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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


01月01日 マーケットコメント

01月02日 マーケットコメント

01月03日 マーケットコメント

01月04日 マーケットコメント

01月05日 マーケットコメント

01月06日 マーケットコメント

01月07日 マーケットコメント

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01月12日 マーケットコメント

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01月15日 マーケットコメント

01月16日 マーケットコメント


    17日の日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発し、2万8333円(前週末比209円高)引け。
    前週末に大幅続落した反動から買いが先行した。前週末の米ハイテク株高を支えに半導体
    関連株などの上昇も寄与し、上げ幅は一時320円を超えた。
    ただ、ローソク足では十字線を形成しており、高く始まった後は、ブル派もベア派も動き
    が取れない1日となった。大型株は総じて落ち着いた動きであったと言えるが、中小型株
    では派手に下げる銘柄も多かった。
     
    あす18日の日経平均株価は、手控えムードか。
    国内でもオミクロン株の感染が拡大しているだけに、経済活動の再停滞への警戒感が根強
    い。また、本日の米国市場はキング牧師生誕の日で休場となるだけに、海外投資家の動き
    も鈍いほか、国内ではマザーズ指数の下落基調が続いているだけに、個人投資家の投資余
    力の減退への懸念もあり、先行き不透明感は拭えておらず、買い戻しの域を抜け出ていな
    いようだ。
    日銀の金融政策決定会合を控え、見極めたいとの空気も漂いやすい。現状の緩和政策を維
    持するとみられるが、前週末14日には「日本銀行が、物価目標が2%に達する前に利上げ
    をすることが可能かどうか議論している」との観測報道が流れており、会合結果発表後の
    黒田日銀総裁の記者会見に関心を寄せる向きは多い。また、市場では「米決算が始まり、
    日本企業の決算も控えており、動きにくい」との声も聞かれた。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
     
    28823.36  75日移動平均線
    28783.47  200日移動平均線
    28779.65  13週移動平均線
    28723.96  26週移動平均線
    28697.55  均衡表転換線(週足)
    28685.09  均衡表雲上限(週足)
    28638.69  均衡表転換線(日足)
    28638.69  均衡表基準線(日足)
    28635.45  25日移動平均線
    28617.79  均衡表雲下限(日足)
    28487.87  新値三本足陽転値
    28402.27  6日移動平均線
     
    28333.52  ★日経平均株価17日終値
     
    28307.30  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28240.25  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27979.14  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27839.35  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27700.86  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27650.99  ボリンジャー:-3σ(25日)
    27161.47  ボリンジャー:-3σ(13週)
    26954.74  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    ローソク足はマドを空けて上昇したが、寄り引けほぼ同値で上ヒゲがやや長めの十字足を示現し、上値の重さを窺わせた。終値は下向きの5日移動平均線を上回ったが、株価上方では25日線や200日線が下降を継続し、下落トレンド延長を示唆している。
    RSI(14日ベース)が12日の60.76%を直近ピークに低下基調にあり、本日は43.94%と中立圏下限付近に位置する。RSIは周期性が強いことから、目先は一旦中立圏下限の40%割れを試す流れが予想され、RSIの低下に沿って株価が下値を切り下げるリスクに留意したい。

     

    【大引け概況】
    17日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前週末比209円24銭(0.74%)高の2万8333円52銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:45 容量:10.12M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。
     
    前週末の米株式市場では、NYダウが下落したもののナスダック指数は上昇した。足もとで為替が円安基調にあることも好感され、この日の東京株式市場もハイテク株を中心に値を上げた。前週末に日経平均株価が一時2万8000円割れと下落していたこともあり、値頃感からの買いが流入した。ただ、今晩は米国市場がキング牧師誕生日で休場となることから後場に入り様子見姿勢が強まった。
     
    日経平均は前週末14日までの2営業日で600円超下落しており、14日には日銀が約3カ月ぶりに株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れた。2万8000円近辺まで下げていたことで機関投資家や個人投資家の買いも入り、主力株や値がさ株を中心に上昇した。
     
    外為市場で円相場が1ドル=114円台半ばまで下落し、輸出採算の改善を見込んだ買いも相場の支えとなった。自動車株などが買われ、トヨタは連日で上場来高値を更新した。
     
    中国の主要経済統計の発表が日本時間午前に集中したが、市場予想比での結果はまちまちで日経平均は伸び悩んだ。国内で新型コロナウイルスの感染が急増し続けており、東京都などに「まん延防止等重点措置」の適用拡大が見込まれるのも上値を重くした。
     
    東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発し、前週末比9.05ポイント(0.46%)高の1986.71で終えた。JPX日経インデックス400も3営業日ぶりに反発した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3178億円。売買高は9億9587万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は962、値下がりは1120、変わらずは103だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、ゴム製品、パルプ・紙、輸送用機器などが上昇した。鉄鋼、海運業などは下落。
     
