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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,225.66 +322.37 05/03
ナスダック総合
15,840.96 +235.48 05/03


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    22日の日経平均株価は、前日比310円26銭安の3万3264円88銭と3日ぶりに大幅反落した。後場に入り株価指数先物にややまとまった売りが出たことをきっかけに、下げ幅を拡大。弱含みで推移するなか、安値圏で取引を終えた。
     
    きょうはANYCOLORなども大幅安となったが、個人投資家人気の高い銘柄が崩れてしまうと、ゆくゆくは大型株にもネガティブな影響が広がる懸念があるだろう。
    まずは、21日の米国市場で強めに売られたテスラ、AMD、インテルなどがきょう反転してくるかどうかが大きく注目される。反転したとしてもグロース株は買いづらいが、米国株が落ち着いていれば、きょうのように非グロース株には買いが入ると期待できる。反転できなかった場合には、いったん物色は保守的に傾くことになるだろう。
     
    東京証券取引所が引け後に発表した、6月第2週(12−16日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は6414億円の買い越しで、12週連続で買い越し。個人投資家は5777億円の売り越しで、2週連続での越しとなった。
     
     
    23日の日経平均株価は、軟調な展開か。日経平均株価は、海外投資家による買いを支えに上昇相場を展開するが、手がかり材料に乏しいなか、足元では上値の重い動きが続き、週末要因も重なることから、模様眺めムードが広がることが見込まれる。
    また、月末にかけては、リバランス(銘柄入れ替え)に伴う売買が予想されることから、警戒する向きもあり、手控えにつながりそうだ。市場では「先行きの業績が見通すことができるまで、上値の重い展開が想定される」との慎重な声も聞かれた。一方、日経平均株価は6月7−8日以来、連敗していないことから、反発する動きも期待される。
     
    目先的には米株市場でナスダック指数の上値が重くなり、グロース系銘柄に逆風が意識されやすくなったことで、バリュー株への資金還流を誘導する可能性がある。相場の流れに機敏に対応するのであれば、ここは低PBR銘柄の宝庫である自動車部品株などに目を向けるのも一法だろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
     
    36051.15  ボリンジャー:+3σ(13週)
    35230.35  ボリンジャー:+3σ(25日)
    35003.84  ボリンジャー:+3σ(26週)
    34175.77  ボリンジャー:+2σ(25日)
    34098.34  ボリンジャー:+2σ(13週)
    33465.15  6日移動平均線
     
    33264.88  ★日経平均株価22日終値
     
    33121.19  ボリンジャー:+1σ(25日)
    33026.72  均衡表転換線(日足)
    32894.44  ボリンジャー:+2σ(26週)
    32506.78   新値三本足陰転値
    32145.53  ボリンジャー:+1σ(13週)
    32077.40  均衡表基準線(日足)
    32066.61  25日移動平均線
    31012.03  ボリンジャー:-1σ(25日)
    31007.28  均衡表転換線(週足)
    30785.05  ボリンジャー:+1σ(26週)
    30192.72  13週移動平均線
    29957.45  ボリンジャー:-2σ(25日)
    29717.39  均衡表基準線(週足)
    29569.83  75日移動平均線
    29465.81  均衡表雲上限(日足)
     
    下降を開始した5日移動平均線を終値が下回り、スピード調整圧力の増大を窺わせた。しかし、三役好転下の強気形状にある一目均衡表は転換線と基準線がともに上向きをキープし、株価下方を走る25日線の上向きと併せて上昇トレンド延長を示唆している。NT倍率は前日比0.14pt低下の14.48と大幅に低下しており、本日の下落は大勢強気相場中の対TOPIXでの日経平均の割高調整と位置付けられよう。
     
     

    【大引け概況】


    22日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比310円26銭(0.92%)安の3万3264円88銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:15 容量:17.17M

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    21日のNYダウ平均は102.35ドル安と3日続落。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院での議会証言で年内の追加利上げの必要性を再表明したことが嫌気された。前日の米ハイテク株安を背景に、値がさの半導体関連株に利益確定売りが出て指数を押し下げた。
    すぐにプラス圏に浮上した後、再びマイナス圏に沈んで下げ幅を3桁に広げるも、急速に戻して前引けでは小幅ながらプラスを確保した。
    しかし、後場は半導体株が一段安となった上に、ANYCOLORやABEJAなど、直近で人気となっていたグロース系の銘柄が崩れたことから、指数は下方向に勢いがついた。値下がりに転じる銘柄も増えて、終盤にかけては下げ幅を300円超に拡大した。
     
