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【市況一覧】
日経平均株価
38,196.15 +643.99 04/24
TOPIX
2,695.08 +28.85 04/24
マザーズ
659.61 +8.97 04/24
NYダウ平均
38,503.69 +263.71 04/24
ナスダック総合
15,696.64 +245.34 04/24


11月01日 マーケットコメント

11月02日 マーケットコメント

11月03日 マーケットコメント



    4日の日経平均株価は反発。273円47銭高の2万9794円37銭(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。
    米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた米国株の上昇を映してリスク選好ムードが広がった。また、好決算企業への物色も継続し、取引開始直後には2万9880円81銭まで上げ幅を拡大させた。その後は、主要企業の決算発表が相次いでいることから、個別物色の動きが強まったが、相場全体を押し上げるには力不足で、後場は2万9700台でもみ合う展開が続いた。
     
    明日は米雇用統計の発表を控えており、様子見姿勢の強い地合いが予想される。
    上昇週の週末でもあり、利益確定売りは出てくるかもしれない。しかし、国内では来週もまだ多くの決算発表が控えている。衆議院選挙を終えて経済対策への期待も高まる局面であるだけに、押し目を作るようなら、そこは良い買い場と捉えたい。
     
    市場では「相場の展開は米国市場頼みの状況が続くが、日本株の出遅れ修正期待が支えとなりそう」との声が聞かれた。週末要因から「短期的な資金による好業績銘柄への個別物色が中心になりそう」との見方もあった。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
     
    31363.24  ボリンジャー:+3σ(26週)
    31032.48  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30525.25  ボリンジャー:+3σ(25日)
    30461.67  ボリンジャー:+2σ(26週)
    29988.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29933.17  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    29794.37  ★日経平均株価4日終値
     
    29560.09  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29485.11  均衡表雲上限(日足)
    29341.09  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29295.56  6日移動平均線
    29215.52   新値三本足陰転値
    29176.68  均衡表転換線(日足)
    29044.70  均衡表転換線(週足)
    28943.92  13週移動平均線
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28869.61  200日移動平均線
    28749.01  25日移動平均線
    28658.52  26週移動平均線
    28613.51  75日移動平均線
    28587.22  均衡表基準線(日足)
    28502.54  均衡表雲上限(週足)
    28156.93  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
     
     
     

    【大引け概況】
    4日の日経平均株価は反発し、前営業日比273円47銭高の2万9794円37銭と、9月28日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:10 容量:14.96M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    きょうは朝方からリスク選好ムードが漂っていた。前日の東京株式市場は休場だったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値更新を続けており、相対的に出遅れ感の強い日本株を買い戻す動きが強まった。
    注目されたFOMCはFRBがテーパリングの開始を決定したものの、利上げには慎重な姿勢を崩さなかったことで、市場に安心感が広がった。日経平均は朝方に350円超高となる場面があった。
     
    ただ、買い一巡後は日経平均の上値の重さも顕在化した。主要企業の決算発表が本格化するなか、好決算でも市場コンセンサスに届かないケースでは売られる銘柄も少なくなく、警戒ムードも漂う。注目のトヨタは好決算発表も売り買いが交錯した。
     
    取引時間中に発表された企業決算に絡んだ売買など、個別銘柄への選別色が強かった。きょう昼休みに決算を発表した郵船は年間配当計画を上方修正したものの、物足りないとの見方などから後場に急落した。2022年3月期の連結営業利益を上方修正したトヨタは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。
     
    市場では「半導体不足による個別決算への影響が懸念されるものの、半導体業界の先行き見通しを注意深く見守りたい」との声が聞かれた。
    「日経平均が3万円に近づくと、国内の機関投資家を中心に利益確定などの売りが出やすい」との声も聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、終値は23.89ポイント高の2055.56と9月28日以来約1カ月ぶりの高値となった。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆6854億円。売買高は14億8277万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1571と、全体の約7割を占めた。値下がりは551、変わらずは61銘柄だった。
     

     
    業種別株価指数(33業種)は繊維製品、電気機器、倉庫・運輸関連業などが上昇。海運業、鉱業、その他製品などは下落した。
     
    個別では、売買代金上位のレーザーテックが上値を追ったほか、東京エレクトロン、ZHD、富士フイルム、東レも上昇。キーエンスは4700円あまりの大幅高で高値引けとなった。村田製作所も買いが優勢だった。日立製作所も堅調。JALUXがストップ高に買われ、デクセリアルズ、日本ユニシスも物色人気を集めた。なお、トヨタ自動車は小幅ながらプラス圏を確保した。
     
    半面、売買代金トップとなった日本郵船は後場値を崩し大幅安。任天堂が下落し、花王も大きく売られた。三菱商事も冴えない。三井海洋開発が値下がり率トップに売られたほか、三井E&Sホールディングスも急落。コニカミノルタも大幅安。このほか、ヤマハ、レノバ、ブイキューブなども売りの目立つ展開だった。
     
