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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント

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10月10日 マーケットコメント

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10月12日 マーケットコメント

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10月20日 マーケットコメント

10月21日 マーケットコメント

10月22日 マーケットコメント

10月23日 マーケットコメント

10月24日 マーケットコメント

10月25日 マーケットコメント

10月26日 マーケットコメント

10月27日 マーケットコメント


     
    28日の日経平均株価は続落。終値は前日比278円安の2万8820円だった。
    前日の米株安を受けて売り優勢のスタートに。先物が先導する格好で序盤は400円近い下げ幅を示現した。国内でも本格化している決算発表だが、キヤノン、ファナック、日電産、富士通など主力銘柄が嫌気売りで押されており、今のところ米国のようなポジティブサプライズにはなっていない。円安一服もあって本日の日経平均は売られやすくなっていたようだ。
     
    5日線(2万8885円、28日時点、以下同じ)や25日線(2万8843円)近辺では下げ渋った。今週はきょうまでの4営業日のうち3営業日で200円以上動いているが、先週末の終値は2万8804円(10/22)、きょう28日の終値は2万8820円で、先週から水準はほとんど動いていない。週間でプラスとなるかマイナスとなるかはあす次第となるが、あすも衆議院選挙の投開票を前にして方向感は出づらいだろう。
     
     
    29日の日経平均株価は、模様眺めムードが広がりそう。
    28日は売り一巡後に下げ渋る動きをみせたことから、市場では「押し目を拾う動きがみられた」との声が聞かれた。年末高期待から、下値拾いも見込まれるものの、週末・月末要因や決算発表を前に手控えムードが広がる場面も想定される。
    「主力銘柄の決算発表が予定されていることから積極的な売買は手掛けづらく、好業績銘柄への個別物色が中心になりそう」との見方があった。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
     
    29530.06  均衡表雲上限(日足)
    29522.42  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29044.70  均衡表転換線(週足)
    28980.83  均衡表転換線(日足)
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28856.36  6日移動平均線
    28854.12  均衡表基準線(日足)
    28843.49  25日移動平均線
    28834.59  200日移動平均線
     
    28820.09  ★日経平均株価28日終値
     
    28786.46  13週移動平均線
    28638.94  26週移動平均線
    28559.93  75日移動平均線
    28529.97  均衡表雲上限(週足)
    28117.15  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27822.12   新値三本足陰転値
    27755.46  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27733.73  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27390.81  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26871.98  ボリンジャー:-2σ(26週)
    26681.00  ボリンジャー:-2σ(13週)
    26664.47  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    終値は25日移動平均線を下回り、昨日に続いてザラ場高値と安値が前日水準を下回った。ローソク足は陰線を引き、強い売り圧力を窺わせている。
    一目均衡表では雲下限割れで終了して地合いは売り手優位側へ傾いた格好。パラボリックの陰転値が本日終値比33.71円安の28786.38円まで上昇しており、明日29日の売りサイン点灯が警戒される。
     

    [概況]


    28日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.500円まで下落し上値が重い展開となった。原油先物価格の上昇が一服したことで円売りの勢いは後退している。また、日経平均株価が下落したことでリスク回避的な動きで円買いが入りやすいようだ。現在、欧州時間に入り米ドル円は113.715円付近で推移。
     
    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線(113.720円)付近で推移していることから、同線付近を維持できるか注目したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    【大引け概況】
    28日の日経平均株価は続落し、前日比278円15銭安の2万8820円09銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:11 容量:27.44M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    きょうは朝方から景気敏感株など中心に幅広く売りに押される展開で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反落し、東京株式市場でも前々日に先物主導で500円強の上昇をみせた反動から目先利益確定の動きが表面化した。アジア株安なども嫌気された。
    個別では企業の決算発表が本格化するなか、決算内容で明暗を分ける銘柄が多かったが、増収増益でもコンセンサスに届かない銘柄に売りがかさむなどで市場のセンチメントが悪化した。日銀の金融政策決定会合は、現状維持で織り込み済みだったことで全体相場に与える影響は限定的だった。朝方に下げ幅が400円を超える場面があったが、主要な銘柄には押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。
     
    2022年3月期業績の見通しを引き下げたファナックが大きく下げた。部品不足が下方修正の一因となっただけに、決算を控える一部の製造業の買い手控えにつながったとの見方があった。決算を発表した銘柄では、大日本住友や富士通、エムスリーの下げも目立ち、指数を押し下げた。
    前日の米債券市場では長期金利が低下した一方で、短・中期金利は上がった。東京株式市場でも運用や貸し出しの利ざやが悪化するとの見方から、銀行や保険といった金融株の重荷となった。
     
