【市況一覧】
日経平均株価
37,160.47 +174.60 05/23
TOPIX
2,735.52 +18.43 05/23
マザーズ
712.67 -1.22 05/23
NYダウ平均
41,859.09 -1.35 05/23
ナスダック総合
18,925.73 +53.09 05/23


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    19日の日経平均株価は、弱含みの展開が続きそうだ。
    手掛かり材料に欠ける中、週末要因や、23日が勤労感謝の祝日で休場となることもあり、積極的にポジションを取る動きは限られそうだ。
    株価指数先物に振らされる動きも目立っていることから、「先物に影響を受けづらい中小型株に物色の矛先が向かいそう」との声も聞かれた。
     
    先週末(11/12)の終値が2万9609円、きょうの終値が2万9598円で、今週もここまで週ベースでみれば非常に小動き。3万円は壁となっている一方、きょうの後場のようにちょっとしたきっかけがあれば買いも入るため、売りも仕掛けづらい。今週はこのまま水準が大きく変わらなそうではあるが、5日線(2万9696円、18日時点)上を回復できるかには注目しておきたい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    30592.06  ボリンジャー:+2σ(26週)
    30396.95  ボリンジャー:+3σ(25日)
    30079.74  ボリンジャー:+1σ(13週)
    30016.37  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29675.74  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29635.78  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29626.62  6日移動平均線
     
    29598.66  ★日経平均株価18日終値
     
    29500.51  均衡表転換線(日足)
    29255.20  25日移動平均線
    29254.33  13週移動平均線
    29106.78   新値三本足陰転値
    28977.20  均衡表基準線(日足)
    28916.82  200日移動平均線
    28875.30  均衡表雲上限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28874.61  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28854.12  均衡表転換線(週足)
    28852.82  75日移動平均線
     
     
    ローソク足は胴体部分が0.73円の小陽線から上下にヒゲを出す十字線を示現して投資家の気迷いムードを窺わせた。終値は5日移動平均線を下回ったが、5日線やその下を走る25日線は上向きをキープしており、上昇トレンドは継続中。
    しかし、一目均衡表では基準線と転換線が横ばいで終了しており、目先は上下どちらにも方向感の出にくい相場が予想される。
     
     
     

    【大引け概況】

    18日の日経平均株価は小幅続落し、前日比89円67銭安の2万9598円66銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
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    前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調だったことを受け、リスク回避の流れに傾いた。香港株市場が目立った下げをみせたほか、その他アジア株市場が総じて冴えない動きとなったことで見送りムードを助長し、日経平均の下げ幅は一時280円強に広がった。
    後場も前半は安値圏で売り物をこなす展開だったが、午後2時過ぎに先物を絡め日経平均は急速に水準を戻し、一時上昇に転じる場面があった。日本経済新聞電子版が政府は19日に閣議決定する経済対策規模が当初見通しから上振れし56兆円規模となったとの報道を巡り、先物へのショートカバーなどが全体相場に浮揚力を与えた。
     
    「財政支出の規模は大きいものの、回復の遅れている国内消費を刺激するかどうかについては懸念がある」との見方を示していた。買い一巡後は大引けにかけて日経平均は再び下げた。
    原油など資源価格の下落で、鉱業や石油、ゴムといった素材関連の下げが目立った。川崎汽や郵船といった海運株も大きく下げた。
     
    市場では「大型経済対策の報道で一時上昇に転じたが、一方で、金融所得課税の強化や住宅ローン減税の控除率縮小なども検討されていることが、重しとして意識されたようだ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比2.82ポイント安の2035.52で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆8167億円、売買高は12億2040万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1314と、全体の約6割を占めた。値上がりは770、変わらずは99だった。
     


    業種別株価指数(33業種)ではゴム製品、石油・石炭製品、鉱業、海運業が下落。ガラス・土石製品、サービス業、その他製品は上昇した。
     
    個別では、バルチック海運指数やNY原油先物相場の大幅下落を受け、郵船、川崎船、商船三井といった海運株やINPEXが大幅安。認知症治療薬に対する欧州当局の否定的見解が嫌気されたエーザイは9%近い下落となった。ソフトバンクグループやアドテスト、セブン&アイも売られた。
     
