会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
40,369.44 +201.37 03/29
TOPIX
2,768.62 +17.81 03/29
マザーズ
746.45 +11.66 03/29
NYダウ平均
39,807.37 +47.29 03/29
ナスダック総合
16,379.46 -20.06 03/29


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント

10月05日 マーケットコメント

10月06日 マーケットコメント

10月08日 マーケットコメント


     
    連休明けの市場は日経平均が大幅に4日続落。
    先月18日以来、3週間ぶりの安値をつけて取引を終えた。
    東京株式市場は急激な上昇に対する反動安の域を超えて一部でリスクオフの動きが強まっている。
    米国の金利上昇に端を発した株売りの流れが、今年3度目の利下げ(預金準備率引き下げ)でも下げ止まらない中国株への警戒に発展し、新興国市場の不安再燃にまで広がっている。
     
    8日のダウ平均は一時200ドル超下げたところからプラス圏まで戻しており、今晩の米国株が落ち着いていれば、明日は自律反発の買いも期待できよう。
    テクニカルの節目でしっかり切り返してくれば、押し目買いも入りやすいだろう。
     
    チャート上では、1週間で1000円も下げるなど短期調整を示唆するものが出始めている。まだ25日移動平均線(2万3343円、10/9)を割り込んではいないが、金利への耐性を確認するまでは2万3000円台半ばでの調整が続くかもしれない。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
     
    24654.20  ボリンジャー:+2σ(25日)
    24356.12  ボリンジャー:+3σ(26週)
    24245.76  新値三本足陽転値
    24201.43  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23998.87  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23976.01  6日移動平均線
    23945.27  均衡表転換線(日足)
    23811.55  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23585.94  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    23469.39  ★日経平均株価9日終値
     
    23343.54  25日移動平均線
    23310.49  均衡表基準線(日足)
    23266.99  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23149.70  均衡表転換線(週足)
    22970.46  13週移動平均線
    22955.51  均衡表基準線(週足)
    22722.42  26週移動平均線
    22710.87  75日移動平均線
    22688.21  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22505.61  200日移動平均線
    22492.20  均衡表雲上限(日足)
    22354.98  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22247.56  均衡表雲下限(日足)
    22177.86  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
     
    ローソク足は陰線を引いて5日線を下放れした。上昇局面だった9月18日高値と20日安値で形成する窓を埋め、25日線に接近して大引けを迎えた。
    ボリンジャーバンドでは、日々線は9月10日以来およそ1カ月ぶりに終値が中心線を下回っており、明日10日以降は-1σ側に下落する可能性も意識されてこよう。
     
     
    【自社株買い】
    銘柄 (9日大引け後 発表分)
    ○京進 <4735> [東証2]
    発行済み株式数(自社株を除く)の5.96%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
    買い付け期間は10月10日から19年10月9日まで。
     
    ○エコス <7520>
    発行済み株式数の4.29%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月10日から19年10月9日まで。
     
     

    [概況]

    9日の東京外国為替市場はユーロ円が130.00円を中心に上値の重い展開だった。ユーロ円はイタリアの財政不安の台頭を嫌気し昨日大幅下落したが、本日は下落の動きを一服させ買い戻される場面が見られた。
     
    しかし、130.00円を超えた辺りでは買いは継続せず、再び129円台へ下押しするという展開が続いている。イタリアの財政危機については、本日も一部報道から伊議会予算局が政府の財政計画を拒否する見込みとのニュースが伝わるなど、問題の先行き不透明感が強くなっている印象だ。
     
    さらにユーロ相場取り巻く材料としては、英メイ政権のブレグジット案に与党保守党から造反議員が懸念されるとの報道が伝わっている。これらのことから、この後のユーロ相場の動向には、一層、警戒感を高める必要がありそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    9日の日経平均株価は4日続落した。終値は前週末比314円33銭安の2万3469円39銭だった。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:35 容量:14.06M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    3連休明けとなったきょうの東京株式市場は前週後半の米長期金利上昇を背景としたリスク警戒ムードが尾を引く展開。中国人民銀行が預金準備率を引き下げたことで人民元安を招き、米中貿易摩擦の問題が改めてクローズアップされた。

    外国為替市場で円相場が一時1ドル=112円台後半まで円高・ドル安が進んだのが嫌気された。
    自動車や電気機器などの輸出関連株や半導体製造装置や電子部品株が中心に売られ、ほぼ全面安の展開となった。