    一方、好決算を発表したスクリンや信越化は上昇し、ほかの値がさの半導体関連銘柄の一部の買いに波及。指数を下支えした。経済活動の再開に向けた前向きな動きを手がかりに空運や鉄道の一部にも買いが入った。
     
    市場では「東ガスが業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を発表し、株価が好反応をみせたが、しばらくは個別株物色が中心になりそうだ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比14.15ポイント安の1999.66で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で5兆699億円。大引けにかけてはTOPIXの算出にかかわる浮動株比率の定期見直しに伴う売買が膨らみ、約5カ月ぶりの高水準となった。売買高は22億1279万株だった。
     
    東証1部の値下がり銘柄数は1143と、全体の約5割を占めた。値上がりは951、変わらずは89だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、保険業の下落率が大きかった。上昇はその他製品、空運業など。
     
    個別では、ファナックが大幅安、富士通、エムスリーも大きく値を下げた。ファーストリテイリング、ソフトバンクG、第一三共、ダイキン、出光興産も売りに押された。ソニーグループも軟調。大日本住友製薬が急落したほか、大同特殊鋼、日本精線なども大幅安となった。ダブル・スコープが大きく値を下げ、三井松島ホールディングスの下げも目立つ。東洋機械金属が下落、FPGも下値を探った。
     
    半面、東京エレクトロン、レーザーテック、SCREENホールディングスなど半導体製造装置関連が上昇、任天堂、東ガス、JR西日本も堅調だった。野村総合研究所が買いを集め、日本電産もしっかり。日本航空電子工業、フューチャー、トーメンデバイスも値を飛ばした。
     
     
    東証2部株価指数は前日比5.01ポイント安の7680.55ポイントと続落した。
    出来高1億2616万株。値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は205となった。
     
    個別では技研ホールディングス、中小企業ホールディングス、YE DIGITAL、パシフィックネット、オーミケンシなど16銘柄が年初来安値を更新。フジオーゼックス、伊勢化学工業、アールエイジ、土屋ホールディングス、サトウ食品が売られた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズ、ウェルス・マネジメント、JFEシステムズ、アルメタックス、ニッキなど7銘柄が年初来高値を更新。キョウデン、インスペック、三京化成、セブン工業、高松機械工業が買われた。
     







     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比6円79銭高い3996円97銭だった。
    前場は前日終値を挟んだもみ合いが続いた。ただ、後場からは買いが優勢となり、プラス圏で取引を終えた。米国市場での長期金利低下や大型ハイテク株高が新興株の追い風として働いたほか、日経平均が終日マイナス圏でのもみ合い展開となるなか、幕間つなぎの物色がジャスダック市場など新興市場に向かったようだ。東証1部市場が軟調な推移となる一方、新興市場では個別物色が盛んだった。
    通期の業績見通しを上方修正したザインに買いが集まった。フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、Mipoxやハーモニックが下落した。
    騰落銘柄数では上昇、下落が伯仲していたが、「時価総額上位の銘柄が買われた」ため両指数は堅調に推移した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で451億円、売買高は6685万株だった。値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は301となった。
     
    個別ではシーズメン、ブロードメディア、ザインエレクトロニクス、京極運輸商事がストップ高。ヒビノ、応用技術、テクノクオーツ、東北特殊鋼、ユニバーサル園芸社など9銘柄は年初来高値を更新。ガーラ、SIホールディングス、日本電計、GFA、東映アニメーションが買われた。
     
    一方、岩塚製菓、エフティグループ、オーシャンシステム、アクサスホールディングス、パピレスなど31銘柄が年初来安値を更新。エイケン工業、ティビィシィ・スキヤツト、大井電気、エムケー精工、菊水電子工業が売られた。


    東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比9.02ポイント高い1118.97だった。
    新興企業の決算発表が相次ぐなか、業績や先行きの収益見通しが良好な銘柄に買いが入った。朝方売りに押される場面もあったが、前場中ごろを過ぎると堅調な展開となった。
    決算を手がかりに前日に引き続き弁護士COMに買いが入った。日本電解やフロンテオが上昇した。半面、アイドマHDやセーフィーが下落した。
    売買代金は概算で1560.45億円。騰落数は、値上がり186銘柄、値下がり180銘柄、変わらず23銘柄となった。

    個別ではグローバルウェイ、インティメート・マージャー、INCLUSIVEがストップ高。シリコンスタジオは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、アールプランナー、サンワカンパニー、シンメンテホールディングス、アスタリスクなど8銘柄は年初来高値を更新。WACUL、ラキール、Macbee Planet、サーキュレーション、ライトアップが買われた。
     
    一方、アジャイルメディア・ネットワークが一時ストップ安と急落した。総医研ホールディングス、農業総合研究所、スタジオアタオ、sMedio、UUUMなど21銘柄は年初来安値を更新。海帆、インフォネット、オンコリスバイオファーマ、ケアネット、ブレインズテクノロジーが売られた。


