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38,225.66 +322.37 05/03
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15,840.96 +235.48 05/03


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    20日の日経平均株価は小反発し、3万3388円(前日比18円高)引けとなった。
    朝方は、19日の欧州株安を受け、売りが先行した後、日経平均はいったん上げに転じた。中国人民銀行(中央銀行)が20日、事実上の政策金利に当たる最優遇貸出金利(LPR)1年物を0.10%引き下げ、下支え要因として意識された。ただ、買いは続かず、再び軟化。先物売りを交えて下落し、下げ幅は一時280円を超えた。一巡後は、円安歩調もあって持ち直しの動きとなり、大引けにかけて再度プラス圏入りしたが、結果的には方向感の定まらない展開だった。
     
    あす21日の日経平均株価は一進一退の展開か。
    休場明け20日の米国株式動向が注目されるが、外部要因に変調がなければ、強弱感対立の構図が尾を引く可能性がある。
    先高観を背景に海外投資家の継続買い期待は消えておらず、買い遅れた向きの押し目買い意欲も根強い。一方で、日経平均が200日移動平均線から18%超カイ離するなど短期的な過熱感は否めない。直近では、利益確定売りとともに株価指数先物にまとまった売りが出て、下に振らされるケースも散見される。好材料は概ね織り込んだとの見方もあり、新規材料待ちとも言えよう。
     
    きょうの安値が3万3089円で、3万3000円を割り込んでしまうと、利益確定売りを急ぎたい投資家が増えてくるとみておいた方が良い。一方、難なく5日線(3万3490円、20日時点)を上回ってくるようであれば、売り急ぎは抑制される。今週、週間で上昇となるか下落となるかの鍵を握る1日となりそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
     
    36106.38  ボリンジャー:+3σ(13週)
    35040.07  ボリンジャー:+3σ(26週)
    35033.43  ボリンジャー:+3σ(25日)
    34138.34  ボリンジャー:+2σ(13週)
    33962.19  ボリンジャー:+2σ(25日)
    33412.00  6日移動平均線
     
    33388.91  ★日経平均株価20日終値
     
    32920.19  ボリンジャー:+2σ(26週)
    32890.95  ボリンジャー:+1σ(25日)
    32596.67  均衡表転換線(日足)
    32506.78   新値三本足陰転値
    32170.30  ボリンジャー:+1σ(13週)
    31819.71  25日移動平均線
    31775.98  均衡表基準線(日足)
    31007.28  均衡表転換線(週足)
    30800.30  ボリンジャー:+1σ(26週)
    30748.47  ボリンジャー:-1σ(25日)
    30202.26  13週移動平均線
    29717.39  均衡表基準線(週足)
    29677.23  ボリンジャー:-2σ(25日)
    29417.65  75日移動平均線
    29048.15  均衡表雲上限(日足)
    28680.42  26週移動平均線
    28605.99  ボリンジャー:-3σ(25日)
    28274.74  均衡表雲下限(日足)
    28234.22  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28098.37  200日移動平均線
     
    終値は前日に続いて5日移動平均線を下回ったが、ローソク足は陽線を描き、一定の押し目買い需要を確認する形となった。25日移動平均線との乖離率は4.93%(昨日5.34%)と8営業日ぶりに5%を下回って過熱感の後退を窺わせる一方、5日線や25日線は上向きをキープしており、上昇トレンド中のスピード調整の進展を示唆する形となった。
     
     

    【大引け概況】


    20日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比18円49銭(0.06%)高の3万3388円91銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:55 容量:12.52M

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    きょうの東京株式市場は強弱観対立のなか、先物を絡め日経平均は上下に不安定な値動きとなった。前日の米株市場は奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったが、欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調で、これを受けて東京株式市場でもリスク回避ムードが強かった。前場は中国人民銀行による利下げの動きを好感し、日経平均はいったんプラス圏に浮上したものの、その後に売り直される展開で前引けは200円あまりの下落。更に後場寄りに先物主導で一段安となったものの、今度はすぐに切り返す展開となり下げ幅を縮小した。
     
