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【市況一覧】
日経平均株価
38,284.56 +10.51 05/02
TOPIX
2,731.76 +2.36 05/02
マザーズ
643.15 -3.10 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


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    25日の日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比47円安の2万3782円だった。
    前日の米株安に加え中国上海株も小安く推移したため買い材料のまったく見当たらない1日で極端に動意を欠いてしまったため日中の値幅はわずか41円と本年最小を記録した。
    ローソク足は8日連続で陰線を引くなど実需不足は相変わらず。東証1部の売買代金1兆円は本年最低で、まさに今年一番の閑散相場だった。
     
    明日26日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
    国内では重要経済指標の発表は予定されておらず、現地25日の米国市場はクリスマスの祝日で休場となり、手掛かり材料難が続く。
    明日は年内最終受渡日で、年内に現金化したい投資家の利益確定売りが出るとみられ、相場の重しとして意識される。
    ただ、逆日歩銘柄を売り建てた向きにとっては年末・年始6日間の逆日歩を回避するため、買い戻しに動く可能性もある。
    市場では、「年内に限れば、このまま静かに終わるケースも考えられるが、ボラティリティ(価格変動率)が下がり、(何らかのきっかけで)動きがあってもおかしくない」との声も聞かれた。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(25日現在)
     
    25245.93  ボリンジャー:+3σ(13週)
    24508.34  ボリンジャー:+2σ(13週)
    24425.51  ボリンジャー:+3σ(25日)
    24320.42  ボリンジャー:+2σ(26週)
    24129.10  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23918.88  均衡表転換線(日足)
    23841.75  6日移動平均線
    23832.69  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    23782.87  ★日経平均株価25日終値
     
    23770.76  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23536.28  25日移動平均線
    23408.92  均衡表基準線(日足)
    23398.36  均衡表転換線(週足)
    23251.38  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23239.87  ボリンジャー:-1σ(25日)
    23141.55   新値三本足陰転値
    23033.18  13週移動平均線
    22975.65  均衡表雲上限(日足)
    22943.47  ボリンジャー:-2σ(25日)
    22738.49  75日移動平均線
    22647.06  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22295.59  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    ローソク足は8日連続で陰線を引き、終値は下降中の5日移動平均線を下回って上値の重さを確認。ボリンジャーバンドでは、ザラ場高値が+1σに届かず、13日の+3σ超過を直近ピークとする調整トレンド継続を示した。
     
    一方で25日線が上向きをキープしたほか、日足の一目均衡表では転換線が上昇しており、方向感が定まらなかった。日中の値幅は41.98円と昨日(57.21円)からさらに縮小。
    東証1部の騰落レシオは100.43%(昨日102.08%)と中立圏中央で引け、もみ合い相場の終盤入りを示しているようだ。
     
     
     

    【大引け概況】
    25日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比47円71銭安の2万3782円87銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:31 容量:13.59M

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     きょうの東京株式市場は、目先高値警戒感がくすぶるなか、前日のNYダウが上昇一服となったこともあって利益確定の売りが優勢だった。政治経済面から株価に影響するようなニュースに乏しく、手掛かり材料難。株式需給面でもクリスマス休暇に伴い参戦する海外投資家が少なく、全般閑散商状が極まるなかで日経平均は小口の利益確定売りに軟調な展開を強いられた。
    もっともクリスマスの祝日に伴う海外市場の休場で取引参加者は少なく、下値を探る動きは限られた。
     
    市場からは「材料がなく、参加者が少なく、動きもない。年内に限れば、このまま静かに終わるケースも考えられるが、ボラティリティ(価格変動率)が下がり、何らかのきっかけで動きがあってもおかしくない」との声が聞かれた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆992億円と連日で今年最低となり、2012年12月12日(1兆627億円)以来、7年ぶりの低水準となった。多くの国が金融緩和的な姿勢に傾き、昨年末に比べて相場環境が落ち着いていることもあり、早々に持ち高を整理して休暇に入る投資家が多いという。
    日経平均の日中値幅(高値と安値の差)も41円98銭と、17年3月14日(37円93銭)以来の小ささとなった。
     
    JPX日経インデックス400は6日続落。終値は前日比49.09ポイント安の1万5400.99だった。東証株価指数(TOPIX)も6日続落し、6.80ポイント安の1721.42で終えた。
     
