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【市況一覧】
日経平均株価
38,147.73 -126.32 05/02
TOPIX
2,723.29 -6.11 05/02
マザーズ
642.85 -3.40 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


12月01日 マーケットコメント

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12月10日 マーケットコメント

12月11日 マーケットコメント


     
     
    日経平均は小幅な上昇。TOPIXや新興指数は弱かったが、利下げなしでサプライズにも乏しかったFOMCを無難に消化できたことは悪くない動きであった。
    半導体株の一角にはかなり強い動きも見られており、ハイテクは引き続き相場のけん引役になり得るとの期待を高めていた。
    規模別にみると大型株指数よりも小型株指数の崩れが顕著となり、回転売買を主軸とする個人マネーにとってはやや風向きの悪い地合いとなった。
     
    13日の日経平均株価は軟調な展開か。
    週末要因や来週以降の海外投資家の早期クリスマス休暇入りなどが予想され、積極的な売買が控えられ、買い物薄のなか軟調な展開を強いられる展開も想定される。
     
    今晩のECB理事会およびラガルド新総裁の会見や、あす寄り前に発表される日銀短観も注目材料で、おまけにメジャーSQ日と、荒れ要素には事欠かない。
    このところは節目の2万3500円を前に足踏みが続いているだけに、材料満載の中で同水準を明確に突破できるようなら、年末に向けては一段高が見込まれる。下に振れた場合は厳しいが、2万3000円台までで踏みとどまれば、以降の売り圧力は限定的と考える。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(12日現在)
     
    24790.92  ボリンジャー:+3σ(26週)
    24733.19  ボリンジャー:+3σ(13週)
    24057.81  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23848.79  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23698.83  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23574.97  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23451.11  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    23424.81  ★日経平均株価12日終値
     
    23385.34  6日移動平均線
    23382.42  ボリンジャー:+1σ(13週)
    23327.26  25日移動平均線
    23303.42  均衡表転換線(日足)
    23203.40  ボリンジャー:-1σ(25日)
    23167.39  均衡表基準線(日足)
    23079.54  ボリンジャー:-2σ(25日)
    23038.58   新値三本足陰転値
    22955.69  ボリンジャー:-3σ(25日)
    22906.65  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22828.89  均衡表転換線(週足)
    22707.04  13週移動平均線
    22671.68  均衡表雲上限(日足)
    22336.82  75日移動平均線
    22031.66  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
     
    終値は25日線上を走る5日線を上回ったが、ローソク足は2日連続で陰線を引き、上値の重さを示した。日足の一目均衡表では転換線と基準線が横ばいを続け、もみ合い相場の継続を示唆している。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では、ザラ場高値が+1σを上回ったが、終値は+1σ下にとどまった。
    東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は100.95%(昨日103.12%)と中立圏中央の100%に接近し、強弱感の対立を示した。
     

    [概況]

    12日の東京外国為替市場は、英ポンド円が小幅ながら上昇している。スタートしたのは143円台前半だったが、中盤にかけて買いが優勢となり、高値を143.66円としている。欧州時間に入ってからは落ち着いており、現在は本日の高値近辺を推移している。上昇の理由は、本日の英国の総選挙を巡って、依然として与党・保守党が優位であることへの安堵感だろうか。
     
    さて、その総選挙はいよいよ本日実施される。焦点は、与党・保守党が過半数の議席(定数650)を確保できるかだ。そうなればEUからの合意なき離脱が回避できる可能性は高くなり、英ポンド円は上昇すると思われる。ただ、たとえ上記の結果になっても、果たしてその上昇が維持継続されるかは、甚だ疑問であるということには注意したい。というのも、仮に合意がなされたとしても、離脱によって英国が被る経済的な打撃は少なからず考えられ、それは英ポンドにとって大きなマイナス材料となりかねないからだ。
     
    いずれにせよ、大きなイベントを控えることから、本日の英ポンド円のポジションメイクには細心の注意を払いたい。選挙結果は、日本時間の13日の午後に、大勢が判明する見通しである。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    12日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比32円95銭高の2万3424円81銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:03 容量:9.34M