    一方、リクルートHD、ソニーG、任天堂、キーエンスが堅調。サイバーは7%超上昇した。また、特別利益計上と自社株買い実施を発表したメガチップスはストップ高を付け、日本電産による子会社化を発表したOKKは買い気配のままストップ高比例配分となった。
    日電硝も大幅高。TDKやリクルート、塩野義が上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比39.92ポイント安の7654.23ポイントと続落した。
    出来高2億9734万株。値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は263となった。
     
    個別では、技研ホールディングス、大盛工業、エスビー食品、STIフードホールディングス、北日本紡績など21銘柄が年初来安値を更新。理経、FDK、スーパーバッグ、テラプローブ、ゼットが売られた。
     
    一方、川上塗料、タカトリ、岡野バルブ製造、セコニック、クレステックなど6銘柄が年初来高値を更新。青山財産ネットワークス、サンユウ、ピーエイ、エヌリンクス、日本アビオニクスが買われた。
     


    18日午前の日経平均株価は続落し、前日比236円92銭安の2万9451円41銭で終えた。
    前日の米国株市場が軟調だったこともあって主力株をはじめ広範囲に売りに押される展開となり、日経平均は下値を探る動きとなった。一時下げ幅は280円強まで広がる場面があった。これまで全体相場を牽引してきた半導体関連などに利益確定の売りが出たほか、中国・香港などアジア株安で市場のセンチメントが悪化した。
     
    主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。東京株式市場でも上昇が目立っていた値がさの半導体関連銘柄の一角が売られ、指数を下押しした。
     
    バイデン米大統領が17日に日本や中国などに石油の戦略備蓄の放出を要請したと伝わった。この報道を受けて原油先物価格が下げており、鉱業や石油元売りのほか、ゴムや繊維といった素材関連の売りに波及した。資源価格の下落や米国の港湾混雑の解消に向けた動きなどもあって、海運株は大きく下げた。
     
    足元では国内主要企業の決算発表がほぼ終わったうえ、株価に影響を与えそうな目先のイベントは少ない。市場では「海外投資家の日本株買いが戻らない中、信用買いを増やしていた個人投資家による売りに押されやすくなっている」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、午前終値は0.52%安だった。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3362億円、売買高は5億7146万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1524と、全体の約7割を占めた。値上がりは536、変わらずは118だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は鉱業、海運業、石油・石炭製品などが下落。上昇はサービス業、精密機器、機械など。
     
    個別では、レーザーテックが安く、東京エレクトロンも軟調。ソフトバンクグループも大きく下げた。ファーストリテイリング、ブリヂストン、川崎汽船が下落したほか、エーザイは8%超下落。エイチームが急落、トリドールホールディングスも大幅安。古河電池も大きく利食われた。
     
    半面、リクルートホールディングスが商いを伴い高く、キーエンス、村田製作所などもしっかり。サイバーエージェントが高く、メガチップスはストップ高に買われた。楽天グループ、TDK、木村化工機は上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比48.78ポイント安の7645.37ポイントと続落した。
    出来高は2億0531万株。値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は248となった。
     
    個別では技研ホールディングス、大盛工業、エスビー食品、STIフードホールディングス、北日本紡績など17銘柄が年初来安値を更新。理経、ゼット、FDK、松尾電機、オプティマスグループが売られた。
     
    一方、川上塗料、タカトリ、岡野バルブ製造、セコニック、クレステックなど6銘柄が年初来高値を更新。青山財産ネットワークス、ピーエイ、SDSホールディングス、サンユウ、マーチャント・バンカーズが買われた。


    日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。前引けは前日比20円82銭安い4006円33銭となった。
    引き続き世界のインフレ高進や新型コロナウイルス再流行への懸念もくすぶり、ナスダック総合指数など主要株価指数は揃って反落。本日のジャスダック市場もはこうした流れを引き継いで売られる展開。
    セリア、アンビスHDが下げる一方、ハーモニック、ナカニシが上げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で539億円、売買高は6315万株。値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は381となった。
     