    個別銘柄では、東京エレクトロンやアドバンテスト、SCREENホールディングスが高く、ソニーグループや任天堂、ファナックが上昇した。ソフトバンクグループやトヨタ自動車、ファーストリテイリングが値を上げた。原油など資源価格の上昇でINPEXや三菱商事、三井物産といったエネルギー関連株も買われた。アステラス、オリンパスも高い。大成建や清水建が上昇したほか、NECや富士通が買われた。
     
    半面、レーザーテックが安く、日本郵船や商船三井など海運株が軟調。日本製鉄やジェイ エフ イー ホールディングスといった鉄鋼株が安く、東邦鉛や大平金など下落した。日本郵政や東京海上ホールディングス、第一生命ホールディングスが値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前週末比27.02ポイント安の7469.35ポイントと3日続落した。
    出来高1億4312万株。値上がり銘柄数は158、値下がり銘柄数は242となった。
     
    個別では、中外鉱業、ギグワークス、STIフードホールディングス、パシフィックネット、ミライノベートなど18銘柄が昨年来安値を更新。ビーイングホールディングス、川本産業、明治機械、JMACS、ナガホリが売られた。
     
    一方、JFEシステムズ、日本伸銅、中西製作所、アドテック プラズマ テクノロジー、ノダが昨年来高値を更新。加地テック、ストリーム、SDSホールディングス、アサヒ衛陶、グローバルダイニングが買われた。






     


     
    日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比22円24銭安い3762円92銭だった。
    ジャスダック平均は上昇してスタートしたが、直後に戻り待ちの売りから失速するとマイナス圏に転落した。その後、一時プラス圏に浮上するも再度じりじりと下げ幅を拡げ、マザーズ指数が後場に大きく下げ幅を拡げるとジャスダック平均も連れ安に、ほぼ安値引けとなった。本日もグロース株からバリュー株へ投資資金のシフトが目立った。また、直近の大幅下落で個人投資家の含み損益は相当に悪化しているようで、新興市場全体で本格的な持ち直しには時間がかかりそうだ。
    ウエストHDやセリア、フルヤ金属が下落した。半面、CSランバーや芝浦電子、セルムは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で516億円、売買高は5317万株だった。
    値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は387となった。
     
    個別ではNo.1がストップ安。田中建設工業、クルーズ、セリア、フジタコーポレーション、システム ディなど28銘柄は昨年来安値を更新。AFC−HDアムスライフサイエンス、川崎地質、市進ホールディングス、三和油化工業、カンセキが売られた。
     
    一方、シーズメン、MITホールディングスがストップ高。木徳神糧、ありがとうサービス、永大化工、丸八証券は昨年来高値を更新。シー・エス・ランバー、タケダ機械、セルム、ネクスグループ、ANAPが買われた。
     
     

    [概況]

     
    7日、東京外国為替市場の米ドル円は一時114.515円まで上昇し、買いが一巡後は高値圏で膠着状態となった。先週末の流れを引き継ぎ、米ドル円は早朝から買いが優勢でスタートとなるが、この後米国はキング牧師記念日により祝日であることや、明日の日銀会合の結果などを控え、徐々に様子見ムードが広がった。現在、米ドル円は114.495円付近で本日の高値圏で推移している。
     
    またこの後、米国が祝日の一方、世界経済フォーラムのオンライン会議の開催やユーロ圏財務相会合などが予定されている。テクニカル的には米ドル円は上方に位置する5日移動平均線(114.559円)を上抜け切れるか注目したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]


     
    東証マザーズ指数は前週末比12.72ポイント安の832.06ポイントと3日続落した。
    銘柄により押し目買いは入ったものの、「バリュー株への資金シフトが続いている」といい、マザーズ指数は連日で昨年来安値を更新し、2020年5月以来およそ1年8カ月ぶりの安値となった。米国の金融引き締めへの警戒感から投資指標面で割高感のある成長(グロース)株売りが続いている。きょうは中小型株の軟調さも目立った。
    BASEやそーせい、HENNGEが下落した。一方、4月からの新市場区分で最上位の「プライム」市場への変更を申請したと発表したメルカリは3%超上昇した。フロンテオやEnjinも買われた。
    売買代金は概算で1205.00億円。騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり316銘柄、変わらず15銘柄となった。
     
    個別では、バリューデザイン、アララ、モビルス、アスタリスク、アイドマ・ホールディングスなど7銘柄がストップ安。ケアネット、フルッタフルッタ、ファンデリー、ベガコーポレーション、リネットジャパングループなど96銘柄は昨年来安値を更新。リアルワールド、ラストワンマイル、GRCS、エフ・コード、シンメンテホールディングスが売られた。
     
    一方、UUUM、キャンバス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、HYUGA PRIMARY CARE、Enjinがストップ高。シルバーエッグ・テクノロジー、グッドパッチは一時ストップ高と値を飛ばした。ロードスターキャピタルは昨年来高値を更新。ティーケーピー、アイペットホールディングス、FRONTEO、メタリアル、海帆が買われた。