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    朝方は買い優勢でスタートしたものの、その後は売りに押される展開となり、日経平均は前日終値を下回る場面もあった。その後は再びプラス圏に切り返したが、値下がり銘柄が多かった。

    米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米国の債券利回りが低下したことが日経平均株価への影響が大きい半導体株の買いが先行した。前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数が大幅高となり、東エレクなど半導体関連銘柄が堅調に推移し相場を押し上げた。
     
    ただ、株などリスク資産への資金流入期待で、外国為替市場で円高・ドル安が進んだほか英総選挙の投開票を控えて持ち高調整の売りが出て、下げに転じる場面があった。
    ECB理事会や英国議会選挙の結果を前に積極的な買いは入りづらく、15日に対中関税第4弾の引き上げ期限を迎えることもあって、目先筋がポジション調整の売りが出た。
     
    12日発表の10月の機械受注統計で、「船舶・電力を除く民需」の受注額が市場予想に反して減少した。「製造業も非製造業も減少基調で回復に時間がかかる」との声が多く、投資家心理に重荷となった。
    日銀の雨宮正佳副総裁は12日に会見し、足元の金利動向について「市場調節方針と整合的だ」と述べたが、相場の反応はみられなかった。
     
    JPX日経インデックス400は3日続落し、前日比14.58ポイント安の1万5303.49で終えた。東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、2.12ポイント安の1712.83だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆9935億円。売買高は11億4442万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は708、値下がりは1342、変わらずは107だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、金属製品、機械などが上昇。下落は水産・農林業、その他製品、鉱業、証券・商品先物取引業など。
     
    個別では、東京エレクトロンが1000円を超える上昇、信越化、SUMCO、アドバンテスト、ディスコ、スクリンなど半導体関連株への買いが目立った。キーエンス、SMC、テレ朝HDや住友鉱なども高い。第一三共が高く、三菱地所などもしっかり。大真空が急伸、巴コーポレーションが買われた。エー・アンド・デイ、日本通信なども高い。
     
    半面、売買代金トップの任天堂が値を下げ、HOYAも冴えない。コナミHDや塩野義、大日本住友が下落した。いであ、グッドコムアセットが大きく利食われた。ピジョン、神戸物産が下落、昭和電線ホールディングス、日本水産やピジョン、パナソニックが水準を切り下げた。Hameeが売られた。ミサワが大幅安となったほか、木村化工機が続落した。
     
    東証2部株価指数は前日比13.30ポイント安の7175.63ポイントと3日続落した。
    出来高1億1733万株。値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は227となった。
     
    個別では、テクノフレックス、東京會舘が年初来安値を更新。ユーピーアール、セメダイン、インタートレード、アートスパークホールディングス、アゼアスが売られた。
     
    一方、クロスプラス、インスペックがストップ高。三井住建道路、アイケイ、情報企画、キーウェアソリューションズ、古林紙工など25銘柄は年初来高値を更新。FRACTALE、ダイコー通産、エムジーホーム、広栄化学工業、ベルテクスコーポレーションが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は15営業日ぶりに反落した。終値は前日比3円07銭安い3735円15銭だった。前日まで14連騰したことから一本調子の上昇に対する警戒感が台頭し、利益確定売りが優勢となった。米中通商協議の行方が気掛かりで、売り急ぐ動きも見られず、全般は模様眺め気分が強まっていた。
    一方、ハーモニックやワークマンなど主力株は買われ、上昇する場面があった。
    主力株のほか、大幅な増益決算を発表した太洋基礎が買われた。大塚家具は「ヤマダ電(1部、9831)が子会社化する方向で最終調整に入った」との報道で午後に売買停止となり、売買停止の解除後に買い気配となり、大引けで制限値幅の上限(ストップ高水準)で取引が成立した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で482億円、売買高は6830万株だった。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は374となった。

     
    個別では、極楽湯ホールディングス、中京医薬品、五洋インテックス、日本銀行、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。OSGコーポレーション、夢みつけ隊、ミナトホールディングス、エヌジェイホールディングス、トレイダーズホールディングスが売られた。
     