    売買高は7億7659万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1594と、全体の約7割を占めた。値上がりは469、変わらずは97銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、鉄鋼、パルプ・紙、水産・農林業の下落が目立った。上昇は医薬品のみ。
     
    個別では、トヨタ自動車が売りに押され、日産自はナンバー3である関潤副最高執行責任者(COO)が退社すると発表し、年初来安値を付けた。マツダやスズキも下落。ソフトバンクグループも冴えない。小糸製作所が売られた。日本通信は商い活況も売りに押され、前場にストップ高に買われたボルテージも後場に利食われ安くなった。石川製作所が急落したほか、業績下方修正を発表したしまむらが急落。楽天やイオンが下げ、千趣会も大きく値を下げた。スギホールディングスも下値を探った。
     
    半面、KDDIやNTTドコモなど通信株の上げが目立った。任天堂、ファーストリテイリングが堅調、村田製やキーエンスも上昇した。OLCや日電産も買われた。レーザーテックも売り物をこなし上昇した。第一三共やエーザイも値を上げた。サムコがストップ高で値上がり率トップに買われ、ストライクも値幅制限上限まで上値を伸ばした。ベネフィットジャパンが値を飛ばし、タツモも物色人気。セレス、第一精工なども大きく水準を切り上げた。
     
    東証2部株価指数は前日比19.76ポイント安の7209.66ポイントと3日続落した。
    出来高1億1259万株。値上がり銘柄数は175、値下がり銘柄数は254となった。
     
    個別では、マーチャント・バンカーズ、日創プロニティ、リミックスポイント、アサヒ衛陶、東京會舘が年初来安値を更新。櫻島埠頭、カーチスホールディングス、オリエンタルチエン工業、ダイトーケミックス、杉村倉庫が売られた。
     
    一方、川口化学工業、竹田印刷が一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、高田工業所、パシフィックネット、いい生活、古林紙工など21銘柄は年初来高値を更新。JMACS、アジア航測、キョウデン、ジー・スリーホールディングス、アクロディアが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比18円57銭高い3787円31銭と、2018年10月5日以来の高値を付けた。
    東京株式市場全般が模様眺めムードを強めるなか、投資余力の増した個人投資家が主力株や値動きのある銘柄や個別材料のある銘柄に買いが集まった。直近に新規株式公開(IPO)した銘柄への物色も続いた。今期純利益を上方修正したニューテックが大幅高。ハーモニックやマクドナルド、セリアが高い。
    市場では「値動きのない東証1部市場からジャスダック市場に個人投資家の資金がシフトしている」との声も聞かれ、中小型株人気が盛り上がった格好となった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で503億円と12日以来の低水準、売買高は7176万株だった。値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は322となった。


    個別では、大谷工業、ソレキアがストップ高。アズ企画設計、ストリームメディアコーポレーション、ニューテック、日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、美樹工業、日本電技、常磐開発、ETSホールディングスなど29銘柄は年初来高値を更新。日本色材工業研究所、グッドライフカンパニー、リーダー電子、北川精機、チエルが買われた。
     
    一方、極楽湯ホールディングス、三洋堂ホールディングス、中京医薬品、アール・エス・シー、浜木綿など6銘柄が年初来安値を更新。クリエアナブキ、ジョルダン、ホーブ、ハピネス・アンド・ディ、細谷火工が売られた。


    東証マザーズ指数は続伸し、終値は12.70ポイント高の892.32だった。
    ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。これを受け、テクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場にも追い風となり、マザーズ指数はプラス圏でのスタートとなった。その後も12月のIPOラッシュ前に売り込まれたマザーズ時価総額上位銘柄中心に物色が入り、けん引役になった。大引けにかけても日経平均がこう着となるなか、短期資金は値動きの軽いマザーズ銘柄へと向かい、マザーズ指数は後場一段高になった。国内証券が投資判断を引き上げたサンバイオが買われた。
    マザーズの売買代金上位は、JTOWER、マクアケ、247、フリー、スペースMなど新規上場銘柄が目立つ状況が続いている。
    売買代金は1328億円と「高水準だが先週までの新規上場祭りのころに比べれば落ち着いてきた」という。値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は126となった。
     