     

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    「自信」
     
    東証1部上場のIT企業の創業会長の話が印象に残った。

    創業から長い間。
    年始回りというとまずは銀行の支店長のところに行った。
    年初の仕事始めは取引先よりも数行の銀行の支店長に「今年もよろしくお願いします」。
    成長のための資金繰りこそ優先事項という状況だったからこれが重要な年中行事だった。
    そういう企業ばかりだったから銀行支店長のところは門前市をなす状態。
    数十社のトップや財務部長が毎年来る風景だった。
    なにしろ資金がなければ成長は止まってしまうのだから当然だったろう。
    ゴルフや会食の接待も数多く行っていた。
    ただ、上場以降はこれに証券会社の事業法人部や引受部が加わった。
    当時としては珍しかったことだと思う。
    しばらく両方を訪ねる年始がが続いた。
    でも銀行の方が用事がなくなってきたのが現実。
    「貸し出しはいくらでもします」と言われても、必要資金は潤沢。
    売り出しでも債券発行でも何でも可能になったので必要がなくなってきた。
    コロナ禍の影響もあってこの3年は銀行へは年始回りに行かなくなった。
    証券会社だけは続けている。
    というか、証券会社に行くことは銀行にいくよりも意味があるからだ」。
    「銀行よサヨウナラ、証券よコンニチワ」と言われたのは1960年代のこと。
    それでも肌感覚で感じることはなかったのが現実。
    しかも運用中心のリテールの世界での話だった。
    事業法人の世界で証券会社の営業マンが年始回りに行くのは当然のこと。
    でもプライム市場の上場企業のトップが年始にあいさつに行くのが証券会社。
    IPOを控えた会社やIPO直後の会社の話ではない。
    プライム市場確定の東証1部上場企業のトップの話。
    風景は明らかに変化してきたような印象だ。
    おそらく現場の証券マンはこの変化には意外と気が付いていないのかも知れない。
    「間接金融の世界から直接金融の世界へ」はお題目ではなくなってきたようだ。
    その意味では証券界も媚びることではなく自信を持つことが必要になってこようか。
     
    そして同会長氏。
    「成長と分配は毎年行っています。
    5%成長すれば3%の賃上げ。
    25%成長だったら20%の賃上げ。
    それを実行してきました。
    年収600万円→800万円。
    年収800万円→1000万円。
    年収1000万円→1300万円。
    この世界を描いてあげることで社員は成長を目指して動いてくれます」。
    つまり鶏と卵の話のようだが成長の絵図を具体的に示し分配の未来像を絵描くこと。
    多くの企業がこれを行えばよいだけのこと。
    「非正規社員が多いから収入が上がらない」なんてことはなくなる。
    加えて、賃上げ企業には税制優遇をするというのが政府の方針。
    税務効果だけでも賃上げはできるはずだ。
    政府は個々人の能力を高める施策に4000億円を投入という。
    勉強して知識をつければ成長するのだろうかという疑問も残る。
    「現場の売り上げと利益が成長すれば分配を増やす」。
    単純な方が分かりやすい。
     



    (櫻井)。

    17日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前週末比194円26銭高の2万8318円54銭だった。最近の株価調整が急ピッチで進んだ反動で自律反発狙いの買いが優勢だった。
     
    前週末14日の米株式市場でNYダウは下落したが、ハイテク株などが買われナスダック指数が上昇したことを好感。日経平均株は値を上げてスタートし一時300円を超す上昇となる場面があった。半導体製造装置関連株などが値を上げた。ただ、買い一巡後は売りに押され、前引けにかけやや伸び悩んだ。
     
    日経平均は前週末14日までの2営業日で600円超下落しており、14日には日銀が約3カ月ぶりに株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れていた。下げすぎとの見方が一部で強まっていたうえ、2万8000円近辺まで下げると値ごろ感が意識されてくるとの指摘もあり、主力銘柄に押し目買いが先行した。
     
    前週末に主要な半導体関連株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数が大幅に反発した流れを引き継いで、東エレクやアドテストなど日経平均寄与度の大きい値がさの半導体株が上昇。外国為替市場で1ドル=114円台半ばまで円安・ドル高が進み、輸出採算の改善期待で輸出関連株も堅調に推移した。
     
    ただ、新型コロナウイルスの国内での新規感染者の急増など不安材料もあり、積極的に上値を追いにくかった。午前は中国で統計の発表が相次ぎ、2021年10〜12月期の国内総生産(GDP)が市場予想を上回る一方、21年12月の小売売上高は市場予想を下回った。中国の統計発表後に日経平均はやや伸び悩んだ。
     
    市場からは、北京オリンピックに向けた動向が気になり、評価しきれない。米決算が始まり、日本企業の決算も控えており、動きにくい」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2980億円、売買高は5億4688万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は991で全体の5割に届かなかった。値下がりは1073、変わらずは119銘柄だった。
     