    日経平均はマイナス圏で推移する時間帯が長かった。午前に中国人民銀行(中央銀行)は事実上の政策金利を10カ月ぶりに引き下げた。引き下げの発表直後は機械的な買いが入ったものの、買い一巡後は「利下げをしなければいけないほど中国景気は悪いのではないか」との受け止めがあり、同国の景気懸念から鉄鋼や機械株に売りが膨らんだ。
     
    ただ、引け際に一段高となり、結局プラス圏で引けている。総合商社株や半導体関連株が買われ全体相場を押し上げた。
     
    米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による買い増しが明らかとなった5大商社株が軒並み上昇し、相場を押し上げた。日本株の先高観は根強く、4月からの上昇局面で買い遅れた投資家の押し目買いも入った。取引終了にかけては買いの勢いが強まり、日経平均は上昇して終えた。
    5大商社株は朝方から買いが優勢で、三菱商や三井物、住友商、伊藤忠、丸紅はそろって上場来高値を更新した。バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの子会社、ナショナル・インデムニティー・カンパニーが5大商社の株式を買い増し、平均8.5%以上保有したことが19日の取引終了後に明らかとなった。アドテストなどの半導体、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリなど主力の値がさ株の上昇も目立ち、日経平均は100円高まで買われる場面があった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、終値は前日比6.65ポイント(0.29%)安の2283.85だった。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆8952億円。売買高は13億1827万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は777、値下がりは971銘柄、横ばいは86銘柄だった。

     

     
    業種別株価指数(33業種)では卸売業、金属製品、海運業などが上昇。保険業、鉄鋼、証券・商品先物取引業などは下落した。

     
    個別では、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の追加投資が判明した商社株が軒並み買われ、三井物産、三菱商事、丸紅などが大きく上昇。中外薬とキッコマンも高い。
    ソシオネクストが急伸し、アドバンテスト、ルネサス、ディスコなど半導体が大幅高。ソフトバンクグループ(SBG)は連日で年初来高値を更新した。前日ストップ高となったANYCOLORや連日でストップ高を演じていたさくらインターネットは本日も急伸。材料処では、独企業とパワー半導体の長期供給契約を締結したロームが高い。
     
    半面、企業向けの火災保険料を事前に調整していた疑いに関する報道を受け東京海上など保険株が下落した。KDDIとリクルートも売られた。三井金属、ファイバーGはレーティングの格下げ、SCSKは目標株価の引き下げでそれぞれ下落。ほか、Sansan、マネーフォワード、インフォマート、インソースなど値下がり率上位に多く並んだ。





     


     
    東証スタンダード市場は、幅広い銘柄で利益確定売りが出たものの、下値では押し目買いが入り、株価指数を押し上げた。スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億9638万株。値上がり銘柄数695、値下がり銘柄数549と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではぷらっとホーム、クボテックがストップ高。JESCOホールディングス、KHC、オーテック、テノックス、サンテックなど99銘柄は年初来高値を更新。ヘリオス テクノ ホールディング、レカム、細谷火工、Shinwa Wise Holdings、パスが買われた。
     
     一方、ウエストホールディングス、三ツ知、歯愛メディカル、オーベクス、中西製作所が年初来安値を更新。enish、伊豆シャボテンリゾート、ブロードバンドタワー、レーサム、大谷工業が売られた。
     


     
    東証グロース市場はプライム市場と連動して安く推移していたが、大引けに掛けて買い優勢となって急上昇。プラス浮上して取り引きを終えた。値動きの良い銘柄を物色する個人投資家の買いが続き、堅調だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも3営業日続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比5.97ポイント(0.70%)高の858.34だった。連日で年初来高値を更新し、2022年1月以来、約1年5カ月ぶりの高値を付けた。
     
    中国景気懸念を背景に20日の東証プライム市場で景気敏感株の一角に売りが出た一方、グロース市場では、中国景気の影響を直接は受けにくい内需株が多いため、逃避的な買いが入ったとの見方があった。グロース市場の主力銘柄の一角が午後に上げ幅を拡大した。
     
    直近新規株式公開(IPO)銘柄が人気化するなか、資金がグロースの既存銘柄に向かいやすくなるという好循環に期待する声も市場では出ていた。
     
    グロース市場だけでなく、スタンダード市場やプライム市場でも値動きの良い中小型株への循環物色が盛んだった。市場関係者は「カバーやABEJAを売った資金で他の銘柄に投資する動きが目立った」と話していた。
     
    グロース市場ではM&A総研、ウェルスナビが上昇した。一方、スカイマーク、ビジョナルが下落した。
    値上がり銘柄数281、値下がり銘柄数215と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、データセクション、エーアイ、マーキュリーリアルテックイノベーター、Globee、ラストワンマイルなど6銘柄がストップ高。インターネットインフィニティー、ピアズは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ソフトフロントホールディングス、総医研ホールディングス、ツクルバ、ランディックスなど43銘柄は年初来高値を更新。プログリット、セキュア、インフォネット、ブランディングテクノロジー、WACULが買われた。
     
     一方、AHCグループ、デコルテ・ホールディングスが年初来安値を更新。ファンデリー、ティムス、BTM、GA technologies、Arentが売られた。
     

     
    20日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比208円48銭(0.62%)安の3万3161円94銭だった。
    前日の米国株市場が奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったことで手掛かり材料難が意識されたが、欧州では主要国の株価指数が総じて軟調だったことから、買い手控えムードの強い地合いとなった。中国経済の減速懸念も上値を重くしている。個別では総合商社株が人気を集めたが、買い一巡後は伸び悩む展開になった。また、半導体の主力銘柄は高安まちまちとなっている。鉄鋼など景気敏感株は売りが膨らんだ。
     
    中国人民銀行(中央銀行)は20日、事実上の政策金利と位置づける最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)の期間1年、同5年超のいずれも下げた。利下げは2022年8月以来、10カ月ぶり。中国当局は景気下支えに動くとの見方があったものの、「利下げをしないといけないほど中国景気は悪いのではとの慎重な見方が広がり、日本株に売りが強まった」との声があった。日本製鉄や安川電、ファナックなど中国関連株と位置付けられる銘柄に売りが膨らんだ。
     
    一方、日経平均は上昇する場面もあった。著名投資家ウォーレン・バフェット氏による買い増しが明らかになった5大商社株はそろって上昇した。4月からの上昇局面で買い遅れた投資家の買い意欲は強く、下がった場面では主力株などに押し目買いが入り、日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。
     
    ここまでの急ピッチの上昇ですでに日本株のバリュエーションの割安感は解消され、テクニカル的には過熱感が拭えず、いつ調整が入ってもおかしくないタイミングでもあった。こうした中、日経平均が節目の3万4000円を前に目先小休止の局面に入っても何ら不思議ではない。
    為替の円安進行という支援材料もあったが、日経平均、TOPIX(東証株価指数)はともに軟調さが続いている。こうしたところからも、特殊要因による一時的な下落というよりは、調整局面に入った可能性の方を想定しておくべきかもしれない。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。午前終値は前日比18.59ポイント(0.81%)安の2271.91だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆693億円、売買高は6億8278万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1349と、全体の7割強を占めた。値上がりは420銘柄、横ばいは65銘柄だった。
     

     
    業種別株価指数(33業種)では保険業、証券・商品先物取引業、鉄鋼の下落が目立った。卸売業、海運業は上昇した。
     
    個別ではソシオネクストが大幅高。三菱商や三井物、住友商、伊藤忠、丸紅はそろって上場来高値を更新した。ANYCOLORも物色人気。また、さくらインターネットは投資資金が集中し値上がり率で群を抜いている。高水準の自社株買いを発表した図研、力の源ホールディングスなども値を飛ばした。開発に関するリリースを材料にジャパンディスプレイも大きく上昇している。
     
    半面、レーザーテックが冴えず、トヨタ自動車もやや売りに押される展開。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調、ニーズウェルが大きく利食われたほか、マネジメントソリューションズも反落となった。
    企業向けの火災保険料を事前に調整していた疑いに関する報道を受け、東京海上、SOMPO、MS&ADの保険が大幅安。三井金、ファイバーゲートはレーティングの格下げ、SCSKは目標株価の引き下げでそれぞれ下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は材料が乏しい中、前日に続いて利益確定売りが出た。スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億8424万株。
    値上がり銘柄数503、値下がり銘柄数706と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、オーテック、サンテック、テクノ菱和、フジ日本精糖、ヒップなど75銘柄が年初来高値を更新。クボテック、ヘリオス テクノ ホールディング、Shinwa Wise Holdings、テンアライド、プライム・ストラテジーが買われた。
     
    一方、ウエストホールディングス、歯愛メディカル、オーベクス、中西製作所が年初来安値を更新。enish、タクミナ、マツモト、大谷工業、ブロードバンドタワーが売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.42ポイント(0.99%)安い843.95だった。前日までの上昇の反動で利益確定売りが優勢だった。中国景気に対する懸念などを背景に日経平均株価が下げるなか、内需株が多い新興市場には逃避的な買いも入り、マザーズ指数の下値を支えた。
     
    グロース市場ではビジョナルやアイスペースが下げた。一方、QDレーザ、JTOWERが上昇した。
    値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数324と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、マーキュリーリアルテックイノベーター、ラストワンマイルがストップ高。データセクション、インターネットインフィニティー、ピアズは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、総医研ホールディングス、ツクルバ、BRUNO、アンビション DX ホールディングスなど33銘柄は年初来高値を更新。ブランディングテクノロジー、フューチャーリンクネットワーク、アイズ、セキュア、アジアクエストが買われた。
     
    一方、デコルテ・ホールディングスが年初来安値を更新。GA technologies、GENOVA、ファンデリー、リニューアブル・ジャパン、セレンディップ・ホールディングスが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    20日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比100円85銭安の3万3269円57銭。

    前日の米国株市場が奴隷解放記念日の祝日で休場であったことで手掛かり材料難が意識されやすいが、欧州株市場では独DAX、仏CAC40、英FTSE100など主要国の株価指数が総じて軟調だったことから、東京株式市場でも買い手控えムードが続いている。

    ただ、外国為替市場でドル高・円安基調にあることは、主力輸出株などを中心にポジティブ材料として全体相場を支え、日経平均が下値抵抗力を発揮する要因となる。取引時間中は米株価指数先物やアジア株市場の動向に影響を受けることも想定されるだろう。

    日経平均の下げ幅は200円に迫る場面があったが、その後は下げ幅を縮小している。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの子会社が5大商社株を買い増したと明らかになり、5大商社株はそろって上昇。根強い日本株の先高観から下値では押し目買いも入っている。

    東証株価指数(TOPIX)は続落している。

    個別では、ダイキンやファナック、HOYAが下落している。KDDIと東京海上も安い。半面、三菱商や三井物、住友商、伊藤忠、丸紅の5大商社がそろって上場来高値を更新した。アドテストとソフトバンクグループ(SBG)も買われている。


     


    [株価材料]
     
    ■損保大手4社、企業向け保険で価格調整か 金融庁が報告命令

    ■ヤマトHD<9064>
    日本郵政<6178>傘下の日本郵便に委託

    ■バフェット氏投資会社、商社株さらに買い 4社の保有比率8%超

    ■在職者学び直し、最大56万円補助 経産省、転職成功で

    ■関西電力<9503>
    など5社、電力カルテル改善命令へ 監視委勧告

    ■住信SBI<7163>
    炭素クレジット売買に参入

    ■米マイクロン、中国に投資 メモリー半導体 生産増強へ860億円

    ■ローム<6963>
    EV用半導体を独社に 供給契約1300億円

    ■レスターHD<3156>
    台湾半導体商社と協業深化 日本法人を買収

    ■パナHD<6752>
    とPwC、サイバー防衛で提携 IoT分野

    ■花王<4452>
    日焼け止め生産2倍 「5類の夏」商戦加速

    ■出光興産<5019>
    全固体電池の部材工場 EV向けの実用化見据え

    ■マクドナルド<2702>
    都心184店値上げ 人件費増など受け

    ■サントリーBF<2587>
    2リットル飲料30円値上げ

    ■三菱電機<6503>
    パワー半導体の利益36%増へ 26.3期に

    ■ソフトバンク<9434>
    普通社債500億円規模発行へ 機関投資家向け

    ■東京製鉄<5423>
    一部鋼材値下げ 7月契約分5〜10%、輸入品に対抗

    ■日産<7201>
    COOの退社、ルノーは資本関係見直しの最終合意後押しと期待

    ■WTO、日本勝訴認める 中国のステンレス製品課税巡り

    ■米インテル、独に半導体工場建設 300億ユーロ 欧州拡大の一環

     



    20日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万3000円−3万3500円を想定。(19日終値3万3370円42銭)

    米国株は休場で材料難。欧州株は下落した。きょうは米株先物の動向をにらみながら、ここまでの上昇に対する利益確定売りと押し目を待っていた投資家の買いがせめぎ合うことになるだろう。

    日経平均株価はきのう19日に大幅反落した弱い動きが継続し、売りが先行するとみられる。現地21日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えていることから、手控えムードが広がるなか、落ち着きどころを探る動きとなることも想定される。
    一方、きのう19日にマザーズ指数が続伸し、終値ベースで年初来高値を更新する動きをみせたことから、グロース銘柄を中心とした中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそうだ。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(19日は141円84−85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=154円台の後半(同155円02−06銭)と小動き。

    大阪取引所のナイトセッションでは、19日の清算値比90円安の3万3320円だった。



    【好材料銘柄】

    ■ジェイテックコーポレーション <3446> 
    半導体関連材料向け表面先端加工装置を受注。総額3億円。23年6月期業績予想に一部織り込み済み。

    ■HOUSEI <5035> 
    AI顔認証端末「WelcomID」を活用したオフィスセキュリティに特化したサービス「入退室管理ソリューション」を提供開始。

    ■バーチャレクス・ホールディングス <6193> 
    東京電力エナジーパートナーにマザーセンターモデルの構築および運用支援サービスを継続実施。

    ■図研 <6947> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.73%にあたる110万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から24年3月29日まで。

    ■ピアズ <7066> 
    7月20日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

    ■テンアライド <8207> 
    株主優待制度を拡充。保有株数の区分に「1500株以上」を新設し、株主優待券3万円分(年間)を贈呈する。1500株以上を1年以上継続保有する株主には3000円分(年間)を追加する。23年9月末から適用。



    【主な経済指標・スケジュール】

    20(火)
    【国内】
    予定はありません

    【海外】
    中国6月の最優遇貸出金利(LPR)
    米5月住宅着工件数(21:30)
    《米決算発表》
    フェデックス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    「週明けのNYは休場」

    週明けのNY市場は奴隷解放記念日「ジューンティーンス」の祝日のため休場。
    欧州株式は反落。


    「値上がり銘柄数の方が多いのが違和感」

    週明けの日経平均は寄り付き62円安。
    終値は335円(▲1.00%)安の33370円と反落。
    4月以降の上昇相場では5番目に大きい下落幅。
    前引けは18円高だったが、先物先行で売り物優勢との解釈。
    「米中接近が悪材料での反落」という見方は意外と正鵠を射ているかも知れない。
    日足は2日ぶりに陰線。
    SQ値32018円38銭に対して7勝0敗。
    TOPIXは9.86ポイント(▲0.43%)安の2290ポイントと反落。
    プライム市場指数は5.06ポイント(▲0.43%)安の1178.70と反落。
    東証マザーズ指数は22.00ポイント(△2.65%)高の852.37と続伸。
    2022年4月以来の高水準となった。
    プライム市場の売買代金は3兆6722億円(前日は5兆5601億円)。
    27日連続で3兆円超。
    値上がり1065銘柄(前日1118銘柄)。
    値下がり706銘柄(前日668銘柄)。
    ここは違和感の残る展開。
    新高値306銘柄(前日217銘柄)。
    7日連続で3ケタ。
    新安値12銘柄(前日16銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは109.64(前日110.61)。
    NTレシオは14.57倍(前日14.65倍)。
    27日連続で14倍台。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    マザーズ指数は9勝3敗で75.00%。
    上向きの25日線(31677円)からは△5.34%(前日△6.91%)。
    47日連続で上回った。
    上向きの75日線は29399円。
    60日連続で上回った。
    上向きの200日線(28073円)からは△18.77%(前日△20.17%)。
    58日連続で上回った。
    上向きの5日線は33416円。
    7日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.286%(前日▲17.889%)
    買い方▲4.043%(前日▲4.172%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.801%(前日▲11.513%)。
    買い方▲13.523% (前日▲15.186%)。
    やや接近してきた。
    空売り比率は43.7%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
    空売り規制なしの銘柄の比率7.4%(前日6.2%)。
    3月10日が18.4%だった。
    日経VIは20.53(前日20.74)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは15.23倍(前日15.33倍)。
    前期基準では15.58倍。
    EPSは2191円(前日2198円)。
    5月10日は2005円まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.37倍(前日1.38倍)。
    BPSは24357円(前日24424円)。
    10年国債利回りは0.385%(前日0.400%)。
    日経平均の予想益回りは6.57%。
    予想配当り利回りは1.94%。
    プライム市場の予想PERは15.59倍。
    前期基準では16.08倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.41%。
    配当利回り加重平均は2.25%。
    プライム市場の単純平均は0.86円安の2662円。
    プライム市場の売買単価は2795円(前日2758円)。
    プライム市場の時価総額は819兆円(前日823兆円)。
    ドル建て日経平均は235.60(前日239.56)と反落。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比25円高の33675円。
    高値33955円、安値33135円。
    週明けの大証先物夜間取引終値は大証日中90円安の33320円
    気学では火曜は「不二高をみる日。悪目買い方針良し」。
    水曜は「変化注意日」。
    木曜は「押し目買いの日」。
    金曜は「転換注意日。高安共に足取りに付け」。
    ボリンジャーのプラス1σが32766円。
    プラス2σが33855円。
    プラス3σが34943円。
    週足ボリンジャーのプラス1σが32166円。
    プラス2σが34132円。
    プラス3σが36098円。


    《今日のポイント6月20日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反落。
       10年国債利回りは3.767%。
       2年国債利回りは4.720%。
       ドル円は141円台後半。
       SKEW指数は156.44→150.37→147.86→143.07。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は81→82(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)週末のダウ輸送株指数は75ポイント(0.51%)安の14792ポイントと5日ぶりに反落。
       SOX指数は34ポイント(0.94%)安の36673ポイントと続落。
       VIX指数は13.54(前日14.50)と上昇。
       NYSE出来高は31.04億株(前日10.81億株)。
       3市場の合算売買高は170億株(前日118億株、過去20日平均は110億株)。
       先物決済のクアドラプル・ウィッチングで膨らんだ。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比25円高の33675円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆6722億円(前日は5兆5601億円)。
       27日連続で3兆円超。
       値上がり1065銘柄(前日1118銘柄)。
       値下がり706銘柄(前日668銘柄)。
       ここは違和感の残る展開。
       新高値306銘柄(前日217銘柄)。
       7日連続で3ケタ。
       新安値12銘柄(前日16銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは109.64(前日110.61)。
       NTレシオは14.57倍(前日14.65倍)。
       27日連続で14倍台。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。

    (4)上向きの25日線(31677円)からは△5.34%(前日△6.91%)。
       47日連続で上回った。
       上向きの75日線は29399円。
       60日連続で上回った。
       上向きの200日線(28073円)からは△18.77%(前日△20.17%)。
       58日連続で上回った。
       上向きの5日線は33416円。
       7日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.286%(前日▲17.889%)
       買い方▲4.043%(前日▲4.172%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.801%(前日▲11.513%)。
       買い方▲13.523% (前日▲15.186%)。
       やや接近してきた。

    (6)空売り比率は43.7%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率7.4%(前日6.2%)。
       3月10日が18.4%だった。
       日経VIは20.53(前日20.74)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.23倍(前日15.33倍)。
       EPSは2191円(前日2198円)。
       5月10日は2005円まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.37倍(前日1.38倍)。
       BPSは24357円(前日24424円)。
       10年国債利回りは0.385%(前日0.400%)。

    (8)プライム市場の単純平均は0.86円安の2662円。
       プライム市場の時価総額は819兆円(前日823兆円)。
       ドル建て日経平均は235.60(前日239.56)と反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが32766円。
       プラス2σが33855円。
       プラス3σが34943円。
       週足ボリンジャーのプラス1σが32166円。
       プラス2σが34132円。
       プラス3σが36098円。

    今年の曜日別勝敗(6月19日まで)

    月曜16勝7敗
    火曜17勝5敗(火曜3連勝中)
    水曜12勝11敗
    木曜12勝10敗
    金曜18勝5敗(金曜7連勝中)

    大和のレポート。

    高水準な配当支払いが再開する。
    国内でも配当再投資期待。
    日経平均の上昇確率は6月末まで好調期待。
    6月30日は半期末なので、5月31日の様に年金などのリバランス売りが懸念される。
    7月7・10日にはETFによる分配金捻出売り懸念。
    日経平均上昇確率は7月7日には悪くなる。
    日経平均1月4日安値時の信用売り残の買戻し、インバース型商品の投げ(市場での買戻し)が7月4日までには終了。

    <バークシャーの商社株保有比率>
    銘柄(コード) 前回保有比率 12日時点の保有比率
    三菱商(8058)    6.59%       8.31%
    丸紅(8002)     6.75%       8.30%
    住友商(8053)    6.57%       8.23%
    三井物(8031)    6.62%       8.09%
    伊藤忠(8001)    6.21%       7.47%


    (兜町カタリスト櫻井)

     


    19日の米国株式市場は、奴隷解放記念日の祝日で休場のため、米国株式市況は休ませていただきます。





     

    【シカゴ日本株先物概況】

    ジューンティーンスの祝日のため休場









    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7588.48(−54.24)

    19日のFTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前週末に比べ54.24ポイント(0.71%)安の7588.48で取引を終えた。中国景気が勢いを失うとの懸念が強いなか、非鉄金属相場の下落で資源セクターに売りが出た。

    英フィナンシャル・タイムズが19日、製薬大手アストラゼネカが中国事業を切り離し、香港または上海での株式上場を選択する可能性を検討していると報じた。地政学的リスクへの警戒からアストラゼネカ株が下落したのも相場の重荷だった。


    個別では、蒸気システム大手スパイラックス・サーコが6.79%安と下落幅トップ。オンライン食品販売大手オカドは5.85%安、特殊化学品大手クローダ・インターナショナルが2.89%安が続いた。一方、医療小売り大手ネクスト4.72%高、小売大手フレイザーズ・グループは2.15%高だった。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16201.20(−156.43)

    19日のドイツ株価指数(DAX)は反落した。前日に比べ156.43ポイント(0.96%)安の1万6201.20で取引を終えた。前週末の取引終了後に2023年12月期通期の売上高と利益率の見通しを下方修正した医療機器のザルトリウスが前週末比15%安と急落した。
    全般的に弱い需要動向が続いているという。ほかのヘルスケア銘柄にも売りが波及したほか、化学や金融、小売りなど幅広いセクターが下落した。

    個別では、医療機器のザルトリウスが14.88%安の大幅下落。医療大手メルクが6.20%安、化学大手BASFも3.58%安と売られた半面、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは4.19%高と買われた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7314.05(−74.60)

    フランスCAC40種指数は1.01%安だった。
    米市場が祝日による休場で、取引は薄かった。


     

06月20日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ふ行】
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