    半導体関連ではアドテストと東エレクが大幅安となり、2銘柄で日経平均を188円押し下げた。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株も下げた。
     
    半導体関連株はこのところの日本株上昇をけん引してきた。市場では「6月末にかけては年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りが出て、7月上旬には日本株の上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売り圧力がかかる。半導体株はこれまで堅調だった分、利益確定売りの対象となりやすい」(国内証券)との声があった。
     
    日経平均は朝方には上昇する場面もあった。日本株の根強い先高観から、下落局面では押し目買いが入った。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏による商社株投資が引き続き好感され、伊藤忠や三菱商、三井物、住友商、丸紅の5大商社株はそろって上場来高値を更新した。
     
    市場では「日経平均株価はPERで15倍台に上昇しているが、期待が先行していただけに、先行きの業績が見通すことができるまで、上値の重い展開となりそう」との慎重な見方があった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸し、終値は前日比1.49ポイント(0.06%)高の2296.50だった。商社株や銀行株が買われ、指数を支えた。
     

     


    東証プライムの売買代金は概算で4兆940億円。売買高は14億5273万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は970と、全体の5割強を占めた。値上がりは800銘柄、横ばいは63銘柄だった。
     
    個別では、レーザーテック、アドバンテスト、東エレク、ルネサス、ディスコ、スクリンの半導体株が軒並み大幅安、ソシオネクストはレーティング格下げもありストップ安まで売られた。ソフトバンクG、ソニーG、キーエンス、SMC、ファナック、エムスリーの値がさ株や、ニデック、TDK、村田製、イビデンなどハイテクも全般下落した。ネットプロHD、ANYCOLORなどグロース株の一角も大きく売られた。
     
    一方、景気敏感株が全般買い優勢で、三菱UFJ、みずほFGの銀行、東京海上HD、SOMPOの保険、オリックス、三菱HCキャピタルの金融、三菱商事、丸紅、伊藤忠の商社、INPEX、石油資源開発の鉱業、三菱マテリアル、DOWAの非鉄金属などが高い。高浜原発の再稼働時期が決定したと発表した関西電力、目標株価が引き上げられた三井ハイテックは上昇。業績予想を上方修正したテスHD、自社株買いを発表したインフォマートは急伸。米ブラックロックなどが暗号資産(仮想通貨)のビットコイン現物投資型の上場投資信託(ETF)を米国で上場申請するとの報道を契機に足元でビットコイン価格が上昇していることを手掛かりにマネックスG、セレスなどが大幅高となった。

     


     
    東証スタンダード市場は米国のハイテク関連株安を受け、半導体・電子部品関連の利益確定売りが出た。値上がり銘柄数560、値下がり銘柄数734と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、オービーシステムがストップ高。AIメカテックは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、KHC、第一建設工業、巴コーポレーション、テクノ菱和など100銘柄は年初来高値を更新。歯愛メディカル、北川精機、ビューティ花壇、壽屋、いい生活は値上がり率上位に買われた。
     
    一方、オーベクス、サイバーステップ、エスケー化研、ツインバード、創健社など6銘柄が年初来安値を更新。大井電気、細谷火工、GMB、ゲームカード・ジョイコホールディングス、フレンドリーが売られた。
     


     
    東証グロース市場は前日までの続伸の影響もあって利益確定の売りが優勢となった。東証マザーズ指数は5営業日ぶり反落した。終値は前日比19.50ポイント(2.25%)安い845.27だった。プライム銘柄と比べた出遅れ感からグロース市場銘柄はこのところ買いが続いていたが、きょうは利益確定売りに押された。
    朝方500円近く上昇したGlobeeは結局大幅安で終わるなど、不安定な値動きをする銘柄が散見された。「海外勢の買い姿勢が続く一方、個人は売ったり買ったりで出入りが激しい」という。
    一方、新規上場銘柄はこの日も人気で、リアルゲイトは公開価格を大きく上回って推移し、アイデミーは買い気配のまま初日の売買が成立しなかった。ただ、個人の資金には限りがあるためか、直近IPO銘柄も上昇の勢いが鈍ると売りが出てくるようで、13日に上場したABEJAは商いを伴って大きく値を下げた。
    東証グロース市場ではABEJAやカバーが下落した。一方、モンラボやジーエヌアイは上昇した。
    値上がり銘柄数119、値下がり銘柄数392と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に新規上場したリアルゲイトは公開価格(1790円)の2.1倍にあたる3810円で初値を付け、終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)となる初値比700円(18.4%)安の3110円で配分された。
     