     
     
    業種別株価指数(33業種)は鉱業、ゴム製品、精密機器などが上昇。下落は海運業、保険業、金属製品など。
     
    個別銘柄では、東京エレクトロンやアドバンテスト、SCREENホールディングスが高く、清水建や大成建など建設株の上昇が目立った。ソフトバンクグループや三菱UFJフィナンシャル・グループ、ファーストリテイリングが値を上げた。INPEXやブリヂストン、横浜ゴムも買われた
    半面、日本郵船や川崎汽、商船三井が安く、レーザーテック、日立製作所、日本ペイントホールディングス、資生堂が値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前週末比2.57ポイント高の7498.94ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高は9482万株。値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は207となった。
     
    個別ではJFEシステムズ、日本伸銅、中西製作所、アドテック プラズマ テクノロジー、ノダが昨年来高値を更新。加地テック、ストリーム、ライフドリンク カンパニー、セブン工業、SDSホールディングスが買われた。
     
    一方、中外鉱業、ギグワークス、STIフードホールディングス、パシフィックネット、ミライノベートなど14銘柄が昨年来安値を更新。川本産業、ビーイングホールディングス、JMACS、エヌリンクス、ナガホリが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比10円46銭安い3774円70銭となった。米国動向からはグロース株の出直りが期待されたが、主力のグロース株を強く買い戻すような動きは見られなかった。米金融引き締めへの警戒感がでている。
    今晩の米国市場がキング牧師誕生記念日で休場となるなか、手掛かり材料難で買い戻しが再度強まる可能性は低そうだ。
    ウエストHDや出前館、セリアが下落した。半面、シーズメンや芝浦電子、CSランバーは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で324億円、売買高は3285万株。値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は312となった。
     
    個別ではNo.1がストップ安。セリア、システム ディ、アルファクス・フード・システム、ネオマーケティング、ゼネテックなど18銘柄は昨年来安値を更新。AFC−HDアムスライフサイエンス、川崎地質、アミタホールディングス、カンセキ、スリー・ディー・マトリックスが売られた。
     
    一方、シーズメンが一時ストップ高と値を飛ばした。木徳神糧、ありがとうサービス、永大化工、丸八証券は昨年来高値を更新。タケダ機械、シー・エス・ランバー、ANAP、山大、セルムが買われた。
     
     


     
    東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比6.36ポイント安い838.42だった。
    マザーズ市場は、ナスダック総合指数が反発しても下落が止まらないところから深刻さが窺える。プライム市場への変更申請をしたメルカリは久々に上昇しているものの、BASE、JTOWER、HENNGE、ビジョナル、Appierなど時価総額上位銘柄の下落ぶりが依然として目立つ。その他も全般として軟調な銘柄が多く、下落局面でも買い向かっていた個人投資家の含み損益は相当に悪化しているようで、本格的な持ち直しにはかなり時間がかかりそうだ。
    米金融引き締めへの警戒感がくすぶるなか、市場では「個人投資家は中小型株よりも大型株を選好する姿勢を強めている」との声が聞かれた。
     
    値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は260となった。
     
    個別では、アララ、モビルス、GRCSがストップ安。アスタリスクは一時ストップ安と急落した。ケアネット、フルッタフルッタ、ベガコーポレーション、ユニフォームネクスト、モルフォなど68銘柄は昨年来安値を更新。ラストワンマイル、シンメンテホールディングス、エフ・コード、サイエンスアーツ、アイドマ・ホールディングスが売られた。
     
     一方、UUUM、Enjinがストップ高。グッドパッチは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンバス、ティーケーピー、夢展望、ステラファーマ、コマースOneホールディングスが買われた。

    【寄り付き概況】

     
    17日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比208円44銭高の2万8332円72銭。最近の下落ピッチが速かったため、自律反発狙いの買いが先行している。
     
    前週末14日の米株式市場は、NYダウは前日比201ドル安と続落したが、半導体関連株などを中心にハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇した。ナスダック指数が上昇した流れを受け、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体株に買いが入って、日経平均を押し上げている。また、為替は1ドル=114円30銭前後と前週末夕方に比べ円安で推移している。
     
    取引開始前に内閣府が発表した11月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比で3.4%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1.4%増)を上回り、機械関連株の一角にも資金が向かっている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、32業種が高く1業種が安い。値上がり率上位は鉱業、精密機器、ゴム、医薬品、海運、建設、鉄鋼など。金属製品が安い。
     