    一方、太洋基礎工業、大谷工業、プラザクリエイト本社、大塚家具、センコン物流がストップ高。藤田エンジニアリング、ドーン、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ジェーシー・コムサ、ケイティケイなど27銘柄は年初来高値を更新。大井電気、ケイブ、日本興業、ぱど、清和中央ホールディングスが買われた。


    東証マザーズ指数は前日比4.83ポイント安の893.11ポイントと続落。
    市場の関心が東証1部市場のハイテク株に向かうなか、引き続き時価総額上位銘柄群が軟調となり続落となった。マザーズ市場では、個別に材料のあった銘柄や直近IPO銘柄には物色が入ったが、時価総額上位銘柄群は引き続き軟調推移となった。指数インパクトの大きいメルカリやそーせいなどが下落した。
    値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は209となった。
     
    12日にマザーズ市場に新規上場したメドレーは、売り気配で始まり、9時1分に公募・売り出し価格(公開価格、1300円)を30円(2.3%)下回る1270円で初値を付けた。終値はこの日の安値となる1255円だった。

    個別では、ハウテレビジョンがストップ安。イグニス、はてな、メドレックス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは年初来安値を更新。アクセルマーク、フィット、SOU、バンク・オブ・イノベーション、シルバーライフが売られた。
     
    一方、マクアケがストップ高。ジーエヌアイグループ、アマナ、ロードスターキャピタル、マネーフォワード、アクトコールなど9銘柄は年初来高値を更新。ベガコーポレーション、ベストワンドットコム、ホープ、ソレイジア・ファーマ、メディア工房が買われた。
     
     

     

    12日の前場の日経平均株価は前日比51円21銭高の2万3443円07銭と小反発。東証株価指数(TOPIX)は0.92ポイント高の1715.87小幅上昇した。
    米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表で安心感が広がったが、外国為替市場で円相場が対ドルで上昇しており、株式相場全体の重荷となって一時下げに転じる場面もあった。
    積極的に上値を追う動きはみられなかった。
     
    一方、前日の米株式市場では次世代通信規格「5G」の需要拡大期待で半導体のスカイワークス・ソリューションズなどが大幅高となった。東京株式市場でも東エレクやアドテスト、SUMCOなど半導体関連株が大きく上昇し、日経平均の支えになっている。
     
    ただ、米国の新たな対中制裁関税発動期日が迫っているほか、「欧州中央銀行(ECB)理事会や英国の総選挙など、他にも動けない口実がいっぱいある」とされ、市場全体を見ると利食いや手じまいの売りに抑えられて値下がりする銘柄のほうが多かった。
    半導体株を除けば出来高や売買代金も少なく、FOMCを通過しても様子見ムードの強さは変わらない。投資家の関心は引き続き、米中貿易協議の行方に集中しているようだ。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9459億円、売買高は5億5317万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は855、値下がりは1186、変わらずは116銘柄だった。

     
    業種別では33業種中14業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、機械、不動産、電気機器と続く。値下がり上位には水産・農林、証券・商品、鉱業が並んでいる。
     
    日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を30.26円押し上げている。次いでアドテストが15.13円、信越化が9.55円、ファナックが8.65円、SBGが8.00円と続く。
     
    マイナス寄与度は7.56円の押し下げでファストリがトップ。コナミHDが4.68円、テルモが4.18円、エムスリーが3.46円、塩野義が3.42円と続いている。
     
    個別では、東京エレクトロン、ソニー、SUMCO、スクリン、信越化学工業、アドバンテストなど半導体周辺株が軒並み高、安川電、SMCも大きく上値を伸ばした。住友鉱、菱地所も上げた。大真空が値を飛ばし、スターティアホールディングス、ジェコスなども大きく買われた。
     
    半面、任天堂が軟調、ファーストリテイリングも冴えない。大日本住友や塩野義、アサヒ、パナソニック、野村、ファンケルも売られた。神戸物産が下落、いであは急反落した。グッドコムアセットも大きく利食われた。
     
    東証2部株価指数は前日比7.82ポイント安の7181.11ポイントと3日続落した。
    出来高7556万株。値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は226となった。
     
