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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28



    2019年12月31日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比76ドル30セント(0.3%)高の2万8538ドル44セントで終えた。

    日中は前日終値を下回って推移する時間帯が長かった。取引終了にかけては主力株に買いの勢いが強まり、ダウ平均は上昇に転じ、この日の高値圏で終えた。

    取引終了にかけての強含みについては、年末を控えた機関投資家が運用成績をよくみせるための「お化粧買いを入れたようだ」との指摘があった。

    米中貿易協議の進展観測や世界景気の減速懸念の後退も相場を押し上げた。トランプ米大統領が31日、米中貿易協議の第1段階の合意について「1月15日に米国で署名式を開く」とツイッターに投稿した。中国国家統計局が31日に発表した19年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月から横ばいの50.2と、景気の拡大・縮小の節目となる50を2カ月連続で上回った。

    個別銘柄では業績期待が根強いスマートフォンのアップルが買われ、ダウ平均の上昇を支えた。

    ただ、日中のダウ平均は軟調に推移する場面が目立った。19年の米株式相場は大きく上昇しており、期末を控えた持ち高調整や利益確定売りが出た。一時は下げ幅を85ドルまで広げた。年末で市場参加者が少なく、値動きが振れやすかった面もあった。

    19年のダウ平均は年間で22.3%上げ、2年ぶりに上昇した。上昇率は17年(25.1%)以来の大きさだった。19年は米連邦準備理事会(FRB)による3回の利下げや市場予想を上回る米企業業績などが相場を押し上げた。米中貿易摩擦や世界景気の減速懸念が重荷となる場面も目立ったが、米中が貿易協議で第1段階の合意にこぎ着け、年末にかけては景気減速に対する過度な警戒感が和らいだ。個別銘柄ではアップルが8割強、ソフトウエアのマイクロソフトが5割強上昇し、ダウ平均をけん引した。

    セクター別では素材やエネルギーが上昇する一方で、資本財や食品・生活必需品小売が軟調、

    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日比26.610ポイント(0.3%)高の8972.604で終えた。アナリストが目標株価を引き上げたと伝わった画像処理半導体(GPU)のエヌビディアなど半導体の一角が買われた。ナスダックは年間では35.2%上昇した。上昇率は13年(38.3%)以来の大きさとなった。

    S&P500種株価指数は反発し、前日比9.49ポイント高の3230.78で終えた。年間では28.9%上げ、上昇率は13年(29.6%)以来の大きさだった。

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    31日のシカゴ日経平均先物は小幅に反発した。3月物は前日比20円高の2万3425円で引け、年初の同限月物終値比18%上昇した。

    30日の大取終値は215円下回った。米中貿易協議の進展期待が買いを支えた。トランプ米大統領は31日、米中は貿易協議における第1段階の合意署名式を1月15日に開くとツイッターで述べた。
    ただ年末とあって市場参加者は少なく、積極的に買い進む地合いにはなかった。

    この日の3月物高値は2万3450円、安値は2万3290円。

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    23425 ( -215 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    23455 ( -185 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    31日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は。前日の終値に比べ44.61ポイント安の7542.44で引けた。
    年間騰落率は約12%高で、2年ぶりの上昇となった。
    大みそかは半日の取引だった。年末のため手掛かり材料は乏しかったが、利益確定売りが先行した。

    2019年は英国の欧州連合(EU)離脱を予定していたが、三たび延期した末にいまだにEUにとどまっている。株式市場は英政治の不透明感に振り回されたが、海外株高にけん引される形で年間上昇を確保した。ただ、フランスなど他の欧州株と比べると上値の重さが目立った。
    構成銘柄の8割近くが下落した。

    年初からの騰落率は12%だった。前週の27日まで11日続伸していたこともあり、前日に続き利益確定の売りが優勢だった。

    原油と銅相場の下落を受けて石油株と鉱業株に売りが広がり、指数は下げ幅を拡大して引けた。

    個別銘柄では、医薬品株やブリティッシュ・アメリカン・タバコ、日用品のレキット・ベンキーザーなど多国籍企業銘柄に利益確定の売りが見られた。銀行株は全銘柄が下落した。売り買いが交錯していた総合ヘルスケアのNMCヘルスは2%超下げた。

    半面、ロシアの鉄鋼大手エブラズは高く引けた。スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションや航空・防衛機器のメギットなど個別銘柄に物色買いが入った。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    休場

    ■フランス・パリ株価指数
    5,978.06 -4.16

     

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