    同じくきょうグロース市場に上場したアイデミーは買い気配のまま取引を終えた。気配値を公開価格(1050円)の2.3倍にあたる2415円まで切り上げた。
     
    個別では、海帆、テックファームホールディングスがストップ高。ジェイフロンティア、JMC、イメージ・マジックは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、イオレ、BRUNO、オークファン、メディア工房など30銘柄は年初来高値を更新。サスメド、クリアル、セレンディップ・ホールディングス、ソフトフロントホールディングス、INFORICHが買われた。
     
    一方、リアルゲイト、シーユーシー、プログリットがストップ安。地域新聞社、バルミューダなど3銘柄は年初来安値を更新。ラストワンマイル、Globee、ブランジスタ、インフォネット、フーバーブレインが売られた。
     


     
    22日午前の日経平均株価は横ばいとなり、前引けは前日比49銭(0.00%)高の3万3575円63銭だった。
    きょう前場は売り買い交錯のなか、日経平均株価が前日終値近辺でもみ合う展開となった。欧米株安を受け朝方は利益確定売りが優勢だったものの、内需株中心に押し目買いの動きが活発化し、前日終値とほぼ同水準で前場の取引を終えた。半導体主力株が利食われた一方、銀行や総合商社株が買われ全体相場を支えた。
     
    米著名投資家のウォーレン・バフェット氏による総合商社株への投資は引き続き日本株の支援材料となり、三菱商や三井物など5大商社株は軒並み上昇した。外国為替市場で円相場が1ドル=141円台後半と円安・ドル高基調にあるのも自動車株など輸出関連の追い風となった。
     
    21日の米株式市場では主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落した。東京市場ではこのところ上昇の目立っていた半導体関連株やソフトバンクグループ(SBG)に利益確定目的の売りが出て、日経平均は140円ほど下げる場面もあった。
     
    今後経済のオーバーキル懸念が台頭するリスクも考慮すると、景気敏感株が長く主役の座に居座ることは考えにくく、景気敏感株への上値追いには慎重になるべきと考える。一方、依然として出遅れ感が残る中小型株・新興株については、リスクオフ時の流動性リスクには留意すべきだが、東証プライムの主力ハイテク・景気敏感株が手掛けづらくなってくると、消去法的な観点から投資対象として選ばれやすくなる可能性があるだろう。
     


     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前日比14.57ポイント(0.63%)高の2309.58だった。16日に付けた年初来高値(2300.36)を前引け時点で上回った。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆364億円、売買高は7億3126万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1130と、全体の約6割を占めた。値下がりは627銘柄、横ばいは76銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では卸売業、鉱業、その他金融業などが上昇。精密機器、電気機器、金属製品などは下落した。
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが大きく買われ、東電HD、川重、SOMPOが買われた。三菱商事、三井物産など総合商社株も値を飛ばした。テスホールディングスが値上がり率トップとなり、インフォマート、ファーマフーズも値を飛ばした。ルネサス、太陽誘電も下落した。
     
    半面、レーザーテック、アドバンテスト。ソシオネクストなど半導体関連が大幅安。キーエンス、SMCなどFA関連株も売られた。ネットプロテクションズホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングス、さくらインターネットなども安い。


     


     
    東証スタンダード市場は、半導体・電子部品関連株を中心とした利益確定売りが上値を抑える中、先高観を背景とする買いが優勢となった。スタンダードTOP20は続伸。出来高2億1011万株。値上がり銘柄数654、値下がり銘柄数559と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、オービーシステムがストップ高。AIメカテックは一時ストップ高と値を飛ばした。KHC、巴コーポレーション、テクノ菱和、東洋精糖、サイネックスなど78銘柄は年初来高値を更新。北川精機、歯愛メディカル、大谷工業、日本アビオニクス、壽屋が買われた。
     