    個別ではオールアバウト、出前館、エフティグループ、ミューチュアル、ナフコなど43銘柄が年初来安値を更新。CAPITA、ランドネット、シー・エス・ランバー、サンオータス、ケイブが売られた。
     
    一方、ジェイテックがストップ高。アクセスグループ・ホールディングス、平山ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。暁飯島工業、LAホールディングス、ZOA、トレードワークス、田中化学研究所など12銘柄は年初来高値を更新。nms ホールディングス、NKKスイッチズ、ソフトウェア・サービス、アミタホールディングス、アルファクス・フード・システムが買われた。
     


    東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比11.95ポイント安い1163.67だった。前日の米株安が心理的な重荷となり、新興株も売りが優勢だった。フリー、JTOWERが下げる一方、ビジョナル、Appierが上げた。
    今週前半は新興株への物色シフトを背景に強い値動きだったが、本日は日経平均にやや先行する形で前場中ごろを過ぎると軟化してきた。相変わらず大幅高となっている銘柄も散見されるが、アスタリスクは信用取引規制の強化を受けて急落。アスタリスクに限らず回転売買による上値追いが強烈だった銘柄は少なくなく、反動に警戒しておく必要があるだろう
     
    きょう東証マザーズに上場したGRCSは公開価格(3600円)を上回る5400円で初値を付けた。午前の終値は初値に比べ10%高い5960円だった。
    値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は282となった。
     
    個別では、フルッタフルッタ、ファンデリー、パルマ、モブキャストホールディングス、ソフトマックスなど27銘柄が年初来安値を更新。中村超硬、アスタリスク、ニューラルポケット、日本情報クリエイト、夢展望が売られた。
     
    一方、ホットリンクが一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、タスキ、ビーブレイクシステムズ、プラスアルファ・コンサルティング、コアコンセプト・テクノロジーなど13銘柄は年初来高値を更新。リビン・テクノロジーズ、総医研ホールディングス、バンク・オブ・イノベーション、フリークアウト・ホールディングス、プロジェクトカンパニーが買われた。
     

    【寄り付き概況】

    18日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比90円40銭安の2万9597円93銭。
    前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が軟調な展開となった。米長期金利の低下でハイテク株の一角に買いが入り、ナスダック総合指数は比較的堅調な動きをみせたが、インフレ警戒感は根強い。
    東京株式市場でも日経平均の2万9000円台後半は上値の重さが意識されている。米株安に加え、足もと外国為替市場で急速に円高方向に押し戻されていることもあって、主力株中心にリスク回避の動きが優勢。国内企業の決算発表が大方終了したことで、個別株は手掛かり材料難も意識されやすい。取引時間中は中国・香港株などアジア株市場の動向にも影響を受けそうだ。
     
    業種別では、INPEX、石油資源などの鉱業株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株が下落。郵船、商船三井などの海運株も安い。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や第一生命HD、東京海上などの保険株や、三井物産、三菱商などの商社株も下げている。
     


    「反落」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    「インフレやサプライチェーンを巡る懸念に圧迫された」との解釈。
    S&P500とNASDAQは前日まで8日連続、NYダウは2日連続で終値での最高値を更新。
    「自律調整」という見方もある。
    クレジットカード大手ビザが5%近い大幅安。
    アマゾンはビザの英国での受付を停止すると発表。
    バフェット氏のファンドの持ち株比率低下も嫌気。
    これがNYダウの重荷となった。
    小売りのターゲットは好調な決算を発表。
    通期見通しを引き上げたが株価は下落。
    決算発表を控えるメーシーズ、コールズ、ギャップなど他の小売も軟調。
    ホームセンター大手ロウズは上昇。
    テスラは12%下落。
    10月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.7%減の152万戸。
    市場予想は157万6000戸への増加だった。
    背景は建材や土地、労働力の不足との見方。
    10年国債利回りは1.585%。
    一時1.65%と10月26日以来の高水準を付けた場面があった。
    2年国債利回りは0.497%。
    ドル円は114円台前半。
    2017年3月以来の高値となる114.975円を付けた場面があった。。
    WTI原油12月物は前週末比2.40ドル安の1バレル=78.36ドル。
    ビットコインは775ドル高の60485ドル。
    SKEW指数は142.38→139.56→141.96。
    恐怖と欲望指数は82→79。

