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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント

10月05日 マーケットコメント



    週間の騰落率は、日経平均が-1.4%であったのに対して、マザーズ指数は-5.2%、日経ジャスダック平均は-0.9%だった。マザーズ指数は週末にかけて25日線や75日線を下回った。
     
    今週の新興市場は、外部環境睨みとはなるが押し目買いの動きも出てくるだろう。
    金利上昇は金融市場全体の波乱要因となり、バリュエーション水準が高いグロース株の売り圧力にもつながるだろう。
    ただ、先週の日経平均の下落は想定内の調整と捉える向きが多い。新興市場でも直近IPO銘柄の活況ぶりを見ると、個人投資家の物色意欲はさほど衰えていないと考えられる。

     

    5日のNYダウ工業株30種平均は前日比180ドル43セント安の2万6447ドル05セントで終えた。
     
    米労働省が朝方発表した9月の雇用統計によると、失業率は3.7%と前月(3.9%)から大きく改善し、1969年12月(3.5%)以来48年9カ月ぶりの低水準となった。
    賃金の伸びも堅調だったことから、市場ではインフレ懸念が台頭して金利が上昇した。
     
    原油先物相場の先高観もあり、米長期金利が水準を切り上げるとの観測が強まった。PER(株価収益率)が相対的に高いハイテク銘柄への売りが目立った。住宅ローン金利上昇が住宅販売を抑えるとの見方から、KBホームやホーム・デポなど住宅関連株が下げた。ダウ平均の下げ幅は一時325ドルまで広がった。
     
    米中貿易摩擦の激化への警戒感も売りを誘った。5日発表の8月の貿易統計で対中貿易赤字が拡大した。米国向けハード機器に中国製の「スパイ」半導体が組み込まれたとの報道もあり、米中の対立が強まる可能性が意識された。建機のキャタピラーなど中国事業の比率が高い銘柄や、部品の供給網を中国に広げるアップルや半導体のインテルへの売りが目立った。
     
    イタリアの財政に対する懸念から欧州の金融株が軟調に推移し、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど米金融株にも売りが波及したのも相場の重荷になった。
     
    ナスダック総合株価指数は前日比91.063ポイント安の7788.447と8月15日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値で終えた。アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)など主力銘柄やエヌビディアなど半導体株が下げた。
     
    セクター別では、公益事業や商業・専門サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が下落した。
     
    個別では、電気自動車のテスラ(TSLA)は、イーロン・マスクCEOが先日和解した米証券取引委員会(SEC)を嘲笑するツイートを投稿し、下落した。会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は、決算で財務システムへのアクセスを巡る内部統制上の欠陥が明らかとなり、軟調推移。写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)は、一部アナリストによる目標株価引き下げを受け、売られた。
     
    一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、新CEOに決定したカルプ氏の契約条件が株価回復に連動した報酬体系となり、上昇した。ファイザーとマクドナルドは0.5%高。ユナイテッドヘルス・グループとシェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も買われた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,447.05−180.43
    S&P500種
    2,885.57−16.04
    ナスダック7,788.447−91.063
     
    米10年債利回り(%)
    3.2328 +0.038
    米2年債利回り(%)
    2.8891 +0.009
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,205.60+4.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    74.29−0.04
    円・ドル
    113.70 - 113.71−0.59
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は続落した。12月物は前日比95円安の2万3660円で終え、大阪取引所の終値を160円下回った。米金利上昇を背景に米株とともに売られた。
    5日発表の9月の米雇用統計で失業率が48年9カ月ぶりの低水準をつけた。
    平均時給の伸びは前月比で鈍化したものの、堅調な雇用情勢を示したとの見方から米長期金利が上昇したのが嫌気された。
    安値は2万3550円、高値は2万3935枚だった。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    23660 ( -160 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    23695 ( -125 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は続落。前日4日の終値に比べ99.80ポイント安の7318.54で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
    午後にかけて資源株と金融株に売りが広がり、株価指数は値下げ幅を拡大した。ポンド高を背景に多国籍企業への売りも重荷になった。
     
    銅価格の大幅な下落を受けて主力の鉱業株が終日、全面安で推移するなか、午後にかけて値下げ幅を広げた。
     
    個別銘柄では、産銅大手アントファガスタが5%超安と大幅に下げた。英オンライン食品販売オカド・グループは4.8%安。
    為替相場でポンドが上昇し、通貨高による収益圧迫の思惑などから海外で収益を得る医薬品株や酒類のディアジオ、ブリティッシュ・アメリカン・タバコの大型化株が下落した。
     
    半面、害虫駆除のレントキル・イニシャルの1.7%高と上げが目立った。アナリストが投資判断と目標株価を引き上げたことが買い手がかりになった。水道のセバーン・トレントは1.8%高など公益株、不動産投資信託(REIT)も上げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は世界的な株安を嫌気して続落した。
    終値は前営業日の2日と比べて43.44ポイント安の12244.14だった。午後に上昇に転じる場面もあったが、その後に米国株の下げ幅が広がると、DAX指数も再び下落した。構成銘柄の6割超が下がった。
     
    アナリストが投資判断を引き下げたタイヤのコンチネンタルの値下がりが大きくなった。電力のRWEと素材メーカーのコベストロの下げも目立った。一方で、金利の上昇で恩恵を受けるとみられる金融株が買われた。ミュンヘン再保険とドイツ銀行の値上がりが目立った。
     


    ■フランス・パリ株価指数
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1%以上、下がった。

     

     

10月06日 毎日コラム
ガソリン高騰で恩恵を受ける企業
・・・続き

10月08日 マーケットコメント



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