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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
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2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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01月20日 マーケットコメント


    21日日経平均は4日ぶりに大幅反落。
    きょうは動きづらい地合いになるかと思われたが、日経平均は200円を超える大幅下落。後場に入っても値上がり・値下がり銘柄数は均衡しており、指数だけが弱かった印象も強いが、終日さえない展開となった。前引けが2万3902円(180円安)で大引けが2万3864円(218円安)と、ほとんど動いていない。
     
     
    明日22日の日経平均株価は上値の重い展開か。
    3連休明け21日の米国株動向が注目されるが、国内主要企業の20年3月期第3四半期(19年4−12月)決算の本格化を前に様子見気分が継続する可能性がある。
    市場では、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を懸念する向きは多く、その行方を見極める必要もある。
     
    日経平均株価はきのう21日に2万4083円(前週末比42円高)と昨年来高値を更新したが、きょうの下げで2万4000円を再び割り込んだ。大台乗せ後にハネ返される傾向がみられ、上値での利益確定売りへの警戒感もくすぶっている。
     
    今晩の米国株が下落したとしても常識的な下げであれば、きょう先んじて売られた分、あすの下押し圧力は限定的と考える。安値は2万3843円で、日足チャートでは5日線(2万3967円、21日時点、以下同じ)は割り込んだものの、25日線(2万3790円)手前で下げ止まった。ここで切り返してくれば、上昇基調には変化なしとみて良いだろう。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    26096.96  ボリンジャー:+3σ(26週)
    24906.32  ボリンジャー:+2σ(26週)
    24649.01  ボリンジャー:+3σ(13週)
    24525.70  ボリンジャー:+3σ(25日)
    24289.02  ボリンジャー:+2σ(13週)
    24280.71  ボリンジャー:+2σ(25日)
    24035.71  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23977.37  6日移動平均線
    23929.03  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    23864.56  ★日経平均株価21日終値
     
    23790.72  25日移動平均線
    23715.68  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23569.05  13週移動平均線
    23545.72  ボリンジャー:-1σ(25日)
    23533.57  均衡表転換線(週足)
    23533.57  均衡表転換線(日足)
    23533.57  均衡表基準線(日足)
    23529.50   新値三本足陰転値
    23300.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
    23235.40  均衡表雲上限(日足)
    23209.06  ボリンジャー:-1σ(13週)
    23115.35  75日移動平均線
    23055.74  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22849.07  ボリンジャー:-2σ(13週)
    22525.04  26週移動平均線
    22489.09  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
    ローソク足は陰線を引き、5日線が上向きから下向きに転じ、短期的な売り圧力の強まりを示した。しかし、ザラ場安値が上向きの25日線上をキープしたほか、一目均衡表で転換線と基準線は横ばいを継続し、スピード調整の範囲内の下落となった。
    RSI(14日ベース)は50.28%(昨日54.81%)と割高でも割安でもない水準にとどまっている。
     
     

    [概況]

     
    21日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。中国で良好している新型コロナウイルスの拡散が不安視され、リスク回避の地合いが強まった。
     
    前日比1.41%安となった上海総合をはじめとして中国株が軒並み下落するなか、米ドル円も109.88円へと本日安値を更新した。110.00円台に定着し始め、少ない動きながらも、下値の堅さを見せていたなかでの出来事に、一時は下値不安が拡大するかに見えたが、安値示現後はじりじりと水準を戻し、欧州時間序盤には再び110円台を回復している。
     
    本日、110.00円の大台を維持することができれば、東京時間中の下落は、下値の堅さを確認できたとの認識から中期的にはポジティブな要因となる可能性もあり、本日終値の水準に注目したい。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    【大引け概況】
    21日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比218円95銭安の2万3864円56銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:00 容量:9.06M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     朝方は、20日の米国株式市場は休場で手掛かり材料が乏しいなか、売り物がちで始まった。やや下げ渋る場面もあったが、買い気は鈍く再び軟化した。
    中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、当初は比較的可能性が低いとされていた人から人への感染に警戒感が強まったのが投資家心理を冷やした。
     