    きょうマザーズ市場に上場した2社は買い気配のまま、売買が成立しなかった。WDBココは気配値を公開価格の2.3倍となる3520円に切り上げた。AIinsは気配値を公開価格の2.3倍となる8280円に切り上げた。
     
    個別では、ネットイヤーグループがストップ高。エヌ・ピー・シー、ピアラは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、ジーエヌアイグループ、手間いらず、フォーライフ、ピーバンドットコムなど18銘柄は年初来高値を更新。JTOWER、コンヴァノ、ブリッジインターナショナル、サンバイオ、Sansanが買われた。
     
    一方、フルッタフルッタ、ランディックス、ウォンテッドリー、メタップス、GMOメディアなど12銘柄が年初来安値を更新。SERIOホールディングス、エディア、ライトアップ、インパクトホールディングス、ウィルズが売られた。

    25日午前の日経平均株価は反落した。前日比23円86銭安の2万3806円72銭で前場を終えた。前日のNYダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落したうえ、日経平均が年初来高値圏で膠着感を強めており、目先の利益を確定する売りが優勢となった。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    朝方から軟調な展開が続いた。クリスマスの祝日に伴う海外市場の休場で取引参加者が少ないなか、売り買いともに様子見ムードのなか、日経平均は小幅反落となった。
    年内実質最終売買日を目前にしてキャッシュポジションを高めようとする動きが上値を押さえている。国内の機関投資家を中心に目先の相場全体の上値の重さを意識して買い持ち高を手じまう動きを強めた。
     
    市場からは「海外投資家は休みで、動いているのは国内投資家だけ。日経平均2万4000円を前に足踏みし、利食い売りが出ているが、下を売る動きはない。後場もこんな調子で、きょうの安値近辺で推移するのでないか」との声が聞かれた。
     
    個人投資家の売買が目立った。新規材料が出て個人の買いが集まった小型株が、1部市場の売買代金上位に浮上した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で5103億円、売買高は3億8391万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1497と、全体の約7割を占めた。値上がりは562、変わらずは100銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、水産・農林業、鉄鋼、パルプ・紙の下落が目立った。上昇は医薬品、その他製品、情報・通信業。
     
    個別では、2020年2月期の連結純利益見通しを下方修正したしまむらが急落。日産自はナンバー3である関潤副最高執行責任者(COO)が退社すると伝わり、下げが目立った。ソフトバンクグループが冴えず、東京エレクトロンも軟調。トヨタ自動車も値を下げた。マツダやスズキも下落し、東レやパナソニックが売られた。
     
    一方、エーザイや第一三共が高い。KDDIやNTTドコモなど通信株の上げも目立った。ファーストリテイリングや任天堂、OLCも買われた。
    アドバンテスト、レーザーテックも上昇した。サムコがストップ高カイ気配、ストライク、ボルテージなども一時値幅制限いっぱいに買われた。
     
    東証2部指数は前日比9.33ポイント安の7220.09ポイントと3日続落した。
    出来高は7295万株。値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は220となった。
     
    個別では、マーチャント・バンカーズ、日創プロニティ、リミックスポイント、アサヒ衛陶、東京會舘が年初来安値を更新。櫻島埠頭、杉村倉庫、瑞光、カーチスホールディングス、ぷらっとホームが売られた。
     
    一方、川口化学工業が一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、高田工業所、いい生活、古林紙工、JFEシステムズなど19銘柄は年初来高値を更新。アクロディア、ジー・スリーホールディングス、竹田印刷、アジア航測、JMACSが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比13円65銭高い3782円39銭となった。クリスマスの祝日に伴う海外市場の休場で取引参加者が少ないなか、投資余力の増した個人投資家の売買が目立った。主力株や新規材料が出て個人の買いが集まった今期純利益を上方修正したニューテックが大幅高。マクドナルドやセリアが高い
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で288億円、売買高は4144万株だった。
    値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は292となった。
     
    個別では、大谷工業がストップ高。アズ企画設計、ニューテック、日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、美樹工業、日本電技、常磐開発、ETSホールディングスなど25銘柄は年初来高値を更新。ストリームメディアコーポレーション、日本色材工業研究所、ラ・アトレ、ネクストジェン、ウチダエスコが買われた。
     