    個別では、アステラスや第一三共が上昇。ファナックや日本製鉄も高い。半面、日立や楽天グループ、ZHDなど売られている。


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    「月曜は休場」

    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    大手銀行の第4四半期決算が失望され金融株が大幅安。
    これを受けてNYダウは続落。
    一方、NASDAQとS&P500種は反発。
    週間ではNYダウが0.9%、S&P500が0.3%、NASDAQ総合が0.3%下落。
    キング牧師生誕日の祝日で週明け17日は休場。
    ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は68.8。
    12月確報値の70.6から低下し、過去10年間で2番目の低水準。
    市場予想は70.0だった。
    12月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.9%減少。
    11月の0.2%増からマイナスに転じ10カ月ぶりの大幅な落ち込み。
    12月の輸入物価は前月比0.2%下落と市場予想(0.3%上昇)に反して下落。
    下落は8月以来。
    12月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が前月比0.3%低下。
    市場予想は0.5%上昇だった。
    10年国債利回りは1.793%。
    2年国債利回りは0.968%。
    ドル円は114円台前半。
    WTI原油2月物は1.70ドル(2.07%)高の1バレル=83.82ドル。
    週間では6.24%上昇で4週続伸。
    ビットコインは約1%高の4万3086.34ドル。
    SKEW指数は135.73→133.13→133.85。
    恐怖と欲望指数は51→55。

    週末のNYダウは201ドル(0.56%)安の35911ドルと続落。
    高値35996ドル、安値35641ドル。
    NASDAQは86ポイント(0.59%)高の14893ポイントと反発。
    高値14897ポイント、安値14689ポイント。
    S&P500は3ポイント(0.08%)高の4662ポイントと反発。
    高値は4665イント、安値は4614ポイント。
    ダウ輸送株指数は99イント(0.62%)安の15904ポイントと反落。
    SOX指数は2.33%高の3900ポイントと反発。
    VIX指数は19.19と低下。
    3市場の売買高は107.4億株(前日104.3億株、過去20日平均は103.4億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比1109円高の28300円。
    ドル建ては大証日中比140円高の28330円。
    ドル円は114.20円。
    10年国債利回りは1.793%。
    2年国債利回りは0.968%。

    週間ベースでNYダウは0.9%安、2週続落(累計1.2%下落)。
    NASDAQ総合指数は0.3%安、3週続落(同4.9%下落)。
    S&P500は0.3%安、2週続落(同2.2%下落)。

    「水星逆行」

    週末の日経平均は寄り付き243円安。
    終値は364円(▲1.28%)安の28124円と続落。
    安値は27889円。
    マドは28444円ー28252円。
    SQ値28266.57円は上回れず。
    日足は2日連続陰線。
    日経平均は週間では354円の下落。
    週足は2週連続で陰線。
    TOPIXは1.39%安と続落。
    前場の下落率が2.02%。
    日銀は昨年10月1日以来3か月半ぶりにETFを701億円買い入れ。
    東証マザーズ指数は3.35%安と続落。
    先週、10.6%安となったマザーズ指数が、今週も週間で4.3%安。
    日経ジャスダック平均は0.89%安と続落。
    東証1部の売買代金は3兆4410億円(前日2兆7687億円)。
    値上がり503銘柄(前日502銘柄)。
    値下がり1599銘柄(前日1605銘柄)。
    新高値15銘柄(前日45銘柄)。
    新安値192銘柄(前日59銘柄)。
    騰落レシオは91.92(前日103.65)。
    NTレシオは14.22倍(前日14.20倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    下向きの25日線(28656円)からは▲1.86%(前日▲0.63%)。
    2日連続で下回った。
    下向きの75日線は28848円。
    6日連続で下回った。
    下向きの200日線(28786円)からは▲2.30%(前日▲1.05%)。
    6日連続で上回った。
    下向きの5日線(28418円)から▲1.03%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.411%(前日▲13.598%)。
    買い方▲10.575% (前日▲10.052%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.399%(前日△6.313%)。
    20年3月13日が△14.653%だった。
    買い方▲31.314% (前日▲30.057%)。
    空売り比率は50.5%(前日43.1%、2日連続で40%超)。
    昨年10月28日が54.2%、20年3月6日が52.1%だった。
    空売り規制なしの比率は13.2%(前日6.6%)。
    19年3月8日が14.6%だった。
    日経VIは21.90(前日19.70)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.88倍(前日14.08倍)。
    3日ぶりに13倍台。
    前期基準では18.83倍。
    EPSは2026円(前日2023円)。
    225のPBRは1.27倍。
    BPSは22145円(前日22084円)
    日経平均の益回りは7.20%。
    10年国債利回りは0.145%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.13倍。
    前期基準では20.84倍。
    PBRは1.28倍。
    東証1部単純平均株価は27円安の2305円。
    東証1部売買単価は2443円(前日2378円)。
    東証1部時価総額は728兆円(前日738兆円)。
    ドル建て日経平均は247.31(前日248.66)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の28300円。
    高値28325円、安値27860円。
    大証先物夜間取引終値は日中比100円安の28290円。
    気学では「前日が高かりし時は反落する日」。
    火曜は「弱含みの日なれど、後場急伸することあり」。
    水曜は「前日来の足取りに変化を見せる日」。
    木曜は「戻り売りの日。高値のみ見計り売り方針良し」。
    金曜は「戻り売り方針の日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28331円。
    マイナス2σが28006円。
    ココがサポートなった。
    マイナス3σが27681円。
    一目均衡の雲の上限が28854円。
    下限が28677円。
    2日連続で雲の下。
    勝手雲の上限は28678円。
    下限が28507円。
    3日ぶりに勝手雲の下。
    RSIが44.33(前日49.60)。
    RCIが20.60(前日26.10)。
    1月14日→2月4日水星逆行。
    月曜のNYは休場。