    一方、オーベクス、創健社、ヨンキュウが年初来安値を更新。大井電気、クボテック、GMB、クルーズ、enishが売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは下落。東証マザーズ指数の前引けは前日比4.82ポイント(0.56%)安い859.95だった。プライム銘柄と比べた相対的な出遅れ感からグロース市場銘柄にはこのところ買いが続いていたが、きょうは個人投資家による目先の利益確定売りに押された。
    本日東証グロース市場に新規上場するアイデミー、リアルゲイトは前場時点ではともに買い注文が売り注文を上回って値付かずとなっており、個人投資家の買い意欲の旺盛さが窺える。含み損益の改善した個人投資家による既存新興株に対する物色意欲が高まる展開に期待したい。
    市場では「マザーズ指数は25日移動平均の上方乖離率が10%まで拡大しており、テクニカル指標面でも過熱感が意識されやすかった」との見方があった。
     
    東証グロース市場ではカバーやM&A総研が下落した。一方、ABEJAやグロービーは上昇した。
    値上がり銘柄数186、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したアイデミーは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1050円)を742円(70.7%)上回る1792円に切り上げた。
     
    同じくきょうグロース市場に上場したリアルゲイトも買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1790円)を1260円(70.4%)上回る3050円に切り上げた。
     
     
    個別では、海帆がストップ高。ジェイフロンティア、JMCは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、イオレ、BRUNO、オークファン、メディア工房など29銘柄は年初来高値を更新。サスメド、BlueMeme、クリアル、ソフトフロントホールディングス、セレンディップ・ホールディングスが買われた。
     
    一方、シーユーシーがストップ安。地域新聞社、バルミューダなど3銘柄は年初来安値を更新。フーバーブレイン、ブランジスタ、ライトアップ、BTM、インフォネットが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    22日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比137円13銭安の3万3438円01銭。
    ここ欧米株安の流れが継続していることで、東京株式市場でも利益確定の動きが誘発されている。

    前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウなど主要株価3指数が揃って3日続落となった。

    注目されたパウエルFRB議長の議会証言で年内追加利上げの動きが示唆され、これが投資家のセンチメントを冷やす格好となった。ナスダック総合株価指数の下げが相対的に大きかったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落が目立っており、東京株式市場でも足もとでこの影響を受けやすい。

    ただ、下値では引き続き海外機関投資家を中心とした押し目買いが想定され、底堅さを発揮する可能性もあるだろう。


    外国為替市場で円相場が1ドル=141円台後半と円安・ドル高基調にあり、輸出採算の改善期待は自動車など輸出関連株の支えとなっている。


    東証株価指数(TOPIX)は続伸している。16日に付けた年初来高値(2300.36)を上回って推移している。


    個別では、関西電や東電HDが上昇している。川重やSOMPOも高い。一方、ルネサスやSUMCO、安川電、ソフトバンクグループ(SBG)が下落している。


    「ND倍率逆転へのカウントダウン」

    「3日続落」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続落。
    悪材料はパウエル議長の議会証言。
    「経済が現在の方向で推移する場合。
    FRBは一段の利上げを実施するということがかなり正確な推測」。
    追加利上げの可能性を改めて示唆したと解釈された。
    フツーには「だから何」なのだか、市場は勝手に解釈するからややこしい。
    マイクロソフトやエヌビディアなどAI関連銘柄やテスラの下げが相場を圧迫した。
    フェデックスが四半期決算への失望感から2.5%下落。
    UPSも2.1%安。
    一方、ビッドコインの3万ドル回復を背景にコインベース、ライオットなどは上昇。
    債券市場はアトランタ地区連銀のボスティック総裁の発言を捉えた。
    「FRBは年内は政策金利を現行水準に据え置くべき。
    利下げについては少なくとも2024年終盤まで想定していない。
    再び利上げを実施すれば米経済から不必要に力強さを奪うかもしれない」。
    7月のFOMCで0.25%利上げ確率は71%。
    パウエル議長の発言後の76%から低下した。
    2年債と10年債の逆イールドは一時マイナス0.996%。
    3月以来の水準に拡大した。
    10年国債利回りは3.726%。
    2年国債利回りは4.719%。
    ドル円は141円台後半。
    WTI原油先物8月限は前日比1.34ドル(1.9%)高の1バレル=72.53ドル。
    ビッドコインは2080ドル高の30260ドル。
    5月下旬以降で初めて2万9000ドルを突破した。
    SKEW指数は143.07→138.75→133.72。
    (5月31日が158.30)。
    恐怖と欲望指数は79→79(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    水曜のNYダウは102ドル(0.30%)安の33951ドルと3日続落。
    高値34097ドル、安値33876ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは105.77%(前日109.80%)。
    NASDAQは165ポイント(1.21%)安の13502ポイントと3日続落。
    高値13638ポイント、安値13460ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは102.40%(前日106.43%)。
    S&P500は23ポイント(0.52%)安の4365ポイントと3日続落。
    高値4386ポイント、安値4360ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは110.03%(前日113.03%)。
    ダウ輸送株指数は3ポイント(0.02%)高の14739ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は97ポイント(2.68%)安の3549ポイントと4日続落。
    VIX指数は13.20(前日13.88)。
    NYSE出来高は9.75億株(前日10.73億株)。
    3市場の合算売買高は106.2億株(過去20日平均は114.1億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比5円安の33565円。
    ドル建ては大証日中比60円高の33630円。
    ドル円は141.88円。
    10年国債利回りは3.726%。
    2年国債利回りは4.719%。

