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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28



    1日の日経平均株価は大幅続伸し、2万9647円(前週末比754円高)引け。10月31日投開票の衆院選で自民党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の261議席を確保し、好感された。前週末の米主要株式の最高値更新も支援要因となり、上げ幅は一時770円を超えた。
    市場では、「2万9500円オーバーの水準は売りが出てくると見られ、それをこなしながらの展開になろう」との声が聞かれた。
     
     
    あす2日の日経平均株価は、様子見ムードか。
    衆院選結果を受けた1日の好地合いを引き続く可能性もあるが、翌3日は文化の日の祝日となり、注目のFOMC(米連邦公開市場委員会、2−3日開催)を控え、積極的には動きづらい。FOMCでは、テーパリング(量的緩和策の縮小)を決定する見通しで、市場ではほとんど織り込み済みとみられるが、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見で早期の利上げ観測が意識されれば、調整リスクにつながりかねないだけに結果を見極めたいとの空気が広がることも想定される。
     
    そのため、あすは上値追いには慎重になると思われる。きょう強かった半導体株は米金利に神経質な反応を示すことも多いため、これらが売りに押されるようだと、下への反応が大きくなるかもしれない。ただ、仮に強めの下げになったとしても、売られっぱなしとはならず押し目で買いが入るようなら、下振れへの懸念が大きく後退する。本日上回った節目の2万9500円がサポートとして意識されるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
     
    31004.10  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30640.00  ボリンジャー:+3σ(25日)
    30442.57  ボリンジャー:+2σ(26週)
    30015.17  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29968.34  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    29647.08  ★日経平均株価1日終値
     
    29547.71  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29530.06  均衡表雲上限(日足)
    29390.35  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29069.69  均衡表転換線(日足)
    29068.63   新値三本足陰転値
    29044.70  均衡表転換線(週足)
    29027.42  6日移動平均線
    28932.59  13週移動平均線
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28854.55  200日移動平均線
     
     
     
    ローソク足はマドを空けて上昇。終値は10月20日の直近高値を上回った。5日移動平均線が上向きに転換したほか、パラボリックが先週末の陰転から1日で陽転し、短期的な上昇圧力の強まりを窺わせた。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)の+1σと+2σのほぼ中間で引けており、+2σ超えによる上値拡張局面入りが期待されるところ。ただ、25日線は下降を継続し、一目均衡表では終値が雲上限を超えたが、遅行線の弱気シグナル発生が続いており、ここから上は戻り売り圧力の強まりも予想される。
     
     
     

    【大引け概況】
    1日の日経平均株価は大幅続伸した。前週末比754円39銭高の2万9647円08銭と、9月28日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。上げ幅は6月22日(873円)以来およそ4カ月ぶりの大きさ。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:53 容量:11.25M

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    朝方から大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は700円を超える上昇をみせ、一気に2万9600円台まで水準を切り上げた。
    注目された前日の衆院選で自民党は公示前の276議席から議席数を261議席と減らしたが単独で絶対安定多数を確保したことから、これを好感する形で投資資金の流入が勢いを増した。企業の決算発表が本格化するなか好決算企業が目立っていることも物色意欲を後押ししている。
    前週末の米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が揃って史上最高値を更新しており、これも東京株式市場の出遅れ感を印象づけ、買い戻しを加速させる背景となった。
     
    事前に単独過半数(233議席)を巡る攻防とも伝わっていたため、絶対安定多数(261議席)を単独で確保できたことに市場関係者は安堵した。政治の安定で積極的な財政出動への期待も高まり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄に資金が向かった。
     
    岸田文雄首相は衆院選結果を受けた記者会見を14時から開き、新型コロナウイルス対策を進めるとともに大型の経済対策を中旬に策定する方針などを表明した。会見を受けて日経平均はきょうの高値を付けた。
     
    発表が本格化している国内企業の4〜9月期決算で、大幅増益や通期見通しの上方修正が相次いでいることも追い風となった。政治の不透明感が薄らいだことで好決算を材料視した物色も活発化し、オークマやJTが大幅高となった。
     
