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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


01月01日 マーケットコメント

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01月07日 マーケットコメント

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01月09日 マーケットコメント

01月10日 マーケットコメント


    11日の日経平均株価は大幅に3営業日続落し、2万8222円(前週末比256円安)引け。朝方は、米金融引き締めへの警戒感や、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなり、売りが先行した。株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時390円近い下げとなった。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。
    市場では、「日経平均が2万8000円に近づくと押し目買いが入ってくる」とし、押さば買いとの読みも出ていた。
    当面は米国株の落ち着きを待つしかない状況が続くことになるだろう。マザーズ指数は小幅ながら2日連続で上昇した。動きが悪かったところに下げ止まり感が出てきているのは期待の持てる要素ではあるだけに、これが全体市場反転の呼び水となるかに注目したい。
     
     
    あす12日の日経平均株価は、注目イベントをにらみ不安定な相場展開か。
    現地11日には米上院銀行委員会がパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の再任承認に関する公聴会を開く。利上げ時期と量的引き締めに関するコメントに関心が集まる中、金融市場に配慮した発言内容になるとの読みもあるが、結果的に米国株式・金利動向の反応次第で日本株にも影響を与える。仮に無事通過しても、同12日には21年12月のCPI(消費者物価指数)を控え、長期金利にどう作用するかを見極めたとして、動きにくいとの見方は多い。
     
    一方、国内で新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が続く。政府は9日から今月末まで沖縄、山口、広島の3県にまん延防止等重点措置を適用した。今後、大都市部などの感染状況も注視し、必要があれば重点措置の適用も含め、機動的に対応する方針で、経済を抑制する要因として意識されるだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    29338.44  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29337.85  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29301.79  新値三本足陽転値
    28978.16  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28958.01  均衡表雲上限(日足)
    28906.76  75日移動平均線
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28823.46  13週移動平均線
    28805.80  200日移動平均線
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28769.10  6日移動平均線
    28738.86  均衡表雲下限(日足)
    28738.83  均衡表転換線(日足)
    28713.92  均衡表雲上限(週足)
    28697.52  26週移動平均線
    28617.88  25日移動平均線
    28488.39  均衡表基準線(日足)
    28309.06  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28257.59  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    28222.48  ★日経平均株価11日終値
     
    27897.31  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27794.66  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27789.23  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27537.03  ボリンジャー:-3σ(25日)
    27280.27  ボリンジャー:-3σ(13週)
    26880.93  ボリンジャー:-2σ(26週)
    26212.26  均衡表雲下限(週足)
     
    ローソク足は陰線を描き、高値と安値も連続して前日水準を下回る「黒三兵」を示現して売り圧力の強さを窺わせた。下ヒゲはやや長いが、本日終値の25日移動平均線とのマイナス乖離率は1.38%と自律反発を促すほど拡大していない。
    一目均衡表では終値は雲下限との乖離幅を拡大するとともに下向きの転換線が短期的な下落継続を示唆。明日12日から週末15日にかけて応当日株価が切り上がっていくため、遅行線の弱気シグナル発生の確度が上がり、売り手優位の度合いが強まるリスクに警戒が必要となろう。
     

    【大引け概況】
    11日の日経平均株価は3日続落し、前週末比256円08銭(0.90%)安の2万8222円48銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:11 容量:16.02M

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    前日の欧州株や米国株市場がリスクオフに傾いたことを受け下値を探る展開となった。
    12月の米雇用統計発表を受け、FRBによる金融引き締めが前倒しされることへの警戒感が買いを手控えさせている。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の国内での感染者が急増傾向にあることも懸念視されている。
     
    外国為替市場でも足もと円買いの動きが活発化し、ドル安・円高方向に振れていることから、半導体関連などのハイテク値がさ株を売る動きが表面化している。日本時間今晩に予定されるパウエルFRB議長の議会証言の内容を見極めたいとの思惑も買い手控え要因になっている。金利上昇が逆風となるグロース(成長)株への売りが指数を押し下げた。
    新型コロナウイルスの感染が国内で急拡大していることも投資家心理を弱気に傾かせ、下げ幅は午前に400円に迫る場面もあった。
    ただ、個別株は値ごろ感からの押し目買いも観測された。
     
    11日にはパウエルFRB議長の承認を巡る米議会上院の公聴会、12日には21年12月の米消費者物価指数(CPI)の公表を控える。米金融政策の先行きを占う重要イベントを前に運用リスクを取りにくい市場参加者が多かった。
     
    国内で新型コロナの新規感染者数が急増したことも相場の重荷だった。3連休中には全国で6000〜8000人台の新規感染者が確認された。市場では「早晩、1万人の大台に達して経済活動の一段の制限が意識されそう」と懸念する声が聞かれた。
     