    「日経平均のEPSは2200円、空売り比率38.7%」

    水曜の日経平均は寄り付き188円安。
    終値は186(△0.56%)高の33575円と続伸。
    一時200円超下落し逆に33600円台に乗せた場面もあった。
    日足はほぼ十字線ながら2日連続で陽線。
    SQ値32018円38銭に対して9勝0敗。
    TOPIXは11.16ポイント(△0.49%)高の2295ポイントと3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は5.73ポイント(△0.49%)高の1181.01と3日ぶりに反発。
    東証スタンダード指数は9日続伸。
    東証マザーズ指数は6.43ポイント(△0.75%)高の864.77と4日続伸。
    プライム市場の売買代金は3兆8954億円(前日は3兆8953億円)。
    29日連続で3兆円超。
    値上がり1119銘柄(前日777銘柄)。
    値下がり648銘柄(前日971銘柄)。
    新高値270銘柄(前日142銘柄)。
    9日連続で3ケタ。
    新安値6銘柄(前日10銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは111.18(前日107.61)。
    NTレシオは14.63倍(前日14.62倍)。
    29日連続で14倍台。
    16日が14.65倍で21年7月12日以来の高水準だった。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは7勝5敗で58.33%。
    マザーズ指数は9勝3敗で75.00%。
    上向きの25日線(31958円)からは△5.06%(前日△4.93%)。
    49日連続で上回った。
    上向きの75日線は29498円。
    62日連続で上回った。
    上向きの200日線(28123円)からは△18.83%(前日△19.39%)。
    60日連続で上回った。
    上向きの5日線は33505円。
    3日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.714%(前日▲17.502%)
    買い方▲3.653%(前日▲3.955%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.617%(前日▲12.084%)。
    買い方▲13.000% (前日▲13.053%)。
    残念ながら逆転しなかった。
    空売り比率は38.7%(前日42.8%、4日ぶりに40%割れ)。
    空売り規制なしの銘柄の比率8.0%(前日8.3%)。
    3月10日が18.4%だった。
    6月16日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.34%(前週▲9.00%)。
    3週連続で好転。
    昨年12月23日が▲12.47%。
    6月16日時点の裁定売り残は915億円減の967億円。
    4週ぶりに減少。
    同裁定買い残は324億円増の1兆3778億円。
    5週連続で増加。
    当限は売り残が270億円減の967億円。
    買い残が574億円増の1兆3617億円。
    翌限以降は売り残が645億円減の0億円。
    買い残が249億円減の161億円。
    日経VIは20.23(前日20.09)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは15.26倍(前日15.19倍)。
    前期基準では15.60倍。
    EPSは2200円(前日2198円)。
    5月10日は2005円まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
    BPSは24507円(前日24550円)。
    10年国債利回りは0.370%(前日0.385%)。
    日経平均の予想益回りは6.55%。
    予想配当り利回りは1.93%。
    プライム市場の予想PERは15.63倍。
    前期基準では16.12倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.39%。
    配当利回り加重平均は2.24%。
    プライム市場の単純平均は10円高の2674円。
    プライム市場の売買単価は2976円(前日2954円)。
    プライム市場の時価総額は820兆円(前日817兆円)。
    ドル建て日経平均は236.63(前日234.93)と3日ぶりに反発。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比5円安の33565円。
    高値33740円、安値33055円。
    水曜の大証先物夜間取引終値は大証日中比50円安の33520円
    気学では「押し目買いの日」。
    金曜は「転換注意日。高安共に足取りに付け」。
    ボリンジャーのプラス1σが33023円。
    プラス2σが34087円。
    週足ボリンジャーのプラス1σが32208円。
    プラス2σが34200円。
    6月23日に始まる「八専」は7月4日に終わる。
    アジアは端午節(→6月23日)。
    ND倍率(NYダウVS日経平均)逆転へのカウントダウン開始の感。