    市場からは「衆院選の好結果という国内ネタをとりあえず織り込み、これからは政策にらみになる。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会、2−3日開催)を控え、マーケットは海外に目が向いている」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前週末比43.54ポイント高の2044.72で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆2825億円。売買高は12億8590万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1901と、全体の9割近くを占めた。値下がりは243銘柄、変わらずは40銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、精密機器、機械、電気機器などが上昇した。下落は証券・商品先物取引業の1業種だった。
     
    個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテックが大幅高となったほか、東京エレクトロンも値を飛ばすなど半導体製造装置関連株の強さが際立つ。ファーストリテイリングが大きく買われ、キーエンス、ファナック、アドテスト、スクリン、ソニーG、ホンダなども上昇した。伯東が値上がり率トップに買われ、ダイキンやオムロンも高い。このほか、保土谷化学工業、クレハ、旭有機材など化学株の一角にも買いが目立っている。
     
    半面、日本郵政、村田製作所が冴えず、野村ホールディングスも売りに押された。エイチ・アイ・エスが値を下げたほか、NECも軟調。関西スーパーマーケット、メンバーズがストップ安に売られ、アイ・アールジャパンホールディングスも急落した。アイネス、双信電機なども大幅安となっている。
     
    東証2部株価指数は前週末比24.62ポイント高の7683.66ポイントと4日ぶり反発した。
    出来高2億1852万株。値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は158となった。
     
    個別では、シャルレがストップ高。鉄人化計画、テクノスマート、理経など4銘柄は年初来高値を更新。エヌリンクス、アドテック プラズマ テクノロジー、内海造船、ヒラノテクシード、AIメカテックが買われた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズが一時ストップ安と急落した。日創プロニティ、イムラ封筒、鶴弥、瑞光、マルヨシセンターなど6銘柄は年初来安値を更新。セキド、日鍛バルブ、西川ゴム工業、光陽社、ヒガシトゥエンティワンが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比14円40銭高い3998円75銭だった。衆院選を無事通過したことで個人投資家の間にも買い安心感が広がり、値上がりする銘柄が多かった。セプテニHDやフェローテクが上昇した。ウエストHDは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。半面、高度紙やセリア、CAICAは下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で540億円、売買高は9275万株だった。値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は261となった。
     
    個別ではシーズメン、santecがストップ高。エフアンドエムは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、守谷商会、プロパスト、セプテーニ・ホールディングス、ブロードメディアなど11銘柄は年初来高値を更新。ベクター、ABホテル、トレードワークス、ザインエレクトロニクス、シダックスが買われた。
     
    一方、テクノホライゾンがストップ安。テラ、プラップジャパン、エフティグループ、大木ヘルスケアホールディングス、アクサスホールディングスなど16銘柄は年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、ジーダット、京極運輸商事、京写、nms ホールディングスが売られた。


     
    東証マザーズ指数は前週末比24.01ポイント高の1131.09ポイントと反発した。
    衆議院議員選挙で自民党が単独で「絶対安定多数」を確保し、東京株式市場全般は全面高商状。投資家心理の改善で買い安心感が強まり、新興市場にも買いが入った。メルカリやアスタリスク、日本電解が上昇した。半面、フロンテオやCINC、セーフィーが下落した。
    衆院選が終わって不透明要因が一つ減り、買いが優勢となった。
    ただ、「個人の資金は逃げ足も速い」上、大手海運株など値動きが軽く流動性が高い東証1部銘柄に資金を一部吸い取られる形となり、マザーズ指数は10月20日の高値に届かなかった。
     
    値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は136となった。
     
    個別ではグローバルウェイ、シャノン、INCLUSIVE、フォースタートアップスがストップ高。シリコンスタジオ、エスユーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。プラスアルファ・コンサルティング、ビジョナル、JMDC、日本電解、エンバイオ・ホールディングスなど12銘柄は年初来高値を更新。メタリアル、アスタリスク、ジーネクスト、ロードスターキャピタル、ジモティーが買われた。
     
    一方、ワンキャリア、ビープラッツ、エーアイ、バンク・オブ・イノベーション、クリングルファーマなど11銘柄が年初来安値を更新。中村超硬、ピースリー、リベロ、ASJ、Aimingが売られた。

