マート <2670>
    9月既存店売上高は前年同月比8.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■アダストリア <2685>
    9月既存店売上高は前年同月比3.2%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■キユーピー <2809>
    12-8月期(3Q累計)経常が8%増益で着地・6-8月期も8%増益。
    発行済み株式数の2.93%にあたる440万株(金額で101億7700万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。
    公開買い付け期間は10月3日から31日まで。買い付け価格は2313円。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    3(水)
    《決算発表》
    良品計画、ウエルシアHD、エスプール、バイク王、川口化、東京個別、WNIウェザー、マルカキカイ、タカキュー
     
    【海外】
    米9月ADP雇用統計(21:15)
    米9月ISM非製造業景況指数(23:00)
    ノーベル化学賞発表
    《米決算発表》
    レナー
    休場:韓国
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     


    2日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比122ドル73セント高の2万6773ドル94セントと9月21日に付けた過去最高値を更新した。
     
    北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉でトランプ米政権がメキシコに加え、カナダとも合意したことを好感した買いが2日も継続。ダウは一時170ドル超上昇した。世界的な通商摩擦への懸念が和らぐ中、半導体のインテルや建機のキャタピラー、航空機のボーイングなど輸出関連株に買いが入り、相場上昇を主導した。
     
    ただ、下げる銘柄も目立った。増収増益決算と同時にドル高による利益見通しの引き下げを発表した飲料・食品のペプシコが下落。5000万人の利用者のアカウントが乗っ取られるリスクがあったと前週末に発表したフェイスブックには規制強化への懸念から売りが続いた。大型のハイテク株の一角も売られた。
    また、米国従業員の最低時給を15ドルに引き上げると2日に発表したアマゾン・ドット・コムもコスト増への警戒から下落。両社株がナスダック指数を押し下げた。
     
    パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は2日の講演で、米景気の堅調さを指摘し、利上げを段階的に進める姿勢を改めて示した。内容は新味に乏しいとして、株式相場の反応は限られた。
     
    ナスダック総合株価指数は続落し、同37.755ポイント安の7999.547で終えた。アマゾンやフェイスブックなどの下落が指数を押し下げた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,773.94+122.73
    S&P500種
    2,923.43−1.16
    ナスダック
    7,999.547−37.755
     
    米10年債利回り(%)
    3.0613 -0.019
    米2年債利回り(%)
    2.8149 -0.008
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,207.00+15.30
    NY原油(ドル/バレル)
    75.22−0.01
    円・ドル
    113.63 - 113.64−0.18


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は反落した。
    12月物は前日比190円安の2万4230円で引けた。同日の大取終値を50円下回った。
    前日まで5営業日続伸した後で、上げ一服感から利益確定売りが優勢となった。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    24230 ( -50 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    24255 ( -25 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7474.55(−21.12)
    FTSE100種総合株価指数はイタリアのユーロ離脱懸念を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、3日続落した。前日1日の終値に比べ21.12ポイント安の7474.55で引けた。
     
    朝方は9割近くの銘柄が下げていたものの、午後に鉱業株や石油株が買い戻され、株価指数を下支えした。金融株を中心に構成銘柄の約7割が下落した。
    銀行株をはじめ保険株や資産運用株がいずれも全面安で引けた。欧州の長期金利が低下し、利ざや縮小を意識した売りが出た。
     
    個別銘柄では、前日1日に急落した郵便大手のロイヤル・メールは、この日も終日大幅安で推移し、8%超安で引けた。通年の業績が目標を大きく下回るとの見方を示したことを受け、アナリストが目標株価を引き下げたことが響いた。
    建設資材のファーガソン(旧ウルズリー)は6.8%安と下げも目立った。9月の業績は前月より鈍化する見込みとの報道が売りの材料視された。
     
    半面、金属相場の上昇に伴い、主力の鉱業株が買いに転じた。なかでも金価格が高くなったことで関連のランドゴールド・リソーシズは1.8%高と大幅上昇した。小幅ながら石油株も上昇した。外国為替相場でのポンド安を背景に、通貨安の恩恵を受けやすい多国籍企業の医薬品株とたばこ株には買いが先行した。
    景気動向に左右されにくいとされるディフェンシブ銘柄の総合公益会社のユナイテッド・ユーティリティーズなど公益株も上げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12287.58(−51.45)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日1日と比べて51.45ポイント安の12287.58だった。イタリアの財政不安が広がったことを背景に、終日売りが先行した。
     
    重電のシーメンスと航空のルフトハンザ、不動産のボノビアが安かった。
    一方で半導体のインフィニオンテクノロジーズが大幅に上昇した。ダイムラーなど自動車株も堅調だった。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5467.89(−38.93)
     

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