    《今日のポイント1月17日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       10年国債利回りは1.793%。
       2年国債利回りは0.968%。
       ドル円は114円台前半。
       SKEW指数は135.73→133.13→133.85。
       恐怖と欲望指数は51→55。

    (2)ダウ輸送株指数は99イント(0.62%)安の15904ポイントと反落。
       SOX指数は2.33%高の3900ポイントと反発。
       VIX指数は19.19と低下。
       3市場の売買高は107.4億株(前日104.3億株、過去20日平均は103.4億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比1109円高の28300円。

    (3)東証1部の売買代金は3兆4410億円(前日2兆7687億円)。
       新高値15銘柄(前日45銘柄)。
       新安値192銘柄(前日59銘柄)。
       騰落レシオは91.92(前日103.65)。
       NTレシオは14.22倍(前日14.20倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)下向きの25日線(28656円)からは▲1.86%(前日▲0.63%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの75日線は28848円。
       6日連続で下回った。
       下向きの200日線(28786円)からは▲2.30%(前日▲1.05%)。
       6日連続で上回った。
       下向きの5日線(28418円)から▲1.03%。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.411%(前日▲13.598%)。
       買い方▲10.575% (前日▲10.052%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.399%(前日△6.313%)。
       20年3月13日が△14.653%だった。
       買い方▲31.314% (前日▲30.057%)。

    (6)空売り比率は50.5%(前日43.1%、2日連続で40%超)。
       昨年10月28日が54.2%、20年3月6日が52.1%だった。
       空売り規制なしの比率は13.2%(前日6.6%)。
       19年3月8日が14.6%だった。
       日経VIは21.90(前日19.70)。


    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.88倍(前日14.08倍)。
       EPSは2026円(前日2023円)。
       BPSは22145円(前日22084円)
       日経平均の益回りは7.20%。
       10年国債利回りは0.145%。

    (8)東証1部単純平均株価は27円安の2305円。
       東証1部時価総額は728兆円(前日738兆円)。
       ドル建て日経平均は247.31(前日248.66)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28331円。
       マイナス2σが28006円。
       ココがサポートなった。
       マイナス3σが27681円。
       一目均衡の雲の上限が28854円。
       下限が28677円。
       2日連続で雲の下。
       勝手雲の上限は28678円。
       下限が28507円。
       3日ぶりに勝手雲の下。
       RSIが44.33(前日49.60)。
       RCIが20.60(前日26.10)。
       1月14日→2月4日水星逆行。
       月曜のNYは休場。


    今年の曜日別勝敗(1月14日まで)

    月曜0勝0敗
    火曜1勝1敗
    水曜2勝0敗
    木曜0勝2敗
    金曜0勝2敗

    1月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.30%(前週▲10.02%)。
    3週ぶりに悪化し3週ぶりに▲11%台。
    1月7時点の信用売り残は315億円増の6789億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は70億円増の3兆3647億円。
    5週連続で減少。
    信用倍率は4.96倍(前週5.19倍)。
    2週ぶりに4倍台。
    1月7日時点の裁定定売り残は346億円減の373億円。
    2週連続で減少。
    裁定買い残は316億円増の3617億円。
    4週連続で増加。

    1月第1週の週間海外投資家動向。
    現物2988億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    21年10月第1週(4788億円)以来の高水準。
    先物448億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    合計3437億円買い越し(3週連続で買い越し)。

    12月第5週の週間海外投資家動向。
    現物1022億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    先物276億円買い越し(4週連続で買い越し)。
    合計1299億円買い越し(2週連続で買い越し)。

    12月第4週の週間海外投資家動向。
    現物540億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
    先物2122億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計2662億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。

    12月第3週の海外投資家動向。
    現物4660億円売り越し(6週連続売り越し)。
    先物1525億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計3134億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

    週間ベースで日経平均株価は1.2%安、2週続落(累計2.3%下落)。
    TOPIXは0.9%安、6週ぶり反落。
    東証マザーズ指数は4.3%安、3週続落(同15.8%下落)。
    日経ジャスダック平均は1.0%安、2週続落(同2.4%下落)、
    東証2部指数は1.0%安、2週続落(同1.7%下落)。
    東証REIT数は1.4%安、2週続落(同3.5%下落)。