    「フォルティシモ」

    株式市場というところは本来は安定的成長が大好きな筈。
    そうはいうものの、実は大きな変動が好まれる場所。
    だから常に、動きと変化を求める視点が交錯する。
    高邁な投資理論とは裏腹に日々の安穏とした動きは嫌われる。
    危ないと解っていても断ち切れない不思議な世界。
    このギャップはきっと埋められないのだろう。
    毎日少しづつ上昇して高値安定をキープしている銘柄。
    エレベーターのように派手な上昇下落をする銘柄。
    どう考えても後者の方が人々の記憶には残っている。
    各銘柄の周囲で蠢く投機マネー。
    これらはその企業の社員や取引先のことなど残念ながら考えてはいない。
    市場の専門家は「ああいう銘柄はイレギュラーな動き」と断定する。
    しかし、本当にイレギュラーなのかどうか。
    理由はどうあれ誤発注以外にイレギュラーな株価などない筈。
    そしてこれは東京だけの要因ではなく、世界市場でどこも一緒の筈。

    東海東京のレポート。

    昨日実施された衆議院選挙では与党が293議席を獲得。
    過半数(233議席)を大きく超え、勝利を収め政権維持が可能となった。
    推定投票率は55.93%前後。
    前回、2017年実施衆議院選挙の戦後2番目に低い53.68%よりも上昇した。
    自民党の議席獲得数は261議席。
    選挙前勢力276議席に比べて15議席減。
    しかし大方の事前予想を上回る結果であったと判断される。
    この議席数は常任委員会のすべてで委員長を出した上で、過半数の委員を確保できる絶対安定多数の水準と同じ。
    勝利と呼ぶべき水準。
    1990年以降の自民党の議席獲得シェアを見ると今回は56.1%。
    大勝と評価された選挙ほどではないにしろ政権維持と評価された選挙よりも議席数シェアは高い。
    政権維持と大勝の中間位の評価が妥当と考えられる。
    今回の選挙結果の評価を政権維持と大勝の中間であると考えると・・・。
    日経平均は少なくとも選挙後3ヶ月程度は上昇しそうだ。
    今年もあと2ヶ月を残すのみ。
    11月から翌年1月までの3ヶ月の騰落率や上昇確率は極めて高い。

    ちょうど10年前。
    東証1部時価総額259兆円。
    東証1部単純平均株価209円。
    日経平均株価の騰落騰落レシオ80。
    200日線からのマイナス乖離は9.3%。
    東証1部全面柄のPBRは0.93倍。
    予想PERは14.82倍。
    これ以上に売り込めるかどうか微妙な水準だった。
    SQ値は8542円。
    そして当時作った「兜町ポエム」。
    あれから日経平均は3倍以上に上昇した。

    「フォルティシモ」

    たくさんの材料も下げを止められない
    いまさら失うものなど何もない

    言葉にならない相場の熱い焦り
    拳を固めろ叩きのめされても

    激しくたかぶる買いを眠らせるな
    あふれる高値を諦めはしない

    株がすべてさ今こそ誓うよ
    願いを込めて強く強く

    指値に離れていてもきっと売れる
    わずかな値動きわかちあったように

    株価の下落をふりかえりはしない
    すべての祈りが叶えられるまで

    株がすべてさ今こそ誓うよ
    市場ある限り強く強く

    (櫻井)。

     



    1日午前の日経平均株価は大幅続伸し、前引けは前週末比645円46銭高の2万9538円15銭だった。
    きょう前場は主力株を中心に幅広く買いを集め日経平均が急浮上、一気に2万9000円台半ばまで水準を切り上げてきた。上げ幅は一時700円を超える場面があった。衆院選の結果は自民党が単独で過半数を大きく上回る議席を確保したことで、目先の政局不安が大きく後退し、先物主導で買い戻しが加速した。
     
    事前には自民党が単独過半数(233議席)を維持することに懐疑的な見方があったが、安定的に国会運営できる絶対安定多数にあたる261議席を獲得し、市場に安心感が広がった。政治の安定とともに今後の財政出動など政策への期待が高まり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄が買われた。
     