    中国人民銀行が預金準備率を引き下げて景気テコ入れに動いたにもかかわらず、日本が祝日で休場だった8日は人民元安と上海株式相場が大きく下落した。
    中国など新興国経済の先行き不透明感から景気敏感株の下げが目立ったことも相場を下押しした。
    下げ一巡後は、中国株の反発により日経平均の下値は限られる展開となった。

    中国株の反発により日経平均の下値は限られ、市場では、「調整の範囲内」との見方が出ていた。とはいえ、ある市場関係者は、「米金利上昇を受けて金融市場が不安定となっており、その悪影響は最大1カ月続く可能性がある」との見方を示していた。

    東証1部の売買代金は概算で3兆380億円、売買高は15億6850万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は全体の9割を占める1823、値上がりは247、変わらずは40銘柄だった。
     
    JPX日経インデックス400は4日続落した。終値は前週末比265.52ポイント1.67%安の1万5617.68だった。
    東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、31.53ポイント安の1761.12で終えた。
     
    業種別株価指数(33業種)は、電気機器、輸送用機器械、鉱業など32業種が下落。不動産業の1業種のみが上昇した。
     
    個別銘柄では、トヨタ、ホンダなど自動車関連が下落、東エレクは年初来安値を更新した。安川電機が下げ、太陽誘電や三井金が軟調、任天堂が1000円を超える下げとなった。
    太平洋セメントなどのガラス土石株やSUMCOなどの金属製品株も安かった。

    半面、住友不動産、三菱地所など不動産株が堅調。ファストリやしまむらも上昇した。ユニファミマやIHIが高く、「バカマツタケ」の人工栽培に成功した多木化学はストップ高となった。
    システムインテグレータが買われ、大有機化などの上げが目立った。

    東証2部株価指数は前週末比66.91ポイント安の7276.87ポイントと続落した。
    出来高は1億1692万株。値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は312となった。 

    個別ではビットワングループ、南海辰村建設、アスモ、カネヨウ、ジー・スリーホールディングスなど29銘柄が年初来安値を更新した。 アイケイ、東邦金属、パシフィックネット、浜井産業が売られた。 

    半面、小島鉄工所が一時ストップ高と値を飛ばした。さくらケーシーエス、相模ゴム工業、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、プレミアグループ、南陽など6銘柄は年初来高値を更新した。 コーア商事ホールディングス、ヤマシナ、リヒトラブ、丸八倉庫、ピクセラが買われた。 

     


    日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前週末比38円93銭安い3758円77銭だった。
    新興企業市場は円高・ドル安が嫌気され、当面の利益を確保する売りで軟調だった。

    前日に北京を訪問したポンペオ米国務長官が中国側に冷遇されたことで、米中間の対立激化と貿易戦争への懸念が再燃し、ハーモニックといった機械株など中国関連銘柄が値下がりしたことも投資家心理悪化に寄与した。
    ジャスダック平均は、下値のメドとして見られていた25日線(約3786円)水準を下抜ける展開となった。
     
    朝方から売りが先行し、午後は下げ幅を拡大する銘柄が相次いだ。東証でシステム障害が発生し、「投資家が不安になって株を売った」との指摘もあった。

    また、「損失が拡大しないうちに保有する株式を処分する動きが広がった」という。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で710億円、売買高は1億8253万株。売買高は6月25日以来の高水準だった。
    売買高は6月25日以来の高水準だった。値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は466となった。

     個別では、ウッドフレンズがストップ安。佐藤渡辺、岩塚製菓、CSSホールディングスなど44銘柄は年初来安値を更新した。
    ハーモニックやユニバーサル、セリアが下落し、クリエイト、ワンダーホールディングスが売られた。

    半面、地域新聞社がストップ高。ベクター、INESTが一時ストップ高となった。
    燦キャピタルマネージメント、明豊ファシリティワークスなど3銘柄は年初来高値を更新した。
    マクドナルドが買われ、テクノホライゾン・ホールディングス、クレオが買われた。


     