    一方、三洋堂ホールディングス、中京医薬品、アール・エス・シーが年初来安値を更新。ハピネス・アンド・ディ、細谷火工、ホーブ、Eストアー、ジョルダンが売られた。
     


    東証マザーズ指数は続伸した。前引けは11.33ポイント高の890.95だった。
    国内証券が投資判断を引き上げたサンバイオが買われた。時価総額上位銘柄群なども堅調に推移した。また、個人投資家の関心は相変わらずIPOに向かっている。
    米ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し、SOX指数も続伸した。米ハイテク関連株高が継続していることから、東京株式市場でも波及しており、市場では「個人投資家のセンチメント改善に寄与するのかポイントとなろう」との声が聞かれている。
    値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は98となった。
     
    マザーズ市場に新規上場した2銘柄はいずれも買い気配のまま売買が成立しなかった。前引け時点の気配値はWDBココが2608円、AIinsは6120円と、それぞれ公募・売り出し価格(公開価格)を70%上回った。
     
     
    個別では、ネットイヤーグループがストップ高。エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、ジーエヌアイグループ、手間いらず、フォーライフ、ピーバンドットコムなど13銘柄は年初来高値を更新。カオナビ、ブリッジインターナショナル、サンバイオ、プラッツ、イノベーションが買われた。
     
    一方、フルッタフルッタ、ランディックス、ウォンテッドリー、GMOメディア、global bridge HOLDINGSなど10銘柄が年初来安値を更新。インパクトホールディングス、スペースマーケット、エディア、セルソース、フィル・カンパニーが売られた。

    【寄り付き概況】


    25日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比16円99銭安の2万3813円59銭。前日のNYダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落したうえ、日経平均が年初来高値圏で推移するなか、利益確定売りが優勢となった。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落して始まった。
     
    きょうは、海外投資家の参戦が見込めず前日同様に売り買いともに様子見ムードが強い。前日の米国株市場はクリスマス前日で半日取引だった。
    ナスダック総合指数は10日続伸と上昇基調を続けており、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら4日続伸となっている。東京株式市場でも手掛かり材料が非常に少ないなか、これは支援材料となりそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に倉庫、石油、鉱業など。値下がりで目立つのはゴム製品、輸送用機器、ガラス土石など。
     
    個別では、三菱UFJ、三井住友の銀行株やソニー、ソフトバンクG、ファーストリテが軟調。また、野村、大和証Gの証券株やアマダHD、ツガミの機械株、古河電、フジクラの電線株も安い。
     
    半面、アドバンテス、信越化、SUMCOの半導体関連株や武田、アステラス薬、第一三共の薬品株がしっかりで、JXTG、出光興産の石油関連株の一角も堅調。任天堂は上昇した。


    テクニカル的には、コシダカ(2157)、プリマ(2281)、ツクイ(2398)、インフォマート(2492)、くら(2695)、ヨシムラF(2884)、北の達人(2930)、アルファ(3434)、システム情報(3677)、中外薬(4519)、ペプチド(4587)、洋インキ(4634)、フォーカス(4662)、オービック(4684)、CTC(4739)、日精線(5659)、三浦工(6005)、FUJI(6134)、アンリツ(6754)、横河電(6841)、日光電(6849)、イントラスト(7191)、曙ブレ(7238)、TSテック(7313)、三井倉(9302)、アイン(9627)が動兆。
     


    「降格見送り」
     
    NY株式市場はクリスマスイブで午後1時までの短縮取引。
    NYダウとS&P500は反落。
    NASDAQは小幅ながら10日続伸で9日連続で最高値を更新した。
    目立ったのは半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の上昇だった。
    3市場の売買高は約28億株(直近20日平均は約70億株)と減少。
    「出来高が大幅に減少する時期に近づく中、昨年の同時期と比べて大きな安心感がある」という見方が多い。
    債券市場も小動き。
    10年国債利回りは1.903%。
    2年国債利回りは1.629%。
    ドル円は109円台前半。
    恐怖と欲望指数は92→91。
    「例年米国市場の投資家は、クリスマス後2営業日お休みで3営業日後に戻る傾向。
    となると今年は30日から商いが戻ってくるところでしょうか・・・」と市場関係者。
    クリスマス・ラリー(年末の5日間と年始の2日間の7日間計)の起点は23日。
    NYダウは28551ドル、S&Pは3224.01ポイント。
    2020年1月3日終値が、この値を上回るか、下回るかで2020年の米国株式市場の年間騰落の傾向が決まる。
    これもアノマリー。
     