     
    東証2部株価指数は前営業日比40.26ポイント高の7711.04ポイントと反発した。
    出来高は3億449万株。値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は174となった。
     
    個別では、YE DIGITALが一時ストップ高と値を飛ばした。クリヤマホールディングス、スーパーバッグ、岡野バルブ製造、アドテック プラズマ テクノロジー、キョウデンなど9銘柄は年初来高値を更新。タカトリ、ウイルテック、ジー・スリーホールディングス、IJTT、理経が買われた。
     
    一方、テクノマセマティカル、キーウェアソリューションズ、サイバーステップ、イムラ封筒、アサヒペンなど9銘柄が年初来安値を更新。光陽社、玉井商船、鉄人化計画、神鋼鋼線工業、倉庫精練が売られた。


     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前営業日比12円78銭高い4015円80銭だった。
    米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過した安心感などから、新興企業市場も買いが優勢となった。信用評価損益率は回復しており、「個人の投資余力はある」という。ただ、決算への反応を除けば「引き続き循環物色が多い」とされ、直近上昇した銘柄には売りも出て指数の上値を抑えた。東洋合成や東映アニメ、ワークマンが上昇した。半面、フェローテクやウエストHD、セプテニHDは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で531億円、売買高は6934万株だった。値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は284となった。
     
    個別では、シーズメン、太洋物産がストップ高。メルディアDC、セプテーニ・ホールディングス、東洋合成工業、SEMITEC、インヴァストなど9銘柄は年初来高値を更新。NKKスイッチズ、小田原エンジニアリング、ランドネット、アイフリークモバイル、アピリッツが買われた。
     
     一方、ブロッコリー、エフティグループ、JFLAホールディングス、メディカル一光グループ、大木ヘルスケアホールディングスなど22銘柄が年初来安値を更新。シリウスビジョン、ガーラ、かんなん丸、CAICA DIGITAL、山大が売られた。


    東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前営業日比4.86ポイント高い1143.44だった。前日の米ハイテク株高を受け、国内の新興市場でもIT(情報技術)関連株の一角に買いが入った。マザーズ指数は午後に上げ幅を縮小した。個人投資家に人気の海運株が後場急落したことも、個人投資家が取引主体の新興株に影響したとみられる。
    メルカリやデジタリフト、JTOWERが上昇した。半面、アスタリスクやフロンテオ、日本電解が下落した。
    市場では「新興市場ではこれから決算が発表される銘柄も多く、業績に不透明感のある銘柄は物色されにくかった」との声が聞かれた。
    売買代金は概算で1513.05億円。騰落数は、値上がり204銘柄、値下がり170銘柄、変わらず16銘柄となった。
     
    個別ではワンダープラネット、エスユーエス、クックビズ、INCLUSIVEがストップ高。ROBOT PAYMENT、メタリアル、バーチャレクス・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、シャノン、プラスアルファ・コンサルティング、ENECHANGEなど16銘柄は年初来高値を更新。ジーネクスト、コアコンセプト・テクノロジー、ジィ・シィ企画、デジタリフト、コパ・コーポレーションが買われた。
     
    一方、ジェイフロンティア、sMedio、UUUM、勤次郎、モビルスなど17銘柄が年初来安値を更新。サーキュレーション、Kaizen Platform、アンジェス、チームスピリット、ステラファーマが売られた。
     

    「リスク」

    ある上場企業のCFO氏のコメント。

    先日ベンチャーキャピタル業界の重鎮と話しているとき。
    「そういえばリスクって語源は何だっけ」という話になりまた。
    調べてみると語源は中世イタリア語のRiscare。
    中世には「船乗り」の意味。
    そこから転じて「勇気を持った挑戦」の意味になったようです。
    リスクを「危険」でなく「挑戦」の意味で使うようでありたいと思っています。
    そして・・・。
    その分け前を投資家の皆さんに届ける船乗りでありたいと。

    当方も調べてみると・・・。
    ローマ時代のラテン語からイタリアへ伝わった「リズカーレ(risicare)」がその語源。
    リズカーレはもともと船乗りのこと。
    中世のヴェネツィアあたりには、東方貿易で一攫千金を狙う船乗りたちがおりました。
    荷物を狙う海賊を蹴散らし、断崖絶壁や岩礁の間をくぐり抜けていく船乗り。
    彼らリズカーレがやがて「勇気を持って試みる」意味で用いられるようになりました。 
    以上の歴史を踏まえると、「リスク」を、まずい・あぶない「危険」の意味だけで理解するのは正しくありません。 
    リスクとは危険を承知で「挑戦すること」。
    もちろん失敗した場合、それなりの痛手を被ります。
    しかし、うまくいけば挑戦した者だけが得られる喜びを手にすることができます。
    それは「挑まない者」の手には決して入らない喜びです。
    「まずい・アブない・危険」では決してありません。