    マザーズ指数は前週末比21.87ポイント安の1000.09ポイントと3日続落した。
    前日の米ハイテク株下落や円高進行、中国株の大幅安といった外部環境の不安定化を背景に、東京株式市場全般にリスクオフの展開となり、マザーズ銘柄にも売りが先行した。
    センチメント悪化したことから短期資金の逃げ足は速く、時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄など中心に揃って急落をみせた。
     直近IPO銘柄のフロンティア・マネジメント、ブリッジインターナショナルやイーエムネットジャパン、チームスピリットなどが大幅安となった。
    9月20日以来約2週間ぶりに1000ポイントの大台を割り込んだ。支持線として意識された25日線(1020pt)を大きく下抜けたことから、押し目拾いの動きも散見されたが、プラスに転じるには至らなかった。

    騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり186銘柄、変わらず10銘柄となった。

    個別では直近IPOのフロンティア・マネジメント、ブリッジインターナショナルがストップ安。イーエムネットジャパンは一時ストップ安と急落した。
    トライステージ、フェイスネットワーク、夢展望、など11銘柄は年初来安値を更新した。
    ALBERTやメルカリ、そーせいなど時価総額が大きい銘柄が下落し、ホットリンク、タイセイ、ビーブレイクシステムズが売られた。

    半面、サイジニア、ITbookホールディングス、農業総合研究所、チームスピリット、はてなが年初来高値を更新した。
    UUUMやAMI、ミクシィが堅調、ソケッツ、ファイバーゲート、日本リビング保証が買われた。


     


    【後場寄り付き概況】

    9日後場寄り付きの日経平均株価は前週末比247円42銭安の2万3536円30銭で寄り付いた。東証株価指数(TOPIX)は、26.49ポイント安の1766.16で始まった。
    円高が進み、売りが優勢となった前場の流れを引き継ぎ、安値圏でもみ合っている。輸出関連株に売りが続いている。

    外国為替市場では、1ドル=113円10銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、キーエンス、東エレク、ファナックが値を下げ、SUMCOは大幅安。任天堂が安い。トヨタ、スズキ、ソフトバンクGが売られ、三菱UFJ、三井住友も軟調となっている。
    半面、ユニー・ファミマがしっかり。ファーストリテも堅調。日本郵政が小幅高。ソニーが伸び悩み。

     米中貿易摩擦に対する警戒感が高まり、日本の3連休中に上海総合指数が急落したことから、目先は同指数や人民元相場睨みの神経質な相場展開となっている。
     短期的に輸出株の見直し機運が高まるか、あるいは中国経済の減速懸念が一段と強まるかの分かれ目となる可能性がある。
     
    ただ、2日に付けた取引時間中の年初来高値(2万4448.07円)から本日の安値までの下落幅がおよそ1000円に達している。
    25日移動平均線からのかい離も急速に縮まり、上海総合指数が落ち着きを見せれば徐々に押し目買いの動きも出てくるだろう。

    ランチバスケットは18件、537.28億円、10億売り越し。




     


    3連休明け9日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前週末比218円81銭安の2万3564円91銭だった。

    8日の米ハイテク株安が嫌気され、朝方は、売り優勢で始まった。東エレクなど半導体関連株に売りが出て日経平均を下押しした。
    中国人民銀行が景気テコ入れに動いたにもかかわらず、祝日で東京市場が休みだった8日に中国人民元と上海総合指数が大きく下げ、中国景気の先行き警戒感を高めた。

    東京証券取引所の一部でシステム障害が発生したことに加え、中国など新興国市場の先行き不透明感から投資家の運用リスクを取る姿勢が後退したほか、外国為替市場での円高・ドル安進行も相場全体の重荷となった。
    下げ幅は一時340円を超えた。下げ一巡後は、9日の上海総合指数が安寄り後に持ち直したことで前引けにかけて下げ渋りの動きとなった。

    市場関係者は、東証1部はハイテク株が急落するなど、ほぼ全面安の様相。「上昇のトレンドラインは崩れておらず調整は仕方ない」とはいうものの、「上海株の下落や円高進行で日経平均は2万3300円台の半値押しの水準まで下がる可能性がある」との見方が出ていた。

    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。

    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3929億円、売買高は7億5629万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1681、値上がりは375、変わらずは53銘柄だった。

    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、輸送用機器械、電気機器など30業種が下落。不動産業、陸運業、建設業の3業種が上昇した。