    市場関係者コロさんがマザーズ指数下落の歴史を知らせてくれた。

    2020年高値(1368.19ポイント 10月末)。
    昨年来安値更新(833.82ポイント22年1/14)まで534.37ポイント(39.1%)下落。
    直近高値(1189ポイント 11月17日)。
    昨年来安値更新(833.82ポイント)まで355.18ポイント(29.9%)下落。
    2019年11月(921.77)から20年3月末(527.30)までの394.47ポイント(42.8%)以来の大きさ。
    2018年1月末(1367.86)から18年12月(749.18)の418.68ポイント(30.6%)。
    2018年1月末から、約2年で61.5%の下落。
    その間に約2割前後の反発はあった。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ハピネット(7552)・・・動兆

    バンダイナムコグループの玩具卸大手。
    ゲームやDVDソフトが有力。
    「ポケモンカード」や「一番くじ」が好調。
    IP商品使った店頭キャンペーンなど企画展開も拡大。
    (1510円)


    (兜町カタリスト櫻井)



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》1月第2週

    11日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウとS&P500は続落ながら日中安値からは大きく戻す展開。NASDAQ総合は一時2%超下落。前回高値から10%以上下落し200移動平均線を割り込んだ。ただ引け際にプラ転し5日ぶりに小幅反発。「下落幅を大きく縮小したのは一部の投資家が安値拾いの買いを入れたから」との解釈。
     
    雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比19万9000人増。市場予想の40万人増を下回った。失業率は22カ月ぶりの低水準となる3.9%。前月の4.2%から改善。時間当たり平均賃金が前月比0.6%上昇。11月の0.4%上昇から伸びが加速した。「労働市場は引き続きタイト。FRBが予想以上に積極的に引き締めに動くことを懸念」との見方。
     
    日経平均株価は256円安の28222円と3日続落。TOPIXも3日続落。東証マザーズ指数は小幅続伸。東証一部の売買代金は3兆73億円。重工、三菱UFJが上昇。東エレ、キーエンスが下落。
     
    12日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。上院銀行委員会で開かれたパウエルFRB議長再任指名に関する公聴会。「FRBには高インフレが定着しないことを確実にする決意がある。金融政策引き締めは堅調な雇用市場を損なわず、むしろ経済成長を維持するために必要」。大きなサプライズがなくて通過感から安心感が復調。株価が切り返す背景となった。
     
    日経平均株価は543円の28765円と4日ぶりに反発。アジア株高を背景に大引けにかけて一段高となった。東証一部の売買代金は3兆151億円。トヨ、SBGが上昇。エーザイ、第一生命が下落。
     
    13日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.0%上昇と11月の6.8%上昇から加速。1982年6月以来39年6カ月ぶりの高い伸びとなった。前月比では0.5%上昇。11月は0.8%上昇。市場予想は前年同月比7.0%、前月比0.4%の上昇だった。ただ「FRBが一段の引き締めを余儀なくされるという懸念が幾分和らいだ」との見方だ。
     
    日経平均株価は276円安の28489円と反落。コロナの拡大を懸念したとの解釈。東証一部の売買代金は2兆7679億円。三菱マテ、りそなが上昇。安川電、イオンが下落。
     
    14日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。四半期決算シーズンが本格化する直前。金利動向に敏感なグロース銘柄が市場全般をアンダーパフォーム。フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁。「FRBは3月にもゼロ金利政策を解除。インフレ抑制に向け年内は少なくとも3回の利上げを実施する可能性がある」。シカゴ地区連銀のエバンス総裁ら他の当局者は一段の政策引き締めが必要になる可能性をコメントした。
     
    日経平均株価は364円安の28124円と続落。下落幅は一時600円に迫る場面があったが後場下落幅を縮小。東証一部の売買代金は3兆4410億円。ファーストリテ、郵船が上昇。レーザーテック、SBGが下落。SQ値28266.57円は上回れず。
     
     
    (2) 欧米動向
     
    世界銀行が半期ごとの世界経済見通しを発表。
    日米中の経済成長予測を下方修正した。
    世界経済の成長率は、昨年の5.5%から2022年には4.1%に著しく減速。
    23年は3.2%へと一段と鈍化すると想定。
    22年の成長率見通しは昨年6月時から0.2%ポイント引き下げられた。
    IMFも25日に成長率見通しを引き下げるとみられている。
    先進国の経済成長率は21年の5%から22年には3.8%、23年には2.3%に低下する見込み。
    ただ、23年には生産と投資がパンデミック前の傾向に戻るとした。
    米国については21年の国内GDP成長率を1.2%ポイント引き下げ5.6%。
    22年は3.7%、23年は2.6%に大幅に低下すると予想。
    日本のGDP成長率は21年が1.7%と6月時より1.2%ポイント下方修正。
    ただ22年には2.9%に高まるとの見通し。
    中国のGDP成長率は21年が前回予想から約0.5%ポイント下方修正され8%。
    22年には5.1%、23年には5.2%に鈍化する見通し。
    新興国・途上国の成長率は21年の6.3%から22年には4.6%。
    23年には4.4%に低下する見込み。
     