    リスクが「危険」そのものの意味で用いられ始めたのはバブル崩壊あるいはリーマンショック、
    あるいは東日本大震災あたりから。
    マスコミが「リスク=危険」の意味で使い始めました。
    それを受けてビジネス界でも「リスク回避」という言葉を使うこと増えてきました。
    証券市場などそれこそ「リスクオン・リスクオフ」のオンパレード。
    船乗りが下りたり乗ったりするのが株式市場では決してありません。 
    しかし今や「リスク」は挑むものではなく、避けるもの。 
    守るものも大してないのですから「挑戦しましょう」はキーワードでしょう。


    (櫻井)。


    4日午前の日経平均株価は反発し、前営業日比271円57銭高の2万9792円47銭で終えた。3日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が利上げに慎重な見方を維持したことで、東京株式市場でも買い安心感が広がった。
     
    前日の米国株市場でNYダウなど主要株3指数が揃って最高値更新基調を続けていることなどを受け、市場心理が改善し主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開となった。注目されたFOMCを無事通過したことでリスクを取る動きが顕在化した。日経平均は一時360円高の2万9880円まで上値を伸ばし、3万円大台回復を視野に入れる場面もあった。ただ、本格化している主要企業の決算発表を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は目先利益確定の売りや戻り売り圧力が加わり、上げ幅を縮小している。
     
    FOMCは量的金融緩和の縮小(テーパリング)の11月開始を決めたが、市場では予想通りとの見方が多かった。FRBが早期の利上げ観測をけん制する姿勢を示したことで、「イベントが無事に通過し、先行きの懸念が後退した」と投資家心理にプラスに働いた。
    前日の米株式市場でのハイテク株高を受けて半導体関連銘柄の上昇が目立った。好決算を発表した銘柄にも買いが入ったほか、政府による政策期待が根強く、空運や百貨店の一角が買われた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆7287億円、売買高は6億9194万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1480と、全体の約7割を占めた。値下がりは615、変わらずは87銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は海運業、繊維製品、電気機器などが上昇。下落は鉱業、その他製品、水産・農林業など。
     
    個別では、売買代金トップのレーザーテックが1600円を超える上昇をみせたほか、日本郵船も商いを伴い上昇、ZHDやミネベア、キーエンスの上げも目立つ。富士フイルムホールディングス、村田製作所、デクセリアルズ、日本ユニシス、高島屋も値を飛ばした。
     
    半面、任天堂が軟調、花王も売られた。三井海洋開発が急落したほか、コニカミノルタも大幅安。ヤマハ、ブイキューブも大きく値を下げた。
     
    東証2部指数は前営業日比37.24ポイント高の7708.02ポイントと反発した。
    出来高は2億1018万株。値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は134となった。
     
    個別では、クリヤマホールディングス、アドテック プラズマ テクノロジー、キョウデン、理経、Jトラストなど7銘柄が年初来高値を更新。タカトリ、ウイルテック、玉井商船、サンユウ、栗林商船が買われた。
     
    一方、テクノマセマティカル、イムラ封筒、昭和化学工業、広島電鉄、リンコーコーポレーションが年初来安値を更新。鉄人化計画、光陽社、倉庫精練、内海造船、アサガミが売られた。


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前営業日比8円57銭高い4011円59銭となった。前日の米国株市場でNYダウなど主要株3指数が揃って最高値更新基調を続けていることなどを受け、市場心理が改善し主力株を中心に買い優勢の展開となった。
    ケイブやMipox、ワークマンが上昇した。半面、ウエストHDやセプテニHD、出前館は下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で288億円、売買高は4369万株。値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は235となった。
     
    個別では、シーズメン、太洋物産がストップ高。セプテーニ・ホールディングス、インヴァスト、三協フロンテアなど4銘柄は年初来高値を更新。アイフリークモバイル、壽屋、ケイブ、NKKスイッチズ、ホロンが買われた。
     
    一方、大木ヘルスケアホールディングス、ほぼ日、日本エス・エイチ・エル、カルナバイオサイエンス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所など12銘柄が年初来安値を更新。JFLAホールディングス、シリウスビジョン、かんなん丸、ガーラ、山大が売られた。
     


     
    東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前営業日比13.65ポイント高い1152.23だった。
    3日の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、国内の新興市場でもIT(情報技術)系の銘柄に買いが入った。
    メルカリは上場来高値を更新した。JTOWERやエネチェンジが上昇した。一方で、アスタリスクやフロンテオ、シャノンは下落した。
    値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は140となった。
     
    個別では、ワンダープラネット、ROBOT PAYMENT、バーチャレクス・ホールディングス、エスユーエスがストップ高。ユナイテッド、シャノン、プラスアルファ・コンサルティング、くふうカンパニー、メルカリなど12銘柄は年初来高値を更新。ジーネクスト、コパ・コーポレーション、メタリアル、デジタリフト、コアコンセプト・テクノロジーが買われた。
     