    個別では、任天堂、ソフトバンクが安く、信越化が大幅安。サイバーや富士電機、ミネベアも安い。トヨタやキーエンスも下げ、ゆうちょ銀行が軟調。ダイキン、リクルートも下落した。
    半面、ファーストリテイリング、ソニーが堅調。ユニファミマや住友不動産が上昇した。システムインテグレータや大有機化が大幅高となった。

    東証2部株価指数は前週末比51.45ポイント安の7292.33ポイントと続落した。
    出来高5967万株。値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は282となった。 

    個別では、ジー・スリーホールディングス、南海辰村建設、カネヨウ、児玉化学工業など21銘柄が年初来安値を更新した。アイケイ、浜井産業、パシフィックネット、東邦化学工業が売られた。 

    一方、大型物件の進行売り上げ寄与し18年11月期業績予想を上方修正した小島鉄工所が一時ストップ高と値を飛ばした。
    エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、さくらケーシーエス、プレミアグループ、丸八倉庫は年初来高値を更新した。
    リヒトラブ、ピクセラ、日本パワーファスニング、セイヒョー、コーア商事ホールディングスが買われた。 

     

    日経ジャスダック平均は前週末比28円01銭安い3769円69銭と5日続落となった。
    日経平均の続落、新興市場にも売りが波及している。
    前日に中国・上海株式相場が急落したことで中国経済の減速懸念が広がり、機械株を中心に売りが出た。
    また、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも積極的な買いを手控えさせた。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で375億円、売買高は9090万株。
    値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は424となった。 

    個別では、ウッドフレンズが一時ストップ安と急落。東北新社、インターライフホールディングス、CSSホールディングス、極楽湯ホールディングス、夢真ホールディングスなど33銘柄は年初来安値を更新した。ハーモニック、ワンダーコーポレーション、極東産機、セリア、シグマ光機が売られた。 

    半面、地域新聞社がストップ高。ベクターは一時ストップ高と値を飛ばした。明豊ファシリティワークスなど2銘柄は年初来高値を更新した。マクドナルド、燦キャピタルマネージメント、INEST、クレオ、システムズ・デザイン、日本サード・パーティが買われた。 

     

    東証マザーズ指数は前週末比11.79ポイント安の1010.17ポイントと3日続落した。
    3連休中の米国株の大幅安や円高進行を嫌気して売り優勢で始まった。
    主力株が大幅に続落、個人投資家のマインドを冷え込ませており、一段と買い手控え機運がでている。
    9時50分に1000.1ポイントまで値を下げたが徐々に値を戻している。

    値上がり銘柄数は75、値下がり銘柄数は179となった。 
    個別では、イーエムネットジャパン、ブリッジインターナショナルが一時ストップ安と急落した。
    キャンディル、トライステージ、夢展望、フェイスネットワークなど11銘柄は年初来安値を更新した。
    そーせい、メルカリ、ALBERTなど指数寄与度の高い銘柄が下げた。
    ホットリンク、フリークアウト・ホールディングス、フロンティア・マネジメントが売られた。 

    半面、ITbookホールディングス、農業総合研究所、はてな、チームスピリット、サイジニアが年初来高値を更新した。
    UUUM、mixi、ファイバーゲート、ライフネット生命保険、ソケッツ、エンカレッジ・テクノロジが買われた。 


    【寄り付き概況】

    9日の日経平均株価は前週末比233円25銭安の2万3550円47銭で寄り付いた。
    東証株価指数(TOPIX)は、14.69ポイント安の1777.96で始まった。
    前週末5日の軟地合いが継続し、為替市場で円高に振れていることもあり、売りが先行したようだ。
     
    前日のNYダウが後半切り返し3日ぶりに反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数などが軟調で、米長期金利の上昇に対する警戒感からリスクを回避するムードが継続している。
    国慶節明け8日の中国上海株市場が人民元安などを背景に急落したことも買いを手控えさせる要因。外国為替市場も円高方向に振れており、主力株中心に逆風が強い。
     
    ただ、好調な米国経済に対する信頼は厚く、日米ともに企業の四半期決算発表を前に好業績銘柄の押し目を拾う動きも期待され、下げ一巡後の動きが注目される。
     
    取引開始前に財務省が発表した8月国際収支は、経常収支が前年同月比5623億円減の1兆8384億円の黒字だった。
     
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、不動産、電力ガスを除き安く、値下がりで目立つのは鉱業、海運、鉄鋼、輸送用機器など。
     
