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日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


10月01日 マーケットコメント

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10月19日 マーケットコメント

10月20日 マーケットコメント

10月21日 マーケットコメント



    22日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比73ドル94セント高の3万5677ドル02セントで終え、8月16日以来、2カ月ぶりに過去最高値を更新した。
     
    中国不動産大手、中国恒大集団がひとまず債務不履行(デフォルト)を回避できる見通しとなったことが投資家心理の改善につながった。
     
     朝方発表した7〜9月期決算が好感されたアメリカン・エキスプレス(アメックス)が買いを集め、ダウ平均をけん引した。新型コロナウイルス禍からの景気回復に伴ってカード利用が増えたことが業績を押し上げ、売上高、1株当たり利益ともに市場予想を上回った。
    金融のゴールドマン・サックスや医療保険のユナイテッドヘルス・グループなど値がさ株の上昇も目立った。ダウ平均は160ドルあまり上昇する場面があった。
     
    また、中国恒大集団が23日に利払いの猶予期限が切れる米ドル債の利息を21日に送金したと伝わった。23日が利払い期限の社債がデフォルトし、金融市場の混乱を招くとの懸念が和らいだ。
     
    ダウは下げる場面もあった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が同日参加した討論会で「供給制約が悪化している」とインフレリスクを指摘した。金融政策の正常化が早まるとの懸念が強まったことが売りを誘った。21日夕に公表した21年10〜12月期の利益見通しが市場予想に届かなかった半導体のインテルが12%下落したことも重荷だった。
     
    ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比125.500ポイント(0.8%)安の1万5090.200で終えた。21日夕に発表した21年7〜9月期決算で売上高などが市場予想に届かなかった写真・動画共有アプリのスナップが27%安となった。広告事業への不透明感からSNS(交流サイト)のフェイスブックと短文投稿サービスのツイッターがそれぞれ5%安、検索サイトのアルファベットも3%安となるなどデジタル広告関連株が軒並み下落した。一方、電気自動車のテスラは3日続伸し、9カ月ぶりに上場来高値を更新した。
     
    S&P500種株価指数は8営業日ぶりに反落し、前日比4.88ポイント(0.1%)安の4544.90で終えた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,677.02+73.94
    S&P500種
    4,544.90−4.88
    ナスダック
    15,090.200−125.500
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,796.30+14.40
    NY原油(ドル/バレル)
    83.98+1.48
    円・ドル
    113.46 - 113.48−0.65
     

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    22日のシカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比105円高の2万8730円で引け、22日の大取終値を140円下回った。
    22日のNYダウ工業株30種平均が過去最高値を更新し、買いを支えた。中国恒大のドル建て債利払い実施による短期的な破たんリスク後退で安心感が広がり、寄り付き後、上昇。10月PMIの上昇も手伝いダウは日中取引で一時史上最高値を更新した。
    しかし、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会でインフレのリスクに言及すると早期の利上げ観測が強まりダウは下落に転じた。引けにかけては好決算を受けた買いが再燃し、再び上昇し終了した。シカゴ日経平均先物は円高進行を嫌気する売りも出て上値は重かった。
     
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    28730 ( -140 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    28755 ( -115 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    22日のFTSE100種総合株価指数は小幅に反発した。前日の終値に比べ14.25ポイント(0.2%)高の7204.55で引けた。構成銘柄の6割が上昇した。
     
    朝方に発表された10月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回り、投資家心理の改善につながった。引けにかけて資源株の一角が売りに転じたため上げ幅は縮小した。
     
    銀行株は全銘柄が上げた。ロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルが高かった。スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションもアナリストによる目標株価の引き上げを手掛かりに上昇した。
     
    ロンドン証券取引所(LSE)グループは大幅に下落した。午前は買われていた石油株とスイス系資源大手グレンコアや鉱業のアングロ・アメリカンには、週末を控えた利益確定目的の売りが出て下落して引けた。
     
     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    22日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて70.42ポイント(0.5%)高の1万5542.98だった。
     
    朝方に発表されたドイツやユーロ圏の10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)がそろって市場予想を上回り、好感した買いが優勢だった。
     
    フォルクスワーゲン(VW)を筆頭に自動車株が買われた。半導体のインフィニオンテクノロジーズなどハイテク株も上昇した。料理宅配大手のデリバリーヒーローは安かった。食材・レシピ宅配のハローフレッシュも小安くなった。
     


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)6,733.69 +47.52

     

    今週は軟調となった。米国で長期金利が再び上昇基調を強めてきたことから、戻り基調にあった日経平均の上値は重くなった。
    19、20日は連日で上昇したが、節目の2万9500円に接近したところでは失速した。21日には特段の悪材料が観測されない中で、後場に崩れて500円を超える下落。節目の2万9000円を割り込んだ。米国株は金利上昇を受けても株高傾向が続いたことに加え、中国恒大集団に関する安心材料が出てきたことから22日は上昇したが、週間では下落。日経平均は週間では約263円の下落となり、週足では陰線を形成した。
     