    買い一巡後は戻り待ちの売りなどで伸び悩む場面もあった。景気減速の懸念が強まる中国の株式相場が下落し、東京株式市場でも重荷と受け止める向きがあった。
     
    市場からは「岸田政権の安定化で経済対策が期待され、外国人の買い戻しで相場レンジが一段切り上がった。ただ、2−3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、決算の最中でもある。日経平均2万9500円オーバーの水準は売りが出てくると見られ、それをこなしながらの展開になろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆6416億円、売買高は6億5095万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1745と、全体の8割を占めた。値下がりは359、変わらずは76銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は精密機器、機械、食料品などが上昇。証券・商品先物取引業と空運業は下落した。
     
    個別では、売買代金トップのレーザーテックが大幅高に買われたほか、東京エレクトロンなども大きく上値を追った。ソニーGやオムロン、ファーストリテイリングも値を飛ばし、日経平均に押し上げ効果をもたらしている。アドテスト、スクリン、ファナックなども堅調。伯東が値上がり率トップに買われ、保土谷化学工業、クレハなども化学株の上げも目立つ。
     
    半面、日本郵政が冴えず、野村が大幅に下落し、村田製作所も売りに押される展開に。NEC、エイチ・アイ・エスも安い。アイ・アールジャパンホールディングスは急落した。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比24.63ポイント高の7683.67ポイントと4日ぶり反発した。出来高1億2581万株。値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は127となった。
     
    個別では鉄人化計画、テクノスマート、理経が年初来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、AIメカテック、セキド、内海造船、東京コスモス電機が買われた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズが一時ストップ安と急落した。日創プロニティ、鶴弥、広島電鉄は年初来安値を更新。日鍛バルブ、西川ゴム工業、高松機械工業、光陽社、倉庫精練が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比13円61銭高い3997円96銭となった。10月31日投開票の衆院選で自民党が絶対安定多数を単独で確保し日経平均株価が大幅高となるなか、相場全体の地合いの良さを受け国内の新興市場でも買いが入った。決算発表が本格化するなか、個別に材料のある銘柄への物色が盛んだった。
    フェローテクやウエストHD、セプテニHDが上昇した。半面、高度紙やセリア、出前館は下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で329億円、売買高は5897万株。値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は217となった。
     
    個別ではエフアンドエムが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、守谷商会、プロパスト、ブロードメディア、ザインエレクトロニクスなど8銘柄は年初来高値を更新。santec、セプテーニ・ホールディングス、ベクター、東洋合成工業、田中化学研究所が買われた。
     
    一方、テラ、エフティグループ、ほぼ日、MITホールディングス、カルナバイオサイエンスなど9銘柄が年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、ジーダット、かんなん丸、京写、京極運輸商事が売られた。


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比24.05ポイント高い1131.13だった。
    米株高が追い風となるなか、前日に投開票された衆院選において自民党が単独過半数を獲得したことが好感され、大型財政出動への期待も高まりで好決算銘柄などに買いが入った。
    7〜9月期の営業利益が市場予想を上回ったメルカリが買われた。アスタリスクや日本電解が上昇した。一方で、F−ブレインやエネチェンジ、プロカンは下落した。
    値上がり銘柄数は249、値下がり銘柄数は121となった。
     
    きょう福証Qボードに上場したフロンテアは公開価格(930円)を28円(3.0%)上回る958円で初値を付けた。前引けは933円だった。
     
    個別では、シャノン、INCLUSIVEがストップ高。シリコンスタジオ、グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。プラスアルファ・コンサルティング、ビジョナル、JMDC、日本電解、エンバイオ・ホールディングスなど11銘柄は年初来高値を更新。フォースタートアップス、ロードスターキャピタル、ジモティー、サーキュレーション、メタリアルが買われた。
     
    一方、ワンキャリア、ビープラッツ、バンク・オブ・イノベーション、クリングルファーマ、中村超硬など9銘柄が年初来安値を更新。ピースリー、ベガコーポレーション、ASJ、AmidAホールディングス、Aimingが売られた。