    「シン・投資八策」

    日経朝刊1面の特集「教育岩盤」。
    「リンゴを4個持った子が5人。
    リンゴは全部でいくつ?」。
    答えは20個だが、式が4×5だと正解。
    5×4だと減点という教育現場もあるとのだという。
    それこそ「理不尽」な減点だが現実らしい。
    登場したのは地方の高校からスタンフォードに合格した人の話。
    「授業中の質問が多すぎて問題児扱いされた」。
    対照的にMITIの教員は「どんなんにばかなことでも質問しなくてはいけない」。
    だから「質問することが良しとされる学校に行こう」と思ったという。
    市場関係者の世界でも似たようなことはないだろうか。
    アナリスト説明会などで質問は多く出る。
    しかし本当に質問した人はわかっているのかどうかは不明。
    アルファベット3文字の言葉など当方は説明されても不明なことが多い。
    皆が「わかったフリ」をしてそれが長年の慣習だとしたら、それこそ無駄な時間だ。
    一方で企業のトップやIR担当者は「こちらがわかっていないことをわかっていない」こともある。
    自分の業界のことは当然熟知しているのだろうが、一般人には「?」に世界も多い。
    ITやバイオの業界で「アルファベット3文字」を使わないIRなんてやっても悪くないだろう。
    たぶんそこで初めて聴衆の理解度未達に気が付くはずだ。
    「ESG」だって「SDGs」だって横文字だから権威があるように見える。
    しかし企業の現場では「昔からやってきていること」という声も多い。
    幕末以来の「脱亜入欧」はもうそろそろやめても良いと思う。
    課題は表現や単語ではなく、実体と本質だ。
    言葉とデータで遊んでいると・・・。、
    それこそ現実遊離したコロナの専門家にようになってしまうかも知れない。


    《シン・投資八策》

    (1)市場の呪文の呪縛にとらわれない
    (2)企業の現場を創造し重視する
    (3)製品・サービス・技術を熟知する
    (4)原理原則を逸脱しない相場観
    (5)数字の背景と行間に未来がある
    (6)ピュアな視点で自由な未来発想
    (7)銘柄をウォッチし続けよう
    (8)常に「本質は何か」を問い続ける




    (櫻井)。

     
    28日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比272円62銭安の2万8825円62銭だった。
    きょう前場は、前日の米国株市場でNYダウが反落したことを受けリスク回避の売りが優勢となり、日経平均は朝方から下値を探る展開となった。決算発表を受け個別銘柄も明暗を分けている。好決算でも事前に株価水準を切り上げていた銘柄などが一部売られる展開となったことが、投資家心理を冷やした。中国・上海株市場などアジア株が総じて軟調な値動きとなっていることも買い手控え要因となっている。
     
    27日に決算を発表した企業では大日本住友や富士通、エムスリーの下げが目立った。通期見通しを引き下げたファナックも大幅安となった。
    「供給網の混乱に伴う部品不足が解消に向かっているとの見方があるなかで、電機や機械、自動車などほかの製造業にも影響があるのかを見極めたいというムードが出てきた」との見方があった。
     
    来週以降も主要企業の決算発表が相次ぐほか、31日には衆院選の投開票を控え、持ち高を手じまう動きもある。前週末時点の信用買い残高が高水準だったことから、「個人投資家を中心に買い残を解消する動きも出ているのではないか」との指摘があった。
     
    ただ、売り一巡後は幅広い銘柄に押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。前日に決算を発表したスクリンや信越化が上昇。アドテストや東エレクといった値がさの半導体関連が高く推移し、指数を下支えした。
     
    市場では「指数寄与度の高いエムスリーや富士通などが、短期的なリバウンド狙いの買いで下げ幅を縮小したことで、指数の下げ幅縮小につながったようだ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、午前終値は前日比0.69%安だった。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5959億円、売買高は6億8131万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1330と、全体の約6割を占めた。値上がりは734、変わらずは115だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼などが下落。上昇は空運業、化学、その他製品など。
     
    個別ではファナックが大幅安、富士通も大きく値を下げた。ダイキンやファーストリテイリングも軟調。大日本住友製薬が急落、KDDI、ソフトバンクG、ダブル・スコープも大きく値を下げた。バリューコマースも安い。
     
    半面、東京エレクトロン、レーザーテックなど半導体製造装置関連が高く、任天堂も堅調。日本航空電子工業、フューチャーが急騰、ホシデン、資生堂、リコーが上昇した。
     
    東証2部指数は前日比14.75ポイント安の7670.81ポイントと続落した。
    出来高は7821万株。値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は226となった。
     
    個別では技研ホールディングス、中小企業ホールディングス、YE DIGITAL、オーミケンシ、アゼアスなど13銘柄が年初来安値を更新。フジオーゼックス、伊勢化学工業、サトウ食品、アールエイジ、土屋ホールディングスが売られた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズ、ウェルス・マネジメント、JFEシステムズ、アルメタックス、ニッキなど6銘柄が年初来高値を更新。キョウデン、高松機械工業、セブン工業、三京化成、ジー・スリーホールディングスが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比2円94銭高い3993円12銭となった。米市場での長期金利低下やハイテク株高が追い風として働いているのだろう。フェローテクや田中化研、東映アニメが上昇した。半面、出前館やワークマン、フルヤ金属は下落した。
    ただ、週末には衆院選投開票が控えており、買い持ち高を減らしておきたいという個人投資家も少なくないようだ。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は4213万株。値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は310となった。
     
    個別では、ヒビノ、ブロードメディア、応用技術、東北特殊鋼、ユニバーサル園芸社など7銘柄が年初来高値を更新。ガーラ、京極運輸商事、SIホールディングス、GFA、日本電計が買われた。
     
    一方、岩塚製菓、エフティグループ、オーシャンシステム、アクサスホールディングス、パピレスなど25銘柄が年初来安値を更新。エイケン工業、大井電気、ティビィシィ・スキヤツト、トーシンホールディングス、ルーデン・ホールディングスが売られた。
     


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比5.65ポイント高い1115.60だった。
    朝方は下げていたが、その後上昇に転じた。
    昨日に第2四半期決算を好感してストップ高した時価総額上位の弁護士ドットコムが本日も相場を下支えしている。
    市場では「決算発表で業績の裏付けがある銘柄に個人の物色が向かった」との指摘があった。
    アスタリスクや弁護士COM、エネチェンジが上昇した。一方で、日本電解やアイドマHD、メルカリは下落した。
    値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は200となった。
     
    個別では、グローバルウェイがストップ高。シリコンスタジオは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、アールプランナー、サンワカンパニー、アスタリスク、インティメート・マージャーなど6銘柄は年初来高値を更新。ステラファーマ、Macbee Planet、ラキール、弁護士ドットコム、Branding Engineerが買われた。
     
    一方、総医研ホールディングス、農業総合研究所、スタジオアタオ、UUUM、クリーマなど18銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、海帆、セーフィー、ケアネット、オンコリスバイオファーマが売られた。

    【寄り付き概況】

    28日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比226円63銭安の2万8871円61銭。
     
    寄り付きから大きく売り優勢に傾き日経平均は2万9000円台を割り込んでのスタートとなっている。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに260ドルあまりの下げとなった。決算発表を嫌気されクレジットカードのビザが大幅安となったことが影響したが、カナダ中銀が量的緩和の前倒し終了を決定したことなどが警戒材料となり、金融株の下落が投資家心理悪化を助長している。
     
    東京株式市場もリスクオフの流れのなか下値を模索する展開を強いられている。なお、きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるが相場は現状維持で織り込みが進んでおり、影響は限定的となりそうだ。
     
    セクター別では、保険業、鉄鋼、石油石炭製品、鉱業、電気・ガス業などが値下がり率上位、化学、その他製品、金属製品が値上がりしている。
     
    東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ソニーG、日本郵政、三菱UFJ、JR東海、三菱商事、日本製鉄、JFE、三井物産、住友化、コマツなどが下落。
    一方、任天堂、レーザーテック、アドバンテスト、信越化、神戸物産、サイバー、新光電工などが上昇している。


    「基本的に軟調」

    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
    原油相場の下落や米債利回り低下がシクリカル(景気循環)銘柄の悪材料。
    NYダウとS&P500は反落
    NASDAQはほぼ変わらず。
    好決算を手掛かりに上昇したマイクロソフトとアルファベットが下支えとなった。
    マイクロソフトは4.21%上昇し過去最高値で引けた。
    アルファベットも4.96%上昇。
    両社株の上昇はNASDAQを90ポイント近く押し上げた。
    S&Pのグロース指数は約0.28%上昇。
    バリュー指数は1.44%下落。
    9月の財の貿易収支(速報値)は赤字額が過去最高の963億ドル。
    前月より9.2%増加。
    モノの輸出が4.7%減った一方、輸入は0.5%増加した。
    9月の卸売在庫は1.1%増。
    小売在庫は0.2%減。
    世界的な半導体不足に伴う自動車の減産の影響で自動車販売店の在庫が2.4%減。
    2年債利回りは一時0.5290%。
    20年3月以来の水準に上昇。
    一方10年債利回りは一時1.52%と2週間ぶりの水準に低下。
    10年国債利回りは1.550%。
    2年国債利回りは0.502%。
    ドル円は113円台後半。
    WTI原油中心限月12月物は1.99ドル(2.4%)安の82.66ドル。
    ビットコインは一時5万8100ドルと1週間半ぶりの安値を付けた後59065ドル。
    SKEW指数は140.94→141.30→140.60。
    恐怖と欲望指数は70→63。

    水曜のNYダウは266ドル(0.74%)安の35490ドルと4日ぶりに反落。
    高値は35835ドル、安値35490ドル。
    NASDAQは0.12ポイント(0.00%)高の15235ポイントと3日続伸。
    高値は15364ポイント、安値15235ポイント。
    S&P500は23ポイント(0.50%)安の4551ポイントと3日ぶりに反落。
    高値は4584ポイント、安値4551ポイント。
    ダウ輸送株指数は213ポイント安の15723ポイントと11日ぶりに反落。
    SOX指数は0.96%安の3360ポイントと3日ぶりに反落。
    VIX指数は17.08。
    合算売買高は117.4億株(前日123.4億株、過去20日平均104.3億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比360円安の28640円。
    ドル建ては大証日中比335円安の28665円。
    ドル円は113.82円。
    10年国債利回りは1.550%。
    2年国債利回りは0.502%。

    「裁定買い残は3007億円減の8609億円」

    水曜の日経平均は寄り付き50円安。
    終値7円安の29098円と反落。
    2日連続で29000円台。
    日足は4日連続で陽線。
    TOPIXは0.23%安と反落。
    東証マザーズ指数は0.95%下落と反落。
    日経ジャスダック平均は0.28%下落と反落。
    東証1部の売買代金は2兆6241億円(前日2兆5742億円)。
    13日連続の3兆円割れ。
    値上がり698銘柄(前日1685銘柄)。
    値下がり1391銘柄(前日398銘柄)。
    新高値24銘柄(前日35銘柄)。
    新安値43銘柄(前日22銘柄)。
    騰落レシオは81.04(前日77.91)。
    NTレシオは14.45倍(前日14.42倍)。
    101日連続で14倍台。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(28876円)からは△0.77%(前日△0.69%)。
    2日連続で上回った。
    横這いの75日線は28550円。
    39日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(28826円)からは△0.94%(前日△1.00%)。
    2日連続で上回った。
    右肩下りの5日線(28863円)から△0.80%。
    2日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.867%(前日▲14.847%)。
    買い方▲8.097% (前日▲7.584%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲7.811%(前日▲9.443%)。
    買い方▲21.070% (前日▲20.872%)。
    空売り比率は44.0%(23日連続で40%超:前日40.3%)。
    空売り規制なしの比率は6.5%(前日6.7%)。
    Quick調査の10月22時点の信用評価損率は▲7.30%(前週▲7.66%)。
    2週連続で好転。
    10月22日時点の裁定売り残は198億円減の37億円。
    (当限は198億円なので198億円減)。
    3週連続で減少。
    裁定買い残は3007億円減の8609億円。
    (当限は8609億円なので3007億円減)。
    4週連続で減少。
    日経VIは21.04(前日20.98)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.12倍(前日14.16倍)。
    2日連続で14倍台。
    前期基準では18.93倍。
    EPSは2060円(前日2055円)。
    225のPBRは1.30倍。
    BPSは22383円(前日22213円)
    日経平均の益回りは7.08%。
    10年国債利回りは0.095%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.81倍。
    前期基準では21.47倍。
    PBRは1.34倍。
    東証1部単純平均株価は4円安の2449円。
    東証1部売買単価は2293円(前日は2254円)。
    東証1部時価総額は746兆円(前日は748兆円)。
    47日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は255.16(前日255.54)。
    水曜シカゴ225先物は大証日中比360円安の28640円。
    高値29135円、安値28630円。
    大証先物夜間取引終値は日中比300円安の28700円。
    気学では「不時高をみることあり。悪目買い方針良し」。
    金曜は「逆行性強き日なり」。
    ボリンジャーのプラス1σが29619円。
    マイナス1σが28133円。
    一目均衡の雲の上限が29583円。
    下限が28875円。
    2日連続雲の中。
    勝手雲の上限は28854円。
    下限が28362円。
    2日連続で勝手雲の上。
    勝手雲は11月2日に白くねじれる。
    RSIが70.31(前日68.98)。
    RCIが80.49(前日83.79)。
    月足陽線基準は28771円。
    衆議院解散の10月14日の日経平均終値は28550円。
    衆院選公示の10月19日の同終値は29215円。
    アノマリー的には「大幅高の特異日」。

    《今日のポイント10月28日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
       NYダウとS&P500は反落。NASDAQはほぼ変わらず。
       10年国債利回りは1.550%。
       2年国債利回りは0.502%。
       ドル円は113円台後半。
       SKEW指数は140.94→141.30→140.60。
       恐怖と欲望指数は70→63。

    (2)ダウ輸送株指数は213ポイント安の15723ポイントと11日ぶりに反落。
       SOX指数は0.96%安の3360ポイントと3日ぶりに反落。
       VIX指数は17.08。
       合算売買高は117.4億株(前日123.4億株、過去20日平均104.3億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比360円安の28640円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆6241億円(前日2兆5742億円)。
       13日連続の3兆円割れ。
       新高値24銘柄(前日35銘柄)。
       新安値43銘柄(前日22銘柄)。
       騰落レシオは81.04(前日77.91)。
       NTレシオは14.45倍(前日14.42倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの25日線(28876円)からは△0.77%(前日△0.69%)。
       2日連続で上回った。
       横這いの75日線は28550円。
       39日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(28826円)からは△0.94%(前日△1.00%)。
       2日連続で上回った。
       右肩下りの5日線(28863円)から△0.80%。
       2日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.867%(前日▲14.847%)。
       買い方▲8.097% (前日▲7.584%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲7.811%(前日▲9.443%)。
       買い方▲21.070% (前日▲20.872%)。

    (6)空売り比率は44.0%(23日連続で40%超:前日40.3%)。
       空売り規制なしの比率は6.5%(前日6.7%)。
       Quick調査の10月22時点の信用評価損率は▲7.30%(前週▲7.66%)。
       2週連続で好転。
       10月22日時点の裁定売り残は198億円減の37億円。
       (当限は198億円なので198億円減)。
       3週連続で減少。
       裁定買い残は3007億円減の8609億円。
       (当限は8609億円なので3007億円減)。
       4週連続で減少。
       日経VIは21.04(前日20.98)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.12倍(前日14.16倍)。
       EPSは2060円(前日2055円)。
       BPSは22383円(前日22213円)
       日経平均の益回りは7.08%。


    (8)東証1部時価総額は746兆円(前日は748兆円)。
       ドル建て日経平均は255.16(前日255.54)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29619円。
       マイナス1σが28133円。
       一目均衡の雲の上限が29583円。
       下限が28875円。
       2日連続雲の中。
       勝手雲の上限は28854円。
       下限が28362円。
       2日連続で勝手雲の上。
       勝手雲は11月2日に白くねじれる。
       RSIが70.31(前日68.98)。
       RCIが80.49(前日83.79)。
       月足陽線基準は28771円。
       衆議院解散の10月14日の日経平均終値は28550円。
       衆院選公示の10月19日の同終値は29215円。
       アノマリー的には「大幅高の特異日」。

    今年の曜日別勝敗(10月27日まで)

    月曜23勝17敗
    火曜23勝18敗
    水曜16勝27敗
    木曜22勝16敗
    金曜21勝20敗

    Quick調査の10月22時点の信用評価損率は▲7.30%(前週▲7.66%)。
    2週連続で好転。
    10月22日時点の信用売り残は559億円増の7722億円。
    3週連続で増加。
    同信用買い残は719億円増の3兆5546億円。
    3週ぶりに増加少。
    信用倍率は4.60倍。
    2週連続で4倍台。
    10月22日時点の裁定売り残は198億円減の37億円。
    (当限は198億円なので198億円減)。
    3週連続で減少。
    裁定買い残は3007億円減の8609億円。
    (当限は8609億円なので3007億円減)。
    4週連続で減少。

    裁定買い残の3007億円減少で8609億円。
    9月24日時点は1兆4247億円だった。
    そして9月10日時点が8341円だったから元に戻ったと言える。
    8月27日時点が4795億円。
    また裁定取引やる気なしという印象。
    一方裁定売り残は198億円減少し37億円。
    10月1日の62億円以来の低水準。
    4月2日が1兆490億円(同時点の裁定買い残は1兆2552億円)。
    昨年11月6日時点は2兆380億円だった。
    大分風景は異なる。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ヘッドウォータース(4011)・・・動兆

    ヘッドウォータースに注目する。
    同社はAIを活用したソリューションを提供。
    DX支援も拡大基調。
    採用増に伴う教育コストの増大から減益。
    しかし業績は軟調。
    しかし利益率は向上方向。
    音声注文や遠隔接客体験による行動データを収集し他業界に活用。
    IOT、センサーにAIを加えればスマートシティでの活用は期待できよう。


    (兜町カタリスト櫻井)



    28日の日経平均株価は軟調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8500円−2万8900円を想定する。
    NYダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇。ダウ平均は266ドル安の35490ドルで取引を終えた。プラスとなったナスダックはほぼ横ばいに近い動き。3指数とも終盤にかけて売りに勢いがついており、日経平均株価は売りに押される展開を予想する。
     
    きのう27日の日経平均株価は、取引終了にかけ下げ幅を縮小する動きをみせていたが、現地27日の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢のスタートとなろう。21年4−9月期の決算発表が本格化するなか、「森(全般)よりも木(個別)」への動きが強まり、個別株への物色が中心になるとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(27日は113円73−75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円前後(同131円99銭−132円03銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比360円安の2万8640円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ジー・スリーホールディングス <3647>
    廃基板から希少金属資源を回収する都市鉱山事業を開始。
     
    ■ブロードメディア <4347>
    今期経常を25%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.90%にあたる30万株(金額で2億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■応用技術 <4356>
    12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■JFEシステムズ <4832>
    今期経常を10%上方修正・2期ぶり最高益、配当も15円増額。
     
    ■アルメタックス <5928>
    上期経常を95%上方修正、通期も増額、配当も1円増額。
     
    ■ニッキ <6042>
    上期経常を2.1倍上方修正・16期ぶり最高益、通期も増額。
     
    ■ザインエレクトロニクス <6769>
    今期経常を8.8倍上方修正。
     
    ■日本航空電子工業 <6807>
    今期経常を21%上方修正。
     
    ■菊水電子工業 <6912>
    上期経常を41%上方修正、通期も増額。
     
    ■SCREENホールディングス <7735>
    今期経常を26%上方修正・4期ぶり最高益、配当も51円増額。
     
    ■バルカー <7995>
    今期経常を40%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■千葉興業銀行 <8337>
    上期経常を38%上方修正。
     
    ■京極運輸商事 <9073>
    今期配当を4円増額修正。
     
    ■キユーソー流通システム <9369>
    11月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■イナリサーチ <2176>
    今期経常を一転10%増益に上方修正。
     
    ■さくらインターネット <3778>
    今期経常を2.1倍上方修正。
     
    ■アクロディア <3823>
    BRAND-SCREENとNFTチケットセンタープラットフォーム事業に関する業務提携に向けて協議を開始。
     
    ■住友化学 <4005>
    今期最終を40%上方修正・4期ぶり最高益、配当も4円増額。
     
    ■信越化学工業 <4063>
    上期経常が58%増益で着地・7-9月期も78%増益。
     
    ■フューチャー <4722>
    1-9月期(3Q累計)経常が66%増益で着地・7-9月期も4倍増益。
     
    ■SBテクノロジー <4726>
    今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■サイバーエージェント <4751>
    前期経常は3.1倍増で5期ぶり最高益・7-9月期(4Q)経常は5倍増益、今期業績は非開示。
     
    ■日本特殊陶業 <5334>
    今期税引き前を一転30%増益に上方修正、配当も22円増額。
     
    ■高松機械工業 <6155>
    上期経常を2.2倍上方修正。
     
    ■九州フィナンシャルグループ <7180>
    上期経常を一転32%増益に上方修正。
     
    ■コンコルディア・フィナンシャルグループ <7186>
    上期経常を一転52%増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
     
    ■フジトミ証券 <8740>
    親会社の小林洋行 <8742> が株式交換で完全子会社化する。22年2月21日付で同社株1株に対し、小林洋行株0.98株を割り当てる。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    28(木)
    【国内】
    黒田日銀総裁会見
    日銀が経済・物価情勢の展望を公表
    9月商業動態統計(8:50)
    《決算発表》
    キーエンス、ソニーG、OLC、HOYA、武田、パナソニック、三菱電、JR東日本、コマツ、オムロン、アドバンテ、マキタ、ミスミG、ZOZO、小糸製、関西電、ローム、中部電、大東建、東ガス、積水化、カプコン、小林製薬、富士電機、SBI、日野自、日清粉G、野村不HD、ファンケル、山崎パン、東北電、きんでん、JCRファーマ、PALTAC、アンリツ、ISID、九電工、アルプスアル、システナ、大特鋼、アマノ、NSD、メイテック、日ガス、マネックスG、トクヤマ、東海理化、ノジマ、DTS、北陸電、TOKAIHD、北海電、明電舎、シンプレクスH、Jストリーム
     
    【海外】
    ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
    米7-9月期GDP速報値(21:30)
    米9月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
    米7年国債入札
    《米決算発表》
    アップル、アマゾン、キャタピラー、メルク、マスターカード
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■ガソリン一段高 店頭167.3円 調達コスト上昇
     
    ■ビットコイン大幅安、6万ドル割れ 短期筋が大規模なポジション解消
     
    ■Jオイル<2613>
    植物性チーズ代替品で攻勢、家庭・業務用に参入
     
    ■ヒューリック<3003>
    リソー教育<4714>の筆頭株主に
     
    ■楽天<4755>
    旅行無断解約に防止システム 外食にも応用
     
    ■富士フイルム<4901>
    アビガン 米で緊急使用許可申請へ
     
    ■豊田織機<6201>
    フォーク部品の米・伊2社買収 物流自動化に照準
     
    ■アマノ<6436>
    4〜9月の営業益7割増へ クラウド型勤怠管理が好調
     
    ■オートバックス<9832>
    小型EVトラックの保守整備サービス開始へ
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    ビジョンFがクーパン株など担保に資金調達
     

     

    27日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比266ドル19セント安の3万5490ドル69セントで終えた。
     
    ダウ平均は前日まで3営業日連続で史上最高値を更新していた。景気動向の影響が大きい銘柄を中心に、利益確定売りに押される展開となった。
    26日夕に発表した業績見通しが嫌気されたクレジットカードのビザが大幅安となり、ダウ平均を押し下げた。米債券市場で長短金利差が縮小し、利ざや悪化懸念から金融株が売られた。景気敏感株は総じて利益確定売りに押され、ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を広げた。
     
    ビザは7%安となり、1銘柄でダウ平均を100ドル強押し下げた。2021年7〜9月期決算は市場予想を上回ったが、海外旅行に伴うカード利用の回復が遅れ、10〜12月期予想が物足りないと受け止められた。米司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反を巡って調査していると伝わったことも嫌気された。同業のアメリカン・エキスプレスも連れ安した。
     
    米債券市場では米長期金利が一時前日比0.10%低い1.51%を付けた。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測から中・短期金利は上昇し、利回り曲線が平たん化した。短期で資金を調達し長期で貸し出す銀行の利ざや悪化につながるとの見方から、金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが2%前後下げた。
     
    ダウ平均は前日まで連日で過去最高値を更新しており、利益を確定する売りが景気敏感株を中心に出た。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム、建機のキャタピラーが下げた。米原油先物相場の下落で石油のシェブロンも安い。27日に発表した7〜9月期決算で1株損益と売上高が市場予想に届かなかった航空機のボーイングも売りが優勢だった。
     
    半面、好決算を発表した銘柄は買われ、相場を下支えした。26日夕に発表した決算や業績見通しが市場予想を上回ったソフトウエアのマイクロソフトは4%高となり、上場来高値を更新。27日に市場予想を上回る決算を発表した飲料のコカ・コーラと外食のマクドナルドも高い。
     
    ナスダック総合株価指数は横ばい。前日比0.123ポイント高の1万5235.838で終えた。マイクロソフトに加え、26日夕に発表した7〜9月期決算が市場予想以上となった検索サイトのアルファベットが5%高となった。アナリストが目標株価を引き上げた電気自動車のテスラも高い。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,490.69−266.19
    S&P500種
    4,551.68−23.11
    ナスダック
    15,235.838+0.123
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,798.80+5.40
    NY原油(ドル/バレル)
    82.23−0.43
    円・ドル
    113.79 - 113.81+0.06
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    27日シカゴの日経平均先物は反落した。12月物は前日比335円安の2万8640円で引け、27日の大取終値を360円下回った。27日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均は、史上最高値付近での利益確定売りに、ダウは寄り付き後下落した。日経平均先物は売られた。ダウ平均は引けにかけて下げ幅を広げる展開だった。12月物もこの日のほぼ安値で引けた。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    28640 ( -360 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    28665 ( -335 )
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7253.27(−24.35)
    27日のFTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前日の終値に比べ24.35ポイント安の7253.27で引けた。構成銘柄の6割が下落した。
     
    前日に年初来高値(終値ベース)で引けたこともあり、利益確定などの売りが出やすかった。欧州主要国の株価指数も総じて小幅安となった。日銀や欧州中央銀行(ECB)の金融政策の発表を控える中、ここ最近急ピッチの上昇となったことで、時価総額の大きい資源株や銀行株が売られ、指数を押し下げた。
    国際商品相場の下落を受け、鉱業のフレスニージョやスイス系資源大手グレンコア、石油株の下げが目立った。銀行株は、長期金利の低下で利ざや縮小が意識された。
     
    個別銘柄では、保険のアドミラル・グループは5%超安と、構成銘柄のなかでもっとも下落率が大きかった。大株主のミュンヘン再保険が保有株の一部を売却し、出資率を引き下げたとの報道が嫌気された。
    半面、電力のSSEなど公益事業株や住宅建設株は上昇した。ギャンブル事業のエンテインは、アナリストが投資判断を引き上げたことを手掛かりに買われた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15705.81(−51.25)
    27日のドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べて51.25ポイント(0.3%)安の1万5705.81だった。前日まで上昇基調が続き、売りが出やすかった。
     
    個別では、ドイツ銀行が7%近い大幅安。27日に発表した2021年7〜9月期決算は市場予想を上回る好結果だったが、利益確定の売りに押された。欧米の長期金利の低下も重荷となった。
    一方、スポーツ用品のプーマの上げが目立った。2021年の売上高見通しを引き上げたことが材料視された。医療機器のフレゼニウスや電力株も高い。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6753.52(−12.99)


     

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