     個別では、トヨタ、スズキが値を下げ、日産自はさえない。東エレク、SUMCOが急落し、ソニー、ファナック、コマツは軟調。ソフトバンクGが売られ、任天堂は下落。東京海上、野村も売られ、スルガ銀は大幅安。資生堂は安い。
    半面、NECが買われ、IHIはしっかり。三菱UFJ、日本郵政は堅調。大成建、住友不が値を上げている。KDDI、ファーストリテは小幅高となっている。
     
    225先物は、モルスタ・日興・ドイツ・JP・UBS・大和が買い越し。
    メリル・みずほ・アムロ・クレディ・ソジェンが売り越し。
    TOPIX先物はみずほ・バークレイズ・アムロ・ドイツが買い越し。
    モルスタ・野村・GS・JP・ソジェン・メリルが売り越し。
     
    テクニカル的には、日清オイリオ(2602)、ローソン(2651)、王子(3861)、ミルボン(4919)、キャリアイン(6538)、ゆうちょ(7182)、西日本F(7189)、佐鳥電機(7420)、タカラトミー(7867)、三井住友(8316)、百五(8368)、野村(8604)、ユナイテッド(9110)、中部電(9502)が動兆。


     

    「成長戦略会議」
     
    週末のNY株式市場は続落。
    底堅い内容となった米雇用統計から米国債利回りの上昇が継続し売り優勢の展開。
    ハイテクや通信サービス関連銘柄の売りが全体の下げを主導した。
    フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、アルファベットが軒並み下落。
    3市場の売買高は76.2億株。
    週間ではNYダウが0.04%、S&P500が0.98%、NASADAQは3.2%下落。
    NASDAQは3月以来の大幅安。
    雇用統計は非農業部門雇用者数が13.4万増と市場予想の18.5万増を下回って着地。
    ただ失業率は3.7%と約49年ぶりの水準に改善した。
    時間当たり平均賃金は前月比0.3%増、前年同月比2.8%増。
    9年超ぶりの大幅増となった前月の2.9%からやや鈍化した。
    10年国債利回りは3.23%台。
    ドル円は113円台後半での推移。
    一方週明けのNYダウは3日ぶりの反発。
    金利上昇を警戒したハイテク株の売りが継続し寄り付きは続落の動き。
    下落幅は一時220ドル超に拡大した。
    大型連休明けの上海株の急落もの売り材料視。
    米中貿易摩擦激化懸念は継続。
    「株高をけん引してきたハイテクなどの成長株から割安株に資金を移す動きが広がった」という見方だ。
    ただ一段の下値を探る材料に乏しく銀行セクターなどを中心に上げに転じた格好。
    コロンバスデーの休日で債券・為替市場が休場。
    薄商いで振れが大きくなったという見方もある。
    VIX(恐怖)指数は15.69。
    SKEW指数は129.64と低下。
     
     
    3連休前と米雇用統計控えで3日続落。
    ただ「寄り直後に日経平均が200円以上下げた後の下げ渋りは案外に底堅い印象」という声もある。
    「NYダウ国株の200ドル超の下げも数分間で消化」という楽観論だ。
    米国の長期金利上昇を材料に金融株には買いもの優勢でメガバンク3行がそろって上昇。
    「株安でも野村HDや大和証Gなど証券株に資金が向かった」のは違和感もある。
    日経平均は週間で336円安となり4週ぶりの週足陰線。
    前半は一気に25000円台乗せもありそうな地合いだったが後半は一転してピーク感となった。
    週足では前の週の陽線の実体部分を今週の陰線の実体が包む格好。
    「下振れを警戒しておく局面」という見方も併存する。
    下は25日線(23319円)覚悟」というのが悲観論。
    週間ベースでは、日経平均株価は1.4%安、3週ぶりの反落。
    TOPIXは1.4%安44週ぶり反落。
    東証マザーズ指数は5.2%安、4週ぶり反落。
    日経ジャスダック平均は0.9%安、4週ぶり反落。
    東証2部指数は0.2%安、2週続落。
    調整3目。
    10月2日高値(24448円)から664円(2.7%)安。
    9月6日安値から上昇幅2276円に対し31.5%の反落という結果だ。
    「どうってことはないような3日続落だが元気がなくなってる投資家心理」という見方だ。
    新高値29銘柄、新安値73銘柄。
    騰落レシオは103.89と低下した。
    NT倍率は13.27倍。
    25日線からは2.0%、200日線からは5.7%のプラスかい離。
    サイコロは8勝4敗で66.7%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.667%。買い方▲9.060%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.12%。買い方▲18.97%。
    空売り比率は44.7%で5日連続の40%超。
    日経平均採用銘柄PERは13.73倍でEPSは1732円。(3日の1748円がバッケンレコード)。
    今週末はオプションSQだがメジャーSQ値23057円はまだはるか下に位置している。
    金曜はほぼ十字線とはいえ日足陰線は3本で止まった。
    勝手雲の上限23572円を下抜けないことが重要だ。
    ボリンジャのプラス1σは12980円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比195円安の23625円。高値は23805円。
    大証225先物夜間取引終値は日中比170円安の23650円。
    気学では「相場のポイントをつくる重要日」
    水曜は「前場高いと後場安の日。吹き値売り方針良し」。
    木曜は「目先の天底をつくる重要日」。
    金曜は「前日の足取りに反して動く日」。
    日経VIは8月16日以来の水準となる19%台まで上昇し18.05%。
     