    一方、岸田文雄首相が午前に新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を加速する方針を示したことには、相場の一定の下支え材料になるとの見方もあった。日経平均は心理的な節目の2万8000円が視野に入ると下げ渋った。
     
    東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、前週末比8.86ポイント(0.44%)安の1986.82で終えた。JPX日経インデックス400は3日続落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆73億円。売買高は12億4677万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1157、値上がりは960、変わらずは68だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)では電気機器、化学、金属製品の下落が目立った。上昇は保険業、銀行業、証券・商品先物取引業など。
     
    個別では、売買代金トップのレーザーテックが大幅安、キーエンスも5000円を超える急な下げをみせた。東京エレクトロンやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)、ファーストリテイリングなどが安く日経平均への影響度の高い銘柄の下落が目立った。資生堂も大幅安、太陽誘電、TDKなどの電子部品株も軟調。日本ペイントホールディングスが値下がり率トップ、日本電子材料も大きく下げた。
     
    半面、トヨタ自動車が頑強な値動きを示し、金利上昇観測でSOMPOや第一生命HDが買われた。三井住友FG、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも買いが優勢だった。リクルートホールディングスもしっかり。三菱重や武田薬品工業、日立製作所なども買い優勢だった。エスクロー・エージェント・ジャパンが急騰、ダブル・スコープ、日精樹脂工業なども値を飛ばした。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比14.27ポイント安の7559.65ポイントと3日続落した。
    出来高1億6774万株。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は203となった。
     
    個別では、コーアツ工業、プレミアムウォーターホールディングス、パレモ・ホールディングス、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、Abalanceなど12銘柄が昨年来安値を更新。ツインバード工業、コメ兵ホールディングス、リミックスポイント、グローバルダイニング、黒田精工が売られた。
     
     一方、川本産業がストップ高。湖北工業は一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、ニッキ、ヤマダコーポレーション、川崎近海汽船、京葉瓦斯など6銘柄は昨年来高値を更新。インタートレード、ユニバンス、バイク王&カンパニー、宮入バルブ製作所、IJTTが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は4営業日続落した。終値は前週末比15円41銭(0.40%)安い3808円76銭だった。
    ジャスダック平均は連休中の米株安を受けて下落してスタート。その後もじりじりと下げ幅を拡げ、終日マイナス圏での推移となった。米長期金利が引き続き高水準であることに変わりはなく、金融引き締めが前倒しされるとの警戒感が広がり、グロース(成長)株が売られる展開が続いた。また、マザーズ銘柄が押し目買い優勢となりマザーズ指数が一時プラス圏に浮上するとジャスダック平均も下げ幅を縮小した。
    ウエストHDクやフルヤ金属、田中化研が売られた。一方、フェローテクやマクドナルドは買われた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で545億円、売買高は6005万株。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は299となった。
     
    個別では、田中建設工業、藤田エンジニアリング、フジタコーポレーション、歯愛メディカル、アエリアなど27銘柄が昨年来安値を更新。アミタホールディングス、精養軒、フルヤ金属、菊水電子工業、ネクスグループが売られた。
     
    一方、REXT、太洋物産がストップ高。アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバルなど2銘柄は昨年来高値を更新。シーズメン、三和油化工業、アピリッツ、中京医薬品、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。
     


     
    東証マザーズ指数は前週末比0.06ポイント高の883.21ポイントと続伸した。
    割安感が強まったとみた個人投資家が押し目買いを入れ、指数を押し上げた。朝方は米国の金利上昇を警戒しグロース(成長)株が多いマザーズ市場の主力銘柄には売りが出て、指数はマイナス圏で推移していた。
    フリーやそーせい、Appierが上昇した。半面、メルカリやビジョナルは下落した。
    市場からは「マザーズ指数は昨年末から約100超下げており、自律反発狙いの買いも多くなってきた」との声があった。米国の金融引き締め加速に対する警戒感からグロース株が売られる展開が続いており、「連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの見通しが不透明なうちは底打ちしにくい」との声が聞かれた。
    値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は230となった。
     
    個別では、エクスモーション、キャリアがストップ高。サイエンスアーツは一時ストップ高と値を飛ばした。ブライトパス・バイオ、THECOO、CS−C、Green Earth Institute、T.S.Iが買われた。
     
    一方、Lib Work、インタースペース、総医研ホールディングス、ジェイフロンティア、ベガコーポレーションなど68銘柄が昨年来安値を更新。セーフィー、ラキール、ツクルバ、GA technologies、リネットジャパングループが売られた。
     

     