    水曜のNYダウは211ドル(0.58%)安の35931ドルと反落。
    NASDAQは52ポイント(0.33%)安の15921ポイントと反落。
    取引時間中の高値は15998ポイント。
    S&P500は12ポイント(0.26%)安の4688ポイントと反落。
    ダウ輸送株指数は241ポイント(1.44%)安の16550イントと5日ぶりに反落。
    SOX指数は0.72%安の3831ポイントと反落。
    VIX指数は17.11。
    合算売買高は110.2億株(前日105.3億株、過去20日平均107.6億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比130円安の29560円。
    ドル建ては大証日中比120円安の29570円。
    ドル円は114.09円。
    10年国債利回りは1.585%。
    2年国債利回りは0.497%。

    「3万円が遠のいた」

    水曜の日経平均は寄り付き98円高。
    終値119円(0.40%)安の29688円と5日ぶりに反落。
    日足は2日ぶりに陰線。
    ミニSQ値29388円は上回って5勝。
    TOPIXは0.61%高と5日続伸。
    東証マザーズ指数は0.61%安と4日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は0.11%高と5日続伸。
    東証1部の売買代金は2兆7425億円(前日2兆7093億円)。
    値上がり410銘柄(前日8904銘柄)。
    値下がり1706銘柄(前日1189銘柄)。
    新高値72銘柄(前日89銘柄)。
    新安値141銘柄(前日74銘柄)。
    騰落レシオは88.09(前日87.85)。
    NTシオは14.56倍(前日14.53倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(29196円)からは△1.68%(前日△2.30%)。
    16日連続で上回った。
    右肩上がりの75日線は28821円。
    52日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(28911円)からは△2.69%(前日△3.12%)。
    12日連続で上回った。
    右肩上りの5日線(29632円)から△0.19%。
    4日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.963%(前日▲17.130%)。
    買い方▲6.847% (前日▲6.408%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲12.271%(前日▲12.373%)。
    買い方▲17.230% (前日▲17.025%)。
    空売り比率は41.9%(9日連続で40%超:前日40.9%)。
    空売り規制なしの比率は8.0%(前日8.8%)。
    11月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.89%(前週▲7.87%)。
    3週連続で悪化。
    11月12日時点の裁定売り残は235億円増の293億円。
    (当限は293億円なので235億円増)。
    2週連続で増加。
    裁定買い残は25億円減の6088億円。
    (当限は6088億円なので25億円減)。
    7週連続で減少。
    日経VIは18.66(前日18.80)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.21倍(前日14.31倍)。
    7日連続で14倍台。
    前期基準では19.14倍。
    EPSは2089円(前日2083円)。
    225のPBRは1.29倍。
    BPSは23014円(前日22929円)
    日経平均の益回りは7.04%。
    10年国債利回りは0.070%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.84倍。
    前期基準では21.67倍。
    PBRは1.33倍。
    東証1部単純平均株価は16円安の2471円。
    東証1部売買単価は2337円(前日は2276円)。
    東証1部時価総額は756兆円(前日は760兆円)。
    61日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は258.54(前日261.13)。
    水曜のシカゴ225先物は大証日中比130円安の29560円。
    高値29925円、安値29485円。
    大証先物夜間取引終値は日中比130円高の29560円。
    気学では木曜は「逆行性強く前後場仕成りを変える」。
    金曜は「目先のポイントを作る注意日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29628円。
    プラス2σが30060円。
    プラス3σが30492円。
    一目均衡の雲の上限が28875円。
    下限が28751円。
    4日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は29434円。
    下限が28937円。
    13日連続で勝手雲の上。
    RSIが59.79(前日62.10)。
    RCIが68.13(前日71.43)。