     
    (3)新興国動向
     
    中国税関総署が14日に発表した2021年の原油輸入は前年比5.4%減少。
    年間ベースで減少したのは01年以来。
     
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
     
    【1月】6勝4敗、(勝率60%、4位))
        気学では「新甫から買い方針。その後は戻り売り。目先に迷わず売り」。
     
    1月17日(月)日銀金融政策決定会合(→18日)、機械受注、第3次産業活動指数、キング牧師生誕記念日でNY休場、中国各種経済指標、ダヴォス会議(延期)、株高の日L
    1月18日(火)黒田日銀総裁会見、展望レポート、米NY連銀製造業景況感、独ZEW景況感、NAHB住宅価格指数
    1月19日(水)米住宅着工件数、株安の日L
    1月20日(木)貿易統計、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、中古住宅販売。変化日
    1月21日(金)消費者物価指数
    1月24日(月)株高の日L
    1月25日(火)FOMC(→26日)、米消費者信頼感、株高の日L
    1月26日(水)米新築住宅販売、FOMC政策金利発表、パウエルFRB議長会見、大幅安の日L、変化日、TOPIXパッシブ売買インパクト
    1月27日(木)米第4四半期GDP速報値、耐久財受注
    1月28日(金)米個人所得、ミシガン大学消費者信頼感
    1月31日(月)鉱工業生産、米シカゴ購買部協会景気指数、ユーロ圏GDP速報値、中国春節(→2月6日)


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

     
     
    17日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは。2万8000円−2万8400円を想定。
    NYダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は201ドル安の35911ドルで取引を終えた。東京株式市場は、S&P500やナスダックの上昇の方を好感する流れになると予想する。
    日経平均株価は前週末にかけ、大幅続落した反動から、買い戻しの動きが先行しそうだ。ただ、戻り待ちの売りが警戒されるほか、現地17日の米国市場が、キング牧師生誕日の祝日で休場となることから、海外投資家の売買は限られるとみられ、買い一巡後は、方向感に乏しい地合いが続きそうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(前週末14日は113円79−80銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円46−50銭)と円高に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比110円高の2万8300円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ジェイフロンティア <2934>
    今期経常を2%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■ありがとうサービス <3177>
    今期経常を42%上方修正、配当も8円増額。
     
    ■住江織物 <3501>
    上期経常は黒字浮上で上振れ着地。また、株主優待制度を新設。毎年5月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて自社商品(700円相当)やオリジナルカタログギフト(4000円または1万円相当)を贈呈する。
     
    ■SHIFT <3697>
    上期経常を33%上方修正、通期も増額。
     
    ■ノムラシステムコーポレーション <3940>
    前期経常を一転26%増益に上方修正・3期ぶり最高益、配当も1円増額。
     
    ■UUUM <3990>
    上期経常が11%増益で着地・9-11月期も29%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.0%にあたる20万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■MITホールディングス <4016>
    今期経常は67%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.85%にあたる10万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■OATアグリオ <4979>
    2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■ベイカレント・コンサルティング <6532>
    今期最終を32%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も60円増額。
     
    ■RPAホールディングス <6572>
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.58%にあたる160万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施する。9-11月期(3Q)最終は赤字縮小。
     
    ■グッドパッチ <7351>
    9-11月期(1Q)経常は94%増益で着地。
     
    ■セルム <7367>
    今期経常を23%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■Enjin <7370>
    上期経常は5.4億円で着地。通期計画の9.3億円に対する進捗率は58.6%となった。
     
    ■シー・エス・ランバー <7808>
    今期経常を43%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    17(月)
    【国内】
    日銀金融政策決定会合(〜1/18)
    11月機械受注(8:50)
     
    【海外】
    中国10-12月期GDP(11:00)
    中国12月鉱工業生産(11:00)
    中国12月小売売上高(11:00)
    休場:米国(キング牧師誕生記念日)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
     
     
    ■トンガ 津波で建物など浸水 海底噴火
     
    ■東京 病床使用19.3% まん延防止水準に迫る
     
    ■セブン&アイ<3382>
    セルフレジを25年までに全国展開 人手不足など対応
     
    ■DIC<4631>
    25年度からバイオ大型製品続々投入 まず生分解性SAP
     
    ■フジテック<6406>
    インドに新棟 昇降機、中国減速で再脚光
     
    ■村田製作所<6981>
    福井の工場コロナで一部停止 再びクラスター
     
    ■三菱重工<7011>
    原発を十数分で出力制御 再生エネ電源を補助
     
    ■イオン<8267>
    「100均」2000店展開 集客力で存在感
     
    ■ファストリ<9983>
    中途人材に年収最大10億円 IT大手と競う
     
    ■学研HD<9470>
    介護施設を倍増 30年度めど1000拠点/人材も育成
     
    ■アイロムG<2372>
    経鼻コロナワクチン ブースター用へ
     

01月17日 毎日コラム
チャートはローソク足で十分!
・・・続き



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