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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


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    今週は、軟調展開だった。
    先週に続き新型肺炎の感染拡大が国内で止まらず手じまい売りが広がる週となってしった。市中感染という新しいステージに入ったことで事態収束のメドは短期ではたたなくなってしまった感がある。日本の場合は中国と違って強制的な封じ込めが難しいところがあります。感染爆発が起きたら中国より長引く可能性もあるだろう。
    今週は米国株が最高値を更新したり、円相場が1ドル=112円台まで下がったりと日経平均をサポートする材料があったが、新型肺炎の拡大というネガティブ材料が勝り調整を進めてしまった。
    今週の日経平均終値は2万3386円74銭、前週末比300円85銭安だった。
     
     
    来週は、米国株や為替市場をにらみながらの展開か。
    ドル円が円安方向に水準を切り上げ、外需関連に注目が集まる。また、新型肺炎による悪影響が警戒されているインバウンド系が、そろそろ自律反発狙いの買いが意識される公算が大きい。 
    現在は、新型肺炎の感染拡大への警戒感が上値を抑える要因になっているが、ピークアウトのムードが浸透すれば、株価も円安に順応する可能性が高い。
    来週もマクロ系ヘッジファンドなどによるNTショート(日経平均売り・TOPIX買い)を意識する商いが相場全体に影響を与える展開が想定される。
     
    日経平均株価は上値が重い状態にあるが、「下値を拾いたい投資家は少なくない」(市場関係者)という。国内景気の行方を精査する状況が続くなか、日経平均株価は下値を2万3000円、上値を2万4000円とするレンジ相場が予想される
     
     
    ■テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    23555.55  25日移動平均線
    23521.23  均衡表転換線(日足)
    23515.95  75日移動平均線
    23513.34  均衡表雲上限(日足)
    23445.94  均衡表転換線(週足)
    23445.94  均衡表基準線(日足)
    23445.20  6日移動平均線
    23409.93  ボリンジャー:-1σ(13週)
    23398.36  均衡表雲下限(日足)
     
    23386.74  ★日経平均株価21日終値
     
    23220.79  ボリンジャー:-1σ(25日)
    23142.24  ボリンジャー:-2σ(13週)
    22971.94   新値三本足陰転値
    22954.60  26週移動平均線
    22886.03  ボリンジャー:-2σ(25日)
    22874.56  ボリンジャー:-3σ(13週)
    22551.27  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22193.52  200日移動平均線
    22144.86  均衡表基準線(週足)
    22013.34  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21698.33  均衡表雲上限(週足)
    21101.88  均衡表雲下限(週足)
     
    ローソク足は長い上ヒゲを引き胴体と下ヒゲが短い「卒塔婆」に似た形状となり、短期的な売り圧力の強さを示した。
    一目均衡表では、終値が雲下限を下回った。転換線が下降を続け、遅行線は弱気シグナル発生を継続しており、大勢では売り手優位。
    ボリンジャーバンドでは、昨日に続いてザラ場高値が中心線を上回ったが、大引けは中心線下で終了し、こちらも上値の重さを再確認した格好。
     

    [概況]

    21日、東京外国為替市場の米ドル円は特段材料が見当たらないなか、明日からの連休などを控えた調整売りなどで一時111.475円まで下落した。

    現在、欧州時間に入り米ドル円は111.775円付近で本日の安値からはやや反発している。

    この後は2月米製造業PMI【速報値】(予想:51.5 前回:51.9)2月米中古住宅販売戸数(予想:548万件 前回:554万件)など米経済指標の発表が予定されている。引き続き米経済指標が良好な結果となれば、米ドル円は2019年4月の高値112.410円付近を試す展開も考えられそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    21日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比92円41銭安の2万3386円74銭だった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:54 容量:7.74M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    午前は欧米株安を嫌気した売りと円安を好感した買いが交錯し、日経平均株価は落ち着きどころを探る動きが続いた。午後は3連休を控えて、一段と買いが手控えられた。
     
    外国為替市場で円相場が一時1ドル=112円台に下落するなど、急速な円安・ドル高の進行は株式相場全体を下支えした。輸出企業の業績悪化懸念を和らげたほか、短期マネーによる株価指数先物への買い戻しも誘い、日経平均は朝方に上げ幅を100円超まで拡大した。
     
    ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、国内景気や企業業績の悪化を意識した売りがやや優勢だった。アジアの主要株価指数が総じて軟調に推移したことも重荷となった。
    「連休中に国内の感染者が急増した場合に備えたい」として、持ち高を減らす動きが目立ったという。取引終了間際に日経平均は下げ幅を100円超まで拡大する場面があった。
     
    市場の一部では「足元の円相場の急落は国内景気の減速を意識した円売りという可能性は否めない」との指摘も聞かれ、買いの勢いは続かなかった。
     
    JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落した。終値は前日比13.10ポイント安の1万5024.00だった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、0.48ポイント安の1674.00で終えた。
     
    日経平均をTOPIXで割って算出するNT倍率は前日に14倍台と約28年ぶりの高水準に達していた。相対的にTOPIXの割安感が強まっていたため「日経平均先物買い・TOPIX先物売り」のポジションの解消に伴う反対売買が出たとの見方もあり、TOPIXの下落率は限られた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆968億円、売買高は11億5539万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1094、値上がりは946、変わらずは120銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、パルプ・紙、水産・農林業、サービス業の下落が目立った。上昇は保険業、情報・通信業、石油・石炭製品など。
     
    個別銘柄では、ファーストリテイリングやソニー、任天堂、村田製作所、東京エレクトロンといった値がさ株が軟調。オリエンタルランドが値を下げ、リクルートホールディングス、日立製作所、ファナック、アドバンテスト、テルモ、キッコマンが下落した。為替の円安進行を受けトヨタ自動車は上昇したものの、SUBARUやスズキが値を下げるなど自動車株は軟調だった。
     
    半面、ソフトバンクグループ(SBG)やSUMCOが値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株がしっかり。信越化学工業が値を上げ、楽天が買われた。新型肺炎によるテレワーク需要拡大への期待からブイキューブがストップ高。同じく新型肺炎関連株の日本エアーテック、アゼアス、栄研化学などが値を上げた。中外薬、ファミマ、KDDI、トヨタ、東京海上も上げた。
     
    東証2部株式指数は前日比35.43ポイント安の6852.71ポイントと続落。
    出来高5407万株。値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は233となった。
     
    個別では、ツヴァイ、三光マーケティングフーズ、ICDAホールディングス、児玉化学工業、ワシントンホテルなど11銘柄が昨年来安値を更新。ビットワングループ、リード、千代田化工建設、昭和化学工業、TBグループが売られた。
     
    一方、東京インキ、ヤマダコーポレーション、川澄化学工業、三谷商事が昨年来高値を更新。ショクブン、ベース、東京自働機械製作所、フュートレック、アサヒ衛陶が買われた。


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比15円69銭高い3728円47銭だった。
    日経平均は前日終値水準での小動きとなった。このような環境下、東証1部市場が比較的落ち着いていたことが個人投資家心理を改善した面や、大型株が手掛けにくいなかでの幕間繋ぎ的な中小型株物色の面も相まって、ジャスダック市場は全般として堅調な値動きとなった。また、ジャスダック指数は足元で2019年12月の水準まで下落していたことで、割安感から個人投資家が個別の材料に反応して押し目買いを入れた。
     
    東京商品取引所で金価格が連日で最高値を更新したことで、資金流入への期待感から第一商品が買われた。
    ただ、後場は高値と安値の差(値幅)が4円強にとどまるなど、商いは総じて低調だった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で438億円と、19年11月22日(391億円)以来およそ3カ月ぶりの低水準だった。売買高は7853万株。値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は322となった。
     
    個別では、グッドライフカンパニー、大谷工業、イワブチ、小倉クラッチ、ザインエレクトロニクスなど7銘柄がストップ高。クリエアナブキ、愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。守谷商会、ナトコ、国際計測器など4銘柄は昨年来高値を更新。ソレキア、第一商品、協和コンサルタンツ、ソフトフロントホールディングス、フジトミが買われた。
     