    《今日のポイント11月18日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       10年国債利回りは1.585%。
       2年国債利回りは0.497%。
       ドル円は114円台前半。
       SKEW指数は142.38→139.56→141.96。
       恐怖と欲望指数は82→79。

    (2)ダウ輸送株指数は241ポイント(1.44%)安の16550イントと5日ぶりに反落。
       SOX指数は0.72%安の3831ポイントと反落。
       VIX指数は17.11。
       合算売買高は110.2億株(前日105.3億株、過去20日平均107.6億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比130円安の29560円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆7425億円(前日2兆7093億円)。
       新高値72銘柄(前日89銘柄)。
       新安値141銘柄(前日74銘柄)。
       騰落レシオは88.09(前日87.85)。
       NTシオは14.56倍(前日14.53倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)上向きの25日線(29196円)からは△1.68%(前日△2.30%)。
       16日連続で上回った。
       右肩上がりの75日線は28821円。
       52日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(28911円)からは△2.69%(前日△3.12%)。
       12日連続で上回った。
       右肩上りの5日線(29632円)から△0.19%。
       4日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.963%(前日▲17.130%)。
       買い方▲6.847% (前日▲6.408%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲12.271%(前日▲12.373%)。
       買い方▲17.230% (前日▲17.025%)。

    (6)空売り比率は41.9%(9日連続で40%超:前日40.9%)。
       空売り規制なしの比率は8.0%(前日8.8%)。
       11月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.89%(前週▲7.87%)。
       3週連続で悪化。
       11月12日時点の裁定売り残は235億円増の293億円。
       (当限は293億円なので235億円増)。
       2週連続で増加。
       裁定買い残は25億円減の6088億円。
       (当限は6088億円なので25億円減)。
       7週連続で減少。
       日経VIは18.66(前日18.80)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.21倍(前日14.31倍)。
       EPSは2089円(前日2083円)。
       BPSは23014円(前日22929円)
       日経平均の益回りは7.04%。

    (8)東証1部時価総額は756兆円(前日は760兆円)。
       ドル建て日経平均は258.54(前日261.13)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29628円。
       プラス2σが30060円。
       プラス3σが30492円。
       一目均衡の雲の上限が28875円。
       下限が28751円。
       4日連続で雲の上。
       勝手雲の上限は29434円。
       下限が28937円。
       13日連続で勝手雲の上。
       RSIが59.79(前日62.10)。
       RCIが68.13(前日71.43)。

    今年の曜日別勝敗(11月17日まで)

    月曜25勝18敗
    火曜24勝20敗
    水曜16勝29敗
    木曜24勝17敗
    金曜23勝21敗

    バイデン米大統領はガソリン価格高騰を引き起こしている違法行為の可能性を調査するようFTCに指示した。
    「FTCには違法行為が米消費者への負担になっているか精査する権限がある。
    国民がより高いガソリン代の支払いを余儀なくされることは容認できない。
    FTCが即時行動すべきと確信している」とコメントした。
    消費者の利益を損なってはならないという発想だ。
    またアマゾン・コムは来年1月から英国のサイト上で米ビザのクレジットカードを利用できなくする。
    理由はビザの手数料の高さ。
    アマゾンのコメントは「顧客に最良の価格を提供しようとする企業にとって障害となる」。
    いずれも消費者の利益優先というのが錦の御旗。
    もう何十年も顧客重視というのは言われてきたことだが改めてクローズアップされた格好。
    ただバイデン大統領は中間選挙向けのアピール。
    アマゾンは自社のコストダウン。
    これも当然背景にある。
    ということは美辞麗句でオブラートに包まれた本質と見えてきた風景は違うのかもしれない。

    11月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.89%(前週▲7.87%)。
    3週連続で悪化。
    11月5日時点の信用売り残は441億円増の7123億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は898億円減の3兆5063億円。
    3週ぶりに減少。
    信用倍率は4.92倍。
    2週ぶりに4倍台。
    11月12日時点の裁定売り残は235億円増の293億円。
    (当限は293億円なので235億円増)。
    2週連続で増加。
    裁定買い残は25億円減の6088億円。
    (当限は6088億円なので25億円減)。
    7週連続で減少。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    みらいワークス(6563)・・・動兆