    多くの訪日客が見込まれる中国の春節(旧正月)期間の大型連休を目前に訪日外国人(インバウンド)消費や国内消費に悪影響が出ると警戒した海外短期筋の売りが広がった。
     
    香港ハンセン指数が安く始まったのを受けて前場中ごろ過ぎから急速に下げ幅を拡大した。香港は昨年からの大規模デモが経済を下押ししており、新型肺炎の感染拡大の影響が大きく出やすいとの見方は多い。バブル崩壊後の高値更新を前にやや上値の重さもあった日本株についても香港株安につれて早めに利益確定売りに動こうとする海外投資家が増えた。薄商いのなかで日経平均は株価指数先物の下げが主導して下げ幅を広げる場面が目立った。
     
    個人投資家による押し目買いも指摘されたが、相場全体を押し上げるには力不足で日経平均は午後に一段安となった。
     
    市場からは「高値警戒感のなかで、中国の新型ウイルス肺炎への懸念など上値を抑える要因をにらみ、短期筋が仕掛け売りに動いたとみられる。上値は重くなったが、投資家が動き出すのは決算を見てからだろう」との声が聞かれた。
     
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比101.85ポイント安の1万5517.25だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、9.19ポイント安の1734.97で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆6704億円。売買高は9億1259万株と低調だった。東証1部の値下がり銘柄数は1041、値上がりは1002、変わらずは116銘柄だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は空運業、化学、鉄鋼の下落が目立ち、建設業、パルプ・紙、輸送用機器などは上昇した。
     
    個別では、ファーストリテイリングが安く、資生堂、ファンケルなども売りに押された。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連が軟調だったほか、安川電機、ファナック、KDDI、なども値を下げた。JALも下値を探った。ここ上昇が続いていた東芝機械は急反落となった。オルトプラス、エイチ・アイ・エスなどの下げも目立つ。
     
    半面、トヨタ自動車が堅調、任天堂、ソフトバンクグループ(SBG)もしっかり。HOYAも買いが優勢だった。バンナムHD、明治HD、アステラスが上昇した。前田道路が連日でストップ高となったほか、シンシア、シキボウも大幅高に買われた。テラスカイ、日本エアーテックが活況高となり、レオパレス21も物色人気。長野計器も商いを伴い上値を追った。
     
    東証2部株価指数は前日比44.63ポイント安の7368.83ポイントと続落した。
    出来高9164万株。値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は207となった。
     
    個別では、リテールパートナーズ、日住サービスが昨年来安値を更新。サイバーステップ、アサヒ衛陶、JMACS、浜井産業、大日本コンサルタントが売られた。
     
    一方、オーミケンシ、アゼアス、川本産業、マナック、ラオックスがストップ高。昭和化学工業、日本アビオニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、弘電社、YE DIGITAL、アスモ、ブルドックソースなど27銘柄は昨年来高値を更新。アジア航測、Abalance、エス・ディー・エス バイオテック、インスペック、ダイコー通産が買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比14円42銭高い3952円81銭だった。
    中国などで新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が拡大していることを受けて、日本を含めたアジア市場は全体に軟調な展開となった。東証1部の主力株が下落するなか、個別に材料の出た銘柄などに対する買いが下支えとなった。一方で、時価総額の大きい銘柄を中心に利益確定売りも出て、上値は限定的だった。
    ジャスダック市場はマスク関連銘柄などに思惑買いが入ったほか、値動きの軽さを見た買いなども個別に入り、日経ジャスダック平均はしっかりした動きになった。「個人投資家の物色意欲は依然強い」という。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で620億円、売買高は8515万株。
    値上がり銘柄数は297、値下がり銘柄数は321となった。
     
    個別では、大木ヘルスケアホールディングス、大日光・エンジニアリング、中央化学、重松製作所がストップ高。クリエアナブキ、KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。藤田エンジニアリング、常磐開発、テノックス、燦キャピタルマネージメント、きょくとうなど41銘柄は昨年来高値を更新。興研、インフォメーションクリエーティブ、シンクレイヤ、日本エマージェンシーアシスタンス、タウンニュース社が買われた。
     