    個別では、テクノフレックス、東京會舘が年初来安値を更新。ユーピーアール、セメダイン、アゼアス、インタートレード、技研ホールディングスが売られた。
     
    一方、インスペックがストップ高。三井住建道路、アイケイ、情報企画、キーウェアソリューションズ、ロンシール工業など19銘柄は年初来高値を更新。広栄化学工業、FRACTALE、エムジーホーム、トーアミ、神島化学工業が買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は15日ぶり反落し、午前の終値は同3円59銭安の3734円63銭だった。前日まで14日続伸しており利益確定目的の売りが優勢だった。前日に好決算を発表した銘柄やハーモニックやマクドナルドなど主力株が買われ、朝方は上昇する場面もあった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で278億円、売買高は4071万株だった
    値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は336となった。
     
    個別では、極楽湯ホールディングス、中京医薬品、五洋インテックス、日本銀行、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。OSGコーポレーション、エヌジェイホールディングス、システム ディ、菊池製作所、夢みつけ隊が売られた。
     
    一方、太洋基礎工業、大谷工業、プラザクリエイト本社がストップ高。ドーン、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ジェーシー・コムサ、ケイティケイ、ケイブなど22銘柄は年初来高値を更新。大井電気、ぱど、田中建設工業、ナガオカ、KYCOMホールディングスが買われた。


    東証マザーズ指数は前日比3.70ポイント安の894.24ポイントと続落した。
    注目イベントの一つであるFOMCを無難に通過したが、週末のメジャーSQや対中関税発動期限を控えるなか、円相場は一時1ドル=108円台半ばまで円高が進んでおり、積極的にマザーズ市場の上値追いには乏しくなっている。足元のIPO銘柄に対する投資家の関心の高さが窺える地合いから、懸念される指数寄与度の比較的大きい銘柄群からの資金流出などで上値の重しとなっている。
    値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は192となった。
     
    12日に新規上場したメドレーは、売り気配で始まり、9時1分に公募・売り出し価格(公開価格、1300円)を30円(2.3%)下回る1270円で初値を付けた。午前の終値は1301円だった。
     
    個別では、はてな、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが年初来安値を更新。アクセルマーク、フィット、SOU、みらいワークス、ピアラが売られた。
     
    一方、ロードスターキャピタル、マネーフォワード、マクアケ、ホープ、サイバー・バズなど6銘柄が年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、ALiNKインターネット、バンク・オブ・イノベーション、トランザス、バーチャレクス・ホールディングスが買われた。

    【寄り付き概況】

    12日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比57円42銭高の2万3449円28銭だった。
    注目されたFOMCではFRBが4会合ぶりに政策金利を据え置き、2020年についてはメンバーの大半が利上げも利下げもゼロを予想、低金利環境の継続が見込まれることで、米国株市場はこれを支えに主要株価指数がしっかりの展開となった。米連邦公開市場委員会FOMCの結果発表を受け、日本株の買い安心感が意識されている。
     
    ただ、足もとの外国為替市場でドルが売られ、1ドル=108円台半ばまで円高に振れていることで輸出セクターには向かい風が意識される。
     
    きょうのECB理事会や英国総選挙の結果、15日の対中関税第4弾の引き上げ期限などを前に上値は重そうだ。また、明日にメジャーSQ算出を控えていることで、先物主導で不安定な動きも予想される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、非鉄、金属製品など。値下がりで目立つのは保険、ゴム製品、水産など。
     
     
    個別では、ソニー、トヨタ、村田製、東エレクが高く、ファナック、キーエンス、信越化も堅調。コマツ、日立建機、クボタがしっかりし、JDI、任天堂が値を上げた。
     
    半面、みずほFG、野村が安く、JXTG、出光興産は軟調となっている。
     
    テクニカル的には明星工(1976)、ダイダン(1980)、コカコーラB(2579)、シュッピン(3179)、帝国繊維(3302)、マクロミル(3978)、ニーズウェル(3992)、日化学(4092)、Dガレ(4819)、フコク(5185)、クリエート(5187)、ホシザキ(6465)、アイコム(6820)、アズビル(6845)、小野測器(6858)、岩谷(8080)、丸井(8252)、井筒屋(8260)、ダイビル(8806)、MTI(9438)、大ガス(9532)、北ガス(9534)、静ガス(9543)、グローセル(9995)が動兆。
     