    企業とフリーのコンサルタントのマッチングサービスが中核。
    地方向け事業に期待。
    DX支援の需要から大企業向け人事サービスと新規事業支援が拡大。

    (兜町カタリスト櫻井)

     



    18日の日経平均株価は続落後、模様眺めムードが広がりそうだ。
    日経平均株価予想レンジは、2万9400円-2万9800円を想定。
    NYダウ平均は211ドル安の35931ドルで取引を終えた。米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。日経平均は火曜、水曜と29900円台に乗せながらも3万円に乗せられなかったことから、高値警戒感がくすぶりやすいだろう。
    きのう17日も上値の重い展開となり、日経平均株価は5日ぶりに反落。手がかり材料に欠けるなか、消去法的に値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられる。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(17日は114円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円84-88銭)と円高方向に振れている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比130円安の2万9560円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■総医研ホールディングス <2385>
    資本業務提携先である中国・杭州高浪控股が子会社GOLONG HOLDINGを通じて、新たに総医研HD株式416万4100株を取得する。GOLONGは第2位株主となる。
     
    ■日本管理センター <3276>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.7%にあたる30万株(金額で3億3000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月18日から12月24日まで。
     
    ■リアルワールド <3691>
    ユーザーが店頭で商品購入することが応募条件のマストバイキャンペーンが実施できるクラウドサービス「itsmon レシート」を運営するウィナスと提携。AI技術とデジタルギフトを活用したリアル店舗マストバイキャンペーンシステムを提供開始。
     
    ■グローバルウェイ <3936>
    12月3日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、東証が18日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     
    ■HCSホールディングス <4200>
    持ち分法適用関連会社ラバブルマーケティンググループのマザーズへの新規上場が承認。
     
    ■アイ・ピー・エス <4390>
    子会社InfiniVANがフィリピンで海底ケーブルの陸揚局などの建設・運営・保守について許可を取得。
     
    ■岡部 <5959>
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.86%にあたる140万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月18日から22年2月17日まで。また、12月10日付で310万株の自社株を消却する。
     
    ■メガチップス <6875>
    今期最終を一転24%増益に上方修正・最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の7.4%にあたる150万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。取得した自社株は全て消却する。
     
    ■あんしん保証 <7183>
    今期経常を34%上方修正。
     
    ■ソルクシーズ <4284>
    今期配当を2円増額修正。
     
    ■Kudan <4425>
    Kudan Visionの出資先であるエヴィクサーがTOKYO PRO Marketに新規上場申請。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    18(木)
    【国内】
    10月首都圏マンション販売(14:00)
    20年国債入札
     
    【海外】
    米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
    《米決算発表》
    アプライド・マテリアルズ
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■大和ハウス<1925> 
    電気工事など営業停止 資格不正取得で
     
    ■ぐるなび<2440>
    食材仕入れECサイト開設 飲食店向け
     
    ■戸田工業<4100>
    非晶質アルミノケイ酸塩の事業化急ぐ
     
    ■日油<4403>
    DDS素材に100億円超を投資 愛知に新工場計画
     
    ■武田薬品<4502>
    還元強化にカジ 負債圧縮に一定のめど
     
    ■エーザイ<4523>
    欧州当局が認知症新薬に否定的見解
     
    ■日本電産<6594>
    OKK<6205>買収へ 工作機械に本格参入
     
    ■日産自<7201>
    汎用半導体で代替 特注品の調達リスク回避
     
    ■三井住友<8316>
    三井住友信託、脱炭素に5000億円出資
     
    ■NTT<9432>
    不動産400億円売却 今期、負債の圧縮に充当
     
    ■オーケー、関西スーパー<9919>
    統合差し止めでTOB再提案
     

     
    17日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比211ドル17セント安の3万5931ドル05セントで終えた。
    朝方発表された10月の米住宅着工件数は前月比0.7%減の152万戸となり、市場予想(157万6000戸)を下回った。「住宅建設は引き続き力強いペースで進んでいるが、建築資材や労働力の不足がなお着工の阻害要因になっている」もようだ。
     
