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NYダウ平均
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ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    きょう(24日)の日経平均株価は、リスクオフ環境が続くなか日経平均株価が下値を試す展開を強いられた。それでも前場は売り一巡後下げ渋る動きをみせたが、後場に入るとアジア株安や下落基調の続く米株価指数先物を横目に売り直される展開を余儀なくされた。結局、日経平均は前日終値を258円下回る2万3087円と続落。25日移動平均線を陰線で下回ってきたことで、目先警戒局面に入ったともいえる。
     
     
    25日の日経平均株価は、弱含みの展開が続きそうだ。
    材料難のなか、海外市場の状況に左右される展開が続き、積極的には手掛けづらく、模様眺めムードが広がりそう。
    24日の日経平均は一本調子の下落とはなっておらず、安値(2万3039円)でも2万3000円は下回らなかった。今晩の米国株が弱かった場合にはあすは2万3000円割れを見るかもしれないが、きょうの下げで大きな流れが変わったというほどの印象はなく、押したところでは買いも入ると考える。75日線(2万2784円、24日時点、以下同じ)や13週線(2万2787円)など、チャートの節目がサポートとして意識されるだろう。
     
    一方、9月決算銘柄の配当権利付き最終売買日(28日)を前に、下値には権利取りの動きも期待される。市場では「手控えムードとなりそうで、当面は個別株物色で繋ぐ格好となりそう」との見方があった。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
     
    24255.48  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23772.84  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23766.16  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23587.42  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23402.00  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23340.73  6日移動平均線
    23310.85  均衡表転換線(日足)
    23276.83  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23270.43  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23216.58  25日移動平均線
    23088.50  均衡表基準線(日足)
     
    23087.82  ★日経平均株価24日終値
     
    23031.16  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22882.65   新値三本足陰転値
    22845.74  ボリンジャー:-2σ(25日)
    22787.51  13週移動平均線
    22784.82  75日移動平均線
    22660.32  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22648.05  均衡表雲上限(日足)
    22646.11  均衡表転換線(週足)
    22434.31  均衡表雲下限(日足)
    22298.18  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22018.19  200日移動平均線
     
    ローソク足は下降中の5日線下で陰線を引き、終値は25日線を下回り、短期的な下落圧力の強さを窺わせた。ボリンジャーバンド(25日ベース)では一時-1σを下回り、9月14日の+2σ突破を直近ピークとする調整圧力が鮮明になった。
    しかし、RSI(14日ベース)は48.45%とほぼ中立圏中央で終了して売り買いの拮抗状態を示唆。大引けでは日経平均採用225銘柄の6割超に相当する142銘柄が25日線を下回ったが、東証1部全体では69.1%が25日線上方にとどまっている。
    このため、東証1部全体では依然として買い手優勢の地合いが継続しているとみられ、本日は対TOPIXでの日経平均の割高調整の範囲内の下落と位置付けられよう。
     

    【大引け概況】
    24日の日経平均株価は大幅に続落し、前日比258円67銭安の2万3087円82銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:43 容量:6.37M

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    欧米で再拡大する新型コロナウイルスの感染動向や米国の景気刺激策の先行き不透明感を背景に、リスク回避姿勢が強まった。アジアの株式相場が総じて大幅に下げたことも重荷となり、下げ幅は一時300円を超えた。
     
    欧州で新型コロナウイルス感染の再拡大が懸念されているほか、米国では追加経済対策をめぐる与野党協議が難航しており、景気の先行きに警戒感が高まった。鉄鋼、自動車など景気に左右される業種の下落が目立った。「グローバル企業にピンポイントで海外勢の売りが出た」という。
    それでも2%を超える下げとなったS&P500種株価指数などの前日の米株式相場に比べれば下落率が限られており、「日本株の耐性は意外としっかりしている」との声は少なくなかった。
     
    配当・優待の権利確定が間近に迫った銘柄では底堅さもみられたが、市場関係者からは「季節的な需給要因に支えられており、権利落ち後の相場に注意が必要」と警戒する見方も出ていた。
     
    JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比146.93ポイント安の1万4645.67だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、17.81ポイント安の1626.44で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2909億円。売買高は12億4782万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1685と、全体の8割近くを占めた。値上がりは419、変わらずは72銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、鉄鋼、非鉄金属、鉱業の下落が目立った。上昇は精密機器の1業種だった。
     