    「FOMC通過」
     
     
    NY株式市場で主要3指数は3日ぶりに小幅反発。
    FOMCはFF金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定。
    「来年の米大統領選まで緩やかな経済成長が続き、失業も低水準にとどまる」との見方を示した。
    パウエルFRB議長は記者会見で「利上げの必要性は1990年代半ばの利下げサイクル時より低い」とコメント。
    「ドットプロット」では、2020年の利上げがないことが示された。
    「株式などリスク資産にとって非常にポジティブ」と解釈とされた。
    11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.3%上昇。
    市場予想の0.2%上昇を上回った。
    「米経済は失速しているのではなく緩やかに伸びている」という見方だ。
    昨日まで市場が「見極めたかった」ものがどうなったのかは不明。
    どうせ次のスケジュールを消化するだけのことだろう。
    スケジュールと罫線だけで価格が決定される訳では決してないのに不思議な行動論理だ。
    10年国債利回りは一時1.791%まで低下し1.8%台。
    2年国債利回りは1.615%。
    ドル円は108円台半ば。
    恐怖と欲望指数は65→62に低下。
     
    「裁定売り残増加」
     
    水曜の日経平均の寄り付き11円高、終値18円安。
    日足は2日ぶりの陰線。
    白くねじれた勝手雲の上(23323円)がサポートとなった。
    日経平均の18円安に対しTOPIXは5ポイント安。
    「率にするとTOPIXの下げの方が深刻。
    小幅ながら5日ぶりで5日線を下回ってしまった」という声もある。
    資金は新興市場に向かいジャスダック平均は14連騰。
    9月5日→26日にかけての14連騰の記録に並んだ。
    マザーズ指数は続落ながら売買代金は4カ月ぶりの1000億円超。
    東証1部の売買代金は1兆9216円。
    値上がり677銘柄、値下がり1379銘柄。
    新高値110銘柄と5日連続の3ケタ。
    新安値4銘柄。
    騰落レシオは103.13。
    先週5日の103.29を下回った。
    NTレシオは13.64倍。
    サイコロは6勝6敗で50%。
    25日線(23323円)からは0.29%、200日(21713円)からは7.73%のプラスかい離。
    5日線(2377円)は右肩上がり。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.769% 。
    買い方▲6.131%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.036%。
    買い方▲11.101%。
    売り比率は40.7%で2日連続40%台。
    空売り規制なし銘柄の比率は7.5%。
    Quick調査の12月6日時点の信用評価損率は▲11.74%。
    4週連続の改善。
    11月29日時点の裁定売り残は536億円増の9191億円。
    2週連続の増加。
    当限は565億円増の6834円。
    翌限以降は28億円減の2357億円。
    同裁定買い残は718億円減の6467億円。
    4週ぶりの減。
    当限は467億円減の6201億円。
    翌限以降は250億円減の266億円。
    日経HVは9.1、日経VIは16.21。
    日経平均採用銘柄のPERは14.17倍。
    EPSは1650円。
    PBRは1.15倍。
    BPSは20340円。
    シカゴ225終値は大証日中比75円高の23445円。
    高値23475円、安値23325円。
    気学では「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」。
    金曜は「転機を司る重要日。波動につくべし」。
     
     
    NYダウは29ドル高の27911ドルと反発。
    NASDAQは37ポイント高の8654イント。
    S&P500は9ポイント高の3141ポイント。
    ダウ輸送株指数は49ポイント高の10678ポイント。
    SOX指数は2.23%上昇。
    VIX指数は14.99。
    3市場の売買高は63億株(過去20日平均は67億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比75円高の23445円。
    ドル建ては大証比日中比75円高の23445円。
    大証夜間取引終値は日中比70円高の23440円。
    ドル円は108.53円。
    10年国債利回りは1.791%。
    2年国債利回りは1.615%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    シード(7743)・・・動兆
     
    シードに注目する。
    同社は国内系コンタクトレンズメーカー大手。
    自社製造1日使い捨てレンズが中核。
    海外展開拡大中。
    医療用など新用途も研究開発。
    消費増税の駆け込み需要の反動も1−3月期には薄れよう。