    前日は市場予想を上回る10月の米小売売上高や米企業の好決算などを材料に主要株価指数が過去最高値に近づいたが、17日は目先の利益を確定する売りが優勢だった。
    クレジットカードのビザが大幅安となったこともダウ平均を下押しした。
    ビザは5%安で終え、ダウ平均を1銘柄で70ドル近く押し下げた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが来年1月から英国のサイトでビザのクレジットカードの利用を停止すると伝わり、嫌気した売りが膨らんだ。
     
    また、米長期金利の低下を嫌気し、金融株も軒並み安かった。
    17日は米長期金利の上昇が一服し、利ざや改善期待の後退で金融のゴールドマン・サックスが3%安となり、JPモルガン・チェースも下げた。建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株の一角も売られた。
     
    半面、スマートフォン「iPhone」の販売好調の観測が出たアップルが高い。16日にインドの航空会社からの受注を発表し、17日はアナリストが投資判断を引き上げた航空機のボーイングも買われた。
     
    ナスダック総合株価指数は反落し、前日比52.284ポイント安の1万5921.571で終えた。取引終了後に決算発表を控えた画像処理半導体のエヌビディアが3%安となった。交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)も安い。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の株売却で下げ基調だった電気自動車のテスラは押し目買いが入り、3%高で終えた。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,931.05-211.17
    S&P500種
    4,688.67-12.23
    ナスダック
    15,921.571-52.284
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,870.20+16.10
    NY原油(ドル/バレル)
    78.23-2.53
    円・ドル
    114.12 - 114.14-0.76
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    17日のシカゴ日経平均先物は反落した。12月物は前日比265円安の2万9560円で引け、17日の大取終値を130円下回った。
    17日の米株式市場でNYダウは、世界のインフレ高進や新型コロナ再流行を受け経済の回復が損なわれるとの懸念に、寄り付き後、下落。ハイテク株も売られたほか、クレジットカード会社ビザ(V)の下落がダウをさらに押し下げ、終日軟調に推移した。主要株価指数が反落し、日経平均先物を下押した。前日の市場で10月の米小売売上高が市場予想を上回り買い進まれたため、高値警戒感も広がった。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    29560 ( -130 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    29570 ( -120 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7291.20(-35.77)
    17日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ35.77ポイント安の7291.20で引けた。
    17日に発表された10月の英消費者物価指数(CPI)は前年同月比で上昇率が急拡大し、約10年ぶりの大きさになった。英中銀が12月にも金融引き締めに踏み切るとの観測が強まり、売りが広がった。投資関連株と石油株の下落が株価指数を押し下げた。指数構成銘柄の7割超が値下がりした。
     
    個別銘柄では、ロンドン証券取引所(LSE)グループは6%安と目立った。蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリングは5%近く下落した。2021年12月期通期の業績見通しを据え置いたことなどが売り材料となった。電力のSSEも下げた。21年4~9月期の再生可能エネルギーの産出減が嫌気された。
     
    一方、ソフトウエア開発のセージ・グループは22年9月期通期の好業績の見通しを示し、9%超上げたほか、産業用ソフトウエアのアベバグループ(2.9%高)、計測機器大手スミス・グループ(2.9%高)、資源大手グレンコア(2.3%高)は買われた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16251.13(+3.27)
    17日のドイツ株式指数(DAX)は6日続伸した。終値は前日と比べて3.27ポイント高の1万6251.13と、連日で最高値(終値ベース)を更新した。
     
    個別では、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズが5%超上げた。2021年に買収した米企業とのシナジー(相乗効果)の目標を引き上げたことが好感された。食材・レシピ宅配のハローフレッシュも買われた。一方、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは、アナリストによる株価目標引き下げが響いて下落した。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7156.85(+4.25)
    フランスの株価指数CAC40の終値は前日に比べて0.1%上昇した。
     

11月18日 毎日コラム
【注意】血管年齢が実年齢より高いリスク
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