    一方、ジェイフロンティア、モビルス、CINC、Welby、BASEなど12銘柄が年初来安値を更新。サーキュレーション、アンジェス、ステラファーマ、Kaizen Platform、チームスピリットが売られた。

    【寄り付き概況】

    4日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前営業日比338円84銭高の2万9859円74銭。
     
    4日の東京株式市場は、主力株中心に幅広く買い戻しが入り日経平均は反発。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ、ナスダック総合指数や機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数などが揃って連日の最高値更新と上値追いが続いており、東京市場もこれに追随する展開となっている。
    注目されたFOMCではFRBがテーパリングの開始を正式決定した。しかし、これについてマーケットは事前に織り込み済みであり、パウエルFRB議長はインフレが一時的なものという認識を変えず、利上げに慎重な姿勢を印象付けたことでリスク選好の流れを後押ししている。
    東京株式市場では、佳境入りとなっている企業の決算発表を横にらみに好業績銘柄を中心とした物色意欲の強い展開が予想される。個別ではきょう取引時間中に発表されるトヨタ自動車の決算に注目が集まりそうだ。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=114円台の前半(2日は1ドル=113円65−67銭)、1ユーロ=132円台の半ば(同131円94−98銭)で取引されている。
     
    セクター別では、海運業、鉄鋼、空運業、繊維製品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、卸売業、石油石炭製品、その他製品、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。
     
    東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ、日本郵船、キーエンス、東エレク、アドバンテスト、SUMCO、レーザーテック、日本製鉄、HOYA、ダイキン、ANA、パナソニックなどが上昇している。
    一方、任天堂、KDDI、日立、INPEX、三井物産、三菱商事、花王、オリックスなどが下落している。

     


    「FOMC通過で連日の過去最高値更新」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
    NYダウは4日連続、S&P500とNASDAQは5日連続で過去最高値を更新。
    ドラッグストア大手CVSヘルスは5.7%高。
    配車大手リフトが8.2%高。
    ゲーム開発のアクティビジョン・ブリザードは14.1%急落。
    S&P500採用銘柄の約360社が発表を終えた段階で第3四半期は40.4%の増益見透し。
    「FRBは今回は波風を立てなかった」との解釈だ。
    FOMCは11月にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始、2022年に完了させると決定。
    新型コロナウイルス感染拡大を受け20年3月に導入した危機対応策の解消する方向。
    たっだ「インフレ高進は一過性」のものと判断を維持。
    速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考え。
    FRBはニューヨーク連銀に対し11月半ばに買い入れの縮小を開始するよう指示。
    ニューヨーク連銀は11月半ば以降、月額の買い入れを国債を700億ドル、MBSを350億ドルとする。
    12月半ばには国債を600億ドル、MBSを300億ドルとする。
    「景気見通しの変化に応じて買い入れペースを調整していく用意がある」とコメント。
    パウエル議長は「テーパリングは来年の年央には完了する可能性がある」とした。
    ISM非製造業景気指数は66.7。
    1997年の調査開始以降で最高となった。
    市場予想は62.0。
    9月は61.9だった。
    10月の新規受注は過去最高の69.7。
    9月の63.5から上昇。
    「新型コロナワクチンの接種拡大で消費はモノからサービスへとシフト」との解釈。
    ADP全米雇用リポートで民間部門雇用者数は57万1000人増加。
    市場予想は40万人増だった。
    週末の雇用統計では、非農業部門雇用者数が45万人増、民間部門雇用者が40万人増の予想。
    9月は19万4000人増だった。
    10年国債利回りは1.603%。
    2年国債利回りは0.475%。
    ドル円は114円水準。
    WTI原油12月物は前日比3.05ドル(3.6%)安の80.86ドル。
    続落し4週間ぶりの安値水準。
    ビットコインは950ドル安の63065ドル。
    SKEW指数は145.81→146.68→149.77。
    恐怖と欲望指数は78→82。

    水曜のNYダウは104ドル(0.29%)高の36157ドルと5日続伸。
    高値は36178ドル、安値35891ドル。
    サイコロは10勝2敗。
    NASDAQは161ポイント(1.07%)高の15811ポイントと8日続伸。
    高値は15821ポイント、安値15616ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    S&P500は29ポイント(0.66%)高の4660ポイントと5日続伸。
    高値は4663ポイント、安値4621ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    ダウ輸送株指数は178ポイント(1.05%)安の16860ポイントと3日ぶりに反落。
    SOX指数は1.16%高の3590ポイントと5日続伸。
    過去最高値を更新。
    VIX指数は15.10。
    合算売買高は110億株(前日102億株、過去20日平均103億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比205円高の29705円。
    ドル建ては大証日中比230円高の29730円。
    ドル円は113.99円。
    10年国債利回りは1.603%。
    一時1.519%まで低下した場面があった。
    2年国債利回りは0.475%。