    (兜町カタリスト櫻井)


    [概況]

    11日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.480円まで下落する展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表が伝わっており、内容によるとフェラデルファンド(FF)金利誘導目標レンジを1.50%-1.75%で据え置くと全会一致で決定した。
     
    また声明文からは経済見通しについて、「不確実性は続いている」との文言が削除されていた。金利見通しについては17人中13人が2021年までは据え置きを予想し、4人は来年に1回の利上げ実施が適切との見方を示した。政策金利は大方2021年までは据え置くことが示唆された。
     
    一方で、パウエル米FRB議長が物価の持続的な上昇を確認するまでは利上げの可能性は低いなどの発言から、利上げに対してもハードルが高いことが確認され、ハト派的とも捉えられたことから米ドル円は売りが優勢となったようだ。
     
    テクニカル的には米ドル円は下方に一目均衡表の雲などが控えており、雲上限(108.339円)付近がサポートとなるか注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    12日の日経平均株価は小幅に上昇しそうだ。
    日経平均の予想レンジは2万3350円−2万3550円。
    11日のNYダウ工業株30種平均は前日比29ドル(0.1%)高の2万7911ドルで終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受けた米株式相場が小幅ながら上昇し、ひとまず買い安心感が広がりそうだ。
    ただ、英国の総選挙の投開票や、15日の米国による対中関税引き上げがどうなるのかも不透明な状況重要イベントはなお多い。プラス圏で推移するとはみるものの、引き続き様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。
    日経平均の上値は前日終値を100円程度上回る2万3500円近辺との見方がある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比75円高の2万3445円だった。
    外国為替市場では円相場が1ドル=108円台半ばに上昇している。
     
    米中貿易協議を巡るヘッドライン(ニュースの見出し)にも投資家は神経質になっている。引き続き売買は低調に推移するとみられ、年初来高値(2万3529円)を突破するような買いの勢いは見込みにくいだろう。値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられる。
     
    日程面では、12日は内閣府が10月の機械受注統計を発表する。メドレー(4480)が東証マザーズに上場する。日銀の雨宮正佳副総裁の記者会見がある。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■太洋基礎工業 <1758>
    2-10月期(3Q累計)経常が82%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.96%にあたる2万株(金額で1億3120万円)を上限に、12月12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■Hamee <3134>
    今期経常を一転10%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■クロスプラス <3320>
    今期経常を75%上方修正、配当も2円増額。
     
    ■シーアールイー <3458>
    8-10月期(1Q)経常は66%増益で着地。
     
    ■ニイタカ <4465>
    上期経常を36%上方修正・10期ぶり最高益更新へ。
     
    ■REVOLUTION <8894>
    今期最終は黒字浮上へ。
     
    ■センコン物流 <9051>
    発行済み株式数(自社株を除く)の9.50%にあたる45万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。また、物流会社の富士ロジテックホールディングスと資本業務提携。
     
    ■神島化学工業 <4026>
    上期経常が53%増益で着地・8-10月期も3.2倍増益。
     
    ■コナカ <7494>
    非開示だった今期経常は2.5倍増益、未定だった配当は20円実施。
     
    ■日本テレホン <9425>
    上期最終を5.7倍上方修正、通期も増額。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    【国内】
     12(木)
    10月機械受注(8:50)
    11月都心オフィス空室率(11:00)
    《決算発表》
    エイチ・アイエス、クスリのアオキ、ラクスル、くら寿司、銚子丸、ミサワ、トーエル、バルニバーヒ、TBCSCAT、シャノン、VALUENEX、セルソース、オハラ、ファーストロジ、鎌倉新書、石井表記、アイモバイル、三井ハイテ、フロンティアI、オーエムツー、サンオータス、小林産、REVOLUTI、日本テレホン、ドーム
     
    【海外】
    英国議会総選挙
    ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
    EU首脳会議(〜12/13)
    米11月生産者物価指数(22:30)
    《米決算発表》
    コストコホールセール、アドビシステムズ、ブロードコム、オラクル
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     