    一方、オータケがストップ安。FHTホールディングス、オンキヨー、日本銀行は昨年来安値を更新。フジトミ、新都ホールディングス、倉元製作所、トレードワークス、日本パレットプールが売られた。


    東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比0.98ポイント高い886.24だった。
    新規の手掛かり材料に乏しく模様眺め気分が広がり、小幅な値動きにとどまった。市場全体がややリスク回避地合いとなる中で上値は重かったが、個別の買いが相場を下支えした。
    主要企業の決算発表を控えており、積極的に売り崩す雰囲気もなく、売り一巡後は様子見ムードが広がっていた。マザーズ市場では、好業績に関する観測が伝わったLTS、シンガポール企業にサイネージを2000台納入したと発表したトランザスが急騰した。
    値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は166となった。
     
    個別では,エル・ティー・エスがストップ高。フェイスネットワーク、ソケッツ、プロパティデータバンク、Sansan、大泉製作所など7銘柄は昨年来高値を更新。トランザス、オンコセラピー・サイエンス、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、ファンデリー、JMCはが買われた。
     
    一方、ウォンテッドリー、ビープラッツ、Welbyが昨年来安値を更新。ホープ、Lib Work、旅工房、ロゼッタ、Jストリームが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    21日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比200円95銭安の2万3882円56銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、9.45ポイント安の1734.71で始まった。
    前場終値と比較して下げ幅をやや広げている。
    外国為替市場では、1ドル=110円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。

    ランチバスケットは16件、133.56億円、30億売り越し。
     
    個別では、東エレク、安川電が前場安値を下回り、ソニーも値下がり。ファーストリテが甘く、資生堂、JALは緩んでいる。東芝機械は大幅安。三菱UFJ、三井住友は軟調となっている。
    半面、ソフトバンクGが小幅高。トヨタが値を保ち、任天堂はしっかり。前田道路はストップ高買い気配を唱え、後場は取引が成立していない。
     
    本日の日経平均は株価指数先物の売りに大きく振らされる格好となっている。
    前引けの下落率は日経平均が0.75%、東証株価指数(TOPIX)が0.46%。ここ数日は外資系証券によるTOPIX先物のまとまった売りが観測され、日経平均先物の売買に目立った傾きは見られなかったため、日経平均主導の下げはやや不意をつかれた印象だろう。

    香港ハンセン指数は2%近い下落。上海総合指数は下落率が1%超に拡大している。
    後場もこれらが日経平均の戻りを鈍らせるだろう。ただ、外需関連企業の業績底打ち期待も根強くあるなかで、決算発表前に積極的な売りも手掛けづらいところ。2万3790円近辺に位置する25日移動平均線を割り込んでこなければ、目先調整の範囲内と受け止められるだろう。
     

    21日午前の日経平均株価は反落し、前日比180円91銭安の2万3902円60銭で前場を終えた。下げ幅が230円を超える場面もあった。
     
    朝方は、20日の米国株式市場は休場で手掛かり材料が乏しいなか、売り物がちで始まった。やや下げ渋る場面もあったが、買い気は鈍く再び軟化した。
    中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への警戒感から香港ハンセン指数などアジア株が大きく下げた流れで日本株の下押し圧力が強まった。日経平均は前日に昨年来高値を更新したが、上値の重さが目立つなかで海外の短期筋など利益確定売りに動く投資家が増えた。
     
    新型コロナウイルスによる肺炎について、中国政府の専門家チームのトップは20日「人から人に感染していることは間違いない」と言明した。春節(旧正月)に伴う大型連休を目前に控え、日本国内でも感染が拡大すれば、中長期的に訪日外国人(インバウンド)消費や国内消費に影響が広がるとの見方が広がった。
    インバウンド関連の資生堂が下げたほか、空運株などにも売りが目立った。外国為替市場では円が対米ドルで上昇するなどリスク回避の動きがほかの市場でも見られた。
     
    市場からは「先物に仕掛け売りが入り、円高・ドル安に傾き、中国株や香港株の下げも投資家心理の後退につながった。トランプ米大統領のダボス会議に向けたツイートや新型コロナウイルスへの警戒も後からくっついてきたが、こんなに下げる理由にはならない」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7752億円、売買高は4億6574万株と低調だった。東証1部の値下がり銘柄数は1026、値上がりは1027、変わらずは106銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は空運業、化学、非鉄金属などが下落し、上昇は建設業、輸送用機器、電気・ガス業。
     