    「ダウ輸送株指数も過去最高値を更新」

    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
    NYダウは3日連続、S&P500とNASDAQは4日連続で過去最高値を更新。
    ファイザーが4.1%高。
    アンダーアーマーが16.5%高。
    テスラは急落。
    第3四半期の企業決算はS&P500採用銘柄のうち320社が通過。
    40.2%の増益となっている。
    10年国債利回りは1.547%。
    2年国債利回りは0.448%。
    ドル円は114円水準。
    WTI原油12月物は前日比0.14ドル(0.17%)安の1バレル=83.91ドル。
    4日ぶりに反落。
    SKEW指数は145.81→146.68。
    恐怖と欲望指数は77→78。

    火曜のNYダウは138ドル(0.39%)高の36052ドルと4日続伸。
    高値は36088ドル、安値35884ドル。
    NASDAQは53ポイント(0.34%)高の15649ポイントと7日続伸。
    高値は15656ポイント、安値15569ポイント。
    S&P500は16ポイント(0.37%)高の4630ポイントと4日続伸。
    高値は4635ポイント、安値4613ポイント。
    主要3指数のサイコロは9勝3敗。
    ダウ輸送株指数は1096ポイント(6.88%)高の17039ポイントと続伸。
    過去最高値を更新した。
    決算を手掛かりに108%急伸したレンタカー大手エイビス・バジェットに押し上げられた。
    SOX指数は1.21%高の3548ポイントと4日続伸。
    VIX指数は16.03。
    合算売買高は102億株(前日105億株、過去20日平均103億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比5円高の29505円。
    ドル建ては大証日中比20円高の29520円。
    ドル円は113.95円。
    10年国債利回りは1.547%。
    2年国債利回りは0.448%。

    「信用売り残は1040億円減」

    火曜の日経平均は寄り付き185円安。
    終値126円安の29520円と反落。
    日足は3日連続で陽線。
    東証マザーズ指数は0.66%高と続伸。
    日経ジャスダック平均は0.11%高と続伸。
    東証1部の売買代金は2兆7778億円(前日3兆2825億円)。
    値上がり538銘柄(前日1901銘柄)。
    値下がり1585銘柄(前日243銘柄)。
    新高値63銘柄(前日65銘柄)。
    新安値30銘柄(前日24銘柄)。
    騰落レシオは82.79(前日86.16)。
    NTレシオは14.53倍(前日14.50倍)。
    105日連続で14倍台。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(28739円)からは△2.72%(前日△2.70%)。
    6日連続で上回った。
    横這いの75日線は28597円。
    43日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(28854円)からは△0.17%(前日△0.17%)。
    2日連続で上回った。
    右肩上りの5日線(28861円)から△2.28%。
    2日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.974%(前日▲16.741%)。
    買い方▲7.182% (前日▲6.877%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.811%(前日▲9.985%)。
    買い方▲20.644% (前日▲20.799%)。
    空売り比率は41.0%(2日ぶりに40%超:前日38.8%)。
    空売り規制なしの比率は8.6%(前日8.3%)。
    10月29日時点の信用売り残は1040億円減の6682億円。
    4週ぶりに減少。
    同信用買い残は415億円増の3兆5961億円。
    2週連続の増加。
    信用倍率は5.38倍。
    3週ぶりに5倍台。
    日経VIは20.10(前日20.26)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.22倍(前日14.32倍)。
    3日連続で14倍台。
    前期基準では19.08倍。
    EPSは2076円(前日2070円)。
    225のPBRは1.31倍。
    BPSは22535円(前日22459円)
    日経平均の益回りは7.03%。
    10年国債利回りは0.080%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.90倍。
    前期基準では21.63倍。
    PBRは1.34倍。
    東証1部単純平均株価は15円安の2494円。
    東証1部売買単価は2346円(前日は2552円)。
    東証1部時価総額は753兆円(前日は758兆円)。
    51日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は259.64(前日259.56)。
    水曜のシカゴ225先物は大証日中比205円高の29705円。
    高値29750円、安値29415円。
    大証先物夜間取引終値は日中比20円高の29520円(3日)。
    気学では「前場安いと後場高の日」。
    金曜は「人気に逆行して動く日」。
    右肩下がりのボリンジャーのプラス1σが29315円でサポート。
    プラス2σが29891円。
    マイナス1σが28162円。
    一目均衡の雲の上限が29530円。
    下限が28875円。
    2日ぶりに雲の中。
    雲は16日に黒くねじれる。
    勝手雲の上限は28890円。
    下限が28750円。
    3日連続で勝手雲の上。
    勝手雲は白くねじれた。
    RSIが68.19(前日67.92)。
    RCIが61.54(前日61.81)。
    アノマリー的には「大幅高の特異日」。

