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【市況一覧】
日経平均株価
40,369.44 +201.37 03/29
TOPIX
2,768.62 +17.81 03/29
マザーズ
746.45 +11.66 03/29
NYダウ平均
39,807.37 +47.29 03/29
ナスダック総合
16,379.46 -20.06 03/29


09月01日 マーケットコメント


     
    日経平均は反発。きのう同様、様子見ムードの強い地合いではあったが、後場にマザーズ指数が失速して崩れそうになったところでは、その流れに待ったをかけるような動きも見られた。終わってみれば終日2万3000円より上で推移して3桁の上昇と、値固めも進んでいる。
    ここから先は、週末に米8月雇用統計の発表を控えていることもあり、方向感がより一層出づらくなると考える。
     
     
    日経平均は胴体部分と上下のヒゲが短い小陰線を引き、小陽線で引けた前日に続いて気迷いムードを強くにじませた。終値は連日の5日線超えとなり、短期的な調整圧力の後退が窺える反面、5日線は下降を続け、パラボリックも売りサイン点灯を継続しているため、上値追いには進展しにくい地合いとみられる。一目均衡表では基準線と転換線が前日に続いて横ばいで終了し、もみ合い相場の延長が予想される。
     
    あす3日の日経平均株価は、上値に重い展開か。
    国内での手掛かり材料に乏しく、当面は米国株や為替頼みになるとみられるが、指数自体に上値の重さを指摘する向きは多い。日経平均株価は8月25日に、新型コロナウイルス感染拡大による急落前の水準(2月21日終値2万3386円74銭)を一時回復する場面があったが、それ以降は2万3300円近辺で上値が重くなる状況が続いている。
     
    市場では、「高値警戒感がくすぶっており、米株がこければ日本株も売られるだろう」との読みもあり、積極的な買いは期待しにくい。
    ただ、米国株に比べて日本株の出遅れ感が指摘されるほか、前場軟地合いなら後場に日銀のETF(上場投資信託)買いが期待されるだけに、売り込みにくい面もあろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    24918.22  ボリンジャー:+2σ(26週)
    24069.66  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23845.95  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23657.91  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23428.61  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23296.77  新値三本足陽転値
     
    23247.15  ★日経平均株価2日終値
     
    23246.17  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23151.23  6日移動平均線
    23012.92  均衡表転換線(日足)
    23011.27  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23007.92  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22834.42  25日移動平均線
    22593.93  13週移動平均線
    22582.57  均衡表雲上限(日足)
    22570.52  均衡表転換線(週足)
    22570.52  均衡表基準線(日足)
    22422.67  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22421.00  75日移動平均線
    22176.59  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22016.70  200日移動平均線
     
    日経平均は胴体部分と上下のヒゲが短い小陰線を引き、小陽線で引けた前日に続いて気迷いムードを強くにじませた。終値は連日の5日線超えとなり、短期的な調整圧力の後退が窺える反面、5日線は下降を続け、パラボリックも売りサイン点灯を継続しているため、上値追いには進展しにくい地合いとみられる。
    一目均衡表では基準線と転換線が前日に続いて横ばいで終了し、もみ合い相場の延長が予想される。
     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比4円10銭高い3547円87銭となり、2月26日以来およそ半年ぶりの高値を付けた。
    好調な米国市場や日本時間に入り日経225先物が反発したことを受けて、ジャスダック平均も続伸してスタートした。寄り付き後は、8月の売上高が10.9%増と発表したワークマンが堅調に推移したことが相場を下支えしたものの、時価総額上位の出前館が大幅安となったことが相場の重しとなり上げ幅は限定的となった。
    また、後場に入り伸び悩みしていたところ、14時より幅広い銘柄に売りが出たことでジャスダック平均は上げ幅を縮小して本日の安値付近で取引を終了した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で734億円と7月10日以来の高水準。売買高は1億4239万株だった。
    値上がり銘柄数は258、値下がり銘柄数は340となった。
     
    個別では、ヤマウ、日本テレホンが一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ナフコ、ZOA、No.1、ブロードバンドタワーなど16銘柄は年初来高値を更新。麻生フオームクリート、ディーエムソリューションズ、エスイー、ヤマックス、ハリマビステムが買われた。
     