    経験則というのは説明する合理的根拠がないだけに難しい。
    しかし、今回も25日線のプラス5%乖離は第一次限界水準となった。
    何の意味があるのかは経験則でしかない。
    それでもそこで上昇は止まった。
    逆説的だが・・・。
    どんなに業績期待が高くても、どんなに景気が良くても、上昇基調では些細な悪材料がクローズアップ。
    株価は一時高値を付ける。
    つまり、株価は材料で動いているようで、実はリズムなのだろう。
    しかも罫線至上主義者が増加したおかげで、本来は日陰者の存在の罫線が脚光を浴びる。
    業績や景気にリズムなど関係ない。
    でも罫線ならリズムをはかることが可能だ。
    あれこれ難しく考えず「株は勘と度胸」と割り切ることも必要かもしれない。
    興味深いのは日経ヴェリタスの指摘。
    「日経平均のチャート上は目先、戻り売りが膨らむ節目が見当たらず。
    逆張り個人が順張りに転じたとき、相場が一段高となる条件がそろうのかもしれない」。
     
    週末5日に開催された「成長戦略会議」。
    送金規制の緩和とか定年65歳以上への引き上げばかりが報じられていますが大切なのは成長戦略。
    発表された「成長戦略の方向性(案)」では・・・。
    「一人ひとりが生み出す付加価値を引き上げていく観点から、
    AI(人間で言えば脳に相当)、センサー(人間の目に 相当)、
    IoT(人間の神経系に相当)、ロボット(人間の筋肉に相当)といった第4次産業革命による技術革新について
    中小企業を含む広範な生産現場への浸透を図るなど企業の前向きな設備投資を引き出す取組が必要。
    (SDGs の達成に向けたSociety5.0の実現)」とある。
    具体論では・・・。
    「人生百年健康年齢」、「いつでもどこでもケア」、「誰でもキャッシュレス」、
    「サステナブルで強いインフラ」、「移動弱者ゼロ」などがキーワード。
    年末までに、中間的な報告を取りまとめ。
    そして3つの3年間の工程表を含む実行計画を来年の夏までに閣議決定。
    ここは外してはいけないだろう。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ラクオリア製薬(4579)・・・動兆
     
    ラクオリア製薬に注目する。
    同社は新規開発化合物の導出が中核。
    動物薬2種のロイヤルティは順調。
    英国で自社臨床1相終了した胃不全薬は国内導出模索。
    下痢性過敏性腸症候群薬と併せ準備中の中国ZTE系バイオ会社との合弁は18年12月に設立目標。
    EP4拮抗薬のがん免疫療法薬との併用による大腸がん臨床試験が開始。
    名古屋大学環境医学研究所との共同研究開始。
    岐阜薬科大との共同研究開始など動きは頻繁だ。
     
     
    (兜町カタリスト櫻井)



     

    [概況]

    週明け8日(月)は東京株式市場が体育の日による祭日で、米国もコロンブスデーによる祭日で為替市場と債券市場が休場となり、NY株式市場は売られて始まった。
    ダウは序盤以降下げ続け、株価下落によるリスク回避の円買いに中盤にユーロは当日安値129.500円まで下げ、其の後終盤にはドルも112.810円の当日安値まで下落した。
     