    《今日のポイント11月4日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
       NYダウは4日連続、S&P500とNASDAQは5日連続で過去最高値を更新。
       10年国債利回りは1.603%。
       2年国債利回りは0.475%。
       ドル円は114円水準。
       SKEW指数は145.81→146.68→149.77。
       恐怖と欲望指数は78→82。


       火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
       NYダウは3日連続、S&P500とNASDAQは4日連続で過去最高値を更新。
       10年国債利回りは1.547%。
       2年国債利回りは0.448%。
       ドル円は114円水準。
       SKEW指数は145.81→146.68。
       恐怖と欲望指数は77→78。

    (2)水曜のダウ輸送株指数は178ポイント(1.05%)安の16860ポイントと3日ぶりに反落。
       SOX指数は1.16%高の3590ポイントと5日続伸。
       VIX指数は15.10。
       合算売買高は110億株(前日102億株、過去20日平均103億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比205円高の29705円。

       火曜のダウ輸送株指数は1096ポイント(6.88%)高の17039ポイントと続伸。
       過去最高値を更新した。
       決算を手掛かりに108%急伸したレンタカー大手エイビス・バジェットに押し上げられた。
       SOX指数は1.21%高の3548ポイントと4日続伸。
       VIX指数は16.03。
       合算売買高は102億株(前日105億株、過去20日平均103億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比5円高の29505円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆7778億円(前日3兆2825億円)。
       新高値63銘柄(前日65銘柄)。
       新安値30銘柄(前日24銘柄)。
       騰落レシオは82.79(前日86.16)。
       NTレシオは14.53倍(前日14.50倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの25日線(28739円)からは△2.72%(前日△2.70%)。
       6日連続で上回った。
       横這いの75日線は28597円。
       43日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(28854円)からは△0.17%(前日△0.17%)。
       2日連続で上回った。
       右肩上りの5日線(28861円)から△2.28%。
       2日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.974%(前日▲16.741%)。
       買い方▲7.182% (前日▲6.877%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.811%(前日▲9.985%)。
       買い方▲20.644% (前日▲20.799%)。

    (6)空売り比率は41.0%(2日ぶりに40%超:前日38.8%)。
       空売り規制なしの比率は8.6%(前日8.3%)。
       10月29日時点の信用売り残は1040億円減の6682億円。
       4週ぶりに減少。
       同信用買い残は415億円増の3兆5961億円。
       2週連続の増加。
       信用倍率は5.38倍。
       3週ぶりに5倍台。
       日経VIは20.10(前日20.26)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.22倍(前日14.32倍)。
       3日連続で14倍台。
       前期基準では19.08倍。
       EPSは2076円(前日2070円)。
       225のPBRは1.31倍。
       BPSは22535円(前日22459円)
       日経平均の益回りは7.03%。

    (8)東証1部時価総額は753兆円(前日は758兆円)。
       ドル建て日経平均は259.64(前日259.56)。

    (9)右肩下がりのボリンジャーのプラス1σが29315円でサポート。
       プラス2σが29891円。
       マイナス1σが28162円。
       一目均衡の雲の上限が29530円。
       下限が28875円。
       2日ぶりに雲の中。
       雲は16日に黒くねじれる。
       勝手雲の上限は28890円。
       下限が28750円。
       3日連続で勝手雲の上。
       勝手雲は白くねじれた。
       RSIが68.19(前日67.92)。
       RCIが61.54(前日61.81)。

    今年の曜日別勝敗(11月2日まで)

    月曜24勝17敗
    火曜23勝19敗
    水曜16勝27敗
    木曜22勝17敗
    金曜22勝20敗

    NYダウは終値ベースで36000ドル台と過去最高値を更新した。
    「ダウ36000ドル」という本が出版されたのは1999年。
    著者はジェームズ・グラスマン氏とケビン・ハセット氏。
    出版当時NYダウは1万ドル水準。
    22年かけて36000ドルに達したことになる。
    実に長い時間だがそれでも日経平均は39815円を回復していないことを考えると立派。
    「長期的に債券よりも株式が魅力的」という指摘は正しかったことになる。