    一方、メディシノバ・インクが一時ストップ安と急落した。地域新聞社、ヒューマンホールディングス、シーズメン、ANAP、レッド・プラネット・ジャパンなど20銘柄は昨年来安値を更新。大日光・エンジニアリング、共同ピーアール、中京医薬品、アルファクス・フード・システム、ヤマト・インダストリーが売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比5.16ポイント高の828.46ポイントと反発。
    目立った新規材料に欠け、東証1部市場が小動きとなるなか、幕間繋ぎ的な形で個別株物色が入り、反発となった。主力事業の提携戦略を好感してメルカリが買われた。このほか、フリーやJストリームが上昇した。また、昨年末のIPO銘柄などを中心に個別株物色が盛んとなった。
    売買代金は概算で793.11億円。騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり172銘柄、変わらず11銘柄となった。
     
    個別では、オークファンがストップ高。Jストリーム、Amazia、サーバーワークス、フリー、メドレーは昨年来高値を更新。リアルワールド、イノベーション、アクリート、CRGホールディングス、フリークアウト・ホールディングスが買われた。
     
    一方、ミクシィ、ティーケーピー、ディー・ディー・エス、コラボス、シェアリングテクノロジーなど20銘柄が昨年来安値を更新。インティメート・マージャー、あんしん保証、スポーツフィールド、ハウテレビジョン、ギフティが売られた。

    21日午前の日経平均株価は反落した。前引けは前日比65円34銭安い2万3413円81銭だった。
    新型肺炎に対する警戒感が続き、積極的な買いは手控えられた。米国や欧州主要国の株価が下落したことも投資家心理を悪化させた。
    国内景気や企業業績の減速懸念を映した売りが優勢だった。前場中ごろからは、韓国などアジアの主要株価指数が軒並み軟調に推移していることが重荷となり、午前の安値圏で取引を終えた。
     
    朝方は外国為替市場で円相場が1ドル=112円台まで下落したことを受け、短期資金による株価指数先物への買い戻しなどで前日終値から100円あまり高い水準まで上昇する場面もあったが、買いの勢いは続かなかった。
     
    市場では「新型肺炎を警戒し、様子見ムードが強い」状態が続いている。週末に3連休を控え、積極的な商いを手掛けにくいタイミングにある。方向感に乏しく、大引けまで「5〜75日の移動平均線が集まる2万3500円近辺で推移する」と予想する声も出ていた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。日経平均をTOPIXで割った「NT倍率」が前日、約28年ぶりの高水準となる14倍台まで上昇しており、TOPIXの相対的な割安感を修正する動きが出たとの見方があった。時価総額上位の自動車株や通信株が堅調だった点も上昇に寄与した。JPX日経インデックス400は反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆46億円、売買高は5億6724万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1048。値上がり銘柄数は986、変わらずは124銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、パルプ・紙、精密機器、サービス業の下落が目立った。上昇は保険業、石油・石炭製品、情報・通信業など。
     
    個別銘柄では、ファーストリテイリングや任天堂、ファナック、村田製作所、東京エレクトロンといった値がさ株が軟調。セブン&アイ・ホールディングスが安く、オリエンタルランドが続落。アドバンテストやリクルートホールディングス、テルモ、オリンパスも安い。
     
    半面、ソフトバンクグループ(SBG)やKDDI、SUMCO、楽天が上昇。為替の円安進行を受けトヨタ自動車やホンダなど自動車株が高い。新型肺炎によるテレワーク需要拡大への期待からブイキューブがストップ高に買われた。中外薬、ファミマや富士フイルム、信越化も高い。
     
    東証2部株価指数は前日比36.79ポイント安の6851.35ポイントと続落した。
    出来高3484万株。値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は208となった。
     
    個別では、ツヴァイ、ICDAホールディングス、児玉化学工業、小島鉄工所、野崎印刷紙業など8銘柄が昨年来安値を更新。ビットワングループ、リード、千代田化工建設、光陽社、ヨネックスが売られた。
     
    一方、東京インキ、ヤマダコーポレーション、川澄化学工業、三谷商事が昨年来高値を更新。スガイ化学工業、フジマック、東京ボード工業、いい生活、日本アビオニクスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日と比べ12円70銭高い3725円48銭となった。指数は足元で昨年12月ごろの水準まで下落しており、割安とみた個人投資家の買いが個別材料の出た銘柄を中心に入った。主力級銘柄に買い戻しも散見された。一方、新型肺炎の感染拡大が企業業績を下押しするとの懸念は根強く、上値は限られた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で255億円、売買高は4448万株。
    値上がり銘柄数は281、値下がり銘柄数は293となった。
     