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    11日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前週末比247円25銭安の2万8231円31銭だった。
    3連休明けとなったきょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株安を受けリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均株価が大きく下値を探る展開となった。一時400円近い下げで2万8000円トビ台まで売り込まれた。12月の米雇用統計発表を受け、FRBによる金融引き締めの前倒しが警戒され、ハイテク系グロース株に売り圧力が強まった。
    東京株式市場ではグロース(成長)株などへの売りが膨らんだ。
    外国為替市場では円買いの動きが強まり、これまでの円安基調にストップがかかったことも輸出セクターに逆風となっている。ただ、下値では押し目買いの動きもみられ、日経平均は前引けにかけ下げ渋っている。
     
    11日に予定するパウエルFRB議長の承認を巡る米議会上院の公聴会について、市場では「金融市場に配慮した発言内容になるとは思うものの、押し目買いを入れるには不透明感が残る」との声が聞かれた。
     
    国内で新型コロナウイルスの新規感染者が急速に増加していることも重荷となった。重症化リスクは低いとの見方がある一方、感染の急拡大は外出自粛などを通じて個人消費を下押しするとの懸念も根強い。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5255億円、売買高は6億1146万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1461と、全体の6割超を占めた。値上がりは609銘柄、変わらずは112銘柄だった。

     
     
    業種別株価指数(33業種)は電気機器、鉱業、化学などが下落。上昇は保険業、銀行業、空運業など。
     
    個別では、レーザーテック、キーエンス、東京エレクトロンなど値がさ株大きく売られ、ソフトバンクグループ(SBG)も値を下げた。ZHD、ファーストリテイリングが安く、資生堂の下げも目立つ。日本ペイントホールディングスが急落したほか、レノバも下げ止まらない。
     
    半面、任天堂がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも底堅さ発揮。SOMPOやT&Dが上昇。三菱重や武田も高い。ダブル・スコープが大幅上昇した。エスクロー・エージェント・ジャパンが急騰、クボテックも大幅高となった。
     
    東証2部株価指数は前週末比32.93ポイント安の7540.99ポイントと3日続落した。
    出来高1億1503万株。値上がり銘柄数は142、値下がり銘柄数は249となった。
     
    個別ではコーアツ工業、プレミアムウォーターホールディングス、パレモ・ホールディングス、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、Abalanceなど12銘柄が昨年来安値を更新。ツインバード工業、明治機械、グローバルダイニング、コメ兵ホールディングス、川上塗料は値下がり率上位に売られた。
     
     一方、三井住建道路、ニッキ、ヤマダコーポレーション、川崎近海汽船、京葉瓦斯が昨年来高値を更新。川本産業、インタートレード、バイク王&カンパニー、ユニバンス、オプティマスグループが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末17円37銭(0.45%)安い3806円80銭だった。
    注目された米12月雇用統計を受けて米株が下落し、連休明けの新興市場も売り優勢の展開となっている。フェローテクや出前館、ウエストHDが売られた。一方、マクドナルドや中京医薬は買われた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は3379万株。値上がり銘柄数は220、値下がり銘柄数は336となった。
     
     個別では、田中建設工業、藤田エンジニアリング、フジタコーポレーション、歯愛メディカル、アエリアなど22銘柄が昨年来安値を更新。アミタホールディングス、ストライダーズ、ネクスグループ、精養軒、協和コンサルタンツが売られた。
     
     一方、太洋物産がストップ高。アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバル、ジョルダン、アピリッツ、アクセスグループ・ホールディングス、中京医薬品が買われた。


     
    東証マザーズ指数は前週末比5.59ポイント安の877.56ポイントと反落した。
    前場中ごろにプラス圏へ浮上する場面もあった。前週の下げがきつかっただけに押し目買いが入ったとみられるが、買いが続かないところに中小型グロース株への警戒感の根強さが窺える。メルカリやビジョナル、JTOWERが下落した。半面、フリーやAppierは上昇した。
    売買代金トップのサイエンスアーツは昨年12月後半のきつい調整から切り返し、大幅に3日続伸した。11月に上場したばかりだが、時価総額300億円あまりの小型株で、市場流通株も非常に少ないとみられる。マザーズ市場全体の売買代金は7日、株価不調に伴い1611億円まで減少。短期の値幅取りを狙った物色は少額の買いで株価を押し上げやすい小型株に向かわざるを得ないだろう。
    「積極的に押し目買いを入れる雰囲気はなく、戻りも限定的になっている」との見方があった。
    値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は258となった。
     
    個別ではLib Work、インタースペース、総医研ホールディングス、ジェイフロンティア、ベガコーポレーションなど61銘柄が昨年来安値を更新。セーフィー、シェアリングテクノロジー、HYUGA PRIMARY CARE、エフ・コード、リネットジャパングループが売られた。
     