    しかしダウが中盤以降下げ幅を縮小した事などにドルやユーロは下げ止まりから値を戻し、ドルは113円を回復したあと最後は前週末比-45銭の113.215円で引け、ユーロも引け近くに130円台に乗せて、前週末比-88.5銭の130.100円で引けた。
     
    ドルは114円を付けて年初来高値を更新したあと、達成感もあって調整の動きとなっているが米国経済は好調であり、ファンダメンタルズに着目すればドルはまた上を目指す動きが再開すると見ている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]



     

    [株価材料]
     
    ■ダイヘン<6622>
    自社開発品充実させハンドリングロボ拡大
     
    ■シャープ<6753>
    8Kテレビで専用チューナー発売へ
     
    ■シチズン<7762>
    系列がねじ切り加工で切り粉の排出性高める技術開発
     
    ■東電HD<9501>
    店舗の空調自動制御するシステム提供
     
    ■加藤産業<9869>
    AIで人員配置最適化図る
     


     

     
    9日の東京株式市場は、続落後、もみ合いとなりそう。
    日経平均株式市場の予想レンジは、2万3600円−2万3800円。
    シカゴ日経平均先物は、2万3600円台からのスタートを示唆しており、3桁下落からのスタートが見込まれる。前週末の軟地合いが継続し、売りが先行するとみられる。
    米国の長期金利上昇が意識されながらも為替は円高で、日本株は手がけづらい地合いとなりそうだ。水準的に2万3500円どころでは押し目買いが期待できるものの、地合いの一段の軟化を受けて、下値探りが続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半(前週末5日終値113円83−84銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円99銭−131円03銭)と円高に振れている。
    円高の進行を警戒し、輸出関連銘柄には、売り圧力が強まりそうだ。売り一巡後は、押し目を拾う動きから、下げ渋りの展開となることもありそう。
    8日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同5日の大阪取引所終値比195円安の2万3625円だった。
     
      
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ツクイ <2398>
    9月介護サービス利用者数は前年同月比5.3%増の6万1967人。
     
    ■ジンズ <3046>
    9月既存店売上高は前年同月比8.3%増と9ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■シュッピン <3179>
    9月売上高は前年同月比11.6%増と増収基調が続いた。
     
    ■薬王堂 <3385>
    6-8月期(2Q)経常は15%増益。9月既存店売上高は前年同月比6.3%増と増収基調が続いた。
     
    ■トーセ <4728>
    前期経常が上振れ着地・今期は24%増益へ。
     
    ■アプリックス <3727>
    ビーコン製品がucodeタグ認定を取得。ucodeタグとは、IoT向けのネットワーク解決型汎用識別番号「ucode」を格納し、自動的に読み取れるようにするための媒体。
    アプリックス製ucodeタグを19年に提供開始する予定。
     
    ■シリコンスタジオ <3907>
    6-8月期(3Q)最終は黒字浮上。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    9(火)
    8月経常収支(8:50)
    9月景気ウォッチャー調査
    《決算発表》
    Jフロント、ライク、AFC−HD、ネクステージ、キリン堂HD、サムティ、Fブラザース、ダイユーリック、リソー教育、エコス、幸和製作、ヨンドシー、近鉄百、イズミ、フジ、ヤマザワ
     
    【海外】
    休場:韓国
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

     
    8日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比39ドル73セント高の2万6486ドル78セントで終えた。
     
    祝日で主要な米経済指標の発表がなく、市場参加者も少ない中、金利上昇を警戒したハイテク株の売りが週明けも続き、ダウ平均も下げて始まった。
    アジア市場での中国株の急落や米中関係の悪化懸念を背景に、中盤にかけてはハイテク株を中心に売りが優勢となった。
    一時は下げ幅を220ドル超に広げたが、一段の下値を探る材料に乏しく上げに転じて終えた。
     
    前週に米長期金利が約7年ぶりの高水準を付け、株式の割高感が強まるとの見方が週明けも株式相場の重荷だった。8日はアルファベット傘下のグーグルで大規模な個人情報の流出が明らかになり、ハイテク株に対する投資家心理が一段と冷えた面もあった。
     