    11日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3営業日ぶりに反発した。前日比29ドル58セント(0.1%)高の2万7911ドル30セントで終えた。
     
    米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、低金利政策が今後も長期にわたって続くとの見方が強まった。発表前は小安く推移していたが、上昇に転じた。ハイテク株を中心に買いが優勢となった。
     
    FOMCでは4会合ぶりに政策金利の据え置きを決め、声明では「金融政策は現在のスタンスが適切」と指摘した。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)の中央値は来年いっぱいの金利据え置きを示した。FRBは利上げを急がないとの見方が改めて強まり、株の買い安心感が広がった。
    ハイテク株など、低金利の局面で買われやすい高PER(株価収益率)銘柄を中心に買われた。航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズのほか、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、スマートフォンのアップルの上昇も目立った。
     
    一方、上値を追う動きは限られた。米国の対中制裁関税「第4弾」の発動期限を15日に控えており、米中協議の動向を見極めたいという市場関係者が多い。
     
    また、FOMCの結果発表前にダウ平均は下げる場面が目立った。来年の売上高見通しが市場予想を下回ったホーム・デポや、シェールオイル・ガス関連資産で最大110億ドルの減損損失を計上すると発表したシェブロンなどが売られ、相場の重しとなった。この2銘柄でダウは約38ドル押し下げられた。
     
    米労働省が朝方発表した11月の消費者物価指数(CPI)は季節調整後で前月から0.3%上昇した。変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.2%の上昇だった。市場予想(ロイター通信調べ、中央値)は全体、コアともに0.2%上昇で、ほぼ予想通りの結果に相場の反応は限定的だった。
     
    セクター別では、半導体・半導体製造装置や資本財が上昇する一方で不動産や銀行が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は同37.867ポイント(0.4%)高の8654.051で終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    27,911.30+29.58
    S&P500種
    3,141.63+9.11
    ナスダック
    8,654.051+37.867
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,468.10+3.20
    NY原油(ドル/バレル)
    58.84−0.40
    円・ドル
    108.54 - 108.55−0.18


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物12月物は、前日比5円安の2万3445円で引けた。
    11日の大取終値を75円上回った。朝安で始まった。
    その後、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を午後に控え、積極的な売買は限られた。
    注目のFOMCでは、大方の予想通り政策金利が据え置かれた。経済活動の緩やかな拡大を理由に2020年中の政策金利据え置きを示唆したことから、先行き不透明感が払拭され、低金利環境の継続見通しが株先物買いを誘い、下げ渋った。
     
    この日の12月物安値は2万3325円、高値は2万3475円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    23445 ( +75 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)23445 ( +75 )
    ※( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7216.25(+2.49)
    FTSE100種総合株価指数は3日ぶりに小反発した。前日の終値に比べ2.49ポイント高の7216.25で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。
    米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが強かった。
    また、あす12日の英総選挙を市場は注視しており、積極的な売買は手控えられた。前日終値を挟んで一進一退した。指数への寄与度が大きい資源株に売り買いが出た。石油株が下落する一方で鉱業株は上昇し、相場を下支えした。
     
    個別銘柄では、金関連のフレスニージョは4.9%高、やロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルの上げが目立った。景気動向に左右されにくいとされるディフェンシブ銘柄の医薬品株や公益株も上げた。
     
    一方、原油安を受けて石油株は売られた。スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションは9%超安と大幅に下落した。大株主が一部保有株を売却したとの報道を材料に売りが膨らんだ。英中古車販売サイトのオートトレーダー・グループは3.0%安、英保険大手RSAインシュアランス・グループは2.6%安と売りに押された。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13146.74(+76.02)
    ドイツ株式指数(DAX)は3日ぶりに反発した。終値は前日と比べて76.02ポイント(0.58%)高の13146.74だった。
     
    個別では、電力のエーオンが高かった。同業のRWEも上げた。自動車株など幅広い銘柄が買われた。下落したのは5銘柄だった。前日に続きオンライン決済サービスのワイヤーカードが大幅に下落した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5860.88(+12.85)
    フランスの株価指数CAC40は上昇した。

12月12日 毎日コラム
若い女性も殺到!!
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