    個別では、東京エレクトロンが軟調、ファーストリテイリング、資生堂も売りに押された。安川電機、日本電産、ファナック、KDDI、信越化なども値を下げた。東芝機械が値下がり率トップに売り込まれ、大真空、エイチ・アイ・エスなども下値を探った。
     
    半面、トヨタ自動車、SUBARUが堅調、ソフトバンクグループ(SBG)もしっかり。前田道路がストップ高、日本エアーテック、シンシアが値を飛ばし、シキボウも大幅高、明治HDが上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比59.63ポイント安の7353.83ポイントと続落した。
    出来高5892万株。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は205となった。
     
    個別では、リテールパートナーズ、日住サービスが昨年来安値を更新。アサヒ衛陶、JMACS、アドテック プラズマ テクノロジー、タカトリ、NCS&Aが売られた。
     
    一方、オーミケンシ、アゼアス、マナックがストップ高。日本アビオニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、弘電社、アスモ、ブルドックソース、セントラル総合開発など18銘柄は昨年来高値を更新。ラオックス、アジア航測、Abalance、テクノマセマティカル、日本ピグメントが買われた。
     

     
    日経ジャスダック平均株価は小幅続伸した。前引けは前日比2円80銭高い3941円19銭だった。東証1部の主要株が中国の新型肺炎の拡大警戒で下落し、ジャスダック市場でも時価総額の大きい銘柄を中心に利益確定売りが広がったが、個別に材料の出た銘柄への買いが下支えした。新型肺炎の感染拡大による連想買いから、重松製や興研も高い。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で366億円、売買高は5408万株。
    値上がり銘柄数は261、値下がり銘柄数は324となった。
     
    個別では、クリエアナブキ、大日光・エンジニアリング、中央化学、重松製作所がストップ高。KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。藤田エンジニアリング、テノックス、燦キャピタルマネージメント、タウンニュース社、ブロッコリーなど33銘柄は昨年来高値を更新。イワブチ、日本エマージェンシーアシスタンス、シンクレイヤ、興研、インフォメーションクリエーティブが買われた。
     
    一方、オンキヨー、日本銀行が昨年来安値を更新。オータケ、アクモス、倉元製作所、フジトミ、ソレキアが売られた。

     
    東証マザーズ指数は小幅反落した。前引けは前日比1.06ポイント安い884.20だった。
    米国が祝日で海外投資家の取引参加が少なかった影響が大きく、新規の手掛かり材料に乏しいなか、様子見気分が広がり、狭い値幅でのもみ合い展開だった。
    個別材料株への短期の値幅取りを狙った売買は活発ではあるが、マザーズ市場全体を押し上げるまでにはつながらず、小幅なレンジ相場にとどまっている。
    値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は183となった。
     
    個別では、ウォンテッドリー、ビープラッツ、Welbyが昨年来安値を更新。ホープ、旅工房、アドベンチャー、スポーツフィールド、Jストリームは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、フェイスネットワーク、ソケッツ、プロパティデータバンク、Sansan、大泉製作所など7銘柄が昨年来高値を更新。エル・ティー・エス、トランザス、JTOWER、オンコセラピー・サイエンス、MTGが買われ

    【寄り付き概況】

    21日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比10円70銭安の2万4072円81銭。20日の米株式市場がキング牧師の誕生日に伴う祝日で休場、日本株の一段の上値を追う材料に欠くなか、利益確定売りが先行している。
    外国為替市場では1ドル=110円台近辺の推移で、全体相場に与える影響は限定的。IMFが20日に改定した世界経済見通しで、2020年の成長率を昨年10月時点から下方修正したことは、機関投資家の動きを鈍くする可能性がある。主力株は手控えムードが漂うなか、個人投資家主導で個別材料株物色の動きが強まりそうだ。
     