    【寄り付き概況】

    1日の日経平均株価は大幅続伸して始まった。始値は前週末比437円99銭高の2万9330円68銭。
     
    前週末の米株式市場で主要指数が上昇したのも支援材料になっている。
    NYダウのほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数が揃って史上最高値を更新していることもあって、出遅れ感の強い東京市場でも幅広くリスクを取る動きが優勢となっている。
     
    注目された衆院選は自民党が261議席を確保、議席数を減らしたものの小幅にとどまり、単独過半数はもとより絶対安定多数を得たことから、株式市場でも国内政局に対する不安心理が後退した。
     
    一方、目先的にはあすから2日間の日程で行われるFOMCの結果を見極めたいという思惑から、買い一巡後は上げ幅を縮小する可能性もある。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=114円台の前半(10月29日は1ドル=113円60−61銭)、1ユーロ=132円前後(同132円57−61銭)で取引されている。

     

    「続伸」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    序盤の反落から切り返しての小幅高。
    マイクロソフトは331.62ドルと過去最高値で引けた。
    時価総額は2兆4900億ドル。
    アップルの2兆4800億ドルを上回った。
    一方で失望的な決算だったアマゾンは2.15%下落。
    アップルは1.81%安。
    時価総額で全体の10%を占めるアップルとアマゾンの2社は売られた。
    ただ「市場全体を示す指数は底堅く推移。
    これは現在のトレンドが損なわれていないことを示唆する」という声がある。
    NYダウは週間で0.4%上昇。
    NASDAQは2.7%上昇。
    ともに4週連続の上昇。
    月間上昇率はNYダウが5.8%で3月以来、NASDAQは7.3%で20年11月以来の大幅高。
    S&P500は週間では1.3%上昇。
    上昇は4週連続で月以降で最長。
    月間では6.9%高と2020年11月以来最大の上昇率。
    は前月比0.6%増。
    市場予想の0.5%増を上回った。
    第3四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比で1.3%上昇。
    2001年以降で最大の上昇率となった。
    10年国債利回りは1.560%。
    2年国債利回りは0.501%。
    ドル円は114円水準。
    WTI原油中心限月12月物は前日比0.76ドル (0.92%)高の1バレル=83.57ドル。
    10月月間では11. 38%上昇した。
    ビットコインは3%高の6万2330ドル。
    イーサは一時、最高値となる4460ドルまで上昇。
    SKEW指数は144.73→148.09。
    恐怖と欲望指数は72→72。

    週末のNYダウは89ドル(0.25%)高の35819ドルと続伸。
    高値は35852ドル、安値35633ドル。
    NASDAQは50ポイント(0.33%)高の15498ポイントと5日続伸。
    高値は15504ポイント、安値15323ポイント。
    S&P500は8ポイント(0.19%)高の4605ポイントと続伸。
    高値は4608ポイント、安値4567ポイント。
    ダウ輸送株指数は15ポイント安の15906ポイントと反落。
    SOX指数は0.36%高の3451ポイントと続伸。
    VIX指数は16.26。
    合算売買高は111.2億株(前日110.5億株、過去20日平均103.5億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比210円高の28990円。
    ドル建ては大証日中比225円高の29005円。
    ドル円は114.00円。
    10年国債利回りは1.560%。
    2年国債利回りは0.501%。

    週間ベースでNYダウは0.4%高、4週続伸。
    NASDAQは2.7%高、4週続伸。
    S&P500は1.3%高 4週続伸。
    月間ベースでNYダウは5.8%高、22カ月ぶり反発、
    NASDAQは7.3%高、2カ月ぶり反。
    S&P500は6.9%高 2カ月ぶり反発。 