    個別では、大谷工業、ソレキアがストップ高。クリエアナブキ、イワブチ、小倉クラッチは一時ストップ高と値を飛ばした。グッドライフカンパニー、ナトコ、国際計測器は昨年来高値を更新。第一商品、協和コンサルタンツ、フジトミ、ソフトフロントホールディングス、夢みつけ隊が買われた。
     
    一方、地域新聞社、ヒューマンホールディングス、レッド・プラネット・ジャパン、メディシノバ・インク、オンキヨーなど11銘柄が昨年来安値を更新。MICS化学、大日光・エンジニアリング、共同ピーアール、アルファクス・フード・システム、フューチャーベンチャーキャピタルが売られた。


    東証マザーズ指数は前日比2.74ポイント高の826.04ポイントと反発。
    為替は1ドル=112円台まで更に円安が進行。米株安と円安という好悪材料が混在する中、外部環境は好転とも悪化とも言いにくく方向感の出にくい展開にはなっている。主力事業での提携戦略を発表したメルカリには資金が集まり指数を押し上げた。
    値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は159となった。
     
    個別では、オークファンがストップ高。Jストリーム、Amazia、サーバーワークス、フリー、メドレーは昨年来高値を更新。イノベーション、リアルワールド、CRGホールディングス、フリークアウト・ホールディングス、ビーブレイクシステムズが買われた。
     
     一方、ミクシィ、ティーケーピー、ディー・ディー・エス、コラボス、シェアリングテクノロジーなど18銘柄が昨年来安値を更新。インティメート・マージャー、スポーツフィールド、MRT、ギフティ、ウェルビーが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    21日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比51円38銭安の2万3427円77銭。
    前日のNYダウが反落。依然、新型コロナウイルスによる肺炎の感染終息に時間を要するとの懸念などを背景にIT関連株を中心に軟調。これを受け、この日の東京市場も日経平均株価は値を下げて売買を開始した。
     
    ただ、日経平均株価は朝安後、上げに転じている。堅調な米国景気などを手掛かりに、外国為替市場で円相場が1ドル=112円台まで下落しており、輸出関連株などに買いの勢いが増している。低調な内容が目立った2019年4〜12月期決算や新型肺炎の感染拡大を受けて足元で高まっていた国内輸出企業の業績懸念が、円安進行によって急速に和らぎ、見直し買いが広がっている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がり上位に石油、医薬品、鉱業、情報通信など。一方、値下がりで目立つのは紙パルプ、サービス、海運、その他製品、陸運、倉庫など。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や中外薬、ダイキンが高い。アドテストや信越化、トヨタも上昇している。
    半面、富士フイルム、トヨタ、ファストリやリクルート、ヤマハが安い。安川電、ソニーテルモ、セコム、キッコマンも下落している。

     
    テクニカル的には日清紡(3105)、信越(4063)、JCRファ(4552)、東計電算(4746)、SUBARU(7270)、オリンパ(7733)、SOMPO(8630)、カプコン(9697)が動兆。
     
    人気は、ブロッコリー(2706)、カーボン(5302)、フリー(4478)、わかもと(4512)、テモナ(3985)、ユニゾ(3258)、スターツ(8850)、アクリート(4395)、ミサワ(3169)、メドレ(4480)、Vキューブ(3691)、MKシス(3910)、GSユアサ(6674)。



     



    「ようやくその時が来たのか」
     
     
    20日のNY株式市場はIT関連セクター中心に反落。
    S&P500は一時下落幅を拡大し1%超値下がりする場面があった。
    「北京の病院で新たに36人の感染が確認された」と報じられたこと材料という見方だ。
    日本での死者、韓国での感染者確認など新型肺炎関連が影を落とした格好だ。
    大型のIT関連銘柄が売られた一方で小型株で構成するラッセル2000指数は0.2%高。
    モルガン・スタンレー約130億ドルで買収すると発表したオンライン証券のイー・トレードは21.8%の大幅高。
    米金融機関による買収案件としてはリーマンsショック以降で最大規模となる。
    安全資産である米国債は買われ利回りが低下した。
    30年債利回りは2%を下回り2019年9月以来の低水準。
    10年国債利回りは1.518%。
    2年国債利回りは1.391%。
    フィラデルフィア地区連銀連銀業況指数は36.7と1月の17.0から大幅に上昇。
    2017年2月以来の高水準となった。
    市場予想は12.0だった。
    新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4000件増の21万件と小幅な伸び。
    それでも安全資産志向のリスクオフなのだから「新型ウイルスによる経済的影響の懸念が高まっている」という見方だ。
    円は対ドルで112円台と約10カ月ぶりの安値。
    豪ドルは約11年ぶりの安値を更新。
    英ポンドは対ドルで3カ月ぶりの安値水準。
    恐怖と欲望指数は53→50。
     
