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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,225.66 +322.37 05/03
ナスダック総合
15,840.96 +235.48 05/03


06月01日 マーケットコメント

06月02日 マーケットコメント

06月03日 マーケットコメント

06月04日 マーケットコメント

06月05日 マーケットコメント

06月06日 マーケットコメント

06月07日 マーケットコメント

06月08日 マーケットコメント


    今週は、乱高下しながらも週間では大幅高。6月2日の米国市場では、5月雇用統計の内容が好感されたことなどから、ダウ平均が今年最大の上げ幅を記録。これを受けた週明け5日の日経平均も700円近い上昇となり、3万2000円を大きく上回った。
    7日は買いが先行して3万2700円台まで水準を切り上げたが、半導体関連が軒並み崩れたことで600円近い下落となり、3万2000円を割り込んだ。
    8日は高値警戒感が意識されて後場に大きく値を崩し、一時3万1500円を割り込んだ。
    一方、メジャーSQ日となる9日は米国株高に強い反応を示して、600円を超える大幅上昇。3万2000円を大きく上回り、週間でも上昇を達成した。日経平均は週間では約740円の上昇となり、週足では9週連続で陽線を形成した。
     
     
    来週(12−16日)の日経平均株価は、潜在的な買い余力は依然として大きいとみられ、今後も底堅さを発揮する展開が期待される。
    一方、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)を皮切りに、日米欧の各金融当局が政策決定会合を開く。特に日銀に関しては読み切れない部分もあり、不安定な値動きを招く可能性もある。
    まず13、14日にFOMCが開催される。利上げのスキップ(1回見送り)か打ち止めかに関する市場の議論は、5月雇用統計の好内容を受けてスキップのほうに傾いている。
    FOMCを消化するのが木曜15日で、それまでは様子見姿勢が強まるだろう。
    6月会合では利上げはスキップされるとみられており、今回は株価を大きく動かすイベントにならなそう。
     
    一方、日銀は15、16日に金融政策決定会合を開く。ここでの金融政策の変更はメーンシナリオではないが、7月会合では、YCC(=イールドカーブコントロール、長短金利操作)の対象を現在の10年国債から2年あるいは5年に年限短縮することなどを視野に入れる向きが少なくない。また、日銀をめぐっては直近、保有するETF(上場投資信託)の処分について植田新総裁が言及したことが相場の変動を招いた。市場は将来的な出口戦略に敏感になっており、植田氏の言動を注意深く見守っている。6月会合で政策を据え置いたとしても、やはり修正観測は次回に持ち越されるだろう。
    結果、中央銀行絡みのニュースに振らされはするものの、強弱感が定まりづらく、週間では大きな動きが出てこないと予想する。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
     
    33979.19  ボリンジャー:+3σ(13週)
    33797.84  ボリンジャー:+3σ(25日)
    33086.11  ボリンジャー:+3σ(26週)
    32770.37  ボリンジャー:+2σ(25日)
    32402.88  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    32265.17  ★日経平均株価9日終値
     
    32011.44  6日移動平均線
    31747.26  均衡表転換線(日足)
    31742.91  ボリンジャー:+1σ(25日)
    31446.62  ボリンジャー:+2σ(26週)
    31328.16   新値三本足陰転値
    30826.57  ボリンジャー:+1σ(13週)
    30820.17  均衡表基準線(日足)
    30715.44  25日移動平均線
    30152.86  均衡表転換線(週足)
    29807.12  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29687.97  ボリンジャー:-1σ(25日)
    29250.26  13週移動平均線
    29185.21  均衡表基準線(週足)
    28871.55  75日移動平均線
    28660.51  ボリンジャー:-2σ(25日)
    28556.73  均衡表雲上限(日足)
    28167.62  26週移動平均線
     
    5日移動平均線の上方でほぼ高値引け。ローソク足は上下ともにヒゲが短く、「陽の丸坊主」に近い形状で買い人気の強さを窺わせた。週足は9連騰と過熱感が警戒されるが、25日線乖離率は5.05%と買われ過ぎラインをわずかに上回る程度だった。株価下方を走る25日線や13週線が上昇を続けていることもあり、来週の騰勢持続を示唆する形で週末を迎えた。
     

    【大引け概況】


    9日の日経平均株価は3日ぶりに大幅反発し、前日比623円90銭(1.97%)高の3万2265円17銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:37 容量:8.3M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日のNYダウは168ドル高と3日続伸。米新規失業保険申請件数が市場予想を上回り雇用情勢の悪化を意識するなか米長期金利が低下し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受けた、東京株式市場は値を上げてスタート。6月物限の株価指数先物・オプションの清算値を決める「メジャーSQ」を通過したことで買い安心感も強まり、日経平均株価の上昇幅は今年3番目の水準を記録した。引き続き海外勢からの買いの流入の思惑も広がるなか、6日につけた33年ぶり高値の3万2506円に再び接近する水準に値を上げた。
     
    日経平均は前日までの2日間で860円ほど下げていたが、この日は大きく反発。過去の傾向などから「SQ後に相場が調整すると見ていた向きが多かったが、想定外に下げず、買い戻しが優勢となった」との見方があった。指数寄与度の高いファストリが年初来高値を更新した。
     
    三菱商や三井物も年初来高値を付けたほか、ソニーGや半導体関連株の一角も高かった。市場では「景気敏感株を中心に物色の広がりがみられた。世界景気の減速による日本株への影響は想定よりも小さいとの見方が強まりつつあるようだ」との声があった。
     

    東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、前日比32.82ポイント(1.50%)高の2224.32で終えた。東証プライムの売買代金は概算で4兆3608億円で、売買高は15億2746万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1522で全体のおよそ8割。値下がりは266、変わらずは46だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では卸売業、電気・ガス業、医薬品などが上昇。海運業、空運業、石油・石炭製品などは下落した。
     
     
    個別銘柄では、レーザーテックやアドバンテスト、ソシオネクストといった半導体関連株が高く、ファーストリテイリングが買われた。ダイキン、第一三共、NTTデータが上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株もしっかり。三菱商事や伊藤忠商事、三井物産など商社株が軒並み最高値を更新した。オリエンタルランドや日本製鉄、リクルートホールディングスもしっかり。衆院解散・総選挙に絡む思惑でイムラやムサシも値を上げた。
     
    半面、ソフトバンクグループや三菱重工業、川崎重工業が安く、日本郵船や川崎汽船など海運株が軟調。積水ハウス、JR東海、太陽誘電、NTN、積ハウスが売られた。



     


     
    東証スタンダード市場は前日までの続落を受けた押し目買いが業種を問わず幅広く入った。米国株高も投資家のリスク選好姿勢を後押しした。スタンダードTOP20は反発。出来高2億9176万株。値上がり銘柄数883、値下がり銘柄数349と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではインタートレードがストップ高。平山ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、田辺工業、CSSホールディングス、ヒビノ、オリエンタルコンサルタンツホールディングスなど56銘柄は年初来高値を更新。マツモト、アースインフィニティ、ランドネット、GMB、エフアンドエムが買われた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズ、昭栄薬品、歯愛メディカル、エムケイシステム、SIGグループなど12銘柄が年初来安値を更新。アクセスグループ・ホールディングス、ストリーム、ショーケース、トミタ電機、ぷらっとホームが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、日経平均株価の上昇を受けて投資家心理が改善し、個人などからの買いが膨らんだ。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発した。
    東証マザーズ指数の終値は前日比3.62ポイント(0.47%)高い772.79だった。前日の米株高などを受けて日経平均株価が大幅に上昇したことが投資家心理を上向かせ、国内の新興市場銘柄にも買いが波及した。
    ただ、日経平均が午後に一段高となった一方、マザーズ指数は伸び悩んだ。
     
    市場では「来週からの新規株式公開(IPO)の増加に備え、個人投資家がいったん換金売りに動いているのではないか」との見方があった。
    「大型株と違い海外投資家の買いは目立たないが、個人が好む銘柄では積極的な売買が見られる」と話していた。
    東証グロース市場では、TDSEやGセキュリが上昇した。一方、マキュリRIやAMIは下落した。
    値上がり銘柄数264、値下がり銘柄数232と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、BeeX、アクリート、グローバルセキュリティエキスパート、TDSEがストップ高。BRUNO、コラボス、BlueMeme、シイエヌエス、エクスモーションなど20銘柄は年初来高値を更新。アイズ、東京通信グループ、ブロードエンタープライズ、イオレ、ピアズが買われた。
     
     一方、カオナビ、フリークアウト・ホールディングス、ジーニー、ハウテレビジョン、プロジェクトカンパニーが年初来安値を更新。トラース・オン・プロダクト、カラダノート、マーキュリーリアルテックイノベーター、フューチャーリンクネットワーク、ベビーカレンダーが売られた。
     


     
    9日午前の日経平均株価は反発し、前日比508円49銭(1.61%)高の3万2149円76銭で終えた。
     
    前日のNYダウは168ドル高と3日続伸。米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから米長期金利が低下し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受け、東京株式市場は値を上げてスタート。6月物限の株価指数先物・オプションの清算値を決める「メジャーSQ」を通過したことで買い安心感も広がり、日経平均株価の上昇幅は500円を超えた。半導体関連などハイテク株や銀行、商社など幅広い業種が買われた。
     
    日経平均は前日までの2日間で860円ほど下げていた。9日は前場で大きく反発し、上げ幅は600円に迫る場面もあった。市場では「SQ後に相場が下落するとみていた向きが前々日あたりから売りを出していたが、想定よりも相場が強く買い戻しを迫られた」との見方があった。
     
    日経平均の指数寄与度の高いファストリが上げた。総合商社株にも買いが目立った。
     
    日本取引所グループ(JPX)が8日に公表した投資部門別売買動向によると、外国人投資家は5月第5週(5月29日−6月2日)、現物で5298億円の買い越しと10週連続の買い越しを見せた。買い越し幅は前の週の4096億円から増加した。将来の反対売買を伴わない現物による買い越し記録が長期化しているあたり、日本株を巡る構造変化への期待は引き続き高いようで、日経平均は目先の天井を打ったとしても、下値も堅そうだ。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)も反発した。午前終値は前日比27.39ポイント(1.25%)高の2218.89だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5741億円、売買高は8億8647万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1546、値下がりは230銘柄、変わらずは58銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では卸売業、医薬品、電気・ガス業などが上昇。海運業、空運業、鉱業などは下落した。


    個別銘柄では、アドバンテストやレーザーテック、東京エレクトロンが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三菱商事、ダイキン工業が買われた。第一三共、マツダが上昇した。
     
    半面、三菱重工業や商船三井、日本郵船、川崎汽船の海運のほか、ソフトバンクG、三菱重、川崎重、JR東海、JR東が軟調。積水ハウスが安い。NTN、シャープは下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は前日までの続落を受け、幅広い銘柄で押し目買いが入った。米国株高も投資家心理を後押しした。スタンダードTOP20は堅調。出来高1億5526万株。
    値上がり銘柄数829、値下がり銘柄数349と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではインタートレードが一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、田辺工業、ヒビノ、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、コメ兵ホールディングスなど39銘柄は年初来高値を更新。マツモト、室町ケミカル、山大、GMB、多摩川ホールディングスが買われた。
     
     一方、マーチャント・バンカーズ、昭栄薬品、歯愛メディカル、エムケイシステム、SIGグループなど8銘柄が年初来安値を更新。ストリーム、トミタ電機、アクセスグループ・ホールディングス、ショーケース、ミライアルが売られた。


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは上昇。東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比4.45ポイント(0.58%)高い773.62だった。前日の米株式市場でハイテク株の上昇が目立ったことや、9日の日経平均株価が大幅に反発していることを受けて投資家心理が上向き、国内でも新興のグロース(成長)株に買いが入った。
    マザーズ指数は週前半に強い動きを見せたものの、7日からは地合いに連れ安して、節目の800ポイントには届かず失速、本日も上昇してはいるが、日経平均や東証株価指数(TOPIX)に比べて上昇率は小幅にとどまっている。出遅れ感のある中小型株の上昇が早々に一服して、物色の裾野が広がらないようであれば本格的な強い上昇相場にはつながりにくいと思われる。
     
     
    東証グロース市場では、アクリートやティムスが上昇した。一方、トラースOPやカラダノートは下落した。
    値上がり銘柄数263、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではグローバルセキュリティエキスパートがストップ高。アクリートは一時ストップ高と値を飛ばした。BlueMeme、シイエヌエス、BeeX、エクスモーション、フレクトなど18銘柄は年初来高値を更新。ティムス、イオレ、アイズ、eWeLL、トランザクション・メディア・ネットワークスが買われた。
     
     一方、カオナビ、フリークアウト・ホールディングス、ハウテレビジョン、プロジェクトカンパニーが年初来安値を更新。ベビーカレンダー、トラース・オン・プロダクト、カラダノート、WASHハウス、フューチャーリンクネットワークが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    9日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比286円11銭高の3万1927円38銭。

    前日の米株式市場は、NYダウが168ドル高と3日続伸。米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから米長期金利が低下し、ハイテク株を中心に買いが流入した。この流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=138円80銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。

    9日に算出を迎えた株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で3万2018円38銭だった。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位は保険、卸売り、医薬品、サービス、機械など。値下がり上位は空運、海運、陸運など。

    東証株価指数(TOPIX)も反発している。

    個別では、ファストリ、中外薬が高い。一方で、NTN、積ハウスは安い。

     


    「名目GDP実額は572兆円」

    「主要3指数は揃って上昇」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    ハイテクセクターが上昇をけん引。
    恐怖指数(VIX)は13.65とコロナ後の最低水準を更新した。
    アマゾン・ドット・コムが2.49%上昇。
    エヌビディア、アップル、テスラが上昇。
    AIツール「ファイアフライ」を大手企業に提供すると発表したアドビは4.95%高。
    4月の卸売在庫は前月比0.1%減。
    前月発表された速報値(0.2%減)から上方修正。
    市場予想は0.2%減だった。
    前年同月比では6.3%増加した。
    3月は0.2%減だった。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万8000件増の26万1000件。
    約1年半ぶりの高水準で増加幅は約2年ぶりの大きさ。
    市場予想は23万5000件だった。
    週間継続受給件数は3万7000件減の175万7000件。
    国際通貨基金(IMF)は世界各国の中銀に対して要請。
    「金融政策の軌道を維持し、インフレとの戦いで引き続き油断しないように」と。
    来週のFOMCで政策金利が現在の5─5.25%で据え置かれる確率は73%。
    7月の利上げ確率は50%。
    10年国債利回りは3.717%。
    2年国債利回りは4.516%。
    第1四半期のユーロ圏域内GDP確報値は前期比0.1%減。
    テクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)となった。
    ドル円は138円台後半。
    WTI原油先物7月限は前日比1.24ドル安の71.29ドル。
    ビットコインは40ドル高の2万6650ドル。
    SKEW指数は146.27→151.01→155.53。
    (5月31日が158.30)。
    恐怖と欲望指数は74→76(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    木曜のNYダウは168ドル(0.50%)高の33833ドルと3日続伸。
    高値33873ドル、安値33630ドル。
    サイコロは6勝7敗。
    騰落レシオは92.78%(前日87.00%)。
    NASDAQは133ポイント(1.02%)高の13238ポイントと反発。
    高値13248ポイント、安値13101ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは105.80%(前日105.46%)。
    S&P500は26ポイント(0.62%)高の4293ポイントと反発。
    高値4298ポイント、安値4261ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは103.78%(前日100.00%)。
    ダウ輸送株指数は5ポイント(0.04%)安の14401ポイントと3日ぶりに反落。
    SOX指数は37ポイント(1.07%)高の3514ポイントと反発。
    VIX指数は13.65。
    NYSE出来高は8.77億株(前日10.73億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31835円。
    ドル建ては大証日中比355円高の31905円。
    ドル円は138.91円。
    10年国債利回りは3.717%。
    2年国債利回りは4.516%。

    「メジャーSQ」

    木曜の日経平均は寄り付き36円安。
    終値は272円(▲0.85%)安の31641円と続落。
    日足は2日連続で陰線。
    日中値幅は615円。
    前日(794円)同様振れの大きな展開。
    前日のザラバ高値から木曜のザラバ安値までの下落幅は約1200円。
    6月以降の2000円幅での上昇の半分以上を帳消しにした。
    TOPIXは14.80ポイント(▲0.67%)安の2191ポイントと続落。
    プライム市場指数は7.61ポイント(▲0.67%)安の1127.75と続落。
    東証マザーズ指数は17.12ポイント(▲2.18%)安の769.17と反落。
    プライム市場の売買代金は3兆7169億円(前日は4兆6521億円)。
    20日連続で3兆円超。
    値上がり503銘柄(前日504銘柄)。
    値下がり1270銘柄(前日1268銘柄)。
    新高値76銘柄(前日288銘柄)。
    4日ぶりに2ケタ。
    新安値32銘柄(前日7銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは95.55(前日103.21)。
    NTレシオは14.44倍(前日14.46倍)。
    20日連続で14倍台。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(30521円)からは△3.43%(前日△4.67%)。
    40日連続で上回った。
    上向きの75日線は28808円。
    53日連続で上回った。
    上向きの200日線(27922円)からは△13.32%(前日△14.35%)。
    51日連続で上回った。
    上向きの5日線は31960円。
    6日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.918%(前日▲15.987%)
    買い方▲7.018%(前日▲6.390%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.621%(前日▲10.750%)。
    買い方▲19.002% (前日▲17.889%)。
    空売り比率は42.2%(前日41.4%、12日連続で40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率10.2%(前日8.9%)と上昇。
    日経VIは23.16(前日21.98)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.63倍)。
    前期基準では14.86倍。
    EPSは2177円(前日2181円)。
    5月10日は2005円まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.31倍(前日1.31倍)。
    BPSは24153円(前日24361円)。
    10年国債利回りは0.435%(前日0.410%)。
    日経平均の予想益回りは6.88%。
    予想配当り利回りは2.02%。
    プライム市場の予想PERは14.91倍。
    前期基準では15.39倍。
    PBRは1.27倍。
    プライム市場の予想益回りは6.70%。
    配当利回り加重平均は2.35%。
    プライム市場の単純平均は19円安の2550円。
    プライム初日の2497円を上抜けている。
    東証1部最終日は2266円だった。
    プライム市場の売買単価は2769円(前日2764円)。
    プライム市場の時価総額は783兆円(前日788兆円)。
    ドル建て日経平均は226.22(前日229.31)と続落。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比215円高の31835円。
    高値31980円、安値31360円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中比230円高の31830円
    気学では「一方に片寄って動く。足取りにつけ」。
    月曜は「下寄りすると後場強し。上放れすると保合い」。
    火曜は「変化日にして後場にかけよく動く日」。
    水曜は「朝高いきは見送り。押し目買い」。
    木曜は「突っ込むと底入れ。押し目買いの時」。
    金曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
    ボリンジャーのプラス1σが31611円。
    プラス2σが32631円。
    プラス3σが33652円。
    週足ボリンジャーのプラス1σが30693円。
    プラス2σが32184円。
    プラス3σが33675円。
    SQ値は5月が29235円。
    3月メジャーSQ値は28377円。
    12月メジャーSQ値は27576円。
    アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
    週足陽線基準は32217円。
    暫定SQ値は32018円38銭。

    《今日のポイント6月9日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは3.717%。
       2年国債利回りは4.516%。
       ドル円は138円台後半。
       SKEW指数は146.27→151.01→155.53。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は74→76(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は5ポイント(0.04%)安の14401ポイントと3日ぶりに反落。
       SOX指数は37ポイント(1.07%)高の3514ポイントと反発。
       VIX指数は13.65。
       NYSE出来高は8.77億株(前日10.73億株)。
       木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31835円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆7169億円(前日は4兆6521億円)。
       20日連続で3兆円超。
       値上がり503銘柄(前日504銘柄)。
       値下がり1270銘柄(前日1268銘柄)。
       新高値76銘柄(前日288銘柄)。
       4日ぶりに2ケタ。
       新安値32銘柄(前日7銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは95.55(前日103.21)。
       NTレシオは14.44倍(前日14.46倍)。
       20日連続で14倍台。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。

    (4)上向きの25日線(30521円)からは△3.43%(前日△4.67%)。
       40日連続で上回った。
       上向きの75日線は28808円。
       53日連続で上回った。
       上向きの200日線(27922円)からは△13.32%(前日△14.35%)。
       51日連続で上回った。
       上向きの5日線は31960円。
       6日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.918%(前日▲15.987%)
       買い方▲7.018%(前日▲6.390%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.621%(前日▲10.750%)。
       買い方▲19.002% (前日▲17.889%)。

    (6)空売り比率は42.2%(前日41.4%、12日連続で40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率10.2%(前日8.9%)と上昇。
       日経VIは23.16(前日21.98)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.63倍)。
       EPSは2177円(前日2181円)。
       5月10日は2005円まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.31倍(前日1.31倍)。
       BPSは24153円(前日24361円)。
       10年国債利回りは0.435%(前日0.410%)。

    (8)プライム市場の単純平均は19円安の2550円。
       プライム市場の時価総額は783兆円(前日788兆円)。
       ドル建て日経平均は226.22(前日229.31)と続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが31611円。
       プラス2σが32631円。
       プラス3σが33652円。
       週足ボリンジャーのプラス1σが30693円。
       プラス2σが32184円。
       プラス3σが33675円。
       SQ値は5月が29235円。
       3月メジャーSQ値は28377円。
       12月メジャーSQ値は27576円。
       アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
       週足陽線基準は32217円。

    今年の曜日別勝敗(6月8日まで)

    月曜15勝6敗(月曜3連勝中)
    火曜16勝5敗(火曜2連勝中)
    水曜11勝11敗(水曜3連敗中)
    木曜12勝9敗
    金曜16勝5敗(金曜5連勝中)

    6月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.47%(前週▲10.57%)。
    2週ぶりに好転。
    2週ぶりに2ケタ。
    6月2日時点の信用売り残は739億円減の9071億円。
    4週ぶりに減少。
    同信用買い残は274億円増の3兆2157億円。
    2週連続で増加。
    信用倍率は3.55倍(前週3.25倍)。
    4週連続で3倍台。
    6月2日時点の裁定売り残は444億円増の1551億円。
    2週連続で増加。
    同裁定買い残は1433億円増の1兆3379億円。
    3週連続で増加。
    当限は売り残が427億円増の700億円。
    買い残が1317億円増の1兆2866億円。
    翌限以降は売り残が16億円増の851億円。
    買い残が116億円増の510億円。

    5月第5週(5月29日─6月2日)の週間海外投資家動向。
    現物5352億円億円買い越し(10週連続で買い越し)。
    10週連続買い越しは13年12月以来10年ぶり。
    10週間での現物買い越し合計は4兆5484億円。
    先物3136億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
    合計2216億円買い越し(9週連続で買い越し)。
    9週間の買越額は累計で4兆9307億円。
    個人は現物388億円買い越し(8週ぶり)。
    先物1305億円買い越し。
    過去10週は2兆3672億円の売り越し。
    合計1694億円買い越し。
    2週連続で買い越し。
    信託銀行は現物7344億円売り越し(10週連続で売り越し)。
    これは過去最大の売り越し金額。
    10週連続での売り越し額は2兆523億円。
    先物1000億円買い越し。
    合計6343億円売り越し(9週連続で売り越し)。


    5月第4週(5月22日─5月26日)の週間海外投資家動向。
    現物3816億円億円買い越し(9週連続で買い越し)。
    先物2137億円買い越し(4週連続で買い越し)。
    合計5954億円買い越し(8週連続で買い越し)。
    8週間の買越額は累計で4兆7091億円。
    個人は現物442億円売り越し。
    先物872億円買い越し。
    合計429億円買い越し。
    信託銀行は現物2421億円売り越し(9週連続で売り越し)。
    先物313億円売り越し。
    合計2735億円売り越し(8週連続で売り越し)。



    国際通貨基金(IMF)のジュリー・コザック報道官の要請。
    米国ではインフレの勢いが弱まっているが、依然として喫緊の懸念事項と指摘。
    インフレが予想以上に続くようであれば、
    FRBはより長期にわたり金利をより高い水準に引き上げる必要があるかもしれない。
    世界経済には中期的に課題があると見ている。
    そのためには現時点で政策措置を講じる必要がある。
    インフレを決定的に低下させるために、中銀は金融引き締めを継続すべきだ。
    因みにIMFは7月25日に最新の世界経済見通しを発表予定。


    「名目GDP成長率32年ぶりの伸び」の見出し。
    今年度の成長率は4.0%との予測。
    昨日発表された1−3月の成長率は前期比年率2.7%。
    年間を通じるとそれよりも多くなるということだ。
    ただいつも思うのだが成長率ばかりがくーろずアップされ実額はあまり触れられない。
    因みに2022年度の実質GDPは548.5兆円。
    名目GDPは561.9兆円だ。
    1−3月期日では実質で年率換算551兆円。
    名目で同572兆円。
    成長率という抽象化された数字だけが論じられるが「それはいくら」という疑問はないのだろうか。
    伸び率だけに着目しているが、その基礎になるはずの実学を無視している印象。
    市場は学者ではないのだから具体的数字が求められる場所だと思う。
    まあ内閣府の記者向け公表資料を見ても成長率だけが目につく。
    下の方にいかないと実額が登場しないので無理もない。

    面白い解釈。
    「値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多ければ株高継続。
    値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回ってくるようなら注意が必要」。
    確かにそうだが、当たり前のことだろう。
    直近株価下落基調で新高値銘柄が多かった。
    それは日中値幅が大きくプラス局面とマイナス局面が同居していたから。
    株式市場には因果関係のあることが多い。
    しかし原因と結果を逆にした論理にすると市場はもっともらしく解釈する場所だから面白い。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    テクノプロ(6028)・・・動兆

    国内最大級の技術系人材サービスグループの持株会社。
    IT技術者に強み。
    稼働率、単価ともに上昇。
    自動車や情報産業、産業機器向けに技術者派遣拡大。
    子会社ロボソフトは北米やインドに加え英国の新拠点設立で欧州強化。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■千葉銀行<8331>
    傘下証券を処分へ 仕組み債の販売で 監視委が勧告方針

    ■伊藤忠<8001>
    排出量を仲介 EU「国境炭素税」に対応

    ■三菱HCキャピタル<8593>
    新興企業に100億円投資 ITやエネ分野

    ■パナソニックHD<6752>
    業務用冷蔵・空調で大連4社目売却

    ■日本郵政<6178>
    日本郵便が10月から宅配便1割値上げ

    ■JFE<5411>
    エクソンと水素パイプライン開発へ 高圧型、米で需要拡大

    ■MTG<7806>と村田製作所<6981>
    協業 消費者向けに健康機器販売

    ■日立造船<7004>
    25年度までに社名変更へ 業容の変化受け

    ■旭化成<3407>
    三井物産<8031>からバイオ原料 車用樹脂生産で

    ■商船三井<9104>
    米LNG生産設備に出資 洋上液化事業に参入

    ■トヨタ<7203>系など ダイヤモンド半導体共同開発へ

    ■コスモHD<5021>
    買収防衛決議 「村上氏外し」の波紋

    ■鉄鉱石、2四半期ぶり下落 7〜9月 世界で需要低調 高炉向け4%安

    ■積水ハウス<1928>
    2-4月期純利益27%減 中国・豪州落ち込む

    ■日野自<7205>
    米で大型EVトラック販売に参入

    ■ウェルネオシュガー<2117> 
    今年度砂糖4工場で最適生産

    ■東レ<3402>
    車載コンデンサ用フィルムの生産能力1.4倍に


     


    9日の東京株式は反発後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万1400円−3万1800円を想定。(8日終値3万1641円27銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は168ドル高の33833ドルで取引を終えた。

    きのう8日、日経平均株価は大幅続落となったが、自律反発狙いや出遅れていた投資家による買いに加え、現地8日の米国株式が上げたこともあり、上昇スタートが見込まれる。
    足元で不安定な動きを見せている半導体株に関しては、米長期金利の低下を受けて見直し買いが入ると期待できる。

    ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の後半(8日は139円72−74銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の後半(同149円67−71銭)と小動き。対ドルでの円高を警戒し、上値が重くなる場面もありそう。
    6月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、市場の推定値が意識されることも想定される。

    シカゴ日経平均先物の9月限円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比235円高の3万1835円だった。


    【好材料銘柄】 

    ■アルトナー <2163> 
    2-4月期(1Q)経常は26%増益で着地。

    ■メディアスホールディングス <3154> 
    今期経常を43%上方修正、配当も4円増額。

    ■ビューティガレージ <3180> 
    今期経常は15%増で5期連続最高益、4円増配へ。

    ■コーセーアールイー <3246> 
    2-4月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。

    ■レアジョブ <6096> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.23%にあたる30万6400株(金額で3億円)を上限に、6月9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

    ■アクセスグループ・ホールディングス <7042> 
    子会社アクセスネクステージが東京都から「令和5年度 中小企業しごと魅力発信プロジェクト」実施運営を受託。


    【主な経済指標・スケジュール】

    9(金)
    【国内】
    メジャーSQ
    5月マネーストック(8:50)
    《決算発表》
    クミアイ化、日駐、ラクスル、シーイーシー、ソフトウェアサー、サムコ、ロックフィール、ポールHD、フリービット、オハラ、gumi、モロゾフ、鳥貴族HD、Eインフィニティ、ユークス、HEROZ、日本スキー、アスカネット、日ハウスHD、エイチーム、トビラシステム

    【海外】
    中国5月生産者物価指数(10:30)
    中国5月消費者物価指数(10:30)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    8日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比168ドル59セント(0.5%)高の3万3833ドル61セントで終えた。
    約1カ月ぶりの高値。8日発表の経済指標が労働市場の軟化を示したと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が和らぎ、金利が低下したことで株式の買い安心感が広がった。

    朝方発表された最新週の米新規失業保険申請件数は3週連続で悪化。26万1000件と市場予想(23万5000件)を上回り、約1年7カ月ぶりの高水準となった。同統計で景気を巡る懸念が高まり米長期金利が低下。これを眺めて割安感が意識されたハイテク株が特に買われ、ダウは取引序盤から強含みに推移した。

    今週に入ってオーストラリアやカナダの中央銀行が相次いで利上げを決めた。FRBの金融引き締め継続の観測も高まっていただけに、過度な警戒が和らいだ。

    市場では、13〜14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置き、その後の会合でも利上げ圧力が和らぐと受け止められた。米債券市場では、長期金利が3.7%台前半に低下(前日終値は3.79%)し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入った。

    顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが上昇した。航空機のボーイングや半導体のインテルも買われた。半面、化学のダウやクレジットカードのビザは下落した。

    来週予定されている米消費者物価指数(CPI)公表、連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控え、今週のこれまでの地合いを引き継いで様子見気分が強く、比較的薄商いだった。

    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比133.629ポイント(1.0%)高の1万3238.524で終えた。電気自動車のテスラや半導体のエヌビディアが上昇した。

    S&P500種株価指数も反発し、前日比0.6%高い4293.93で終えた。2022年8月16日以来、およそ10カ月ぶりの高値。22年10月に付けた安値(3577.03)からの上昇率は20%に達した。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    8日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比5円高の3万1835円で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化するとの観測が和らいだことで8日の米株式相場が上昇し、日経平均先物にも買いが波及した。ただ、日本株は33年ぶりの高値圏にあるため、利益確定の売りも出て上値は重かった。






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     FTSE100 7599.74(−24.60)

    8日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ24.60ポイント(0.32%)安の7599.74で取引を終えた。イングランド銀行(英中央銀行)の金融引き締め継続による金利上昇や景気減速への懸念が投資家心理を圧迫した。外国為替市場で、対ドルで英ポンド高が進んだのも輸出関連銘柄の重荷だった。日用品や銀行などが下落した。

    個別では、通信大手ボーダフォンが5.52%安と下落幅トップ。流通大手セインズベリーが3.78%安、広告会社WPPが2.44%安と続いた。また、投資会社ハーグリーブス・ランズダウンは3.1%高、賭け屋大手エンテインは1.41%高だった。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15989.96(+29.40)

    8日のドイツ株価指数(DAX)は反発した。前日に比べ29.40ポイント(0.18%)高の1万5989.96で取引を終えた。中国当局による政策への期待が投資家心理を支えた。自動車や資本財、化学など景気敏感セクターが上昇した。半面、欧州中央銀行(ECB)の金融引き締め継続による景気の減速懸念は強く、上値は限定的だった。来週に米連邦準備理事会(FRB)やECBの政策決定を控えるなか、様子見ムードが強まりやすく取引は低調だった。

    個別では、商用車大手ダイムラー・トラックが2.37%の上昇。セメント大手ハイデルベルクセメントが2.17%高、自動車部品大手コンチネンタルが1.93%高と買われた。一方、製薬会社サルトリアス(2.83%安)や、エネルギー大手シーメンス・エナジー(2.10%安)は下落した。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7222.15(+19.36)

    フランスCAC40種指数は0.27%高で取引を終了した。
    世界的に金利の高止まりが長期化するとの懸念が出て、株価は押し下げられた。






     

06月09日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【さ行】
・・・続き



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