    「日足・週足・月足陽線」

    週末の日経平均は寄り付き1円安。
    終値72円高の28892円と3日ぶりに反落。
    日足は2日ぶりに陽線。
    月末安のアノマリーには見舞われなかった。
    週間では87円の上昇。
    週足は2週ぶりに陽線。
    月足は3カ月連続で陽線。
    今年5勝5敗。
    日経平均は月間で559.97円(1.90%)安。
    月間値幅は1726円。
    9月は2219円。
    TOPIXは0.08%高と3日ぶりに反発。
    月間では28.98ポイント(1.42%)安。
    東証マザーズ指数は1.06%安と反落。
    日経ジャスダック平均は0.32%安と反落。
    東証1部の売買代金は3兆5318億円(前日5兆699億円)。
    値上がり1026銘柄(前日951銘柄)。
    値下がり1052銘柄(前日1143銘柄)。
    新高値38銘柄(前日36銘柄)。
    新安値87銘柄(前日102銘柄)。
    騰落レシオは78.86(前日85.40)。
    NTレシオは14.44倍(前日14.41倍)。
    103日連続で14倍台。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(28789円)からは△0.36%(前日△0.08%)。
    4日連続で上回った。
    横這いの75日線は28572円。
    41日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(28843円)からは△0.17%(前日△0.05%)。
    2日ぶりに上回った。
    右肩上りの5日線(28903円)から▲0.04%。
    2日連続で下回った。
    13週線(28792円)は26週線(28641円)を上抜いた。
    7月第1週以来になる。
    52週線は28380円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.417%(前日▲14.179%)。
    買い方▲8.155% (前日▲8.411%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲8.051%(前日▲7.811%)。
    買い方▲21.711% (前日▲20.752%)。
    空売り比率は40.1%(24日連続で40%超:前日54.2%)。
    空売り規制なしの比率は7.0%(前日5.2%)。
    日経VIは21.88(前日21.54)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.08倍(前日13.99倍)。
    2日ぶりに14倍台。
    前期基準では18.76倍。
    EPSは2060円(前日2052円)。
    225のPBRは1.29倍。
    BPSは22397円(前日22341円)
    日経平均の益回りは7.10%。
    10年国債利回りは0.095%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.76倍。
    前期基準では21.32倍。
    PBRは1.33倍。
    東証1部単純平均株価は0円安の2446円。
    東証1部売買単価は2256円(前日は2291円)。
    東証1部時価総額は742兆円(前日は742兆円)。
    49日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は254.40(前日253.81)。
    週末のシカゴ225先物は大証日中比210円高の28990円。
    高値29050円、安値28470円。
    大証先物夜間取引終値は日中比315円高の29060円。
    気学では「気迷いの日にして人気に逆行する」。
    火曜は「上寄り売り、下放れ買いの逆向かい良し」。
    木曜は「前場安いと後場高の日」。
    金曜は「人気に逆行して動く日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29456円。
    プラス2σが30124円。
    マイナス1σが28121円。
    マイナス2σが27453円。
    一目均衡の雲の上限が29530円。
    下限が28875円。
    2日ぶりに雲の中。
    勝手雲の上限は28854円。
    下限が28641円。
    2日ぶりに勝手雲の上に浮上。
    勝手雲は11月2日に白くねじれる。
    RSIが56.03(前日60.57)。
    RCIが61.81(前日72.25)。
    衆議院解散の10月14日の日経平均終値は28550円。
    衆院選公示の10月19日の同終値は29215円。
    11月は過去9年連続でプラス。
    NYも一昨年まで8年連続上昇。

    《今日のポイント11月1日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは1.560%。
       2年国債利回りは0.501%。
       ドル円は114円水準。
       SKEW指数は144.73→148.09。
       恐怖と欲望指数は72→72。

    (2)ダウ輸送株指数は15ポイント安の15906ポイントと反落。
       SOX指数は0.36%高の3451ポイントと続伸。
       VIX指数は16.26。
       合算売買高は111.2億株(前日110.5億株、過去20日平均103.5億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比210円高の28990円。

    (3)東証1部の売買代金は3兆5318億円(前日5兆699億円)。
       新高値38銘柄(前日36銘柄)。
       新安値87銘柄(前日102銘柄)。
       騰落レシオは78.86(前日85.40)。
       NTレシオは14.44倍(前日14.41倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)下向きの25日線(28789円)からは△0.36%(前日△0.08%)。
       4日連続で上回った。
       横這いの75日線は28572円。
       41日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(28843円)からは△0.17%(前日△0.05%)。
       2日ぶりに上回った。
       右肩上りの5日線(28903円)から▲0.04%。
       2日連続で下回った。
       13週線(28792円)は26週線(28641円)を上抜いた。
       7月第1週以来になる。
       52週線は28380円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.417%(前日▲14.179%)。
       買い方▲8.155% (前日▲8.411%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲8.051%(前日▲7.811%)。
       買い方▲21.711% (前日▲20.752%)。

    (6)空売り比率は40.1%(24日連続で40%超:前日54.2%)。
       空売り規制なしの比率は7.0%(前日5.2%)。
       日経VIは21.88(前日21.54)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.08倍(前日13.99倍)。
       EPSは2060円(前日2052円)。
       BPSは22397円(前日22341円)
       日経平均の益回りは7.10%。

    (8)東証1部時価総額は742兆円(前日は742兆円)。
       ドル建て日経平均は254.40(前日253.81)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29456円。
       プラス2σが30124円。
       マイナス1σが28121円。
       マイナス2σが27453円。
       一目均衡の雲の上限が29530円。
       下限が28875円。
       2日ぶりに雲の中。
       勝手雲の上限は28854円。
       下限が28641円。
       2日ぶりに勝手雲の上に浮上。
       勝手雲は11月2日に白くねじれる。
       RSIが56.03(前日60.57)。
       RCIが61.81(前日72.25)。
       衆議院解散の10月14日の日経平均終値は28550円。
       衆院選公示の10月19日の同終値は29215円。
       11月は過去9年連続でプラス。
       NYも一昨年まで8年連続上昇。

    今年の曜日別勝敗(10月29日まで)

    月曜23勝17敗
    火曜23勝18敗
    水曜16勝27敗
    木曜22勝17敗
    金曜22勝20敗

    週間ベースで日経平均株価は0.3%高、2週ぶり反発。
    TOPIXは0.1%安、2週続落。
    東証マザーズ指数は0.5%安、22週続落。
    日経ジャスダック平均は0.5%安、3週ぶり反落、
    東証2部指数は0.3%安、2週続落。
    東証REIT指数は1.2%高、2週ぶりの反発。
    月間ベースで、日経平均株価は1.9%安、3カ月ぶり反落。
    TOPIXは1.4%安、3カ月ぶり反落。
    東証マザーズ指数は1.8%安、2カ月続落。
    日経ジャスダック平均は1.1%安、3カ月ぶり反落。
    東証2部指数は1.3%安、2カ月ぶり反落。
    東証REIT指数は1.0%高、3カ月ぶり反発。

    仏滅の選挙は変化なく通過。
    政治経済の従来路線の継続となった。
    アノマリー的には「株安の日」で「変化日」。
    11月は過去9年連続でプラス。
    NYも一昨年まで8年連続上昇。
    「変化日」の方が勝りそうな月曜日。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    セルム(7367)・・・動兆

    セルムに注目する。
    同社は次期経営幹部を育成する「経営塾」運営。
    ミドル層や若手社員向け研修も。
    経営幹部向け研修が想定以上に需要増。
    オンライン化寄与。



    (兜町カタリスト櫻井)
     


    11月1日の日経平均株価は続伸後、堅調な動きとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは2万8800円−2万9200円。
    米国株は上昇。ダウ平均は89ドル高の35819ドルで取引を終えた
    アップル、アマゾンの下落を吸収して米国株が上昇した点はポジティブ。衆議院選挙では、自民党が議席を減らしたものの単独で安定多数を確保しており、全般的に買いが優勢になると予想する。
    前週末10月29日の日経平均株価は、下げ渋る展開となり3日ぶりに反発した。しっかりした動きに加え、10月31日投開票の衆議院議員選挙では、与党の自由民主党が前回よりも議席を減らしたものの、国会を安定的に運営できる絶対安定多数の261議席を獲得。同党が掲げていた経済対策への期待感が支えになるとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(前週末10月29日は113円60−61銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の後半(同132円57−61銭)と円高方向に傾いている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同29日の大阪取引所清算値比210円高の2万8990円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■幼児活動研究会 <2152>
    今期経常を11%上方修正・3期ぶり最高益、未定だった配当は4円増配。
     
    ■エフアンドエム <4771>
    上期経常が66%増益で着地・7-9月期も2.2倍増益。
     
    ■ストライク <6196>
    今期経常は42億円へ。
     
    ■santec <6777>
    今期経常を一転10%増益に上方修正。
     
    ■伯東 <7433>
    今期経常を66%上方修正・21期ぶり最高益、配当も60円増額。
     
    ■丸文 <7537>
    今期経常を50%上方修正。
     
    ■明和産業 <8103>
    今期経常を11%上方修正、配当も3円増額。
     
    ■KADOKAWA <9468>
    今期経常を一転16%増益に上方修正・最高益更新へ。12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、発行済み株式数の6.86%にあたる486万2200株の自社株を消却する。このほか、中国テンセントグループと資本業務提携する。Sixjoy Hong Kongを割当先とする486万2200株の第三者割当増資を実施。
     
    ■シャルレ <9885>
    今期経常を2.3倍上方修正。
     
    ■住友林業 <1911>
    今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■JT <2914>
    今期最終を一転6%増益に上方修正、配当も10円増額。
     
    ■イーグランド <3294>
    今期経常を58%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額。
     
    ■第一稀元素化学工業 <4082>
    上期経常を88%上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額、配当も3円増額。
     
    ■旭有機材 <4216>
    今期経常を18%上方修正。
     
    ■フコク <5185>
    上期経常は黒字浮上で着地、今期配当を4円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.62%にあたる60万株(金額で5億9340万円)を上限に、11月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■大平洋金属 <5541>
    今期営業を一転黒字に上方修正、配当も40円増額。
     
    ■住友重機械工業 <6302>
    今期経常を一転15%増益に上方修正、配当も20円増額。
     
    ■タダノ <6395>
    上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
     
    ■東光高岳 <6617>
    上期経常が3.2倍増益で着地・7-9月期も19%増益。
     
    ■ニコン <7731>
    今期税引き前を30%上方修正、配当も10円増額。
     
    ■スクロール <8005>
    今期経常を50%上方修正、配当も28.5円増額。
     
    ■豊田通商 <8015>
    今期最終を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。
     
     
    主な経済指標・スケジュール】
     
    1(月)
    【国内】
    10月新車販売台数(14:00)
    10月軽自動車販売台数(14:00)
    10年国債入札
    《決算発表》
    京セラ、エーザイ、塩野義、協和キリン、TDK、AGC、小野薬、日本酸素、CTC、ヒロセ電、ポーラオルHD、日精工、日本ハム、丸和運輸、Tナカヤマ、マクニカ富士、日立造、デクセリアルス、プリマハム、三菱食品、日軽金HD、ティーガイア、リコーリース、LITALICO、日本ライフL、亀田菓
     
    【海外】
    中国10月財新製造業PMI(10:45)
    米10月ISM製造業景気指数(23:00)
    《米決算発表》
    ロウズ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■衆院選 自民が絶対安定多数を獲得
     
    ■亜鉛めっき鋼板4%高 原料高転嫁進む
     
    ■JT<2914>
    リトルシガー値上げは4Qに60億円の減益要因 前田常務
     
    ■ダイキン<6367>
    今期4期ぶり最高益へ 原料高を値上げで吸収
     
    ■東芝<6502>
    製造・保守、原則出社に変更 国内従業員の3割
     
    ■不二越<6474>
    DLCコーティング装置 成膜速度最大150倍
     
    ■トヨタ<7203>
    初の量産EV 専用ブランド、航続500キロ
     
    ■トラスコ中山<9830>
    1〜9月最終益3割増 不動産売却も寄与
     
    ■関西スーパー<9919>
    H2O傘下に オーケー断念、争奪戦決着
     
    ■NTT<9432>
    副社長、時価総額15兆円超目指す 自社株買いも
     

11月01日 毎日コラム
株式からFXや仮想通貨への浮気はどうか?
・・・続き

11月02日 マーケットコメント

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