    大型連休明けの中国・上海株が急落したのも、米株式への売りにつながった。米中の貿易摩擦が激化するとの懸念もあり「株高をけん引してきたハイテクなどの成長株から割安株に資金を移す動きが広がった」という。
     
    8日はコロンバスデーの祝日で債券・為替市場が休場だった。株式市場でも休暇を取る参加者が多かったとみられ「薄商いで本来よりも下げが大きくなった」との見方がある。見直し買いが徐々に入ったほか、小売り最大手ウォルマートや薬局チェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アプライアンスといった消費関連の構成銘柄に買いが集まり、終盤にはプラス圏に浮上した。
     
    ナスダック総合株価指数は3日続落し、前週末比52.498ポイント安の7735.949と8月1日以来ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。アルファベットやアマゾン・ドット・コム、画像処理半導体のエヌビディアなど主力株が総じて下げた。
     
    セクター別では、食品・生活必需品小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方でソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置が下落した。

    個別では、電気自動車のテスラ(TSLA)は、SEC(米証券取引委員会)との和解後もイーロン・マスクCEOがツイッター投稿を継続しており、同社取締役会が十分に機能していないとの懸念から下落。検索大手のアルファベット(GOOGL)は、ソフトウエアの欠陥で個人情報流出の恐れがあった問題を半年間も隠ぺいしていたと報じられ、売られた。
     
    一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、傘下のGEキャピタルによる数十件の投資資産を約10億ドルで投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントと売却合意し、上昇。食品のコナグラ・ブランズ(CAG)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移となった。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,486.78+39.73
    S&P500種
    2,884.43−1.14
    ナスダック
    7,735.949−52.498
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,188.60−17.00
    NY原油(ドル/バレル)
    74.23−0.06
    円・ドル
    113.07 - 113.08   −0.76


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅続落した。
    12月物は前週末比35円安の2万3625円で終え、5日の大阪取引所の終値を195円下回った。中国株安や米長期金利の上昇基調を背景に米株式とともに売りが先行した。その後はNYダウ工業株30種平均が上昇に転じたのを受け下げ幅を縮小した。
    12月物の安値は2万3365円、高値は2万3805円だった。
    東京株式市場が休場だったうえ、米国がコロンバスデーの祝日とあって市場参加者は限られた。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    23625 ( -195 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    23655 ( -165 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7233.33(−85.21)
    FTSE100種総合株価指数は3日続落した。前週末5日の終値に比べ85.21ポイント安の7233.33と4月中旬以来、約5カ月半ぶりの安値水準で引けた。
     
    中国株の急落とイタリア財政不安の再燃が重しとなった。石油株を中心に下落するなか、午後に入り鉱業株や金融株など幅広い銘柄に売りが広がり、株価指数は下げ幅を広げた。構成銘柄の約8割が下落した。
     
    原油安を受けて石油株が終日売られ、指数の下げを主導した。金価格が下げ幅を拡大したことに伴い、鉱業株は全面安で引けた。なかでも
     
     
    主な個別銘柄では、金関連のフレスニージョやランドゴールド・リソーシズの下落が目立った。イタリア株式市場で銀行株が大幅に下落した流れが波及し、銀行株が安かった。英金融大手バークレイズ2.3%安、同スタンダード・チャータード2.4%安など銀行株が軒並み軟調。午後にかけて保険株や資産運用株にも売りが広がった。投資会社のメルローズ・インダストリーズは約5%超安で引けた。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループも5.3%安と大幅に下落した。
     
    半面、食品サービスのコンパス・グループなど食品関連株と公益事業株が上げた。衣料小売りのネクストが高かった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11947.16(−164.74)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅に4日続落した。終値は前週末5日と比べて164.74ポイント安の11947.16だった。
    中国株の急落に加え、8日のドイツの8月鉱工業生産が市場予想を下回ったことも投資家心理を悪化させた。幅広い銘柄が売られ、構成銘柄の約9割が下落した。
     
    個別では、オンライン決済サービスのワイヤーカードが12%安と、急落した。電力のRWEも安かった。
    一方、不動産のボノビアなど4銘柄が上げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5300.25(−59.11)
    フランスの株価指数CAC40は約1%下落した。
     
     

10月09日 毎日コラム
急増する心の問題に悩む人
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv