会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,225.66 +322.37 05/03
ナスダック総合
15,840.96 +235.48 05/03


06月01日 マーケットコメント

06月02日 マーケットコメント

06月03日 マーケットコメント

06月04日 マーケットコメント

06月05日 マーケットコメント

06月06日 マーケットコメント

06月07日 マーケットコメント

06月08日 マーケットコメント

06月09日 マーケットコメント

06月10日 マーケットコメント

06月11日 マーケットコメント

06月12日 マーケットコメント

06月13日 マーケットコメント

06月14日 マーケットコメント


    15日は日経平均株価が安寄り後にプラス圏に浮上し、後場は前日比264円高の3万3767円まで上伸する場面があったが、終盤に掛けて上値が重く大引けは16円安の3万3485円と5日ぶりに反落している。
    場中に結構動いたが、小幅安で始まって小幅安で終えた。プラスで終えられそうではあっただけにもったいない1日ではあったが、FOMCを通過してダウ平均が下落したことを踏まえれば、ほぼ横ばいは上々と言えるだろう。
     
     
    あす16日は日銀の金融政策決定会合が決するほか、岸田首相が衆院解散を表明する可能性がある。東京株式市場の地合いは高値警戒感も相まって不安定になる場面も想定される。
    ただ、下値買いの潜在需要が強く、押し目は限定されそうだ。
    15−16日の日銀会合は、金融政策の据え置きが濃厚とみられている。植田総裁は黒田前総裁の導入した異次元緩和策の正常化を急がない考えを示している上、野党の内閣不信任案提出を受けた解散が想定される中で当局も動きづらいと考えられる。
     
    一方、市場では7月27−28日の翌会合でのYCC(イールドカーブコントロール、長短金利操作)修正を想定する向きが多い。16日解散の場合は7月会合の前に衆院選が行われるため、日銀も政策変更に踏み切りやすいという見方だ。
     
    ただ、あすの会合が決する時間が遅くなるなどの不測の事態があれば、売り仕掛けを招く可能性もある。そうでなくとも利益確定売りの圧力が強まりやすいため、上値を追いにくい展開か。会合が何事もなく決すれば、7月の修正観測が残る一方、短期的には安心感から円安・株高の反応が視野に入るだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    35220.98  ボリンジャー:+3σ(13週)
    34614.44  ボリンジャー:+3σ(25日)
    34173.12  ボリンジャー:+3σ(26週)
    33528.09  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    33485.49  ★日経平均株価15日終値
     
    33388.48  ボリンジャー:+2σ(13週)
    32724.50  6日移動平均線
    32593.79  均衡表転換線(日足)
    32441.75  ボリンジャー:+1σ(25日)
    32247.68  ボリンジャー:+2σ(26週)
    32217.43   新値三本足陰転値
    31555.97  ボリンジャー:+1σ(13週)
    31397.92  均衡表基準線(日足)
    31355.40  25日移動平均線
    31004.40  均衡表転換線(週足)
    30322.24  ボリンジャー:+1σ(26週)
    30269.05  ボリンジャー:-1σ(25日)
    29723.47  13週移動平均線
    29714.51  均衡表基準線(週足)
    29182.70  ボリンジャー:-2σ(25日)
    29176.59  75日移動平均線
    28556.73  均衡表雲上限(日足)
     
    昨日に続いてバブル後最高値を更新した後は値を消し、ローソク足は寄り引けほぼ同値の十字線状の小陰線を描き、足元の売り買い拮抗を示唆した。25日移動平均線との乖離率は6.79%(昨日7.44%)と高止まりして反動安リスクを窺わせているが、25日線自体は急角度で上昇を続けており、本日の小幅安は大勢上昇トレンド継続中の上げ一服と判断できそうだ。
     
     

    【大引け概況】


    15日の日経平均株価は小幅ながら5営業日ぶりに反落した。大引けは前日比16円93銭(0.05%)安の3万3485円49銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:51 容量:11.54M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    日経平均は前日まで連日でバブル経済崩壊後の高値を更新していたとあって、目先の利益を確定する売りに押された。
     
    ダウ平均の下落を受け、日経平均は8円73銭安からスタート。ただ、海外投資家の旺盛な買い意欲が下値を支え、日経平均は前日終値を挟んだ一進一退が続いた。一方、野党が内閣不信任案を明日にも提出する方向と伝わると、解散を巡る思惑から午後は上げ幅を拡大してスタート、一時3万3767円13銭(264円71銭高)まで上昇した。しかし、徐々に買い疲れ感が出てくると、終盤にかけては売りが膨らみ、結局マイナス圏に沈んで終えた。
     
    米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げを示唆し、金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を強めた。これを受けて14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、朝方の日本株相場全体の重荷となった。高値警戒感から上値での売りが目立ったなか、大引けにかけては株価指数先物にも散発的な利益確定売りが出た。先物に売りが出て、日経平均は小幅安で終えた。
     
    日経平均は一時200円超上げた。前日の米ハイテク株高や一時1ドル=141円台前半に進んだ円安・ドル高を支えに、海外投機筋による株価指数先物への買いがきょうも膨らむ場面があった。株式売買の活況を背景に、野村など証券株の上昇が目立った。
     
    市場では「きょうの日経平均株価の動きは上値が重い展開で、高値警戒感から調整入りする可能性もありそう」と慎重な声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.56ポイント(0.02%)安の2293.97だった。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆3825億円と高水準で、3日連続で4兆円を上回った。売買高は15億6906万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1006。値上がりは761、横ばいは67銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は医薬品、小売業、パルプ・紙などが下落。上昇は証券・商品先物取引業、海運業、機械など。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが安く、レーザーテックやエーザイが値を下げた。三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループが軟調でソニーグループや三菱重工業が下落した。エーザイ、楽天グループ、富士通が売られた。
     
     半面、アドバンテストや東京エレクトロン、ソシオネクストといった半導体関連株が高く、トヨタ自動車や三菱商事、任天堂が値を上げた。キーエンスやニデック、日本郵船が買われた。デンソー、コマツ、クボタ、ニコンや荏原も堅調だった。

     


     
    東証スタンダード市場は過熱感が強く意識さえる中、利益確定の売りが出て株価を抑えた
    スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億0968万株。
    値上がり銘柄数583、値下がり銘柄数660と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、シーズメンがストップ高。ブロードバンドセキュリティ、フレンドリーは一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、美樹工業、日本電技、オーテック、マサルなど82銘柄は年初来高値を更新。ロングライフホールディング、カワタ、オハラ、Abalance、タカセが買われた。
     
     一方、enishが一時ストップ安と急落した。クシム、ギグワークス、ジェイホールディングス、JFLAホールディングス、歯愛メディカルなど17銘柄は年初来安値を更新。テイツー、ネポン、アクセスグループ・ホールディングス、山王、ビューティ花壇が売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数が小幅続落、グロースCoreが小反落。「IPO株など一部の銘柄は個別物色が盛んだった」が、全体では小口売りに押されて値下がりする銘柄が多かった。
    東証マザーズ指数の終値は前日比2.82ポイント(0.35%)安い794.93だった。前日に引き続き利益確定目的の売りが優勢だった。日経平均株価が大引けにかけて軟調な展開となったのも重荷となった。朝方は前日の米ハイテク株高を背景に上げる場面もあったが、買いは続かなかった。
    東証グロース市場では、インフォネやサンバイオ、GAテクノが下落した。一方、モイやABEJA、カバーは上昇した。
    値上がり銘柄数176、値下がり銘柄数328と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではモイ、ABEJA、ダブルエーがストップ高。アシロは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイフロンティア、ジェイグループホールディングス、ベガコーポレーション、FFRIセキュリティ、アドバンスト・メディアなど27銘柄は年初来高値を更新。東京通信グループ、VALUENEX、カバー、AB&Company、BlueMemeが買われた。
     
     一方、ジェイック、INTLOOPが一時ストップ安と急落した。アスカネット、ビリングシステム、バリューゴルフ、サインド、ライトワークスなど14銘柄は年初来安値を更新。プレミアアンチエイジング、サンバイオ、Mマート、POPER、セルソースが売られた。
     
     


     
    15日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比113円15銭(0.34%)高の3万3615円57銭だった。
     
    きょう前場は売りと買いが交錯する展開となり、日経平均は前日終値を挟み方向感なくもみ合う展開となった。前日の米国株市場で米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後にNYダウが一時大きく値を下げるなど不安定な相場となったことで、東京株式市場でも目先利益確定の売りを誘発し上値を押さえる展開となった。
     
    ただ、下値では買い意欲が強く、海外投資家と見られる買いで前場取引後半は戻り足を強めた。米株市場で半導体関連株が買われたのを引き継いで、東京株式市場でも同関連株が総じて強さを発揮し、全体を押し上げている。
    アドテストなど主力のハイテク株が軒並み高となり、日経平均を押し上げた。半面、米金融引き締めの長期化観測から、日経平均は下げる場面もあった。
     
    円相場が一時1ドル=141円台前半と円安・ドル高に進んだことも、海外勢の断続的な日本株買いを誘った。日経平均はハイテク株高や円安を受けて前場中ごろからは強含む場面が目立った。
     
    中国国家統計局が15日発表した5月の小売売上高は前年同月比12.7%増と、増加率が前月から縮小した。岡三証券の小川佳紀投資情報部長は「中国景気の回復の鈍さは懸念材料だが、中国株売り・日本株買いにつながる面もある」と指摘した。
     
    市場では「日経平均株価は短期的な過熱感が警戒され、押し目を入れる場面もあるとみられるが、循環物色が続きそうだ」との声が聞かれた。
     
    市場の関心はやはり前日の当欄で指摘したように、期待通りに米経済がソフトランディングできるかどうかにかかっていると思われる。今晩は米国で5月小売売上高や5月鉱工業生産、そして、6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、6月フィラデルフィア連銀景況指数の景気指標が発表される。
     
    これらの結果を受けて景気減速懸念が再燃しないかが焦点となろう。仮に市場予想を下振れると、前日に発表された米5月卸売物価指数(PPI)の市場予想を超える減速ぶりからも窺えるように、景気減速懸念が強まる可能性があり、積み上がった投機筋の円売りポジションの巻き戻しとともに円高・ドル安に振れる展開も想定される。本日は景気敏感株の株価が軟調だが、ソフトランディングの手掛かりをもう少し得るまでは安易な押し目買いには慎重になるべきだろう。

     


     
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前日比10.34ポイント(0.45%)高の2304.87だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1150億円、売買高は7億3194万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1160。値下がりは588、横ばいは85だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、海運業、その他金融業などが上昇した。下落は医薬品、電気・ガス業など。
     
    個別では、ソシオネクストが大商いで値を飛ばしたほか、アドバンテストも物色人気に。三菱UFJフィナンシャル・グループも堅調。ニデックが高く、日本郵船など海運株が買いを集めた。TDKやダイキン、KDDIは上昇した。Link−Uが値上がり率トップに買われ、Hameeが急騰した。
    半面、ソフトバンクグループが冴えず、第一三共、エーザイが大幅下落した。TOKYO BASEが急落、ブラスも大幅安。前日に続きJPホールディングスの下げも目立っている。

     


     
    東証スタンダード市場は前日さえなかった業種を中心に押し目買いが入った。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過したことや、為替が円安に振れたことも支えとなった。
    スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億9552万株。
     
    値上がり銘柄数622、値下がり銘柄数549と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではフレンドリーが一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、美樹工業、日本電技、オーテック、日東富士製粉など62銘柄は年初来高値を更新。ロングライフホールディング、カワタ、日本山村硝子、ニチリョク、ブロードバンドセキュリティが買われた。
     
     一方、クシム、ギグワークス、ジェイホールディングス、JFLAホールディングス、歯愛メディカルなど12銘柄が年初来安値を更新。テイツー、ネポン、山王、MICS化学、ビューティ花壇が売られた。


     
    東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreはしっかり。
    東証マザーズ指数の前引けは前日比0.01ポイント(0.00%)安い797.74だった。前日の米ハイテク株高が支えとなり朝方は高く推移する場面もあったが、月内の新規株式公開(IPO)ラッシュを控え、換金売りも出やすかった。
     
    東証グロース市場では、サンバイオやセルソース、3DMが下落した。一方、ピアズやモイ、カバーが上昇した。
    値上がり銘柄数187、値下がり銘柄数295と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではモイ、ABEJA、ダブルエーがストップ高。ジェイフロンティア、ジェイグループホールディングス、ベガコーポレーション、FFRIセキュリティ、アドバンスト・メディアなど23銘柄は年初来高値を更新。カバー、アシロ、東京通信グループ、AB&Company、グローバルセキュリティエキスパートが買われた。
     
     一方、ジェイック、INTLOOPが一時ストップ安と急落した。アスカネット、ビリングシステム、バリューゴルフ、ライトワークス、プレミアアンチエイジングなど12銘柄は年初来安値を更新。Mマート、POPER、サンバイオ、セルソース、ブレインズテクノロジーが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

    15日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比8円73銭安の3万3493円69銭。

    前日の米国株市場ではNYダウが7日ぶりに反落したものの、ナスダック総合株価指数は5日続伸し年初来高値を更新した。FOMCでは事前予想通り政策金利の引き上げが見送られたが、ドットチャートでは年内あと2回の利上げが行われる可能性が示されるなど、タカ派的な内容と受けとめられた。

    ただ、ハイテクセクターは半導体関連株などに買いが入り頑強な値動きをみせており、東京株式市場でもこの米株市場の地合いを引き継ぎ、全体指数が強さを発揮する展開もあるだろう。

    内閣府が15日発表した4月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比5.5%増の9000億円だった。民間予測の中央値(3.0%増)を上回ったが、株式市場で材料視する向きは限られている。

    東証株価指数(TOPIX)も小動きとなっている。

    個別では、クボタやニコン、アドテストが上げた。一方、T&Dや住友ファーマ、日産自は下げた。


     


    「次は何を材料にするだろうか」

    「ドットチャートは言い訳つくりの感」

    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    NYダウは一時400ドル近く下落。
    ただNASDAQとS&P500は5日続伸。
    NYダウだけを見て「急落」と判断するのは早計だろう。
    FOMCはFF金利の誘導目標を5.00─5.25%で据え置いた。
    昨年1月以来の利上げ見送りとなった。
    同時に、年末までに合計0.50%ポイントの利上げを実施する可能性を示唆。
    2023年末の政策金利は予想中央値で5.50─5.75%に引き上げられるとのシナリオ。
    ヘッジのための姿勢の印象に左右され株式市場は不安定な動きの中、商いが増加した。
    ドットチャートは言い訳つくりの感。
    市場が織り込む7月の利上げ確率は日中に60%から63%に上昇。
    テスラは0.74%安。
    連続上昇記録は13日で止まった。
    エヌビディアとブロードコムは4%余り上昇。
    終値で過去最高値を更新した。
    AMDは2%超上昇。
    NYダウの反落に寄与したのは医療保険ユナイテッドヘルス・グループの6.4%安。
    10年国債利回りは3.790%。
    2年国債利回りは4.694%。
    ドル円は140円台前半。
    WTI原油先物7月限は前日比1.15ドル(1.7%)安の68.27ドル。
    ビッドコインは50ドル安の25900ドル。
    SKEW指数は152.78→157.71→156.44→150.37。
    (5月31日が158.30)。
    恐怖と欲望指数は80→81(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    水曜のNYダウは232ドル(0.68%)安の33979ドルと7日ぶりに反落。
    高値34151ドル、安値33783ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは100.27%(前日98.15%)。
    NASDAQは53ポイント(0.39%)高の13626ポイントと5日続伸。
    高値13661ポイント、安値13455ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは105.04%(前日105.65%)。
    S&P500は3ポイント(0.08%)高の4372ポイントと5日続伸。
    高値4391ポイント、安値4337ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは109.55%(前日108.32%)。
    ダウ輸送株指数は193ポイント(1.34%)高の14641ポイントと3日続伸。
    SOX指数は56ポイント(1.52%)高の3739ポイントと5日続伸。
    VIX指数は13.88(前日14.6)。
    NYSE出来高は10.59億株(前日9.71億株)。
    3市場の合算売買高は121億株(前日116億株、過去20日平均は107億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比60円安の33490円。
    ドル建ては大証日中比25円高の33575円。
    ドル円は140.09円。
    10年国債利回りは3.790%。
    2年国債利回りは4.694%。

    「空売り比率は3日連続40%割れ」

    水曜の日経平均は寄り付き313円高。
    終値は483円(△1.47%)高の33502円と4日続伸。
    一時35600円台に乗せた場面もあった。
    日足は4日連続で陽線。
    32517円→32638円にマド。
    33127円→33203円にマドで2空。
    SQ値32018円38銭に対して4勝0敗。
    TOPIXは29.74ポイント(△1.31%)高の2294ポイントと4日続伸。
    プライム市場指数は15.32ポイント(△1.31%)高の1180.80と4日続伸。
    東証マザーズ指数は8.47ポイント(▲1.05%)安の797.75と4日ぶりに反落。
    プライム市場の売買代金は4兆7555億円(前日は4兆1489億円)。
    24日連続で3兆円超。
    値上がり1195銘柄(前日1066銘柄)。
    値下がり579銘柄(前日695銘柄)。
    新高値372銘柄(前日334銘柄)。
    4日連続で3ケタ。
    新安値13銘柄(前日5銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは109.66(前日102.37)。
    NTレシオは14.60倍(前日14.58倍)。
    24日連続で14倍台。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは8勝4敗で58.33%。
    マザーズ指数は9勝3敗で75.00%。
    上向きの25日線(31181円)からは△7.44%(前日△6.49%)。
    44日連続で上回った。
    上向きの75日線は29096円。
    57日連続で上回った。
    上向きの200日線(27998円)からは△19.66%(前日△18.03%)。
    55日連続で上回った。
    上向きの5日線は32572円。
    4日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.030%(前日▲16.921%)
    買い方▲4.685%(前日▲4.916%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.912%(前日▲11.209%)。
    買い方▲17.033% (前日▲16.060)。
    空売り比率は38.4%(前日38.9%、3日連続で40%割れ)。
    空売り規制なしの銘柄の比率7.7%(前日7.8%)。
    3月10日が18.4%だった。
    6月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.00%(前週▲9.47%)。
    2週連続で好転。
    6月2日時点の裁定売り残は331億円増の1883億円。
    3週連続で増加。
    同裁定買い残は73億円増の1兆3453億円。
    4週連続で増加。
    当限は売り残が537億円増の1237億円。
    買い残が174億円増の1兆2043億円。
    翌限以降は売り残が205億円減の641億円。
    買い残が100億円減の410億円。
    日経VIは21.99(前日21.41)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは15.30倍(前日15.05倍)。
    前期基準では15.64倍。
    EPSは2189円(前日2193円)。
    5月10日は2005円まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
    BPSは24454円(前日24458円)。
    10年国債利回りは0.425%(前日0.415%)。
    日経平均の予想益回りは6.54%。
    予想配当り利回りは1.93%。
    プライム市場の予想PERは15.62倍。
    前期基準では16.11倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.40%。
    配当利回り加重平均は2.25%。
    プライム市場の単純平均は15円高の2646円。
    プライム初日の2497円を上抜けている。
    東証1部最終日は2266円だった。
    プライム市場の売買単価は2885円(前日2935円)。
    プライム市場の時価総額は820兆円(前日810兆円)。
    ドル建て日経平均は239.06前日236.68)と4日続伸。
    2022年2月10日以来、1年4か月ぶりの高値水準。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比60円安の33490円。
    高値33765円、安値33155円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中比50円高の33600円
    気学では「突っ込むと底入れ。押し目買いの時」。
    金曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
    ボリンジャーのプラス1σが31181円。
    プラス2σが33341円。
    プラス3σが34421円。
    週足ボリンジャーのプラス1σが31559円。
    プラス2σが33395円。
    プラス3σが35230円。

    《今日のポイント6月15日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       10年国債利回りは3.790%。
       2年国債利回りは4.694%。
       ドル円は140円台前半。
       SKEW指数は152.78→157.71→156.44→150.37。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は80→81(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は193ポイント(1.34%)高の14641ポイントと3日続伸。
       SOX指数は56ポイント(1.52%)高の3739ポイントと5日続伸。
       VIX指数は13.88(前日14.6)。
       NYSE出来高は10.59億株(前日9.71億株)。
       3市場の合算売買高は121億株(前日116億株、過去20日平均は107億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比60円安の33490円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆7555億円(前日は4兆1489億円)。
       24日連続で3兆円超。
       値上がり1195銘柄(前日1066銘柄)。
       値下がり579銘柄(前日695銘柄)。
       新高値372銘柄(前日334銘柄)。
       4日連続で3ケタ。
       新安値13銘柄(前日5銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは109.66(前日102.37)。
       NTレシオは14.60倍(前日14.58倍)。
       24日連続で14倍台。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(31181円)からは△7.44%(前日△6.49%)。
       44日連続で上回った。
       上向きの75日線は29096円。
       57日連続で上回った。
       上向きの200日線(27998円)からは△19.66%(前日△18.03%)。
       55日連続で上回った。
       上向きの5日線は32572円。
       4日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.030%(前日▲16.921%)
       買い方▲4.685%(前日▲4.916%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.912%(前日▲11.209%)。
       買い方▲17.033% (前日▲16.060)。

    (6)空売り比率は38.4%(前日38.9%、3日連続で40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率7.7%(前日7.8%)。
       3月10日が18.4%だった。
       6月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.00%(前週▲9.47%)。
       2週連続で好転。
       6月2日時点の裁定売り残は331億円増の1883億円。
       3週連続で増加。
       同裁定買い残は73億円増の1兆3453億円。
       4週連続で増加。
       当限は売り残が537億円増の1237億円。
       買い残が174億円増の1兆2043億円。
       翌限以降は売り残が205億円減の641億円。
       買い残が100億円減の410億円。
       日経VIは21.99(前日21.41)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.30倍(前日15.05倍)。
       EPSは2189円(前日2193円)。
       5月10日は2005円まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
       BPSは24454円(前日24458円)。
       10年国債利回りは0.425%(前日0.415%)。

    (8)プライム市場の単純平均は15円高の2646円。
       プライム市場の時価総額は820兆円(前日810兆円)。
       ドル建て日経平均は239.06前日236.68)と4日続伸。
       2022年2月10日以来、1年4か月ぶりの高値水準。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが31181円。
       プラス2σが33341円。
       プラス3σが34421円。
       週足ボリンジャーのプラス1σが31559円。
       プラス2σが33395円。
       プラス3σが35230円。

    今年の曜日別勝敗(6月14日まで)

    月曜16勝6敗(月曜4連勝中)
    火曜17勝5敗(火曜3連勝中)
    水曜12勝11敗
    木曜12勝9敗
    金曜17勝5敗(金曜6連勝中)

    6月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.00%(前週▲9.47%)。
    2週連続で好転。
    6月9日時点の信用売り残は515億円増の9587億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は56億円増の3兆2214億円。
    3週連続で増加。
    信用倍率は3.36倍(前週3.55倍)。
    5週連続で3倍台。
    6月2日時点の裁定売り残は331億円増の1883億円。
    3週連続で増加。
    同裁定買い残は73億円増の1兆3453億円。
    4週連続で増加。
    当限は売り残が537億円増の1237億円。
    買い残が174億円増の1兆2043億円。
    翌限以降は売り残が205億円減の641億円。
    買い残が100億円減の410億円。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    コマツ(6301)・・・動兆
     
    建設機械で世界2位。
    IT活用に強み。
    建設機械・車両は北米・アジア軸に鉱山向け需要好調。
    円安の追い風や製品値上げ進展もあり好業績。


    (兜町カタリスト櫻井)
     


    [株価材料]
     
    ■NTTデータ<9613>
    など 電子地域通貨、アプリで提供

    ■住信SBI<7163>
    物件選び前に融資額提示 ローン審査にAI活用

    ■SOMPO<8630>
    炭素クレジットの基盤構築 分散型台帳で

    ■原油減産効果、はや息切れ 1年半ぶり安値圏

    ■ステラファーマ<4888>
    BNCTの設備導入が国内で広がる

    ■日野自<7205> 三菱ふそうとの供給網延べ1万社に

    ■クボタ<6326>
    無人自動運転コンバイン 24年1月に国内発売

    ■高島屋<8233>
    アプリでバーコード決済 来月から提供

    ■ファストリ<9983>
    中国事業逆風 コロナ禍響く、消費志向変化

    ■HIS<9603>
    11-4月最終赤字48億円、海外旅行の回復鈍く

    ■三井ハイテック<6966>
    2-4月最終益53%減、半導体関連が低迷

    ■与党、今国会の解散見送り論が浮上

    ■モリタHD<6455>
    電動消防車24年度にも販売へ

    ■FRB、11会合ぶり利上げ見送り 残り2回の追加を示唆

    ■かんぽ生命<7181>
    円債投資待ち姿勢 ボラティリティ上昇「必ずある」

    ■JDI<6740>
    生体内をリアルタイム観察 ディスプレー技術応用

    ■ノリタケ<5331>
    MLCC材の生産能力4倍に 130億円投資

     


    15日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万3300円−3万3700円を想定。(14日終値3万3502円42銭)
    米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方で、S&P500とナスダックが上昇。ダウ平均は232ドル安の33979ドルで取引を終えた。6月FOMCでは大方の予想通り利上げは見送られた。
    市場の注目は日銀会合の結果や国内政局に移り、下げづらい地合いが続くと予想する。

    海外投資家の買いが指摘される一方、急ピッチな上昇から短期的な過熱感も警戒されることから、強弱感が対立しそうだ。きょうからあす16日にかけ、日銀の金融政策決定会合が行われ、政策の変更はないとの見方が多いもようだが、様子見姿勢が強まる場面も想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(14日は139円98−140円00銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=151円台の半ば(同151円02−06銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比60円安の3万3490円だった。



    【好材料銘柄】 

    ■Hamee <3134> 
    前期経常が上振れ着地・今期は48%増益へ。

    ■ジャストプランニング <4287> 
    2-4月期(1Q)経常は29%増益で着地。

    ■ロングライフホールディング <4355> 
    MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。社外取締役の浜田仁氏が代表を務めるNPMI−LLHがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株186円で14日終値を20%上回る水準。買い付け期間は6月15日から7月27日まで。

    ■Link−U <4446> 
    今期経常を92%上方修正。

    ■ステムリム <4599> 
    8-4月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。

    ■パーク24 <4666> 
    今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、タイムズパーキングの5月売上高は前年同月比5.7%増と増収基調が続いた。

    ■モイ <5031> 
    2-4月期(1Q)経常は85%増益で着地。また、クリエイタープロデュース事業を展開するSTPRと資本業務提携。

    ■ファーストロジック <6037> 
    7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。8-4月期(3Q累計)経常は9%増益で着地、今期配当を1円増額修正。

    ■マネジメントソリューションズ <7033> 
    上期経常が3.7倍増益で着地・2-4月期も17倍増益。

    ■ピアズ <7066> 
    未定だった今期配当を25.45〜27.65円に修正。

    ■クラシコム <7110> 
    今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、初配当40円を実施へ。

    ■グローバルスタイル <7126> 
    2-4月期(3Q)経常は86%増益、未定だった今期配当は26円実施、実質24%増配。

    ■フジ・コーポレーション <7605> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の5.1%にあたる100万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月19日から24年6月18日まで。また、今回取得した自社株はすべて消却する予定。

    ■ダブルエー <7683> 
    2-4月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。また、中期経営計画を策定。26年1月期に営業利益40億円(23年1月期実績は11.8億円)を目指す。

    ■MICS化学 <7899> 
    前期経常が上振れ着地・今期は28%増益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ。

    ■明豊エンタープライズ <8927> 
    8-4月期(3Q累計)経常が2.7倍増益で着地・2-4月期も3倍増益。

    ■AB&Company <9251> 
    上期最終は75%増益で着地、未定だった今期配当は28.07円実施。


    【主な経済指標・スケジュール】

    15(木)
    【国内】
    《決算発表》
    日銀金融政策決定会合(〜6/16)
    5月貿易収支(8:50)
    4月機械受注(8:50)

    【海外】
    中国5月鉱工業生産(11:00)
    中国5月小売売上高(11:00)
    中国5月都市部固定資産投資(11:00)
    ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
    米5月小売売上高(21:30)
    米6月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
    米6月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
    米5月鉱工業生産(22:15)
    米4月対米証券投資(6/16 5:00)
    《米決算発表》
    アドビ



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    14日のNYダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落し、前日比232ドル79セント(0.7%)安の3万3979ドル33セントで終えた。
    この日午前は米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定公表を控え、様子見気分が強い中、このところの相場続伸を受けた利益確定の売りに押され、ダウは軟調に推移。午後の声明発表まで極めて狭いレンジでの値動きに終始した。