    一方、サイエンスアーツが一時ストップ高と値を飛ばした。CS−C、ブライトパス・バイオ、グランディーズ、サンバイオ、プレシジョン・システム・サイエンスが買われた。

     

    【寄り付き概況】


    11日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比97円66銭安の2万8380円90銭。
    前週後半に840円強の急落した日経平均株価だが、引き続き下値リスクを意識せざるを得ない地合いとなっている。前日の欧州株市場がほぼ全面安となったほか、米国株式市場では、12月の米雇用統計発表を受け10年債利回りが一時1.8%台まで上昇するなど急速に水準を切り上げたことを嫌気して波乱含みの地合いとなった。
     
    NYダウは一時500ドル超の下落をみせる場面があったが、引けにかけて下げ渋り、ナスダック総合株価指数はわずかにプラス圏に切り返した。しかし、FRBによる金融引き締め前倒しの思惑を背景に買い手控えムードは強く、東京株式市場では主力株中心に足もと弱気優勢の展開を余儀なくされている。
     
    一方で政府が11日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表したが、反応は限定的だ。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=115円台の前半(前週末7日は1ドル=115円89−90銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同131円00−04銭)で取引されている。
     
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落している。
     
    個別では、ソニーGや楽天グループが売られている。東エレクやSUMCOも安い。一方で三菱重が上昇している。東ガスや王子HDも高い。


    「NASADQは反発」

    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    NYダウとS&P500は続落ながら日中安値からは大きく戻す展開。
    NASDAQ総合は一時2%超下落。
    前回高値から10%以上下落し200移動平均線を割り込んだ。
    ただ引け際にプラ転し5日ぶりに小幅反発。
    「下落幅を大きく縮小したのは一部の投資家が安値拾いの買いを入れたから」との解釈。
    「グロース(成長)株からバリュー株への資産再配分を行ってきた市場の大手プレーヤー。
    テクノロジー銘柄にしか興味のない個人投資家の間での綱引きだ」という見方もある。
    小型のラッセル2000指数は0.40%安。
    ゴールドマン・サックスは「FRBは今年4回利上げ」と予想。
    3月、6月、9月の3回の予想に12月を追加し計4回とした。
    JPモルガン・チェースのダイモンCEOのコメント。
    「米経済は高インフレを引き起こしている。
    FRBは今年4回以上の利上げを実施する必要があるかもしれない」。
    10年債利回りは7日連続で上昇。
    18年4月(8営業日連続)以来の長さ。
    先週1週間の上昇は週間の上昇として19年9月以来最大だった。
    FRBの利上げペースの見通しが引き上げられたことからドルは主要通貨に対し上昇。
    11月の卸売在庫(確定値)は市場予想の1.2%に対し1.4%。
    ニューヨーク連銀月次調査で消費者の1年先のインフレ期待中央値が6.0%、3年先は4.0%。
    10年国債利回りは1.755%。
    一時1.8%台まで上昇した。
    2年国債利回りは0.898%。
    ドル円は115円台前半。
    WTI原油2月物は0.67ドル(0.85%)安の1バレル=78.23ドル。
    ビットコインは1.3%安の4万1346.71ドル。
    SKEW指数は140.77→139.14→139.24。
    恐怖と欲望指数は53→49。

    週明けのNYダウは162ドル(0.45%)安の36068ドルと4日続落。
    高値36175ドル、安値35639ドル。
    NASDAQは6ポイント(0.05%)高の14942ポイントと5日ぶりに反発。
    高値14953ポイント、安値1430ポイント。
    S&P500は6ポイント(0.14%)安の4670ポイントと5日続落。
    高値は4707ポイント、安値は4662ポイント。
    ダウ輸送株指数は250ポイント(1.54%)安の16018ポイントと続落。
    SOX指数は0.24%高の3805ポイントと反発。
    VIX指数は19.40と上昇。
    225先物CME円建ては大証日中比265円安の28185円。
    ドル建ては大証日中比220円安の28230円。
    ドル円は115.20円。
    10年国債利回りは1.755%。
    一時1.8%台まで上昇した。
    2年国債利回りは0.898%。


    「雇用統計通過」

    週末のNY株式市場で主要3指数は続落。
    雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比19万9000人増。
    市場予想の40万人増を下回った。
    失業率は22カ月ぶりの低水準となる3.9%。
    前月の4.2%から改善。
    時間当たり平均賃金が前月比0.6%上昇。
    11月の0.4%上昇から伸びが加速した。
    「労働市場は引き続きタイト。
    FRBが予想以上に積極的に引き締めに動くことを懸念」との見方。
    NASDAQは週間ベースで21年2月以来最大の下落率。
    週間でS&P500バリュー株指数が1%上昇。
    成長株指数は4.5%下落。
    10年債利回りは一時1.801%と2020年1月以来の高水準。
    週間では0.25%上昇。
    上昇幅は19年9月以降で最大で2年ぶりの高水準。
    2年債利回りも0.908%と20年3月以来の高水準に上昇。
    10年国債利回りは1.765%。
    2年国債利回りは0.870%。
    ドル円は115円台半ば。
    WTI原油2月物は0.56ドル(0.70%)安の1バレル=78.90ドル。
    週間では4. 91%上昇。
    ビットコインは2.96%安の4万1822.60ドル。
    一時4万0600ドルと9月22日以来の安値を付けた。
    イーサは6.27%安の3194.51ドルと3日続落。
    一時10月1日以来の安値を付けた。
    SKEW指数は150.36→143.91→140.77→139.14。
    恐怖と欲望指数は51→51。

    週末のNYダウは4ドル(0.01%)安の36231ドルと3日続落。
    高値36582ドル、安値36111ドル。
    NASDAQは144ポイント(0.96%)安の14935ポイントと4日続落。
    高値15171ポイント、安値14877ポイント。
    S&P500は19ポイント(0.41%)安の4677ポイントと4日続落。
    高値は4707ポイント、安値は4662ポイント。
    ダウ輸送株指数は76ポイント(0.47%)安の16268イントと反落。
    SOX指数は2.88%高の3796ポイントと反落。
    VIX指数は18.76と低下。
    3市場の売買高は102.1億株(前日111億株、過去20日平均は104億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比45円安の28405円。
    ドル建ては大証日中比10円安の28440円。
    ドル円は115.55円。
    10年国債利回りは1.765%。
    2年国債利回りは0.870%。

    「10年国債利回りは0.130%」

    週末の日経平均は寄り付き224円高。
    一時300円超上昇。
    終値は9円(▲0.03%)安の28478円と小幅続落。
    日中値幅は500円を超えた。
    日足は2日連続で陰線。
    ファーストリテが11日続落で一時2020年8月以来およそ1年4カ月ぶりの6万円割れ。
    PERはなお35倍台。
    TOPIXは0.07%安と反落。
    東証マザーズ指数は0.14%高と5日ぶりに反発。
    4日続落での下落率は12%。
    上昇率0.12%ながら長い下ヒゲ。
    日経ジャスダック平均は0.22%安と3日続落。
    新興市場の昨年来安値は148銘柄。
    東証1部(129銘柄)よりも多い。
    東証1部の売買代金は3兆128億円(前日3兆1334億円)。
    値上がり853銘柄(前日138銘柄)。
    値下がり1218銘柄(前日2012銘柄)。
    新高値24銘柄(前日20銘柄)。
    新安値129銘柄(前日91銘柄)。
    騰落レシオは104.84(前日108.833)。
    NTレシオは14.27倍(前日14.27倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(28599円)からは▲0.42%(前日▲0.31%)。
    2日連続で下回った。
    下向きの75日線は28937円。
    2日連続で下回った。
    下向きの200日線(28814円)からは▲1.17%(前日▲1.16%)。
    2日連続で上回った。
    下向きの5日線(28878円)から▲1.38%。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.803%(前日▲13.356%)。
    買い方▲10.514% (前日▲10.632%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.589%(前日△6.684%)。
    昨年4月21日が△6.830%。
    買い方▲30.666% (前日▲30.719%)。
    昨年12月17日が▲30.994%。
    空売り比率は47.8%(前日45.8%、7日連続で40%台)。
    空売り規制なしの比率は9.4%(前日9.7%)。
    日経VIは20.13(前日21.00)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.96倍(前日13.94倍)。
    2日連続13倍台。
    前期基準では19.28倍。
    EPSは2040円(前日2043円)。
    225のPBRは1.28倍。
    BPSは22248円(前日22431円)
    日経平均の益回りは7.16%。
    10年国債利回りは0.130%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは13.96倍。
    前期基準では18.93倍。
    PBRは1.29倍。
    東証1部単純平均株価は8円安の2334円。
    東証1部売買単価は2337円(前日2487円)。
    東証1部時価総額は735兆円(前日736兆円)。
    ドル建て日経平均は245.70(前日245.82)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比265円安の28185円。
    高値28560円、安値27860円。
    週末の大証先物夜間取引終値は日中比40円安の28410円。
    気学では「前週来の波動について駆け引きせよ」。
    水曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
    木曜は「目先転換注意日」。
    金曜は「前日来の仕成りに変化を見せることあり」。
    ボリンジャーのプラス1σが28990円。
    プラス2σが29381円。
    マイナス1σが28207円。
    マイナス2σが27816円。
    一目均衡の雲の上限が28958円。
    下限が28738円。
    2日連続で雲の下。
    勝手雲の上限は28576円。
    下限が29329円。
    7日連続で勝手雲の上。
    RSIが42.96(前日60.29)。
    RCIが63.19(前日77.24)。
    アノマリー的には「天赦日、一粒万倍日」。

    東証投資主体別売買動向(年間)2021年、
    海外投資家4年ぶり買い越し(3432億円)
    個人10年ぶり買い越し(2811億円)


    《今日のポイント1月11日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       NYダウとS&P500は続落ながら日中安値からは大きく戻す展開。
       NASDAQ総合は引け際にプラ転し5日ぶりに小幅反発。
       10年国債利回りは1.755%。
       一時1.8%台まで上昇した。
       2年国債利回りは0.898%。
       ドル円は115円台前半。
       SKEW指数は140.77→139.14→139.24。
       恐怖と欲望指数は53→49。

    (2)ダウ輸送株指数は250ポイント(1.54%)安の16018ポイントと続落。
       SOX指数は0.24%高の3805ポイントと反発。
       VIX指数は19.40と上昇。
       225先物CME円建ては大証日中比265円安の28185円。

    (3)東証1部の売買代金は3兆128億円(前日3兆1334億円)。
       新高値24銘柄(前日20銘柄)。
       新安値129銘柄(前日91銘柄)。
       騰落レシオは104.84(前日108.833)。
       NTレシオは14.27倍(前日14.27倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)上向きの25日線(28599円)からは▲0.42%(前日▲0.31%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの75日線は28937円。
       2日連続で下回った。
       下向きの200日線(28814円)からは▲1.17%(前日▲1.16%)。
       2日連続で上回った。
       下向きの5日線(28878円)から▲1.38%。
       2日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.803%(前日▲13.356%)。
       買い方▲10.514% (前日▲10.632%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.589%(前日△6.684%)。
       昨年4月21日が△6.830%。
       買い方▲30.666% (前日▲30.719%)。
       昨年12月17日が▲30.994%。

    (6)空売り比率は47.8%(前日45.8%、7日連続で40%台)。
       空売り規制なしの比率は9.4%(前日9.7%)。
       日経VIは20.13(前日21.00)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.96倍(前日13.94倍)。
       EPSは2040円(前日2043円)。
       BPSは22248円(前日22431円)
       日経平均の益回りは7.16%。
       10年国債利回りは0.130%。

    (8)東証1部単純平均株価は8円安の2334円。
       東証1部時価総額は735兆円(前日736兆円)。
       ドル建て日経平均は245.70(前日245.82)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28990円。
       プラス2σが29381円。
       マイナス1σが28207円。
       マイナス2σが27816円。
       一目均衡の雲の上限が28958円。
       下限が28738円。
       2日連続で雲の下。
       勝手雲の上限は28576円。
       下限が29329円。
       7日連続で勝手雲の上。
       RSIが42.96(前日60.29)。
       RCIが63.19(前日77.24)。
       アノマリー的には「天赦日、一粒万倍日」。


    今年の曜日別勝敗(1月7日まで)

    月曜0勝0敗
    火曜1勝0敗
    水曜1勝0敗
    木曜0勝1敗
    金曜0勝1敗

    12月第5週の週間海外投資家動向。
    現物1022億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    先物276億円買い越し(4週連続で買い越し)。
    合計1299億円買い越し(2週連続で買い越し)。


    12月第4週の週間海外投資家動向。
    現物540億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
    先物2122億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計2662億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。

    12月第3週の海外投資家動向。
    現物4660億円売り越し(6週連続売り越し)。
    先物1525億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計3134億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

    12月30日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.02%(前週▲10.86%)。
    3週連続好転。
    12月30時点の信用売り残は1515億円減の6473億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は767億円減の3兆3576億円。
    5週連続で減少。
    信用倍率は5.19倍(前週4.30倍)。
    4週ぶりに5倍台。
    12月30日時点の裁定売り残は841億円減の720億円。
    2週ぶりに減少。
    裁定買い残は348億円増の3300億円。
    3週連続で増加。

    ゴールドマン・サックス証券のリポート。
    「2022年の日本株において、業績成長と社会課題解決の両面から16社を買い推奨」。
    脱炭素化やインフラ、クリーンウォーターの目標達成のため必要な設備投資が今後10年で年平均6兆ドルに達すると試算。
    ネットゼロ実現に向けて重要な役割を果たし、その恩恵を受ける銘柄は下記の通り。
     
    ・パワー半導体:富士電機(6504:CL)、ローム(6963:CL)、ルネサスエレクトロニクス(6723:CL)

    ・ベアリングの精度向上による電力抑制:ミネベアミツミ(6479)

    ・電力消費の大部分を占めるモータの省エネ・高効率化:日本電産(6594:CL)

    ・FAメーカーが目指すCO2削減:キーエンス(6861:CL)、安川電機(6506)、SMC(6273)、ダイフク(6383)、ミスミグループ本社(9962)

    ・最適冷媒として各国でのデファクトスタンダード化に注力:ダイキン(6367)

    ・電気自動車(EV)用エアコンの技術変化で業界をリード:デンソー(6902:CL)

    ・家庭用蓄電システム、EV用フィルムコンデンサで大きな恩恵:ニチコン(6996)

    ・EV電池用部材として、日本企業が最も競争力やシェアを維持できる部材であるバインダーを製造:日本ゼオン(4205)

    ・工具のコードレス化:マキタ(6586)

    ・超大容量・超低遅延・超低消費電力を実現する光ベースのネット ワーク構想の実現:日本電信電話(6432)

    ※CLはコンビクション・リスト(強い買い推奨)



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    NEW ART(7638)・・・動兆

    ブライダルダイヤ主力。
    既存店は復調。
    ゴルフクラブ事業はスポーツ用品大手への出店加速。
    アートオークションの拡大に期待。


    (兜町カタリスト櫻井)


    11日の日経平均株価は続落後、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8000円−2万8300円を想定。
    10日のNYダウ平均は162ドル安の36068ドルで取引を終えた。全般軟調であったが、後半にかけては押し目買いが入り、ナスダックが小幅なプラスで終えた。
    前週末7日の日経平均株価は下げ渋る動きをみせていたものの、現地10日の米国株式が不安定な値動きとなったことから、売り優勢のスタートとなりそう。
    現地11日には、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の上院での議会証言を控えることから、時間外取引での米株価指数先物の動きをみたいとして、様子見姿勢が強まりそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週末7日は115円89−90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同131円00−04銭)と円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比265円安の2万8185円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■メディア工房 <3815>
    9-11月期(1Q)経常は12倍増益で着地。
     
    ■エクスモーション <4394>
    今期経常は38%増で3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
    3-11月期(3Q累計)経常は24%増益・通期計画を超過。
     
    ■協和コンサルタンツ <9647>
    前期経常を一転46%増益に上方修正。
     
    ■CAICA DIGITAL <2315>
    子会社カイカエクスチェンジがイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)事業の検討開始。
     
    ■クラウディアホールディングス <3607>
    9-11月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。
     
    ■セイヒョー <2872>
    3-11月期(3Q累計)経常は36%増益・通期計画を超過。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    11(火)
    【国内】
    11月景気動向指数(14:00)
    東証が上場企業の新市場の選択結果公表
    《決算発表》
    安川電、コスモス薬品、イオンモール、キユーピー、イズミ、クリエイトSDH、ライフコーポ、U.S.M.H、コーナン商事、技研製、フジ、タマホーム、リテールPT、リソー教育、コジマ、わらべや、ライク、東京個別、アレンザHD、進和、カネ美食品、キユソー流通、ライトオン、エコス、アヲハタ、バイク王、カンセキ、タキヒヨー、三光合成、チームスピリト、WACUL
     
    【海外】
    米3年国債入札
    米上院でパウエルFRB議長の再任指名公聴会
     
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■コロナ水際対策、2月末まで延長へ 政府調整、オミクロン株拡大
     
    ■政府 大規模接種センター再び開設の方針
     
    ■マクドナルド<2702>
    ポテト再び制限 1カ月程度M・L休止
     
    ■ヒューリック<3003>
    21.12期営業益12%増に 10期連続最高
     
    ■トヨタ紡織<3116>
    精密金型・フィルター技術を電動化に応用
     
    ■王子HD<3861>
    木材からプラ 原料植物、食用以外に広がる
     
    ■三菱ケミカル<4188>
    バイオ原料80%の柔軟な樹脂を開発
     
    ■花王<4452>
    ライフケア事業 30年までに売上高5000億円めざす
     
    ■中外製薬<4519>
    診療300万人データを創薬に 米のがん患者情報活用
     
    ■コニカミノルタ<4902>
    学力試験をAI分析 東京書籍と協業
     
    ■デクセリアルズ<4980>
    光学弾性樹脂を量産体制
     
    ■バルミューダ<6612>
    スマホ出荷停止 通信規格確認で
     
    ■富士通<6702>とNEC<6701>
    サーバー1割値上げ 半導体不足で
     
    ■ホンダ<7267>
    データ基に値引き 売れ筋・購買層をリアルタイム分析
     
    ■イオン<8267>
    東南アで国際物流 カンボジア、輸入品保管や通関代行
     
    ■三菱地所<8802>
    都心ビルで住宅賃貸 東京駅前に
     
    ■イオンモール<8905>
    全電力、再生エネに転換 国内160カ所
     
    ■ファストリ<9983>
    自動倉庫拡大 米欧豪で稼働 EC強化へ省人化急ぐ
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    個人向け劣後債5500億円発行へ
     
     
     


     
    10日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前週末比162ドル79セント(0.4%)安の3万6068ドル87セントで終えた。
     
    5日に公表された昨年12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が、金融引き締めに積極的な「タカ派」的な内容だったことが重しとなり、株価は同日以降続落している。議事要旨によれば、従来の想定よりも速いペースで利上げを実施するのが妥当との見方で連邦準備制度理事会(FRB)がおおむね一致した。
    FRBが金融引き締めを前倒しするとの観測が投資家心理の重荷だった。
    午前中には一時600ドル近く下げたが、米長期金利の上昇が一服するとハイテク株が買い直され、下げ渋った。
     
    ナスダック指数は5営業日ぶりに小反発し、前週末比6.926ポイント(0.04%)高の1万4942.828で終えた。売りが先行し、午前中には2.7%安まで下落率が拡大する場面もあったが、取引終了の間際にプラスに転じた。
     
    市場ではFRBが金融引き締めを急ぐとの観測が広がっている。ゴールドマン・サックスがFRBの今年の利上げ回数予想を従来の3回から4回に引き上げ、資産圧縮の開始時期も12月から7月に早めた。米長期金利は午前に1.80%を付ける場面があった。
     
    午前中は、長期金利が上昇すると相対的な割高感が強まる高PER(株価収益率)銘柄に売りが広がった。ただ、長期金利が1.80%を明確に抜けられず、1.7%台に低下するとハイテク株には押し目買いが入った。ソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルは小幅高に転じて取引を終えた。ダウ平均も午後に下げ幅を縮める展開だった。
     
    製薬のメルク、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、バイオ製薬のアムジェンなどディフェンシブ株の上げが目立った。半導体株の中ではPERが比較的低いインテルも買われた。
     
    一方、アナリストが投資判断を引き下げたスポーツ用品のナイキが大幅安。年明け以降、ハイテク株に比べ底堅かった景気敏感株は短期的な利益確定売りに押され、航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が下げた。クレジットカードのビザやホーム・センターのホーム・デポなど消費関連の一角も安い。
     
    ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが3%高となり、ネット検索のアルファベット(グーグル)も上げた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    36,068.87−162.79
    S&P500種
    4,670.29−6.74
    ナスダック
    14,942.828+6.926
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,798.80+1.40
    NY原油(ドル/バレル)
    78.43−0.47
    円・ドル
    115.17 - 115.21−0.72
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    10日のシカゴ日経平均先物は続落した。3月物は前週末比220円安の2万8185円で引け、7日の大取終値を265円下回った。
    12月のタカ派連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)が市場が予想していたよりも早いペースで金融緩和引き締めを進めるとの警戒感に寄り付き後、下落した。
    日経平均先物は、米株とともに売られた。ゴールドマン・サックスが今年の利上げ回数予想を3回から4回に増やした。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    28185 ( -265 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    28230 ( -220 )
    ※( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7445.25(−40.03)
    10日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前週末の終値に比べ40.03ポイント(0.53%)安の7445.25で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。午後に米国株が下げて始まると、英国株も下げ幅を広げた。
    銅価格の下落を背景に鉱業株が売られ、株価指数を押し下げた。一方、主要国の利上げ観測が根強いなか利ざやの改善が期待される銀行株は上昇し、指数の下値を支えた。
     
    個別では、パーシモンやバラット・ディベロップメンツなど住宅建設株が軒並み売られた。英国政府が住宅建設会社に対し、建築物の外壁から危険な被覆材を除去する費用を負担するよう命じたことが売り材料となった。蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリングは6%超の下げと目立った。資源大手グレンコア(1.6%安)など資源関連株の下げが目立った。
     
    一方で、金利上昇を好感し、金融大手HSBCホールディングス(2.0%高)など金融株は堅調。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への懸念が和らぎ、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も1.1%高と買われた。
    携帯電話サービスのボーダフォン・グループは上昇した。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15768.27(−179.47)
    10日のドイツ株式指数(DAX)は3日続落した。終値は前週末と比べて179.47ポイント(1.13%)安の1万5768.27だった。午後に米国株が下げて始まると、ドイツ株も下げ幅を広げた。
     
    ユーロ圏もインフレ圧力が強く、欧州中央銀行(ECB)に金融緩和縮小に向けた圧力が強まるとの観測から売りが広がった。欧州での新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大も売り材料となった。
     
    個別では、医療機器のザルトリウスは7%超下げた。化学品流通のブレンタグも売られた。医薬・農薬大手のバイエルは買われた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7115.77(−103.71)
     

01月11日 毎日コラム
株式投資はギャンブルではない
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