    一方、カーディナル、スパンクリートコーポレーション、アルファクス・フード・システム、出前館、不二精機が売られた。


    東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比18.44ポイント高い1172.95となり、2018年5月以来およそ2年4カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の主力株には明確な方向感が出にくい環境だったが、新興市場では電子商取引(EC)関連や好材料銘柄を中心に短期の値幅取りの買いが続いた。
     
    BASEやメルカリなどのEC関連が上昇した。このほか、企業内の情報を一元管理する新たなクラウドの新サービスを提供開始すると発表したビープラッツはストップ高水準まで買われた。一方、T&Sやジーエヌアイ、マクアケは下落した。
    マザーズの売買代金が3600億円を超える大商いとなり、個人投資家の物色意欲の強さを印象付けた。東証全体の売買代金上位10銘柄の中に、マザーズ上場が5銘柄も顔を出し、「新興企業市場の人気の高さがうかがわれる」との声が上がっていた。
    値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は180となった。
     
    個別では、Sun Asterisk、ビープラッツ、バンク・オブ・イノベーションがストップ高。富士山マガジンサービス、リアルワールド、コラボス、日本情報クリエイト、ニューラルポケットなど7銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、ユナイテッド、SREホールディングス、cotta、農業総合研究所など27銘柄は年初来高値を更新。みらいワークス、イオレ、メドレー、ユナイトアンドグロウ、ログリーが買われた。
     
     一方、Aiming、コプロ・ホールディングス、リファインバース、駅探、ティアンドエスが売られた。

    【大引け概況】
    2日の日経平均株価は反発し、前日比109円08銭高の2万3247円15銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:14 容量:10.93M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    主力株を中心に幅広く買いが先行した。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株指数が揃って上昇、ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新した。8月のISM製造業景況感指数が1年9カ月ぶりの高水準となり、新型コロナウイルスの感染拡大のなかも、米景気が順調に回復していることが確認されハイテク株中心に上昇、この流れが東京株式市場にも波及した。
    米アップルが今秋発売する新製品について堅調な需要見通しを示し、関連銘柄を物色する動きも広がった。
     
    安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選については、菅義偉官房長官が夕方に記者会見を開いて正式に出馬表明する予定だ。すでに支持する派閥が多く優勢と伝わっており、市場では安倍政権の経済政策や金融政策が引き継がれる可能性が高まり、相場の支援材料との見方があった。
     
    一方で、日経平均は新型コロナウイルスの感染拡大で株価が急落する前の水準に近づいており、高値警戒感から利益確定売りも出やすかった。日経平均株価の高値から安値を引いた日中値幅は116円58銭と、8月14日(115円94銭)以来約3週間ぶりの小ささだった。
     
    JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比68.57ポイント高の1万4666.15だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、7.59ポイント高の1623.40で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆8785億円。売買高は9億7648万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1228と、全体の6割弱を占めた。値下がりは846銘柄、変わらずは97銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、その他製品、情報・通信業などが上昇し、輸送用機器、銀行業、医薬品は下落した。
     
    個別では、アドテストやスクリンの半導体関連株、アップル関連の村田製やTDKが買われた。ファナック、キーエンス、安川電、イオンやヤマトHDも上昇した。エムスリ、チェンジ、テラスカイも値上がりした。
     
    一方でトヨタが小安く、ホンダ、三菱自やSUBARUは売られた。KDDIの売りが厚く、NTTは弱含み。ニコンやコニカミノル、三菱UFJ、みずほFG、 T&DやSOMPO、第一生命が売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比32.75ポイント高の6353.20ポイントと反発した。
    出来高9564万株。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は215となった。
     
    個別では、インタートレード、フレンドリーがストップ高。コーアツ工業は一時ストップ高と値を飛ばした。サトウ食品、パシフィックネット、アートスパークホールディングス、情報企画、中国工業など9銘柄は年初来高値を更新。イトーヨーギョー、大日本コンサルタント、ベース、プレミアムウォーターホールディングス、アップルインターナショナルが買われた。
     
    一方、スーパーバッグ、フジコピアンが年初来安値を更新。明治機械、田岡化学工業、オーミケンシ、ミズホメディー、JMACSが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比10円33銭高い3554円10銭となった。一時は3562円12銭と、取引時間中としては2月27日以来およそ半年ぶりの高値を付けた。
    BBタワーやアイフリークが上昇したほか、ワークマンは8月の既存店売上高が2桁増を確保したことで買いが優勢だった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で422億円、売買高は9006万株。値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は280となった。
     
    個別では、日本テレホンが一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ナフコ、ZOA、No.1、ブロードバンドタワーなど14銘柄は年初来高値を更新。アイフリークモバイル、麻生フオームクリート、ハリマビステム、日邦産業、かんなん丸が買われた。
     
    一方、カーディナル、スパンクリートコーポレーション、出前館、アビックス、アルファクス・フード・システムが売られた。
     


    東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比20.40ポイント高い1174.91だった。
    一時は1177.84と取引時間中としては2018年5月以来およそ2年4カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の主力株の方向感が乏しいなか、新興市場では短期的な値上がり益を見込む投資家が好材料銘柄に買いを入れた。
     
    市場では「成長期待の高い電子商取引(EC)関連を中心に、材料が出れば株価上昇につながりやすい銘柄に資金が集まる傾向がある」との受け止めがあった。
    値上がり銘柄数は152、値下がり銘柄数は159となった。
     
    個別ではビープラッツがストップ高。リアルワールド、コラボス、Sun Asteriskは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、ユナイテッド、SREホールディングス、cotta、農業総合研究所など26銘柄は年初来高値を更新。インターファクトリー、みらいワークス、グッドスピード、ログリー、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
     
    一方、Aiming、ベガコーポレーション、NATTY SWANKY、リファインバース、イトクロが売られた。

    【寄り付き概況】

    2日午前の日経平均株価は反発し、前日比123円02銭高の2万3261円09銭で始まった。
     
    前日の米国株高や為替が円安に振れたことを受け、買いが先行している。
    1日の米株式相場が、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が1年9カ月ぶりの高水準となったことなどを背景に上昇した。米景気の回復を期待した買いが日本株にも波及している。円相場が1ドル=105円台後半と円安・ドル高水準となっているのも支えだ。
     
    相対的に出遅れ感のある東京株式市場もハイテクセクターなどを中心にこれに追随する動きとなっている。ただ、国内政局を横にらみに積極的に上値を買い進む動きも見込みづらく、日経平均は2万3000円台前半での強調展開にとどまるとの見方が強い。
     
    個別では東エレク、ファナック、TDKが高く、トヨタ、ファーストリテ、スクリンは堅調。半面、キヤノン、コマツ、オークマがさえない。


     
    「指をくわえているだけでなく」
     
     
    火曜のNY株式市場でNYダウは200ドル超の上昇。
    NASDAQとS&P500は過去最高値を更新した。
    NASDAQは新型コロナ禍前の高値を21.7%上回る水準。
    S&P500は4%超上回った。
    NYダウ平あと3%。
    ISM製造業景気指数は56.0。
    前月の54.2から上昇し2018年11月以来の高水準。
    これを好材料視した格好。
    ただ雇用指数はなお低調で労働市場の回復は失速しつつあるとの見方。
    新型コロナ追加対策の協議の進展の可能性も好感された。
    アップルは3.98%高。
    一方株式売り出しで最大50億ドルを調達すると発表したテスラは4.7%安。
    FRBのブレイナード理事は「新戦略の下で新たな緩和措置を打ち出す必要がある」とコメント。
    10年国債利回りは0.672%。
    2年国債利回りは0.132%。
    ユーロは節目となる1.20ドルを2018年以来初めて上抜けた場面があった。
    ドル円は105円台後半。
    SKEW指数は142,28。
    恐怖と欲望指数は75→76。
     
    火曜の日経平均は寄り付き50円安。
    終値1円安の23138円と反落。
    日足は4日ぶりに陽線。
    「1日を通じてみるとマイナス水準での時間帯が圧倒的に長かった。
    底堅いが、上を買うほどの力はない」という見方だった。
    東証1部の売買代金は1兆8613億円と2日ぶりの2兆円割れ。
    新興2市場は続伸。
    マザーズ指数は年初来高値更新。
    値上がり915銘柄(前日1605銘柄)。
    値下がり1162銘柄(前日492銘柄)。
    新高値38銘柄(前日50銘柄)。
    新安値6銘柄(前日1銘柄)。
    騰落レシオは96.61(前日100.33)。
    NTレシオは14.32倍(前日14.30倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    右肩上がりの25日線(22810円)からは△1.43%。
    16日連続で上回っておりサポート。
    右肩上がりの75日線は22378円。
    微妙に右肩下がりの200日線(22016円)からは△5.09%。
    右肩下がりの5日線(23132円)から△0.03%。
    3日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.922%(前日▲19.961%)。
    買い方▲7.230%(前日▲7.158%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.349%(前日▲26.207%)。
    買い方▲11.910%(前日▲13.601%)。
    空売り比率は42.3%(3日連続の40%超:前日40.6%)。
    空売り規制なしの比率は7.5%。
    8月28日時点の信用売り残は381億円減の9007億円。
    2週連続の減少。
    同信用買い残は530億円増の2兆2823億円。
    2週連続の増加。
    2兆円台は16週連続。
    金額ベースでの信用倍率は2.53倍(前週は2.37倍)。
    日経HVは14.6、日経VIは22.86。
    日経平均採用銘柄の予想PERは21.98倍(前日22.04倍)。
    前期基準では18.13倍。
    EPSは1052円(前日1049円)。
    暫定PERは21.97倍。
    計算上のEPSは1053円。
    225のPBRは1.10倍。
    BPSは21034円(前日21036円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.55%(前日4.54%)。
    配当利回りは1.96%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは23.92倍。
    前期基準では19.40倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
    ドル建て日経平均は218.97(前日219.04)。
    東証1部単純平均株価は0.59円安の2137円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1811円(前日1752円)。
    東証1部の時価総額は614兆円(前日615兆円)。
    シカゴ225先物終値は大証日中比35円高の23195円。
    高値23210円、安値22990円。
    大証夜間取引終値は日中比20円高の23180円。
    気学では「後場大動きする日。前止め足取りにつくべし」。
    木曜は「不時高を見る日。押し目買い方針良し」。
    金曜は「逆行性強く、前日の足取りに反して動く」。
    ボリンジャーのプラス1σが23215円。
    昨日は上値で頭を抑えた。
    プラス2σが23619円。
    一目均衡の雲の上限が22582円。
    21日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は22866円で下限は22524円。
    2日連続で雲の上。
    RSIが57.13。
    RCIが57.14。
    今日は天赦日。
     
    興味深いのは日経平均の月足。
    6カ月線(22057円)が24ヶ月線(21719円)を上抜いた。
    そして12ヶ月線(22124円)も上抜く気配。
    罫線からみる長期の心理は変化しつつあるようだ。
     
    日経平均採用銘柄の定期入れ替えではソフトバンク(9434)が新規採用。
    日本化薬(4272)が除外。
    指数への反映は10月1日。
     
    《今日のポイント9月2日》
     
    (1)NYダウは200ドル超の上昇。
       NASDAQとS&P500は過去最高値を更新した。
       ダウ輸送株指数は131ポイント高の11316ポイントと続伸。
       SOX指数は1.96%高と反発。
     
    (2)日経平均日足は4日ぶりに陽線。
       マザーズ指数は年初来高値更新。
       東証1部の売買代金は1兆8613億円と2日ぶりの2兆円割れ。
     
    (3)右肩上がりの25日線(22810円)からは△1.43%。
       16日連続で上回っておりサポート。
       微妙に右肩下がりの200日線(22016円)からは△5.09%。
       右肩下がりの5日線(23132円)から△0.03%。
       3日ぶりに上回った。
     
    (4)新高値38銘柄(前日50銘柄)。
       新安値6銘柄(前日1銘柄)。
       騰落レシオは96.61(前日100.33)。
     
    (5)空売り比率は42.3%(3日連続の40%超:前日40.6%)。
       8月28日時点の信用売り残は381億円減の9007億円。
       2週連続の減少。
       同信用買い残は530億円増の2兆2823億円。
       2週連続の増加。
       2兆円台は16週連続。
       金額ベースでの信用倍率は2.53倍(前週は2.37倍)。
     
    (6)ボリンジャーのプラス1σが23215円。
       昨日は上値で頭を抑えた。
       プラス2σが23619円。
       一目均衡の雲の上限が22582円。
       21日連続で雲の上。
     
    (7)興味深いのは日経平均の月足。
       6カ月線(22057円)が24ヶ月線(21719円)を上抜いた。
       そして12ヶ月線(22124円)も上抜く気配。
       罫線からみる長期の心理は変化しつつあるようだ。
          
    (8)シカゴ225先物終値は大証日中比35円高の23195円。
       高値23210円、安値22990円。
       大証夜間取引終値は日中比20円高の23180円。
       今日は天赦日。
       気学では「後場大動きする日」。
     
    今年の曜日別勝敗(9月1日まで)

    月曜16勝15敗
    火曜18勝15敗
    水曜15勝17敗
    木曜13勝20敗
    金曜15勝17敗。
     
     
    週明けのNYダウは215ドル高の28645ドルと反発。
    NASDAQは164ポイント高の11939ポイントと3日続伸。
    S&P500は26ポイント高の3526ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は131ポイント高の11316ポイントと続伸。
    SOX指数は1.96%高と反発。
    VIX指数は26.12。
    3市場の売買高は89.3億株(20日平均は91.4億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比35円高の23195円。
    ドル建ては大証日中比45円高の23205円。
    ドル円は105.95円。
    10年国債利回りは0.672%。
    2年国債利回りは0.132%。
     
    興味深いのは内閣支持率。
    日本経済新聞が先週末実施した世論調査で安倍内閣の支持率急騰。
    先月29日と30日に世論調査を実施。
    安倍内閣の支持率は55%で、先月の調査より12%ポイントも上昇していた。
    これは2019年10月以降最も高い支持率水準。
    過去20年間歴代政権終盤部の世論調査と比較しても最も高い。
    このように内閣支持率が上昇したのは、次期内閣に対する期待と7年8カ月にわたる安倍内閣の長期執権に伴う疲労感が反映されたとの解釈。
    同じ世論調査で約88%が「安倍氏の辞任は妥当だった」と答えた。
    読売新聞は安倍氏が「びっくりした。こんなことがあるんだね」という反応を示したと伝えた。
    聞こえてくるのは「3回目がある?」の観測。
     
    日経朝刊では「世界株、時価総額最高に」の見出し。
    8月末の世界の株式時価総額は89兆ドル(約9400兆円)。
    月末ベースで昨年12月以来8か月ぶりに過去最高を更新した。
    1→3月にコロナ渦で減少した約20兆ドルを米中がけん引して戻したということ。
    指数で見るよりは実感がある数字である。
    ちなみにアメリカは37兆ドルで世界の42%。
    (10年前は30%)。
    中国はコロナからの早期回復で時価総額の落ち込みは少なかったが昨年末より4割増の8.7兆ドル。
    日本の6.1兆ドルをはるかに上回っているし日本の過去最高は18年1月だった。
    その過去最高からは1割下にいるのが現実、
    「外国人投資家が買わないから」なんて指をくわえているだけではことは進まない。
    市場は他力ではなく自力の存在だ。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    LTS(6560)・・・動兆
     
    LTSに注目する。
    同社はビジネスプロセス可視化・改善・実行支援など展開、
    ITビジネスマッチング「アサインナビ」も 
    前期買収のソフトウェア開発子会社が通年化。
    柱のデジタル活用支援は企業のRPA導入追い風に伸長。
    1部上場以降の動きに変化の兆し。
     

    (兜町カタリスト櫻井)


    2日の日経平均株価は、方向感に欠ける展開が続きそうだ。
    引き続き、手掛かり材料に乏しい状況のなか、指数寄与度の高い主力株への積極的な売買は期待しづらく、もみ合い展開となりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3000円−2万3300円を想定。
    米国株は上昇。NYダウ平均は215ドル高の28645ドルで取引を終えた。好決算のズームが急伸したほか、アップルやセールスフォース・ドットコムなどが強く、ハイテク株が上昇をけん引。S&Pとナスダックが最高値を更新した。
    米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。
    国内は総裁選動向を見極めるまでは動きづらい局面ではあるが、売り込む要素が乏しく、「閑散に売りなし」の様相が一段と強まるだろう。
     
    消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(1日終値は105円65−67銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円68−72銭)と円高に傾くなど、まちまちの動きにある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比35円高の2万3195円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■インタートレード<3747>
    金融商品取引向けトータルソリューション「Spider」の大口案件を受注。21年9月期に計上予定。
     
    ■アイフリークモバイル<3845>
    ミャンマーの新興通信事業者GALAXIANETCOMPANYと、モバイルコンテンツサービス分野とシステムインテグレーション分野で戦略的業務提携。
     
    ■ラクス<3923>
    9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>
    今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。
     
    ■文教堂グループホールディングス<9978>
    20年8月期決算で債務超過を解消する見込み。
     
    ■ANAP<3189>
    子会社ANAPラボが「猫の腎障害治療及び製薬化に向けたAI技術の導入」を新規事業として開始する。
     
    ■リネットジャパングループ<3556>
    障がい者向けグループホーム事業への参入に向けた子会社を設立。
     
    ■アセンテック<3565>
    テレワーク環境下で安定的に稼働するRPAソリューションの提供を開始。アシリレラ、パナソニックインフォメーションシステムズと共同で検証を完了。
     
    ■ジェイリース<7187>
    日本情報クリエイト<4054>と業務提携。日本情報Cが提供するオンライン入居申し込みシステム「電子入居申込サービス」とAPI連携を開始。
     
    ■ソフトバンク<9434>
    日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月1日から日本化薬<4272>を除外し、ソフトバンクを新規採用する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    2(水)
    【国内】
    8月マネタリーベース(8:50)
    《決算発表》
    スカパーJ
     
    【海外】
    米8月ADP全米雇用リポート(21:15)
    米7月製造業受注(23:00)
    ベージュブック
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]

    1日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は、105円半ばからしっかりとした展開となり、米国から8月のISM製造業景気指数(予想:54.8、予想:56.6)が発表になると一段高となり106.150円の高値を付けた。
     
    その後は、106円を挟んだ値動きとなり105.940が終値となった。尚、日本時間2日21時15分に米国から8月ADP民間部門雇用者数 (予想:16.7万人)が発表になる。今後の景気回復動向を占う上で重要な指標であるため注目したい。
     
    テクニカルは、現在の実線が5日移動平均線(9月1日現在: 105.955円)付近での推移となっている。引け値にかけてしっかり超えてくるのか、レジスタンスとなるのかその動向を見極めたい。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
     
    ■QRコードで納税 決済アプリ対応 22年にも
     
    ■清水建設<1803>
    ダイヤ工業 掘削作業の負担減らすベスト
     
    ■共同PR<2436>
    SNS活用で大学・短大向けの広報講座
     
    ■キリンHD<2503>
    通勤手当を実費に シェアオフィスも拡充
     
    ■日本製鉄<5401>
    社長 コロナ禍で「追加の合理化は不可避」
     
    ■JMC<5704>
    鋳造事業を拡大 新工場で機械加工を内製化
     
    ■三菱重工<7011>
    次期戦闘機の開発主体 来月にも契約
     
    ■リンテック<7966>
    小豆の殻使用の紙素材 包装紙で和を演出
     
    ■伊藤忠<8801>やドコモ<9437>
    購買履歴でスマホに広告 ファミマ
     
    ■ANAHD<9202>
    傘下のエアージャパン全派遣パイロットに一時休業通知
     
    ■コックス<9876>
    「おうち」時間に的


    1日のNYダウ工業株30種平均は反発した。終値は前日比215ドル61セント高の2万8645ドル66セントと、取引終了にかけ買いの勢いは強まり、この日の高値圏で終えた。
     
    1日の市場は、8月にダウ平均が大幅に上昇した反動で、利益確定売りなどに押され、もみ合いで取引が始まった。
    米サプライ管理協会(ISM)が午前発表した8月の米製造業景況指数は56.0と前月から上昇。市場予想も上回ると、景気回復期待から投資家心理が改善し、相場を下支えした。
     
    新たな会員サービスを発表した小売最大手ウォルマートが大幅に上昇し、指数を押し上げた。アップルなど大型ハイテク株の一角も上昇が目立った。米経済指標の改善も投資家心理を上向かせた。
    ウォルマートはサブスクリプション(継続課金)型の会員サービスを15日から始めると発表。ネット通販のアマゾン・ドット・コムなどに対する競争力が増すとの観測を促し、株価は6%超上げた。アップルは10月にも発売される次世代の高速通信規格「5G」対応の「iPhone」について、部品メーカーに昨年発売のiPhoneとほぼ同じ生産量を依頼したと報じられた。世界経済が減速するなかでも堅調な需要を見込んでいると受け止められ、4%上昇した。2銘柄でダウ平均を90ドル超押し上げた。
     
    前日夕に発表した四半期決算が市場予想を大きく上回ったビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが41%高と急騰した。顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムなど、在宅勤務の増加の恩恵を受けやすいとされるハイテク株に買いが広がった。
     
    化学のダウや建機のキャタピラー、スポーツ用品のナイキなど景気敏感株の一角が買われた。一方、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや日用品の医薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下げた。
     
    セクター別ではテクノロジー・ハード・機器、食・生活必需品小売が上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同164.21ポイント高の1万1939.67と連日で過去最高値を付けた。ソフトウエアのマイクロソフトや、エヌビディアなど半導体株の一角が上昇した。
    S&P500種株価指数は反発し、同26.34ポイント高の3526.65と過去最高値を更新した。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    28,645.66+215.6
    S&P500種
    3,526.65+26.34
    ナスダック
    11,939.667+164.211
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,978.90+0.30
    NY原油(ドル/バレル)
    42.98+0.22
    円・ドル
    105.94-105.97+0.29


     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5862.05(−101.52)
    連休明け1日のFTSE100種総合株価指数は大幅続落した。前営業日となる8月28日の終値に比べ101.52ポイント安の5862.05で引けた。終値では5月中旬以来、約4カ月ぶりの安値水準で引けた。
    外国為替市場のポンド高が重荷となり、多国籍企業銘柄を中心に売りが広がり、構成銘柄の8割が下落した。
    ポンド高によってポンド換算時の海外収益が圧迫されるとの懸念から医薬品株、石油株、酒類のディアジオといった多国籍企業銘柄が軒並み下落した。
     
    個別銘柄では、米ボーイングの機体にエンジンを供給している航空機エンジンのロールス・ロイスが14%安まで急落した。アナリストが投資判断を引き下げたことが響いた。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループの下げも目立った。新型コロナウイルス対策として欧州からの入国者に対する自己隔離の期間を巡り、不透明な状況が続いていることを嫌気した売りが出た。銀行株をはじめ金融関連株も下げた。
     
    一方、中国関連の鉱業株は上昇した。中国の経済指標の改善を背景に、銅の世界最大消費国である中国の需要増を期待した買いが入った。メキシコ産金大手フレスニロは4.6%高、英・豪系資源大手BHPビリトンは2.3%高、スイスの同業グレンコアは2.2%高と好調だった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12974.25(+28.87)
    1日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反発した。終値は前日と比べて28.87ポイント高の1万2974.25だった。
    欧州各国の株式相場が軟調な中で米中の経済指標の改善を好感し、構成銘柄に輸出企業が多いDAX指数は買いが優勢だった。
     
    個別では、ハイデルベルクセメントや半導体のインフィニオンテクノロジーズの上げが目立った。コスト削減のためリストラ拡大を検討していると伝わったタイヤのコンチネンタルは安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4938.10(−9.12)



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5862.05(−101.52)
    連休明け1日のFTSE100種総合株価指数は大幅続落した。前営業日となる8月28日の終値に比べ101.52ポイント安の5862.05で引けた。終値では5月中旬以来、約4カ月ぶりの安値水準で引けた。
    外国為替市場のポンド高が重荷となり、多国籍企業銘柄を中心に売りが広がり、構成銘柄の8割が下落した。
    ポンド高によってポンド換算時の海外収益が圧迫されるとの懸念から医薬品株、石油株、酒類のディアジオといった多国籍企業銘柄が軒並み下落した。
     
    個別銘柄では、米ボーイングの機体にエンジンを供給している航空機エンジンのロールス・ロイスが14%安まで急落した。アナリストが投資判断を引き下げたことが響いた。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループの下げも目立った。新型コロナウイルス対策として欧州からの入国者に対する自己隔離の期間を巡り、不透明な状況が続いていることを嫌気した売りが出た。銀行株をはじめ金融関連株も下げた。
     
    一方、中国関連の鉱業株は上昇した。中国の経済指標の改善を背景に、銅の世界最大消費国である中国の需要増を期待した買いが入った。メキシコ産金大手フレスニロは4.6%高、英・豪系資源大手BHPビリトンは2.3%高、スイスの同業グレンコアは2.2%高と好調だった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12974.25(+28.87)
    1日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反発した。終値は前日と比べて28.87ポイント高の1万2974.25だった。
    欧州各国の株式相場が軟調な中で米中の経済指標の改善を好感し、構成銘柄に輸出企業が多いDAX指数は買いが優勢だった。
     
    個別では、ハイデルベルクセメントや半導体のインフィニオンテクノロジーズの上げが目立った。コスト削減のためリストラ拡大を検討していると伝わったタイヤのコンチネンタルは安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4938.10(−9.12)

09月02日 毎日コラム
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