    来週は、一進一退の展開か。
    日本と米国で決算発表が本格化する。米国ではフェイスブック、アルファベット、マイクロソフト、アップルなど注目企業の決算が目白押し。
    国内も主力どころの決算が出てくる。週後半から本格化する7-9月決算をにらみ個別株物色の色彩が強まってくる。先陣の企業決算には好悪の両材料が混在しており、今後は選別色を強めるとみられる。
    決算以外にも材料が多く、27〜28日には日銀金融政策決定会合が開催される。
    また、日本郵政の売り出し価格も決定する。31日に衆議院選挙が控えていることも相場のかく乱材料となる。米国では経済指標の発表も多い。足元では米長期金利の動きがやや大きくなっていることもあり、色々と慌ただしい週となるだろう。ただその分、ある程度ボラティリティの高い状況は許容され、上げても浮かれず、下げてもおびえずといった状況が続くと予想する。1Q決算の状況から、上期決算ではポジティブな内容が多く確認できそうな点は、相場の下支え要因となるだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
     
    29895.02  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29794.29  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29522.07  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29288.56  均衡表雲上限(日足)
    29030.60  25日移動平均線
    29013.10  6日移動平均線
    28994.44  均衡表転換線(週足)
    28958.01  均衡表基準線(日足)
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
     
    28804.85  ★日経平均株価22日終値
     
    28803.61  200日移動平均線
    28741.29  均衡表転換線(日足)
    28668.27  13週移動平均線
    28638.65  26週移動平均線
    28534.62  75日移動平均線
    28166.18  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28151.22  均衡表雲上限(週足)
    27822.12   新値三本足陰転値
    27755.23  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27542.25  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27301.76  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26871.81  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
     
    ローソク足は陽線を引いたが上ヒゲは25日移動平均線やその直下を走る5日線に届かずに終了。ザラ場高値と安値はともに前日水準を下回った。25日線と5日線は下降を継続しており、短期的な下落トレンド延長を示唆している。
    一目均衡表では、終値は雲下にとどまり、10月6日を起点に横ばいだった基準線が下向きで終了し、こちらも下押し圧力の継続を示唆。25日線とのマイナス乖離率は0.78%と小さく自律反発を誘うには不十分。RSI(14日ベース)も54.40%と中立圏中央(50.0%)に近く、足元の相場は売り買いどちらも仕掛けにくい地合いにあるようだ。
     
     

    【大引け概況】
    22日の日経平均株価は反発し、前日比96円27銭高の2万8804円85銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:46 容量:9.82M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株式市場では、NYダウが6ドル安と小幅に3日ぶりに反落したが、S&P500種指数は最高値を更新するなど高安まちまちだった。これを受けた東京株式市場は、朝方値を下げスタートし一時160円を超す下落となった。
    ただ、下値には買いが入り、午前10時過ぎには200円を超す上昇となる場面があった。半導体関連などハイテク値がさ株が堅調だった。
    中国メディアが中国不動産大手、恒大集団は23日に期限を迎える米ドル建て債券の約8350万ドルの利払いを実行すると報じた、と伝わったことも好感された。後場に入ってからは積極的な買いは手控えられ、2万9000円を前に上値を押さえられた。
     
    全体に上値は伸びなかった。衆院選で自民党が議席を減らすかもしれないとの観測が引き続き重荷となった。主要企業の決算内容を見極めたいとの雰囲気もあり、積極的に買う動きは乏しかった。
     
    市場からは「直近のマド(14日高値2万8576円68銭−15日安値2万8726円22銭)を埋め、終値で75日線割れを回避し、200日線に戻したが、仮に両線を割り込めば、嫌な形になる」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3日ぶり反発した。東証株価指数(TOPIX)は反発し、1.42ポイント高の2002.23で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆4303億円。売買高は10億5124万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は933と全体の約4割だった。値下がりは1122銘柄、変わらずは129銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(全33業種)では、精密機器、機械、電気機器の上昇が目立った。下落は非鉄金属、鉱業、鉄鋼など。
     
    個別では、レーザーテックが3%超、東エレクが4%超の上昇。前日の米フィラデルフィア半導体株指数が上昇したほか、ディスコの好決算も半導体関連株の反発を後押しした。その他売買代金上位ではソフトバンクG、郵船、ソニーGなどがしっかり。コマツやスクエニHDは外資系証券の投資判断引き上げが買い材料視された。エムスリーやコナミHDとオリンパスも買われた。
     
    一方、KDDIとファストリが下落。東邦鉛やZHDも売られた。日本郵政が軟調。日本郵政は政府保有株の売出しで25日から価格決定期間に入る。任天堂やキーエンスは小幅に下落。米スナップなどのSNS(交流サイト)関連銘柄が時間外取引で急落し、ZHDは4%超下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比11.16ポイント安の7681.48ポイントと続落した。
    出来高は1億5615万株。値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は177となった。
     
    個別ではニッチツがストップ安。SDSホールディングス、パシフィックネット、オーミケンシ、山喜、サイバーステップなど12銘柄は年初来安値を更新。リミックスポイント、川本産業、スーパーバッグ、アクロディア、栗林商船が売られた。
     
     一方、セブン工業がストップ高。東京ボード工業は一時ストップ高と値を飛ばした。オーウイル、アートスパークホールディングス、アドテック プラズマ テクノロジー、青山財産ネットワークスは年初来高値を更新。マーチャント・バンカーズ、テラプローブ、インスペック、カクヤスグループ、フレンドリーが買われた。

    日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比15円57銭高い4005円26銭だった。
    ハイテク株は堅調でナスダック総合指数は反発。JASDAQ平均は下落スタートも、米ハイテク株高を好感し買いが入りプラス転換、その後は前引けにかけて上げ幅を拡げた。ただ、後場からは米長期金利の先高観がくすぶる中、来週から本格化する国内企業決算を前に積極的な買い手の存在に欠き、週末要因も相まって上値の重い展開となった。
    東証1部で値がさの半導体関連株を中心に買いが入っていたことを受け、ジャスダック市場の半導体関連株も堅調に推移した。
    フェローテクやハーモニックが上昇した。半面、マクドナルドやセプテニHDは下落した。
    市場からは「買いが一部の銘柄に偏っており、相場全体の勢いに乏しい」との声が聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で397億円、売買高は5394万株だった。
    値上がり銘柄数は310、値下がり銘柄数は263となった。
     
    個別では、川崎地質がストップ高。守谷商会、石光商事、白鳩、ユニバーサル園芸社、SEMITECなど8銘柄は年初来高値を更新。山大、植松商会、テーオーホールディングス、アサカ理研、京写が買われた。
     
    一方、かんなん丸がストップ安。テラ、岩塚製菓、fonfun、ピクセルカンパニーズ、テリロジーなど21銘柄は年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、八千代工業、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、システム・ロケーションが売られた。

     


    東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比1.84ポイント安い1112.26だった。
    東京市場全般が不安定な値動きとなっており、新興市場も方向感を欠く展開。
    来週から主要企業の決算発表が本格化するため、持ち高調整の売りが優勢になった。チャート分析上の25日移動平均(1119円)近辺では戻り待ちの売りが出やすいとの指摘もあった。
    不動産大手の中国恒大集団が米ドル債の利息を支払ったと伝わると投資家心理が上向いてマザーズ指数は上昇する場面があった。
    BASEやメルカリが下落した。一方、9月に上場したアスタリスクやリベロなどが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。
    市場では「マザーズ市場には内需に依存する企業が多く上場しているため、継続的な押し上げ材料にはなりにくい」との指摘もあった。
     
    売買代金は概算で1407.81億円。騰落数は、値上がり167銘柄、値下がり212銘柄、変わらず11銘柄となった。
     
    個別では、ジェイフロンティア、海帆、ユーザベース、UUUM、アクシスなど36銘柄が年初来安値を更新。ベビーカレンダー、エコモット、ホープ、BASE、ASJが売られた。
     
     一方、グローバルウェイ、アスタリスク、インバウンドテック、リベロがストップ高。アジャイルメディア・ネットワーク、イーエムネットジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、リボミック、ジモティー、アイドマ・ホールディングス、リファインバースグループなど9銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、ビザスク、ブレインズテクノロジー、日本リビング保証、サーキュレーションが買われた。
     

     
    22日午前の日経平均株価は反発し、前日比183円53銭高の2万8892円11銭で前場を終えた。
    前日の大幅安に続き、朝方も下げていたが、次第に自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均は上昇に転じた後、中国不動産大手の中国恒大集団がドル債の利払いを実施したと伝わると、上げ幅は一時300円に迫った。
     
    日本時間22日午前の取引時間中に中国恒大が23日に迫った米ドル債の利払い猶予期限を前に利息を送金したと報じられた。中国恒大の債務問題は足元で日本株の上値を抑える要因になっていたため、投資家心理が改善した。
     
    日足チャートでは、2万8500円台に位置する75日移動平均線が下値を支え、2万9000円近辺に位置する5日移動平均線や25日移動平均線に迫るまで値を戻す場面もあった。
     
    一方で、衆院選で自民党が議席を減らし、国内政治の不透明感が増すとの懸念は引き続き相場の重荷だった。来週から主要企業の決算発表が本格的に始まるため、手控えムードも広がりやすかった。
     
    市場からは「朝方はきのうの軟地合いを引き継いだが、その後は自然体の押し目買いが入り、中国恒大のニュースで短期筋が先物買いに動いたという流れだ。基本的に決算待ちではあるが、とりあえず衆院選(10月31日投開票)とFOMC(米連邦公開市場委員会、11月2−3日開催)が無事通過することが大事だ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1673億円、売買高は5億536万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1120と、全体の約5割を占めた。値下がりは905銘柄、変わらずは150銘柄だった。

     
    業種別株価指数(33業種)は精密機器、機械、ガラス・土石製品などが上昇。下落は証券・商品先物取引業、非鉄金属、鉱業など。
     
    個別銘柄では、前日の米フィラデルフィア半導体株指数が上昇したほか、ディスコの好決算も半導体関連株の反発を後押しした。レーザーテックや東京エレクトロンやアドテストなど半導体関連銘柄が買われた。ソフトバンクグループファストリ、エムスリー、任天堂も高い。トヨタ自動車やキーエンスも値を上げた。
     
    半面、日本郵政やZホールディングス、マネックスグループが安い。サイバーエージェントやみずほフィナンシャルグループも軟調だった。ZHD、KDDIが売られた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比3.10ポイント安の7689.54ポイントと続落した。
    出来高は9664万株。値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は147となった。
     
    個別では、ニッチツがストップ安。SDSホールディングス、パシフィックネット、オーミケンシ、山喜、児玉化学工業など11銘柄は年初来安値を更新。リミックスポイント、川本産業、アクロディア、セーラー万年筆、Jトラストが売られた。
     
    一方、セブン工業がストップ高。アートスパークホールディングス、アドテック プラズマ テクノロジーは年初来高値を更新。テラプローブ、マーチャント・バンカーズ、インスペック、三社電機製作所、カクヤスグループが買われた。


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比15円11銭(0.38%)高い4004円80銭となった。
    日経平均への寄与が大きい値がさの半導体関連株の反発、中国恒大の目先のデフォルト(債務不履行)回避されたことを好感した買いが新興市場にも入っている。
    フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、セプテニHDやSEHIは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で221億円、売買高は3034万株。値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は234となった。
     
    個別では守谷商会、SEMITEC、インヴァスト、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズが年初来高値を更新。川崎地質、テーオーホールディングス、山大、ウルトラファブリックス・ホールディングス、東洋合成工業が買われた。
     
    一方、かんなん丸がストップ安。岩塚製菓、fonfun、テリロジー、まぐまぐ、テンダなど17銘柄は年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、白鳩、セプテーニ・ホールディングス、GMOフィナンシャルホールディングス、ファブリカコミュニケーションズが売られた。


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比3.52ポイント高い1117.62だった。
    不動産大手の中国恒大集団が利払いの猶予期限が迫っていた米ドル債の利息を送金したと伝わり、日経平均株価が上昇に転じた。新興市場でも投資家心理が改善し、幅広い銘柄に買いが入った。前日まで下落していたこともあって自律反発を見込んだ買いも入り指数を下支えした。ただ、前日は日経平均以上に大幅な下落を強いられており、戻りの鈍い印象は拭えない。アスタリスクが再びストップ高を付けるなど賑わいを見せているが、物色は広がりを欠いている。
    一方、前日の米長期金利の上昇を背景に成長株の一角に売りが出てマザーズ指数は下落する場面もあった。BASEやオキサイドは下落した。
    値上がり銘柄数は181、値下がり銘柄数は194となった。
     
    個別ではアスタリスクがストップ高。FRONTEO、グローバルウェイ、リボミック、ジモティー、アイドマ・ホールディングスなど7銘柄は年初来高値を更新。インバウンドテック、リベロ、ビザスク、サーキュレーション、ブレインズテクノロジーは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、ジェイフロンティア、海帆、ユーザベース、アクシス、日本情報クリエイトなど28銘柄が年初来安値を更新。ベビーカレンダー、ホープ、BASE、エコモット、ASJ下が売られた。
     
     

    【寄り付き概況】


    22日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比130円05銭安の2万8578円53銭だった。
     
    前日の米株式市場は、NYダウは6ドル安と3日ぶりに小反落。IBMの決算が市場予想を下回ったことなどが警戒された。前日の日経平均が大幅安となり、上値が重い展開となるなか、東京株式市場は値を下げて始まった。また、為替は1ドル=113円80銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは海運、ゴム製品など。値下がり上位に鉄鋼、鉱業、非鉄、石油など。
     
    業種別では、三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が下落。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株も安い。クレセゾン、オリックスなどのその他金融株や、大林組、大和ハウスなどの建設株も軟調。信越化、花王などの化学株や、三井不、三菱地所などの不動産株も下げている。
     


    「売買高増加」

    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
    軟調な四半期決算を発表したIBMが9.6%下落。
    NYダウは反落。
    一方でNASDAQは反発しS&P500は7日続伸で過去最高値を更新した。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件減の29万件。
    2020年3月半ば以来、1年7カ月ぶりの低水準となった。
    中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比7%増の629万戸。
    1月以来の高水準。
    市場予想の609万戸も上回った。
    FRBウォラー理事は「8兆ドル規模に膨らんだバランスシートを今後2─3年で縮小すべき」とコメント。
    利上げの早期化が警戒された格好で債券利回りは上昇。
    10年国債利回りは1.695%。
    2年国債利回りは0.452%。
    ドル円は114円水準。
    WTI原油先物は前日比0.92ドル安の1バレル=82.50ドル。
    ビットコインはビットコインは6万5193ドルと下落。
    SKEW指数は141.23→140.94。
    恐怖と欲望指数は67→69。

    木曜のNYダウは6ドル(0.02%)安の35603ドルと3日ぶりに反落。
    サイコロは7勝5敗。
    高値は35603ドル、安値35442ドル。
    NASDAQは94ポイント(0.62%)高の15215ポイントと反発。
    高値は15222ポイント、安値15094ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    S&P500は13ポイント(0.30%)高の4549ポイントと7日続伸。
    高値は4551ポイント、安値4526ポイント。
    過去最高値を更新した。
    サイコロは9勝3敗。
    ダウ輸送株指数は155ポイント高の15617ポイントと7日続伸。
    SOX指数は1.12%高の3412ポイントと反発。
    VIX指数は15.01。
    合算売買高は100.7億株(前日92.9億株、過去20日平均102.7億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比105円安の28625円。
    ドル建ては大証日中比85円安の28645円。
    ドル円は113.97円。
    10年国債利回りは1.695%。
    2年国債利回りは0.452%。

    「騰落レシオは73.60まで低下」

    木曜の日経平均は寄り付き103円安。
    後場下落幅を拡大し終値は546円安の28708円と大幅続落。
    下落率は1.87%。
    4日ぶりに29000円割れ。
    日足は2日連続で陰線。
    TOPIXは1.32%安と3日ぶりに反落。
    東証マザーズ指数は2.28%下落と3日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は0.78%下落と続落。
    東証1部の売買代金は2兆4489億円(前日2兆7099億円)。
    9日連続の3兆円割れ。
    値上がり323銘柄(前日790銘柄)。
    値下がり1786銘柄(前日1280銘柄)。
    新高値19銘柄(前日46銘柄)。
    新安値24銘柄(前日12銘柄)。
    騰落レシオは73.60(前日81.96)。
    NTレシオは14.35倍(前日14.43倍)。
    97日連続で14倍台。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(29098円)からは▲1.34%(前日△0.27%)。
    2日ぶりに下回った。
    横這いの75日線は28534円。
    35日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(28793円)からは▲0.30%(前日△1.54%)。
    5日ぶりに下回った。
    右肩上りの5日線(29054円)から▲1.19%。
    10日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.978%(前日▲16.544%)。
    買い方▲10.618% (前日▲7.164%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.992%(前日▲10.992%)。
    買い方▲21.984% (前日▲20.143%)。
    空売り比率は44.9%(19日連続で40%超:前日41.1%)。
    空売り規制なしの比率は8.4%(前日6.6%)。
    日経VIは21.84(前日20.23)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.05倍(前日14.24倍)。
    5日連続で14倍台。
    前期基準では18.78倍。
    EPSは2043円(前日2054円)。
    225のPBRは1.29倍。
    BPSは22254円(前日22332円)
    日経平均の益回りは7.12%。
    10年国債利回りは0.085%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.75倍。
    前期基準では21.31倍。
    PBRは1.33倍。
    東証1部単純平均株価は31円安の2433円。
    東証1部売買単価は2350円(前日は2424円)。
    東証1部時価総額は741兆円(前日は751兆円)。
    43日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は251.72(前日255.51)。
    木曜のシカゴ225先物は大証日中比105円安の28625円。
    高値29285円、安値28415円。
    大証先物夜間取引終値は日中比200円安の28530円。
    気学では「上寄りは売れ、下寄りは見送り」。
    月曜は「安日柄なれど、前日来安き時は小底入れする」。
    火曜は「後場高の日。前場安ければ買い狙い良し」。
    水曜は「転換注意日。後場の波動を注視せよ」。
    木曜は「不時高をみることあり。悪目買い方針良し」。
    金曜は「逆行性強き日なり」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28188円。
    マイナス2σが27278円。
    プラス1σが30008円。
    一目均衡の雲の上限が29239円。
    下限が28875円。
    6日ぶり雲の下。
    勝手雲の上限は29044円。
    下限が28422円。
    3日ぶりに雲の下。
    RSIが49.28(前日47.79)。
    RCIが95.05(前日91.48)。

    《今日のポイント10月22日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
       軟調な四半期決算を発表したIBMが9.6%下落。
       NYダウは反落。
       一方でNASDAQは反発しS&P500は7日続伸で過去最高値を更新した。
       10年国債利回りは1.695%。
       2年国債利回りは0.452%。
       ドル円は114円水準。
       SKEW指数は141.23→140.94。
       恐怖と欲望指数は67→69。

    (2)ダウ輸送株指数は155ポイント高の15617ポイントと7日続伸。
       SOX指数は1.12%高の3412ポイントと反発。
       VIX指数は15.01。
       合算売買高は100.7億株(前日92.9億株、過去20日平均102.7億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比105円安の28625円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆4489億円(前日2兆7099億円)。
       新高値19銘柄(前日46銘柄)。
       新安値24銘柄(前日12銘柄)。
       騰落レシオは73.60(前日81.96)。
       NTレシオは14.35倍(前日14.43倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)下向きの25日線(29098円)からは▲1.34%(前日△0.27%)。
       2日ぶりに下回った。
       横這いの75日線は28534円。
       35日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(28793円)からは▲0.30%(前日△1.54%)。
       5日ぶりに下回った。
       右肩上りの5日線(29054円)から▲1.19%。
       10日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.978%(前日▲16.544%)。
       買い方▲10.618% (前日▲7.164%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.992%(前日▲10.992%)。
       買い方▲21.984% (前日▲20.143%)。

    (6)空売り比率は44.9%(19日連続で40%超:前日41.1%)。
       空売り規制なしの比率は8.4%(前日6.6%)。
       日経VIは21.84(前日20.23)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.05倍(前日14.24倍)。
       EPSは2043円(前日2054円)。
       BPSは22254円(前日22332円)
       日経平均の益回りは7.12%。

    (8)東証1部時価総額は741兆円(前日は751兆円)。
       ドル建て日経平均は251.72(前日255.51)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28188円。
       マイナス2σが27278円。
       プラス1σが30008円。
       一目均衡の雲の上限が29239円。
       下限が28875円。
       6日ぶり雲の下。
       勝手雲の上限は29044円。
       下限が28422円。
       3日ぶりに雲の下。
       RSIが49.28(前日47.79)。
       RCIが95.05(前日91.48)。

    今年の曜日別勝敗(10月21日まで)

    月曜23勝16敗
    火曜22勝18敗
    水曜16勝26敗
    木曜22勝16敗
    金曜20勝20敗

    モスクワでは10月28日からロックダウン(都市封鎖)との報道。
    モスクワでの部分的なロックダウンは昨年6月以降で初めて。
    11月7日まで実施されるという。
    21日までの過去24時間の新規感染者数は3万6339人、死者数は1036人。
    いずれも1日の記録として過去最多。
    ウクライナでも新規感染者数と死者数が過去最多を更新したという。
    ロシア政府当局の上級研究員カミル・カフィゾフ氏の発表、
    「デルタ株よりも感染力が強いとみられる新型コロナウイルス変異株の感染がロシアで複数確認された。
    新たな変異株『AY.4.2』の感染力がデルタ株を10%程度上回っている可能性がある。
    最終的にデルタ株に取って代わるかもしれないが、時間がかかる公算が大きい。
    ワクチンは新たな変異株にも十分効果がある」。
    暑いインドからの次は寒いロシアからという形だろうか。
    因みに・・・。
    「AY.4.2」はまだ危険性の高い「注目すべき変異株」や「懸念される変異株」には認定されていない。

    世界銀行の商品市場見通し。
    エネルギー価格は2021年に80%超の高騰。
    22年もさらに小幅上昇する見通し。
    「短期的に世界のインフレに著しいリスクをもたらす恐れがある」との解釈だ
    22年下期には、供給制約が和らぐにつれ、エネルギー価格は低下し始めるとも予想。
    ただ現在の在庫不足や供給のボトルネック継続からエネルギー価格が短期的に一段高となる可能性があると警告。
    原油価格について、21年は1バレル=70ドル、22年は74ドルに上昇。
    23年は65ドルに下落すると予想した。

    10月第2週の海外投資家動向。
    現物4788億円買い越し(2週連続買い越し)。
    先物1416億円売り越し(4週連続)。
    合計3371億円買い越し(2週連続)。

    10月第1週の海外投資家動向。
    現物4653億円買い越し(4週間ぶりの買い越し)。
    2019年10月第3週5563億円以来約2年ぶりの大きさだ。
    中間期末の配当課税忌避のための現物海外移転が背景との解釈もある。
    だから相場観のなせるワザではないのかも知れないが・・・。
    先物4509億円売り越し(3週連続)。
    合計144億円買い越し(3週間ぶり)。

    9月最終週の海外投資家動向。
    現物4889億円売り越し(3週連続)。
    先物1兆2678億円売り越し(2週連続)。
    先物の1兆円超の売り越しは昨年2月第4週の▲1兆4119億円以来。
    合計1兆7568億円売り越し(2週連続)。
    合計では5月第2週以来の1兆1117億円以来の1兆円超。

    Quick調査の10月15時点の信用評価損率は▲7.66%(前週▲9.80%)。
    3週ぶりに好転。
    空売り規制なしの比率は7.7%(前日7.5%)。
    10月15日時点の信用売り残は129億円増の7163億円。
    2週連続で増加。
    同信用買い残は314億円減の3兆4826億円。
    2週連続で減少。
    信用倍率は4.86倍。
    3週間ぶりに4倍台に低下。
    10月15日時点の裁定売り残は0億円減の236億円。
    (当限は236億円なので0億円減)。
    2週ぶりに減少。
    裁定買い残は482億円減の1兆1616億円。
    (当限は1兆1616億円なので482億円減)。
    3週連続で減少。



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    キッズウェル・バイオ(4584)・・・動兆

    キッズウェル・バイオに注目する。
    同社は北大発創薬ベンチャー。
    バイオ後続品、バイオ新薬、再生医療を展開。
    小児向け疾患に注力
    乳歯歯髄幹細胞を活用した再生医療推進に向けNPO法人と協業し乳歯提供呼びかけ。
    (475円)。


    (兜町カタリスト櫻井)


    [概況]


    21日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調に推移し一時113.640円まで下落する場面がみられた。この日は、アジア時間帯から中国不動産大手の恒大集団の債務不履行が意識され、株式市場が下落基調を鮮明にするなどリスクオフムードが相場の重石となる展開に。外為市場においても軒並み円買いが進行しやすい地合いで推移することとなっていた。この流れは欧米時間帯においても継続し、米国時間帯の序盤であっさりと114円を割り込んだ。
     
    ただ、その後は、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどが好感され、米株式市場でSP500が最高値更新となるなどしたことでリスクオフムードが後退。米10年債利回りが1.7%台再突入を意識させる上昇となったことを眺めながら米ドル円は114円台を回復した。
     
    テクニカル面で米ドル円は、5日移動平均線(114.210円)を下抜く格好に。同線がレジスタンスとなり調整局面入りを意識するような流れとなるのか注視したい。
     


    [提供:AIゴールド証券株式会社]



    22日の日経平均株価は、もみ合い展開か。2万8600円どころではチャートの節目もあり、下値は限られるとみるが、上値も重いと予想する。
    日経平均株価予想レンジは、2万8500円−2万8800円と想定する。
    NYダウ平均が下落し、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は6ドル安の35603ドルで取引を終えた。米国株が落ち着いた反応となったことは安心材料ではあり、日経平均はきのうの下げが大きかった分、一段安となった場合には押し目買いが期待できる。
    日経平均株価はきのう21日、3日ぶりに大幅反落した弱い動きが継続し、売り先行スタートとなりそう。上値の重さが意識されるなか、週末要因や決算発表を前に手控えムードが広がる場面も想定され、消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうとみられる。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(21日は114円11−13銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の半ば(同132円83−87銭)と、やや円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比105円安2万8625円だった
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■新日本科学 <2395>
    今期経常を一転26%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■セブン工業 <7896>
    上期経常を2.3倍上方修正。
     
    ■マネーパートナーズグループ <8732>
    非開示だった上期経常は黒字浮上へ。
     
    ■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478>
    今期経常を一転15%増益に上方修正・最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる40万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■飯田グループホールディングス <3291>
    上期税引き前を44%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■エルテス <3967>
    かっこ <4166>とオンライン取引におけるセキュリティ領域で資本業務提携。
     
    ■キッズウェル・バイオ <4584>
    今期最終を赤字縮小に上方修正。
     
    ■タカラバイオ <4974>
    上期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■みちのく銀行 <8350>
    今期経常を一転31%増益に上方修正、配当も5円増額。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    22(金)
    【国内】
    9月全国消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    中外薬、ジャフコG、東製鉄、沖縄セルラー、京阪神ビ、ナフコ、サーティワン、岩井コスモ、アクシーズ、KIMOTO
     
    【海外】
    《米決算発表》
    アメリカン・エキスプレス、ハネウェル・インターナショナル
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■6G実験免許の要件緩和、企業の開発加速を後押し 総務省
     
    ■味の素<2802>や商船三井<9104>
    大企業の新興投資枠6000億円 
     
    ■旭化成<3407>
    医薬品欧州でM&A、日米と世界3極めざす
     
    ■王子HD<3861>
    営業益倍増 4〜9月最高 段ボール・パルプ好調
     
    ■東電<9501> 
    電気料金の上昇長期化 12月最高 1月も値上げ圧力
     
    ■日産<7201>
    10〜11月の世界生産3割減 ホンダ<7267>も国内減産
     
    ■トヨタ<7203>
    ジェイテクト<6473>に駆動系部品移管 競争力向上
     
    ■新生銀行<8303>
    TOB「条件付き反対」を表明 SBI<8473>は変更応じず

    ■JAL<9201>
    空飛ぶクルマの英独機予約 25年万博で実用化

    ■テレビ朝日<9409>
    情報番組スタッフ、視聴者からの質問2割を自作
     
    ■NTT<9432>
    5G対応の国産ドローン 脱中国、公共分野に照準
     
     

     
     
    21日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日ぶりに反落し、前日比6ドル26セント安の3万5603ドル08セントで終えた。
     
    前日に取引時間中の史上最高値を約2カ月ぶりに更新したため、利益確定の売りが出やすい中、ダウは朝方からエネルギー株などに売りが膨らむ展開。前日発表の四半期決算が低調な内容と受け止められたIBMが急落し、ダウの重しとなった。
    IBMは2021年7〜9月期決算で売上高が市場予想に届かず、前日比10%下落した。1銘柄でダウ平均を90ドル近く押し下げた。
     
    ただ、ダウ平均の下値は堅かった。朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は29万件と前週から6000件減り、20年3月に新型コロナウイルスの感染が本格的に拡大して以降の最低を更新した。米景気回復が続いているとの見方が強まった。
     
    米債券市場で長期金利は一時1.68%と5月以来の水準に上昇したが、株式相場の反応は限られた。米原油先物相場は下落した。原油高がインフレ懸念を招いていただけに、投資家心理の改善につながった面もあった。
     
    雇用回復の期待からスポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポなど消費関連株が上昇した。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトも買われた。一方、建機のキャタピラーや化学のダウなど景気敏感株の一角には売りが出た。
     
    市場では「全体的な決算の堅調さが下支え要因。今後の決算に期待しながら、利益確定も少し出ている状況ではないか」との声が聞かれた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前日比94.022ポイント(0.6%)高の1万5215.700で終えた。前日夕に発表した決算で売上高や純利益が四半期として過去最高となった電気自動車のテスラが上昇した。半導体のエヌビディアと動画配信のネットフリックスも上昇が目立った。
     
    S&P500種株価指数は7日続伸した。前日比13.59ポイント(0.3%)高の4549.78で終え、9月2日以来となる過去最高値を更新した。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,603.08−6.26
    S&P500種
    4,549.78+13.59
    ナスダック
    15,215.700+94.022
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,781.90−3.00
    NY原油(ドル/バレル)
    82.48−0.0221日 18:19
    円・ドル
    113.97 - 113.98−0.14
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】



    21日のシカゴ日経平均先物は続落した。
    12月物は前日比675円安の2万8625円で引け、21日の大取終値を105円下回った。21日の米株式相場でNYダウ工業株30種平均は、中国の不動産会社の破たん懸念や高インフレの長期化への脅威も良好な企業決算が相殺し、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。
    反落して始まり、日経平均先物にも売りが先行した。その後は米株買いが優勢になるにつれ下げ渋った。円高も弱材料だった。
     
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    28625 ( -105 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    28645 ( -85 )
     ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7190.30(−32.80)
    21日のFTSE100種総合株価指数は3日ぶりに反落した。前日の終値に比べ32.80ポイント(0.5%)安の7190.30で引けた。中国恒大集団の経営危機への不安から下落したアジア市場の流れを引き継ぎ、売りが先行した。構成銘柄の5割超が下げた。
     
    主力の資源株が売られ、指数の下げ圧力になった。銅と原油の相場が大幅安となり、鉱業株と石油株に売りが膨らんだ。
     
    個別銘柄では、銅の下落を受け、資源大手リオティントリオ・ティントは、複数のアナリストが目標株価を引き下げたことも響き5%近く下落した。BHPグループ(3.7%安)、同グレンコア(2.5%安)など資源株が下げを主導。住宅大手バラット・デベロップメンツも3.1%安と売られた。
     
    一方、医薬品株は上昇した。ヘルス・安全装置関連のハルマの上げが目立った。
    前日まで売り込まれた航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も1.7%高と買われた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15472.56(−50.36)
    21日のドイツ株式指数(DAX)は3日ぶりに反落した。終値は前日と比べて50.36ポイント(0.3%)安の1万5472.56だった。
     
    個別では、IT(情報技術)のSAPが安かった。米国市場で同業のIBMが大幅に下落し、売りが波及した。重電のシーメンスの下げも目立った。
    一方、医療機器のザルトリウスは高かった。医薬・化学大手のメルクは、アナリストが投資判断を引き上げたことを手掛かりに上げた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6686.17(−19.44)
     

10月22日 毎日コラム
株式投資はギャンブルではない
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