     
    水曜の日経平均は寄り付き266円高、終値78円高と続伸。
    ただ一時400円以上上昇し23800円台を回復したものの上昇幅は縮小。
    日足は2日ぶりの陰線。
    しかも上ひげが長く形は悪い。
    TOPIXも続伸。
    ただ新興市場は反落。
    ドル円の111円台という円安トレンドは奏功せず。
    ということは円安株高論理が終焉を迎えてきたのかも知れない。
    東証1部の売買代金は2兆1810円と15日連続の2兆円超。
    値上がり744銘柄(前日1245銘柄)。
    値下がり1298銘柄(前日801銘柄)。
    新高値25銘柄(前日9銘柄)。
    新安値60銘柄(前日65銘柄)。
    騰落レシオは74.01(前日74.24)。
    2月SQ値23744円にはザラバ超えたものの終値では5連敗。
    NTレシオは14.02倍と歴史的水準。
    92年4月8日の14.08倍以来の水準だ。
    サイコロは5勝7敗で41.7%。
    右肩下がりの25日線(23577円)からは0.42%のマイナスかい離。
    200日(22187円)からは5.82%のプラスかい離。
    75日線(23508円)は3日連続で下回った。
    5日線(23456円)は5日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.448% 。
    買い方▲11.519%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.122%。
    買い方▲20.110%。
    空売り比率は42.8%で8日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は6.7%。
    日経HVは16.7、日経VIは16.99。
    日経平均採用銘柄のPERは14.40倍。
    EPSは1630円。
    PBRは1.13倍。
    BPSは20788円。
    225先物採用銘柄の益回りは6.94%。
    ドル建て日経平均は210.78(12月13日が219.64)。
    東証単純平均株価は7円安の2197円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1857円(前日1861)。
    シカゴ225先物終値は日中比15円高の23525円。
    高値23790円、安値23320円。
    気学では「押し目買いの日」。
    火曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
    水曜は「下寄りしたら買い狙いの日。上放れたら見送れ」。
    木曜は「変化日にして意外の仕成を見せる日ことあり」。
    金曜は「押し目買いの日。ただし急伸高は利入れ良し」。
    サポートだった13週線は(23684円)。
    ボリンジャーのマイナス1σが23236円。
    プラス1σが23981円。
    一目均衡の雲の上限が23513円。
    下限は23396円。
    勝手雲の上限が23502円。
    下限が23445円。
    昨日白くねじれた。
    RSIが59.36、RCIが55.77と中途半端。
    因みにRCIは1月8日に9.34、2月4日に3.02まで低下してから上昇した。
    2月14日のマド埋めが23603円。
    2月13日のマド埋めが23764円。
    「下げの日」の金曜日は3連休控えで今年4勝2敗。
    NYの木曜高は崩れてきた印象だ。
     
    今年の曜日別勝敗(2月20日まで)

    月曜1勝5敗
    火曜3勝3敗
    水曜5勝2敗
    木曜4勝3敗
    金曜4勝2敗
     
    「ようやくその時が来たのか」と感じさせるニュースが二つ。
    ひとつはモルガンスタンレーによるネット証券大手Eトレードの買収。
    伝統的な証券会社がリテールのネット証券を買収する構図は20世紀末からあったシナリオ。
    手数料の安さを魅力に拡大してきたネット証券はいずれ不毛の手数料競争でどこかが自滅するというものだった。
    競争激化による自然淘汰は避けられない道だったのかも知れない。
    20年前に「アメリカ証券業界の現状と未来予想図」というレポートを作成したことがある。
    当時レポートで参考にしたのはチャールズ・シュワブ。
    そしてそのチャールズ・シュワブを参考にしてネット証券を立ち上げた記憶が甦る。
    もう一つは、円安が必ずしも株高に結び付かなくなってきたこと。
    バブル崩壊以降の「円安→株高」のシナリオが崩れてくる予兆なのかも知れない。
    「バブルの時は円高株高。
    自国通貨が売られて繁栄した国はない」。
    とドン・キホーテのように言い続けてきた。
    ようやくその時が来たのかも知れない。
    「さびつく成長の公式」が何となくふさわしいような気がする。
    まさに「競争・革新・新たな挑戦」だ。
     