    FRBは大方の予想通り、利上げの一時停止を決定。一方で政策金利見通し(中央値)では、2023年末までに0.25%幅であと2回利上げするシナリオが示された。予想以上に追加利上げに積極的な予想が嫌気されて売りが膨らみ、ダウの下げ幅は一時400ドルを超えた。

    市場では0.25%の利上げ1回を織り込むとの予想が多かった。FOMC後にダウ平均は400ドルあまり下げる場面があった。

    パウエル議長もFOMC後の記者会見で「ほぼすべての参加者が年末までにいくらか利上げするのが適切になるだろうと考えている」と利上げ再開を示唆した。ただ、7月会合での利上げについては「まだ決まっていない」と説明した。「インフレ低下のために必要な経済の条件がそろいつつあるとほぼ言えるだろう」と米景気や労働市場の過熱が解消しつつあるとの見解も示した。

    「パウエル議長の発言内容は政策金利見通しが示すほどタカ派よりに聞こえなかった」との声があり、ダウ平均は議長会見中に下げ幅を縮小した。

    朝方発表された5月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.3%低下と、市場予想を下回り、インフレ圧力緩和が示されたが、相場への影響は限られた。

    医療保険のユナイテッドヘルス・グループは6%超安となり、ダウ平均を200ドルあまり押し下げた。13日の投資家向け説明会で経済正常化に伴って高齢者の手術件数が回復しており、保険金支払いが増加するとの見通しを示したことが業績不透明感につながった。

    航空機のボーイングや建機のキャタピラーも売られた。一方、スポーツ用品のナイキや半導体のインテルは大幅に上昇し、ダウ平均を支えた。

    ナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比53.156ポイント(0.4%)高の1万3626.477と、昨年4月以来の高値で終えた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)や同業のエヌビディアなどが高い。電気自動車のテスラは14営業日ぶりに反落した。

    S&P500種株価指数は小幅に5日続伸した。前日比3.58ポイント(0.1%)高の4372.59と、昨年4月以来の高値で終えた。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    14日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比75円高の3万3490円で終えた。この日は日経平均株価が連日で33年ぶりの高値を更新し、先物にも買いが優勢だった。だが、米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内に市場予想を上回るペースで利上げする見通しを示した。
    米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した金利見通しで利上げ長期化が警戒される中、NYダウは7営業日ぶりに反落した。日経平均先物の上値は限られた。






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7602.74(+7.96)

    14日のFTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日に比べ7.96ポイント(0.10%)高の7602.74で取引を終えた。14日発表の月次ベースの4月の英実質国内総生産(GDP)が前月比0.2%増と、前月の減少から一転して増え、市場予想に一致した。高インフレが続くなかでも英経済が底堅さを維持しているとの見方が投資家心理を支えた。資源や金融セクターが上昇した。

    指数は引けにかけて伸び悩んだ。英国時間14日夜に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの雰囲気が強く、利益確定の売りが出た。

    個別では、医療機器大手スミス・アンド・ネフューが5.05%高で上昇率トップ。鉱業大手アングロ・アメリカンが4.01%高、産銅大手アントファガスタが3.48%高、セメント大手CRHが3.16%高で続いた。一方、ポーランド企業の買収が伝わった賭け屋大手エンテインは8.70%安と急落。通信大手BTは2.74%安、投資会社ハーグリーブス・ランズダウンも2.20%安となった。

     

     



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16310.79(+80.11)

    14日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸した。前日に比べ80.11ポイント(0.49%)高の1万6310.79と、5月19日以来約1カ月ぶりに過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの観測が投資家心理を支えた。
    中国当局による追加の景気刺激策への期待も根強く、自動車やテクノロジー、金融の一角が上昇した。

    個別では、通販大手ザランドが4.18%高、不動産大手ボノビアが3.62%高、香料大手シムライズが2.16%高と上昇した半面、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは1.74%安、日用品大手ヘンケルは1.30%安、防衛大手ラインメタルは1.05%安と売られた。




    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7328.53(+37.73)

    フランスCAC40種指数は0.52%高だった。
    米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送りがほぼ確実になったとの見方が台頭。参加者の政策金利見通しもハト派的な内容になるとの思惑から、景気動向に敏感な金融株や資源株を中心に買いが入った。







     

06月15日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【て行】
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv