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    [概況]

     
    31日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。昨日、WHOにより新型コロナウィルス感染拡大の事案について緊急事態宣言が発せられたものの、中国への渡航や貿易を制限する勧告までは踏み込まず、為替市場では緊張感が緩和される場面が見られていた。
     
    そのような地合いのなか、米ドル円は109.14円まで買い戻されたものの、上昇は続かずその後は欧州時間にかけて再度108円台へと水準を下げる格好となった。米ドル円は5日移動平均線(109.00円)が強いレジスタンスとして機能している。ウィルスの感染拡大についても、終息の目途は立っておらず、目先も軟調な展開が継続する可能性が高そうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    今週は軟調となった。
    新型肺炎の被害拡大に関するニュースが世界各国で報じられる中、日経平均は週初から大幅安となり、その後も売りに押された。決算発表本格化を受けて、個別の値動きも大きくなった、業績が良い銘柄は利益確定売りに押され、悪い銘柄はたたき売られるといった動きも見られた。
    30日には400円を超える下落で今年の安値を更新し、2万3000円も割り込んだ。
    一方、米国株が強い上昇を見せたことで押し目では買いも入った。
    日経平均は週間では622円の下落。週足では2週連続で陰線を形成した。
     
     
    31日の日経平均は反発。227円43銭高の2万3205円18銭(出来高概算13億7000万株)で取引を終えた。30日の米国市場では、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことから軟調推移が続いていたが、移動や貿易は制限しなかったことで、引けにかけて切り返す展開だった。
     
    日経平均は前場半ばには一時2万3421円59銭まで上げ幅を広げる局面もみられた。その後は週末要因もあって上げ幅を縮めたが、75日線レベルでのこう着が続いた。
     
     
    さて、来週は一進一退の展開か。
    2月相場に突入するが、引き続き新型肺炎に関するニュースに神経質となるだろう。
    国内では決算発表が多い一方、海外はやや材料が少ない上に、週末に米国の雇用統計を控えて様子見姿勢も強まりやすいタイミング。
    上げ下げは新型肺炎次第という傾向がより一層強まりそうだ。春節休場明けで中国市場の再開も見込まれる。再開後もしばらくは中国株の動向に振らされるだろう。
    一方で、米国株の堅調が続いていることは下支え材料となる。上値は追いづらい一方で、大きく崩れるようなら押し目買いが入ると期待でき、全体としては方向感に欠ける地合いが続くと予想する。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(31日現在)
     
    23682.77  25日移動平均線
    23593.43  13週移動平均線
    23560.65  均衡表雲上限(日足)
    23504.45  均衡表転換線(週足)
    23504.45  均衡表基準線(日足)
    23487.35  均衡表転換線(日足)
    23366.78  ボリンジャー:-1σ(25日)
    23324.79  6日移動平均線
    23312.18  75日移動平均線
    23280.54  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    23205.18  ★日経平均株価31日終値
     
    23050.78  ボリンジャー:-2σ(25日)
    22967.65  ボリンジャー:-2σ(13週)
    22734.79  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22700.00  均衡表雲下限(日足)
    22654.76  ボリンジャー:-3σ(13週)
    22605.07  26週移動平均線
    22113.36  均衡表基準線(週足)
    22084.18  200日移動平均線
    21698.33  均衡表雲上限(週足)
    21445.03  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21101.88  均衡表雲下限(週足)
    20284.99  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19124.95  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
     

    【大引け概況】
    31日の日経平均株価は大幅に反発し、前日比227円43銭高の2万3205円18銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:55 容量:8.02M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米国株高を受けて東京株式市場でも運用リスクをとる投資家が増え、海外短期筋が株価指数先物の買い戻しを進めた。世界保健機関(WHO)による緊急事態宣言をきっかけに新型コロナウイルスの感染拡大への不安心理が和らぎ、買い戻しが広がった。
     
    世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスによる肺炎について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言したことで、各国の対策強化への思惑などが出て、株価を下支えした。ただ、「ウイルスの潜伏期間を考えると、封じ込め策の効果が分かるのは2月半ばごろ」とみられ、警戒姿勢を崩さない投資家もいたようで、前場に一時400円超上昇した日経平均も後場は上値の重い展開になった。
     
    中国国家統計局などが発表した1月の中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比0.6ポイント上昇の54.1となり、相場の支援材料となった。
     
    週末であることや決算発表のピークを控えていることもあって積極的に上値を追う動きには乏しく、午後は次第に模様眺めの雰囲気が強まった。
     
    市場では「新型肺炎問題はいまだ収束の兆しが見えず、相場が本格的に戻りを試すには時間がかかる」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発し、終値は前日比87.14ポイント高の1万5091.79だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.67ポイント高の1684.44で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆6149億円。売買高は13億7692万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1507と、全体の約7割を占めた。値下がりは573銘柄、変わらずは79銘柄だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、不動産業、医薬品、水産・農林業などが上昇した。海運業、その他製品などは下落。
     
    個別では、富士通やNEC、アドテストが上昇。サイバーやエムスリーも高い。日清粉Gやキッコマンも買われた。
    半面、アルプスアルやスクリンが安い。コナミHDや京セラも売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比22.19ポイント高の7078.46ポイントと6日ぶり反発した。
    出来高7933万株。値上がり銘柄数は279、値下がり銘柄数は146となった。
     
    個別では、新内外綿、川本産業、昭和化学工業がストップ高。スガイ化学工業、光陽社、ビケンテクノは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、金下建設、アゼアス、マナック、櫻護謨など16銘柄は昨年来高値を更新。ショクブン、田岡化学工業、インスペック、パシフィックネット、東京自働機械製作所が買われた。
     
    一方、児玉化学工業、アサヒ衛陶、カクヤスが昨年来安値を更新。オーミケンシ、キーウェアソリューションズ、日本ケアサプライ、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、さくらケーシーエスが売られた。


    日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反発した。終値は前日比19円72銭高い3793円65銭だった。渡航・貿易制限が勧告されなかったことから短期的な悪材料出尽くしと受け止められたようで、買いが優勢となった。日経平均が一時400円超上昇するなど、主要企業の株価が堅調に推移するなか、個人投資家による押し目買いが入った。
    ただ、新型肺炎が世界景気に悪影響をもたらすとの懸念が根強く、主力株の上値は重く推移し午後は伸び悩んだ。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で774億円、売買高は1億4015万株だった。
    値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は221となった。

     
    個別では、中京医薬品がストップ高。倉元製作所、エヌアイシ・オートテック、ビジョナリーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ブロードメディア、妙徳、興研、重松製作所など6銘柄は昨年来高値を更新。イマジニア、MICS化学、イワブチ、リーダー電子、バッファローが買われた。
     
    一方、極楽湯ホールディングス、プラネット、KG情報、フジタコーポレーション、メディシノバ・インクなど6銘柄が昨年来安値を更新。不二硝子、ニチリョク、クリエアナブキ、愛光電気、カーメイトが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比11.60ポイント高の823.37ポイントと8日ぶり反発した。
    日経平均が一時400円超上昇するなど、主要企業の株価が堅調に推移するなか、個人投資家心理も改善し反発した。値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は85となった。
    マザーズ市場においても、昨日大きく売り込まれたそーせいなど指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄に買い戻しが入り、マザーズ指数の反発に寄与した。
     
    個別では、Jストリーム、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。ソーシャルワイヤー、トランザス、ホープ、マクアケ、マネーフォワードが買われた。
     
    一方、フルッタフルッタ、リネットジャパングループ、UUUM、ウォンテッドリー、インフォネットなど9銘柄が昨年来安値を更新。カヤック、スタジオアタオ、トゥエンティーフォーセブン、富士山マガジンサービス、BASEが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比257円59銭高の2万3235円34銭で始まった。
    前場終値と比較してやや上昇幅は縮小して推移している。
    東証株価指数(TOPIX)は、13.57ポイント高の1688.34で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上値の重さが目立つ。新型コロナウイルスによる肺炎拡大への警戒感は根強く、積極的な買いは見送られている。株価の振れが激しく、不安定さは否めない相場展開だ。
     
    外国為替市場では、1ドル=109円05銭近辺で推移。香港・ハンセン指数は上昇している。
     
    個別では、ソフトバンクGが小高く、ファーストリテはしっかり。ソニー、東エレク、アドバンテスも値を上げ、富士通、アンリツが大幅高。三菱UFJ、野村も買い優勢。資生堂には押し目買いが入り、OLCは底堅い。
     
    半面、任天堂が安く、太陽誘電も売られ、スクリンは朝安後に戻り歩調に転じたが、依然としてマイナス圏での推移。前場中に業績予想の下方修正を発表したデンソーはさえない。郵船、商船三井、川崎船が下落している。
     
    前日の先物手口を見ると、やはりクレディ・スイス証券を中心とした外資系証券の一角で売り越しが目立ったが、本日はこれら海外の短期筋が買い戻しを入れているものとみられる。富士通やアンリツといった注目度の高い主要企業で好決算が多く見られたことも相場全体の押し上げに寄与しているだろう。
     
    日経平均は後場も海外勢の先物売買に振らされる場面が出てきそうだが、一段の戻りを試す動きとはなりづらいだろう。目先は2万3000円台前半を中心としたもみ合いが継続し、決算を手掛かりとした個別物色中心の相場展開か。
     

     
    31日午前の日経平均株価は大幅反発し、前日比290円63銭高の2万3268円38銭で終えた。
     
    前日の米株式市場でNYダウが3日続伸。世界保健機関(WHO)が新型肺炎に関する緊急事態宣言を発表したことを機に買い戻しが流入した。
    中外薬など好決算を発表した銘柄が買われたのも指数を押し上げた。
     
    世界保健機関(WHO)が日本時間31日未明、新型肺炎について緊急事態を宣言したが、貿易や渡航を制限する勧告はなく一定の安心感につながった。海外ヘッジファンドなど短期筋による株価指数先物の買い戻しが断続的に入るなか、日経平均の上げ幅は一時440円を超えた。
     
    中国国家統計局などが午前に発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.2ポイント低下の50.0と市場予想並みだったが、非製造業PMIが前月比0.6ポイント上昇の54.1となったのも相場の支援材料となった。
     
    ただ、ウイルスによる肺炎の患者数は増え続けており、感染が終息する見通しは立っていない。買い一巡後は戻り待ちの売りなどに押されて伸び悩む銘柄が多く、一時上げ幅が400円を超えた日経平均も、前引けにかけて上げ幅を縮めた。「月末の週末で、来週以降も決算発表が続くことから、様子見姿勢も出る」とされ、後場も上値は重くなりやすい。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2554億円、売買高は6億8070万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1711と、全体の8割近くを占めた。値下がりは378銘柄、変わらずは68銘柄だった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
     
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、精密機器、証券・商品先物取引業、不動産業、鉄鋼が上昇率上位。下落はその他製品など3業種。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやソニー、東京エレクトロン、信越化が高い。決算内容が好感されたアンリツや富士通は急伸した。NEC、オリエンタルランド、アドバンテストがしっかり。新型肺炎関連株として人気化している川本産業や興研、重松製作所は買いが続いているが、売りに押される場面もあり値の荒い展開となっている。
     
    半面、任天堂は今期業績見込みが市場予想に届かないとの見方から下落。太陽誘電、京セラ、NTNは軟調。東芝やディスコも値を下げた。アルプスアルパインやマンダム、SCREENホールディングスが大幅安となっている。
     
    東証2部株価指数は前日比22.20ポイント高の7078.47ポイントと6日ぶり反発した。
    出来高4962万株。値上がり銘柄数は296、値下がり銘柄数は118となった。
     
    個別では昭和化学工業がストップ高。新内外綿、川本産業、スガイ化学工業、光陽社、ビケンテクノは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、金下建設、アゼアス、マナック、櫻護謨など12銘柄は昨年来高値を更新。ショクブン、田岡化学工業、インスペック、恵和、パルステック工業が買われた。
     
    一方、児玉化学工業、カクヤスが昨年来安値を更新。オーミケンシ、さくらケーシーエス、キーウェアソリューションズ、ぷらっとホーム、オーベクスが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比21円68銭高い3795円61銭となった。
    前日の米国市場では、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことから軟調推移となったが、マーケット終了後に予定される主要企業決算を見極めたいとの思惑から引けにかけて下げ幅を縮小し、結局、主要株価指数は上昇に転じた。こうした米株高に加えて、円高基調も一服していることから、東証1部の大型株の下落が一服したことを支えに、個人投資家の押し目買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は7987万株。値上がり銘柄数は427、値下がり銘柄数は164となった。
     
    個別では、中京医薬品がストップ高。エヌアイシ・オートテック、ビジョナリーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ブロードメディア、妙徳、興研、重松製作所など6銘柄は昨年来高値を更新。イマジニア、倉元製作所、ナガオカ、ケアサービス、グローム・ホールディングスが買われた。
     
    一方、極楽湯ホールディングス、プラネット、フジタコーポレーション、メディシノバ・インクが昨年来安値を更新。不二硝子、ニチリョク、愛光電気、ランシステム、カーメイトが売られた。
     
    〜。


    東証マザーズ指数は前日比10.85ポイント高の822.62ポイントと8日ぶり反発。
    米国市場で主要株価指数は上昇に転じた。こうした米株高に加えて、円高基調も一服していることから、一旦は個人投資家心理も改善、昨日下落率が大きかったそーせいなどを中心に時価総額上位銘柄に対して買い戻しが入りそうだ。こうした背景から、本日のマザーズ市場も堅調な展開となっている。
    値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は64となった。
     
    個別では、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。トランザス、ソーシャルワイヤー、エル・ティー・エス、旅工房、ホープが買われた。
     
    一方、フルッタフルッタ、リネットジャパングループ、UUUM、ウォンテッドリー、インフォネットなど9銘柄が昨年来安値を更新。カヤック、スタジオアタオ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、弁護士ドットコム、ブティックスが売られた。

    【寄り付き概況】


    31日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比171円17銭高の2万3148円92銭。
    前日のNYダウが3日続伸。世界保健機関(WHO)が新型肺炎に関する緊急事態宣言を発表したことを機に買い戻しが流入した。これを受けた、この日の東京市場は買いが先行してスタート。
    前日の日経平均株価は400円を超す急落となった反動もあり、買い戻しの動きが出ている。
    四半期ベースで増益に転換した東エレクなど、前日に4〜12月期決算を発表した銘柄の一角への買いが優勢だ。日経平均は今週に入ってから前日までの下落幅が800円を超え、自律反発狙いの買いも入ったようだ。
     
    経済産業省が8時50分に発表した19年12月の鉱工業生産指数速報値(2015年=100、季節調整済み)は前月比1.3%の上昇と、民間予測の中央値(0.7%上昇)を上回り、相場の支えになっている。
     
    今日は午前10時に1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表があり、その結果なども注目されている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位に証券、不動産、精密、銀行など。一方、値下がりはその他製品、空運の2業種。
     
    個別では、前日に決算発表した富士通が大幅に上昇している。決算と値上げを発表したOLCも高い。中外薬や日清粉Gも買われている。トヨタ、アドバンテスが高く、ファナック、安川電、三菱UFJは堅調となっている。
     
    半面、任天堂は大幅安。スクリンやアルプスアルも安い。京セラ、マクセルHD、国際帝石がさえない
     
    テクニカル的には、ダイトウボウ(3202)、Vキュービ3681)、積水化(4204)、システムサポ(4396)、ビオフェル(4517)、日エンタ(4829)、大阪製鉄(5449)、中央発条(5992)、大研医器(7775)、ツカモト(8025)、ライフコーポ(8194)、三谷産(8285)、中京銀(8285)、ランビジネス(8944)、アルテック(9972)が動兆。
     
    人気は、ユニチカ(3103)、小津産業(7487)、サイバー(4751)、コメリ(8218)、プレステージ(4290)、横河ブ(5911)、グリー(3632)、丸山製(6316)、PAKTAC(8283)、アイン(9627)、日エア(6291)、セプテーニ(4293)、カヤック(3904)、SBI(8473)。
     
     


    「熟柿」
     
    NY株式市場は終盤にかけて買い優勢となり主要3指数そろって上昇。
    もたもたした展開が変わったのはWHOの緊急事態宣言。
    「感染拡大が続く新型コロナウイルスによる肺炎は国際的な緊急事態に相当する。
    過去数週間に前例のない感染の広がりに前例のない対応が取られている。
    中国との取引や旅行の制限は提言しない」。
    これを受けて「市場はある時点で感染拡大が頭打ちになり、状況が改善していくと考え始めている」という見方だとなった。
    業績の伸びが鈍化するとの見通しを示したフェイスブックが6.14%急落。
    2019年の実質GDP速報値(季節調整済み)は前年比2.3%増。
    16年以来3年ぶりの弱い伸びとなった。
    2.9%増だった18年に続きトランプ政権の成長率目標である3%を2年連続で下回った。
    「貿易摩擦に伴う設備投資の低迷が経済の重荷」という解釈だ。
    国債利回りは低下。
    10年債利回りは一時1.534%と昨年10月9日以来の低水準となった。
    終値ベース利回りは1.590%。
    2年国債利回りは1.414%。
    ドル円は108円台後半。
    恐怖と欲望指数は52→56。
    一時50を切った場面もあった。
    S&P500指数採用企業の第4四半期は0.7%の増益見通し。
    決算シーズン開始時は0.6%減益予想だった。
    「決算への期待は徐々に高まっている」との声。
     
    木曜の日経平均は寄り付き95円安、終値401円安と大幅反落。
    日足は3日ぶりに陰線。
    中国から帰国した日本人の肺炎感染を嫌気。
    香港、台湾、韓国の大幅安で下落幅を拡大した。、
    終値(22977円)は75日線(23290円)を下回った。
    月足陽線基準23204円は守れず。
    東証1部の売買代金は2兆5135億円と2日ぶりの2兆円超。
    ただTOPIXのFFWの影響があっての増加だった。
    値上がり296銘柄(前日1094銘柄)。
    値下がり1819銘柄(前日1967銘柄)。
    新高値32銘柄(前日31銘柄)。
    新安値83銘柄(前日23銘柄)。
    騰落レシオは77.89(前日81.90)と低下。
    NTレシオは13.72倍(10月28日が13.87倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.0%。
    右肩下がりの25日線(23707円)からは3.08%のマイナスプラスかい離。
    200日(22075円)からは4.09%のプラスかい離。
    5日線(23348円)は依然右肩下がり。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.442% 。
    買い方▲10.672%。
    売り方買い方が微妙に逆転。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.477%。
    買い方▲19.654%。
    売り方のプラスは底打ちサインというのが経験則。
    空売り比率は45.7%で8日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は6.3%。
    日経HVは18.1、日経VIは19.34。
    日経平均採用銘柄のPERは14.05倍。
    EPSは1635円。
    PBRは1.13倍。
    BPSは20334円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.12%。
    ドル建て日経平均は210.96(12月13日が219.64)。
    東証単純平均株価は42円安の2230円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1873円(前日1905円)。
    シカゴ225終値は大証日中比225円高23195円。
    高値23285円、安値22820円。
    気学では「案外高き日なり、逆に安き時は翌日高し」。
    月曜は「前場安いと後場戻す。突っ込み買い良し」。
    火曜は「前日が高いときはこの日反落する」。
    水曜は「寄り安は買いなれど上寄りしたら売り狙え」。
    木曜は「人気に逆行して動く日なり」。
    金曜は「下げ来りて尚安きは小底日となる」。
    ボリンジャーのマイナス2σが23104円。
    マイナス1σが23405円。
    逆にマイナス3σが22803円。
    一目均衡の雲の上限(23560円)は割り込んだまま。
    下限は22683円。
    勝手雲の下限(23533円)も割り込んだまま。
    上限は23772円。
    結局1月は「往ってこい」。
    週足陽線基準は23343円。
    月足陽線基準の23204円が欲しい週末月末。
    格言は「行き過ぎもまた相場」だ。
    「枝先に行かねば熟柿は食えぬ」という格言もあった。
    今年3連勝の金曜日。
     
    今年の曜日別勝敗

    月曜1勝2敗
    火曜2勝2敗
    水曜2勝2敗
    木曜2勝2敗
    金曜3勝無敗
     
    NYダウは124ドル高の28859ドルと3日続伸。
    NASDAQは29ポイント高の9298ポイントと3日続伸。
    S&P500は10ポイント高の3283ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は72ポイント安の10833ポイントと反落。
    SOX指数は2.90%下落。
    VIX指数は15.43。
    3市場の売買高は77.2億株(直近20日平均75.4億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比225円高の23195円。
    ドル建ては大証比日中比240円高の23210円。
    ドル円は108.95円。
    10年国債利回りは1.590%。
    2年国債利回りは1.414%。
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    2月】陽線確率7勝3敗、(陽線確率70%)、過去15年10勝5敗(1位)
        気学では「戻りを待って売れ。突っ込みは利入れして戻りで上り直すこと」
     
     1日(土):FRB議長議会証言
     2日(日):米スーパーボウル
     3日(月):3日新甫、米ISM製造業、米アイオワ州党員集会(予備選挙・党員集会の皮切り)、株安の日
     4日(火):米マネタリーベース、米製造業受注、米大統領一般教書演説、変化日
     5日(水):米ADP雇用レポート、貿易収支、ISM非製造業、天赦日+寅の日
     6日(木):都心オフィス空室率、
     7日(金):家計調査、景気動向指数、米雇用統計、消費者信用残高、中国貿易収支、鬼宿日・天恩日
     8日(土):朝鮮人民軍創建日
     9日(日):米アカデミー賞授賞式
    10日(月):景気ウォッチャー調査、トランプ大統領予算教書公表、中国生産者・消費者物価
    11日(火):建国記念の日で休場、米大統領選ニューハンプシャー州予備選
    12日(水):マネーストック、米財政収支、変化日、株高の日
    13日(木):NISAの日、国内企業物価指数、米消費者物価
    14日(金):オプションSQ、第3次産業活動指数、米輸出入物価、小売売上高、鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感、ミュンヘン安全保障会議
    16日(日):米政府のファーウェイ制裁の一部猶予期限
    17日(月):GDP速報値、首都圏マンション販売
    18日(火):米NAHB住宅価格指数、独ZEW景況感、株高の日
    19日(水):機械受注、貿易統計、米生産者・消費者物価
    20日(木):米CB景気先行指数、フィラデルフェア連銀製造業景況感変化日
    21日(金):消費者物価、全産業活動指数、米中古住宅販売、イラン議会選挙、下げの日
    22日(土):G20財務相・中央銀行総裁会議(サウジアラビア・リヤド)、こめ 民主党党員集会(ネバダ州)
    23日(日):令和初の天皇誕生日
    24日(月):振替休日で休場、米シカゴ連銀全米活動指数、独IFO景況感、世界最大のモバイル機器見本市「NWCバルセロナ」開幕、株安の日
    25日(火):企業向けサービス価格指数、米S&P住宅価格指数、CB消費者信頼感、大幅高の日
    26日(水):米新築住宅販売
    27日(木):米GDP改定値、耐久財受注、中古住宅販売、米朝首脳会談から1年
    28日(金):失業率、鉱工業生産、米個人所得変化日
    29日(土):米大統領予備選(サウスカロナ州)中国製造業PMI
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    日本PCサービス(6025)・・・動兆
     
    日本PCサービスに注目する。
    同社は訪問、電話、遠隔操作によるITサポートが中核。
    メーカーや量販店とも提携し全国にサービス網展開。
    前期買収のスマホ修理店運営に期待。
    IoT・ロボット等の対象機器拡大を継続。
     

    (兜町カタリスト櫻井)
     

    31日の日経平均株価は反発後、上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2900円−2万3200円を想定。
    昨日30日に急落した反動や、現地30日の米国株式が3日続伸した動きなどから、買いが先行するとみられる。ただ、買い一巡後は、週末と月末が重なることもあり、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となる場面も想定される。
    決算発表で業績回復が見込める半導体関連などを中心に買いが入る公算が大きい。買いが入ったとしても押し目買いの域を超えるのは期待薄で、日経平均は前日の終値(2万2977円)から100円程度高い2万3100円近辺では上値の重さが目立ちそうだ。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所終値比225円高の2万3195円だった。
     
    小口の売りが株価指数先物に出ると現物株が大きく下げる展開には注意が必要だろう。前日のようにアジア株の軟調さにつれて海外勢が先物売りを増やすと、きょうも香港ハンセン指数などの動向に神経質な相場展開になりそうだ。
     
    為替市場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(30日終値は108円86−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同119円87−91銭)と落ち着いた動きとなっている。
     
    日程面では、きょうは12月の有効求人倍率、12月の鉱工業生産、12月の商業動態統計、12月の住宅着工など。海外では、1月の中国製造業PMI・非製造業PMI、10〜12月のユーロ圏GDP(速報値)、1月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)など。
    31日は英国の欧州連合(EU)離脱期限となる。まずは離脱に伴う「移行期間」に入るため、目立った動きは少ないとみられ、日本株への反応も限られそうだ。足元の欧州株も新型肺炎による世界的な株安傾向に左右されやすくなっている

     
    【好材料銘柄】
     
    ■きんでん <1944>
    今期経常を2%上方修正・最高益予想を上乗せ。発行済み株式数(自社株を除く)の5.53%にあたる1200万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した全株と自己株式の一部(100万株)を21年2月26日付で消却する。
     
    ■綿半ホールディングス <3199>
    20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.3%増の21億円に拡大したが、通期計画の28.1億円に対する進捗率は74.7%となり、5年平均の75.3%とほぼ同水準だった。
     
    ■豆蔵ホールディングス <3756>
    インテグラル傘下のK2TOPホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1885円で30日終値を34.2%上回る水準。買い付け期間は1月31日から3月16日まで。
     
    ■Jストリーム <4308>
    20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比96.5%増の3億3800万円に拡大し、通期計画の4億3000万円に対する進捗率は78.6%に達し、5年平均の62.3%も上回った。
     
    ■ソレイジア・ファーマ <4597>
    韓国Synex社と口腔創傷被覆保護材「エピシル」の独占的販売ライセンス契約を締結。
     
    ■イマジニア <4644>
    23日に配信開始したスマートフォン向けゲーム「メダロットS」が50万ダウンロード突破。
     
    ■アンリツ <6754>
    今期税引き前を35%上方修正、配当も9円増額。
     
    ■アイネス <9742>
    今期経常を一転37%増益に上方修正。
     
    ■ショクブン <9969>
    今期経常を92%上方修正。
     
    ■サンヨーホームズ <1420>
    発行済み株式数(自社株を除く)の13.47%にあたる170万株(金額で11億9680万円)を上限に、1月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。主要株主の日本アジアグループが保有株の全てを売却する意向を示したことに対応する。
     
    ■AGS <3648>
    今期経常を20%上方修正。
     
    ■中外製薬 <4519>
    前期営業は69%増益で着地・10-12月期(4Q)営業は88%増益、実質増配へ。
     
    ■ジーンテクノサイエンス <4584>
    医療法人IMSグループの関連企業であるアイルと再生医療・ヘルスケア領域で業務提携。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    31(金)
    12月失業率(8:30)
    12月有効求人倍率(8:30)
    1月都区部消費者物価指数(8:30)
    12月鉱工業生産指数(8:50)
    12月商業動態統計(8:50)
    12月住宅着工統計(14:00)
    《決算発表》
    キーエンス、KDDI、みずほ、デンソー、アステラス薬、第一三共、日立、エーザイ、三和HD、豊田織機、TDK、東洋水産、小野薬、郵船、商船三井、清水建、日本ハム、LIXIL G、ジェイテクト、日通、ヤクルト、ALSOK、トヨタ紡織、豊田合、山九、SMS、セリア、味の素、ミツコシイセタン、住友化、東映アニメ、コーセー、小林製薬、TOTO、ガイシ、大特鋼、テクノプロHD、オークマ、コマツ、住友重、アマノ、エプソン、メディパル、エフピコ、オリコ、京成、JR西日本、日立物、SGHD、JAL、中部電、関西電、SCSK、ワコールHD、日化薬、新明和、アズワン、豊通商、りそなHD、Jパワー、ZOZO、三菱自、SBI
     
    【海外】
    中国1月製造業PMI(10:00)
    米12月個人消費支出・個人所得(22:30)
    英国EU離脱
    《米決算発表》
    シェブロン、エクソンモービル、キャタピラー
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

     
    30日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は引き続き、新型コロナウイロスへの警戒感などから一時108.570円まで下落した。
     
    その後、世界保健機関(WHO)が国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言したが、貿易や渡航の制限は推奨しないとしたことなどから、米主要株価は反発し、米ドル円も109円台前半付近まで水準を戻した。
     
    ただ、テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(109.068円)付近で上値が抑えられていることから、引き続き同線がレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    [株価材料]
     
    ■新型肺炎でWHO緊急事態宣言
     
    ■英、きょうEU離脱 通商交渉難航なら混乱も
     
    ■フッ化水素輸出、昨年12月は韓国向け838倍
     
    ■国内乗用車8社、世界生産8年ぶり減
     
    ■ジンズHD<3046.T>
    傘下が個人用仕事スペースの展開を拡大
     
    ■三越伊勢丹<3099.T>
    4〜12月営業益2割減 増税後の反動減
     
    ■日本製鉄<5401.T>
    呉の高炉休止 生産能力1割削減
     
    ■リョービ<5851.T>
    「グリーンローン」活用し130億円調達
     
    ■ミマキエンジ<6638.T>
    東御市に研究開発棟 最大40億円
     
    ■IHI<7013.T>
    航空機コーンシャフト向け鍛造部品を国産化
     
    ■エフテック<7212.T>
    車部品をフィリピンで代替生産 新型肺炎受け
     
    ■丸紅<8002.T>
    洋上風力発電に1000億円 22年稼働
     
    ■三井住友<8316.T>とSBI<8473.T>
    ブロックチェーンで協業
     

01月31日 毎日コラム
「割安株と成長株」どう違い、どう選ぶ
・・・続き


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