    《今日のポイント6月22日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続落。
       10年国債利回りは3.726%。
       2年国債利回りは4.719%。
       ドル円は141円台後半。
       SKEW指数は143.07→138.75→133.72。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は79→79(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は3ポイント(0.02%)高の14739ポイントと3日ぶりに反発。
       SOX指数は97ポイント(2.68%)安の3549ポイントと4日続落。
       VIX指数は13.20(前日13.88)。
       NYSE出来高は9.75億株(前日10.73億株)。
       3市場の合算売買高は106.2億株(過去20日平均は114.1億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比5円安の33565円。
       ドル建ては大証日中比60円高の33630円。
       ドル円は141.88円。
       10年国債利回りは3.726%。
       2年国債利回りは4.719%。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8954億円(前日は3兆8953億円)。
       29日連続で3兆円超。
       値上がり1119銘柄(前日777銘柄)。
       値下がり648銘柄(前日971銘柄)。
       新高値270銘柄(前日142銘柄)。
       9日連続で3ケタ。
       新安値6銘柄(前日10銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは111.18(前日107.61)。
       NTレシオは14.63倍(前日14.62倍)。
       29日連続で14倍台。
       16日が14.65倍で21年7月12日以来の高水準だった。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。

    (4)上向きの25日線(31958円)からは△5.06%(前日△4.93%)。
       49日連続で上回った。
       上向きの75日線は29498円。
       62日連続で上回った。
       上向きの200日線(28123円)からは△18.83%(前日△19.39%)。
       60日連続で上回った。
       上向きの5日線は33505円。
       3日ぶりに上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.714%(前日▲17.502%)
       買い方▲3.653%(前日▲3.955%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.617%(前日▲12.084%)。
       買い方▲13.000% (前日▲13.053%)。
       残念ながら逆転しなかった。

    (6)空売り比率は38.7%(前日42.8%、4日ぶりに40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率8.0%(前日8.3%)。
       3月10日が18.4%だった。
       6月16日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.34%(前週▲9.00%)。
       3週連続で好転。
       昨年12月23日が▲12.47%。
       6月16日時点の裁定売り残は915億円減の967億円。
       4週ぶりに減少。
       同裁定買い残は324億円増の1兆3778億円。
       5週連続で増加。
       当限は売り残が270億円減の967億円。
       買い残が574億円増の1兆3617億円。
       翌限以降は売り残が645億円減の0億円。
       買い残が249億円減の161億円。
       日経VIは20.23(前日20.09)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.26倍(前日15.19倍)。
       EPSは2200円(前日2198円)。
       5月10日は2005円まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
       BPSは24507円(前日24550円)。
       10年国債利回りは0.370%(前日0.385%)。

    (8)プライム市場の単純平均は10円高の2674円。
       プライム市場の時価総額は820兆円(前日817兆円)。
       ドル建て日経平均は236.63(前日234.93)と3日ぶりに反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが33023円。
       プラス2σが34087円。
       週足ボリンジャーのプラス1σが32208円。
       プラス2σが34200円。
       6月23日に始まる「八専」は7月4日に終わる。
       アジアは端午節(→6月23日)。
       ND倍率逆転へのカウントダウン開始の感。

    今年の曜日別勝敗(6月21日まで)

    月曜16勝7敗
    火曜18勝5敗(火曜4連勝中)
    水曜13勝11敗(水曜2連勝中)
    木曜12勝10敗
    金曜18勝5敗(金曜7連勝中)

    6月16日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.34%(前週▲9.00%)。
    3週連続で好転。
    昨年12月23日が▲12.47%。
    6月16時点の信用売り残は598億円増の1兆185億円。
    2週連続で増加。
    同信用買い残は262億円増の3兆2476億円。
    4週連続で増加。
    信用倍率は3.19倍(前週3.36倍)。
    6週連続で3倍台。
    6月16日時点の裁定売り残は915億円減の967億円。
    4週ぶりに減少。
    同裁定買い残は324億円増の1兆3778億円。
    5週連続で増加。
    当限は売り残が270億円減の967億円。
    買い残が574億円増の1兆3617億円。
    翌限以降は売り残が645億円減の0億円。
    買い残が249億円減の161億円。

    昨日のSBGの株主総会。
    孫正義会長兼社長のコメント。
    「守りは十分にできた。反転攻勢だ」。
    これは評価されて株価は上昇した。
    傘下の英半導体設計大手アームを軸にAI事業を中核にすえる考えを強調。
    しかし創業以降、主力事業を変え続けてきたSBG。
    「現在の投資主体のビジネスから実業との両立をめざす事業構造への再転換を探る」。
    評価は不思議と悪くない。
    孫氏のコメント。
    「この3年間、新型コロナウイルス禍で守りに徹した。手元に5兆円を超える現預金がある。
    AI革命が爆発的に大きくなる。
    水面下で準備しており、革命の先端を担う。
    AIの進化を加速させることが人々の不幸を減らし、より自由で楽しい社会をもたらす。
    その中核企業がアームだ。爆発成長の入り口に入った」。
    勇ましく聞こえるし、夢を与えるコメントだ。
    しかし・・・。
    「昨年10月に残りの人生を考えた。この程度で終わっていいのかと大泣きした。
    自分は本当は人類の未来のアーキテクト(建築家)になりたかったんだと思った」。
    何か
    詐欺師のように聞こえるのは気のせいだろうか。
    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    うるる(3979)・・・動兆

    月額課金の入札情報サービスが中核。
    BPO、写真出張撮影・販売、電話代行などの事業も展開。
    入札情報が拡大。
    大幅増益。
    スポットワーカーの最前線。




    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]
     

    ■日本郵政<6178>
    増田郵政、売却益1.2兆円が占う 金融頼み脱却に活用へ

    ■訪日客、クルーズ船けん引 5月189万人、コロナ前69%

    ■出光興産<5019>
    同社主導のベトナム製油所、停止を回避 資金繰り改善

    ■パナHD<6752>
    マツダ<7261>にEV電池 国内車大手に初の直接供給

    ■三菱商事<8058>
    チリ銅鉱山参画 11年ぶり新規出資 脱炭素で需要期待

    ■トヨタ<7203>
    アルファード全面改良 8年ぶり、PHVも投入

    ■KDDI<9433>
    カナダにデータセンター 1446億円で譲り受け

    ■中外製薬<4519>
    希少血液疾患薬を申請 皮下注射で投与

    ■粗鋼生産、17カ月連続減 歴代5位 車・建築向け需要弱く

    ■関西電力<9503>
    高浜原発1号機 8月2日に運転再開

    ■ソフトバンクG<9984>
    ビジョン・ファンドで新たな人員削減を準備

    ■日本ガイシ<5333>
    25年めど「次世代排ガス浄化装置」量産

    ■楽天G<4755>
    JCRが格下げ シングルAマイナスに

    ■FRB議長、2回の追加利上げ「良い予想」 懐疑論けん制

    ■任天堂<7974>
    スーパーマリオRPG復活 11月発売


     


    22日の東京株式市場は、しっかりした展開が続きそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、3万3300円−3万3800円を想定。(21日終値3万3575円14銭)
    米国株は下落。ダウ平均は102ドル安の33951ドルで取引を終えた。
    グロース株の弱さをバリュー株がカバーすることで、指数は節目の3万3500円を意識しながら底堅く推移すると予想する。

    きのう21日の日経平均株価は一時下落したものの、海外投資家の買い観測で、続伸して取引を終えた。短期的な過熱感も警戒される中、現地21日の欧米株式は続落したが、海外投資家による買い期待が支えとなりそう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(21日は142円08−10銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同155円04−08銭)と円安方向にフレている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比5円安の3万3565円だった。



    【好材料銘柄】 

    ■インフォマート <2492> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.19%にあたる500万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月22日から9月22日まで。

    ■サツドラホールディングス <3544> 
    今期経常は3.1倍増で4期ぶり最高益更新へ。

    ■オプティム <3694> 
    生成系AIを用いた問い合わせ自動返信サービス「OPTiM AIヘルプデスク(仮称)」を発表。

    ■テスホールディングス <5074> 
    今期経常を一転7%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。

    ■岡野バルブ製造 <6492> 
    上期営業を一転黒字に上方修正。

    ■ヘリオス テクノ ホールディング <6927> 
    上期最終を一転黒字に上方修正、通期も増額。

    ■セレンディップ・ホールディングス <7318> 
    製造現場DX支援ツール「Hiconnex」がIT導入補助金2023の対象ツールに認定。

    ■HSホールディングス <8699> [東証S]
    発行済み株式数(自社株を除く)の6.4%にあたる200万株(金額で21億0400万円)を上限に、6月22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。



    【主な経済指標・スケジュール】

    22(木)
    【国内】
    5年国債入札

    【海外】
    英国金融政策発表
    米5月中古住宅販売(23:00)
    パウエルFRB議長が米上院で議会証言
    米印首脳会談(ワシントン)
    休場:中国、香港(端午節)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
     

    21日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比102ドル35セント(0.3%)安の3万3951ドル52セントで終えた。

    米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのほぼ全員が「年末までさらにいくらか利上げすることが適切と予想している」と、米議会で証言。「インフレ圧力は引き続き高い」として、追加利上げに前向きな姿勢を示した。
    事前に伝わった発言内容を受け、取引序盤からダウは売り先行の展開だった。
    米長期金利上昇を受けて割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが膨らんだ。

    ただ、売り一巡後はパウエル氏の発言で予想外のタカ派姿勢を感じられなかったと市場で受け止められ、中盤のダウはプラス圏に浮上した。
    方向感に乏しい展開に転じた。米長期金利は上げ幅を削ったものの、この日はこのところの半導体株などの上昇を受けたハイテク株の売り圧力が強く、ダウは終盤に再び売りに押された。

    市場では「前週のFOMC後の記者会見よりもタカ派的だった」との声が聞かれた。

    これまで米株式相場の上昇をけん引してきた主力ハイテク株には目先の利益を確定する売りが出やすかった。ダウ平均の構成銘柄では顧客情報管理のセールスフォースが3%下げ、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルも安かった。金融のゴールドマン・サックスや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど景気敏感株や消費関連株の一角も売られた。

    ダウ平均は小幅に上昇に転じる場面もあった。ディフェンシブ株には資金が流入し、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、製薬のメルクが高い。米原油先物相場の上昇を受け、石油のシェブロンも買われた。

    ナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比165.095ポイント(1.2%)安の1万3502.199で終えた。半導体関連株が軒並み売られ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は6%安となった。アナリストが投資判断を引き下げた電気自動車のテスラは5%下げた。


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    21日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比460円高の3万3565円で終えた。日本株の先高観が根強く、買い優勢となった。NYダウは、米追加利上げへの警戒感が根強い中、ハイテク株主導で3営業日続落した。


    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    33565 ( -5 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    33630 ( +60 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7559.18(−10.13)

    21日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日に比べ10.13ポイント(0.13%)安の7559.18で取引を終えた。21日発表の5月の英消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなり、高インフレ継続による英経済の減速懸念が重荷だった。半面、原油先物相場の上昇でエネルギーセクターが買われ、指数の下げは限定的だった。

    個別では、包装資材大手DSスミスが5.96%安と下落幅トップ。段ボール大手スマーフィット・カッパ(5.46%安)、住宅大手パーシモン(4.14%安)が続いた。一方、石油大手BPは2.21%高、セメント大手CRHは2.07%高とそれぞれ上昇した。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16023.13(−88.19)

    21日のドイツ株価指数(DAX)は3日続落した。前日に比べ88.19ポイント(0.55%)安の1万6023.13で取引を終えた。欧米中央銀行の金融引き締め長期化による景気懸念が重荷だった。消費財や資本財、化学などの景気敏感銘柄に売りが出た。

    個別では、医療大手メルクが2.74%の下落。郵便・物流大手ドイツポストが2.60%安、不動産大手ボノビアが2.06%安と売られた半面、スポーツ用品大手アディダスは4.27%高、素材化学大手コベストロは3.60%高と買われた。




    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7260.97(−33.20)

    フランスCAC40種指数は0.46%安だった。



     

06月22日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ほ行】
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