     
    日経平均は寄り付き18円高、終値9円高と小幅続伸。
    ただ日足は7日連続の陰線。
    日中値幅は57円といつもの歳末のように動意薄の展開。
    東証1部の売買代金は1兆2862円。
    2014年4月18日以来5年8か月ぶりの低水準だった。
    「閑古鳥がたくさん鳴くかも知れない」という声が聞こえる。
    値上がり894銘柄、値下がり1030銘柄。
    新高値83銘柄と14日ぶりに2ケタ。
    新安値14銘柄。
    騰落レシオは102.08。
    NTレシオは13.79倍。
    サイコロは6勝6敗で50%。
    25日線(23510円)からは1.36%、200日(21825円)からは9.19%のプラスかい離。
    右肩下がりになった5日線(23853円)が上値抵抗線継続。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.408% 。
    買い方▲6.595%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.171%。
    買い方▲12.973%。
    売り比率は37.4%で9日連続の40%割れ。
    空売り規制なし銘柄の比率は5.8%。
    12月20日時点の信用売り残は369億円減の1兆123億円。
    4週ぶりの減少。
    同信用買い残は528億円減の2兆27368億円。
    2週ぶりに減少。
    信用倍率は2.25倍(前週2.12倍)。
    日経HVは11.5、日経VIは13.93。
    日経平均採用銘柄のPERは14.44倍。
    EPSは1640円。
    PBRは1.16倍。
    BPSは20543円。
    ドル建て日経平均は217.81(12月13日が219.64)。
    東証単純平均株価は3.11円高の2334円(昨年末2077円)。
    シカゴ225終値は大証日中比5円安の23755円。
    高値23805円、安値23730円。
    気学では「弱体日にして安き日。吹き値売り方針良し」。
    木曜は「逆行性強き日。逆張り方針良し」。
    金曜は「よく動く日。波動について駆け引きせよ」。
    月足陽線基準は23529円。
    年足陽線基準は19561円。
    昨年クリスマスは1010円安、新安値が1600を超えたが今年は安穏としている。
     
     
    NYダウは36ドル安の28515ドルと4日ぶりの反落。
    NASDAQは7ポイント高の8952ポイントと9日続伸。
    S&P500は0.63ポイント安の3223ポイントと反落。
    ダウ輸送株指数は2ポイント高の10915ポイント。
    SOX指数は0.27%上昇。
    VIX指数は12.67。
    3市場の売買高は約28億株(直近20日平均は約70億株)
    225先物CME円建ては大証日中比5円安の23755円。
    ドル建ては大証比日中比20円高の23780円。
    大証夜間取引終値は日中比10円高の23770円。
    ドル円は109.39円。
    10年国債利回りは1.903%。
    2年国債利回りは1.629%。
     
    金融審議会の報告書は「東証3市場に集約」。
    (1)プライム市場=流通時価総額100億円以上
    (2)スタンダード市場=2部とジャスダックの一定以上の時価総額の企業
    (3)グロース市場=マザーズなどの新興企業
    因みに流通時価総額100億円を充たしていいないのは301社。
    しかし新たな基準は新規上場が対象で従来の東証1部上場企業は希望すれば残留可能だ。
    TOPIXの組み入れは変わるかもしれないが「降格」は見送り。
    大山鳴動ネズミ一匹という結論になった。
    夏くらいから「大変だ」と騒いでいた市場関係者もいたと聞くが、結局軽挙妄動の結果。
    恐怖症法はどこかで破たんするものでもある。
     