    個別銘柄では、JFE、日本製鉄、住友鉱が大幅安。国際帝石もさえない。ソフトバンクグループの売りが膨らみ、日経平均を62円押し下げた。トヨタ、ホンダ、NTTデータ、日立も値を下げた。任天堂、ソニー、富士フイルム、ソフトバンクも安い。チェンジ、TDKやエムスリーも下げた。
     
    半面、東エレク、NEC、HOYAが堅調。武田は強含み。NTT、NTTドコモ、CYBOZU、JR東日本がしっかり。オリンパス、エプソンも堅調だった。
     
    東証2部株価指数は前日比60.25ポイント安の6293.24ポイントと続落した。
    出来高1億5180万株。値上がり銘柄数は126、値下がり銘柄数は291となった。
     
    個別では、東京衡機、北日本紡績、セキド、ウインテスト、ジュンテンドーが売られた。
     
    一方、東邦金属、鈴与シンワートがストップ高。日本ケアサプライ、アウンコンサルティング、アヲハタ、アートスパークホールディングス、SIGなど12銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ベース、京葉瓦斯、プレミアムウォーターホールディングス、FRACTALEが買われた。


    東証マザーズ指数は高値警戒感が高まる中で利益確定売りが優勢となり、前日比22.69ポイント安の1190.30ポイントと3日ぶり反落した。
    前場は米国株安に引きずられた東証1部市場に対して逆行して上昇していたが、後場に入り売りに押された。ノーベル賞関連銘柄としてオンコセラピー・サイエンス(OTS)が思惑買いを集めて大幅高し、主力のBASE も上昇。ITbookホールディングスも高い。
    マザーズ市場では売買代金の上位は値上がり銘柄が多く、「個人投資家の物色意欲が衰えたわけではない」との声も上がっていた。
    値上がり銘柄数は48、値下がり銘柄数は269となった。
    マザーズ市場に上場したトヨクモも買い気配のまま売買不成立で上場初日の取引を終えた。気配値を公開価格(2000円)の2.3倍にあたる4600円に切り上げた。
     
     
    個別では、バンク・オブ・イノベーション、グローバルウェイ、Mマート、ライトアップ、農業総合研究所が売られた。
     
    一方、リビン・テクノロジーズ、アクアライン、ログリー、ピースリーがストップ高。日本情報クリエイト、オンコセラピー・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、ケアネット、ジーエヌアイグループ、トライステージ、総医研ホールディングスなど21銘柄は年初来高値を更新。インパクトホールディングス、ネットイヤーグループ、ビーアンドピー、バルニバービ、フリーが買われた。
     
     


    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比32円96銭安い3576円90銭だった。米国の景気刺激策の先行き不透明感からリスク回避姿勢が強まり、アジアの株式相場が下げたのが嫌気された。菅政権の「デジタル庁」構想関連として注目されていた情報通信株を含め幅広い銘柄が売られた。
    ワークマンやBBタワー、マクドナルドなどが下落した。半面、岡本硝子やチエル、3DMなどは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で817億円、売買高は2億543万株だった。
    値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は464となった。
     
    個別では清和中央ホールディングス、佐渡汽船が年初来安値を更新。テラ、協和コンサルタンツ、nms ホールディングス、文教堂グループホールディングス、ブロードバンドタワーが売られた。
     
    一方、日本ラッドがストップ高。SAMURAI&J PARTNERSは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、アクシーズ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、三洋堂ホールディングス、No.1など11銘柄は年初来高値を更新。アスコット、テクノ・セブン、中央経済社ホールディングス、メディシノバ・インク、東葛ホールディングスが買われた。
     

    24日午前の日経平均株価は続落し、前日比132円00銭安の2万3214円49銭で前場を終えた。
    前日の米株安を受けてリスクを回避する売りが先行した。一時、下げ幅が200円を超えた。
    米国株市場ではアップルなどをはじめハイテク株の下げが目立っており、この流れを引き継いで時価総額上位の主力輸出株に売りが目立つ。非鉄金属や鉄鋼、海運など景気に敏感な業種の下落も目立った。
    ただ、下値を大きく売り込む動きも見られず、日経平均は朝方2万3000円トビ台まで下押した後は漸次下げ渋る展開となっている。
    9月中間期末を前に中間配当狙いの買いが入るとの期待感を背景に売りを傾ける動きは限られ、底堅かった。前場の売買代金は小幅ながら1兆円を上回った。
    「個人は物色姿勢が引き続き強い」ことが下支え役となり、2万3200円付近でもみ合った。
     
    安く始まった東証マザーズ指数が上昇に転じたことで個人投資家の旺盛な物色意欲が意識され、投資心理の悪化には歯止めがかかった。
    新型コロナウイルスを巡り、感染が拡大する欧米と異なり、東京都内の新規感染者数が減少傾向にあることも下支え要因となった。デジタル関連など政策の恩恵を受けるとみられている銘柄は引き続き買われた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆24億円、売買高は5億4328万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1482と、全体の7割近くを占めた。値上がりは610、変わらずは83銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品の下落が目立った。上昇は精密機器、小売業の2業種だった。
     
     
    個別銘柄では、ホンダ、日立が値を下げた。トヨタ、ブリヂストン、富士フイルムはさえない。日本製鉄、住友鉱、JFE、神戸鋼、NTNやジェイテクトが売られ、ソニーは小幅安。ソフトバンクG、ソフトバンク、三菱UFJが売られた。
     
    半面、東エレク、NEC、オリンパス、NTTが値を上げ、キーエンス、武田はしっかり。しまむら、CYBOZU、チェンジは堅調となった。
     
    東証2部指数は前日比21.95ポイント安の6331.54ポイントと続落した。
    出来高8691万株。値上がり銘柄数は136、値下がり銘柄数は239となった。
     
    個別では、理経、ジュンテンドー、北日本紡績、技研ホールディングス、東京衡機が売られた。
     
    一方、日本ケアサプライ、アウンコンサルティング、アヲハタ、アートスパークホールディングス、SIGなど8銘柄が年初来高値を更新。ベース、ウインテスト、ビットワングループ、フュートレック、KTCが買われた。
     
    24日午前の日経平均株価は続落し、前日比132円00銭安の2万3214円49銭で前場を終えた。
    前日の米株安を受けてリスクを回避する売りが先行した。一時、下げ幅が200円を超えた。
    米国株市場ではアップルなどをはじめハイテク株の下げが目立っており、この流れを引き継いで時価総額上位の主力輸出株に売りが目立つ。非鉄金属や鉄鋼、海運など景気に敏感な業種の下落も目立った。
    ただ、下値を大きく売り込む動きも見られず、日経平均は朝方2万3000円トビ台まで下押した後は漸次下げ渋る展開となっている。
    9月中間期末を前に中間配当狙いの買いが入るとの期待感を背景に売りを傾ける動きは限られ、底堅かった。前場の売買代金は小幅ながら1兆円を上回った。
    「個人は物色姿勢が引き続き強い」ことが下支え役となり、2万3200円付近でもみ合った。
     
    安く始まった東証マザーズ指数が上昇に転じたことで個人投資家の旺盛な物色意欲が意識され、投資心理の悪化には歯止めがかかった。
    新型コロナウイルスを巡り、感染が拡大する欧米と異なり、東京都内の新規感染者数が減少傾向にあることも下支え要因となった。デジタル関連など政策の恩恵を受けるとみられている銘柄は引き続き買われた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆24億円、売買高は5億4328万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1482と、全体の7割近くを占めた。値上がりは610、変わらずは83銘柄だった。
     
     

    業種別株価指数(全33業種)では、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品の下落が目立った。上昇は精密機器、小売業の2業種だった。
     
     
    個別銘柄では、ホンダ、日立が値を下げた。トヨタ、ブリヂストン、富士フイルムはさえない。日本製鉄、住友鉱、JFE、神戸鋼、NTNやジェイテクトが売られ、ソニーは小幅安。ソフトバンクG、ソフトバンク、三菱UFJが売られた。
     
    半面、東エレク、NEC、オリンパス、NTTが値を上げ、キーエンス、武田はしっかり。しまむら、CYBOZU、チェンジは堅調となった。
     
    東証2部指数は前日比21.95ポイント安の6331.54ポイントと続落した。
    出来高8691万株。値上がり銘柄数は136、値下がり銘柄数は239となった。
     
    個別では、理経、ジュンテンドー、北日本紡績、技研ホールディングス、東京衡機が売られた。
     
    一方、日本ケアサプライ、アウンコンサルティング、アヲハタ、アートスパークホールディングス、SIGなど8銘柄が年初来高値を更新。ベース、ウインテスト、ビットワングループ、フュートレック、KTCが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小反落した。前引けは前日比5円03銭安い3604円83銭だった。大型の小売り関連銘柄などが売られた半面、菅義偉新政権の「デジタル庁」構想を背景に情報通信銘柄の一角に資金流入が続いた。
    オンライン教育のチエルや、ウェブサイトのコンサルティングを手掛けるSpeeeなどは上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で407億円、売買高は1億891万株。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は366となった。
     
    個別では、清和中央ホールディングス、佐渡汽船が年初来安値を更新。テラ、文教堂グループホールディングス、協立電機、ストリームメディアコーポレーション、買取王国が売られた。
     
    一方、SAMURAI&J PARTNERSが一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、アクシーズ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、三洋堂ホールディングス、No.1など11銘柄は年初来高値を更新。岡本硝子、エンチョー、シンクレイヤ、中央経済社ホールディングス、エイジスが買われた。
     
     


    東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比3.27ポイント高い1216.26だった。
    デジタル関連など政策の恩恵を受けるとみられている銘柄は引き続き買われた。
    新興市場で売買代金首位だったBASEは高値を更新した。そのほかITbookやすららネット、OTSなどが上昇した。半面、アンジェスやサンバイオ、そーせいなどのバイオ・医薬関連は下落した。
    きょうマザーズ市場に新規上場したトヨクモ、ジャスダック市場に新規上場したまぐまぐ、グラフィコはいずれも買い気配のまま午前に取引が成立しなかった。
    値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は212となった。
     
    個別では、リビン・テクノロジーズ、ログリーが一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、ケアネット、ジーエヌアイグループ、トライステージ、アズームなど18銘柄は年初来高値を更新。オンコセラピー・サイエンス、日本情報クリエイト、インパクトホールディングス、フリー、ネットイヤーグループが買われた。
     
    一方、グローバルウェイ、Mマート、バンク・オブ・イノベーション、ベルトラ、地盤ネットホールディングスが売られた。

    【寄り付き概況】

    24日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比131円49銭安の2万3215円00銭。
    米国株主導でリスク回避の流れが続いている。前日の米国株市場では主要株指数が大幅反落となり、NYダウは500ドル超の下落となったほか、ナスダック総合指数は330ポイントあまりの下げで下落率は3%強に達した。
     
    買い手掛かり材料に乏しいなか、目先持ち高を減らす動きが顕在化しており、この影響を東京株式市場も受けている。ただ、大きく下押す場面では日銀のETF買いや値ごろ感からの押し目買いが入り、東京株式市場は相対的に底堅さを発揮しやすい。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=105円台の前半(23日終値は1ドル=104円97−98銭)、1ユーロ=122円台の後半(同122円75−79銭)で取引されている。
    ドル高・円安基調に推移していることもプラス材料で、9月末が近づくなか中間期末配当取り狙いの買いなども下値を支える可能性があり、日経平均は2万3000円台を割り込むような深押しはないとの見方も強い。
     
    個別では、トヨタ、ソフトバンクG、TDKが安く、ファナック、ファーストリテ、三住トラストはさえない。
    半面、東エレク、ダイキン、第一三共が買われている。
     

     
    「小さな囁き大きなうねり」
     
    水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅に反落。
    NYダウは500ドル超の下落。
    NASDAQとS&P500は2%超下落した。
    前日とは打って変わって「新型コロナ追加支援法案の先行きと大手テクノロジー株の売りが心理を圧迫」という見方だ。
    9月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4と8月の54.6から低下。
    新型コロナの影響は継続し経済成長が衰退しているとの解釈。
    司法省はインターネット企業に与えられてきた法的保護を制限する法案を議会に提出。
    アップルは4.2%、アルファベットは3.5%、アマゾンは4.1%落。
    フェイスブックも2.2%安。
    テスラが10.3%の急落。
    一方でナイキは8.8%高で最高値を更新した。
    指数が大きく反落したことから3市場の売買高は100.4億株(前日86.8億株)に増加。
    10年国債利回りは0.677%。
    2年国債利回りは0.140%。
    ユーロ圏の9月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値も50.1と前月の51.9から低下。
    ドルは4日連続上昇で約8週ぶりの高値水準。
    ドル円は105円台前半。
    SKEW指数は129.84(前日130.08)。
    9月11日以来の130ポイント割れ。
    恐怖と欲望指数は52→47。
     
     
    水曜の日経平均は寄り付き115円安。
    終値13円安の23346円と小幅反落。
    もっとも下落幅は一時100円を超えた健気に一方後場下落幅を縮小。
    2時57分にはプラス圏にあったから「頑張った」。
    日中値幅6日ぶりに200円を上回った。
    終値ベースでメジャーSQ値23272円を上回り7勝。
    日足は2日連続陽線。
    マザーズ指数、ジャスダック平均は続伸。
    東証1部の売買代金は2兆7633億円と10日連続の2兆円超。
    大引けで5000億円増加した。
    値上がり732銘柄(前日1600銘柄)。
    値下がり1367銘柄(前日488銘柄)。
    新高値138銘柄(前日160銘柄)。
    新安値6銘柄(前日2銘柄)。
    騰落レシオは119.48(前日118.64)。
    NTレシオは14.20倍(前日14.19倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩上がりの25日線(23215円)からは△0.57%。
    8日連続で上回っておりサポート。
    右肩上がりの75日線は22779円。
    横ばいの200日線(22019円)からは△6.03%。
    右肩下がりの5日線(23391円)から▲0.19%。
    3日連続で割れ込んだ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.737%(前日▲17.663%)。
    買い方▲5.844%(前日▲6.167%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.676%(前日▲15.929%)。
    買い方▲9.918%%(前日▲11.278%)。
    空売り比率は36.5%(5日連続40%割れ:前日39.4%)。
    一気に低下した。
    空売り規制なしの比率は6.0%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
    ボトムは6月3日の35.4%。
    日経HVは12.2、日経VIは22.64。
    日経平均採用銘柄の予想PERは23.20倍(前日23.25倍)。
    前期基準では18.16倍。
    EPSは1006円(前日1004円)。
    一気に50円低下したまま3日。
    225のPBRは1.10倍。
    BPSは21224円(前日21236円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.31%(前日4.30%)。
    配当利回りは1.91%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは24.95倍。
    前期基準では19.76倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.23倍。
    ドル建て日経平均は222.11(前日222.88)。
    東証1部単純平均株価は1円安の2241円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1818円(前日1810円)。
    東証1部の時価総額は625兆円(前日626兆円)。
    シカゴ225先物終値は大証日中比110円安の23080円。
    高値23250円、安値22880円。
    大証夜間取引終値は日中比120円安の23070円。
    9月配当落ちは試算では144円。
    気学では「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
    金曜は「前日が高い時はこの日反落する」。
    ボリンジャーのプラス1σが23401円。
    プラス2σが23588円。
    一目均衡の雲の上限が22648円。
    35日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は23087円。
    8日連続で勝手雲の上。
    勝手雲は今日瞬間ねじれる。
    RSIが55.23。
    RCIが67.86。
    気学の「強象日」とアノマリーの「株安の日」の対決。
    9月配当権利落ちまであと3日。
     
    《今日のポイント9月24日》
     
    (1)NY株式は大幅反落。
       SKEW指数は129.84(前日130.08)。
       9月11日以来の130ポイント割れ。
       恐怖と欲望指数は52→47。
     
    (2)ダウ輸送株指数は119ポイント安の11095ポイントと反落。
       SOX指数は2.46%安の2126ポイントと反落。
       VIX指数は28.91と上昇。
       3市場の売買高は100.4億株(前日86.8億株、20日平均は86.8億株)。
     
    (3)日中値幅は6日ぶりに200円超。
       終値ベースでメジャーSQ値23272円を上回り7勝。
       日足は2日連続の陽線。
     
    (4)東証1部の売買代金は2兆7633億円と10日連続の2兆円超。
       大引けで5000億円増加した。
       新高値138銘柄(前日160銘柄)。
       新安値6銘柄(前日2銘柄)。
       騰落レシオは119.48(前日118.64)。
     
    (5)右肩上がりの25日線(23215円)からは△0.57%。
       8日連続で上回っておりサポート。
       横ばいの200日線(22019円)からは△6.03%。
       右肩下がりの5日線(23391円)から▲0.19%。
       3日連続で割れ込んだ。
     
    (6)空売り比率は36.5%(5日連続40%割れ:前日39.4%)。
       一気に低下した。
       ボトムは6月3日の35.4%。
       空売り規制なしの比率は6.0%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
       
    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.20倍(前日23.25倍)。
       前期基準では18.16倍。
       EPSは1006円(前日1004円)。
       一気に50円低下したまま3日。
     
    (8)ボリンジャーのプラス1σが23401円。
       一目均衡の雲の上限が22648円。
       35日連続で雲の上。
       勝手雲の上限は23087円。
       8日連続で勝手雲の上。
       勝手雲は今日瞬間ねじれる。
       気学の「強象日」とアノマリーの「株安の日」の対決。
       9月配当権利落ちまであと3日。
     
    今年の曜日別勝敗(9月23日まで)

    月曜17勝16敗
    火曜19勝16敗
    水曜17勝19敗
    木曜15勝21敗
    金曜17勝18敗。
     
    水曜のNYダウは525ドル安の26763ドルと反落。
    NASDAQは330ポイント安の10632ポイントと反落。
    S&P500は78ポイント安の3236ポイントと反落。
    ダウ輸送株指数は119ポイント安の11095ポイントと反落。
    SOX指数は2.46%安の2126ポイントと反落。
    VIX指数は28.91と上昇。
    3市場の売買高は100.4億株(前日86.8億株、20日平均は86.8億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比110円安の23080円。
    ドル建ては大証日中比65円安の23125円。
    ドル円は105.37円。
    10年国債利回りは0.677%。
    2年国債利回りは0.140%。
     
    国際半導体製造装置材料協会は2020年半導体製造装置の世界販売額上方修正。
    過去最高の647億ドル(約6.8兆円)に達する見通し。
    背景は「データセンターや中国からの特需」。
    「小さな囁き大きなうねり」の一端かも知れない。
     
    日経朝刊スポーツ面のコラム「逆風順風」。
    題名は「いずれ球は来るの極意」。
    直球にしろ変化球にしろ、多少の差はあれ、ベースの上、
    つまり自分の目の前に来るのだから、思い煩うことはない。
    という合気道の巨匠。
    「じっと球を待ち。来たら打てばいいではないか」。
    まさにその通りなのだろう。
    球は必ず来る。
    相場も必ず来る。
    だったら思い煩うことなく、日々一喜一憂することなく、待てばよい。
    しかしそれば待てないからややこしいのが相場でもある。
    その意味では結構「岡目八目」なのかも知れない。
    思い煩うからアレコレ右往左往し、結果は「滑稽と悲惨」では目も当てられないだろう。
     
    一方で待っても来ないことがあるのが台風。
    12号は潮岬から伊豆半島の間に上陸する筈が、結局房総半島の300キロも東を北上している。
    細心のコンピューターを用いて予測しても外れた現実。
    そう考えると、AI投資もHFTもこんなものと思えてくるから不思議だ。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ラクーン(3031)・・・動兆
     
    ラクーンに注目する。
    同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。
    掛け売り決済代行、売掛債権保証ももうひとつの柱。
    非接触を背景に企業間電子商取引が伸長。
    売掛債権保証など残高増えフィナンシャル事業も拡大。
    業績は絶好調。


    (兜町カタリスト櫻井)


    24日の日経平均株価は続落後、下げ渋る展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3000円−2万3400円。
    23日のNYダウ工業株30種平均は大幅反落し、525ドル安だった。8月3日以来の安値を付けた。米ハイテク株を中心に売られ、ナスダック総合株価指数は3%下落。アップルは4%安、テスラは10%安となった。ナスダック100を対象とした変動性指数(VIX)も再び上昇しており、市場参加者の相場変動への警戒感が強まっている。
     
    朝方は、米市場の流れを受け、日経平均は大きく値を下げて始まりそうだ。
    ただ、きのう23日の日経平均株価は、下げ幅を縮小して取引を終了するなど、押し目を拾う動きもみられたもようで、底堅い推移となりそう。日銀のETF買い、足元では配当狙いの買いといった日本独自ともいえる需給要因が相場を支える。
    また、海外要因に影響を受けづらい中小型株への物色も継続しそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の前半(23日終値は104円97−98銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の後半(同122円75−79銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比110円安の2万3080円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■フュートレック<2468>
    ロゼッタ<6182>とカスタム音声認識の開発で業務提携。
     
    ■日本調剤<3341>
    上期最終を一転黒字に上方修正。
     
    ■北日本紡績<3409>
    中国・寧波大発化学繊維とプラスチックのリサイクル事業で業務提携。
     
    ■シンバイオ製薬<4582>
    トレアキシン液剤「RTD製剤」の製造販売承認を取得。21年1月から販売開始する予定。
     
    ■SAMURAI&J PARTNERS<4764>
    Jトラスト<8508>傘下のJトラストカードを株式交換で完全子会社化する。
     
    ■ハピネット<7552>
    非開示だった今期経常は45%増益へ。
     
    ■岡本硝子<7746>
    低誘電率・低誘電損失の5G部品材料向けガラス材料のサンプル出荷を開始。
     
    ■エンチョー<8208>
    非開示だった今期経常は6.2倍増益、未定だった配当は5円増配。
     
    ■クロスキャット<2307>
    システム開発を手掛けるアクティブの全株式を取得し子会社化する。取得価額は4.9億円。
     
    ■アドソル日進<3837>
    上期経常を一転8%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■リンクバル<6046>
    東証が24日付で貸借銘柄に選定。
     
    ■西松屋チェーン<7545>
    9月既存店売上高は前年同月比10.9%増と増収基調が続いた。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    24(木)
    【国内】
    日銀金融政策決定会合議事要旨(7/14〜7/15開催分)
    40年国債入札
    《決算発表》
    ニイタカ、オプトエレクト
     
    【海外】
    独9月Ifo景況感指数(17:00)
    米8月新築住宅販売(23:00)
    《米決算発表》
    アクセンチュア、コストコ・ホールセール


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■マイナンバー 来年に口座と連動 政府がデジタル化推進
     
    ■米加州 35年にガソリン車の新規販売を禁止へ
     
    ■駐在員・留学生ら入国解禁 3カ月以上滞在の外国人 政府
     
    ■ローソン<2651>とKDDI<9433>
    位置情報で値引き通知
     
    ■プラ製造のニックス<4243>
    ドローン用の可変式荷物固定装置
     
    ■NTN<6472>
    風力向け発電設備監視システム10倍に 異常検知でアジア開拓
     
    ■住友電工<5802>
    自動運転バスを茨城で実験 管制技術生かす
     
    ■三井住友トラスト<8309>
    系の三井住友信託 議決権集計1000社で誤り
     
    ■JR東<9020>
    駅ナカ個室オフィス テレワーク用1000カ所へ
     
    ■西武HD<9024>
    系の西武鉄道 終電繰り上げ検討 21年春にも20〜30分
     
     

    [概況]

     
    23日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時105.500円まで上昇し、堅調な展開となった。欧州で新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、新たな規制強化などの影響が懸念されている。
     
    欧州の景気回復が遅れるとの思惑などから、欧州通貨が売られる一方、米ドルが買われているようだ。クロスカレンシーにおいては、ユーロ米ドルは一時1.1650、英ポンド米ドルでは一時1.2677まで米ドル買いが進行した。引き続き、米ドルは欧州通貨や円に対しても、買いが優勢となる可能性が考えられそうか。
     
    テクニカル的には米ドル円は上方に位置する一目均衡表の基準線(105.473円)付近を上抜けきれるか注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    23日のNYダウ工業株30種平均は反落した。前日比525ドル05セント安の2万6763ドル13セントで終えた。8月3日以来の安値。
    朝方は買いが先行したが、主力ハイテク株への売りが強まり、昼前に下げに転じた。景気敏感株も含めた幅広い銘柄が売られ、取引終了にかけて下げ幅を広げた。
     
    新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化に対応する追加経済対策をめぐる与野党協議は、11月の大統領選を前に対立が先鋭化し、暗礁に乗り上げている。一方で、米国では新型コロナによる死者が20万人を突破。欧州では再び増加しており、景気の先行き不透明感が強まっている。
     
    8月の相場急上昇を支えたIT企業銘柄などの価格調整が続いており、ハイテク株が売りが加速。相場を押し下げた。
    ハイテク株は9月に入って割高感から下げ局面が続いている。前日は上昇したが、売り圧力は収まっていない。アナリストが投資判断を引き下げたスマートフォンのアップルは4%安、顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムは5%安だった。前日夕に開いた電池技術を発表するイベントが失望され、電気自動車のテスラは10%安だった。
     
    ナスダック総合株価指数は、前日比330.65ポイント安の1万0632.99で終えた。GAFA(グーグル親会社のアルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)が4〜6月期決算を一斉に発表した7月30日以来の安値。
     
    ハイテク株に加え、景気敏感株にも売りが広がった。米国で追加経済対策の成立の見通しが立たない中、欧州ではコロナ感染が再拡大し、景気懸念が強まった。石油のシェブロンは5%、航空機のボーイングが4%下げた。アナリストが投資判断を引き下げたクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)も3%安だった。
     
    市場では「買い材料が見当たらず、売りが売りを呼ぶ展開になった」との声が聞かれた。S&P500種株価指数は前日比78.65ポイント(2.4%)安の3236.92で終えた。2日に付けた過去最高値からの下落率が「調整局面入り」を意味する10%に迫ったのも投資家心理を冷やしたようだ。
     
    22日夕に市場予想を上回る決算を発表したスポーツ用品のナイキが大幅高となり、上げをけん引した。医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が23日、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験の最終段階に入ったと発表し、ワクチンの早期普及の期待が高まったのも相場を支えた。
     
    セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、エネルギー、テクノロジー・ハード・機器が下落した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,763.13−525.05
    S&P500種
    3,236.92−78.65
    ナスダック
    10,632.985−330.652
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,868.40−39.20
    NY原油(ドル/バレル)
    39.59−0.21
    円・ドル
    105.34 - 105.35+0.37

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    23日の日経平均先物は続伸した。12月物は前日比195円高の2万3080円で引け、23日の大取終値を110円下回った。
    良好な小売り決算や新型コロナウイルスワクチン実用化への期待感から上昇して寄り付いた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目となる下院特別委員会での証言でパンデミック危機からの回復が依然不透明だと懸念を再表明、投資家心理が悪化し下落に転じた。ハイテクの下落も手伝い引けにかけてNYダウ工業株30種平均は下げ幅を拡大した。
    この日の12月物高値は2万3250円、安値は2万2880円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    23080 ( -110 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    23125 ( -65 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5899.26(+69.80)
    23日のFTSE100種総合株価指数は続伸した。前日の終値に比べ69.80ポイント高の5899.26で引けた。構成銘柄の9割近くが上昇した。午前は2%超高で推移していたが、午後にかけてやや上げ幅を縮小した。
    英国で新型コロナウイルスの感染が再拡大しているものの、全国的な都市封鎖(ロックダウン)が回避されたことで、21日の急落から一転して買い戻された。
     
    個別では、スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションの上げが目立った。米スポーツ用品大手ナイキが22日に好決算を発表したことを好感した買いが入った。資金洗浄(マネーロンダリング)に関する米政府の内部文書を巡る報道を受けて、週初から売りが続いていたHSBCホールディングスやバークレイズをはじめとする銀行株は割安感に着目した買いで値上がり。航空機エンジンのロールス・ロイスも買い戻された。
     
    半面、金相場が下落し、関連のフレスニージョは大幅安となった。ロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルも下げた。午前は買われていた航空のインターナショナル・エアラインズ・グループと石油のBPは目先の利益を確定する売りで下落に転じた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12642.97(+48.58)
    23日のドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて48.58ポイント高の1万2642.97だった。
     
    個別銘柄では、アディダスが大幅高。米スポーツ用品大手ナイキが22日に発表した2020年6〜8月期の決算が増益となったことが好感され、欧州のスポーツ関連銘柄は軒並み上昇した。自動車株への買いも目立った。外国為替市場でユーロがドルに対して下落し、輸出株の追い風になるとの見方が広がった。保険株と不動産株は売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4802.26(+29.42)

09月24日 毎日コラム
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