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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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07月09日 マーケットコメント


    日経平均株価は2月高値以降、2万8000円以上の高値圏で何とか日柄調整の範囲で踏みとどまっていたが、今週の大幅下落で値幅調整の可能性が出てきており、調整局面の長期化が想定されるようになってきた。
    今週の週足大陰線は6週、13週、26週各移動平均線が収れん(一点に集まる)する状態からの下放れなのでそこそこ強めの意味を持っている。
    「収れんからの放れ」は基調転換のポイントとしてよく重視される。トータルでの判断は深い調整に入る可能性は大きくないものの、上値を取る景気回復相場(上昇相場、業績相場)は少し遠のいた(秋以降)、これが判明した週だったということになる。コロナ対応の良しあしで各国の景気や株価指数の動きに差が出ていますが、夏相場はより顕著にそれが反映されることになりそうです。五輪本番を迎える日本の場合は特に政治力、政策力が試されそうだ。

     


    9日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比448ドル23セント高の3万4870ドル16セントと1週間ぶりに過去最高値を更新した。
     
    今週大幅低下した米長期金利が、この日は上昇に転じたことが金融株を押し上げた。日系証券関係者は「金利の安定が好感され、金融株をはじめ、エネルギー株などの景気敏感株に買いが入った」と指摘した。
    前日は感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の世界的な拡大への警戒感から株が売られたため、この日は反動による買いも入った。このところ売られていた金融株など景気敏感株を中心に買い直された。
     
    9日の米債券市場で長期金利が一時1.36%と前日に付けた5カ月ぶり低水準(1.25%)から上昇した。世界で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、前日までの長期金利の低下は景気減速懸念を映しているとみられてきた。9日はそれが上昇に転じ、投資家心理が上向いた。利ざや縮小懸念が薄れて金融株が買われ、ゴールドマン・サックスが4%高、JPモルガン・チェースは3%高で終えた。2銘柄でダウ平均を110ドルあまり押し上げた。
     
    世界で新型コロナの感染が広がっているが、米国では経済活動の正常化が比較的順調に進んでいる。今後はサービス業などの需要増加が加速し、景気を押し上げるとの期待が根強い。今週は下落基調だった金融以外の景気敏感株にも押し目買いが入り、化学のダウと建機のキャタピラー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが高い。原油高を受けて石油のシェブロンも上げた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前日比142.134ポイント(1.0%)高の1万4701.919と過去最高値を更新した。スマートフォンのアップルや交流サイトのフェイスブックが上昇。マイクロン・テクノロジーなど半導体株も総じて買われた。
     
    一方、連日で上場来高値を更新していたネット通販のアマゾン・ドット・コムは下げた。バイデン米大統領が9日、企業間競争を促すため大企業への監視強化を求める大統領令に署名した。市場シェアが高い巨大ハイテク企業への規制強化が警戒され、売りにつながったとの指摘があった。
     
    S&P500種株価指数は前日比48.73ポイント(1.1%)高の4369.55と過去最高値を更新した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,870.16+448.23
    S&P500種
    4,369.55+48.73
    ナスダック
    14,701.919+142.134
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,810.60+10.40
    NY原油(ドル/バレル)
    74.63+1.69
    円・ドル
    110.11 - 110.13+0.33

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    9日のシカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比790円高の2万8535円で引け、9日の大取終値を325円上回った。景気回復への警戒感が薄れ、米株とともに買い進まれた。
    9日のNYダウは、長期金利の上昇を受けて、景気回復への懸念が後退し、寄り付き後、上昇。終日堅調に推移し、主要株式指数は史上最高値を更新し、引けた。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    28535 ( +325 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    28560 ( +350 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    9日のFTSE100種総合株価指数は大幅に反発した。前日の終値に比べ91.22ポイント高の7121.88で引けた。
    前日売られた資源株を中心に買い戻された。新型コロナウイルスの規制解除を受け、南欧への旅行需要が極めて好調だと伝えられ、観光株も株価指数を押し上げた。
    構成銘柄の約9割が上昇した。鉱業株と金融株の上昇が株価指数の上げに大きく影響した。
     
    個別銘柄では、ロシアの鉄鋼大手エブラズと鉱業のBHPグループの上昇が目立った。ファッションのバーバリー・グループは、アナリストによる投資判断引き上げが好感され買われた。
    半面、料理宅配のジャスト・イート・テイクアウェー・ドットコムは4%超下げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    9日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて267.29ポイント(1.7%)高の1万5687.93だった。8日の下げの反動で買い戻された。午後に上げ幅を広げた。
     
    個別では、自動車株が買われた。2021年1〜6月期の利益見通しを示した自動車のフォルクスワーゲン(VW)は6%近く上げた。料理宅配大手のデリバリーヒーローは売られた。
     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)6,529.42 +132.69  

     

07月10日 毎日コラム
50代、60代からはじめる株式投資
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