    一昨日新規上場したカクヤス(7686)。
    お酒の出前でラストワンマイルになっている企業だ。
    佐藤社長のコメント。
    「今ある強みは必ずマネをされます。
    ただ一つ、絶対にマネされないものがある。
    それは、これから生み出すサービスや仕組みです。
    私たちは現場主義の会社です。
    組織図を見て頂くとわかるかと思いますが、一番上が配達や店舗スタッフ、営業などの現場のメンバーです。
    彼らがお客様の声を聞き取り、そこから皆で吟味し、要望を実現させていきます。
    このようにして、机上では思いつかないような新しいサービスを、新しい仕組みを常に生み出していく。
    そんな会社でありたいと思っています」。
    そして興味深いのはその「カクヤススピリット」。
    (1)嘘をつかない(常に自らの言動に責任を持ち、信頼を勝ち取る)
    (2)ごまかさない(正確な情報開示により相互理解を深める)
    (3)手を抜かない(何事に対しても全力で取り組む)
    (4)あきらめない(どんな困難に対しても全力で取り組む)
    (5)とどまらない(決して現状に満足することなく常に上を目指す)
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ラクーン(3031)・・・動兆
     
    ラクーンに注目する。
    同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営。
    掛け売り決済代行、売掛債権保証も手掛ける。
    ECとフィンテックが拡大基調。
    20年4月期上半期は売上高16億6700万円(前年同期比23.4%増)。
    営業利益3億6500万円(同34.8%増)。
    連結営業利益の通期予想6億7000万円(前期比22.1%増)に対する進ちょく率は54.5%。
    上ブレ期待。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     
    ■日韓首脳 互いの主張を確認 根本解決への道遠く
    ■ティックトック持ち分売却も 米国の安全保障懸念に対応
    ■EV電池再利用へ本腰 経産省
    ■新東証1部 売買可能な「流通時価」100億円以上目安に
     
    ■国際帝石<1605>が油田開発にAI応用
     
    ■DCM<3050>
    純利益2%増の115億円3〜11月ブルーシートに復興需要
     
    ■大阪にeスポーツ複合施設20年3月電通<4324>など共同運営
     
    ■日本郵船<6178>自動車船の燃料をLNGに環境配慮を訴求
     
    ■村田製作所<6981>が触覚技術の企業買収へゲームに応用
     
    ■日産<7201>関副COO2月にも日本電産<6594>へ次期社長含み
     
    ■コーナン商事<7516>がドイトのホームセンター事業買収
     
    ■伊藤忠<8001>が米国最大級の原料炭の炭鉱に25%出資
     
    ■りそな<8308>が中小向けオンライン融資AIが信用力判断
     
    ■みずほ<8411>とソフトバンク<9434>が情報銀行個人データ仲介

     
    25日の日経平均株価は一進一退の展開か。
    日経平均の予想レンジは、2万3700円−2万3850円を想定。
    24日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、36ドル安の2万8515ドルで終えた。クリスマスの祝日前で利益確定売りがやや優勢となった。欧米やアジアなど多くの海外市場が休場で市場参加者が減っている。
    相場に影響を与えそうな経済指標発表などイベントも予定されておらず、日中の値動きは限られる公算が大きいだろう。日経平均は前日終値(2万3830円)を挟んで上下100円程度の動きにとどまりそうだ。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比5円安の2万3755円だった。
    引き続き、需給関係の良い直近の新規株式公開(IPO)銘柄や中小型株へ物色が中心になるとみられる。
     
    日程では、きょうは11月の企業向けサービス価格指数、11月の外食売上高。新規株式公開(IPO)では、WDBココとAI insideが東証マザーズ市場に上場する。香港、韓国、オーストラリア、シンガポール、欧州、米国など多くの海外市場が休場となる。

     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アクロディア <3823>
    ビンゴカジノ場の直営事業に進出。第一弾としてカンボジアのカジノで、自社ビンゴシステムを利用したビンゴカジノ場の運営を開始する。
     
    ■川口化学工業 <4361>
    前期経常を25%上方修正。
     
    ■ブライトパス・バイオ <4594>
    大阪大学、BIKEN財団、帝京大学と抗腫瘍効果を持つ免疫賦活化剤「TLR9 アゴニスト脂質核酸製剤」の研究開発開始に伴う契約を締結。21年度中の治験入りを目指して開発を進める。
     