    19日のNYダウは128ドル高の29219ドルと反落。
    NASDAQは66ポイント安の9750ポイントと4日ぶりの反落。
    S&P500は12ポイント安の3373ポイントと反落。
    ダウ輸送株指数は89ポイント高の11032ポイントと続伸。
    SOX指数は1.53%下落。
    VIX指数は15.45。
    3市場の売買高は約83.6億株(直近20日平均76.3億株)と増加。
    225先物CME円建ては大証日中比15円高の23525円。
    ドル建ては大証比日中比20円高の23530円。
    ドル円は112.11円。
    10年国債利回りは1.518%。
    2年国債利回りは1.391%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    イーソル(4420)・・・動兆
     
    イーソルに注目する。
    同社は組み込み機器に特化したOSの開発販売が主力。
    自動車やAV機器などカバー範囲は広い。
    自動車向けソフトが拡大基調。

    (兜町カタリスト櫻井)

    21日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3300円−2万3600円。
    東京株式市場でも利益確定売りや3連休を控えた持ち高調整の売りを促しやすいだろう。
    昨日20日の日経平均株価は、一時400円を超える上昇をみせる場面もみられたが、78円まで上げ幅を縮小して取引を終了。手掛かり材料難や戻り待ちの売りに押される格好で、上値の重さが意識された。新型肺炎の感染が広がる日本経済への悪影響を警戒する動きも想定され、積極的な売買は期待しづらいだろう。
     
    半面、堅調な米景気を手掛かりに為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(20日終値は111円68−69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円50−54銭)と円安方向にあり、円安が下値を支える格好となるだろう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比15円高の2万3525円だった。
     
    日程面では、きょうは1月の全国消費者物価指数(CPI)、1月の全国百貨店売上高、1月の食品スーパー売上高、19年12月の毎月勤労統計確報値など。海外では1月の米中古住宅販売件数、2月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値、2月のユーロ圏PMI速報値など。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■スシローグローバルホールディングス <3563>
    3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。また、株主優待制度を変更。100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1000円〜1万円の割引券を年2回贈呈する。
     
    ■オークファン <3674>
    出資先であるサイバーセキュリティクラウドのマザーズへの新規上場が承認された。
     
    ■ダイセル <4202>
    発行済み株式数の4.82%にあたる1600万株の自社株を消却する。消却予定日は3月16日。
     
    ■フジクラ <5803>
    米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが20日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、ブラックロックと共同保有者の同社株式保有比率は5.08%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■ワールドホールディングス <2429>
    子会社ワールドインテックが東邦チタニウム <5727> と素材業界に特化した人材ビジネス構築を目的とする合弁会社を設立。
     
    ■プラップジャパン <2449>
    ショーケース <3909> とデジタルPRサービスの合弁会社を設立する。出資比率は同社が86%、ショーケースは14%。
     
    ■MCUBS MidCity投資法人 <3227>
    今期経常は7%増益へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    21日(金)
    1月全国消費者物価指数(8:30)
     
    【海外】
    米1月中古住宅販売(2/22 0:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■外資出資規制 400〜500社対象 安保強化へ12業種
     
    ■新型肺炎 アジアの航空会社に3兆円損失 IATA試算
     
    ■スポーツ庁 競技大会巡り通知へ 観客数制限も想定
     
    ■コンテナ船最大手マースク 新型肺炎で減益見通し 50便休止

    ■富士フイルム<4901>
    新型肺炎の検査試薬開発 早期投入急ぐ
     
    ■ザインエレ<6769>
    体温検知システム提供 新型肺炎対策向け
     
    ■大日本印刷<7912>
    AIで教材 小中高向け 750自治体導入狙う
     
    ■ユニクロ<9983>
    一部商品の発売が延期に 新型肺炎の影響で
     


    20日のNYダウ工業株30種平均は反落した。前日比128ドル05セント安の2万9219ドル98セントで終えた。
    新型肺炎の拡大に終息の兆しが見られず、中国を中心に景気や企業業績の下押し要因になるとの懸念が強まった。リスク資産とされる株式には売りが出やすかった。
     
    中国政府の20日の発表によると、同国本土で新たに394人が新型ウイルスによる肺炎に感染し、死者は114人増えた。日本など国外にも感染が拡大していることを受け、この日の市場では投資家のリスク選好意欲が後退。これまで買われてきたハイテク株を中心に利益確定の売りが膨らんだ。下げ幅は一時388ドルまで広がった。
     
    ロイター通信は20日、「台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下で、iPhoneを生産する富士康科技集団(フォックスコン)は新型肺炎の拡大が2020年の売上高を押し下げる」と伝えた。報道を受けてスマートフォンのアップルは下落し、インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の下げも目立った。
     
    米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が20日の米CNBCのインタビューで米景気が底堅いとの認識を示し、金融市場が年内の利下げを織り込んでいることに懐疑的な見方を示した。利下げ観測の後退も相場の重荷となった。
     
    取引終了にかけては下げ渋った。「投資家は公益株など景気変動の影響を受けにくい銘柄には買いを入れている」といい、相場を下支えした。ダウ平均の構成銘柄では、ディフェンシブ銘柄とされる日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ホームセンターのホーム・デポが堅調に推移した。
     
    セクター別では、不動産や自動車・自動車部品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や商業・専門サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反落した。前日比66.215ポイント安の9750.965で終えた。半導体株に加え、ソフトウエアのマイクロソフトやSNS(交流サイト)のフェイスブックなどが売られた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    29,219.98−128.05
    S&P500種
    3,373.23−12.92
    ナスダック
    9,750.965−66.215
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,620.50+8.70
    NY原油(ドル/バレル)
    53.77+0.48
    円・ドル
    112.03 - 112.04+0.35
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    20日のシカゴ日経平均先物は反落。
    新型コロナウイルスの感染が日本や韓国に広がるなか、投資家のリスク選好姿勢が後退し軟調推移となった。日経平均先物もつれ安となった。
    3月物は前日比60円安の2万3525円で取引を終えた。大阪取引所の終値を15円上回った。
     

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    23525 ( +15 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    23530 ( +20 )
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7436.64(−20.38)
    20日のFTSE100種総合株価指数はもみ合いの中を小反落した。前日の終値に比べ20.38ポイント安の7436.64で引けた。構成銘柄の7割近くが下落した。小動きが続いた後、午後に上げ幅を広げる場面もあったが、取引終了間際に売り圧力が強まった。
     
    個別銘柄では、配当権利落ちの銘柄が下げた。たばこのインペリアル・ブランズは7%超下落した。医薬品のグラクソ・スミスクラインも売られた。産業用ソフトウエアのアヴィバグループは20日、中国の新型肺炎感染による混乱で同国の売上高に悪影響が出ているとし5%超下落した。ファッションのバーバリー・グループも大幅安だった。
     
    一方、医療機器のスミス・アンド・ネフューは7%超上げた。2019年通期の売上高が増加し、今期も増収の見通しを示した。不安定な値動きが続き前日も大幅安だったアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの民間医療サービス最大手NMCヘルスケアは9.5%高上昇した。
    航空・防衛のBAEシステムズも19年通期の1株当たり利益が予想の上限に達し買われた。銀行株は堅調だった。ロイズ・バンキング・グループは、19年通期の税引き前利益が市場予想の範囲にとどまったことが好感された。英ガス・電力大手セントリカは4.1%高と買われた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13664.00(−125.00)
    20日のドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日と比べて125.0ポイント安の13664.0だった。欧州各国とも前日に記録的な高値をつけた後だけに、20日は売りが優勢だった。取引終了間際には各国とも売り圧力が強まった。
     
    個別では、航空のルフトハンザが下げた。同社は20日、新型肺炎の感染拡大による事業への悪影響が今後はっきりしてくるとの見通しを示した。2019年通期の決算を発表した航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズも売られた。一方、医療機器のフレゼニウスは、2020年の増収見通しを発表し買われた。自動車のダイムラーも上げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6062.30(−48.94)
    フランス・パリ株価指数CAC40も下落した。
     



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