    国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)を下方修正したのも世界経済の先行きに対する楽観論をやや後退させたとの見方がある。東エレクやファストリなど値がさ株の一角が安く始まった
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に電力ガス、海運、倉庫など。値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、化学など。
     
    個別では、三菱UFJ、みずほFG、三井住友のメガバンク株や野村、大和証Gの証券株が値を下げ、ソニー、東エレク、村田製の電子部品関連株や菱ガス化、三井化学、三菱ケミHD、JXTG、コスモエネルギ、出光興産、日本製鉄、JFE、神戸鋼も軟調で、ファーストリテは続落している。
     
    一方、ソフトバンクG、任天堂が高く、トヨタ、日産自、SUBARUの自動車株や三井E&S、日立造、三菱重の造船株が堅調。また、大成建、清水建、鹿島や武田、アステラス薬、第一三共の薬品株が値を上げ、アサヒ、キリン、ユニチカ、クラボウ、シキボウも値を上げている。
     
    テクニカル的にはショーボンド(1414)、キャンディル(1446)、NIPPO(1881)、前田道(1883)、日道路(1884)、北電事(1930)、コシダカ(2157)、エスクリ(2196)、DDHD(3073)、富士紡(3104)、東急不(3289)、串カツ(3547)、三菱ケミ(4188)、旭有機材(4216)、ラクスル(4384)、神東塗(4615)、早稲アカ(4718)、ITFOR(4743)、C&R(4763)、MORESCO(5018)、AGC(5201)、日亜鋼(5658)、アサヒ(5857)、アビスト(6087)、豊田織機(6201)、ダイキン(6367)、サムコ(6387)、富士電機(6504)、JVCKW(6632)、日新電(6641)、日電波(6779)、シスメックス(6869)、日東電(6988)、トヨタ(7203)、GMB(7214)、三城(7455)、キャノン(7751)、大日印(7912)、バルカー(7995)、物産(8053)、GSIクレオス(8101)、大和(8601)、ダイビル(8806)、リロ(8876)、レノバ(9519)、ベルク(9974)が動兆。
     
    人気はウィルズ(4482)、岡本硝子(7746)、東洋建(6104)、芝機(6104)、MTG(7806)、NCS&A(9709)、サムコ(6387)、イワブチ(5983)、大真空(6962)、キーウェア(3799)、ラック(3857)、セレス(3696)。
     

     



    21日の日経平均株価は方向感の出づらい展開か。
    前日の終値(2万4083円)を挟んで小動き。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3950円-2万4200円を想定。
     
    20日の米国市場が休場し新たな取引材料に乏しく、2019年4〜12月期の主要企業決算の発表を前にした買い控えムードが引き続き強いだろう。外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半と円安・ドル高水準で推移していることは支えとなりそうだ。
     
    先高期待感の高まりが見込まれるが、積極的に上値を追う手掛かりに欠けることから、停滞商状となる場面もありそう。一方、好地合いのなか、中国の新型肺炎に関連するとみられる銘柄や親子上場問題に絡んだ銘柄などを中心に、値動きの軽い中小型株への物色が継続されることが想定される。
    大阪取引所の夜間取引で日経平均先物3月物は前日の清算値を40円下回る2万4040円で終えた。
    本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されるが、金融政策は現状維持が濃厚。展望リポートの公表などもあり、発表直後にはやや値動きが荒くなるかもしれないが、基本的には休場明けの米国市場待ちで様子見姿勢が強まるだろう。
     
    日程面で国内では日銀が金融政策決定会合の結果や3カ月ごとにまとめる「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。海外では世界経済フォーラム年次会合(ダボス会議)が24日まで開かれる。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■鳥居薬品<4551>
    前期経常を69%上方修正。
     
    ■トランザス<6696>
    東南アジアの商業施設サイネージを展開するシンガポール企業に対し、センサー連動型サイネージ2000台を納品。また、チャネル編成や動画配信のクラウド型CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)サービスの提供を開始。
     
    ■シンシア<7782>
    前期経常を2.6倍上方修正、配当も2円増額。
     
    ■マーチャント・バンカーズ<3121>
    LED照明や節水装置の販売・設置工事を展開するアビスジャパンと資本業務提携し、環境関連事業への取り組みを開始。
     
    ■ACCESS <4813>
    投資有価証券売却益が発生。昨年12月に売却済みの有価証券売却益と合わせて、20年1月期第4四半期に2.3億円を特別利益に計上する。
     
    ■シルバーライフ<9262>
    東証が27日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■クリエイトSDホールディングス <3148>
    神奈川県内で食品スーパー「ゆりストア」を運営する百合ヶ丘産業の全株式を取得し子会社化する。
     
    ■ラクス<3923>
    12月全社売上高は前年同月比36.8%増と2ケタ増収が続いた。
     
    ■SKIYAKI <3995>
    東証が21日付で貸借銘柄に選定。株式流動性の向上による売買活性化が期待される。
     
    ■サカタインクス <4633>
    印刷用インキの老舗メーカーであるドイツA.M.Rampの全株式を取得し子会社化する。
     
    ■ホープ <6195>
    東証が21日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     

     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    21(火)
    黒田日銀総裁会見
    日銀が経済・物価情勢の展望(展望レポート) を公表
     
    【海外】
    世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜1/24)
    《米決算発表》
    IBM、ネットフリックス、ハリバートン
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     
    「117%」
     
    週明けのNY株式市場はキング牧師の生誕記念で休場。
    本当は1月15日がキング牧師の誕生日だが、現在は1月の第3月曜日が祝日。
    「1998年以降の22年間。キング牧師誕生日の祝日がある4営業日に米株は弱いジンクスがある」との指摘。
    NYダウは平均で0.79%、S&P500は0.51%の下落だった。
    ただ「2012年以降の8年間のうち6回はNYダウ、NASDAQ、ラッセル2000指数が上昇。
    S&P500とラッセル10000指数は8年間のうち5回は上昇した」という声もある。
     
     
    週明けの日経平均は寄り付き39円高、終値42円高。
    「上げの日」のアノマリーの面目は保った格好。
    日中値幅47円と狭いレンジながら日足は4日ぶりに3円だけ陽線。
    終値では12月17日の24066円を回復し昨年来高値を更新。
    マザーズ指数は反発。
    東証1部の売買代金は1兆4179億円と薄商い。
    値上がり1478銘柄(前日1194銘柄)、値下がり579銘柄(前日837銘柄)。
    新高値87銘柄(前日64銘柄)。
    新安値4銘柄(前日9銘柄)。
    騰落レシオは93.99と低下(前日93.63)。
    NTレシオは13.81倍と低下(10月28日が13.87倍)。
    サイコロは7勝5敗で58.3%。
    25日線(23772円)からは1.31%のプラスかい離。
    200日(21997円)からは9.53%のプラスかい離。
    5日線(23999円)は右肩上がりでサポート。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.134% 。
    買い方▲5.724%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.458%。
    買い方▲12.279%。
    空売り比率は39.8%で5日ぶりの40%割れ。
    空売り規制なし銘柄の比率は6.7%。
    日経HVは14.5、日経VIは13.48。
    日経平均採用銘柄のPERは14.59倍。
    EPSは1650円。
    PBRは1.18倍。
    BPSは20409円。
    225先物採用銘柄の益回りは6.85%。
    ドル建て日経平均は218.56(12月13日が219.64)。
    東証単純平均株価は14円高2341円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    シカゴ225終値は休場。
    大証夜間取引終値は大証日中比40円安の24040円。
    気学では「関門注意日にして、後場仕成りの急変を見る」。
    水曜は「変化を起こす重要日。前日来の足取りに注意」。
    木曜は「一方に偏して動く。波動に注意して駆け引きせよ」。
    金曜は「前場寄り付きと大引けを見て、高きは売り、安きは買い」。
    勝手雲は黒くねじれ24日にまた白くねじれる。
    NYはキング牧師生誕祭でNY休場。
    今日からからはダヴォス会議。
    24日からは中国市場が春節休み(30日まで)。
    「1月が陽線なら、1年間通じて陽線になる確率は72%」と市場関係者。
    その年足陽線基準は23204円だ。
    明日の「天赦日(もっとも縁起の良い日)」に期待したい。
    今年2連勝中(通算4連勝)の火曜日。
    IMFの世界経済見通しは2020年の成長率を3.3%成長と予測。
    19年10月時点から0.1ポイント下方修正。
    ただ日本は前回から0.2ポイント上方修正して0.7%成長の見通し。
    見えないフリになるのかどうか。
     
    ドル建て日経平均は月次ベースでは1990年以来の高値水準。
    時価総額を名目GDPで除したバフェット指数。
    過去18年9月122%、17年12月122%、07年6付き106%。
    89年12月135%が最大値。
    現在は時価総額656兆円、名目GDP559兆円。
    バフェット指数は117%。
     
    NYダウが初めて2万9000ドルに乗せたのが1月15日。
    初めて2万8000ドル台に乗せたのは昨年11月15日。
    2カ月で台替わりしたことになる。
    2万7000ドル台から2万8000ドル台への上昇は4カ月。
    2万6000ドル台から2万7000ドル台には1年半。
    上昇ペースは大幅に縮小。
    以下は昨年11月15日終値と比べたNYダウ構成銘柄の騰落率。
    上昇率が最大だったのはアップルの17.2%。
    1銘柄でNYダウを309ドル押し上げ寄与度の3割だった。
     
    <ダウ平均構成銘柄の株価と騰落率>
                                            19年       20年
                                           11月15日  1月15日   騰落率
    (1)アップル                         265.76    311.34    17.2
    (2)ゴールドマン・サックス           220.25    245.21    11.3
    (3)ビザ                             179.77    199.80    11.1
    (4)ナイキ                            93.04    102.79    10.5
    (5)ユナイテッドヘルス・グループ     269.40    296.41    10.0
    (6)ファイザー                        37.28     40.67     9.1
    (7)ジョンソン・エンド・ジョンソン   134.94    147.01     8.9
    (8)マイクロソフト                   149.97    163.18     8.8
    (9)マクドナルド                     193.97    209.77     8.2
    (10)メルク                            84.90     91.54     7.8
    (11)コカ・コーラ                      52.67     56.70     7.7
    (12)アメリカン・エキスプレス         120.76    129.82     7.5
    (13)シスコシステムズ                  45.09     48.01     6.5
    (14)JPモルガン・チェース           129.53    136.72     5.6
    (15)スリーエム                       171.88    179.78     4.6
    (16)プロクター・アンド・ギャンブル   120.54    125.96     4.5
    (17)トラベラーズ                     133.57    137.57     3.0
    (18)ユナイテッド・テクノロジーズ     149.36    151.96     1.7
    (19)インテル                          57.96     58.94     1.7
    (20)IBM                           134.40    136.62     1.7
    (21)キャタピラー                     145.31    145.57     0.2
    (22)エクソンモービル                  69.19     69.09   ▲0.1
    (23)ウォルト・ディズニー             144.67    144.32   ▲0.2
    (24)ベライゾン・コミュニケーションズ  59.51     59.10   ▲0.7
    (25)ウォルマート                     118.87    115.28   ▲3.0
    (26)シェブロン                       120.64    116.13   ▲3.7
    (27)ダウ(化学メーカー)              54.86     52.27   ▲4.7
    (28)ホーム・デポ                     237.29    224.59   ▲5.4
    (29)ボーイング                       371.68    329.80  ▲11.3
    (30)ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス            62.14     54.43  ▲12.4
     
    ダウ工業株30種平均                  28004.89  29030.22     3.7
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    早稲アカ(4718)・・・動兆
     
    早稲田アカデミーに注目する。
    同社は集団指導塾「早稲田アカデミー」を運営。
    既存校舎の小学生が想定超。
    就学前からの早期英語教育も事業化準備。
    季節物。

    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]

     
    20日、欧米時間における外国為替市場の米ドル円は110円台前半付近で小動きとなった。米国がキング牧師記念日により祝日であったことから取引参加者は限定的であった。
     
    また、21日からスイスのダボスで開幕となる世界経済フォーラム(通称:ダボス会議)において、トランプ米大統領はイラクのサハレ大統領やパキスタンのカーン首相、スイスのソマルガ大統領、EUのフォンデアライエン欧州委員長、クルド自治政府のバルザニ議長などと会談する予定であることが報じられている。
     
    テクニカル的には米ドル円は下方に控える5日移動平均線(110.134円)付近が引き続きサポートとなりそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    [株価材料]
     
     
    ■5G全国整備へ新制度 光回線維持で負担金
     
    ■東京都は家庭向け蓄電池設置で補助 最大60万円
     
    ■中国新エネ車補助金の20年廃止見送り 国内販売減で
     
    ■IR基本方針2月以降に先送り 汚職事件受け厳格化へ
     
    ■中国脱プラへ規制強化 店の使い捨てストロー禁止へ
     
    ■中国新型肺炎 死者4人に 「人から人」感染確認
     
    ■国交省 戸建住宅街を再生 住宅専用地への出店緩和
     
    ■途上国の観光タクシーにプリウスのEV部品
     
    ■韓国 素材・部品の「脱日本」加速
     
    ■途上国の観光タクシーにプリウスのEV部品
     
    ■韓国 素材・部品の「脱日本」加速
     
     
    ■野村不<3231>
    商業施設の新ブランド 美容などサービス業集積
    ■住友化学<4005>
    5Gにらみアルミナの新素材
     
    ■ディスコ<6146>
    営業益250億円 4〜12月期 従来予想1割上回る
     
    ■コマツ<6301>
    粟津工場にバイオマスボイラ増設 木材チップでCO2削減
     
    ■東芝<6502>
    20年度に量子暗号事業開始 まず米国で
     
    ■LTS<6560>
    20.12期営業益3割増 事務自動化サービス伸びる
     
    ■浜松ホトニクス<6965>
    3年で600億円投資 高性能センサー生産
     
    ■スバル<7270>
    トヨタの技術でHV投入へ 2020年代半ば
     
    ■ラオックス<8202>
    社長 今期は「3年ぶりの黒字」 贈答品子会社が改善
     
    ■JR東海<9022>
    20年ぶり在来線新車両 旧国鉄の車両引退へ
     
    ■NTTドコモ<9437>
    映像で骨や筋肉の動き計測 東大と開発
     
    ■TEPCO<9501>、ヤマダ<9831>系と
    定額制で太陽光発電・蓄電 
     



    20日の米国株式市場は、キング牧師生誕日のため休場


     

    【シカゴ日本株先物概況】



    キング牧師生誕記念日のため休場








    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7651.44(-23.12)
    20日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前週末の終値に比べ23.12ポイント安の7651.44で引けた。構成銘柄の7割が下落した。
    午前はジリ安で、正午前に7639.62の安値を付けた。その後は上下を繰り返しながら方向感なく取引されたものの、やや下げ幅を縮小した。
     
    前週末に上昇した銘柄を中心に利益確定の売りが出た。また英国の欧州連合(EU)離脱後、EUとの通商交渉が難航しそうだとの懸念が改めて意識されたことも重荷になった。米国市場が祝日で休場ということもあり、積極的な取引は手控えられた。
     
    個別銘柄では、前週末に大幅高となった総合ヘルスケアのNMCヘルスが3.7%安。この日は下落。英高級衣料バーバリーは2.2%安、欧州航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2.1%安。英イングランド銀行(中央銀行)による利下げ観測が強まる中、銀行株にも売りが広がった。
     
    一方で住宅建設株は利下げが業績押し上げにつながるとの思惑から買いが入った。米国での事業拡大が期待され、航空・防衛のBAEシステムズは3.7%高はと大幅上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13548.94(+22.81)
    20日のドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前週末と比べて22.81ポイント高の13548.94だった。
    前週末に引き続き2018年1月23日に付けた過去最高値(13559.60、終値ベース)に迫った。電力株の上昇が続いた。
    個別では、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアとオンライン決済サービスのワイヤーカードが高かった。航空のルフトハンザとドイツ銀行が安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6078.54(−22.18)
    他の欧州の主要株式市場は総じて下落した。前週末に大幅上昇した反動もあり、利益確定の売りが優勢だった。

01月21日 毎日コラム
株価は動く、そのシナリオを探す
・・・続き



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