    ■ストライク <6196>
    9-11月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
     
    ■ニューテック <6734>
    今期経常を一転18%増益に上方修正・18期ぶり最高益更新へ。
     
    ■キョウデン <6881>
    20年3月期に投資有価証券売却益20.5億円を特別利益に計上する。通期業績への影響は現在精査中。
     
    ■ウェルス・マネジメント <3772>
    ホテル・リゾートやスパなどを世界展開するバンヤンツリーホテルズ&リゾーツと業務提携。
     
    ■テイカ <4027>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.70%にあたる40万株(金額で8億0160万円)を上限に、12月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■あすか製薬 <4514>
    レナサイエンスの婦人科領域開発品目「RS8001(ピリドキサミン)」について、共同開発および独占的オプション契約を締結。また、開発中の経口子宮筋腫治療剤「CDB-2914」の製造販売承認申請を行った。
     
    ■秀英予備校 <4678>
    辻堂駅前校の売却に伴い、20年3月期に売却益3.9億円を特別利益に計上する。
     
    ■ジンズホールディングス <3046>
    リサイクル関連事業の日本環境設計と資本提携。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
    25(水)
    11月企業サービス価格指数(8:50)
    《決算発表》
    壱番屋、パルコ、象印、KTK、NaITO
     
    【海外】
    休場:米国、英国、香港(クリスマス)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     


    24日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比36ドル08セント(0.1%)安の2万8515ドル45セントで終えた。
    S&P500種株価指数は4営業日ぶりに反落し、0.63ポイント安の3223.38だった。
     
    クリスマスの祝日を翌日に控えて午後1時までの短縮取引。すでに休暇入りした投資家も多く、積極的な売買は手控えられた。ダウは前日まで3営業日連続で最高値を更新しており、利益確定売りがやや優勢だった。
     
    24日もトランプ米大統領は滞在先のフロリダ州で記者団に対し、第1段階合意について「合意の施行に向けて速やかに署名することになるだろう」と述べ、調印式に向けて順調に進んでいることを強調した。
     
    クリスマス前で休暇を取っている投資家が多いうえ、年末が近づいていることで積極的な取引は見送られた。
     
    ダウ平均は小幅高となる場面もあった。米中貿易問題への懸念後退で投資家心理が改善しており、下値は堅かった。
     
    前日に上昇が目立った航空機のボーイングが下げ、ダウ平均の重荷となった。
    一方、ホームセンターのホーム・デポや小売りのウォルマートなど消費関連銘柄は買われた。アナリストが目標株価を引き上げた半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も上げた。
     
    市場では2020年相場についても楽観的な見方が広がる。「米企業業績も底打ちし、けん引役である個人消費も堅調さは維持し、株価の上昇基調が続く」との声が出ていた。
     
    セクター別では半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が上昇する一方で、資本財や自動車・自動車部品が軟調。
     
    ナスダック総合株価指数は10日続伸した。同7.235ポイント(0.1%)高の8952.884で終えた。9日連続で最高値を更新した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    28,515.45−36.08
    S&P500種
    3,223.38−0.63
    ナスダック
    8,952.884+7.235
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,504.80+16.10
    NY原油(ドル/バレル)
    61.14+0.62
    円・ドル
    109.39 - 109.40±0.00


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅続落した。
    3月物は前日比45円安の2万3755円で引け、24日の大取終値を5円下回った。24日の米NYダウ工業株30種平均が反落し、日経平均先物にも売りが波及した。
    25日のクリスマス休日を控え利益確定売りもみられた。
    この日の3月物安値は2万3730円、高値は2万3805円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    23755 ( -5 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    23780 ( +20 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7632.24(+8.65)
    FTSE100種総合株価指数は10日続伸した。前日の終値に比べ8.65ポイント高の7632.24と7月下旬以来、約5カ月ぶりの高値(終値ベース)で引けた。クリスマスの前日で短縮取引だった。構成銘柄の約6割が上昇した。
     
    クリスマス休暇に入った投資家も多く、日中を通して狭い範囲での取引だった。銀行と石油株の上昇が株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、英金融大手ロイズ・バンキング・グループが2.0%高。英流通・アウトソーシング会社ブンズルは1.7%高。特殊化学品大手クローダ・インターナショナルと英オンライン食品販売オカド・グループ、英信用リスク管理サービス会社エクスペリアンは各1.6%高だった。


    一方、英通信大手BTは3.0%安。英航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスと英・オランダ系日用品・食品大手ユニリーバはそれぞれ0.9%安とふるわなかった
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    休場
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6029.55(+0.18)
     

12月25日 毎日コラム
若者は貯蓄より投資!
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