    火曜の日経朝刊「一目均衡」で引用されていたのは馬渕治好氏の言葉。
    「国内投資家は『日本株はどうせだめだめ病』にかかってしまっている」。
    国内投資家があまり日本株を売り買いしない現実。
    海外投資家の売買比率が60%とか70%だとか言って自虐的に「海外頼み」。
    当の海外投資家は「日本株を売り込んでやる」とか「買いあがってやる」なんて相場観は希薄。
    グローバル投資の一環として日本株を売買しているだけなのに「意図的」とか「作為的」。
    あるいは「思惑」などとされてしまう。
    自分たちの市場は自分たちが主導するべきなのに「他力本願」ばかりの姿勢。
    意図がないのに意図を探る現実。
    江戸時代ではないのだから市場は自立すべきだろう。
    というか、東京が恐れるほど海外投資家だって賢くはない筈だ。
    因みに馬渕さんのセミナーが来週ある。

    https://www.directform.jp/form/f.do?id=63616397ae864ff

    絶対してはいけないことというのを証券業界出身者は身に染みて知っている。
    それでも一線を越えてしまった例がない訳ではない。
    ただ、それはバブル期前後までのこと。
    特金やファントラなどへの損失補填。
    反社会的勢力への利益提供などで世間を騒がせたのは20年以上前のことだ。
    ただ銀行出身者だと「やってはいけないこと」が身に染みていないのかも知れない。
    インサイダー事件などもあった。
    昨日日経朝刊1面で報じられたのは「SMBC日興社員、相場操縦疑い」。
    証券取引等監視委員会の強制調査を受けたという。
    ブロックオファー価格維持のための買い支え注文がその容疑。
    詳細は分からないが、法人取引と個人取引の厳格な壁があるとすればそれぞれ別の取引の筈。
    でもミドルの指示で動かないこともない。
    微妙な問題ではある。
    「証券会社は市場の公正を担う存在。
    社員が関与を疑われること自体あったはならない」。
    弁護士氏のご指摘は当然だ。
    今回、もしも自己の注文だとしたら「コンプラやリーガルって何」という疑問が残らざるを得ない。

    ある一般週刊誌からの取材。
    「円安のときにお勧めの投資先」。
    世論はそちらを向いているらしい。

    米大リーグのワールドシリーズ。
    第6戦でブレーブス(ナ・リーグ)がアストロズ(ア・リーグ)を7-0で下した。
    4勝2敗で26年ぶり4度目の制覇。
    「日本もオリックス(前身阪急ブレーブス)が日本一になるかも・・・」と市場関係者。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    サーキュレーション(7379)・・・動兆

    サーキュレーションに注目する。
    同社は経営やDXなどの分野で外部プロ人材の知見を企業にシェアする「プロシェアリング」を展開。
    大企業、中堅、ベンチャー向けともに伸びる。
    DX分野も需要増。

    (兜町カタリスト櫻井)

    4日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万9500円−2万9800円を想定。
    NYダウ平均は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を通過し、104ドル高の36157ドルで取引を終了。ナスダックは5日続けて史上最高値を更新したことも追い風に、しっかりした動きとなりそう。
    日経平均株価は2日に反落したものの、下げ渋る動きをみせていたことから、買い優勢のスタートとなりそう。
    本日、大手海運株やトヨタの決算などを場中に消化することもあり、個別の物色が活発になることで楽観ムードの強い地合いが続くだろう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=114円前後(2日は113円65−67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の半ば(同131円94−98銭)と円安方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比205円高の2万9705円だった。
     
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■シミックホールディングス <2309>
    前期経常を41%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■JALUX <2729>
    日本航空 <9201> と双日 <2768> が出資するSJフューチャーホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株2560円で2日終値を50%上回る水準。買い付け開始は22年2月ごろを予定する。
     
    ■タカトリ <6338>
    パワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を獲得。受注金額は約5.3億円、22年9月期に売上計上予定。
     
    ■東京精密 <7729>
    今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も38円増額。
     
    ■ダイニック <3551>
    上期経常を64%上方修正。
     
    ■日本製鉄 <5401>
    今期最終を41%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■IDEC <6652>
    今期経常を48%上方修正・4期ぶり最高益、配当も30円増額。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    4(木)
    【国内】
    10年物価連動国債入札
    《決算発表》
    トヨタ、ソフトバンク、任天堂、富士フイルム、テルモ、オリックス、味の素、郵船、コナミHD、ベネ・ワン、リコー、シャープ、SUMCO、京王、三菱自、川崎船、ニコン、日油、東急不HD、ヤマダHD、レノバ、アルフレッサHD、ネットワン、東海カ、ピジョン、フジHD、ケーズHD、富士急、長瀬産、寿スピリッツ、相鉄HD、TSテック、科研薬、古河電、UACJ、武蔵精密、BASE、スカパーJ、JCU、イリソ電子、アルペン、タカラスタン、日管財、KHネオケム、ゼリア新薬、ジャックス、インソース、日曹達
     
    【海外】
    英国金融政策発表
    米9月貿易収支(21:30)
    OPECプラス会合
    《米決算発表》
    AIG、イルミナ、オクシデンタル・ペトロリアム
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    1日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は上値の重い動きに。東京時間帯での上昇を受けた買い方のポジション調整に押される形で軟調に推移し、概ね114円を挟んだ比較的狭いレンジ内で取引された。この日は東京時間帯において、衆議院総選挙で自民党が予想を上回る議席獲得し絶対安定多数確保となったことでリスク選好の動きから円売りが先行し、一時114.460円まで上昇する場面がみられていた。
     
    しかし、欧米時間帯では、2〜3日にかけて開催されるFOMCや5日の米雇用統計を控えて見送りムードが強まる中で、ポジション調整主導の流れへと変化し、上昇幅縮小を余儀なくされた。テクニカル面で米ドル円は、5日移動平均線(113.883円)を上抜く格好に。同線がサポートとして機能するのか注視したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]


    3日のNYダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比104ドル95セント高の3万6157ドル58セントで終えた
    米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明でテーパリング(量的緩和の縮小)に踏み切ることを決めたと公表。一方、市場で懸念されているインフレ高止まりについては「おおむね一時的とみられる要因を反映している」と強調した。利上げには慎重な姿勢を維持したことで米株に買い安心感が広がった。
     
    FRBは現在の1200億ドル規模の資産購入額を11月から毎月150億ドルずつ減らす方針を示した。来年6月に新規購入がゼロになる計算だ。パウエル議長は記者会見で「今は利上げする時ではない」と繰り返した。事前に強まっていた利上げ早期化の観測が和らいだ。株式市場への資金流入が続くとの見方が相場を支えた。
     
    ダウは前日の終値が初めて3万6000ドル台に乗せたこともあり、朝方から利益確定の売りに軟調だったものの、FOMC声明発表を受けて早期の利上げ観測が後退。じりじりと値を戻す展開となった。午後のパウエルFRB議長の記者会見でも特段のサプライズはなく、買い安心感が広がる中、取引終盤は堅調な値動きを維持した。
     
    市場では「インフレは一時的との見方を声明で維持し、利上げを急がずに経済を支えるハト派姿勢を示した」(ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。「パウエル議長は、賃金上昇を含め米景気の先行きに想定より慎重だった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘もあった。ダウ平均はFOMC結果発表の直前に160ドル安まで下げたが、発表後に下げ渋り、議長の会見中に上昇に転じた。
     
    3日に好決算を発表したドラッグストアチェーン大手のCVSヘルスが上昇し、同業のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが連想買いで3%上げた。スポーツ用品のナイキや化学のダウも高い。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も上昇した。
     
    ナスダック総合株価指数は8日続伸し、前日比161.981ポイント比(1.0%)高の1万5811.584と連日で過去最高値を付けた。8日続伸は2020年6月12日から23日に8日続伸して以来、1年4カ月ぶりの連続上昇記録となる。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや電気自動車のテスラなど主力株が上げ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株も高い。S&P500種株価指数は5日続伸し、前日比29.92ポイント(0.6%)高の4660.57と連日で過去最高値を更新した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    36,157.58+104.95
    S&P500種
    4,660.57+29.92
    ナスダック15,811.584+161.981
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,789.40−6.402日 終値
    NY原油(ドル/バレル)
    80.11−3.80
    円・ドル
    113.95 - 114.00+0.30


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    3日のシカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比200円高の2万9705円で引け、2日の大取終値を205円上回った。3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け米株とともに買われた。
    連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り11月のテーパリング(量的緩和の縮小)開始が決まったものの、政策金利を据え置き、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったため安心感が広がり買いが再燃。引けにかけて上昇に転じ、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した
     
     

    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    29705 ( +205 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    29730 ( +230 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7248.89(−25.92)
     
    3日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ25.92ポイント安の7248.89で引けた。原油価格の下落を受け、石油株が下げを主導した。指数構成銘柄では上昇と下落がほぼ半数ずつに分かれた。医薬品株も売りに押された。
     
    個別銘柄では、サイバーセキュリティーのダークトレースが安かった。大株主の投資会社が保有株の一部を売却したとの報道が響いた。飲料大手コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング・カンパニー(3.4%安)や衣類小売ネクスト(3.3%安)も売られた。
     
    一方、フレスニージョなど素材株は買いが優勢だった。教育事業のピアソンや航空大手のインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も上げた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15959.98(+5.53)
    3日のドイツ株式指数(DAX)は小幅ながら反発した。終値は前日と比べて5.53ポイント高の1万5959.98だった。引けにかけて上昇に転じ、終値では8月以来の高値水準となった。
     
    個別では、食材・レシピ宅配のハローフレッシュが高かった。複数のアナリストが目標株価を引き上げたことが材料になった。タイヤのコンチネンタルも上げた。
     
    一方で、ファッション通販のザランドが大幅に下落した。アナリストが目標株価を引き下げたことが響いた。シーメンス・エナジーの下げも目立った。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6950.65(+23.62)
    フランスの株価指数CAC40が連日で最高値(終値ベース)を更新した。

     

11月04日 毎日コラム
【目標設定】半年後の未来予想図を描く
・・・続き

11月05日 マーケットコメント

11月06日 マーケットコメント

11月07日 マーケットコメント



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